アコムの最低返済額の確認方法!返済額が用意できないなら「利息のみ返済」も可能
消費者金融のアコムでお金を借入れると、毎月返済しなければいけない最低限の金額、すなわち最低返済額が設定されます。
この最低返済額は、契約極度額と借入残高によって変動します。
同じ借入残高でも、契約極度額によって最低返済額が異なるので、この記事で返済額の決まり方を確認しておきましょう。
どうしても返済額を用意できないときは、一時的に最低返済額が減額され、利息額だけの返済が認められることもあります。
本記事では、そんな「利息のみ返済」の詳細についても詳しくご紹介します。
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- 1万円〜800万円
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- 収入証明書
アコムの最低返済額は「契約極度額」と「借入残高」で決まる
アコムでお金を借入れると、「毎月返済しなければならない最低限の金額」=「最低返済額」が設定されます。
最低返済額は、約定返済額と呼ばれることもあります。
最低返済額以上であれば、好きな金額を返済することが可能です。
例えば、お財布に余裕のあるときは多めに返済することで、返済期間を短縮して利息を節約することができます。
最低返済額は、「契約極度額」と「借入残高」で決まります。
アコムの定率リボルビング方式では、契約極度額に応じて一定の割合が設定されています。その割合を「最後に借入れたときの残高」にかけると、毎月の最低返済額を算出することができます。
契約極度額 | 一定の割合 |
---|---|
30万円以下 | 借入残高の4.2%以上 |
30万円超~100万円以下 | 借入残高の3.0%以上 |
100万円超 |
借入金額の3.0%以上 借入金額の2.5%以上 借入金額の2.0%以上 借入金額の1.5%以上 |
最低返済額は、1,000円未満を切り上げて算出されます。
例えば、契約極度額が20万円の方が10万円を借入れた場合、10万円×4.2%=4,200円の端数を切り上げた5,000円が毎月の最低返済額となります。
借入残高が同じでも契約極度額によって返済額が変わる!
アコムの返済額は、契約極度額と借入残高によって変わります。そのため、同じ金額を借りていても、契約極度額が変われば返済額が異なる場合があります。
そこで、「契約極度額が30万円の場合」と「契約極度額が100万円の場合」を例に挙げ、同じ借入残高でどのように最低返済額が変わるのか確認してみましょう。
まず、契約極度額が30万円の方が10万円・20万円・30万円を借入れた場合の最低返済額は、それぞれ5,000円・9,000円・13,000円となります。
借入残高 | 最低返済額 |
---|---|
10万円 | 5,000円 |
20万円 | 9,000円 |
30万円 | 13,000円 |
次に、契約極度額が100万円の方が10万円・20万円・30万円を借入れた場合の最低返済額は、それぞれ3,000円・6,000円・9,000円となります。
借入残高 | 最低返済額 |
---|---|
10万円 | 3,000円 |
20万円 | 6,000円 |
30万円 | 9,000円 |
両者の最低返済額を比較すると、契約極度額が100万円の場合のほうが、契約極度額が30万円の場合よりも2,000〜4,000円は最低返済額が低いという結果になりました。
このように、同じ借入残高でも、契約極度額が高ければ最低返済額が少なくなる場合があります。
なお、契約極度額は契約時にアコムの審査によって決まります。
専門家からのコメント
毎月の返済額が少ないと、返済がラクだと勘違いしてしまうかも知れませんが、実際は長期に渡って返済を続けなければならず、かえって家計への負担が大きくなります。
返済を早期に終わらせ、支払う利息を減らす方が大きなメリットが得られます。
すっきり完済した後にはこれまで返済していた分を貯蓄に回す計画も立てられるかもしれません。家計管理の観点からも、ぜひ早期完済をめざしましょう。
借入残高が減ると約定返済額を減額できる
アコムで返済を続けていると、借入残高が次第に減っていきます。最低返済額は借入残高をもとに算出されるので、借入残高が減れば、その分最低返済額を減らすことが可能です。
しかしアコムの返済額は、借入残高が減っても自動的に変更されることはありません。最低返済額の減額を希望する方は、自主的に手続きをする必要があります。
最低返済額は、下記の方法で変更することができます。
- 会員ログインメニュー
- アコムATM
- 電話(アコム総合カードローンデスク)
会員ログインメニューから返済額を変更したいときは、「各回の返済(支払)金額変更お申し込み」の項目を選択しましょう。
なお、会員ログインメニューとアコムATMでは、現在の最低返済額を変更できる場合のみ、変更用のメニューが選択できるようになります。
例えば、契約極度額30万円で30万円借りた場合には、毎月の最低返済額は13,000円となります。その後、返済が進んで借入残高が10万円まで減った場合には、変更の手続きをすることで5,000円まで減額することが可能です。
ただし、毎月の返済額を減額すると完済までの期間が長期化するため、支払う利息総額が多くなってしまいます。利息を節約するために早期完済を目指すなら、返済額を減額しないのも一つの方法です。
アコムで返済額を用意できないときは「利息のみ返済」も可能
- 申込から借入まで最短20分!
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- 30日間利息0円サービス
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短20分
- 融資時間
- 最短20分
- コンビニ
- 収入証明書
「どうしても返済額が用意できない」という場合には、一時的に返済額を減額してもらうことができます。
アコムの公式サイトには、下記のような記述があります。
「今月はいつもの返済金額だとちょっと厳しい・・・」そんなとき、一時的に利息以上の最少額でのご返済も可能です。
※最少返済金額でのご入金は約定返済金額に満たない金額のため、返済金額合計および返済回数が増加する場合があります。
「利息以上の最少額」とは、最低返済額よりも少ない利息額のみを返済することを指します。
毎月の最低返済額は、「元本充当分」と「利息充当分」で構成されています。そのうちの「利息充当分」だけを返済すれば、一時的に最低返済額を減額してもらえるのです。
アコムの「利息のみ返済」はあくまで最終手段
返済額を用意できないとき、「利息のみ返済」が認められると安心するかもしれません。
しかし、この方法では「元本充当分」を返済していないため、一向に元本が減らず利息ばかりを支払うことになってしまいます。その場は返済を先送りできますが、長い目で見ると損をしているのです。
また、アコムからの信用が損なわれ、契約限度額の減額や利用停止などの措置が取られる可能性もあります。
「利息のみ返済」は、どうしてもお金が工面できない場合の最終手段として活用するのが望ましいでしょう。
専門家からのコメント
借りたお金を計画通り返済するのが一番ですが、返済がどうしても厳しくなってしまった時に「利息額のみ」の返済にしてもらうことができます。
でもこれはあくまでも緊急時の応急処置です。
「元本充当分」の返済を先延ばしすることになり、返済期間が延び、利息を余計に支払うことになります。
つまり返済総額が増える結果となります。本当に困った時だけ利用を検討しましょう。
まずはアコムに電話相談しよう
返済に行き詰まったら、まずはアコム総合カードローンデスクへの電話が必要です。
アコムのオペレーターは、「利息のみ返済」だけでなく返済計画の相談にも乗ってくれます。くれぐれも、一人で抱え込んでアコムからの督促を無視することがないようにしましょう。
アコム総合カードローンデスクの営業時間は、平日9:00〜18:00です。土日は営業していないので、返済が難しいことが分かったら早めの連絡を心がけましょう。
アコムで自分の最低返済額を確認する方法
最低返済額は、アコム公式の会員サービスにログインして確認することができます。「マイページ」に進むと、毎月の返済金額や利用残高が表示されます。
また、ATMを利用した際の明細にも、次回の返済金額が記載されています。振込やATMで返済したいと思っている方は、毎月の返済額を確認しておきましょう。
口座振替で返済している方は、自動で引き落とされるので返済額を確認する必要性は少ないかもしれません。
しかし、口座に返済額以上の金額が入金されていないことで、返済遅れが生じることもあります。やはり返済額を確認したうえで、多めの金額を口座に用意しておくのが得策といえるでしょう。
- 申込から借入まで最短20分!
- WEB完結が可能で、勤務先へ電話での在籍確認、郵送物も原則なし
- 30日間利息0円サービス
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短20分
- 融資時間
- 最短20分
- コンビニ
- 収入証明書
アコムの最低返済額まとめ
- 最低返済額は契約極度額と借入残高で決まる
- 返済額を用意できないときは「利息のみ返済」も可能
- 自分の最低返済額は会員ページで確認できる
アコムの最低返済額は、あくまで返済すべき最低の金額です。多めの金額を返済すれば、その分返済期間は短くなり、利息を節約することができます。
お財布に余裕がある方は、毎月の返済額をあえて多めに設定して、早期返済を目指してみてはいかがでしょうか。
<参考>
・アコム公式「アコムご返済のポイント」
・アコムの公式「ログインページ」
専門家からの一言
理想は借りる前に、返済計画を立てておくことです。
自分が毎月の給料から、いくら返済に回せるのか、そしてその返済はいつまで続くのかを確認し、この日までに返すという目標を持ち、早期完済を目指しましょう。
どうしても支払いに困ったら借りた会社に相談しましょう。「利息のみ返済」などの一時的な対応をしてもらえます。
一番良くないことは放置し、遅延してしまうことです。困った時はまず相談と覚えておきましょう。
北海道出身。夫、双子の娘、義理の母の5人家族。大学卒業後10年間食品メーカーに営業企画として勤務。夫の転勤を期に退職し、住み慣れた北海道から東京へお引越し。転勤妻として見知らぬ土地での生活や不妊治療を乗り越え、ようやく40歳で双子を出産しました。晩産のため、将来の夫婦の老後資金と双子の教育費の両立に不安を覚えお金の勉強に取り組み、住宅ローン繰り上げ返済や教育費の積み立てを実践。さらにFP資格を生かし都市銀行の運用相談部門に勤務し、主に投資信託、外貨預金、相続対策をご案内していました。ファイナンシャルプランナーの上級資格であるCFP®および住宅ローンアドバイザー取得を機に、家族のお金に関する不安を気軽に相談してもらえる場として「FPオフィス ライフ&キャリアデザイン」を開所しました。
長く1部上場の消費者金融で経営企画課長をして、カードローン事業にかかわってきました。経営計画の担当が中心でしたが、カードローンのスコアリングシステムなどを担当するリスク管理や審査、回収などをおこなう集中センターの構築にも携わった経験があり、比較的カードローンに関しては詳しいと自負しております。また、子会社のクレジットカード会社に行っていたことがあり、カード事業の方面もいろいろ情報を提供できるかと思います。宜しくお願い致します。