クレジットカードを複数持つメリット・デメリット!使い分けのコツや審査について解説

クレジットカードは1枚だけでなく、複数枚使い分けるのがおすすめです。複数枚持ちすることで、お店によって最適なカードが使えてポイントも効率よく貯められます。
こちらの記事では、クレジットカードの複数枚持ちのメリットとデメリット、おすすめのクレジットカードなどについて紹介します。クレジットカードの複数枚持ちを考えている人は、ぜひチェックしてみてください。
クレジットカードの平均保有枚数
一般社団法人日本クレジット協会が2021年に実施した「クレジットカード発行枚数調査」によると、1人あたりのクレジットカード保有数は2.7枚です。
このデータから日本人にとってクレジットカードの複数所有は普通に行われていることだとわかります。
クレジットカードを複数枚持ちするメリット
それでは具体的にクレジットカードの複数枚持ちするメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか。これからクレジットカードの複数枚持ちをする人は、まずメリットを把握していきましょう。
- 利用シーンにあわせてクレジットカードが使える
- 異なる国際ブランドのクレジットカードが所有できる
- 盗難されたときのリスク分散になる
- ポイント還元率だけでなく海外旅行保険や盗難保険などサービスも増える
メリット①利用シーンにあわせてクレジットカードが使える
クレジットカードを複数枚持ちする最大のメリットが、利用シーンにあわせてクレジットカードが使える点です。
クレジットカードによってポイント還元率アップや割引が受けられるお店が異なりますが、クレジットカードを複数枚持っておけば、その場その場で最適なクレジットカードが使えます。
- スーパーでの買い物
イオンカード、セブンカード・プラスなど - インターネットショッピング
楽天カード、Amazon ゴールドカードなど - カラオケ
エポスカードなど - 家電量販店での買い物
ビックカメラSuicaカード、ヤマダLABI-ANAマイレージクラブカードセゾン・アメリカン・エキスプレスカードなど - コンビニでの買い物
JCB CARD W、リクルートカードなど - ガソリンの給油
出光カードまいどプラス、シェルPontaカードなど
お店によっては特定のクレジットカードを持っているだけで5%割引など、割引率がかなり高い特典もあります。クレジットカードの特典をフル活用できれば、生活がかなり楽になりますよ。
メリット②ポイント還元率だけでなく海外旅行保険や盗難保険などサービスも増える
クレジットカードの特典というとポイント還元率や割引に注目が集まりますが、海外旅行保険や盗難保険にも注目しましょう。特に海外旅行保険は事故死亡・後遺障害以外であれば、補償額を合算できます。
実際に「楽天カード」と「エポスカード」の複数枚持ちによる補償額例をご紹介しましょう。
- 傷害死亡・後遺障害
2,000万円
(金額の高い楽天カードが適用) - 傷害治療費用
400万円
(楽天カード200万円+エポスカード200万円) - 疾病治療費用
470万円
(楽天カード200万円+エポスカード270万円) - 賠償責任
4,000万円
(楽天カード2,000万円+エポスカード2,000万円) - 救援者費用
300万円
(楽天カード200万円+エポスカード100万円) - 携行品損害
40万円
(楽天カード20万円+エポスカード20万円)
年会費無料のクレジットカード1枚では海外旅行保険が物足りないと感じている人でも、複数枚のクレジットカードがあれば安心できるのではないでしょうか。海外に行く機会がある人にとっては、クレジットカードの複数枚持ちがかなりのメリットですよ。
メリット③異なる国際ブランドのクレジットカードが所有できる
複数枚のクレジットカードを所有すると、国際ブランドの異なるカードが所有できます。特に海外に行く人にとって、これは大きなメリットですね。
日本ではJCBが使えるお店がかなり多いですが、海外に行くと使えない国もたくさんあります。そんなときVISAやMastercardのクレジットカードを持っておくと、クレジットカードで決済ができます。
海外旅行ではクレジットカードが必須アイテムなので、複数枚所有しておいていつでも使える状態にしておきましょう。
メリット④盗難されたときのリスク分散になる
クレジットカードの複数枚持ちは、盗難されたときのリスク分散にもなります。例えば海外で1枚クレジットカードを盗難されたとしても、別のクレジットカードがあればとりあえず現地での生活は可能です。
パスポートも盗まれてしまったら日本大使館まで行かなければならないですが、大使館までの交通費もクレジットカードがあれば支払えますね。
そのため海外に行くときには、クレジットカードを別の場所で保管しておきましょう。1枚は財布に入れて、もう1枚はホテルのセーフティーボックスに預けておくといった具合ですね。クレジットカードが複数枚あれば、万が一のときにも安心ですね。
専門家からのコメント

利用シーン別にクレジットカードを使い分けることによって、ポイント還元率がアップするなどあるためお得に活用できると同時に、副次メリットとして、以下のような活用方法もあります。
クレジットカードを複数枚、カテゴリー分けして使い分けることで、各クレジットカード毎に利用金額を大まかにですが、把握できるというメリットもあり、家計の把握がしやすくなったり、節約箇所の発見につながるケースもありますので、よろしければお試しください。
メリット⑤限度額を超えても他のカードで対応できる
クレジットカードには限度額が決められており、限度額を超えた決済をすることはできません。
普段は今の限度額で問題なくとも、急な出費が連続することで限度額を超えてしまう場合もあります。クレジットカードの限度額はカードごとに設定されるので、複数持つことで限度額を増やすことができます。
万が一の時に備えて複数持っておくと安心です。ただし同じクレジットカード会社でカードを複数作る場合は限度額が増えない場合があるので注意が必要です。
例えば楽天カードは2枚作成することが出来ますが、限度額が高い方のクレジットカードの限度額にすべての楽天カードが統一されます。
クレジットカードを複数枚持ちするデメリット
ここまでクレジットカードを複数枚持ちするメリットを解説しましたが、複数枚持ちにはデメリットもあります。デメリットをしっかり把握しておけば、複数枚持ちのメリットを最大限に活かせますよ。
- 利用額やポイントの管理が面倒になる
- 暗証番号の管理が大変
- 年会費がかさみ負担になる
- 盗難・紛失のリスクが増す
デメリット①利用額やポイントの管理が面倒になる
クレジットカードを複数枚持っていると、利用額やポイントの管理が面倒というデメリットがあります。
クレジットカードは会社によって引き落とし日が異なるので、クレジットカードを複数枚持っていると毎月何度も引き落としがあります。そのためクレジットカードの引き落としを忘れていて、口座にお金がなかったということも考えられますね。
ポイントも別で貯まっていくので、ポイントも分散してしまいます。そのため管理を怠っているとポイントの有効期限がきてしまい、せっかく貯めたポイントが消失してしまうことがあります。クレジットカードを複数枚持ちする場合、管理をいかにするかが重要ですね。
デメリット②暗証番号の管理が大変
クレジットカードを複数枚持っていると、暗証番号の管理も大変です。複数枚のクレジットカードを同じ暗証番号で使っていると、万が一の時のリスクが高くなってしまいます。
そのためにはクレジットカードの暗証番号をわける必要がありますが、どのカードにどの暗証番号を設定したか忘れてしまうことがあります。暗証番号を忘れて適当に入力してしまうと、セキュリティロックがかかりしばらくカードが使えなくなることもあります。
クレジットカードを複数枚持つときには、暗証番号の管理もしっかりおこないましょう。
専門家からのコメント

クレジットカードは、お店などですすめられるたびに作っていますと、枚数が増えていき、管理が行き届かなくなることがあるという方が多いです。
特に、月の途中でどれだけ使っているのか?を把握することも容易ではなくなりますし、使いすぎる可能性も出てきます。
適正な枚数は人それぞれかとは思いますが、あまり使っていないカードがある場合や、使用回数が少ないカードがある場合など、精査する必要もあるかもしれません。
デメリット③年会費がかさみ負担になる
クレジットカードによっては年会費がかかる場合があります。年会費を払っているだけで、使わないカードがあると無駄に毎年年会費がかかってしまいます。
年会費がかかるカードを持っている場合は、本当に必要なのか精査し不要であれば退会してしまうことをおすすめします。
デメリット④盗難・紛失のリスクが増す
クレジットカードを複数持てば持つほど万が一の紛失や盗難のリスクが高まります。不正利用の可能性が高まってしまうので、財布に入れるカードの数は絞るといいでしょう。
多くの場合、不正利用されてしまった時の損失はクレジットカード会社が補填してくれるのでその点は安心です。
クレジットカードを1枚に絞るメリット・デメリット
クレジットカードを1枚に絞るメリット・デメリットはあるのでしょうか。
それぞれ紹介していきます。
クレジットカードを1枚に絞るメリット
- 管理がしやすい
- 複数持ちよりカードがランクアップを期待出来る
1番のメリットは管理のしやすさです。クレジットカードを複数利用すると、複数社から請求がくることになるので、管理が複雑になります。
また、クレジットカードはランクアップできる場合があります。ランクアップの有無や基準はカード会社によって異なりますが、遅延なく継続的な利用していることで、ランクアップする可能性があります。
一般カードからゴールドカードにランクアップを目指したい方は、一つのカードを使い続けた方がいいかもしれません。
クレジットカードを1枚に絞るデメリット
- 利用可能な店舗が限定される
- クレジットカードごとの特典やサービスが受けられない
最大のデメリットは利用できる店舗が限定される点でしょう。国際ブランドによって取り扱い店舗が異なるため、行ったお店でカードが使えない可能性があります。
また、クレジットカード特有のサービスが受けられない点もデメリットです。クレジットカードによっては旅行保険や空港ラウンジの利用など、さまざまなサービスがついている場合があります。クレジットカードは無料で作れるので、1枚に絞ることで特典が受けられないのは機会損失といえます。
クレジットカードを複数所有する場合の選び方
クレジットカードを複数所有する場合はどのような点を見て選ぶべきか分からない方もいるのではないでしょうか。
メインカードとサブカードに分けて選び方を解説します。
メインカードの選び方
- ポイント還元率の高さ
- 国際ブランドの加盟店舗数の多さ
- 付帯サービスの充実度
上記の点を意識して選ぶことをおすすめします。加盟店舗数はVISAが世界で一番多いですが、JCBが日本初のブランドということもあり、日本の加盟店舗数が多いです。
サブカードの選び方
- 普段利用するお店のポイント還元率が高い
- メインカードにない補償やサポートがある
- 異なる国際ブランドを選びクレジットカードの使用可能店舗数を増やす
例えば「メインカードがVISAなら、サブカードはJCBやmastercardが利用できるカードを選ぶ」「普段よくいくスーパーでポイント還元率が高いものを選ぶ」など自分の目的や状況にあったカードを選びましょう
クレジットカードの複数枚持ちをするときの審査について
クレジットカードを複数枚持ちすると、信用情報が悪化すると説明しましたが、実際の審査はどのような影響がでるのでしょうか。ここからはクレジットカードを複数枚持ちするときの、審査について解説していきます。
短期間に複数枚申し込むと審査に落ちる可能性が高い
クレジットカードを複数枚作ろうと思い、短期間にまとめて申込みをする人がいます。短期間に複数枚の申込みをすると、審査に落ちる可能性が非常に高くなってしまうので絶対にやめましょう。
クレジットカードの申込情報も信用情報に記録されるため、短期間に複数枚の申込みが確認されると、お金に困ってクレジットカードを作ろうとしていると判断されかねません。この状態になったことを申込みブラックと呼びます。
お金に困っている人は、支払いができなくなる可能性が高いとみなされるので、審査に落とされてしまう可能性が高いです。複数枚のクレジットカードを作るときは、6カ月以上の期間を空けて申込みしましょう。
所有枚数が多くても審査に落ちやすくなることはない
クレジットカードの所有枚数が多かったとしても、審査に落ちる可能性は変わりません。6カ月以上の期間が空いていれば、2枚め以降のクレジットカードも通常どおり申込みできるでしょう。
しかし、カード会社は申込み時に他社からの借り入れ状況や支払い状況などをしっかり調べるもの。料金の支払いが滞っていたりすると話は変わります。
複数枚のクレジットカードをうまく管理できず、うっかり支払いが滞ってしまった…。そんなことになれば新しいクレジットカードを作ることができなくなります。
クレジットカードの複数枚持ちをお得に活用するためにも、料金の支払い状況はしっかり管理していきましょう。
審査が不安な方はキャッシング枠を0円で申込む
クレジットカード発行時の審査が不安な場合は、キャッシング枠を0円にすることをおすすめします。キャッシング枠とはクレジットカード会社からお金を借りれる機能のことです。
お金を貸す以上、クレジットカードのみ利用する方とくらべて審査難易度が上がると考えられます。審査が不安な人、キャッシング枠を使う予定がない人はキャッシング枠を0円にすることをおすすめします。
クレジットカードの複数枚持ちを活用するためのテクニック
クレジットカードを複数枚発行するときには、クレジットカードの管理に注意しなければなりません。ここからはクレジットカードの複数枚持ちをしても、クレジットカードを活用するためのテクニックを紹介していきます。
クレジットカードをより活用したい人、ポイントを効率よく貯めたい人は、ぜひテクニックを取得してください。クレジットカードの活用方法がわかれば、生活が楽になっていきますよ。
よく行くお店で活用できるクレジットカードを作る
クレジットカードを複数枚発行するのであれば、発行前によく行くお店で活用できるクレジットカードを調べましょう。クレジットカードにはカードごとに、ポイントが貯まりやすいお店があります。よく行くお店でのポイント還元率が高いクレジットカードであれば、複数枚作る価値があります。
- JCB CARD W
「セブンイレブン」ポイント還元率2%
「スターバックス」スターバックスカードへのチャージポイント還元率5.5%
「Amazon.co.jp」ポイント還元率2% - イオンカードセレクト
「イオン」ポイント還元率1%
・毎月20日、30日のイオンお客さま感謝デーでは5%割引 - 楽天カード
「楽天市場」ポイント還元率最大16%
・楽天関連のサービスを使えば使うほどポイント還元率アップ - オリコカード THE POINT
入会後3カ月間ポイント還元率2%
ポイントが貯まりやすいカードを使えば、ポイントを効率よく貯めていけます。他には同じポイントが貯まるクレジットカードを複数枚持ちして、ポイントを1つで集中して貯めていくという方法もあります。
- Pontaポイント
リクルートカード、シェルPontaカードなど - Tポイント
Yahoo!JAPANカード、ファミマTカードなど - dポイント
dカード、オリコカード THE POINTなど
ポイントが分散する場合有効期限に注意
クレジットカードを複数枚発行してお店ごとに使うカードを分けると、ポイントが効率よく貯められます。ただしポイントが分散してしまうというデメリットもあるので、ポイントの有効期限には気をつけましょう。
クレジットカードのポイントは有効期限がないカードもあれば、期限内に一定のポイントを貯めないとポイントが自動消滅してしまうカードもあります。せっかく貯めたポイントが消滅してしまっては、クレジットカードを複数枚所持しているメリットが活かせません。
もしポイントの管理が難しければ、貯まったポイントはすぐ使うようにしておくと、有効期限が切れることはありませんよ。
使わないクレジットカードは解約するのも手
もしクレジットカードを複数発行している人で、使わないクレジットカードがある人は、クレジットカードを解約するのも一つの手です。使わないクレジットカードを解約すれば、新しいクレジットカードの審査に通る可能性があります。
クレジットカードの解約は支払い残高がなければ、電話一本で可能。クレジットカードの管理をしやすくるためにも、クレジットカードの断捨離を考えてみましょう。
複数枚持ちにおすすめのクレジットカード
クレジットカードを複数枚発行するのであれば、まずは年会費無料のクレジットカードから検討していくのがおすすめです。年会費無料のクレジットカードでもポイント還元率が高いカードはありますし、海外旅行保険が充実しているカードもあります。
ここからはクレジットカード複数枚持ちを考えている人に、おすすめのクレジットカードを厳選して紹介。今持っているクレジットカードの利用用途を考えたうえで、効率よく使えるクレジットカードを探していきましょう。
JCB CARD W|JCBのクレジットカードならこれ!

- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
国際ブランドがJCBのクレジットカードを発行するのであれば、JCB CARD Wがおすすめです。年会費無料で発行できる上に、ポイント還元率が1%と高いのでメインカードとしても使えます。
さらにセブンイレブン、Amazon、スターバックスなどの特約店では、さらにポイント還元率がアップします。日常的に使うお店ばかりなので、ポイントがかなり貯めやすいですね。
39歳以下しか発行できないクレジットカードなので、作成するのであれば早めに申込みをしましょう。
JCBなので、とても安心できるかなと思いました。JCBのカードを何枚か持っていましたし、オペレーターの方の対応もよかったからです。あと、ポイントがたまるという点でも魅力がありました。
仕事がらガソリンを入れることが結構あるんで、ポイントも現金支払いとは違ってどんどんたまっていきますし、そのポイントを他に活用できて良かったです。
三井住友カード(NL)|ナンバーレスカードを持ちたい方におすすめ
三井住友カード(NL)は2021年に新しくできた年会費無料のカードです。
三井住友カードは年会費無料のカードが多いので、無料で作れるのは嬉しいポイントです。またナンバーレスのカードなのでセキュリティ的にも安心できるでしょう。
通常のポイント還元率は0.5%ですが、対象のコンビニやファーストフード、ファミレスなどでは還元率が5倍の2.5%となるのでかなりお得に買い物とすることができます。
さらに、上記店舗でVisaのタッチ決済かMastercard®コンタクトレスを使って支払うと、2.5%が加算されるので、還元率は通常の10倍の5.0%となります!
条件が限られるとはいえ5%還元されるカードはかなり少ないので、ぜひ利用してみてください。
楽天カード|楽天関連サービスを使うとポイント還元率アップ

- 年会費永年無料
- 新規入会&利用でポイントがもらえる
- 安心のセキュリティ
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~16.0% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
CMや動画でもおなじみの楽天カードは、年会費永年無料で使えるクレジットカードです。国際ブランドもVISA、Mastercard、JCB、アメックスから選べるので、持っていない国際ブランドのカードが発行できます。
通常時のポイント還元率は1%と高く、楽天関連のサービスを使う時にはさらにポイント還元率がアップします。楽天市場でのポイント還元率は最大16%になるので、楽天関連のサービスを使えば使うほどお得です。
インターネット通販でポイントを貯めたいのであれば、楽天カードはとてもおすすめのクレジットカードです。インターネット通販用のクレジットカードとして、発行してみてはいかがでしょうか。
「これはお得だ!」と思うことは、やはり楽天での買い物です。ポイントアップのキャンペーンが多く、10倍アップなんかだと、かなりお得に買い物できました。アマゾンで同じ商品が同じ値段で販売されていても、ポイントがつくので楽天で買い物をしています。
年会費がかからないのも最大のメリットだと思います。 またマクドナルドやくら寿司などの飲食店などで、ポイントがつくようになったのも嬉しいです。
エポスカード|海外旅行保険が自動付帯される

- 全国10,000店舗の優待つき!
- 入会金・年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険は最高500万円
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
海外旅行保険を充実されるためにクレジットカードを発行したい人には、百貨店のマルイが発行するエポスカードがおすすめ。年会費無料で使えるクレジットカードで、マルイにあるエポスカードセンターに行けば即日発行もできます。
エポスカードの海外旅行保険は、傷害治療費用最高200万円、疾病治療費用最高270万円など、海外旅行で使う機会が多い保険が充実しています。海外では保険が効かないので治療費用が100万円を超える場合もありますが、エポスカードがあれば安心ですね。
ポイント還元率は0.5%とやや低めですが、海外旅行保険用のサブカードとしておすすめのクレジットカードですよ。
他にも2枚ほどクレジットカードを持っていましたが、カードを作った当時に住んでいた場所が丸井の近くで、結婚式のドレスや小物を買いに丸井に行ったときに、エポスカードがある方が割引になると紹介していただいたので作りました。
ちょうど普段使っているクレジットカードはJCBのみだったのでVISAも使えるのも魅力だったので、カードを作ることにしました。
dカード|ドコモユーザーにおすすめ
dカードは「dポイントカード」としても利用できるため、ドコモ会員だけでなくdポイントを貯めたい方におすすめです。
ローソンやマツモトキヨシなどの加盟店で決済することでポイントの2重取りをすることができます。
また、ドコモユーザーはdカードで携帯料金の支払いができるのもうれしいポイントです。
イオンカード|イオン系列で買い物をするなら

- イオングループの対象店舗なら、WAON POINTがいつでも2倍!
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
- イオンシネマで映画鑑賞割引
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
イオンカードは「クレジットカード」「キャッシュカード」「電子マネーWAON」が一体になったカードです。
イオン系列でイオンカードで決済するだけで常にポイントが2倍になります。また20日、30日は5%オフになるのでイオン系列で買い物をする方は作らない手はないでしょう。
複数枚持ちにおすすめのクレジットカード比較
ここまで複数枚持ちにおすすめのクレジットカードを紹介していきました。まだどのクレジットカードを作るか悩んでいる人のために、これまでの紹介したカードの情報をまとめて紹介します。
カード名 | 通常時ポイント還元率 | 主な特典 |
---|---|---|
JCB CARD W |
1% | 特約店でのポイント還元率最大5.5% |
楽天カード |
1% | 楽天関連サービスを利用すると、楽天市場でのポイント還元率最大16% |
エポスカード |
0.5% | 海外旅行保険が充実している |
どのクレジットカードにも特徴があるので、今持っているクレジットカードにない特徴があるクレジットカードを作成しましょう。クレジットカードを複数枚持ちしておくと、あらゆる場面に対応できて便利ですよ。
クレジットカードの複数持ちに関するよくある質問
ここからはクレジットカードの複数持つ際に多くの方が疑問に思う点についてお答えしていきます。
同じ国際ブランドのカードを複数もつ意味はありますか?
同じ国際ブランドのカードをもつメリットはありません。複数所有するなら、別のブランドを選んだ方がいいでしょう。
クレジットカードを複数持つと、利用限度額も増えますか?
複数持ちをすることで利用限度額は増えます。ただし、同じカード会社で複数申込む場合は、カードごとではなく、契約者ごとに上限額が設定される場合があります。
同じカード会社のクレジットカードを複数枚持つ場合でも審査はありますか?
同じカード会社でも審査はあります。ただし、既にカード会社に情報があるため、スムーズに審査が終わることは考えられます。
クレジットカードの複数所有で住宅ローンなどの審査が不利になることはありますか?
複数所有によって審査が不利になることはありません。
クレジットカードの利用でローンの審査が不利になるのは、支払いを遅延や延滞した場合です。遅延なく利用していれば、クレジットカードの利用がローンの審査に不利な影響を与えることはないでしょう。
クレジットカードの複数枚持ちについてまとめ
ここまでがクレジットカードの複数枚持ちについて紹介しました。内容をまとめると以下のようになります。
- クレジットカードを複数枚持っていると、利用シーンにあわせて一番お得なクレジットカードが使い分けられる
- 海外旅行保険や国際ブランドの使い分け、盗難時に安心といったメリットがある
- 利用額・ポイント・暗証番号の管理が面倒になる点がデメリット
- 一度に複数枚申込むと、申込みブラックとなり審査に落ちる
- 年会費無料のクレジットカードを複数枚持ちしていくのがおすすめ
今後の生活をより楽にするためにも、クレジットカードの複数枚持ちに挑戦してみましょう。
専門家からのコメント

クレジットカードの複数枚持つことは、利用シーンに応じて使い分けることで、ポイントや特典によってお得になったり、付帯保険が手厚くなったり、リスク分散できたりなど多くのメリットがあります。
そのメリットを最大限活かすためには、ご自身で内容や利用金額・暗証番号など、把握、管理をしておくことだと思います。
例えば、使いすぎてしまう危険性があるのなら、クレジットカードを精査することや、上限金額の設定をすること、家計管理アプリと連携してチェックしやすくするなど工夫して利用することで更に便利に使えるでしょう。
お金を残す専門家、阿久津和宏です。FP活動歴10年、一貫して「必要なときに」「必要なお金を」「必要なだけ残す」をテーマに、オーナー社長を中心に社会保険料削減・税コスト削減・資産保全・融資補助や記事の執筆監修、セミナー、講演の活動を継続中。個人向けには、相続対策・家計コンサルティングなども手掛けている。取扱業務は、行政書士業務(書類作成・許認可)、FP業務、各種コンサルティング業務など。身近で頼れる相談員を目指しています。どうぞよろしくお願い致します。
阿久津 和宏の監修記事・プロフィール一覧へ投資に失敗して借金500万円以上を抱え、その後自己破産を経験しました。自分がお金で大失敗した経験から、お金の正しい知識を勉強。フリーライターとして、クレジットカード・カードローン・債務整理ジャンルの豊富な執筆経験を持っています。経験に基づいた確かな記事を執筆することが、1番の武器です。趣味は食べ歩き・人狼ゲーム・麻雀。名古屋の美味しいグルメを紹介する「リュウジの名古屋グルメブログ」も運営しています。
リュウジの執筆記事・プロフィール一覧へ