三井住友カード ゴールドの審査基準から審査の流れ、通過するコツまで徹底解説!

三井住友カード ゴールドは、三井住友カード株式会社から発行されているクレジットカードです。
ゴールドカードとしてのステータス性は抜群で、機能面でも非常に優れていることで知られています。豊富なセキュリティサポートや空港ラウンジの利用、ドクターコール24など多くの特典があります。
「でも、ゴールドカードだから審査は厳しいんじゃないの?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。もちろんステータス性の高いカードなので相応の属性が求められますが、ひと昔前と比べると多くの人に手が届くクレジットカードになりつつあります。
このページでは、三井住友カード ゴールドの審査難易度から審査の流れ、将来的に三井住友カード ゴールドを持ちたい方へのおすすめのカードまでわかりやすく解説しています。
三井住友カード ゴールドの審査基準と難易度
現在では会員数が2,800万人を超え、知名度の高い三井住友カード。
三井住友カードには約13種類のカードがありますが、三井住友カード ゴールドはなかでもワンランク上のステータスを持ったカードです。
三井住友カード ゴールドには以下のような申込条件があります。
三井住友カード ゴールドの申込条件
- 原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入がある人
- ゴールドカード独自の審査基準
上記の申込条件でまず目を引くのが、「満30歳以上」という年齢制限です。そして、「本人に安定した継続収入がある人」という条件もつきます。
またスタンダードな三井住友カードと異なる点として、「ゴールドカードの独自の審査基準」という注釈がついています。この基準の詳細な中身については、残念ながら多くのゴールドカード同様に公表はされていません。
これまで三井住友カード ゴールドを保有されている方をとおして、その中身に迫ることは可能です。ここからは三井住友カード ゴールドの審査項目ごとに、審査基準を見ていきましょう。
三井住友カード ゴールドの審査基準①年収
クレジットカードの審査では、年収は利用者の返済能力を判断する大事な要素です。
三井住友カード ゴールドの審査では、どのくらいの年収が目安になるのでしょうか?
実際にマネ会に口コミを寄せてくれた方の年収を通して、実態に迫ってみましょう。
ゴールドカードの券面のデザインが、どのカードよりもきれいで気に入りました。
ビザは、他の提携カードで利用していましたが、国内外のどちらでも使用できる場所が多くとても便利で、直接カードを持ちたいと以前より思っていました。
ゴールドカードは一般的に年会費が高いですが、こちらのカードは年会費が安くコストパフォーマンスが抜群だと感じたからです。
特に妻用の家族カードの年会費が無料という点に最も魅力を感じてこのカードを選びました。
マネ会に寄せられた口コミでは、200万円~400万円の年収層を中心に年収800万円まで幅広い層の利用者がいらっしゃいます。年収200万円~400万円の人でも審査に通った人もいるようです。
さらにマネ会への口コミの中央値はざっくりとみて約500万円です。三井住友カード ゴールドの審査では年収300万円あれば審査に通過する可能性があります。
ひと昔前なら、ゴールドカードを持つなら年収500万円以上は必須ともいわれていましたが、現在は女性でも普通に会社にお勤めしている方であれば十分に手の届くカードとなっています。
もちろんこれはあくまで目安なので、確実に審査を通過したい場合は年収が高いほうがよいといえます。年収の属性に不安がある場合は、後述する三井住友カードでの利用実績を積む方法もありますので、参考にしてみてください。
三井住友カード ゴールドの審査基準②勤続年数
クレジットカードの審査は、一般的に勤続年数が長いほど安定した収入が見込めると判断され、審査ではプラスに働きます。
三井住友カード ゴールドの審査でも、少なくとも3年以上の勤続年数がないと審査で不利になる可能性があります。
三井住友カード ゴールドは満30歳以上という制限があるだけに、相応の勤続年数がなければ転職を繰り返しているのではないか?と疑問視され、返済能力に疑問符がつくからです。
これから転職を検討されていて、三井住友カード ゴールドの取得も考えている方は、転職をする前に三井住友カード ゴールドの申込みを検討してみるとよいでしょう。
三井住友カード ゴールドの審査基準③雇用形態
一般的にゴールドカードの審査では、正社員や公務員など正規の社員の方が審査では有利になります。
だからといって、個人事業主やフリーランスの方にまったくチャンスがないわけではありません。
三井住友カードは同社カードでの利用実績も重視している傾向があるので、個人事業主の方でも、利用実績を積みながら最終的に三井住友カード ゴールドを取得することも可能です。
三井住友カード ゴールドの審査基準④信用情報(クレヒス)
年収・勤続年数・雇用形態とともに審査で重要視されるのが、個人の信用情報(クレヒス)です。
個人の信用情報(クレヒス)とは、クレジットヒストリーの略称です。これまでクレジットカードなどを利用した借入状況、返済状況の情報のことを指し、この情報は「JICC」などの個人信用情報機関に登録されています。
年収・勤続年数・雇用形態などの属性が高い方であれば、多少の返済の遅れなどは問題にはなりませんが、61日以上の延滞や強制解約、債務整理といった異動情報と呼ばれる登録があると審査の通過は厳しくなります。
他社の借入件数やクレジットカードへの登録件数も審査に加味されます。年収などの属性で不安がある方は、返済の遅れや複数の会社からの借入れなどには極力注意を払うようにしましょう。

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三井住友カード ゴールドの審査の流れを紹介
これまで三井住友カード ゴールドの審査の内容を紹介してきましたが、ここからは申込みから審査の流れをひととおり解説していきます。
三井住友カード ゴールドはカード発行まで最短3営業日です。
カードがご自宅に到着するまで早いと約1週間ほどなので、早くゴールドカードの特典を利用したい方にとってはうれしいですよね!
三井住友カード ゴールドの発行までの流れ
- 三井住友カードの公式サイトより申込内容を入力
- 支払口座の設定
- 入会審査・カード発行
- 自宅へとカード到着
申込みは三井住友カードの公式サイトから。基本情報の入力だけで3ページ、そのあと口座設定などもあるので申込みは時間に余裕のあるときがよいかもしれません。端末によっては入力の記憶機能があるので、いったん中断しても大丈夫です。
ネット以外からの申込みもできますが、三井住友カード ゴールドの初年度年会費無料の特典はインターネットからの入会のみ適用されますので、ネット入会がおすすめです。
審査中に在籍確認はある?
クレジットカードの審査で気になるのが、在籍確認です。
三井住友カード ゴールドでは100%ではないが在籍確認をしているといわれています。
在籍確認がおこなわれていないのに、三井住友カード ゴールドの審査が通っている方もなかにはいらっしゃいます。
しかし、年収や勤続年数、個々人の信用情報といった個人の信用力によっては、在籍確認が行われる可能性も十分にあります。
在籍確認があったとしても、三井住友カードの会社名は出さず、個人名での電話連絡でプライバシーには配慮がなされるので、過度に心配する必要はありません。
審査期間はどれくらい?
さきほどもお伝えしたように、三井住友カード ゴールドでは最短3営業日での発行が可能です。
ただし、オンライン口座設定をおこなわずに郵送での口座設定をしたり、入力内容に不備がある場合などは3営業日での発行ができなくなるケースもあります。
また、審査期間にも個人差があります。三井住友カードでは、申込時に発行された「お申込番号」と「生年月日」、「電話番号」があればネットで「審査状況照会」ができるので、進行が心配なときは照会してみましょう。
三井住友カード ゴールドの審査を通りやすくするポイントとは?
では、実際に三井住友カード ゴールドを申込む時にはどのようなポイントに注意すればよいのでしょうか?
次項にて、すぐに実践できるポイントを紹介します。長期的におこなうポイントについては、「将来的にゴールドカードを持つには」の項で解説していきますので、あわせてご覧ください。
申し込む前にチェック!すぐにできるポイント
カードを申込む際にすぐに実践できるポイントには以下のようなものがあります。
- キャッシング枠を設定しない
- 固定電話を記入する
- 虚偽の情報を書かない
まずは、キャッシング枠を設定しないことです。
キャッシングは緊急に現金が必要なときに便利ですが、審査を通過することを考えるとそれだけカード会社側のリスクが上がるため、審査を通過しにくくなります。
とくに個人事業主の方では、キャッシング枠を設定するだけで総量規制に関係なく収入証明書の提出が必須となり、手続きまで増えてしまいます。
あとの固定電話を記入することと虚偽の情報を書かないことは、何気ないことですが確実に審査にはプラスとなります。
固定電話があるということはそれだけカード会社からすれば何かあった時の連絡先として使うことができます。
また、虚偽の情報を書く人は当たり前の信用がないとも判断されるので、必ず正確な情報のみを記載するようにしてください。

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年会費2年目〜 | 11,000円(税込) |
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専業主婦やフリーターでも三井住友カード ゴールドを持てる?
専業主婦やフリーターでも「所定の審査基準」を通過すれば三井住友カード ゴールドは取得することはできますが、現実的に年収や雇用形態の項目を考慮すると、難しいという印象です。
専業主婦で配偶者が三井住友カード ゴールドの審査を通過できそうな属性の方であれば、ゴールドカードの家族カードをおすすめします。
三井住友カード ゴールドの家族カードなら年会費は1人目まで無料、さらに最高5,000万円の旅行傷害保険や年間300万円のショッピング補償など本会員と同等の特典がついてきます。
フリーターの方であれば、三井住友カードやデビュープラスからはじめていくのがおすすめです。
将来的にゴールドカードを持ちたいならこのカード!
「今の年収や職業では三井住友カード ゴールドは難しいかも…」そう感じられる方でも、長期的に考えれば三井住友カード ゴールドは決して取得不可能なカードではありません。
それは、三井住友カードが同会社内での利用実績を重要視する傾向があるからです。
これから2枚の三井住友カードを紹介しますが、これらのカードをおすすめする大きな理由として2点があげられます。
- 三井住友カードで利用実績を積むことができる
- 個人の信用情報(クレヒス)を育てることができる
個人の信用情報(クレヒス)は、あくまで個人のクレジットカードの返済状況、借入れ状況の積み重ねなので、どのカードでも育てることができます。
ただ、三井住友カード会社のプロパーカードである以下のカードであれば、同時に三井住友カード会社の利用実績も積むことができるので2重にお得です。
現在はまだ三井住友カード ゴールドには手の届かない個人事業主やフリーランスの方、正社員でも年収や勤続年数に不安のある方におすすめしたいカードです。
三井住友カード

- インターネット入会で初年度年会費無料
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年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
三井住友カードはもっともスタンダードなカードです。初年度年会費は無料で、満18歳以上なら申込めるため、あらゆる年齢層、雇用形態の方におすすめです。
分割払いやリボ払い、ポイントプログラムといったクレジットカードのひととおりの機能は完備していて、最高2,000万円の海外旅行保険などの特典も見逃せません。
学生なら在学中は年会費無料なので、コストをかけずに利用実績や信用情報(クレヒス)を育てるには持ってこいのカードといえるでしょう。
三井住友カード ゴールドの審査まとめ
三井住友カード ゴールドは、ステータス性と機能面を兼ね備えたクレジットカードです。
このページでは三井住友カード ゴールドの審査について、年収や勤続年数、雇用形態といった審査項目を口コミも交えながら難易度について解説しています。
ぜひ三井住友カード ゴールドを作成して、その充実した特典を満喫してください!
食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。
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