
アコムからの増額案内の電話にはどう対応すべきかを口コミを交えて徹底解説!
アコムを遅れなく返済している場合には、増額の勧誘の電話がかかってくることがあります。この場合、増額することによって利用限度額が広がるだけでなく、利息も下がるケースもあるのでお得に利用することができるのです。
しかし、利用限度額を見直す際には審査がおこなわれるため、他社利用状況や記録されている信用情報によっては逆に利用限度額を下げられてしまうケースもあるので、自身の信用状況をよく確認して申込む必要があります。
そこで、この記事では実際に電話がかかってきた方の口コミを紹介しつつ、アコムの増額連絡にどう対応すべきかを解説していくことにします。
利用者はアコムからの増額案内の電話にどう対応しているのか?口コミ例をご紹介
アコムのカードローンでは、借入れできる金額を「契約極度額」の範囲内に限定しています。契約時に設定されている極度額以上のお金を借りたい場合には、増額の申込みが必要となっています。
増額はアコムへ申込むこともできますが、申込時にセールスプロモーションの案内を断っていなければ、一定期間返済遅れが無い方へ案内の電話をかけてくることがあります。融資限度額の枠を増やしたいと思っている方にとってはよいチャンスになりますね。
しかし、このような連絡があると、「アコムからの案内を断るとどうなるのか?」「絶対に限度額を増やせるのか?」など、不安を感じる方もいるかもしれません。
そこで、本記事では「アコムからの増額勧誘の電話にはどう対応すべきか」を考えるうえの判断材料として、実際に勧誘電話を受けた方の口コミ例と、限度額を増やす際の注意点をご紹介します。まずは、マネ会に寄せられた口コミ例を、次の項目に分けてご紹介していきます。
- 増額を申込んだ方の口コミ例
- 増額提案を断った口コミ例
- 申込んだが増額が通らなかった口コミ例
審査を通過して増額できた方の口コミ
マネ会の口コミ情報のなかで、アコムから勧誘の電話を受けて申込み、審査を通過して契約極度額が増えたという方の口コミ例をまとめました。以下の口コミ例とともに、申請時の対応についても解説していきます。
このように、電話を通して契約限度額の見直しを申込んだ際には、オペレーターの丁寧な対応でスムーズに手続きを進められたというコメントが多く寄せられています。さらに最後のコメントからは、再審査における要望なども伝えることが可能であることもわかります。
案内の電話がかかってきた際に、電話をかけているオペレーターにそのまま相談しながら手続きを進められるのは嬉しい点ですね。
増額案内の電話を断った口コミ
アコムから増額の提案のメールや電話があったけれど、リスクを考えて断った場合、今後の利用状況に影響が出るのでは……と不安を感じる方もいらっしゃると思います。
そこで、マネ会に寄せられている口コミのなかから「勧誘を断った」という口コミ例をご紹介します。
以上の口コミ例のように案内を断ったとしても、その後の利用には問題は生じないことがわかります。オペレーターの方も態度を変えたりすることはないため、安心して利用を継続することができますね。
ちなみにひとつめの口コミ例を見るとわかるように、アコムからの案内は複数回にわたって連絡されるケースもあるようです。契約限度額を増やす意思がないという場合には、セールスの案内は必要ない旨をオペレーターに伝えておきましょう。
増額申込みをしたが、審査に落ちて増額できなかった口コミ
アコムから増額の提案があったとしても、必ず再審査に通るとは限らないようです。マネ会に寄せられたアコムの口コミ情報には、実際に申込みをしたものの、審査に通らなかった方の口コミ例もありましたので、以下にご紹介します。
契約後、増額しないかとの電話連絡が来たので、お願いしたが、結局審査が通らなかったので、通らないなら連絡してこないでほしいと感じました。
増額時には、申込み者の勤務先や他社借入状況を確認するための再審査がおこなわれます。上記の口コミのように、審査をおこなった結果、申込み時と状況が変化しているために、増額が見送られてしまうケースも存在します。
アコムとの契約後に他社から追加で借入れをおこなっている方や、勤務先が変わっている方などは、「増額にともなう再審査時に気をつけたいポイント」も参考に、自身が審査に通過するかを判断したうえで回答する必要があるといえるでしょう。
アコムが増額案内の電話をかける基準
アコムでは、定期的に利用者の信用情報を信用情報機関に照会したり、自社の返済状況を確認する途上与信をおこなっています。途上与信の結果に応じてアコム内での信用が高まった方へ、増額やそれに伴う金利の引き下げを案内するようになっています。
すなわち、以下のような基準を満たした方の場合には、アコムから勧誘をおこなうケースが多くなっているようです。
- 一定期間(6ヶ月以上)遅れなく返済している実績
- 収入面や信用情報から、増額が可能だと判断された方
- 申込時に案内することを了承した方
アコムで増額審査を申込むメリットとは?
カードローンの契約極度額を増やすことは、借入れられる金額が増える点が一番のメリットですが、アコムで申込む場合に考えられるそのほかのメリットについても確認していきましょう。
アコムの審査では、契約極度額に合わせて金利が決められています。そのため、審査に通った場合、一緒に借入金利も下げてもらえるケースも多いのです。
マネ会に寄せられたアコムの口コミ情報には、増額して金利が低くなったという口コミ例もありますので、以下にご紹介します。
毎年1度の収入証明書提示で借入金額の上限の見直しがあり、借入半年後には上限100万円まで借入可能となり、その後半年もかからず上限120万円にて借入金額が増額できました。借入可能金額が100万円上限になったところで金利18%が15%へ引き下げとなり、毎月の支払い金額は37000円となりました。
このように増額をおこなった結果、同時に金利も下がって、総返済額が軽減されたという方もいるのです。また、なかには下記の口コミ例のように金利が下がることを理由に限度額の見直しをすすめられるケースもあるようです。
また、金利をもう少し安くするので、増額の話がきたのでびっくりしました。
カードローンの金利が下がるということは、返済を進めていくうえで大きなメリットとなります。契約極度額を増やしたとしても追加で借入れをしなければ、総返済額が変わらないまま返済総額を減少させることができるので、現在の家計負担を下げることができます。
増額にともなう再審査時に気をつけたいポイントを解説
アコムが案内をおこなう基準は、基本的には機械審査による仮審査であり、利用者から申請を受けた段階であらためて再審査がおこなわれます。そのため、先述した口コミ例のように、アコムからの案内を受けても、借入状況を確認した結果、増額ができないケースも見られます。
さらに、以下の状況のような方は、審査に落ちてしまうだけでなく、反対に限度額が減額されてしまう可能性も考えられます。
- 返済遅れがある場合
- 他社借入金額が多い場合
- 勤務先への在籍確認が取れない場合
したがって、アコムから案内があっても、上記のように自身の借入状況や信用状況が芳しくなかったり、勤務先が変わったりしている場合には、申請を見送るべきであるケースも考えられます。それぞれの状況について、以下で詳しく見ていきましょう。
アコムや他社への返済遅れがあると増額の可能性は下がる
アコムや他社カードローンで返済に遅れがある場合には、再審査に大きな影響を与える可能性が高く、状況次第では契約極度額が減額される可能性もあるので気をつける必要があります。
審査では必ず、信用情報機関の信用情報が確認されるため、アコムだけでなく、他社の返済遅れも判明します。将来的に契約極度額を増やしたいと考えている方は、アコムや他社カードローンの返済を滞りなくおこなうようにしましょう。
アコム以外からの借入額にも注意が必要
他社の借入れを含めた借入総額が年収の1/3に近くなっている方は、総量規制により増額ができない可能性があります。また、銀行カードローンといった総量規制外の借入れが増えている場合には、契約極度額が減額される可能性も考えられます。
借入れが増えていることから、その返済で家計状況が悪化していることを疑われた結果、逆に限度額を切り下げられる、追加の借入れができなくなる可能性もあります。そのため、借入状況によっては、契約極度額の見直しを申請することはリスクが大きくなる可能性が高いのです。
借入残高が年収の1/3に近くなった場合には、生活レベルを落としてでも借入残高の返済を最優先させたほうがよいでしょう。
再審査時に勤務先への在籍確認が取れず増額できないケースも
アコムに限らず、土日の申込時には、在籍確認ができない場合が多いといえます。前回申込から長期間申込みがされていない場合には、再審査のなかで在籍確認がおこなわれる可能性が高いので、在籍確認用の書面を用意しておく必要があります。
土日に増額を申込んだ際の在籍確認については、次の記事に詳しく記載されていますのでご確認ください。
増額案内の電話がアコムからかかってきた時には?
アコムのカードローンで契約極度額の増額をおこなうと、借入れられる金額が増えるだけでなく、金利が下がる可能性もあり、カードローンをよりお得に使いたいという方にも良い機会になります。
しかし、申請にともなうの再審査の結果によっては、増額が見送られたり反対に契約極度額が減額されてしまう可能性もあります。アコムから案内があった際には、安易に申込みをおこなうことは避け、自身の借入状況や必要性をふまえた判断をおこなうことが大切です。
とくに、自身の信用状況、借入状況に自信がなかったり、転職などをして勤務先が変わっている場合には注意が必要になるでしょう。
長く1部上場の消費者金融で経営企画課長をして、カードローン事業にかかわってきました。経営計画の担当が中心でしたが、カードローンのスコアリングシステムなどを担当するリスク管理や審査、回収などをおこなう集中センターの構築にも携わった経験があり、比較的カードローンに関しては詳しいと自負しております。また、子会社のクレジットカード会社に行っていたことがあり、カード事業の方面もいろいろ情報を提供できるかと思います。宜しくお願い致します。