カードローンに複数申し込んだ場合どうなる?2社目の審査の影響やおすすめローンを解説

一般的に、カードローンを複数かつ同時に申し込むと、印象がよくない傾向にあるため、審査に通過できないことが多いといわれています。
しかし、急にお金が必要になってカードローンを利用したい方であれば、審査に落ちてしまったときのことを考えると、同時に2つ以上のカードローン会社に申し込みをしたいと考える方も少なくないことでしょう。
この記事では、複数のカードローンに申し込みする場合の注意点とポイントをご説明します。
融資をお急ぎの方には消費者金融のカードローンがおすすめ
「同時に複数のカードローンに申し込みたい」という方は、急いで融資を受けたいのではないでしょうか。
そんな方には、審査スピードの速い消費者金融がおすすめです。上記の3社では最短30分で審査が完了し、即日融資も可能です。
カードローンの同時申し込みにはリスクもあるので、審査スピードの速い消費者金融の1社を選んで審査結果を待ってみるのも1つの方法です。
複数のカードローンに同時申し込みしたときに審査に与える影響
単純に複数申し込みといっても、複数申し込みは「新規+新規」か「既存+新規」の2つのパターンに分けられます。
「新規+新規」とは、初めてカードローンを利用する人が同時に申し込みするパターンのことです。「既存+新規」とは、すでにカードローンを利用している人が、新たに申し込みするパターンです。
複数(2つ以上)のカードローンに申し込みする場合、この2つのパターンのどちらになるかによって審査結果が変わる可能性があります。
初めてのカードローン利用で複数社に同時申し込みする場合は何社まで?
カードローン利用が初めての人が、同時に2つ以上のカードローンへ申し込みをおこなうと、審査が厳しくなる可能性があります。
カードローンは、申し込みをすると「申し込みをした」という事実が信用情報機関に記録されます。
もちろん、複数社に申し込んでいることは信用情報を照会すれば判明しますので、この場合は審査が慎重におこなわれる可能性があります。
もしかすると、「お金がなくて切羽詰まっているので複数社に申し込んでいるから、貸し倒れの可能性が高いのでは?」などと推測されてしまうかもしれません。
そのため、初めてカードローンを申し込む場合は、できれば申し込みを1社に絞る事をおすすめします。
3社以上になるとさらに審査落ちのリスクは高まるので、多くても2社までにとどめておきたいところです。
また、信用情報の履歴がないという点で違法業者からの借り入れがすでにあるのではないかと判断されることもあります。
もしかしたら返済をせまられていて焦って複数申し込みをしているのではないか、と疑われることもあり、それが原因で審査に通らない場合もあります。
すでにカードローンを利用していて、追加で別会社のカードローンに申し込んだ場合は何社まで?
すでに1社のカードローンを利用しており、新たに別のカードローンに申し込みたいという方もいらっしゃいますよね。
この場合は、多重申し込みや同時申し込みというわけではないので、既存の借入金額が多すぎなければ、そこまで審査に影響を与えないかもしれません。
ただし、既存の借入額が多くて返済比率が高くなってしまう場合には、新しくカードローンに申し込んでも審査に落ちる可能性があります。
また、カードローンによっては、他社借入を大きなマイナス要素としてとらえる場合もあります。カードローンの審査基準は会社によって異なるので、この場合には既存の借入を理由に審査に落ちることがあるでしょう。
そして、既存のカードローン利用に問題がある場合には、審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。
例えば、既存のカードローンの返済を延滞している場合などです。返済を延滞した場合、延滞期間によっても異なりますが、その情報が信用情報機関に記録されることがあります。
すると、ほかのカードローン会社は信用情報の照会をおこなった際に、延滞があったことを知ることになります。そのため、新規カードローンの審査が厳しくなる可能性があります。
既存のカードローン利用が3社以上になると審査が厳しくなる?
借入件数が多くなると、徐々に「借入件数が多すぎるので審査に通らない」という可能性が高まっていきます。
とくに、一般的には借入件数が3社以上になると、審査に与えるマイナスの影響が大きくなるといわれています。
この点については、新規で同時申し込む場合と同様に、「切羽詰まっていることが予想され、貸し倒れの可能性が高い」といった理由で審査が厳しくなる可能性があります。
専門家からのコメント

まず、新規で複数のカードローンを申し込む場合は、余程の理由がない限り1社に絞ることが原則です。
一度に複数社に申し込むと、「短期間に複数社にカードローンを申し込んだ」という情報が信用情報機関に登録されることになります。
これを申し込みブラックといいますが、このような状況で審査に通ることは非常に難しいと思ってください。
また、現在カードを所有しており新たに申し込む場合であっても、前回の申し込みからは半年間は空けることが鉄則です。
なぜなら、前述の申し込みブラックの情報は半年経てば消えるからです。
慌てて申し込んで、審査に通らないばかりか信用情報に傷がつくことを考えると、少しでも余裕があるのであれば、時期を見て申し込む方が賢明といえるでしょう。
既存でカードローンを利用しているなら増額するのも手
すでに利用しているカードローンがある場合、新規でカードローンに申し込みをおこなうのではなく、利用中のカードローンの限度額を増額するのも一つの手です。
限度額を増額するには、カードローン会社に増額申し込みをおこない、再度審査を受ける必要がありますが、申し込みなどの手間は新規の場合よりも少なく済みます。
また、増額審査に通った場合には、限度額アップによって適用金利が低くなる可能性があり、一石二鳥です。
2社目など複数カードローンに申し込む場合の注意点
複数のカードローンに申し込みたいときには、下記の点に注意する必要があります。
- 申し込むカードローンが総量規制の対象かどうかを確認する
- 短期間で複数社に申し込むと「申し込みブラック」になるかも
- 金利が高くなるケースがある
申し込むカードローンが総量規制の対象かどうかを確認する

総量規制とは、「消費者金融などの貸金業者は、原則として利用者の年収の3分の1を超えて貸し付けてはいけない」という規制のことです。
例えば、年収300万円の人が消費者金融から借りられる最大の金額は、総量規制によって100万円以下に制限されます。
総量規制は、1社からの借入だけでなく、すべての貸金業者からの借入を合計した金額が対象となります。
つまり、上記の例の人がすでに消費者金融カードローンを利用しており、100万円を借りている場合には、別の消費者金融に申し込んでも総量規制を理由に審査に落ちる可能性が高いです。
このように、利用したいカードローンを提供しているのが貸金業者の場合には、総量規制が原因で審査に落ちてしまうことがあります。
複数のカードローンに申し込む場合には、カードローンが総量規制の対象かどうかチェックしておきたいところです。
ただし、貸金業者ではないからといって、かならず総量規制を超えて借りられるとは限りません。銀行カードローンであっても、総量規制に準じた自主規制を敷いている場合もあります。
年収の1/3を超えるような金額を借りたいという方は、年収に対する返済額の割合である返済比率が高くなるので、少なからず審査にマイナスの影響を与える可能性が高いということを覚えておきましょう。
専門家からのコメント

年収の3分の1以上の融資を禁止する総量規制は、銀行系のカードローンは対象外とされています。
しかし、近年の自己破産の拡大により、銀行も独自の規制をおこなっているところが多くみられるようになりました。
したがって、基本的にカードローンでは年収の3分の1以上を借りることは避けるように、自ら抑えるように心がけることが大切です。
申し込む前に今一度「本当に借りるのが最善策なのか?」、「借りたとして返済ができるのか?」について自分自身に問いかけてみましょう。
銀行カードローン、おまとめローン総量規制の対象にならない
銀行カードローン、おまとめローン総量規制の対象になりません。すでに他社で年収の1/3以上借り入れしてしまっている場合でも利用できることがあります。
ただし、銀行カードローンは近年では独自のルールを設けています。そのため、借入額は年収の3分の1以下になる可能性が高いということを覚えてきましょう。
年収の3分の1以上借り入れするとどうなる?
借入額が年収の3分の1以上になってしまう場合、新規での借り入れができなくなります。
ただし、自動車ローンや住宅ローン、おまとめローンなどは総量規制の影響を受けません。そのため、年収の3分の1を超えた借入れが可能です。
また、銀行が提供している資金の使用目的を問わないフリーローンも総量規制の対象外となります。
短期間で複数社に申し込むと「申し込みブラック」になるかも

カードローンを2つ以上申し込むときに、注意したいことがあります、それは、短期間に複数のカードローンに申し込むと、「申し込みブラック」になるかもしれないということです。
一般的に、半年以内に複数のカードローンに申し込むと、「カードローンに申し込みすぎていることを理由に審査に落ちる状態=申し込みブラック」になる可能性があるといわれています。
短期間に複数のカードローンに申し込んでいるかは、信用情報を見ればすぐに分かります。
「カードローンに申し込んだ」という信用情報は、基本的には約6ヶ月間保有されます。
つまり、「申し込みブラック」を避けたいなら、6ヶ月の間に複数のカードローンに申し込まないほうがよいということです。
そのため、複数のカードローンに申し込むよりも、1社に絞り込むほうがおすすめです。
1社から借りたほうが、限度額が高くなれば金利が低くなったり、返済先が1つなので返済時の負担や管理を軽減できたりと、メリットが多いです。
1社の審査に落ちたからといって、すぐに他社のカードローンに申し込むと、「申し込みブラック」にならないか心配ですよね。そこで、申し込む前に検討しておきたい簡易審査について、後半でご紹介します。
どうしても複数申し込みたい場合は中小消費者金融を利用する
申し込みブラックでもどうしても複数申し込みたい場合は、中小消費者金融を利用してみてください。
中小消費者金融はスタッフが個々の申込みを確認・検討するので、大手よりも審査に柔軟な傾向があります。
絶対に審査に通過するとはいえませんが、現在の返済能力や収入の安定性を判断してもらえます。
金利が高くなるケースがある
借入れをするときの金利は、利息制限法により上限が定められています。利息制限法では借入額が増えると上限金利が低くなるため、複数のカードローンから少額づつ借入れをすると金利が上がる可能性があります。
例えば、一つの会社で150万円を借りると利息制限法により金利が年15%を超えることはありません。
しかし、複数の会社から少しづつ計150万円を借りると、前者の年15%の金利より高くなってしまう可能性があります。その結果、毎月の返済額が増えてしまいます。
高額が必要だとしても、ローンまとめて適用金利を下げて借入れする方がお得です。
消費者金融と銀行カードローンの複数申し込みなら大丈夫?
消費者金融の審査が落ちてしまったので、銀行カードローンに申し込みをしようと考える人もいます。
しかし、これも通用はせず銀行カードローンも保証会社を利用しており、その保証会社の信販会社となっていることが多く、JICCやCICに加盟しています。
保証保証会社にその情報が残っている限り、複数申し込みもバレるので審査が落ちやすい状況は免れられない結果となるでしょう。額の小さなカードローンでもほとんどの場合は委託先を利用しています。
銀行でも消費者金融でも複数審査は通りにくいと考えておきましょう。
銀行カードローンの保証会社
銀行カードローンの保証会社は以下の表のとおりです。
銀行カードローン | 保証会社 |
---|---|
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) |
アコム株式会社 |
みずほ銀行カードローン | 株式会社オリエントコーポレーション |
三井住友銀行カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
楽天銀行カードローン | 楽天カード株式会社/株式会社セディナ |
auじぶん銀行カードローン | アコム株式会社 |
PayPay銀行カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
アコムやプロミス(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)は、多くの銀行カードローンで保証会社となっています。
例えば、アコムと三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)を同時に申し込んでも、審査をするのは両方アコムなので一方だけ審査に通るということはありません。
そのため、アコムとみずほ銀行カードローンといった組み合わせなら、複数でも審査に通る可能性があるかもしれません。
2社目のカードローンにおすすめの消費者金融
ここまで、複数のカードローンへの同時申し込みが審査に与える影響をご紹介しました。
複数のカードローンに同時申し込みをすると、審査にマイナスの影響を与える可能性がゼロではありません。そのため、できれば1社を選んでカードローンに申し込みたいところです。
審査結果が出るまで待って、もし落ちていたら、また別のカードローンの審査結果が出るまで待たなくてはいけない…。融資をお急ぎの方であれば、「そんな時間はない!」と同時に複数社に申し込みたくなるかもしれません。
そんな方におすすめなのは、消費者金融のカードローンです。
消費者金融の最大の魅力は、即日融資も可能な審査スピード。最短30分で審査結果が出るカードローンもあるので、お急ぎの方も安心ですね。
アイフル

- 最短25分で審査完了!即日融資も可能
- 誰にも知られずWeb完結!郵送物一切なし
- 初めての方なら最大30日間利息0円
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短25分
- 融資時間
- 最短25分
- コンビニ
-
- 収入証明書
- 50万円を超える場合
TVCMでもよく見かけるアイフルは、審査最短30分で即日融資が可能です。
また、初回の契約者限定で契約から最大30日間無利息で借入れできるサービスがあるので、初めて利用する方は利息を抑えることが可能です。
さらにアイフルでは、原則在籍確認を書類でおこなうため、職場への電話連絡がありません。在籍確認が心配な方には特におすすめです。
そのほか、女性専用のダイヤルや女性向け商品「SuLaLi」など、多様なサービス展開も魅力的です。
アコム

- 30日間金利0円サービス
- ご利用可能金額は 1万円~800万円、ご利用用途は自由
- お客さまのご都合にあった方法でお借入、ご返済が可能
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短30分
- 融資時間
- 最短30分
- コンビニ
-
- 収入証明書
三菱UFJフィナンシャルグループの消費者金融・アコムは、消費者金融で融資残高と顧客数がNo.1(※)。
もちろん審査スピードも早く、審査最短30分で即日融資が可能です。人気と実力を兼ね備えた消費者金融といえるでしょう。
自動契約機でスピーディに申込から契約、ローン用カードの受取までおこなえます。
審査も最短30分で完了し、振込融資の対応時間も長いため、即日融資を希望している方にも利用しやすいです。
初めての方は初回契約翌日から30日間金利が0円となる無利息サービスも利用できます。
プロミス

- お申込み~ご融資までのスピードが早い!
- 無担保でお借入れできる!
- 契約額の範囲内で、繰り返しご利用可能
- 実質年率
- 年6.30〜17.80%
- 借入限度額
- 1万円〜300万円
- 審査時間
- 最短25分
- 融資時間
- 最短25分
- コンビニ
-
- 収入証明書
- 50万円まで原則不要
プロミスでも、審査最短30分で即日融資が可能です。金融機関によっては24時間365日、最短10秒の即時振込を受けることができます。
振込でお金を借りたいと思っている方におすすめのカードローンです。
カードレス契約やスマホATMを活用した借入・返済にも対応しており、使い勝手のよさと利便性の高さは数ある消費者金融カードローンの中でもハイレベルです。
プロミスもアイフルやアコムと同様に無利息サービスが利用できますが、1点異なる点があります。
アイフルやアコムが、契約日の翌日から無利息サービスが始まるのに対して、プロミスの場合は、はじめて借入した翌日から無利息期間が始まります。
つまり、契約しても利用するまでは無利息サービスが始まりません。他のローンだと、契約から借入までに30日以上たってしまうと無利息期間が終わってしまう懸念がありますが、プロミスではそれがないため、無利息サービスを最大限に利用することができます。
レイク

- はじめてならWeb申込で60日間特典(利息0円)も選べる!
- 24時間お申込みOK!
- 申込み後最短15秒で審査結果を表示!
- 実質年率
- 年4.50〜18.00%
- 借入限度額
- 最小1万円〜最大500万円
- 審査時間
- 申込み後最短15秒
- 融資時間
- Webで最短25分融資も可能
- コンビニ
-
- 収入証明書
- 50万円を超える場合提出必要
レイクでは、Webで最短15秒で仮審査の結果を知ることができます。
その後、最短25分で融資を受けることができるので、申し分ない審査スピードですね。
また、レイクでは、Web申込なら「初回契約翌日から60日間無利息」or「初回契約翌日から5万円まで180日間無利息」から無利息期間を選択できます。
Web申込以外なら、「初回契約翌日から30日間無利息」or「初回契約翌日から5万円まで180日間無利息」となります。
このように、長めの無利息期間も選べる点がうれしいですね!
SMBCモビット

- 年会費・入会金が無料!
- 最短10秒簡易審査、最短即日融資!
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- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 10秒簡易審査
- 融資時間
- 最短即日
- コンビニ
-
- 収入証明書
- -
プロミスと同じくSMBCグループに属するSMBCモビット。審査時間は最短30分で即日融資が可能です。
また、WEB完結なら原則として電話連絡がないため、職場に電話をかけてほしくない人にもおすすめのカードローンです。
勤務先に電話をかけて欲しくない方は、ぜひSMBCモビットのWEB完結を検討してみましょう。また、勤務先の方針で個人宛の電話を取り次がないときも使いやすいです。
ただし、上記4社と異なりSMBCモビットには無利息サービスはありません。SMBCモビットを利用する際はこの点に注意しましょう。
1社に絞るなら銀行カードローンも
一般的に、消費者金融の審査よりも、銀行カードローンの審査のほうが厳しい傾向にあるといわれています。
そのため、同時申し込みや複数申し込み、他社における既存の借入などが審査に与えるマイナスの影響は、消費者金融の場合よりも銀行カードローンの場合のほうがさらに大きくなる可能性があります。
とはいえ、大手消費者金融の上限金利の目安が17〜18%(年)であるのに対して、大手銀行カードローンの上限金利の目安は約14%(年)。この金利差を考えると、1社に絞るのであれば銀行カードローンの検討もおすすめできます。
複数のカードローンに申し込みたいときは、便利な簡易審査を活用しよう!
今までご説明したとおり、カードローンを同時に2つ以上申し込むと審査が厳しくなる傾向があり、最悪の場合「申し込みブラック」になってしまう可能性があります。
短期間で複数のカードローンに申し込む事態を避けるためには、最初に申し込んだカードローンの審査を通過して、そのままお金を借りたいところですよね。
そこで活用したいのは、カードローンによって公式サイトに用意されている「簡易審査」の仕組みです。
簡易審査は匿名でおこなうため、信用情報に履歴が残らないことが特徴です。少ない情報を入力するだけで、融資の可能性を簡易的に診断することができます。
信用情報を傷つけずに、自分がその会社のカードローン審査に通る可能性があるかを調べることができるので、むやみに審査に落ちないために審査前に活用しましょう。
例えば、アコムでは3秒診断、アイフルでは1秒診断という簡易審査を実施しています。
2社目の申し込み以外にも、おまとめローンや増額申請も検討しよう
今すでにカードローンを利用しているのに、新規にカードローンに申し込み複数社を利用したいと考える理由の1つとして、既存のカードローンの返済のために借りるという場合もあるかと思います。
つまり、今借りているカードローンの返済額を工面するために、新しいカードローンを利用したいということです。
複数のカードローンから多重債務を負い、借りたお金で返済をするという自転車操業をしている状況は、好ましいということはできません。
そのうち、どこかで返済が滞り、最悪の場合は自己破産などの結果となり、信用情報に大きな傷を残してしまうことでしょう。
そのため、もしこのような状態の場合には、通常のカードローンではなく、借り換え・おまとめ用のローン商品を検討しましょう。
複数の借入をおまとめローンで借り換えると、今よりも低金利で返済できる可能性がある
通常のカードローンとは別で、借り換えやおまとめローンの専用商品を提供している会社もあります。例えば、アイフルのおまとめローンやアコムのおまとめローンなどです。
このローンは通常のカードローンとは違い、他社カードローンの借金を返すために用意されたローンです。
アイフルやアコムのおまとめローンでは、既存の借入よりも低い金利で借り換えられることが公言されているので、利息負担を軽減したい人におすすめです。
低金利で借り換えることによって、返済総額や利息負担を少なくすることができるため、返済の苦しさを和らげることができるかもしれません。
増額申請をすると借り入れ限度額が増える
毎月の返済負担を減らしたい方は、増額申請も検討してみてください。ほとんどのカードローンでは限度額が増えると適用金利が下がることが多いです。
もちろん、今より借入れできる金額を増やしたい方にも増額申請はおすすめです。
ただし、増額審査の結果によっては限度額が減額される可能性もあります。
審査に通れば金利が下がるメリットがあるので、返済状況や年収が下がっていないかなどを確認したうえで、1社目の増額申請に申し込んでみてください。
複数のカードローンを利用する際によくある質問
複数のカードローンを利用する際によくある質問にお答えします。
複数のカードローンに申し込むと審査に影響する?
すでに1社利用している方は、多重申し込みや同時申し込みというわけではないので、既存の借入金額が多すぎなければ、そこまで審査に影響を与えないかもしれません。
複数申込みが審査に与える影響はこちらで詳しく紹介しています。
カードローンに複数申し込むよりもおまとめローンや増額申請の方が借り入れできる?
また、毎月の返済負担を減らしたい方は、増額申請も検討すれば限度額が増えると適用金利が下がることがあります。
おまとめローンや増額申請はこちらで詳しく紹介しています。
複数のカードローンを利用する方法まとめ
この記事では、カードローンを複数(2つ以上)申し込む場合や、同時に申し込む場合に、審査にどのような影響があるのかを詳しくご説明しました。
短期間に複数のカードローンに申し込むと、審査にマイナスの影響を与えたり、「申し込みブラック」と呼ばれる状態になったりする可能性があるため、できれば1社に絞り込みたいところです。
大まかな融資の可能性を知りたいなら、公式サイトから「簡易診断」を活用できるカードローンもありますよ。
また、他社のカードローンを返済するために、新しくカードローンに申し込みことはおすすめできません。その場合は、おまとめローンを検討することで、返済負担を軽減できる可能性があります。

専門家からの一言
カードローンを申し込む際には、どうして借りるのかという「目的」を明確にし、そしてきちんと返済計画を立てることが大切です。
いうまでもないことですが、自身の返済能力を超えた借り入れは絶対におこなってはいけません。
カードローンも使い方次第でご自身にとって便利で有益なものになります。注意すべき点をきちんと守って有意義に活用するようにしましょう。
2006年11月 卓越した専門性が求められる世界共通水準のFP資格であるCFP認定を受けると同時に、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得。2017年10月 独立。主に個人を相手にお金に関する相談及び提案設計業務を行う。個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス(、企業向け相談(補助金、助成金の申請アドバイス・各種申請業務代行)の他、資産運用など上記内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、執筆・監修業も手掛ける。
新井 智美の監修記事・プロフィール一覧へ会計コンサルタントを経て、2017年よりライター・編集者として活動中。 得意なテーマは金融・ビジネスで、マネ会ではカードローン記事の執筆・編集を担当している。本を読むことが好きで、年間の読書量は100冊以上。 保有クレカはエムアイカード。使いすぎ防止で三菱UFJ-VISAデビットを愛用していたが、増税を契機にスマホ決済アプリへの関心を高め、現在は楽天Payを中心にLINE Pay・PayPay・d払い・メルペイを使い分けている。
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