アイフルのおまとめローン「おまとめMAX・かりかえMAX」の審査方法や限度額を解説!

アイフルのおまとめローンは、「おまとめMAX」と「かりかえMAX」の2種類があります。
おまとめローンとは、既存の借入を低金利で借り換えて返済負担を緩和するための仕組みです。
アイフルのおまとめローンなら、既存の借入よりも低い金利で返済できることが保証されています。
アイフルのおまとめローンは、「現在すでにカードローンを利用中で返済に苦労している方」におすすめしたい商品です。審査の流れや信用情報への影響など、アイフルのおまとめローンに関するあらゆる疑問にお答えしていきます。

- 最短25分で審査完了!即日融資も可能
- 誰にも知られずWeb完結!郵送物一切なし
- 初めての方なら最大30日間利息0円
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短25分
- 融資時間
- 最短25分
- コンビニ
-
- 収入証明書
- 50万円を超える場合
- アイフルのおまとめローンは「おまとめMAX」と「かりかえMAX」
- アイフルのおまとめローンのメリット3点
- アイフルのおまとめローンのデメリット2点
- 電話かWEB!アイフルのおまとめローンに申込む方法と審査の流れ
- アイフルのおまとめローン審査は甘い?厳しい?
- アイフルのおまとめローンで審査に落ちないために
- アイフルのおまとめローン審査に在籍確認はある?
- おまとめローンを利用すると信用情報に傷がつく?
- アイフルのおまとめローン中の他社借入は「契約違反」!?
- アイフルのおまとめローンの返済方法を解説。基本は口座引き落としで返済!
- アイフル以外でおまとめローンを取り扱っている消費者金融
- アイフルより金利が低い!?銀行カードローンでのおまとめもおすすめ!
- アイフルのおまとめローンに関するよくある質問
- アイフルのおまとめローンまとめ
アイフルのおまとめローンは「おまとめMAX」と「かりかえMAX」
アイフルのおまとめローンには、「おまとめMAX」と「かりかえMAX」の2種類があります。
おまとめローンとは、「既存の借入を低金利で借り換えて返済負担を緩和するためのローン」です。
つまり、すでにアイフルや他社のカードローンを利用している人が対象の商品となります。
アイフルのおまとめローンなら、既存の借入よりも低い金利で返済できることが保証されています。アイフルの公式ホームページには、「おまとめMAX」と「かりかえMAX」について下記のような記述があります。
既借入ローンの金利より低くなり、月々のご返済負担も軽減されます!
カードローンを利用中であれば、今より低い金利で返済できるという点に魅力を感じない方はいないでしょう。
アイフルのおまとめローンでは、カードローン・クレジットカードなど、様々な債務を借り換えることが可能です。
多重債務などで返済に苦労している人にとって、アイフルのおまとめローンはぜひ検討したい商品だということができます。
アイフルの「おまとめMAX」と「かりかえMAX」、どう選ぶ?
アイフルは、おまとめローンとして「おまとめMAX」と「かりかえMAX」の2商品を展開しています。どのような基準で2つの商品を選べばよいのでしょうか?
実は、「おまとめMAX」と「かりかえMAX」は貸付対象者と貸金使途が異なります。それぞれの貸付対象者を確認して、自分が対象となる商品を選べばOKです。
商品 | 貸付対象者 | 貸金使途 |
---|---|---|
おまとめMAX |
・満20歳以上で定期的な収入と返済能力がある方 ・アイフルの基準を満たす方 |
アイフル・他社からの借り換え |
かりかえMAX |
・アイフルを初めて利用する方 ・満20歳以上で定期的な収入と返済能力がある方 ・アイフルの基準を満たす方 |
他社からの借り換え |
「おまとめMAX」は、アイフルを利用中か利用したことがある方が対象です。アイフル以外に他社でも借入をしている人や、アイフルを利用したことがあり、現在は他社で借入をしている人は、「おまとめMAX」を選びましょう。
「かりかえMAX」は、アイフルを利用したことがない方が対象です。アイフルを利用したことがなく現在は他社で借入をしている人は、「かりかえMAX」を選びましょう。
貸付対象者に「満20歳以上で定期的な収入と返済能力がある方」とあるため、パートやアルバイトの方でも利用することができます。対象年齢の上限がないため、満20歳以上であれば何歳の方でも対象者となります。
学生や主夫/主婦でも、定期的な収入と返済能力があるとみなされる方は利用可能です。専業主婦など、収入のない方は対象外となる点にご注意ください。
アイフルのおまとめローン金利は「実質年率3.0〜17.5%」
アイフルのおまとめローンの金利は、「おまとめMAX」と「かりかえMAX」ともに3.0〜17.5%(実質年率)です。
アイフルのメイン商品であるキャッシングローンの金利は、3.0〜18.0%(実質年率)です。おまとめローンのほうが、キャッシングローンよりも最高金利が低くなっています。
アイフルのおまとめローンの金利を見るときは、通常のカードローンの金利を見るときとは視点が異なります。なぜなら、アイフルのおまとめローンでは既存の借入より低い金利での返済が保証されているからです。
通常のカードローンであれば、最高金利の17.5%が判断材料となりやすいです。しかし、おまとめローンの審査に通れば、現在17%で融資を受けている方は必ずそれ以下の金利が適用されます。
ちなみに、既存の借入額の合計が100万円を超える方は、必ず15%以下の金利が保証されます。なぜなら、利息制限法で貸付に対する上限金利が定められているからです。
借入額 | 利息(実質年率) |
---|---|
10万円未満 | 20% |
10万円以上100万円未満 | 18% |
100万円以上 | 15% |
つまり、A社で50万円・B社で50万円・C社で50万円を実質年利17%で借入れている人がアイフルのおまとめローンを利用すれば、150万円を実質年利15%以下で返済できるということです。
アイフルのおまとめローンは、高金利で多重債務を抱えている方ほど利用したい商品だということができます。
アイフルのおまとめローン金利は高い?低い?
アイフルのおまとめローンの金利を、他社ローンの金利と比較してみました。
大手消費者金融2社は、アイフルのように「おまとめローン専用商品」を展開しています。3大メガバンクでは「おまとめローン専用商品」を展開していませんが、大手消費者金融よりも金利が低い傾向にあるカードローン商品を展開しています。
商品 | 金利(実質年率) |
---|---|
アイフル「おまとめMAX・かりかえMAX」 | 3.0〜17.5% |
アコム「借換え専用ローン」 | 7.7%〜18.0% |
プロミス「おまとめローン」 | 6.3~17.8% |
三井住友銀行カードローン | 1.5〜14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) | 1.8%~14.6% |
みずほ銀行カードローン | 4.0%~14.5% |
3大消費者金融の中で、アイフルのおまとめローンは最高金利・最低金利ともに最も低金利です。しかし、やはり銀行カードローン3社のほうが、アイフルのおまとめローンよりも上限金利が低くなっていますね。
おまとめローン専用商品でなくても、アイフルのカードローン・おまとめローンよりも上限金利が低い傾向にある商品を検討したいという方には、銀行カードローンもおすすめできます。
上記のように、銀行カードローンと比べればアイフルのおまとめローンは金利が高いように見えるかもしれません。しかし、ここで思い出したいのは、アイフルのおまとめローンは「既存の借入よりも低い金利での返済を保証する」という商品だということです。
つまり、アイフルのおまとめローンでは、審査を通過すれば既存の借入よりも低い金利で返済することができます。既存の借入よりも低金利で返済できるのならば、銀行カードローンに比べて最高金利が高いことを気にする必要性は低いといえるでしょう。
銀行カードローンの審査は、消費者金融であるアイフルの審査よりも厳しい傾向にあります。比較的審査が緩いおまとめローンを探している方にとって、アイフルのおまとめローンは有力な選択肢となるのではないでしょうか。
アイフルのおまとめローンは総量規制の対象外
アイフルのおまとめローンは「貸金業法に基づく計画返済支援」であり、貸金業法で定められた総量規制の対象外となります。
総量規制とは、貸金業法で定められた貸付額に関する規制のことです。この規制により、貸金業者の貸付額は原則として利用者の年収の1/3を超えることができません。
なお、銀行、信用組合、信用金庫、労働金庫、農協などの貸付は総量規制の対象外となります。
上記のように、通常の消費者金融によるカードローンでは、貸付額が利用者の年収の1/3以下に制限されています。
ただし「利用者にとって一方的に有利となる借り換え」となる貸付は、例外として総量規制の影響を受けません。
アイフルのおまとめローンはこの例外に該当するため、総量規制の対象外となるのです。
つまり、他社を含めた借入総額が年収の1/3を超えている方も、アイフルの「おまとめMAX」を利用することができるということです。
アイフルのおまとめローンの最大限度額は800万円です。高額な借入額を抱えている方は、ぜひアイフルのおまとめローンをご検討ください。
専門家からのコメント

おまとめローンは、総量規制の「例外貸付け」に該当しますが、主な条件を確認しておきましょう。
おまとめローンは多重債務者の救済などを目的に設けられた制度であるため、利用者にとって有利な条件が定められています。
① 借換えの対象は、貸金業者からの借入です。銀行からの借入や、親族・知人などからの借入債務は対象になりません。
②「借換え後」の金利が、借換え前の金利を上回らない。
③1か月の負担額について、借換え後の負担額が、借換え前の負担額を上回らない。
④ 担保・保証について、借換え後の条件が、借換え前の条件より厳しくならない。
アイフルのおまとめローンのメリット3点
アイフルのおまとめローンには、以下のようなメリットがあります。
- 既存の借入よりも低金利で返済できる
- 即日での利用も可能
- 返済管理が楽になる
下記で順番に説明していきます。
①既存の借入よりも低金利で返済できる
アイフルのおまとめローンなら、既存の借入を現状よりも低金利で返済できることが保証されています。この点は、返済に苦労している方にとっては最大のメリットとなるのではないでしょうか。
大手消費者金融であるアコム・プロミス・SMBCモビット・レイクの最高金利は17.8〜18.0%です。18.0%に近い他社で借入をしている方は、最高金利17.5%であるアイフルのおまとめローンで借り換えれば、確実に利息を抑えることができます。
②即日での利用も可能
アイフルのメイン商品であるキャッシングローンは最短審査30分・即日融資OKですが、アイフルのおまとめローンでも融資のスピード感が魅力となっています。
アイフルのおまとめローンは、最短即日で利用することが可能です。おまとめローンでの融資をお急ぎの方には、この点は非常にうれしいメリットとなるでしょう。
③返済管理が楽になる
複数社で借入をしている場合は、カードローンごとに毎回の返済をする必要があります。返済先が複数社にまたがると返済管理が煩雑になり、返済日を忘れてしまうリスクが高まることがあります。
おまとめローンを利用すれば、毎回の返済先は1つになります。返済管理が容易になるため、返済ストレスも緩和できるでしょう。マネ会には下記のような口コミも集まっています。
「おまとめMAX」という他社での複数の借り入れを1つにまとめることのできる商品を知り、利用しました。 こちらは、月々の返済額を軽減でき、返済が楽になりました。
おまとめローンには、一度利用者に融資して既存の借入先に返済してもらう方法と、おまとめローンの融資元が既存の借入先に直接返済してくれる方法の2通りがあります。
アイフルのおまとめローンは、後者です。つまり、利用者は既存の借入先に1社ずつ返済する手間を省略できるということです。複数社への返済を煩わしいと感じている方は、アイフルのおまとめローンをご検討ください。

- 最短25分で審査完了!即日融資も可能
- 誰にも知られずWeb完結!郵送物一切なし
- 初めての方なら最大30日間利息0円
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短25分
- 融資時間
- 最短25分
- コンビニ
-
- 収入証明書
- 50万円を超える場合
アイフルのおまとめローンのデメリット2点
アイフルのおまとめローンには、下記のようなデメリットがあります。
- 追加で借入れることができない
- 金利が低くなっても利息が高くなることがある
下記で順番に説明していきます。
①追加で借入れることができない
アイフルのおまとめローンは、通常のカードローンとは異なります。限度額は設定されず、アイフルから追加で借入れることもできません。
なぜなら、アイフルのおまとめローンは「既存の借入における返済負担を減らすこと」を目的としたローンだからです。
いつでもカードローンで借入をしたいと思っている人は、アイフルのおまとめローンには向きません。アイフルのおまとめローンは、現在借入れている金額をどうにかして返済したいと思っている人のためのローンだということができます。
②金利が低くなっても利息が高くなることがある
おまとめローンで金利が低くなったにもかかわらず、完済したときの利息が高くなってしまうということがあります。それは、返済期間が長期化した場合です。
利息を抑える返済のコツは、「短期間で返済すること」です。低金利で返済期間が長期化した場合よりも、高金利でも短期間で返済した場合のほうが利息が少なくなることがあるのです。
アイフルのおまとめローンでは、3年・5年・7年・10年から返済プランを選択します。毎回の返済額は口座振替で支払いますが、ATMなどで一部返済をおこなうことも可能です。
返済期間が10年などの長期に渡ると、合計で支払う利息額が高くなってしまいます。その結果、低金利でも短期間で返済したほうがお得であるというケースが生じるのです。
おまとめローンの返済シミュレーション
試しに、おまとめローンで金利が下がったのに利息が高くなるケースをシミュレーションしてみましょう。
例えば、A社から20万円・B社から90万円・C社から90万円を金利18%で借入れて、2年・3年・4年で返済したとします。
既存の借入先 |
A社 |
B社 |
C社 |
金利(実質年率) | 18% | 18% | 18% |
借入額 | 20万円 | 90万円 | 90万円 |
借入期間 |
2年 |
3年 | 4年 |
月々の返済額 | 10,000円 | 33,000円 | 27,000円 |
総利息額 |
39,717円 | 266,965円 | 358,011円 |
既存の借入先で返済した場合における3社の総利息額を合計すると、664,693円となります。
それでは、3社の借入総額をアイフルのおまとめローンで借り換えて、5年間かけて返済した場合の総利息額を確認してみましょう。
借入総額は200万円になるため、利息制限法で定められた100万円以上の上限金利である15%が適用された場合を想定します。
金利(実質年率) | 15% |
---|---|
借入額 |
200万円 |
借入期間 | 5年 |
月々の返済額 | 48,000円 |
総利息額 |
844,658円 |
実質年利15%で200万円を借り換え、5年間かけて返済した場合の総合利息額は844,658円となります。既存の借入先のまま短期間で返済した場合よりも、総利息額は179,965円高くなってしまいました。
上記の例は、あくまで返済期間が長期化して利息が膨らんだ場合です。既存の借入と同程度の期間で返済することができれば、もちろん低金利なおまとめローンのほうが総利息額は低くなります。
ちなみに、実質年利15%で200万円を借り換え、3年間かけて返済した場合の総合利息額は499,254円となります。既存の借入先のまま返済した場合よりも、総利息額を165,429円低く抑えることができました。
おまとめローンを利用して金利を引き下げることに成功したら、返済期間にも気をつけて完済時の総利息額を減らしたいものですね。
専門家からのコメント

おまとめローンの返済額は、可能な限り借換え前の返済額に近づけましょう。
おまとめローンを利用して金利を引き下げ総利息額を減らすには、返済期間に気をつけて返済方法を決める方法のほか、返済額に着目して返済方法を決める方法があります。
おまとめローンの条件である「1か月の負担額について、借換え後の負担額が、借換え前の負担額を上回らない」範囲で、借換え前の返済額に近い金額を返済することで、総利息額を最小にできます。
返済が可能ならば、おまとめローン利用により月々の返済額を増やさずに、複数に返済する手間と利息を節約することができます。

- 最短25分で審査完了!即日融資も可能
- 誰にも知られずWeb完結!郵送物一切なし
- 初めての方なら最大30日間利息0円
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短25分
- 融資時間
- 最短25分
- コンビニ
-
- 収入証明書
- 50万円を超える場合
電話かWEB!アイフルのおまとめローンに申込む方法と審査の流れ
アイフルのおまとめローンでは、電話かWEBからの申込が可能です。
電話で申込む場合には、おまとめローンの申込専用ダイヤル(0120-626-333)に連絡しましょう。
WEBで申込む場合には、アイフルの公式サイトでおまとめローンの申込フォームに進んでください。
アイフルの申込フォームでは、氏名・生年月日・住所・勤務先・希望金額・他社借入状況などを入力します。
審査結果の連絡先については、携帯・自宅・勤務先の3種類から選ぶことができます。
おまとめローンの申込〜審査〜契約の流れ

おまとめローンの申込から契約までの流れは、下記のとおりです。
【申込〜審査〜契約の流れ】
- 電話かWEBで申込む
- 審査がおこなわれる
- 審査結果の連絡がくる
- 契約する
アイフルのおまとめローン審査については、「アイフルのおまとめローンで審査に落ちないために」の章で後述します。
アイフルのおまとめローンを契約するためには、以下2とおりの方法があります。
【契約方法】
- 来店して契約する
- 郵送で契約する
1つめの方法は、無人契約機に来店のうえ、必要書類を提出して契約することです。おまとめローンを即日で利用したい方は、必ず来店して契約を結ぶ必要があります。
2つめの方法は、郵送で契約することです。郵送での契約を希望すると、契約書類とカードが送付されます。カードを受け取ったうえで、契約書類を返送することで契約を結ぶことができます。
郵送で契約する場合には、早くとも数日の時間を要します。急いでおまとめローンを利用したい方には、無人契約機で契約することをおすすめします。
アイフルのおまとめローン審査は甘い?厳しい?
アイフルのおまとめローン審査は、アイフルのカードローン審査よりも厳しい可能性があります。
なぜなら、おまとめローンでの融資額は、他社借入をまとめることを前提にしているので、カードローンでの融資額より高額になりやすいからです。融資額が高額になるほど、ローン商品の審査は慎重におこなわれる傾向にあります。
また、アイフルをはじめとする消費者金融におけるカードローンの審査基準は、銀行がおこなうカードローンの審査基準よりも低い傾向にあります。この傾向は、おまとめローンの審査でも変わりはありません。
銀行のローン商品と比べれば、アイフルのおまとめローンの審査はそんなに厳しくないかもしれません。
一般的に、消費者金融のローン商品のほうが、銀行のローン商品よりも審査がゆるい傾向にあります。その傾向から考えると、銀行のローンよりもアイフルのおまとめローンのほうが審査がゆるい可能性があるのではないでしょうか。
専門家からのコメント

おまとめローンの審査がカードローンより厳しくなる理由は、複数のローンをまとめることで融資額が高額になることだけでなく、利用者の返済能力をより慎重に判断する必要があるからです。
前述の通り、おまとめローンは多重債務者の救済などを目的に設けられた制度であるため、対象となる利用者は、ほかの利用者と比較して返済能力が低い可能性や、さらに借入が必要となる可能性があるからです。
おまとめローンの審査に通るには、現在と将来にわたって安定した収入が見込め、その収入からローン返済が可能だと判断されなければなりません。しかし、利用者にとってメリットの大きな制度ですので、まずは審査にチャレンジすることをおすすめします。
土日・即日もOK!アイフルのおまとめローンにおける審査時間

アイフルのカードローンは最短審査30分・即日融資OKのスピード感が魅力ですが、おまとめローンの審査時間も短いのでしょうか?
アイフルのおまとめローンについて、審査を最短30分で完了できることは明言されていません。ただし、来店で契約する場合には即日の利用も可能となっています。
急いでアイフルのおまとめローンを利用したい方は、郵送ではなく無人契約機に来店して契約をおこないましょう。
アイフルのおまとめローン審査の受付時間は毎日9:00〜21:00で、土日祝日も審査がおこなわれています。当日中に審査結果を知りたい場合は、午前中など早めに申込むことをおすすめします。
アイフルのおまとめローン審査で必要な書類
アイフルのおまとめローン審査では、原則として3種類の書類が必要になります。
【必要書類】
- 本人確認書類
- 収入証明書類
- 他社借入について確認できる書類
下記で順番に説明していきます。
1.本人確認書類

アイフルのおまとめローン審査では、本人確認書類として運転免許証か運転経歴証明書の提出が求められます。
運転免許を持っていない方は、パスポート・特別永住者証明書・個人番号カード・住民基本台帳カード・在留カードといった顔写真付きの証明書類で代替可能です。
引っ越したばかりで、本人確認書類の住所が現住所と異なる場合もあるでしょう。そのときは、氏名と現住所が記載されている書類をあわせて提出する必要があります。
【氏名と現住所が記載されている書類】
- 電気・ガス・水道・NHK・NTTなど公共料金の領収書
- 印鑑証明書
- 住民票の写し
上記のうち1点の原本を提出すれば、本人確認書類の住所と現住所が違ってもOKです。
2.収入証明書類

収入証明書類として、下記いずれかのコピー1部を提出する必要があります。
【収入証明書類】
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 所得証明書
- 住民税決定通知書
- 確定申告書
いずれの場合も、過去の書類ではなく最新版を提出しましょう。給与明細書の場合は、直近2ヶ月分を提出することになります。
各書類の取得方法など、収入証明書類について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
3.他社借入について確認できる書類
アイフルのおまとめローンを利用したい方は、他社でも借入をしている人ですよね。おまとめローンの利用にあたっては、下記のような「他社借入について確認できる書類」の提出が必要になります。
【他社借入について確認できる書類】
- 契約書
- 利用明細書
借入件数や借入額については信用情報でも確認できるため、上記の書類なしで審査が可能になる場合もあります。
ただし、必要になったときのために事前に書類を用意しておいたほうが、スムーズにおまとめローン審査を進めることができるでしょう。
アイフルのおまとめローンで審査に落ちないために
アイフルのおまとめローンで審査落ちしやすいケースは以下の3つです。
- 申告内容に誤りがある
- 返済能力が低いと判断された
- 信用情報に問題がある
アイフルの審査内容は公表されていないため、審査を通過できるかは受けてみるまで分かりません。しかし、「審査落ちしやすいケース」に該当しないように対策することは可能です。
下記で順番に説明していきます。
①申告内容に誤りがある
アイフルのおまとめローンに申込む際には、氏名・住所・勤務先・既存の借入・希望額などを申告する必要があります。
故意か否かにかかわらず、申告内容に誤りがあった場合にはおまとめローンの審査にマイナスの影響を与えます。
申告された情報をもとに審査をおこなうため、情報に誤りがあれば正しい審査をおこなうことができなくなるからです。
②返済能力が低いと判断された
申込主の返済能力が低いと判断された場合にも、おまとめローンの審査を通過することは難しくなります。
アイフルのおまとめローンは「貸金業法に基づく計画返済支援」ではありますが、慈善事業ではありません。借り換えたお金を返済しない利用者がいると、アイフルは大きな損害を被ることになります。
おまとめローンは、商品の性質から融資額が大きくなりやすいローンでもあります。高額な融資になるほど、貸し倒れた際のリスクも高まります。
上記の理由から、アイフルのおまとめローン審査では申込主の返済能力が重視されている可能性が高いということができます。
③信用情報に問題がある
信用情報に問題がある場合も、アイフルのおまとめローン審査で不利になる可能性があります。
信用情報が原因で審査に落ちる可能性が高いのは、下記のようなケースです。
- 借入件数・金額が多すぎる
- 金融事故を起こしたことがある
- 延滞をしたことがある
おまとめローンは他社での借入があることを前提とした商品ですが、その件数や金額があまりに多い場合は審査を通過できないことがあります。アイフルで借り換えても、返済できないリスクが高いとみなされるからです。
長期延滞や債務整理、強制解約などの金融事故を経験している方は、おまとめローンの審査を通過できる可能性が低くなります。
金融事故には至っていなくても、延滞の記録がある方も同様です。なぜなら、アイフルはきちんと返済してくれる人にローンを利用してほしいと思っているからです。
ただし、信用情報は永遠に残っているわけではありません。保有期間が経過していれば、過去の信用情報が削除されている可能性もあります。
自分の信用情報を確認したい場合は、信用情報機関に開示請求をしてみましょう。信用情報について詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
アイフルのおまとめローン審査に在籍確認はある?
アイフルのおまとめローン審査では、在籍確認がおこなわれます。
在籍確認とは、アイフルが申込主の勤務先などに電話をかけて申告内容を確認することを指します。
周囲に秘密でおまとめローンを利用したい方にとって、電話がかかってくる在籍確認は不安の種となりますよね。
しかし安心してください。アイフルでは在籍確認を原則書類でおこなうため、職場への電話連絡は基本的にはありません。
【在籍確認に必要な書類】
- 社員証
- 給与明細書
- 社会保険証(社名入り)
- 雇用契約書
- 源泉徴収票
基本的には電話での連絡はありませんが、審査を進めるなかでどうしても電話での確認が必要になることもあります。
その場合も、申込主の承諾なしに勤務先に電話をかけることはありませんので安心してください。
アイフルの在籍確認についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてご参照ください。
おまとめローンを利用すると信用情報に傷がつく?
結論からいうと、「おまとめローンを利用しても信用情報が傷つくことはない」といえます。
おまとめローンは債務整理と異なり、借金を減額するわけではありません。債務を借り換えて一本化しているだけなので、きちんと返済すれば信用情報上の問題はないのです。
もちろん、金融事故として記録される可能性もありません。
カードローンなどの返済が苦しくなった際に債務整理などをおこなうと、信用情報に金融事故として記録されてしまいます。債務整理とは、借金を減額してもらう手続きのことです。
金融事故を起こした場合には、最大10年間はローンやクレジットカードの審査に通ることが難しくなります。できることなら、信用情報に傷をつけたくはないですよね。
金融事故について詳しく知りたい方は、下記の記事をご参照ください。
アイフルのおまとめローン中の他社借入は「契約違反」!?
結論として、アイフルのおまとめローンを利用中に他社で借り入れても契約違反ではなく、一括返済を求められることもありません。
なぜなら、おまとめローンの契約書には他社での借入を制限する文言が記されていないからです。
WEB上では、「おまとめローンを利用中に他社から借入れると契約違反で一括請求される」という噂も散見されますが、違反になることはありません。
ただし、おまとめローンの返済において長期延滞をした場合には一括返済催告状が届き、一括返済を求められることがあります。
また、アイフルのおまとめローンは、既存の借入を完済することを目的とするローンです。おまとめローンを利用中にもかかわらず、アイフルで追加の融資を受けることはできません。
詳しくは、下記の記事における「アイフルの一括返済催告状とは」の章をご覧ください。
アイフルのおまとめローンの返済方法を解説。基本は口座引き落としで返済!
アイフルのおまとめローンでは、約定返済を口座引き落としによっておこないます。
アイフルのおまとめローンの返済額は、元利定額返済方式で算出されます。この返済方式によって毎月の返済額が決まり、最低でもその金額を約定日に支払っていくことになります。
さらに多い金額を入金したいときは、ATMから繰り上げ返済をすることも可能です。
返済期間が短いほど、支払う利息は少なくなります。お財布に余裕があるときは、どんどん繰り上げ返済をして早期返済を目指しましょう。
返済期間および返済回数は、最長10年(120回)。おまとめローンでは融資額が高額になりやすいので、最長10年で余裕を持って返済できる点がうれしいですね。
アイフル以外でおまとめローンを取り扱っている消費者金融
アイフル以外でも同じく大手のアコムとプロミスでもおまとめローンを取り扱っています。
アイフルの審査を通過できないときの事も考えて、アコムとプロミスのおまとめローンについても知っておきましょう。
アコム

- 30日間金利0円サービス
- ご利用可能金額は 1万円~800万円、ご利用用途は自由
- お客さまのご都合にあった方法でお借入、ご返済が可能
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短30分
- 融資時間
- 最短30分
- コンビニ
-
- 収入証明書
アコムのWEB申込は各地にある自動契約機からでも手続きができ、思い立った時に申込める利便性の高さが特徴です。
また、利用者が返済しやすい返済ルールになっている点もメリットです。返済方式は元利均等返済方式となっており、毎月の返済額が一定です。毎月複数回の返済が1回にまとまることも含め、返済計画が立てやすくなります。
最長の返済期間は13年7ヶ月と、プロミス・アイフルの最長10年と比較して長めに設定されているのも特徴です。返済期間が長くなると利息が高くなる一方、毎月の返済額が抑えられるため無理のない返済が可能です。
プロミス

- お申込み~ご融資までのスピードが早い!
- 無担保でお借入れできる!
- 契約額の範囲内で、繰り返しご利用可能
- 実質年率
- 年4.50〜17.80%
- 借入限度額
- 1万円〜500万円
- 審査時間
- 最短25分
- 融資時間
- 最短25分
- コンビニ
-
- 収入証明書
- 50万円まで原則不要
プロミスのおまとめローンは上限金利が17.8%と消費者金融として低いのが特徴です。年18.0%の金利で契約している人は、プロミスに切り替えるだけで0.2%分の金利を節約できます。
また、プロミスは自社商品の一本化も認められています。すでに契約している人で追加融資ができなくなった場合、プロミスのおまとめローンへ切り替えができます。
融資スピードが最短1時間と速く、WEBからの契約であれば原則24時間振込が可能です。夜間や土日にも対応しているので、急いでローンの契約をしたい方にもおすすめできます。
返済期日は毎月5日・15日・25日・月末から選択でき、自分の都合の良いスケジュールを立てられるのもメリットです。給料日の直後など、残高不足になりにくい日付を返済日にしておくと良いでしょう。
アイフルより金利が低い!?銀行カードローンでのおまとめもおすすめ!
アイフルでは、おまとめローン専用商品が展開されていますが、金利の低い銀行カードローンでもおまとめローンとして利用できるものがあります。
銀行のカードローンやフリーローンは、総量規制の対象外。これらのローン商品をおまとめローンとして利用してもよいのです。
ここでは、おまとめローンとして利用できるおすすめの銀行ローン商品をご紹介します。
アイフルのおまとめローンよりも低金利で借り換えられる場合も少なくありません。
楽天銀行カードローン(楽天銀行スーパーローン)

- スマホでお申込が完了!
- 最大限度額は800万円
- 金利は年0.95%〜7.25%!
- 実質年率
- 年0.95〜7.25%
- 借入限度額
- 10万円〜800万円
- 審査時間
- 最短翌日
- 融資時間
- 最短翌日
- コンビニ
-
- 収入証明書
- 公式サイト参照
楽天銀行カードローンの金利は1.9〜14.5%(年)です。アイフルのおまとめローンの金利、3.0〜17.5%(年)よりも低めの金利で借り換えることができるでしょう。
さらに現在楽天銀行カードローンでは1.9%~14.5%の金利が今なら0.95%~7.25%になる金利半額キャンペーンをおこなっています。
ただし対象期間がそれぞれ異なりますのでご注意ください。WEBでの申込期間は2023年1月12日~3月20日16:59まで、ご入会期間は2023年1月13日~4月14日まで、キャンペーン金利適用期間は2023年1月13日~5月31日までとなっています。
とくに高額な限度額が設定された場合には、低い金利が適用される可能性が高まるため、楽天銀行カードローンのメリットを存分に享受できるでしょう。
楽天銀行の口座を作る必要もないので、気軽に利用できる点がうれしいですね。
auじぶん銀行カードローン

- 年会費&提携ATM手数料0円
- 全国の銀行/コンビニATMで原則24時間365日ご利用OK
- au IDをお持ちの方なら最大年0.5%の金利優遇
- 実質年率
- 年0.98〜17.50%
- 借入限度額
- 10万円〜800万円
- 審査時間
- 公式サイト参照
- 融資時間
- 公式サイト参照
- コンビニ
-
- 収入証明書
- 公式サイト参照
au自分銀行カードローンの公式HPには、「借り換えOK!」という文言があります。そのため、他社借入のせいで審査に落ちてしまうケースが、通常の銀行カードローンよりも少ない可能性があります。
じぶん銀行カードローンの金利は0.98~17.5%(年)。アイフルのおまとめローンよりも低めの金利で借り換えることができるでしょう(※)。

- 最短25分で審査完了!即日融資も可能
- 誰にも知られずWeb完結!郵送物一切なし
- 初めての方なら最大30日間利息0円
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短25分
- 融資時間
- 最短25分
- コンビニ
-
- 収入証明書
- 50万円を超える場合
アイフルのおまとめローンに関するよくある質問
アイフルのおまとめローンに関するよくある質問に回答します。
「おまとめMAX」「かりかえMAX」ってなに?
・おまとめMAX:アイフル・他社からの借り換え
・かりかえMAX:他社からの借り換え
おまとめMAXとかりかえMAXの違いについては、こちらで解説しています。
アイフルのおまとめローンのメリット・デメリットは?
【メリット】
・既存の借入よりも低金利で返済できる
・即日での利用も可能返済管理が楽になる
【デメリット】
・追加で借入れることができない
・金利が低くなっても利息が高くなることがある
メリット・デメリットの詳細については、こちらで解説しています。
アイフルおまとめローンの手続きの流れは?
アイフルのおまとめローンまとめ
アイフルのおまとめローンは、「おまとめMAX」と「かりかえMAX」の2種類です。アイフルを利用したことがある方は「おまとめMAX」に、初めて利用する方は「かりかえMAX」に申込みましょう。
おまとめローンを利用しても、信用情報に傷がつくことはありません。多重債務などで返済に苦労している方は、ぜひアイフルのおまとめローンをご検討ください。
専門家からのコメント

おまとめローンの目的は多重債務に苦しむ利用者を救済することで利用者にとっては有利な条件が設けられていますので、 審査は通常より厳しくてもアイフルの「おまとめMAX」(アイフルに契約のない人は「かりかえMAX」)の利用にチャレンジしてみましょう。
利用可能な場合は、支払う利息を最小にするに前の返済額の範囲内で目一杯返済するという方法もありますが、支払いが厳しい場合には確実に返済できることを最優先して返済方法を決めましょう。
国内の生命保険会社に25年勤務した後、西岡社会保険労務士事務所を開業。現在は、社会保険労務士として活動するとともに、社労士会からの委託を受け日本年金機構・年金事務所にて週2日ほど勤務、また金融や労務を中心に記事を執筆・監修。 得意分野の公的年金や個人年金・生命保険は、長期的な観点から資産を形成しリスクに備えるもので、お金のことを考えるときに、基本となるものです。長期的な視野を見失うことなく、金融商品や税金に関する最新のお役立ち情報をお届けします。
西岡 秀泰の監修記事・プロフィール一覧へ会計コンサルタントを経て、2017年よりライター・編集者として活動中。 得意なテーマは金融・ビジネスで、マネ会ではカードローン記事の執筆・編集を担当している。本を読むことが好きで、年間の読書量は100冊以上。 保有クレカはエムアイカード。使いすぎ防止で三菱UFJ-VISAデビットを愛用していたが、増税を契機にスマホ決済アプリへの関心を高め、現在は楽天Payを中心にLINE Pay・PayPay・d払い・メルペイを使い分けている。
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