アコムで一括返済する方法!「ATMだと完済できない」など注意点や解約手順を解説
アコムでは、通常の返済のほか、一括返済や繰り上げ返済にも対応しています。
そのため、ボーナスなどで資金に余裕ができた場合には、一括返済を考える方も多いでしょう。
しかし、「ただ残金をまとめて返せばいい」と簡単に考えてはいけません。利用状況によっては注意しなければならない点がいくつかあるのです。
この記事では、アコムで一括返済をする方法や注意すべき点、完済後の解約について解説していきます。
- 申込から借入まで最短20分!
- WEB完結が可能で、勤務先へ電話での在籍確認、郵送物も原則なし
- 30日間利息0円サービス
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短20分
- 融資時間
- 最短20分
- コンビニ
- 収入証明書
そもそも一括返済をするのはどんなケース?
アコムに限らず、カードローンを利用する際は、返済方法として「分割返済」を選ぶことが多いでしょう。あらかじめ決められた返済期日までに、一定金額を返していくパターンです。
しかし、なかには「借金の返済が長期間になってしまうのは嫌だ」、「ボーナスなど臨時収入が入ったら、一括で返済したい」という人もいるでしょう。
そんな場合は、分割返済ではなく一括返済を検討してみましょう。アコムでは、途中まで分割返済であったとしても、残った借入金を一括で返済することができます。
また、「借入れしている金額が減ってきており、もう少しで完済できる」といった状況も、一括返済に向いているといえます。
一括返済すれば、毎月返済のことを考える必要もなくなりますし、利息が減ることでトータルの返済金額も減らすことができます。
アコムの分割払いについては、下記の記事で詳しく解説しています。
アコムで一括返済するメリット
アコムで一括返済する最大のメリットは、利息が減ることで返済金額の総額が抑えられるという点です。アコムの無利息サービスを利用すれば、さらにお得に。
また、一括返済が難しい方には「繰り上げ返済」がおすすめです。細かくみていきましょう。
一括返済することで支払う利息が少なくなる
利息の支払いを少なくする方法にはいくつかありますが、その一つが一括返済です。
アコムでは毎月の返済額を一定にできる「リボルビング払い」を採用しているため、安定した返済ができるという利点があります。しかしその一方で、支払い期間が長期化し、利息が増えていくといった側面もあります。
もし一括返済によって1日でも早く完済すれば、支払う利息を少なくすることができるのです。
たとえば、Aさんが年15%の金利で100万円を借り、それを2年かけて返済するケースを考えてみましょう。
アコムの返済シミュレーションを利用して計算すると、2年間で発生する利息は約16万円となります。
もし、これを8ヵ月目で一括返済した場合は、利息は約8万円ですむことになります。比べてみると、利息は約半分。一括返済のメリットは一目瞭然ですね。
アコムの「無利息サービス」を利用すれば、さらにお得に
大手消費者金融のなかには、カードローンの無利息サービスを実施している会社がいくつかあります。
もちろんアコムにも「30日間金利0円サービス」があります。
もし、このサービス期間中に一括返済すれば、利息を一切払わずに済むのです。これは大きなメリットです。
ただし、金利0円サービスを受けられる人はアコムをはじめて利用する方に限ります。
また30日間金利0円サービスは、「契約日の翌日から30日間」が適用期間となります。
「借入日の翌日」ではありません。たとえば、8月1日にアコムと契約をし、8月10日に借入れした場合、サービス適用期間は8月2日~8月31日までとなってしまいます。
金利0円サービス期間内に一括返済を考えている方はご注意ください。
一括返済が難しい方には「繰り上げ返済」がおすすめ
アコムの利息を減らす方法は、一括返済だけではありません。残金を一気に返済することができないという方も、毎月少しずつ「繰り上げ返済」をすることによって、その後に発生する利息を少なくすることができます。
アコムでは、繰り上げ返済にも柔軟に対応してくれます。もし一括返済ができない場合は、アコムの担当者と相談しながら、自身の家計状況に合わせて繰り上げ返済をすることも検討してみてください。
- 申込から借入まで最短20分!
- WEB完結が可能で、勤務先へ電話での在籍確認、郵送物も原則なし
- 30日間利息0円サービス
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短20分
- 融資時間
- 最短20分
- コンビニ
- 収入証明書
アコムで一括返済する手順と方法
では、実際にアコムで一括返済する場合、どのような手順を踏めばいいのでしょうか。また、インターネットや店頭窓口、ATMなど、返済方法もさまざま。場合によっては、一括返済できないケースも発生してしまいます。あとでトラブルにならないよう、一括返済の手順と方法を確認しておきましょう。
一括返済の流れは?
まずは、一括返済の手順をみていきましょう。作業の流れは下記のとおりです。
- 一括返済する日を確定させる
- 返済すべき金額の合計をアコムに確認する
- 店頭窓口、ATM、インターネットなど返済方法を選ぶ
- 入金する
一見、簡単なように思えますが、それぞれ注意すべき点があります。詳しく確認していきましょう。
返済前にかならず利息金額を確認しよう
アコムの利息は、契約時に決定された借入利率をもとに毎日加算されています。つまり、返済すべき金額は日々変化するのです。
そのため、一括返済をする日がずれると、返済すべき金額も変動してしまいます。
利用者自身で利息の計算をして一括返済をすることはできますが、数円単位のズレが生じてしまう可能性もあります。
したがって、確実に一括返済をしたい場合には、まず返済日を確定させましょう。そのうえで、アコムに電話をして返済日を伝え、返済金額を確認してください。
返済すべき金額は、電話以外にも「アコムのインターネット会員サービス」、「店頭窓口」、「アコムATM」、「提携ATM」で確認することができます。
返済日と返済金額が確定すれば、あとはその金額を店頭窓口やインターネットなどで入金します。
一括返済の方法は5種類! 確実なのは「店頭窓口」と「インターネット」
アコムで一括返済をする場合、「アコムATM」、「提携ATM」、「店頭窓口」、「振込」、「インターネット」の5つの返済方法から選ぶことができます。
このなかで最もオススメなのは、インターネットバンキングを利用する方法。店舗へ出向く必要はなく、手数料も無料で一括返済をおこなうことができます。
もし、アコムで利用可能なインターネットバンキングを持っていない場合には、アコムATMまたは店頭窓口を利用すると、手数料無料で返済できます。
手数料がかかるパターンは? 返済方法ごとの手数料一覧
返済方法によっては、手数料がかかってしまう場合もあります。そこで、返済方法ごとの手数料を一覧表にまとめました。
返済方法 | 手数料(税込) |
---|---|
アコムATM | 無料 |
店頭窓口 | 無料 |
インターネット | 無料 |
銀行振込 | 金融機関により異なる |
提携ATM(コンビニATMなど) | 1回につき110円~220円 |
上記の表を見てわかるとおり、提携ATM(コンビニATMなど)で一括返済する場合は手数料がかかります。
また、銀行振込を利用する場合も、手数料がかかる可能性があるので注意しましょう。
振込による返済について、下記の記事で詳しく解説しています。
完済できない? ATMでの一括返済は要注意
返済方法のなかに「アコムATM」と「提携ATM」があります。しかし、ATMで一括返済をおこなう場合は、注意しなければならない点があります。
それは、ATMでの返済は一部をのぞき、硬貨での支払いができないということ。
つまり、1円単位の正確な一括返済ができず、1,000円未満の端数が残ってしまうのです。たとえば、借入金額が残り2,500円のときは、ATM利用では2,000円しか入金できないため、500円が残ってしまいます。
返済金額がちょうど1,000の倍数の場合はATMでも完済できますが、そこまでピッタリの金額になることはほとんどないでしょう。
もし端数がある場合は「無利息残高」として残り、また次にアコムを利用した際、借入れ後の最初の支払いで清算されます。端数分は金利がかからないので、当然ながら利息も発生しません。
しかし、完済後にアコムの解約を考えている場合は、残っている無利息残高をゼロにする必要があります。
したがって、ATMではなくインターネットバンキングや店頭支払いを利用し、1円単位まで正確な金額で一括返済をしてください。
アコムで一括返済したあと、解約するには?
「一括返済したあとはもう利用しないため、アコムを解約しよう」と思っている人も多いでしょう。しかし解約にも注意点があります。
「解約したつもりだったけど、まだ契約が続いていた」ということのないよう、解約する方法と注意点を確認しておきましょう。
また、解約方法については下記の記事でも解説しています。
一括返済しただけでは「解約」にならない
アコムに限らず、カードローンにおいては「完済=契約の終了」ではありません。
そのため、たとえ一括返済してもアコムとの契約は継続している状態となります。
もしアコムを解約したい場合は、一括返済後に自動契約機(むじんくん)か
アコム店頭窓口へ出向くか、アコム総合カードローンデスクへ電話をして解約手続きをおこなう必要があります。
解約後、お手持ちのローンカードはハサミなどで細かく裁断し、破棄すれば安心でしょう。
アコム総合カードローンデスクの電話番号は下記公式HPよりご確認ください。
完済したあとも契約を継続することは可能
アコムのカードローンは、手数料や年会費などのコストがかかるわけではありません。もし再度利用する可能性がある場合は、契約を継続しておくこともできます。
いったんアコムを解約してしまうと、再度利用する際にまたイチから申込み、審査、契約という手順を踏まなければいけません。解約についてはそのあたりも十分考慮してください。
他のローンやクレジットカードの審査に影響が出るかも?
一括返済しても、アコムとの契約を継続しておくことは可能です。ただし、注意点もあります。それは、クレジットカードや他のカードローンの審査に影響が出てしまう可能性があるということ。
たとえば、住宅ローンやクレジットカードに申込む際、審査に通りにくくなる、といったケースが考えられます。
なぜなら、カードローン会社やクレジットカード会社は、審査の段階でかならず「信用情報」を調査するからです。信用情報とは、カードローンやクレジットカードといった信用取引に関する契約内容や返済状況、利用残高など、客観的取引事実をあらわす情報です。
アコムを解約すれば、5年後には信用情報から利用履歴が消去されます。
しかし、一括返済しても契約を残している状態であれば、信用情報のなかに「アコムと契約している」という情報がずっと残ってしまいます。
もし「住宅ローンに申込むかもしれない」「新たにクレジットカードを持ちたい」といった予定がある場合は、アコムを解約し、信用情報をきれいにしておくほうが安全といえます。
アコムから一括返済を求められることはある?
ここまでは、「返済金額を減らすための」一括返済や、解約の方法についてみてきました。
その一方、アコムから一括返済を求められるケースもあります。どのような状態になれば一括返済を求められるのか、確認しておきましょう。
返済が遅れ、長期にわたって延滞している場合
アコムに限らず、カードローンを利用し、決められた返済日にきちんと返済していれば、まったく問題はありません。
また、返済が一回遅れた程度でも、一括返済を求められることはないでしょう。
アコムから一括返済を求められるのは、相当の期間、延滞をしていたケース。アコムからの電話連絡や手紙、催告状などを一切無視し続けると、かなり危険です。
もし滞納が続けば、最終的には裁判となり、一括返済を求められる事態になってしまいます。
もし一括返済を求められたら、誰に相談すればいい?
もし借入金を返済できない状況になったとしても、決して放置してはいけません。まずはアコムに連絡し、返済計画について相談してみましょう。場合によっては返済金額や返済日を調整してくれます。
もしどうしても返済が難しく、かつ利用している方がアコムと話したくない、といった場合は、司法書士や弁護士などの専門家に相談することも一つの手です。
そうならないためにも、借入れする時点できちんと返済計画を立てておきましょう。
アコムの一括返済まとめ
- 申込から借入まで最短20分!
- WEB完結が可能で、勤務先へ電話での在籍確認、郵送物も原則なし
- 30日間利息0円サービス
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短20分
- 融資時間
- 最短20分
- コンビニ
- 収入証明書
アコムの一括返済について、手順や注意点を解説してきました。
「提携ATMを利用する場合、手数料がかかる」、「ATMでの一括返済は1,000円未満の端数が残ってしまう」などの注意点はあるものの、一括返済すれば利息を少なくできるという大きなメリットがあります。
金銭面だけでなく、精神面の負担を軽くするためにも、ぜひ早めの一括返済を検討してみてください。
参考:アコム総合カードローンデスク
ライター、編集者。カレンダーメーカーにて商品企画、制作ディレクションに携わった後、独立。エンタメ系中心に教育、自動車、ものづくり、健康などさまざまなwebメディアで企画、執筆、編集を行っています。