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高齢者でも借りられるカードローンを解説!70歳や80歳が利用できるローンの選択肢とは?
高齢化社会と呼ばれる現代日本では、老後の資金が心配な方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では70代・80代の高齢者の方でも利用できるカードローンについてご紹介します。
例えば、消費者金融大手のレイクは70歳以下の方まで申込み可能です。しかも、Web申込なら最短15秒で簡易的な審査結果が分かり、即日融資にも対応しています。
また、プロミスは74歳までであれば借入れ可能です。
低金利でお金を借りたい方には三井住友銀行のカードローンがおすすめです。69歳以下の方まで利用できることに加え、銀行ならではの低金利と安心感といったメリットがあります。
ただし、高齢者の方がカードローンを利用する際は注意点もあります。収入源が年金のみの場合、借入れできないカードローンもあるので事前に確認が必要です。
それでは、高齢者の方でもお金を借りる際の選択肢や、おすすめのカードローンについて詳しく見ていきましょう。
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無利息 期間 |
最大30日間
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最大180日間(※)
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なし
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審査時間 | 最短3分 | 申込み後最短15秒 | 公式サイト参照 |
実質年率 | 年4.50〜17.80% | 年4.50〜18.00% | 年1.50〜14.50% |
借入 限度額 |
1万円〜500万円 | 最小1万円〜最大500万円 | 10万円〜800万円 |
- 70代・80代の高齢者もカードローンを利用して借入れができる
- 消費者金融では、レイクが70歳以下まで利用可能で、大手のなかで上限年齢が高い
- 地方銀行のカードローンには、さらに上限年齢の高いサービスがある
- 高齢者がカードローンを利用する際は、収入が年金のみでは借入れできない場合があることに注意が必要
- カードローンの年齢上限に達すると、以降は追加の借入れができなくなる
70歳や80歳以上の高齢者がお金を借りる方法
高齢者の方がお金を借りたいときには、下記のような選択肢が挙げられます。
- 公的制度を利用してお金を借りる
- 自宅を担保にしてお金を借りる(リバースモーゲージ)
- カードローンでお金を借りる
それぞれの借入方法について見ていくことにしましょう。
①公的制度を利用してお金を借りる
年金受給者でも借りられる資金調達方法としては、独立行政法人福祉医療機構によって高齢者向けに設けられた公的融資制度として、年金担保貸付事業・労災年金担保貸付事業があります。
すなわち、国民年金、厚生年金保険、労働者災害補償保険などの年金を担保として、下記の利用目的のために必要な小口資金を融資する制度になっています。
- 保健・医療・介護・福祉・住宅改修・冠婚葬祭・生活必需品の購入
②自宅を担保にしてお金を借りる(リバースモーゲージ)
高齢者でも借りることのできる融資にリバースモーゲージがあります。
リバースモーゲージとは、自宅を担保にして、居住を続けながら融資を受ける制度になります。利用者(配偶者も含めて)が亡くなった時点で自宅を売却し、そのお金で融資してもらったお金を一括返済する融資制度です。
少子化の影響で一人っ子世代が多くなり、自宅を残さなくてもよいという方も多くなっていることから利用に弾みがついてきたようです。持ち家があり、死亡後に売却してもよいという場合には、検討したい融資制度ですね。
特徴としては、融資限度額が大きい傾向にあり、資金使途が自由な場合もあるので、年金担保融資よりも自由度が高いことが挙げられます。ただし、下記のような注意点があるので、利用したい方はチェックしておきましょう。
- マンションでは融資を受けられないことが多い
- 推定相続人の同意を得る必要がある
このように、担保となる物件に制限があったり、相続人の了承が必要になったりするので、よく家族で相談して申し込みをする必要があります。
なお、金利や限度額は金融機関が展開している商品によって異なっているので、事前によく確認、比較してから申し込むようにしてください。
専門家からのコメント
![恩田雅之](https://d10k1eycymx6lq.cloudfront.net/dist/assets/img/experts/gcXzSGxVajdZwirH7i0ghF6Wjmm4qhYpc8rcYXFk.png)
リバースモーゲージの利用に当たっては対象地域を限定している金融機関がほとんどです。
自宅がその地域に該当するか、まず確認しましょう。また、ご自宅の評価を申込時だけおこなうところと定期的に評価の見直しをするところがあります。
評価が下がりますと融資極度額も下がりますので注意しましょう。金利は、変動金利(年2回見直し)になります。金利の変動によっては支払利息が増える可能性もあります。
③カードローンでお金を借りる
カードローンを利用するのもひとつの方法です。
カードローンは審査さえ通過すれば、担保も保証人も不要で手軽に借入れができるのが特徴です。
ですが、70歳以上になると年齢制限によって申込みできないカードローンも多いです。しかし、なかには70歳以上であっても申込み可能なカードローンもあります。
例えば、消費者金融最大手のプロミスなら74歳まで借入れ可能なため、迷ったらプロミスがおすすめです。
とはいえ、審査基準はやはり厳しく、特に「年金のみの収入」だと、安定した返済能力がないと判断され、借入れが難しいケースが多いです。
できれば、パートやアルバイトなど、少しでも年金以外の収入があると審査が通過しやすくなります。
70歳以上の高齢者でも利用できるカードローン
カードローンのなかには、70歳以上でも利用できる商品があります。
とはいえ、高齢者だからこそ気になるポイントもあります。
審査に通過できるのか、無理のない返済プランは立てられるのか、家族への影響は大丈夫か、そういった不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
以下では、70歳以上の方が安心して利用できるカードローンについて、詳しく解説していきます。
「プロミス」は74歳まで利用できる
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- お申込み~ご融資までのスピードが早い!
- 無担保でお借入れできる!
- 契約額の範囲内で、繰り返しご利用可能
- 実質年率
- 年4.50〜17.80%
- 借入限度額
- 1万円〜500万円
- 審査時間
- 最短3分
- 融資時間
- 最短3分
- コンビニ
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- 収入証明書
- 50万円まで原則不要
大手消費者金融として知られるプロミスでは、74歳まで申込みが可能です。
18~74歳までのご本人に安定した収入のある方であればお申込いただけます。
75歳の誕生日を迎えるまではカードローンを利用できるので、70代前半の方にもおすすめです。
プロミスのメリットのひとつは、初回利用から最大30日間の利息が0円になることです。借入れから1ヶ月は利息の心配なくお金を借りられるので、初めてカードローンを利用する方にも選びやすくなっています。
また、初回利用の方が対象なので、他社からの借り換えをお考えの方にもおすすめです。
審査時間は最短3分で、即日融資が可能です。
「レイク」は70歳まで利用できる
![レイクのバナー](https://d10k1eycymx6lq.cloudfront.net/dist/assets/img/cardloan/banner/brand/z2CFQPFXZOxDkfNew6vZzBMcpjIgSv1Qc1gII2KN.jpeg)
- はじめてならWeb申込で60日間特典(利息0円)も選べる!
- 24時間お申込みOK!
- 申込み後最短15秒で審査結果を表示!
- 実質年率
- 年4.50〜18.00%
- 借入限度額
- 最小1万円〜最大500万円
- 審査時間
- 申込み後最短15秒
- 融資時間
- Webで最短25分融資も可能
- コンビニ
-
- 収入証明書
- 50万円を超える場合提出必要
レイクは、70歳まで申込み可能な大手消費者金融カードローンです。
お申込みには年齢制限があります。
満20歳から満70歳までの方がお申込み可能です。
以前は「レイクALSA」という名称でしたが、2023年「レイク」に名称変更をおこないました。
レイクのメリットは、申込方法によって最大180日間の利息0円サービスが利用できることです。
Web経由で申込み、契約の手続きをすれば無利息期間は最長180日となります。
この場合、対象となる金額は5万円までの借入れに限られますが、それでも約半年もの間利息なしで借りられるメリットは大きいです。
申込み完了後、最短15秒審査結果が表示されるため、即日融資が可能です。
低金利でお金を借りたい高齢者におすすめのカードローン
やはり、高齢者の方でも、金利が低いことにこだわる方もいます。その場合には、銀行カードローンがオススメです。
3大メガバンクで最も上限年齢が高いのは、三井住友銀行のカードローンで69歳以下となっています。
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)は65歳未満、みずほ銀行カードローンは66歳未満までとなっているので、3大メガバンクのなかで上限年齢が高い商品を選ぶなら三井住友銀行のカードローンがおすすめですね。
![三井住友銀行のバナー](https://d10k1eycymx6lq.cloudfront.net/dist/assets/img/cardloan/banner/brand/8ZdTJaqM7DQ3MW9BLxodyxtWfwCeisTDuymCn3uQ.jpeg)
- 三井住友銀行の普通預金口座不要、インターネットでお申込完了
- 全国の三井住友銀行・提携コンビニATMで利用可能、手数料0円(カードレスは利用不可)
- 毎月の返済額は2,000円から
- 実質年率
- 年1.50〜14.50%
- 借入限度額
- 10万円〜800万円
- 審査時間
- 公式サイト参照
- 融資時間
- 公式サイト参照
- コンビニ
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- 収入証明書
- 公式サイト参照
地方銀行カードローンのなかにはかなり上限年齢が高い商品も
さらに、地方銀行に目を向けると、70歳を超えても利用可能なカードローンもあります。
例えば、北海道銀行カードローンの「ラピッド」。この北海道銀行カードローンは、74歳まで全国から申込可能なので、高齢者の方には利用しやすい商品といえるでしょう。
マネ会にも、高齢者で北海道銀行カードローンを利用した方の口コミが寄せられています。
当時働いており収入はそれなりにあったのですが、白内障の手術などで出費が多く退職金などの貯えが底をついてきたので不安になりました。何かあった時にお金がないと対応が出来ないのでそのために借入出来るところを探しました。年齢的に60歳を過ぎていたのでなかなか見つからず、TVなどのCMで観ていたのを思い出してカードローンでの借入を しました。
![北海道銀行"ラピッド"のバナー](https://d10k1eycymx6lq.cloudfront.net/dist/assets/img/cardloan/banner/brand/HQzwrmz104sr8gSRJiRfkjf6gRBEFXsAa0w9Z0FO.png)
- ラピッドは24時間年中無休で対応
- お申込みは来店不要!WEB完結!電話対応
- ご返済は月々2000円から
- 実質年率
- 年1.90〜14.95%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 公式サイト参照
- 融資時間
- 公式サイト参照
- コンビニ
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- 収入証明書
- 公式サイト参照
次に、首都圏にある千葉銀行シニア応援ローンも高齢者の方におすすめです。
名前にもあるように、高齢者を対象としたローンになります。最終約定返済時に満80歳未満の方は利用できるようになっており、かなりの高齢でも利用可能です。
このように、地方銀行のカードローンに目を向けてみると、上限年齢の高いカードローンが見つかることがあります。上記のカードローンは全国から申込可能ですが、お住いの地域に根ざした地方銀行カードローンもチェックしてみるとよいでしょう。
3.80歳まで借入可能&即日融資もOKな信販系カードローンがある!
信販系カードローンであるセゾンファンデックスでは、80歳まで利用が可能になっています。ここまで上限年齢が高いカードローンは珍しいので、70代でカードドローンを利用したい方は要チェックですね!
また、融資スピードが速い点もうれしい商品です。平日12時までの申し込みで13時までに手続き完了すれば、即日振込も可能です。
⇒セゾンファンデックスの公式サイトはこちら
70代・80代の高齢者がカードローンでお金を借りる際の注意点
高齢者の方がカードローンでお金を借りるときは、下記のような点に注意が必要です。
- 収入源が年金だけではお金を借りることができないカードローンもある
- カードローンの年齢上限に達したら追加でお金を借りることができなくなる
- 正規のカードローン業者をよそおった高齢者を狙うヤミ金に注意
収入源が年金だけではお金を借りることができないカードローンもある
カードローン商品によっては、年金のみが収入源の場合には、審査を受けられない場合もあります。
上記に紹介したカードローンは上限年齢が高いですが、収入源が年金のみでは利用できない商品もあります。収入源が年金のみの方は、きちんと商品概要を参照して、担当者の方にも相談してみるとよいでしょう。
なお、収入源が年収のみでも利用できるカードローンは、下記の記事に詳しく記載されています。
カードローンの上限年齢に達したら追加でお金を借りることができなくなる
高齢者の方がカードローンを利用していても、規約上の上限年齢に達した場合には、契約の更新ができなくなります。
契約の更新ができないと、追加でお金を借りることができなくなり、返済のみを続けていくことになります。継続的にお金を借りていきたいなら、「何歳から契約更新ができないか」という点も確認しておきたいですね。
「審査には通ったけれど、翌年の契約更新はできなかった」という結果になり、お金を借りられないことがないようにしましょう。
正規のカードローン業者をよそおって高齢者を狙うヤミ金に注意
カードローンを利用する際に注意したいのは、「ヤミ金ではない正規の業者か?」という点です。とくに、高齢者を狙う悪質なヤミ金業者もあるので、利用の際は十分に注意しておきましょう。
とくに、知名度の低いカードローンを利用する場合には、きちんと確認してからお金を借りる必要があります。
専門家からのコメント
![恩田雅之](https://d10k1eycymx6lq.cloudfront.net/dist/assets/img/experts/gcXzSGxVajdZwirH7i0ghF6Wjmm4qhYpc8rcYXFk.png)
カードローン業者などの貸金業者は国への登録義務がありますが、ヤミ金業者は無登録で営業しています。登録業者には登録番号が発行されています。
例えばレイクですと「関東財務局長(10)第01024号」です。登録番号は、カードローン業者のホームページの下の部分に表記されています。
登録番号が表記されていても不安な時は、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」を利用して正規の業者かどうか確認することができます。
70代・80代の高齢者でも利用できるカードローンまとめ
この記事では、高齢者でも利用できる上限年齢の高いカードローンについて詳しく説明しました。
公的制度やリバースモーゲージを利用する方法もありますが、やはり融資スピードが速く利便性も高いカードローンは魅力的ですね。
カードローンを利用する際には、事前に上限年齢を確認し、あとで困らないようにしておきましょう。
![恩田雅之](https://d10k1eycymx6lq.cloudfront.net/dist/assets/img/experts/gcXzSGxVajdZwirH7i0ghF6Wjmm4qhYpc8rcYXFk.png)
専門家からの一言
公的な貸付制度には利用目的の制限があり、リバースモーゲージには利用できる地域などの制限があります。使い勝手から考えるとカードローンが便利かと思います。
カードローンを選ぶ際には、年齢制限以外に提携ATM、口座振替など返済方法がご自分にとって利用しやすいかも確認が必要です。
また、短期間に複数のカードローン会社に申し込むことはNGなので、余裕をもって申し込みをおこないましょう。
<参考記事>
・金融庁の委託調査
・アイフル公式「みんなの情報をご紹介します」
・セゾンファンデックス公式サイト
1959年東京生まれ。専修大経営学部卒業後、16年間パソコン業界の営業の職業に携わる。その間に資産運用に興味を持ちAFPを取得。2004年3月にCFP®資格を取得後同年6月、札幌にて「オンダFP事務所」を開業。初心者向け資産運用に関するセミナーと投資信託など資産運用を中心としたコラムの執筆やローン関連を中心に記事の監修などを中心に活動しています。初心者の方にもわかりやすいよう平易な言葉を選んだ説明に心がけています。
長く1部上場の消費者金融で経営企画課長をして、カードローン事業にかかわってきました。経営計画の担当が中心でしたが、カードローンのスコアリングシステムなどを担当するリスク管理や審査、回収などをおこなう集中センターの構築にも携わった経験があり、比較的カードローンに関しては詳しいと自負しております。また、子会社のクレジットカード会社に行っていたことがあり、カード事業の方面もいろいろ情報を提供できるかと思います。宜しくお願い致します。