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銀行系クレジットカードおすすめ5選!信頼性だけじゃないメリットやデメリットも紹介

銀行系クレジットカードおすすめ5選!信頼性だけじゃないメリットやデメリットも紹介

クレジットカードにはさまざまな種類があり、「○○系クレジットカード」と呼ばれることもあります。

なかでも、三井住友カード株式会社や三菱UFJニコス株式会社などが発行する「銀行系クレジットカード」と呼ばれるカードは、信頼性が高く、人気のカードです。

ということで、今回は、銀行系クレジットカードについて、メリットやデメリットなどを中心に紹介していきます。これからクレジットカードの作成を検討している人は、参考にしてください。

三井住友カード

三井住友カードの詳細
初年度 : 無料 / 次年度 : 1,375円(税込)
ポイント還元率 : 0.5%~5%
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三井住友カード ゴールド

三井住友カード ゴールドの詳細
初年度 : 無料 / 次年度 : 11,000円(税込)
ポイント還元率 : 0.5%~5%
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三菱UFJカード ゴールド

三菱UFJカード ゴールドの詳細
年会費 : 2,095円(税込)
ポイント還元率 : 0.4%~0.5%

三菱UFJカード VIASOカード

三菱UFJニコス VIASOの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 0.5%
【PR】Sponsored by 三菱UFJニコス株式会社

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 0.5 〜 1%
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おすすめの銀行系クレジットカードを紹介

銀行系クレジットカードといっても、種類が多く、どのカードがよいのか迷ってしまう人もいますよね。

ということで、まずはマネ会がおすすめする、銀行または、銀行の系列会社が発行をおこなっているクレジットカードを紹介しておきます。クレジットカード選びに迷っている人は、参考にしてみてください。

抜群の信頼性とシンプルなデザインが人気!「三井住友カード」

三井住友カード
三井住友カードの詳細
Visa Mastercard® アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB 非対応 ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • インターネット入会で初年度年会費無料
  • 毎日のお買物でポイントが貯まる
  • カード紛失盗難の際も安心のサポートサービス
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 1,375円(税込)
ポイント還元率 0.5%~5%
電子マネー
iD(アイディ)
WAON(ワオン)
PiTaPa(ピタパ)
SMART ICOCA
Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by 三井住友カード株式会社

クレジットカード三井住友カードは、大手カード会社の三井住友カードが発行する銀行系クレジットカードです。

信頼性はもちろん、三井住友カードのプロパーカードとして、パルテノン神殿のシンプルなデザインが人気のクレジットカードです。

国際ブランドは、世界シェアNo.1のVISAなので、国内、海外問わずクレジットカードを利用できるほとんどの店舗で使えることも人気の理由のひとつになっています。

また、セキュリティ面は、24時間365日稼働している不正利用検知システムやカードの裏面に顔写真を載せられるなど、業界最高水準となっているため、安心して利用することが可能です。

基本の年会費は、1,375円(税込)となりますが、最高2,000万円の海外旅行傷害保険と最高100万円のショッピング補償が付帯しているので、年会費以上のサービスや補償を受けることができる、おすすめのクレジットカードです。

年会費に関しては、インターネット入会で初年度無料、2年め以降も「マイ・ペイすリボ」に登録し、年1回以上のカード利用があれば無料にできるので、申込みを検討している人は、参考にしてください。

ちなみに、気になるポイント還元率ですが、三井住友カードは、基本のポイント還元率が0.5%とそれほど高くありません。

しかし、ネットショッピングの際に「ポイントUPモール」の経由で最大20倍のポイントを貯められるなど、使い方によってはデメリットを解消することが可能なので、覚えておきましょう。

(20代 / 男性 / 会社員 / 年収200~400万円未満)

三井住友のクレジットカードなので信頼できると思ったことが選んだ理由です。様々なクレジットカードを検索しましたが、ショッピングなどのポイントや海外旅行の保険などの補償も充実しているので好感が持てました。

三井住友カードは年会費無料にできる!評判や審査についても解説!

充実したサービス内容が魅力!ステータスカードとしても人気が高い「三井住友カード ゴールド」

三井住友カード ゴールド
三井住友カード ゴールドの詳細
Visa Mastercard® アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB 非対応 ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • インターネット入会で初年度年会費無料
  • 旅行保険やショッピング補償が充実
  • 空港ラウンジサービスあり
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 11,000円(税込)
ポイント還元率 0.5%~5%
電子マネー
iD(アイディ)
WAON(ワオン)
PiTaPa(ピタパ)
QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by 三井住友カード株式会社

三井住友カード ゴールドは、三井住友カードが発行するゴールドカードです。三井住友カード同様に、信頼性が高く、ステータスカードとしての人気も高いクレジットカードです。

三井住友カード(ゴールド)の魅力は、国内の主要空港内とホノルルの空港内にあるラウンジを無料で利用することができ、最高5,000万円の国内・海外旅行傷害保険が付帯している点です。

旅行傷害保険の充実と空港ラウンジを無料で利用することができるので、とくに、旅行好きの人におすすめのクレジットカードになっています。

ちなみに、年会費は11,000円(税込)となります。

ただし、初年度は、インターネット入会で無料ですし、2年目以降も「マイ・ペイすリボ」に登録し、年1回以上のカード利用があれば半額の5,500円(税込)になります。

年会費以上の充実したサービス内容になっているので、ステータスカードを検討している人は、候補のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

(30代 / 女性 / 会社員 / 年収200~400万円未満)

年会費以上に、VISAカードはステータスとしてとても高く評価されているのでカード自体の価値が高いと思います。

空港ラウンジや海外デスクなども充実していて、カードに顔写真も載せることができるのでセキュリティの面でもとても安心できます。

三井住友カード ゴールドのメリットから審査基準、年会費まで徹底解説!

記念月のポイントが1.5倍!充実したポイントプログラムが魅力の「MUFGカード ゴールド」

三菱UFJカード ゴールド
三菱UFJカード ゴールドの詳細
Visa Mastercard® アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • お得にためる充実のポイントプログラム
  • 充実のトラベルサービス&サポート
  • 三菱UFJならではの金融取引サービス
年会費初年度 2,095円(税込)
年会費2年目〜 2,095円(税込)
ポイント還元率 0.4%~0.5%
電子マネー
楽天Edy(エディ)
Suica(スイカ)
SMART ICOCA
nanaco
QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

MUFGカード ゴールドは、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下である三菱UFJニコス株式会社が発行する銀行系クレジットカードです。

MUFGカード ゴールドは、年会費が2,095円(税込)かかってしまいますが、一般的なゴールドカードに比べてお得な年会費で持つことができる、いわゆる格安ゴールドカードというものになります。

格安ゴールドカードといわれるものの、最高2,000万円の国内・海外旅行傷害保険と最高100万円ショッピング補償が付帯しているので、充実した補償内容になっています。

また、記念月の利用でポイントが1.5倍やショッピングの利用金額(50万円以上)に応じてポイントの優遇など、使うほどお得にポイントを貯めることができるポイントプログラムも人気の理由になっています。

そのほか、三菱UFJ銀行を支払口座に指定している場合は、ATM手数料が無料になる特典やMUFGカード ゴールドの提示で三菱UFJ銀行の住宅ローン金利の優遇などを受けることができます。

ですので、メインバンクとして三菱UFJ銀行を利用している人には、とくにおすすめのクレジットカードになっています。

三菱UFJカード(MUFGカード)のメリットやポイント制度、審査について徹底解説

携帯電話代やインターネットの支払いにおすすめ!年会費無料の「VIASOカード」

三菱UFJカード VIASOカード
三菱UFJニコス VIASOの詳細
Visa 非対応 Mastercard® アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB 非対応 ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • 年会費永年無料!
  • ポイントは自動で現金還元!手続き不要で、用途の制限や無駄がなし!
  • 海外旅行傷害保険サービスが付帯
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 0.5%
電子マネー
楽天Edy(エディ)
Suica(スイカ)
nanaco
SMART ICOCA
QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by 三菱UFJニコス株式会社

VIASOカードは、信販系クレジットカードとして知られていますが、MUFGカード ゴールド同様に三菱UFJニコス株式会社が発行しているクレジットカードです。

銀行の系列会社が発行しているクレジットカードでは珍しく、年会費無料で利用でき、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しているので、サービス面も充実しています。

また、VIASOカードは、携帯電話の利用料金やインターネットプロバイダーの支払いでポイントが2倍やネットショッピングの際に「VIASO eショップ」の利用で最高還元率が10%など、ポイント還元率を重視する人におすすめです。

ちなみに、VIASOカードは、カードの利用で貯まったポイントが自動で銀行口座にキャッシュバックされるサービスをおこなっているので、ポイントの有効期限を気にする必要がないことも人気の理由のひとつになっています。

(40代 / 男性 / 会社員 / 年収600~800万円未満)

私がVIASOカードを選んだ理由は、まず年会費が無料であることが大きな要素でしたが、マスターカードを保有していなかったため、マスターカードが選択できることが重要な要素でした。

そしてニコスという安心ブランドであることが決め手になりました。

VIASOカード(ビアソカード)の審査内容からメリット・デメリットまで徹底解説!

イオン銀行やイオンで買い物をする人におすすめ!年会費無料の「イオンカードセレクト」

イオンカードセレクト
イオンカードセレクトの詳細
Visa Mastercard® アメリカン・エキスプレス 非対応 JCB ダイナースクラブ 非対応
おすすめポイント
  • イオングループの対象店舗なら、WAON POINTがいつでも基本の2倍!
  • 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
  • イオンシネマで映画鑑賞割引
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 0.5 〜 1%
電子マネー
WAON(ワオン)
iD(アイディ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
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イオンカードセレクトは、イオン銀行が発行をするクレジットカードです。

一般的には、流通系クレジットカードという認識が強いですが、イオン銀行と連携させることで、普通預金金利が最大で「年0.15%」になる優遇を受けることができます。

また、イオン系列店では、イオンカードセレクトの提示で毎月20日、30日の「お客さま感謝デー」や毎月5のつく日の「お客さまわくわくデー」など、特定日の買い物がお得になることでも知られています。

年会費は無料で発行することが可能ですし、イオンカードセレクトの申込みの際にイオン銀行の口座を同時に開設することも可能なので、イオン系列店やイオン銀行の利用を検討している人におすすめのクレジットカードです。

ちなみに、イオンカードセレクトは、イオン系列店のみで利用できる仮カードを即日受け取りすることも可能なので、すぐにイオン系列店で利用したい人は覚えておくとよいでしょう。

(40代 / 女性 / 主婦 / 収入なし)

イオン銀行と一緒に利用して、イオン銀行口座の普通預金の利息が他の銀行に比べてとても良いので、その口座を利用している。

イオンウオレットというイオンカード会員のアプリがあり、その中で期間限定のキャンペーンでポイントが当たるものや旅行や商品が当たるものがあり、実際にポイントが当たった事もあり楽しめている。

イオン系列のお店でイオンカードセレクトで支払うと、割引の特典がある。

イオンカードセレクトならWAONオートチャージでポイント二重取り!預金金利の優遇も

そもそも銀行系クレジットカードとは?

近年は、メガバンクはもちろん、地方銀行などを含めた全国のほとんどの銀行がクレジットカードを取り扱っているので、多くの銀行系クレジットカードがあります。

銀行系クレジットカードは、銀行やその系列会社が発行するカードなので、信頼性の高さが特徴になります。

また、クレジットカードに付帯しているサービスに加えて、「銀行ATMの手数料が無料」や「金利の優遇」など、さまざまな特典を受けられる場合もあります。

ただ、特典に関しては、クレジットカードを発行する銀行や系列会社によって異なるので、気になるカードがある場合は事前に調べて、自分に合ったカードを選択してみてください。

ちなみに、クレジットカードの種類は、大きく分けると主に下記のように分類することができるので、参考までに覚えておくとよいでしょう。

クレジットカードの分類
クレジットカードの種類 カード発行会社
消費者金融系 消費者金融会社が発行
流通系 スーパーや百貨店などの小売業者やそのグループ会社
信販系 元々クレジットカードの発行をおこなっている信販会社
交通系 JRなどの鉄道会社やJAL、ANAなどの航空会社が発行
銀行系 銀行やその系列会社

申込方法は一般的なクレジットカードと変わらない

銀行系クレジットカードの申込方法は、基本的に一般的なクレジットカードと同様に銀行または、銀行の系列会社の公式ページからインターネットの申込みが可能です。

クレジットカードによっては、カードを発行する銀行口座が必要なケースもありますが、カードの申込みと同時に口座の開設もできることが多いので、銀行口座を開設したい人にもおすすめとなっています。

また、銀行系クレジットカードは、店頭窓口での申込みも可能なので、銀行に用事がある人は、ついでにクレジットカードの申込みをおこなうのもよいでしょう。

銀行系クレジットカードのメリット

銀行系クレジットカードは、銀行や銀行の系列会社が発行をおこなっているので、安心して利用することができますが、具体的にどのようなメリットがあるのか気になるところですよね。

ということで、ここでは、銀行系クレジットカードのメリットについて紹介していきます。

メリット①最大のメリットはステータス性と信頼性と安心感

銀行系クレジットカードの最大のメリットは、社会的な信頼度が高い銀行または、銀行の系列会社が発行しているという信頼性です。

発行会社は、誰もが一度は聞いたことのある企業名なので、カード所有者のステータス性を高めてくれるます。

また、セキュリティ面に関しては、安全性が高くなっているため、安心して利用できる点も魅力的です。

たとえば、銀行系クレジットカードを発行するカード会社のひとつ、三井住友カードでは、カードの利用状況をモニタリングする不正利用検知システムが24時間365日稼働しています。

銀行系クレジットカードは、各カード発行会社が、銀行の名前に恥じない補償やサービスをおこなっているので、安心感を持ってカードを利用することができます。

メリット②銀行の住宅ローン金利やATM手数料などが優遇される可能性がある

銀行系クレジットカードは、銀行ATMや提携ATMの手数料の優遇をおこなっているケースが多くあります。

ATM手数料は、積み重なると結構な金額になることもあるので、銀行ATMを頻繁に利用する人にとってはうれしいメリットです。

また、クレジットカードによっては、発行元の銀行が取り扱う住宅ローンの金利や普通預金金利が優遇されることもあるので、メインバンクとして利用している銀行のクレジットカードを検討してみてはいかがでしょうか。

メリット③住宅ローンなどの審査で有利になる可能性がある

銀行系クレジットカードを利用する人は、カードを発行している銀行の住宅ローンなどを組む場合、審査で有利になる可能性があります。

当然、クレジットカードの利用料金の支払い遅れなどがなく、良好なクレヒスを積んでいることが条件になりますが、後々、住宅ローンなどの利用を検討している人にとっては、大きなメリットになります。

メリット④キャッシュカードと一体型のカードを選択できる場合がある

銀行系クレジットカードは、一般的なクレジットカードに備わっている機能のほかに、銀行のキャッシュカードが一体となったカードを発行できるケースが多いです。

銀行キャッシュカードと一体型のクレジットカードは、キャッシュカードとクレジットカードを別々に持ち歩く必要がないので、財布の中身をスマートにすることができます。

また、キャッシュカードと一体型のクレジットカードは、登録した口座がクレジットカードの利用料金の支払い口座になります。

ですので、給料の振込口座など、常に一定のお金が入ってくる口座であれば、クレジットカードの利用料金の支払い忘れを防止することも可能です。

一体型のカードは、すべての銀行系クレジットカードが対応しているというわけではありませんが、用途に合わせてカードのタイプを選択できるうれしいサービスになっているので、選択できる場合は利用してみてはいかがでしょうか。

銀行系クレジットカードのデメリット

銀行系クレジットカードのメリットについて紹介してきましたが、デメリットがないわけではありません。

クレジットカードを利用する際は、利用するカードのデメリットについて知ることも大切です。


ということで、ここでは、銀行系クレジットカードのデメリットについて紹介していきます。

デメリット①ポイント還元率がそれほど高くないケースが多い

銀行系クレジットカードの最大のデメリットは、ポイント還元率がそれほど高くないカードが多いという点です。

近年は、ポイント還元率を売りにしているクレジットカードも多くあり、基本のポイント還元率が1%以上というカードも珍しくありません。

しかし、銀行系クレジットカードは、基本のポイント還元率が0.5%程度に設定されていることが多く、ポイント還元率を売りにしているクレジットカードと比較すると、見劣りしてしまいます。

ただ、銀行系クレジットカードは、基本のポイント還元率が低いものの、提携店舗の利用、キャンペーンの利用、ショッピングサイトの利用など、使い方によってはポイント還元率を上げることが可能です。

ですので、ポイント還元率が低いというデメリットに関しては、クレジットカードの使い方を工夫することで解消することが可能です。

ちなみに、ポイント還元率を上げるための方法は、利用するクレジットカードによって異なるので、利用を検討しているクレジットカードの情報は、事前に確認しておくようにしましょう。

デメリット②キャッシュカード一体型は紛失したときが大変

銀行系クレジットカードは、メリットのひとつとして紹介したように、キャッシュカードと一体型のクレジットカードを発行することができます。

しかし、キャッシュカードと一体型のクレジットカードは、万が一、紛失してしまったときに、キャッシュカードとクレジットカードを一度に失うというデメリットがあることを覚えておきましょう。

また、キャッシュカードと一体型のクレジットカードを解約する場合は、若干ですが、解約手続に手間がかかる可能性があります。

クレジットカード単体の場合は、電話などで簡単に解約できることが多いです。

しかし、キャッシュカードと一体型のクレジットカードは、銀行の窓口に行かなければ解約手続きができないこともあるので、覚えておきましょう。

ただ、カードの紛失や解約を考えなければ、キャッシュカードと一体型のクレジットカードは便利なカードなので、管理をしっかりとできる人にとっては、おすすめのカードになっています。

デメリット③審査難易度が高く、年会費がかかるケースが多い

銀行系クレジットカードは、審査難易度が高くなってしまう可能性があることも覚えておきましょう。

一般的に、クレジットカードの審査難易度は、「消費者金融系<流通系<信販会社系<交通系<銀行系」の順番で上がっていくといわれています。

つまり、銀行系クレジットカードは、先に紹介したクレジットカードの分類のなかでも、最も審査が厳しいといわれるクレジットカードになります。

ただ、銀行系クレジットカードの審査難易度が高いといっても、良好なクレヒスを積んでいれば審査に通過できる可能性は高くなるので、日ごろから良好なクレヒスを積むことを心がけておくようにしましょう。

また、銀行系クレジットカードは、基本的に年会費がかかってしまうカードが多くなります。

年会費については、条件を満たせば無料にすることも可能ですが、近年は、年会費無料のクレジットカードも多くあるので、年会費がかかってしまうという点はデメリットになってしまいます。

ちなみに、銀行系クレジットカードは、年会費がかかってしまうカードが多いものの、基本的に年会費以上のサービスや補償を受けられることは、覚えておいてください。

「年会費がかかる=損をする」ということにはならないので、自分の用途に合わせて、カードを選択してみてください。

銀行系クレジットカードのまとめ

銀行系クレジットカードについて紹介してきました。銀行系クレジットカードは、社会的に信頼が高い銀行やその系列会社が発行しているので、安心感を持って利用できることが魅力的なカードです。

キャッシュカードと一体となったクレジットカードの発行も可能なので、カードの管理をしっかりとできる場合は、一体型のカードを利用してみるのもよいでしょう。

また、銀行系クレジットカードは、クレジットカードの機能に加え、ATM手数料が無料ローン金利の優遇など、銀行のサービスを受けられる可能性もあります。

ですので、メインバンクとして利用している銀行のクレジットカードを1枚持っておくのがおすすめです。

ただし、銀行系クレジットカードは、審査難易度の高さや基本的に年会費がかかってしまう場合が多いなど、デメリットもいくつかあります。

銀行系クレジットカードに限らずですが、クレジットカードを選ぶときは、メリットやデメリットなどの特徴を把握して、自分に合ったカードを選ぶようにしてください。

2019年に株式会社サイバーエージェントに入社。 クレジットカード、キャッシュレス、カードローンの記事作成を担当。 愛用クレジットカードは楽天ゴールドカードでネットショッピングでは楽天市場を利用するようにしている。楽天ペイ、楽天Edyも使っており、楽天のダイヤモンド会員を維持している。最近はスマホを楽天モバイルに変えるか悩んでいる。 ヤフーカードやPayPay、Kyashなども利用しており、お得にポイントを貯めることが趣味。

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