留学におすすめクレジットカード5選!必要な理由や注意点も紹介

留学が決まったら、パスポートや航空券など準備するものがいろいろとあります。なかでも、クレジットカードは留学に欠かせない必須アイテムだと言われているのをご存じでしょうか?
海外生活では現地通貨に慣れるまでに時間がかかり、行動範囲が狭くなってしまうこともしばしば。思わぬ病気やケガなどのトラブルも少なくありません。
そんな時に頼りになるのが、クレジットカードです。学生でも審査に通りやすく、留学にぴったりのクレジットカードもあわせて紹介します。
学生必見! クレジットカードが留学に必要な理由
海外ではキャッシュレス払いが主流な国がほとんどです。日本では最近でこそキャッシュレス払いをすることが定着してきましたが、未だ少ないのが現状です。
留学期間に関わらず、はじめて行く国の通貨は慣れないものです。会話もままならないときの現金支払いは少し苦痛になるかもしれません。そんな時に便利なのがクレジットカードです。
海外に滞在する期間が長くなると、お金を使う機会も金額もぐんと増えます。そのため、海外旅行のときよりもシビアにお金の使い方を考えなければいけません。
留学にはどうしてクレジットカードが必要なのかその理由をまとめてみました。
- 現金を持ち歩くよりも安全
- ポイントがたまる
- いざというときキャッシングができる
- 海外旅行傷害保険が役立つ
- 支払い能力があるとみなされる
クレジットカードは現金を持ち歩くより安全!
イギリスのエコノミスト誌が毎年発表している世界平和指数で、日本は世界163ヵ国のうち第9位にランクインしています。
世界に認められる「平和な国」に暮らしているせいか、日本人の海外での危機意識はかなり低いと言われています。
さらにお金持ちのイメージも相まって、海外ではスリやひったくりといった盗難被害にあうことが少なくないようです。実際、外務省の発表では、日本人が遭遇した強盗や窃盗などの件数は、把握されているだけでも4,175件にも及んでいます(※)。
不幸にもスリなどの被害にあった場合、警察に被害届を出しても現金は戻りません。盗まれたお金が大金だったら、留学を断念せざるを得ないこともありえるでしょう。
クレジットカードの場合、カード会社に連絡すれば利用を停止できるため、被害を最小限に食い止めることができます。
留学生活でのリスクを減らすには、現金よりもクレジットカードを選ぶのが賢明です。
ポイントがたまる
クレジットカードは、使うごとにポイントがたまります。ポイント還元率の高いカードを持っていけば、留学から帰国する頃にびっくりするくらいのポイントがたまっていることになります。
海外では少額の支払でもクレジットカード払いができるので、ポイントをためることを目的に使って帰国後の楽しみにしてもいいかもしれません。
いざというときキャッシングが利用できる
海外で現金が必要になってしまったとき、ほとんどの人が日本円を現地通貨に両替しています。クレジットカードを持っていれば、キャッシング機能を利用して現金を用意することが可能になります。
海外に銀行口座をもっていなくても、ATMでキャッシング枠の範囲内で現地通貨を引き出すことができます。キャッシングは借入れなので、マイナスのイメージがあるかもしれませんが、キャッシング手数料は当日の実勢レートで換算されており、両替するよりもお得に現地通貨を手にすることができるのです。
主要な空港、金融機関、スーパーなどさまざまな場所にATMがあり、使い勝手も抜群です。現金が必要なときに思いたったらすぐに利用できるのも嬉しいところですね。たとえばVISAなら世界200ヵ国、260万台以上ものATMが対象となります。
海外旅行傷害保険が役立つ
海外では日本の保険制度が適用されず、病気やケガをしたときの医療費が高額になる傾向にあります。たとえば人気の留学先であるアメリカ・ニューヨークでは、診察費だけで約1,000ドル超、入院1日あたりで1~2万ドルかかることも珍しくありません(※)。
そのため海外留学をするときには、いざというときに備えて留学保険に入るのが必須です。短期留学の場合、簡単でおすすめなのが海外旅行傷害保険を付帯したクレジットカードを持っていくことです。
治療費用や賠償責任、救援者費用などの保険がついたクレジットカードを選べば、保険代を節約しながら安心の補償をプラスできます。
また、クレジットカードは海外でのサポートダイヤルも充実しているので、病気やケガの心配ごとなどを日本語で相談できるのも便利なポイントです。
専門家からのコメント

海外旅行に慣れている人でも慣れていない人でも、クレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険はいざという時に大変役立ちます。
現地で突然の病気やケガの治療費もクレジットカードで、もしくはキャッシング機能を使い高額な治療費を支払えますし、所定の書類提出が必要ですが、帰国してから申請すれば治療費も保障されます。
また、盗難にあった場合にも契約内容によりますが補償されます。私もイタリア旅行中、しかもホテルロビーで盗難にあったことがありますが、この保険のお陰で全額補償されました。
支払い能力があるとみなされる
クレジットカードでの支払いが日本よりメジャーな海外では、クレジットカードへの信頼性が高めです。持っているだけで支払能力のある「信頼できる人物」とみなされることが多いようです。
そのため、クレジットカードが身分証明書の代わりに必要となるケースもあります。
専門家からのコメント

海外のホテルにチェックインする場合、必ず先にクレジットカードの提示を求められます。
次いでパスポートの提示も要求されることもありますが、国際ブランドのクレジットカードであれば要求されないこともあります。
ホテルから見ると、宿泊客の宿泊代金支払能力及び信用力はパスポートを見ても不明ですが、審査を通過した証であるクレジットカードであれば、支払能力を有する者としてみなされますので、ある意味パスポートよりも信用力のある身分証明書としての効力を発揮します。
留学時のクレジットカードは2枚持ちが原則
- 国際ブランドによって使える店が違う
- 磁気不良や破損などのカードトラブルに備える
- 決済エラーが出たときに予備のカードとして使える
- クレジットカードの再発行はハードルが高い
- 限度額が2枚分あると心強い
- 付帯保険を最大6ヶ月間に延長できる
留学にはクレジットカードが不可欠であることがわかってきましたが、最低でも2枚は所有することが望ましいと言われています。
そこで、留学時にクレジットカードを原則2枚持ちすべき理由について、以下にまとめてみました。
クレジットカードの国際ブランドによって使える店が違う
クレジットカードを申し込むときにはVISA、Mastercard、JCBなどの国際ブランドを選ぶことができます。その中でも世界で一番使える国際ブランドはVISAです。
有名な国際ブランドは海外のどの国でも使いやすさに大差はありません。しかし、よほど有名な観光地でもない限り、場所や店によっては特定の国際ブランド以外は使えないということはよくあります。
そのため、クレジットカードはVISAとJCB、Mastercardとアメックスなどのように、異なる国際ブランドを組み合わせて持つのがおすすめです。
世界シェア率No1のVISA、最先端の決済サービスを提供するMastercard、日本人に手厚いサービスを提供するJCBなど、国際ブランドを組み合わせることでそれぞれの強みを活用することができるのもメリットになります。
磁気不良や破損などのカードトラブルに備える
磁気ストライプを持つカードを、強い磁気を発するスマートフォンや磁石のついたバッグなどを一緒にもち歩いていると、クレジットカードに磁気不良が起こることがあります。
また、ATMの規格の違いなどから、日本では問題なく使えていたクレジットカードが海外で急に使えなくなることもあるようです。
こうした磁気不良などのトラブルによって急にカードが使えなくなると、再発行するしかありません。留学中にクレジットカードを2枚持っていると、このようなトラブルへの備えになります。
決済エラーが出たとき予備カードとして使える
クレジットカードはカード読み取り機でカード情報を読み取り、その情報をカード会社に送ることで決済処理がおこなわれます。海外ではこの決済処理のタイミングでエラーが発生することが珍しくありません。
日本で決済時にエラーが出る理由は、カードの有効期限切れや限度額オーバーなど、カード会社に情報を送った結果であるケースがほとんどですが、海外では、通信状態が不安定などネットワークエラーが原因であることも多いようです。
原因がはっきりしないことから店側が何度も決済しようとすると、セキュリティロックがかかってしまい、問題のないクレジットカードでも一時的に使えなくなることがあります。
たとえトラブルになってしまっても複数のカードがあれば、支払いがスムーズにできます。
一部の国では決済時に暗証番号が必要!
留学する国によってはクレジットカードの利用方法が異なること場合があり、それが原因で通信エラーを招くこともあります。
たとえばイギリスやフランス、トルコ、中国、ニュージーランドなどでは、ICチップ搭載のクレジットカードを利用するのに暗証番号の入力が必須(※)。暗証番号を忘れてしまうとカード決済できなくなるので、留学前には暗証番号の確認を忘れないようにしましょう。
留学中のクレジットカード再発行はハードルが高い
磁気不良、紛失や盗難といったトラブルで、クレジットカードの再発行が必要になったときは、すぐにクレジットカード会社に再発行の連絡をしましょう。
ほとんどが24時間365日、カードの再発行を日本語で受け付けてくれますただし、日本にいるときと違うのは留学中のクレジットカードの再発行には手間や時間がかかることです。
どうしても再発行が必要なときは、緊急発行が可能です。その場合、手数料を1万円前後負担することになり、緊急発行のカードは海外のみの使用に切り替わります。日本にいる家族に再発行と送付をお願いすることもできますが、郵送トラブルが心配ですよね。
こんなときにも、あらかじめ2枚以上のクレジットカードを用意しておけば、トラブル回避ができます。
限度額が2枚分になるといざというときに心強い
留学前は、授業料や航空運賃の出費がほとんどですが、留学中は滞在費の出費が大半を占めます。
たとえば、比較的リーズナブルなカナダ・バンクーバーへの語学留学(6ヶ月間)では、授業料6,630カナダドルに対し、滞在費もほぼ同額の5,712カナダドルかかるとされています。大都市になればさらにその金額はアップします(※)。
クレジットカードには1枚ごとに利用限度額が定められており、使いすぎない限り留学生活で限度額オーバーにはならないでしょうが、新学期や長期休暇中には思わぬ出費をしてしまうこともありえます。
そんなときにも2枚のクレジットカードがあれば、2倍の限度額を確保できます。いざというときにも「使えるお金がまだある」のは心強いはず。
付帯保険の適用期間を最大6ヶ月間に延長できる
クレジットカードに付帯する保険の適用期間は3ヶ月(90日間)であることがほとんどです。
短期留学であれば問題ありませんが、たとえば半年の留学だとクレジットカードの保険では留学期間をカバーできません。
しかし、自分で留学保険に加入すると半年間で約61,596円の保険料がかかるなど、保険代は大きな負担になります(※)。
ところが、クレジットカードの選び方によっては最大で6ヶ月間、適用期間を延ばすことができます。ポイントは保険が自動付帯であるか利用付帯であるかどうかです。
自動付帯と利用付帯の違い
- 自動付帯:カードを所有するだけで出国日から補償される
- 利用付帯:出国日以降カードを使った日から補償される
自動付帯保険は出国日に家を出た時点から保険が適用されるのに対し、利用付帯保険は出国日以降にカード会社が定める利用条件を満たしたうえで、カードを初めて使った日から保険が適用されます。
つまり、自動付帯と利用付帯それぞれの保険が付帯したクレジットカードが2枚あれば、当初3ヶ月間は自動付帯でカバーし、次の3ヶ月間に入るタイミングで利用付帯のカードを使うことで、最大6ヶ月間の補償が受けられるということです。
長期にわたってお得に補償を受けたいなら、クレジットカードに付帯する保険の種類についても見極めるといいでしょう。
エポスカードなら年会費無料で海外旅行保険が自動付帯されています。
疾病治療費用では最高で270万円までの補償となっており1枚持っておけば安心です。
学生でも申込める留学におすすめのクレジットカード5選
留学を考えているけれど、「学生だからクレジットカードに申し込めるか不安」という人もいるでしょう。
そこで、学生でも申し込みやすいクレジットカードを紹介します。なかでも留学におすすめの5枚をピックアップしてみました。
学生や若い世代を対象に、留学を支える手厚いサービスが魅力のカードばかりですので、ぜひお気に入りの1枚をみつける参考にしてください。
①エポスカード

- 全国10,000店舗の優待つき!
- 入会金・年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険は最高500万円
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
エポスカードは日本国内在住の18歳以上であれば誰でも申込みができるクレジットカードです。審査基準に年収に関するものがないことから、ほかのカードの比べて審査に通りやすいと言われており、学生のクレジットカードデビューにおすすめです。
留学前で時間がない人でも即日発行にも対応しているため、発行しやすいのも魅力です。
留学生にとってメリットとなる、入会金や年会費が無料に加えて自動付帯の海外旅行傷害保険の内容が充実しています。
治療費用に最高270万円、携行品損害に最高20万円の補償がついているため留学中の急なケガや病気、持ち物の破損といった必要性の高い項目が特に手厚くなっています。
さらに、医療費のキャッシュレス対応ができるため、自己負担しなくても治療をうけることができます。無休で対応してくれる日本語によるサポートデスクも心強い存在です。
200円ごとに1ポイントが貯まるエポスポイントも見逃せないメリットのひとつです。貯まったポイントはAmazonやマルイ商品券、スターバックスなどの人気ギフト券とも交換可能です。ポイントを無駄なく使えるのも嬉しいですね。
エポスカードを使っている方の口コミを紹介します。
海外留学のため仕事を辞めたあとに、マルイでショッピングしていた際に、年会費が無料ですぐに作れ、ポイントも付与されるためお得だと勧められたため。また実際に、海外留学に行くときにクレジットカードがあったほうが便利だと思いつつも仕事を辞めたあとだったので、収入がなかったがクレジットカードを作れるという点に惹かれ、選んだ。
海外旅行に行くときに保険が付いているのにも関わらず年会費が無料ということに大きなメリットを感じ入会の決意を固めました。入会するとポイントを大幅にもらえることも嬉しいことでした。
②三井住友カード

- インターネット入会で初年度年会費無料
- 毎日のお買物でポイントが貯まる
- カード紛失盗難の際も安心のサポートサービス
年会費初年度 | 1,375円 |
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年会費2年目〜 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
三井住友カードは、国際ブランドVISAがついているカードで国内はもちろんのこと海外で利用するカードとして優秀なクレジットカードです。
年会費は初年度無料、2年目からは1,375円(税込)かかりますが、最大で2,000万円の海外旅行傷害保険も付帯しているため、留学中の思わぬ出費に安心できる一枚です。
インターネットで申込みをすると、最短で翌日にはクレジットカードが発行され、約1週間ほどで手元に届くスピード感もうれしい限り。
さらに三井住友カードには不正使用検知システムがあり、24時間365日不正防止のためにモニタリングしている業界でも最高レベルのセキュリティシステムがある点もおすすめポイントです。
実際に三井住友カードを利用している方の口コミを紹介します。
堅実なイメージがあるので、旅行に行く際に持っていったりしました。保険もついていますし。マイルもこれで貯めていた時期があります。海外旅行や海外出張の際に持参することが多くサポートデスクにお電話したときの対応も良かったです。
大学入学をきっかけにクレジット会社の人に勧められてVISAカードを申込みました。海外で働くことになってからは、主に航空券の購入やホテルの予約、楽天市場やAmazonなどのショッピングサイトでの品物購入でクレジットカードを使用することが多いですが、ポイントもつくのでとても嬉しいです。ポイントはPexポイントなどに、交換してから現金などに交換しています。とてもよいです。
③楽天ANAマイレージクラブカード

- 1年に1度でも利用すれば実質年会費永久無料
- マイルと楽天スーパーポイントが両方貯まる!
- 楽天Edyが利用できる!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 550円(税込) |
ポイント還元率 | 1.0% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
2018年に10年連続でクレジットカードの顧客満足度ナンバーワンに輝いた楽天カード(※)。その楽天カードのなかでも留学にぴったりの1枚が楽天ANAマイレージクラブカード。
楽天カードと楽天Edyと楽天ポイントカード、さらにANAマイレージクラブと4枚分の機能がひとつになったカードです。
楽天カードといえば「貯まる・使える」楽天ポイント。楽天ANAマイレージクラブカードも、通常で100円ごとに1ポイント、さらに楽天市場で利用すれば通常の3倍のポイントの楽天ポイントが付与されます。貯まったポイントは2ポイントごとに1マイルと交換できます。
さらに、ANAマイレージモールを経由して楽天市場でネットショッピングすれば、200円ごとに1マイルと2ポイントの二重取りも可能と大変お得!
また、一般のANAカードには年会費がかかりますが、こちらのカードは初年度無料に加え、2年目以降も年1回の利用で通常550円(税込)の年会費が無料になるのも魅力。
利用付帯の海外旅行傷害保険が最高2,000万円補償されるなど、サポート内容も充実しています。
④セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

- 26歳になるまで年会費無料
- さまざまなお店・サービスの優待 が充実
- 国内・海外旅行の優待・サービス
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 3,300円(税込) |
ポイント還元率 | 0.7% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード(セゾンブルーアメックス)は、セゾンカードインターナショナルの基本機能はそのままに、アメックスならではのステータスサービスをプラスした1枚です。
2年目以降は年会費が3,300円(税込)かかりますが、ネット申込み限定で26歳までは年会費無料の特典が受けられます。
高校生を除く18歳以上なら申込み可能で、最短3営業日で発行もできるので、留学前にクオリティの高いカードをすばやく手に入れたい人におすすめです。
国内旅行傷害保険のほか、留学に役立つ海外旅行傷害保険が自動付帯。最高3,000万円の手厚い補償で、治療費用も300万円が限度という手厚い内容です。ショッピング保険も国内外問わず、年間最高100万円まで補償されます。
また、世界の主要都市に海外アシスタントデスクを設置しており、留学先での情報を得られるのはもちろん、トラブルへの対処法なども日本語で対応してもらえます。
帰国時に空港から自宅まで手荷物1個を無料配送してもらえるのも、留学生には嬉しいサービスのひとつ。
留学にかかる費用をカード払いすれば、1,000円ごとに1ポイントの永久不滅ポイントも貯まります。有効期限がないので、留学中にためて帰国後に利用することもできます。
実際にセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードを利用した方の口コミを紹介します。
海外旅行に行くことが決まっていたので、海外旅行傷害保険が最大3,000万円と高水準で付帯していてかつ、年会費のリーズナブルなセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードを選択しました。
海外旅行傷害保険が最大3,000万円と高水準で付帯していることは"これはお得だ!"と思い、実際に海外旅行でも使用しました。帰りに空港から自宅までスーツケースをひとつ無料で配送してくれるサービスがあるのも良かったです。
⑤JCB CARD W

- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
JCB CARD Wは、39歳以下限定で発行できるクレジットカードですが、年会費無料、ポイントが常に2倍つくなどメリットが多いので、はじめてクレジットカードを作る方におすすめです。
年齢が限定となっていますが、一度作っておけば、40歳以降も同じ機能を持ったまま所有が可能です。
海外旅行傷害保険は最大で2,000万円、医療費のキャッシュレスサービスも利用できるため留学など海外生活で病気やケガをしたとしても日本語でのサービス案内があるので、安心できます。
JCB CARD Wを実際に利用している方の口コミを紹介します。
実は海外に住んでいるので、どの国でも問題なく使えるというのが最重要ポイントでした。海外旅行の保険が付いているのも非常に便利です。実は以前、海外旅行中にちょっとしたトラブルがあったのですが、電話をして解決してくださったので、思った以上にサービスがしっかりしているなと思いました。
これはお得だ!と感じた点は、海外旅行での保険がつくこと。、海外出張がある私にとっては、満足できるものでした。また、プレゼント企画も多く、楽しんで使えました。また、不便だ!と感じたことは、特に見当たらず、何事もなく使用することができました。
クレジットカードが作成できない中高生は家族カードが便利
学生向けにおすすめのクレジットカードを紹介してきましたが、18歳未満でクレジットカードがつくれない場合は、「家族カード」をつくるのがおすすめです。
「家族カード」は収入のある家族がカード契約者であれば、同じカードを追加で発行できるというものです。審査なくカード発行ができるので便利です。
利用条件もカード契約者と同じなので留学にもっていくクレジットカードにぴったりです。
留学におすすめなクレジットカードの選び方
留学におすすめなクレジットカードを選び方の基準は以下の3つです。
クレジットカードの選び方
- 海外でも加盟店が多いか
- 海外旅行傷害保険がついているか
- 海外キャッシング機能がついているか
海外でも加盟店が多いか
留学にクレジットカードを持っていくなら、VISAやMastercardはなどどこの国でも加盟店が多いカードを選びましょう。盗難や利用限度額が超えた時を考えると、VISAとMastercardの2枚持ちもおすすめ。
JCB、アメックス、ダイナースはそもそも使える店舗が少ない傾向にあります。
ただし、JCBはハワイやグアム、東南アジアなどの国では使える店舗が多く、特典を活用することができます。
ヨーロッパ留学におすすめのクレジットカード
ヨーロッパ留学には加盟店舗数が多い、VISAまたはMastercardのクレジットカードがおすすめです。
JCBカードは日本国内であれば問題なく使えますが、ヨーロッパでは使えるお店が少ないためおすすめできません。
アメリカ・カナダ留学におすすめのクレジットカード
アメリカやカナダの留学にもVISAまたはMastercardがおすすめです。
また、アメリカに留学する場合はAmerican Express(アメリカンエクスプレス)もおすすめ。
アメリカの高級ホテルなどで身分証として使えたり、デポジット代わりできる場合もあるからです。
VISA、Mastercardに加えて2枚目としてもっておくと便利でしょう。
海外旅行障害保険がついているか
現地で怪我や病気をしたときに備えて、クレジットカードは海外旅行傷害保険付きのものを選びましょう。
本記事で紹介しているクレジットカードにはすべて海外旅行傷害保険がついています。
保険は障害保険のほかにも盗難や商品の破損があったときや、飛行機が欠航・遅延したときに使えるものもあります。
クレジットカード会社により保険内容や料金が異なるので、適用条件をひかくしましょう。
海外キャッシング機能がついているか
外貨両替の手間や現金しか使えないケースに備えて、海外でもキャッシング機能が使えるカードがおすすめです。
海外キャッシュサービスは自動付帯でなく、事前の申込みが必要なことが多いので渡航前に確認しておきましょう。
留学でクレジットカードを利用するときの注意点
クレジットカードに不慣れだと、留学中に思わぬ理由でカードが利用できなくなることがあります。そこで、クレジットカード利用者として押さえておきたい注意点をまとめてみました。
引き落とし口座に残金がじゅうぶんにある
クレジットカードの利用額は1ヶ月分ごとに指定された金融機関の口座から引き落とされます。口座に残金がなければ引き落としができず、延滞扱いになってしまいますので口座にじゅうぶんな現金が残っているかを確認しておくことが必要です。
クレジットカードの支払いの遅れは個人の信用に関わります。カード会社により対応に違いがあるとはいえ、1日でも延滞すればクレジットカードの利用停止につながると考えて間違いありません。
さらに、延滞には遅延損害金も発生します。信用に傷がついてカードが使えなくなるうえに、無駄な費用がかかるのですから、悪いことだらけですよね。支払える金額を自分で理解していることも大切になります。
クレジットカードの有効期限が留学期間をカバーしている
留学準備にかける期間は人によってさまざまですが、3~6ヶ月前には留学先の学校を選定することが望ましいとされているようです。TOEFL対策など勉強にかける時間も考慮すれば、1~2年前には留学準備をスタートすることもあるでしょう。
留学準備の一環として早めにクレジットカードを取得する人もいますが、その場合、クレジットカードの有効期限に注意が必要です。
クレジットカードの有効期限が近づくと更新カードが自動的に送付されますが、留学で海外にいると手元に届くタイミングがずれ、カードのない空白期間が生まれる可能性があります。
留学前にクレジットカードを取得した人は有効期限を確認しましょう。留学中に有効期限が切れることがわかっている場合、新たなカードを取得しておいたほうがいいかもしれません。
クレジットカードの限度額を見直す
留学をすることが決まったら、クレジットカードの限度額は必要に応じて変更が可能です。
使いすぎを防いだり盗難時のリスクを下げたり限度額の設定は、下限の10万円程度にする人もいますが、留学生活中に思いがけない出費などですぐに限度額オーバーで使えなくなることも考えられます。
逆に限度額を高額に設定しすぎると、使いすぎなど金銭トラブルの元になることもあるので注意が必要です。
クレジットカードの限度額は留学先での生活実態に見合ったものにすることが重要です。
カナダやニュージーランドは比較的リーズナブルに済む一方で、アメリカやイギリスは授業料も物価も高いなど、国によって留学にかかる費用は大きく異なります。渡航前に現地の情報を収集しておくといいでしょう。
留学におすすめのクレジットカードまとめ
これから留学を考える人にとってもっとも大切なのは、希望条件に見合った学習環境を手に入れることです。
夢をかなえるための勉強や準備に忙しく、留学中の生活への備えは後回しになりがちですが留学先での安全性や信頼性を高めてくれるクレジットカード選びは、留学準備のなかでも重要度の高いアイテムのひとつです。じっくり検討する時間を設けるようにしましょう。
- 現金よりキャッシュレス決済が便利
- 付帯の海外旅行保険が使える
- 限度額が多ければ安心できる
- 2枚以上あればカードトラブルに対応できる
日本で利用するときとは違い、留学中のクレジットカードはトラブル時にも強い味方になってくれます。海外旅行傷害保険の内容やサポートデスクなど、海外で頼れる機能やサービスをきちんと確認して自分に合ったクレジットカード選ぶのがおすすめです。

専門家からの一言
クレジットカードは、海外生活をする上で欠かせない現地通貨の支払いだけでなく、病気やケガ、そして盗難などの偶発事象にも対応でき、またご自身の信用力をも持つ身分証明書としても有用です。
さらに、現金を持ち歩くよりもセキュリティは確保されていますし、使用限度によりお金の使い過ぎもありません。
現金が必要な時にはキャッシングもできますので大変便利です。
上限を超えて使う必要がある時にはクレジットカード会社への連絡により一時的に使用限度を増額することも可能ですので安心です。
1987年ユニバーサル証券(現三菱UFJモルガンスタンレー証券)入社半年後、大和証券へ1年間出向し7年半勤務、ヘッドハントされトロント・ドミニオン銀行へ移籍、同グループ証券営業部長を務めた後、ナショナル・オーストラリア証券日本社長に就任、後、クレディ・スイス証券、JPモルガン証券で機関投資家(プロ)向けの運用アドバイスを行い、個人投資家向け商品の組成・販売に従事し、金融の幅広い知識とビジネス統轄の経験を持つ。2009年11月に金融機関顧客向け金融コンサルティング会社を設立し、2014年5月に一般個人顧客向け総合金融コンサルティング会社FPコンシェル(株)を設立。年間150~200組の個別相談(住宅ローン、保険の見直し、家計の見直し、運用の仕方、相続など)を行うかたわら、各種セミナー講師も務め、現在は個人向け金融コンサルティングに専念し、執筆活動(Hanakoママ連載コラム、ファイナンシャル・フィールド、保険比較など)にも力を注ぐ。
福本 眞也の監修記事・プロフィール一覧へ学生時代には月間1,000万PV規模のWebメディアでインターンを経験。 SI系のベンチャー企業での勤務を経て、2017年に株式会社サイバーエージェント入社ののち株式会社CyberSS(現:CyberOwl)に異動。 クレジットカードはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)とJAL Global WALLET、キャッシュレスではLINE Payを愛用中。 釣りが趣味で船、陸問わず釣りに行く。どこかにマイルを使って南の島に釣りに行くのが目標。
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