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育休中・産休中にカードローンは借りられる?お金がないときの対処法と審査のコツ
産休・育休中は収入が減少するため、本人名義でカードローンを利用するのは難しい傾向があります。
とくに休業中で給与収入がない場合、安定した収入を申込条件とする消費者金融では審査通過が難しく、銀行カードローンでも利用できない可能性があります。
そのため、配偶者に安定した収入があり、急いでお金が必要な場合は、配偶者本人の名義でカードローンへ申し込んでもらう方法が現実的です。
以下の消費者金融は即日融資に対応している上に、初めての方に限り無利息期間を設けているカードローンです。
配偶者が申込条件を満たしていれば、審査や手続きの状況によっては申し込み当日に借り入れできる可能性があります。
本記事では、助成金や手当金も含めて、産休中や育児休暇中お金を借りる方法について紹介します。
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- 産休・育休中は収入が減るため、本人名義でのカードローン利用は難しい
- 配偶者に安定した収入がある場合は、配偶者本人に申し込んでもらう方法がおすすめ
- 出産育児一時金や出産手当金、育児休業給付金などの公的制度も活用する
FPオフィス ハートウェルス代表。金融商品を販売しない、忖度なしの、常にお客さまの立場に立った正直FP。1,000組超の保険相談業務の経験だけでなく、ITやクリエイティブ、教育、人材業界という異業種での経験や、海外での生活経験から、多種多様な考え方や価値観を取り入れて、お金関連の話だけにとどまらない幅広い方法で、お客さまの人生を豊かにするためのお手伝いを得意としている。経済的な豊かさだけでなく、心も一緒に豊かになってもらえるような対応を心がけている。
産休・育休中でも条件を満たせばカードローンを利用できる
産休・育休中でもカードローンを利用できる可能性はありますが、本人名義での借り入れは難しい傾向があります。
とくに育休中で給与収入がない場合、安定した収入を申込条件とする消費者金融では、原則として申し込みが難しくなります。
また、消費者金融などの貸金業者には「総量規制」が適用され、借入総額は原則として年収の3分の1までに制限されています。そのため、本人に収入がない状態では、新たな借り入れは難しいでしょう。
一部の消費者金融では、配偶者の収入と合算して借り入れできる「配偶者貸付」に対応しています。ただし、配偶者の同意が必要なうえ、大手消費者金融の多くは取り扱っていません。
そのため、配偶者に安定した収入があり、申し込みを頼める場合は、配偶者本人の名義でカードローンへ申し込んでもらうほうがスムーズです。
以下の消費者金融は即日融資に対応しているため、急いでお金を用意したい場合は検討してみてください。
専門家からのコメント
配偶者貸付制度は、たとえば、産休・育児休暇中で収入が0だったとしても、配偶者の収入が300万円であれば、その3分の1の100万円まで借入することができます。
一見便利な制度のように見えますが、「配偶者の合意」など配偶者の理解や協力があっての制度となります。
この制度を利用できるところが一部に限定されていることを考えると、配偶者に直接借入してもらうことも含めて、ご利用前にご夫婦でしっかりとお話しされることが大切です。
産休・育休中にカードローンの審査に通るコツ
産休・育休中にカードローンの審査に通るコツとしては、本人が無理に申し込むのではなく、安定した収入がある配偶者に申し込んでもらう方法も検討しましょう。
それを踏まえた上で、カードローンの審査に通るコツについて解説します。
- 安定した収入がある配偶者本人に申し込んでもらう
- 希望限度額を必要最小限にする
- 同時に複数のカードローンに申し込みしない
それぞれについて詳しく解説していきます。
安定した収入がある配偶者本人に申し込んでもらう
産休・育休中にカードローンを利用したい場合は、安定した収入がある配偶者本人に申し込んでもらう方法がおすすめです。
産休・育休中は収入が減少したり、一時的に給与収入がなくなったりするため、本人が申し込むと返済能力の面で審査に通りにくくなる可能性があります。
一方、配偶者が継続して勤務しており、安定した収入を得ている場合は、申込条件を満たしやすくなります。
ただし、配偶者名義で借りる場合は、申し込みから契約、借り入れまで配偶者本人が行う必要があります。本人に無断で配偶者名義を使用して申し込むことはできません。
希望限度額を必要最小限にする
配偶者がカードローンへ申し込む際は、希望限度額を必要最小限に設定しましょう。
希望限度額が高いほど、より高い返済能力が求められるため、審査が慎重になる可能性があります。
たとえば、出産費用や育児用品の購入などで10万円だけ必要なら、必要以上に高い限度額を希望せず、10万円程度で申し込むのがポイントです。
配偶者の収入に対して無理のない金額を希望することで、審査だけでなく、その後の返済負担も抑えられます。
同時に複数のカードローンに申し込みしない
複数のカードローンを同時申し込みすると、審査落ちの原因になるので絶対にやめましょう。
複数のカードローンを同時に申請すると、審査の段階で他社の申し込みが「信用情報機関」を通じて発覚し、他社と通算した額が借入れ希望額とみなされるため、審査落ちの危険が高まります。
たとえば、ひとつの銀行でカードローン申し込みを行うと、信用情報機関に申し込みに関する情報が登録されます。
その後、そのほかの銀行で新たにカードローンを申し込むと、信用情報機関に申し込み情報の登録と問い合せが行われ、多重申し込みをしていることが確認されます。
多重申し込みは、多重債務者となる危険をはらんでいるため、銀行・消費者金融とも審査を厳しくすることにつながり、せっかく通過した審査が保留になったり、落ちたりすることもあるので絶対にやめましょう。
産休・育休中の給料はどうなる?
産休・育休中は基本的に企業から給料が支払われることはありません。なかには支払ってくれる企業もありますが、ごく一部です。
例外的に公務員は産休中の給料が支払われます。ただし、育休中は給料は支払われません。
企業から給料が支払われない代わりに、健康保険や雇用保険から助成金や給付金を受け取ることができます。
この助成金や給付金によって給料の5〜7割は受け取れるので、産休・育休に入る方は助成金や給付金をまずは活用しましょう。
産休・育休中にお金がないときは給付金や手当を活用する
出産を経て育児中にお金が必要な人は、公的な助成制度による一時金や給付金を受け取れる可能性があります。
ここからは、産休中・育児休暇中の方が制度について解説していきます。
子供を出産した方や、育児休暇中の方を支える助成金や手当金は充実しており、主に下記のようなものがあります。
- 出産育児一時金:出産費用として原則50万円を受け取れる
- 出産祝い金:勤務先や自治体から出産時にお祝い金を受け取れる
- 出産手当金:産休中の収入を補うために給与の約3分の2を受け取れる
- 育児休業給付金:育休中に休業前賃金の最大67%を受け取れる
- 児童手当:高校生年代までの子どもを養育する家庭が受け取れる
それぞれについて詳しく説明していきます。
出産育児一時金:出産費用として原則50万円を受け取れる
健康保険の被保険者およびその被扶養者が出産したとき、健康保険組合に申請すると1子につき原則50万円が出産育児一時金として支給されます。
支給対象は1子ごとなので、双子、三つ子の出産時は、出産した赤ちゃんの人数分だけ支給されます。したがって双子なら2人分の一時金84万円が受け取れます。
ただし、産科医療補償制度に未加入の医療機関などで出産した場合は1子につき48.8万円となります。
出産祝い金:勤務先や自治体から出産時にお祝い金を受け取れる
出産祝い金の給付内容は、自治体ごとに異なります。
一般的には、第1子を対象にした給付は少なく、また、同じ自治体内において「第1子<第2子<第3子<第4子」と、子どもの増加に対して増額する傾向があります。
支給額は、5万~30万円くらいまでと、市区町村ごとに差があるので、居住する自治体に問い合わせてみましょう。
出産手当金:産休中の収入を補うために給与の約3分の2を受け取れる
出産手当金の支給は、出産で会社を休んでいるあいだの給与がもらえない方が対象になります。
適用になる期間は、出産日の42日前から出産日翌日から56日目までの範囲内で、会社で休み給与が得られなかった期間を対象に健康保険加入者に支給されます。
1日あたりの支給額は、「支給開始日前の過去12か月間の標準報酬月額]÷30日✕3分の2」となっています。
育児休業給付金:育休中に休業前賃金の最大67%を受け取れる
育児休業給付金制度は、積極的に育児休暇を取って子育てのできる環境を整えるために国が収入を支援する制度です。
育児休暇中は働くことができず、また、会社が給料を払い続けることも難しいため、国がお金を給付する仕組みになっています。
この制度により育児休暇中の人も収入を確保することが可能になり、安心して育児に集中できる、育児休暇が取りやすくなるなどのメリットがあります。支給対象になる人は積極的に利用しましょう。
なお支援で受け取る収入は、非課税で社会保険料も免除になるので、給与を受け取っていたときよりも実質的な負担が減るため、支給の額面が少なくても実際に受取る金額の目減りは抑えられます。
児童手当:高校生年代までの子どもを養育する家庭が受け取れる
児童手当制度は、0歳から高校生年代(18歳到達後の最初の3月31日)までの児童を養育している家庭に支給する手当です。
3歳未満は月15,000円、3歳から高校生年代までは月10,000円、第3子以降は月30,000円が支給されます。
子供が生まれたり、他の市区町村から転入したりしたときは、現住所の市区町村に認定請求書の提出が必要となります。
申請した月の翌月分の手当から支給されるので、早めに申請するようにしましょう。
産休・育休中でお金がないときはカードローン以外でもお金を借りられる
ここでは産休・育休中の方が利用できるカードローン以外の融資方法を紹介します。
子育て費用に関して悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
労働者福祉資金融資制度
「労働者福祉資金融資制度」は、中小企業ではたらいている従業員や非正規労働者、季節労働者が、生活で必要な資金を借りることができる融資制度です。
したがって、出産・育児休暇中で生活資金が不足している状況の方にも、借りやすい融資制度です。融資の内容は、全国の地方自治体と金融機関の提携により、さまざまな支援制度が作られています。
地域により福祉資金融資の内容は異なるので、近くの金融機関や市区町村の福祉課に相談や問い合わせをしてみましょう。
生活福祉資金貸付制度
「生活福祉資金貸付制度」は低所得者や高齢者、障害者の生活を経済的支援、また、在宅福祉及び社会参加の促進を図ることを目的とした貸付制度です。
低所得者への貸付が主目的になるため、「出産・育児休暇中で収入が減った」といっても、低所得の基準に合致しなければ借りることはできません。
貸付対象になる世帯は、低所得世帯、障害者世帯、高齢者世帯です。
借入れができるかは、貸付手続きを実施する「市区町村社会福祉協議会」の窓口にて相談が必要です。
専門家からのコメント
出産育児一時金には、出産費用の窓口負担を軽減する仕組みが用意されています。
出産育児一時金の申請や請求は、出産後となるため、窓口で多額の費用を立て替えなければなりませんが、「直接支払制度」「受取代理制度」を利用すると、出産費用から出産育児一時金を引いた差額のみの支払いで済みます。
また、勤務先の健康保険組合によっては、「付加給付」が用意されている場合もありますので、念のため確認するようにしてみてください。
産休・育児中のカードローンに利用に関するよくある質問
産休・育児休暇中のカードローンに利用に関するよくある質問にお答えします。
産休・育休中で収入がなくてもカードローンは借りられる?
ただし、消費者金融カードローンは借りることができません。
産休・育児休暇中の方でも利用できる可能性がある銀行カードローンはこちらで紹介しています。
育児中にお金が必要な場合、カードローン以外でお金を借りる方法はある?
・出産育児一時金
・出産祝い金
・出産手当金
・育児休業給付金
・児童手当
産休・育休中に受けられる助成金や手当金はこちらで詳しく紹介しています。
育休中にクレジットカードの審査は通る?
理由は、育休中は「収入ゼロ」と見なされることが多く、返済能力に不安を持たれやすいためです。
ただし、以下のような対策をとれば、審査通過の可能性は高まります。
・キャッシング枠を0円に設定する
・楽天カードのような「専業主婦OK」のカードを選ぶ
・備考欄に「復職予定がある」と明記する
・必要なら源泉徴収票などの書類を添付する
・不安なら家族カードの利用も検討する
ポイントを押さえて申し込めばチャンスは十分にあります。
産休・育休中の方がお金を借りる方法のまとめ
産休・育児休暇中の方は、お金が足りないと感じたら、まず出産育児一時金と給付金の申請もれがないか、確かめてみましょう。
とくに、給与の代わりに支給が受けられる、出産手当金、育児休業給付金は、産休・育児休暇中の大切な収入源となります。もらい忘れないように申請してください。
産休・育児休暇中は、公的支援制度や銀行のカードローンも含めて総合的な利用方法を検討してみてください。
専門家からの一言
ご出産前後は体力面でも精神面でも大変な時ですので、できるだけお金の心配は解決しておきたいことでしょう。
まずは公的な制度を活用しつつ、借入される場合は、「返済できそうだから借りる」のではなく、どれくらいの金利になるのかを理解して「本当に必要な分だけ」を借入れるようにしましょう。
これから先の教育費のこともしっかりと考えながら、計画的に利用するようにしてみてください。
2019年に株式会社サイバーエージェントに入社。 クレジットカード、キャッシュレス、カードローンの記事作成を担当。 愛用クレジットカードは楽天ゴールドカードでネットショッピングでは楽天市場を利用するようにしている。楽天ペイ、楽天Edyも使っており、楽天のダイヤモンド会員を維持している。最近はスマホを楽天モバイルに変えるか悩んでいる。 ヤフーカードやPayPay、Kyashなども利用しており、お得にポイントを貯めることが趣味。