アコムからのハガキはどんなときに届く?内容や郵送物でバレない方法を解説!
消費者金融のアコムは、利用者に対してハガキを郵送する場合があります。
しかし、「郵送物が原因でアコムの利用を知られると困る…」などの理由から、できればアコムからの郵送物は避けたい、という方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、アコムからハガキが届くケースや、郵送物を回避する方法について紹介します。
アコムからハガキが届く3つのケース
アコムと契約をすると、利用者のもとにハガキが郵送されてくることがあります。
それでは、一体どんなときにハガキが送られてくるのでしょうか。アコムからハガキが送られてくる代表的なケースとして挙げられるのが次の3つです。
- WEB明細の電磁交付に同意していないとき
- 返済に遅れたとき
- 連絡先が不明なとき
以下で、それぞれの具体的な内容について詳しく見ていきましょう。
1.WEB明細の電磁交付に同意していないとき
WEB明細の電磁交付に同意していない方は、自宅に利用明細が送られてきます。
内容としては、利用可能額や次回返済金額などの借入れや返済に関する情報です。中身を家族の方などに見られてしまうと、言い逃れすることは難しいでしょう。
とはいえ、WEB明細の電磁交付に同意さえすれば、明細の郵送は回避することが可能です。
その場合は、インターネット上で利用明細が発行されるので、書面の利用明細が郵送されるのを避けることができますよ。
ちなみに、WEB明細の電磁交付に同意する方法は、アコムと契約を結ぶ前後で以下のように異なります。契約を結ぶ前なら、審査完了後に受信するメールから設定することが可能です。
契約前 | 審査完了後に受信した「契約手続きのお願い」のメールから登録する |
---|---|
契約後 | 会員専用ページのメニュー内にある「交付書面の受取方法登録・変更」から手続きする |
また、WEB明細だからといって、書面の利用明細と異なる点はありません。借入日・取引金額・取引残高など、通常の利用明細と同様の項目が記載されているので、安心してWEB明細に切り替えましょう。
2.返済に遅れたとき
アコムへの返済が遅れた際はまず電話で督促されるのが一般的ですが、場合によっては督促状が郵送されてくることもあります。
督促状には返済が遅れていることや返済期限などが記載されています。
明細などの郵送物は郵送しない設定を選択することができますが、返済を延滞して督促状が郵送された場合は、郵送を回避することはできません。
そのため、家族に内緒でカードローンを利用したい方は、返済に遅れることだけはないようにしましょう。
アコムの「審査第一部」から郵送物が届いた時の対処法
アコムでの返済に遅れていると、ハガキに「審査第一部」という名前が記載されていることがあります。
審査第一部とは、長期延滞者への督促などを管轄する部署のことです。つまり、このハガキが送られてきたということは、これから本格的に督促が開始される可能性が高いということです。
放置していると全額支払いを請求されたり、裁判などの法的措置を取られたり、最終的には財産を差し押さえられたりする可能性もあります。
さらに、返済に遅れている間は遅延損害金もどんどん膨らんでいきます。そのため、このハガキが届いたらできるだけ早く完済するように心掛けてください。
「どうしても返済する余裕がない」という状況の方は、督促状を放置せず、素直にアコムへ相談してみましょう。ハガキを無視するよりは印象もよくなりますし、これからの返済計画を提案してくれる場合もあります。
3.連絡先が不明なとき
アコムがあなたに電話やメールで連絡を取ろうとしてきた際、電話番号やメールアドレスが変わっていて連絡が取れないと、「連絡先の情報を最新の情報に更新してください」といったハガキが送られてくる可能性があります。
登録情報の更新は、以下の2つの方法でおこなうことができます。
- 会員専用ページの「各種変更のお手続き」から更新する
- アコム総合カードローンデスクに連絡して更新する
自宅にハガキが郵送されるのを防ぐためにも、電話番号やメールアドレスが変わった際は、しっかりその都度情報を更新するようにしましょう。
アコムから届くハガキが原因で家族に借入れがバレる可能性はある?
アコムから届くハガキが原因で、家族に借入れがバレてしまう可能性は低いです。
というのも、アコムから送られてくる郵送物は「ACサービスセンター」の名義で届くようになっています。つまり、ひと目見ただけでは「アコムからの郵送物だ」とは判断できないようになっているのです。
下記2件の口コミの方は、実際に自宅にハガキが届いた際に、「アコム」という社名が印刷されていないことで助けられたそうです。
また、送られてくる郵送物は圧着ハガキなので、開封しないと中身は分からないようになっています。そのため、すぐにアコムからの郵送物だとバレてしまう可能性は低いといえるでしょう。
ですが、郵送物を見かけた家族に「ACサービスセンター」についてネットで調べられてしまうと、アコムからの郵送物だとバレてしまうので注意。
また、いくら圧着ハガキで中身が見にくくなっているとはいえ、開封されてしまえばそれまでです。なかには「アコム株式会社」としっかり記載されているのでバレてしまいます。
そのため、ハガキが原因で家族に借入れがバレないか不安な方は、ハガキが送られてこないように注意する必要があります。とくに、返済の遅れがあると督促状が送られてくることは避けられないので、毎月忘れずに返済するようにしましょう。
アコムからのハガキ・郵送物を回避するためにできること
「家族にアコムから届いた郵送物を見られたらどうしよう…」などの不安を無くすためには、アコムからのハガキや郵送物を回避するのが一番。回避する方法としては、以下の3つのポイントを押さえておけば安心でしょう。
- WEB明細の電磁交付に同意する
- 返済に遅れない
- コールセンターに相談する
WEB明細の電磁交付に同意すれば、利用明細が郵送されるのを回避することができます。また、返済に遅れない限りは、督促状が郵送されることもありません。
「それでも郵送物が送られないか不安」という方は、アコムのコールセンターに相談してみましょう。
アコムのコールセンターでは「郵送物を送らないでほしい」という相談を受け付けています。相談することで、DMなどの郵送物をストップしてもらうことができますよ。
ただし、コールセンターに相談したとしても、利用者と連絡がつかない、返済の遅れがあるなどの事情がある場合は、アコムから郵送物が送られてくる可能性があるので注意してください。
アコムを装った詐欺のハガキに注意!
稀なケースですが、アコムもしくは系列会社を名乗る業者から、詐欺のハガキが届く可能性もあるので注意してください。
詐欺の手口としては、まず「ご融資最高1,000万円まで」などと、好条件でお金が借りられることをアピールしている内容のハガキやFAXを送って勧誘してきます。
そして、いざ申込むと「契約印紙代や手数料が必要だ」と要求され、そのまま手数料を騙し取られてしまう、というものです。当然、お金を借りることはできません。
このような詐欺の被害に遭わないためにも、アコムからハガキやFAXで勧誘された際は、まずハガキやFAXの内容が本当なのかインターネットなどを使って調べましょう。
また、申込む際はハガキやFAXにある電話番号やURLから申込むのではなく、アコムの公式サイト、または店頭などから申込むことをおすすめします。
郵送物やFAXの内容に不審な点があれば、アコム総合カードローンデスクに直接聞いてみるのも有効な方法です。
まとめ
今回の記事では、アコムからハガキが送られてくるケースや、郵送物が送られてくるのを回避する方法、郵送物が原因で家族に借入れがバレてしまう可能性について紹介しました。
郵送物が送られてくるケースをあらかじめ知っておけば、郵送物が原因で家族に利用がバレてしまうような事態は回避することができます。
ただし、返済の遅れがある場合、督促状を回避することはできないので注意しましょう。返済の遅れだけはないように気をつけましょう。
作曲・編曲などの仕事を経て、専業ライターに。音楽系の記事が得意と思われがちですが、金融・ビジネスに関するテーマが一番得意です。自身が経済的に苦労した経験を活かし、誰よりも分かりやすくお金の知識をお届けします。他にもプログラミング、webデザイン、VODなど様々なジャンルの記事を執筆しています。趣味はプログラミング・アニメ・旅行・ギターの演奏・ミルクティーの飲み比べ。投資にも興味があり、お金の上手な使い方を勉強中です。