アコムで増額できない、申請ボタンが押せない理由と対策を解説!増額審査は甘いの?
すでにアコムで借入れしている方でも、「今の借入限度額では足りない」「もっと借入れしたい」という方は多いのではないでしょうか?
限度額以上の借入れを希望する利用者は、アコムの増額審査に申込申請が可能です。
しかし、なかには「増額できなかった!」「そもそも増額申請ボタンが押せないのはなぜ?」とお悩みの方も一定数いるのも事実です。
結論からいうと、借入期間が6ヶ月未満の方や借入実績・信用情報に問題のある方は、審査にとおらないか増額申請ボタン自体が押せません。
そこで本記事では、審査に落ちて増額できない、あるいは増額申請ボタンが押せない具体的な理由と対策について解説します。
ここでの対策を知っておくと、短期的ではありませんが増額審査にとおりやすくなりますので、ぜひご一読ください。
また、どうしてもアコムで増額できない場合は、新たに他社のカードローンと契約を検討するのも1つの方法です。
下記にあるアイフル、プロミス、レイクは無利息サービスを提供しています。利息額を含む総返済額をおさえて借入れができるほか、最短即日融資が可能です。記事内ではこれらの消費者金融についても詳しく解説していきます。
無利息 期間 |
最大30日間
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最大180日間(※)
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最大30日間
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審査時間 | 最短18分 | 申込み後最短15秒 | 最短3分 |
実質年率 | 年3.00〜18.00% | 年4.50〜18.00% | 年4.50〜17.80% |
借入 限度額 |
1万円〜800万円 | 最小1万円〜最大500万円 | 1万円〜500万円 |
- アコムは審査に落ちる原因を解決してから増額申込みをするのが大切
- 増額審査に通過するコツは6ヶ月以上遅れなく返済を続けること
- アコムの増額審査に落ちた時は他社の消費者金融を利用してみる
アコムで増額できない!申請ボタンが押せない!増額審査が甘いは嘘?
増額申込も初回契約時と同様に審査をおこないます。職業が変わって収入が下がっていたり、返済を滞納していたりすると増額審査に落ちる場合があります。
増額審査に落ちてしまった方は、上記の項目に該当するのか確認しましょう。一つでも当てはまる項目があれば、増額審査に通らない可能性があります。
増額申込を希望する方は、むやみに申込みするのではなく、審査に落ちる原因を解決することが大切です。
増額審査の申込方法や審査時間を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
1.借入期間が短い(6ヶ月以上が目安)
アコムの増額審査を通過するためには、利用実績と返済能力を示すことが大切です。利用実績として信頼を得られるのは、一般的に半年が目安といわれています。
カードローンを初めて利用する方は、他社の借入状況がないため、申込者の返済能力を証明できません。はじめから借入希望額を高くするのではなく、少額の借入れと返済を繰り返しながら返済実績をつくりましょう。
2.他社の借入件数や借入総額に問題がある
初回契約時よりも他社の借入件数や借入総額が増加している場合は、増額することで返済の負担が大きくなると判断される傾向があります。
総量規制では「年収の1/3を超える貸付けを禁止する」と規則が定められています。たとえば、年収300万円の方の最大借入金額は100万円です。
総量規制に抵触する方は、返済能力に問題がなくても増額審査にはとおりません。
専門家からのコメント
アコムで増額が認められない理由で一番明確なのは、他社を含めた借入総額が年収の1/3を越えているケースです。これは総量規制と呼ばれるもので、カードローン会社がこれに違反して増額を認めることはありません。
年収1/3の基準は「返済能力を超える貸付け」を判断する材料です。これを超えそうな場合は、返済が自身の返済能力の限界に近づいていると考えましょう。増額を検討するよりも、収支の見直しが必要です。
3.返済実績に問題がある
アコムや他社のカードローンで返済の遅延や滞納をしている方は、返済能力に問題があるので、増額審査に落ちる可能性が高いです。
返済能力が低いと判断された場合、利用限度額を下げられる場合があるので注意しましょう。
4.信用情報に傷がある
他社借入金額や返済状況、携帯電話の割賦契約やクレジットカードの支払履歴も含めてすべて信用情報機関に登録されています。信用情報を照会した結果、いわゆるブラックと判断された場合は、返済能力が低いと判断される可能性が高いです。
アコムの延滞はないものの、他社のカードローンや携帯電話料金の返済を滞納している場合も同様に返済能力が低いと判断されます。
5.個人情報に虚偽の記載がある、更新されている
個人情報に虚偽の記載や更新をしていないときは、本人確認を正確におこなえないので増額審査に落ちてしまいます。
初回契約時から勤務先などの情報が変わったときは、変更手続きをおこないましょう。
勤務先の変更手続きを忘れていたり、収入が大幅に減少していたりすると、増額審査の結果、審査に落ちる可能性があります。
収入の減少が大きい場合は、増額審査に通らないだけでなく、利用限度額を下げられる可能性もあります。故意でなくても必要書類に誤りがあった場合は、本人確認がとれないため審査にはとおりません。
申込情報の虚偽記載は審査に落ちるだけでなく、一括返済や契約解除にもつながる恐れがあります。審査に受かりたいからといって、勤務先や年齢などの個人情報を偽るのはやめましょう。
増額できないときにアコムで限度枠を広げるためのコツは?
アコムで増額するためには、返済実績を積み上げましょう。基本的には6ヶ月以上遅れなく返済を続けることが大切です。返済能力を証明することで、増額審査にとおる可能性が高くなります。
「借入限度額が50万円超える場合」と「他社借入残高との合計が100万円を超える場合」は、収入証明書を提出します。スムーズに増額審査をしてもらいたいときは、あらかじめ本人確認書類や収入証明書類を用意しておきましょう。
収入証明書類については、下記の動画も参考にしてみてください。
はじめてのアコムのてはじめ「収入証明書」編
ほかにも、利用中にアコムから増額案内が送られてくることもあります。増額申請のタイミングで悩んでいる方は、アコムから増額案内が届いたタイミングで申請してみましょう。
しかし、増額案内が届いたからといって必ず増額できるわけではありません。増額するためには、過去の利用状況をふまえて審査をおこないます。
専門家からのコメント
融資枠の増額を考えていない人も、増額の案内が来たら手続きすることをおすすめします。
今は増額不要だと思って案内を断った場合、将来状況が変わったときに必ずしも増額できるとは限らないからです。増額の手続きで多少の手間はかかりますが、それ以外にはデメリットもありません。
また、増額と同時に金利が下がるケースも多いので、しっかりと検討してみましょう。
これから融資枠の増加を申込む方へ、実現できた方の口コミを紹介
以下では、アコムの増額審査を通過した方の口コミをピックアップしました。
増額審査で聞かれた内容や、増額案内が届くまでの期間についても述べているので、ぜひチェックしてみてください。
実際にアコムを利用した方の口コミをチェックすると、数ヶ月~1年ほどで増額案内が届いていることがわかりました。また、増額案内が届いたタイミングで申請することで、比較的スムーズに対応してもらえる可能性があります。
アコムからの増額案内は、カードローンの新規申込時に「アコムからの増額に関する連絡」を許可した方に限られます。初回申込時に連絡不要と伝えた方には届かないので注意しましょう。
口コミからわかるように、増額申込みのときには在籍確認の連絡が改めておこなわれたり、借りたお金の使い道を確認されたりするケースもあります。
契約時から勤務先が変わっている場合は、改めて在籍確認を実施します。また、増額審査では、お金が必要になった理由を問われることもあります。
アコムの増額審査に落ちても他社の消費者金融を利用できる可能性はある
アコムで増額するのではなく、新たに他社のカードローンと契約するのも選択肢の1つです。
無利息サービスを提供しているカードローン会社と契約することで、利息額を含む総返済額をおさえられます。また、カードレスで借入れたりなど独自のサービスを利用できます。
ぞれぞれの消費者金融の特徴について詳しく解説します。
アイフル | はじめての利用で契約の翌日から30日間は利息0円 |
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プロミス |
はじめて借入れをした翌日から30日間の無利息サービス |
レイク | 条件によって選べる3つの無利息期間 |
アイフル
- 審査は最短18分!融資も最短即日で可能
- 誰にも知られずWeb完結!電話での在籍確認、郵送物も原則なし
- 初めての方なら最大30日間利息0円
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短18分
- 融資時間
- 最短18分
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円を超える場合
アイフルは、はじめての利用なら契約の翌日から30日間は利息0円です。
利息をおさえたい人や、無利息期間中に返済できる程度の少額な借入を検討している人におすすめです。
審査は最短18分で完了し、即日融資可能。WEB完結にも対応しており、郵送物なし、電話による在籍確認も原則なしで申込めます。
またアイフルは、クレジットカードとしても知名度が高いライフカード株式会社を子会社にもつ企業でもあります。
大手消費者金融のなかでは唯一銀行傘下に入っていないため、独自審査を設けているとされており、他社の審査に通らなかった人でも契約できるかもしれません。
プロミス
- 審査が最短3分で、融資までのスピードも早い!
- 初回の方なら最大30日間利息が0円
- 電話の在籍確認、郵送物は原則なし
- 実質年率
- 年4.50〜17.80%
- 借入限度額
- 1万円〜500万円
- 審査時間
- 最短3分
- 融資時間
- 最短3分
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円まで原則不要
プロミスをはじめて利用する方は、30日間の無利息サービスが利用できます。無利息期間がカウントされるのは「はじめて借入れをした翌日から」である点も特徴的です。
一般的なカードローンでは「契約日の翌日から」が無利息期間のスタートですが、プロミスの場合は、自分が借入をしたタイミングからのスタートなので無駄なく無利息期間を活用できます。
またプロミスは、ほかの消費者金融に比べて金利の上限が17.8%と低い点もメリット。
WEB完結にも対応しており、申込みから融資まで最短3分、即日融資可能。原則電話による在籍確認や郵送物がなしなので、職場や家族など周囲の人にバレたくない人にもおすすめの消費者金融です。
レイク
- はじめてならWeb申込で60日間特典(利息0円)も選べる!
- WEBで24時間お申込み可能で、最短25分で融資可能
- 電話の在籍確認、郵送物が原則なし
- 実質年率
- 年4.50〜18.00%
- 借入限度額
- 最小1万円〜最大500万円
- 審査時間
- 申込み後最短15秒
- 融資時間
- Webで最短25分融資も可能
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円を超える場合提出必要
レイクには、他社にはないサービスとして「60日間無利息」「5万円まで180日間無利息」「30日間無利息」の選べる3つの無利息期間を設けています。
5万円程度の少額の借入であれば、約半年間無利息になる「5万円まで180日間無利息」がおすすめですし、2ヶ月ほどで返済できる金額であれば、WEB申込み限定で選べる「60日間無利息」がおすすめです。
限度額が200万円以上になると30日間無利息が適用されます。
ユーザーのニーズに寄り添い、無利息期間を選べるのはうれしいポイントです。
さらにWEB完結にも対応しているので、電話での在籍確認は原則なし、郵送物もありません。さらに専用アプリを使えばカードレスでの借入もできます(※)。
申込みから最短15秒で審査結果が届くため、即日で融資も可能です。
アコムに増額を申込むか、他社への新規申込をするのかは事前に吟味すべき
アコム利用者の方のなかで、さらにお金が必要になったときは、増額融資するか、他社カードローンへ新規申込をするかは事前に考えておくことが大切です。
勤務状況などに不安がある方や返済の遅延や滞納がない方は、アコムの増額審査にとおる可能性があります。
アコムで増額をすれば、返済金額はそれほど変わらない可能性があります。他社カードローンに新規で契約すると、金利や借入額が膨らみ、返済金額が増えるリスクがあることを忘れてはいけません。
借入金額と利息額を参考にしたい方は、公式サイトにある返済シミュレーションのサービスを活用してみてください。
専門家からのコメント
無利息サービスは魅力ですが、無利息サービスが終わった後の利息も考慮して新規借入を決めましょう。
消費者金融の利息は、アコムを一定期間利用していた場合だと、信用力がアップして利息が下がるケースもあります。
また、融資金額が大きくなるほど金利は低くなるので、1か所でまとめて融資を受けた方が、支払い利息が少なくて済む可能性もあります。
アコムに増額を申込むメリット・デメリット
アコムに増額を申込むか他社への新規申込みをするか悩んでいる方のために、ここでアコムの増額のメリットとデメリットを確認しましょう。
メリット
メリットは以下の2点です。
- 借入先が1つに絞られ、返済管理がしやすくなる
- 金利が低くなる可能性がある
借入先が複数あると、毎月の返済金額や返済日などが複雑になり、管理が苦手な方は返済スケジュールが立てにくくなるかもしれません。アコム1本に絞られていると、そのあたりが分かりやすくなり、返済忘れによる滞納も防ぐことができます。
また、借入金額が高い方が金利が抑えられるのもメリットの1つであり、借入先が複数になると結果的に金利が上がる可能性があります。
そのため、アコム以外の他社カードローンにも借入れする場合は、以下のような無利息期間サービスを提供しているカードローンをおすすめします。
無利息 期間 |
最大30日間
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最大180日間(※)
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最大30日間
|
---|---|---|---|
審査時間 | 最短18分 | 申込み後最短15秒 | 最短3分 |
実質年率 | 年3.00〜18.00% | 年4.50〜18.00% | 年4.50〜17.80% |
借入 限度額 |
1万円〜800万円 | 最小1万円〜最大500万円 | 1万円〜500万円 |
デメリット
増額審査というものは決してノーリスクではありません。以下のようなデメリットやリスクがありますので、くれぐれもご注意ください。
- 初回申込みより厳しく審査される
- 限度額が下がる可能性もある
- 申込みから審査まで時間がかかる場合がある
- 増額は無利息期間が適用されない
特に、限度額が逆に下がる可能性があるのはリスキーですね。
初回の申込時点よりも収入が減少していたり、返済遅れが頻発していたりすると、限度額が下げられることがあります。これらに該当する場合、他社カードローンを選んだ方が安全でしょう。
無利息 期間 |
最大30日間
|
最大180日間(※)
|
最大30日間
|
---|---|---|---|
審査時間 | 最短18分 | 申込み後最短15秒 | 最短3分 |
実質年率 | 年3.00〜18.00% | 年4.50〜18.00% | 年4.50〜17.80% |
借入 限度額 |
1万円〜800万円 | 最小1万円〜最大500万円 | 1万円〜500万円 |
アコムの増額審査に関するよくある質問
アコムの増額審査に関する質問と回答を紹介します。
アコムの増額審査に落ちたあと再審査にとおる方法はある?
増額審査では利用期間や過去の支払い状況を参照しており、それらの実績をすぐに改善するのは難しいためです。
再審査に落ちれば信用情報を悪化させる可能性もあるため、追加でお金が必要であれば他社に新規で申込むのがおすすめです。
>>増額審査に落ちる原因の解説はこちら
>>増額できなかった場合の他社おすすめカードローンはこちら
増額審査に落ちた場合、ほかにお金を借りる方法はある?
増額審査では申込み時と現在の状況を比較するため新規申込みより審査ハードルが高くなります。
増額に落ちた場合、同じ会社で再度申込みしても受かる可能性が低いため、無利息期間も使える他社に新規で申込むのがおすすめです。
>>増額できなかった場合の他社おすすめカードローンはこちら
アコムで融資枠の増加ができない場合のまとめ
アコムは増額の制度を設けていますが、申込者の審査状況によっては増額できない場合もあります。
- 借入期間が短い(6ヶ月)
- 他社の借入件数や借入総額に問題がある
- 返済実績に問題がある
- 信用情報に傷がある
- 個人情報に虚偽の記載がある、更新されている
お金を借りたいときは、増額申請のほかに他社のカードローンに新規申込する方法もあります。
その際は、利息額を含む総返済額をおさえるためにも本記事内で紹介した無利息サービスを提供しているカードローン会社との契約をおすすめします。
ただし新規でカードローン契約する際は、あらかじめ計画的な返済プランを考えておくことが大切です。返済金額が増えるリスクがあることを忘れてはいけません。
専門家からの一言
資金の効率的な活用など、カードローンをうまく使っている人にとって、信用力をアップして融資枠を増額するのは望ましいことでしょう。
しかし、生活苦や浪費などでローン残高が少しずつ増えている人については、融資枠の増額がローン残高の増加につながることもあります。
カードローンは利息のある借入れであることを忘れずに、賢く利用することが重要です。
国内の生命保険会社に25年勤務した後、西岡社会保険労務士事務所を開業。現在は、社会保険労務士として活動するとともに、社労士会からの委託を受け日本年金機構・年金事務所にて週2日ほど勤務、また金融や労務を中心に記事を執筆・監修。 得意分野の公的年金や個人年金・生命保険は、長期的な観点から資産を形成しリスクに備えるもので、お金のことを考えるときに、基本となるものです。長期的な視野を見失うことなく、金融商品や税金に関する最新のお役立ち情報をお届けします。
長く1部上場の消費者金融で経営企画課長をして、カードローン事業にかかわってきました。経営計画の担当が中心でしたが、カードローンのスコアリングシステムなどを担当するリスク管理や審査、回収などをおこなう集中センターの構築にも携わった経験があり、比較的カードローンに関しては詳しいと自負しております。また、子会社のクレジットカード会社に行っていたことがあり、カード事業の方面もいろいろ情報を提供できるかと思います。宜しくお願い致します。