アイフルの一括返済で利息を減らす!お得な理由や3ステップの返済方法を徹底解説

アイフルの一括返済で利息を減らす!お得な理由や3ステップの返済方法を徹底解説

アイフルを利用していれば、「利息を減らしてお得に返済したい」と思わない方はいませんよね。

アイフルでは、一括返済という仕組みで返済総額を減らすことができます。1日でも早く一括返済できれば、早期返済した分の利息を減らすことが可能です。

本記事では、アイフルの一括返済について詳しく解説します。

返済方法や端数処理、解約との違いや一括返済催告状など、アイフルの一括返済にまつわるあらゆる疑問にお応えしていきます。

なお、通常の返済については下記記事を参考にしてください。

アイフルで返済額を減らすには?返済方法・返済日からコンビニでの返済まで徹底解説

アイフルの一括返済がお得な理由

アイフルには一括返済という仕組みが用意されています。

アイフルの一括返済とは、借入に対する返済金額を一括で支払ってしまうことです。

一括返済をすると、総利息額を節約することができます。返済期間が長くなるほど、高くなるのが利息です。一括返済によって返済期間を短縮することで、その分の利息を減らすことができるのです。

アイフルの公式ホームページでも、「早期一括返済のメリット」が説明されています。

お利息はご利用いただいた分だけ。1日でも早くご返済いただければ、その分のお利息が軽減できます。また、必要になった時には再度のご融資をご利用いただけます。

返済期間による利息の違い

一括返済で返済期間を短縮すると、どのくらい利息を節約できるのでしょうか?

アイフル公式ホームページの返済シミュレーションを利用して、10万円を金利18%で借入れて「半年で返済した場合」と「2年で返済した場合」の利息を比べてみました。

【10万円を借入れた場合の利息額】
返済期間 利息
半年 5,104円
2年
19,684円

返済期間が半年の場合と2年の場合では、利息に14,580円の違いが出ます。借入金額が大きいほど、返済期間の違いによる利息の差は大きくなります。

一括返済をするなら、少しでも早い時期に手続きを始めましょう。一括返済の時点が早ければ早いほど、アイフルをお得に活用することができます。

アイフルの金利については、下記の記事で詳しく解説しています。

アイフルの金利は高い?金利を引き下げて利息を減らす方法や他社を比較
(※)本シミュレーションの結果は、アイフル公式HPの返済シミュレーションを元にした参考値です。目安としてご利用ください

3ステップで完了!アイフルで一括返済をする方法

アイフルで一括返済するための3ステップ

アイフルの返済日は、毎月一定の返済日を決める「約定日制」か、返済日の翌日から35日間が返済期間となる「サイクル制」によって決まります。

一括返済の場合は、返済日を気にする必要はありません。自分にとって都合がよい日を一括返済予定日として決めることができます。

ただし、思い立ったその場で一括返済ができるわけではありません。アイフルで一括返済をするためには、以下の3ステップで手続きをしましょう。

アイフルで一括返済するための3ステップ
  1. 一括返済の予定日を決める
  2. 最終返済金額を確認する
  3. 最終返済額を支払う

1.一括返済の予定日を決める

アイフルで一括返済したい日が決まったら、一括返済の予定日を決めます。

一括返済の予定日は、1日でも早いほどお得です。なぜなら、アイフルの利息は1日単位で発生しているからです。

毎月の返済額を口座振替で支払っている場合は、アイフルがすでに次回の引落を銀行に依頼していることがあるため、一括返済の予定日によって対応方法が異なります。

口座振替で返済している人は事前に会員専用ダイヤル(0120-109-437)に電話して、一括返済を希望する旨を伝えておきましょう。

2.最終返済金額を確認する

完済に必要な費用のイメージ

アイフルで一括返済をするためには、最終返済金額を確認する必要があります。

アイフルの最終返済金額は、「元金+利息+その他費用」で算出されます。

その他費用とは、前回の入金から現在までに提携先ATMから出金した場合などに発生する費用のことです。

最終返済金額の確認方法について、アイフル公式ホームページには「まずは会員様専用ダイヤル(0120-109-437)にご連絡ください」と記載されています。

一括返済の予定日が決まったら、上記の番号に電話をして最終返済金額を確認しましょう。営業時間は「平日9:00〜18:00」です。

一括返済の予定日が変わると、最終返済金額も変わります。その場合は、再度連絡して確認する必要があります。

3.最終返済金額を支払う

アイフルの一括返済では、「アイフルスマホATM振込提携先ATMコンビニマルチメディア端末」という4つの返済方法を利用することが可能です。

返済方法によって、1度に返済できる金額が異なります。最終返済金額が大きい場合は、返済金額に上限がない「振込」で返済しましょう。

【一度に返済できる上限金額】
返済方法 上限
アイフルスマホATM なし
振込 なし
提携先ATM 提携先によって異なる
コンビニマルチメディア端末(※) 30万円まで
(※)ローソンのLoppiが利用可能

なお、インターネット以外から一括返済するときは手数料が発生します。

振込で一括返済する場合の手数料は、利用する金融機関によって異なります。

提携先ATMやコンビニマルチメディア端末から一括返済する場合は、下記の手数料が発生します。

【提携先ATM・コンビニマルチメディア端末の手数料】
1万円以下(税込) 1万円超(税込)
110円 220円

一括返済の場合は、多くの場合において1円単位で支払う必要が生じます。しかし、すべての返済方法で1円単位の取引ができるわけではありません。

【1円単位で取引できる返済方法】
・振込
・コンビニマルチメディア端末
・提携先ATM

振込・コンビニマルチメディア端末の場合は、1円単位で返済できるため一括返済に向いている方法です。

アイフル提携先ATMは、硬貨非対応です。ATMから紙幣で支払い、残った端数は無利息残高となります。無利息残高の処理方法については、次の「一括返済で生じた端数はどうなる?」で解説します。

提携ATMからの一括返済で生じた端数はどうなる?

ATMは硬貨非対応であることを表す画像

アイフルの一括返済では、1円単位で最終返済金額ぴったりを支払う必要があります。

アイフル提携先ATMは、硬貨非対応です。紙幣でしか返済できないため、ぴったりの金額にならないことがあります。

例えば、10,500円が最終返済金額だった場合、紙幣でしか返済できないため10,000円のみを返済したとします。このときの端数である500円が、無利息残高となります。

アイフル提携ATMの営業時間は?店舗の場所や返済手数料も詳しく解説

「無利息残高」の返済方法

無利息残高には、利息が発生しません。支払期限もないため、いつ返済しても構いません。

ただし、アイフルを引き続き利用したいなら、早く返済することをおすすめします。無利息残高を返してくれない利用者は、アイフルからの印象が悪くなってしまいます。

無利息残高は、アイフルの店頭窓口や銀行振込で精算することができます。振込先を知りたい場合は、アイフルの会員専用ダイヤル(0120-109-437/平日9:00〜18:00)で聞いてみましょう。

多めに返済した場合の端数処理

アイフルで無利息残高を残したくない場合は、多めに返済するという方法もあります。

例えば、最終返済金額が19,500円のところ、アイフル提携先ATMから20,000円を振り込んだとします。この場合は、端数の500円がアイフルの預かり金となります。

多めに支払った端数分は、アイフルから返却してもらうことができます。預かり金を返却する方法は、以下の3通りがあります。

預かり金を返却する方法
  1. アイフルの店頭窓口で返却
  2. 銀行振込で返却
  3. 郵送で返却

多めに支払った場合は、自分からアイフルに連絡するとよいでしょう。上記3つのうち好きな返却方法を依頼すれば、すぐに返却対応をしてくれます。

アイフルでは「一括返済=解約」ではない

「一括返済=解約ではない」ということを表す画像

アイフルで一括返済をすると一時的に取引がない状態になりますが、契約自体は残っています。アイフルを解約したい場合は、別途で解約手続きが必要です。

アイフルと契約したままになっても、手数料などが発生することはありません。今後もアイフルを利用する予定があるのなら、解約手続きをしなくてもOKです。

アイフルで一括返済をしたあとに、解約に進んだほうがよいのは以下のような場合です。

解約したほうがよいケース
  • 将来的に住宅・自動車ローンなどを契約したい
  • 他社でも借入をしている
アイフルの解約方法は?解約後の手続きや信用情報への影響など徹底解説

将来的に住宅・自動車ローンなどを契約したい

アイフルで契約したままにしていると、他社で新規にローンを利用したいときの審査に影響を与える可能性があります。

現在は借入をしていなくても、契約をしていることは信用情報に記録されます。アイフルを利用中であればまた借入が始まる可能性があるため、他社からの印象にマイナスの影響を与えるかもしれません。

住宅ローンや自動車ローンなど、将来的にローンを組む予定がある場合には、早めにアイフルを解約しておきましょう。

信用情報の保存期間は、情報によりますが最長でも10年です。カードローンで借入をした記録が消えれば、信用情報がクリーンになり審査に通りやすくなります。

他社でも借入をしている

他社で借入をしている方は、アイフルでも借入をすると多重債務者となります。

多重債務を抱えていると、借入総額がわからなくなったり、返済管理が難しくなったりします。

金融事故などのリスクを回避するためにも、多重債務の状態は好ましくありません。

今まで、アイフルと他社の複数社にわたって借入をしていたのであれば、アイフルを一括返済したタイミングが多重債務を解消するチャンスです。

可能であればアイフルを解約して、利用するカードローンを整理しましょう。

アイフルの一括返済催告状とは

アイフルから一括返済催告状というものが届くことがあります。一括返済催告状が届くのは、アイフルで返済を滞納している人です。

アイフルで返済に遅れていると、アイフルは下記のような対応をとることがあります。

延滞に対するアイフルの対応例
  1. 1日単位で遅延損害金が発生
  2. 電話や郵送で督促がくる
  3. 一括返済催告状が届く
  4. 法的手続きに進む

アイフルの返済に遅れると、まずは1日単位で遅延損害金が発生します。

続いて、アイフルから電話や郵便によって督促がくるようになります。アイフルからの郵便は、「AIセンター」などの名義から届くことが多いようです。

その後も返済が滞っていたときに届くのが、アイフルの一括返済督促状です。現在の借入に対する返済金額を、一括で返済することを求める内容となります。

それでも返済しようという意思が見られない場合には、最悪のケースとして裁判をして財産の差し押さえとなる可能性があります。

アイフルからの督促の連絡は、無視するべきではありません。できるだけ早い段階で、自分から会員専用ダイヤル(0120-109-437)に電話して返済の意思を伝えましょう。

返済できずに困っているときは

アイフルから一括返済催告状が届いたにもかかわらず返済することができない場合は、放っておいても何も変わりません。時間だけが経過して、裁判や財産の差し押さえなどの法的手続きに進んでいきます。

どうしても返済することができないときは、債務整理を検討しましょう。債務整理とは、借金に苦しむ方が債務額を整理して減額する手続きのことです。

債務整理をすれば、アイフルからの督促もストップします。ただし、信用情報に金融事故として記録されるため、クレジットカードやカードローンを利用することが難しくなります。

債務整理などの手続きをとるには、専門家の力を借りる必要があります。借金を返済できずに困ったときには、以下のような公共機関の無料相談を利用してみてはいかがでしょうか。

借金の相談ができる公共機関
  • 国民生活センター
  • 日本司法支援センター(法テラス)
  • 日本貸金業協会
  • 日本弁護士連合会 
  • 日本司法書士会連合会
  • 金融庁 など

アイフルの一括返済まとめ

アイフルをお得に利用するためには、「一括返済」を積極的に活用して利息を減らすことが大切です。

1日でも早く一括返済をすれば、その分の利息を節約することができます。早期返済を目指して、一括返済のメリットを存分に享受しましょう。

この記事を読んでくれた方が一括返済を活用して、お得にアイフルを利用してくださることを願っています。

会計コンサルタントを経て、2017年よりライター・編集者として活動中。 得意なテーマは金融・ビジネスで、マネ会ではカードローン記事の執筆・編集を担当している。本を読むことが好きで、年間の読書量は100冊以上。 保有クレカはエムアイカード。使いすぎ防止で三菱UFJ-VISAデビットを愛用していたが、増税を契機にスマホ決済アプリへの関心を高め、現在は楽天Payを中心にLINE Pay・PayPay・d払い・メルペイを使い分けている。

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