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高齢者がカードローンを利用するときの注意点は?70歳以上でも利用できるおすすめ商品もご紹介

高齢者がカードローンを利用するときの注意点は?70歳以上でも利用できるおすすめ商品もご紹介

高齢化社会と呼ばれる現代日本。寿命は長くなっているにもかかわらず、国民年金制度の揺らぎに警鐘が鳴らされるなか、老後の資金が心配になっている人もいらっしゃることでしょう。

そこで、この記事では高齢者がお金を借りる方法や、注意点について解説します。70歳以上の高齢者の方でも利用できるカードローも厳選してご紹介します。

高齢者がお金を借りたいときの選択肢は?

高齢者の方がお金を借りたいときには、下記のような選択肢が挙げられます。

高齢者がお金を借りたいときの選択肢

  1. 公的制度を利用してお金を借りる
  2. 自宅を担保にしてお金を借りる(リバースモーゲージ)
  3. カードローンでお金を借りる

それぞれの借入方法について見ていくことにしましょう。

1.公的制度を利用してお金を借りる

年金受給者でも借りられる資金調達方法としては、独立行政法人福祉医療機構によって高齢者向けに設けられた公的融資制度として、年金担保貸付事業労災年金担保貸付事業があります。

すなわち、国民年金、厚生年金保険、労働者災害補償保険などの年金を担保として、下記の利用目的のために必要な小口資金を融資する制度になっています。

利用目的

  • 保健・医療・介護・福祉・住宅改修・冠婚葬祭・生活必需品の購入

2.自宅を担保にしてお金を借りる(リバースモーゲージ)

高齢者でも借りることのできる融資にリバースモーゲージがあります。

リバースモーゲージとは、自宅を担保にして、居住を続けながら融資を受ける制度になります。利用者(配偶者も含めて)が亡くなった時点で自宅を売却し、そのお金で融資してもらったお金を一括返済する融資制度です。

少子化の影響で一人っ子世代が多くなり、自宅を残さなくてもよいという方も多くなっていることから利用に弾みがついてきたようです。持ち家があり、死亡後に売却してもよいという場合には、検討したい融資制度ですね。

特徴としては、融資限度額が大きい傾向にあり、資金使途が自由な場合もあるので、年金担保融資よりも自由度が高いことが挙げられます。ただし、下記のような注意点があるので、利用したい方はチェックしておきましょう。

注意点
  • マンションでは融資を受けられないことが多い
  • 推定相続人の同意を得る必要がある

このように、担保となる物件に制限があったり、相続人の了承が必要になったりするので、よく家族で相談して申し込みをする必要があります。

なお、金利や限度額は金融機関が展開している商品によって異なっているので、事前によく確認、比較してから申し込むようにしてください。

専門家からのコメント

恩田雅之
恩田 雅之

リバースモーゲージの利用に当たっては対象地域を限定している金融機関がほとんどです。

自宅がその地域に該当するか、まず確認しましょう。また、ご自宅の評価を申込時だけおこなうところと定期的に評価の見直しをするところがあります。

評価が下がりますと融資極度額も下がりますので注意しましょう。金利は、変動金利(年2回見直し)になります。金利の変動によっては支払利息が増える可能性もあります。

3.カードローンでお金を借りる

お金を借りる方法としては、代表的なものにカードローンがありますね。

しかし、カードローンには上限年齢が定められている商品もあるので、実際にお金を借りられるのか心配になる方もいらっしゃるでしょう。そこで、高齢者でカードローンを利用している人はどのくらいいるのか、統計をもとにご紹介します。

高齢者でカードローンを利用している人はどのくらいいる?

まず、金融庁の委託調査によると、3年以内に借り入れがある方の16.0%は60・70代です(※1)。この割合を見ると、カードローンを利用している高齢者の方は決して少なくないことがわかりますね。

これらの調査でわかるように、高齢者の方でも15%前後の方は実際にお金を借りているということですね。

これだけの人が利用しているのであれば、審査に進む勇気も出てくるというものです。それでは、次の章では高齢者でも利用できるおすすめカードローンを紹介していきます。

(※1)「消費者金融からの借入れ」、「商工ローンからの借入れ」、「手形割引業者からの借入れ」のいずれかの利用経験がある方が対象。出典は金融庁委託調査「貸金業利用者に関する調査・研究<調査結果>」


70歳以上もOK?高齢者でも利用できるおすすめカードローンをご紹介

高齢者でお金を借りたい方のために、この章では上限年齢が高めのおすすめカードローンを紹介します。

ただし、上限年齢に達すると追加融資が受けられなくなるので、年齢制限はチェックしてから申し込むようにしましょう。消費者金融、銀行カードローン、信販系カードローンの3種類に分けて紹介していきます。

1.審査スピードの速さが魅力!70歳でも利用できる消費者金融カードローンは?

審査スピードが速く、即日融資も可能な消費者金融。そのなかで、上限年齢が高いのはどの商品でしょうか?

大手消費者金融では、上限年齢が69歳以下のところが多くなっており、比較的高齢者でも利用し易くなっています。

そのなかでも、レイクALSAの上限年齢は70歳以下大手消費者金融のなかでは、もっとも上限年齢が高いカードローンとなります。

銀行カードローンに比べて金利は高くなるものの、比較的審査に通りやすい特徴があることから、この面でも高齢者にとっては利用しやすいといえるでしょう。

少額の借り入れであれば、初回無利息サービスを利用してお得に利用することもできますよ。

レイクALSA
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おすすめポイント
  • はじめてなら利息0円!しかも選べる!
  • 24時間お申込みOK!
  • 最短15秒で審査結果を表示!
実質年率
4.50〜18.00%
借入限度額
最小1万円〜最大500万円
審査時間
申込み後最短15秒
融資時間
Webで最短60分融資も可能
コンビニ
セブンイレブン ローソン ファミリーマート ミニストップ 非対応
収入証明書
50万円を超える場合提出必要
中に借入する場合
残り
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2.低金利でお金を借りたい方におすすめ!銀行カードローンで上限年齢が高いのは?

やはり、高齢者の方でも、金利が低いことにこだわる方もいます。その場合には、銀行カードローンがオススメです。

3大メガバンクで最も上限年齢が高いのは、三井住友銀行のカードローンで69歳以下となっています。

三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)は65歳未満、みずほ銀行カードローンは66歳未満までとなっているので、3大メガバンクのなかで上限年齢が高い商品を選ぶなら三井住友銀行のカードローンがおすすめですね。

三井住友銀行 カードローン
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おすすめポイント
  • ご契約極度額に応じた金利!年4.0%~14.5%
  • 毎月のご返済額は、2,000円から
  • お申込に来店不要、必要書類がWEBから提出可能
実質年率
4.00〜14.50%
借入限度額
10万円〜800万円
審査時間
公式サイト参照
融資時間
公式サイト参照
コンビニ
セブンイレブン ローソン ファミリーマート ミニストップ 非対応
収入証明書
公式サイト参照
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地方銀行カードローンのなかにはかなり上限年齢が高い商品も

さらに、地方銀行に目を向けると、70歳を超えても利用可能なカードローンもあります。

例えば、北海道銀行カードローンの「ラピッド」。この北海道銀行カードローンは、74歳まで全国から申込可能なので、高齢者の方には利用しやすい商品といえるでしょう。

マネ会にも、高齢者で北海道銀行カードローンを利用した方の口コミが寄せられています。

(60代以上男性 / 個人事業主 / 年収400〜600万円未満 / 借入金額10~50万円未満)

当時働いており収入はそれなりにあったのですが、白内障の手術などで出費が多く退職金などの貯えが底をついてきたので不安になりました。何かあった時にお金がないと対応が出来ないのでそのために借入出来るところを探しました。年齢的に60歳を過ぎていたのでなかなか見つからず、TVなどのCMで観ていたのを思い出してカードローンでの借入を しました。

北海道銀行カードローン
北海道銀行"ラピッド"のバナー
おすすめポイント
  • ラピッドは24時間年中無休で対応
  • お申込みは来店不要!WEB完結!電話対応
  • ご返済は月々2000円から
実質年率
1.90〜14.95%
借入限度額
1万円〜800万円
審査時間
公式サイト参照
融資時間
公式サイト参照
コンビニ
セブンイレブン ローソン ファミリーマート ミニストップ 非対応
収入証明書
公式サイト参照

次に、首都圏にある千葉銀行シニア応援ローンも高齢者の方におすすめです。

名前にもあるように、高齢者を対象としたローンになります。最終約定返済時に満80歳未満の方は利用できるようになっており、かなりの高齢でも利用可能です。

このように、地方銀行のカードローンに目を向けてみると、上限年齢の高いカードローンが見つかることがあります。上記のカードローンは全国から申込可能ですが、お住いの地域に根ざした地方銀行カードローンもチェックしてみるとよいでしょう。

3.80歳まで借入可能&即日融資もOKな信販系カードローンがある!

信販系カードローンであるセゾンファンデックスでは、80歳まで利用が可能になっています。ここまで上限年齢が高いカードローンは珍しいので、70代でカードドローンを利用したい方は要チェックですね!

また、融資スピードが速い点もうれしい商品です。平日12時までの申し込みで13時までに手続き完了すれば、即日振込も可能です。

⇒セゾンファンデックスの公式サイトはこちら

高齢者がカードローンでお金を借りるときの注意点

高齢者の方がカードローンでお金を借りるときは、下記のような点に注意が必要です。

注意点
  • 収入源が年金だけではお金を借りることができないカードローンもある
  • カードローンの年齢上限に達したら追加でお金を借りることができなくなる
  • 正規のカードローン業者をよそおった高齢者を狙うヤミ金に注意

収入源が年金だけではお金を借りることができないカードローンもある

カードローン商品によっては、年金のみが収入源の場合には、審査を受けられない場合もあります。

上記に紹介したカードローンは上限年齢が高いですが、収入源が年金のみでは利用できない商品もあります。収入源が年金のみの方は、きちんと商品概要を参照して、担当者の方にも相談してみるとよいでしょう。

なお、収入源が年収のみでも利用できるカードローンは、下記の記事に詳しく記載されています。

カードローンは年金受給者でも利用できる?おすすめのカードローン4選もご紹介

カードローンの上限年齢に達したら追加でお金を借りることができなくなる

高齢者の方がカードローンを利用していても、規約上の上限年齢に達した場合には、契約の更新ができなくなります。

契約の更新ができないと、追加でお金を借りることができなくなり、返済のみを続けていくことになります。継続的にお金を借りていきたいなら、「何歳から契約更新ができないか」という点も確認しておきたいですね。

「審査には通ったけれど、翌年の契約更新はできなかった」という結果になり、お金を借りられないことがないようにしましょう。

正規のカードローン業者をよそおって高齢者を狙うヤミ金に注意

カードローンを利用する際に注意したいのは、「ヤミ金ではない正規の業者か?」という点です。とくに、高齢者を狙う悪質なヤミ金業者もあるので、利用の際は十分に注意しておきましょう。

とくに、知名度の低いカードローンを利用する場合には、きちんと確認してからお金を借りる必要があります。

専門家からのコメント

恩田雅之
恩田 雅之

カードローン業者などの貸金業者は国への登録義務がありますが、ヤミ金業者は無登録で営業しています。登録業者には登録番号が発行されています。

例えばレイクですと「関東財務局長(9)第01024号」です。登録番号は、カードローン業者のホームページの下の部分に表記されています。

登録番号が表記されていても不安な時は、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」を利用して正規の業者かどうか確認することができます。

高齢者でも利用できるカードローンまとめ

この記事では、高齢者でも利用できる上限年齢の高いカードローンについて詳しく説明しました。

公的制度やリバースモーゲージを利用する方法もありますが、やはり融資スピードが速く利便性も高いカードローンは魅力的ですね。

カードローンを利用する際には、事前に上限年齢を確認し、あとで困らないようにしておきましょう。

専門家からのコメント

恩田雅之
恩田 雅之

公的な貸付制度には利用目的の制限があり、リバースモーゲージには利用できる地域などの制限があります。使い勝手から考えるとカードローンが便利かと思います。

カードローンを選ぶ際には、年齢制限以外に提携ATM、口座振替など返済方法がご自分にとって利用しやすいかも確認が必要です。

また、短期間に複数のカードローン会社に申し込むことはNGなので、余裕をもって申し込みをおこないましょう。

<参考記事>
金融庁の委託調査
アイフル公式「みんなの情報をご紹介します」
セゾンファンデックス公式サイト

1959年東京生まれ。専修大経営学部卒業後、16年間パソコン業界の営業の職業に携わる。その間に資産運用に興味を持ちAFPを取得。2004年3月にCFP®資格を取得後同年6月、札幌にて「オンダFP事務所」を開業。初心者向け資産運用に関するセミナーと投資信託など資産運用を中心としたコラムの執筆やローン関連を中心に記事の監修などを中心に活動しています。初心者の方にもわかりやすいよう平易な言葉を選んだ説明に心がけています。

恩田 雅之の監修記事・プロフィール一覧へ

長く1部上場の消費者金融で経営企画課長をして、カードローン事業にかかわってきました。経営計画の担当が中心でしたが、カードローンのスコアリングシステムなどを担当するリスク管理や審査、回収などをおこなう集中センターの構築にも携わった経験があり、比較的カードローンに関しては詳しいと自負しております。また、子会社のクレジットカード会社に行っていたことがあり、カード事業の方面もいろいろ情報を提供できるかと思います。宜しくお願い致します。

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