
VISAとMastercardはどっちがいい?違いを比較!2枚持ちやおすすめカードも解説
- VISAとMastercardはどちらもシェア率が高く世界加盟店舗数が7,000万店で利便性の高い国際ブランド
- 初めてクレジットカードを作る、オリンピック観戦を予定しているならVISAがおすすめ
- グルメやエンタメ関連の特典を楽しみたい、コストコを利用するならMastercardを選ぶ
- VISAとMastercardでどっちにするか迷ったら両方発行するのがおすすめ
VISAとMastercardは、どちらもクレジットカードの国際ブランドです。
クレジットカードを発行する際には「VISAとMastercardどっちを選べばいい?」と悩まれる方が少なくありません。
結論からいうと初めてカードを発行する場合や、オリンピック観戦の予定がある方はVISAがおすすめです。
一方、2枚目のカードを作る場合やコストコユーザー、エンタメ・グルメ好きの方にはMastercardをおすすめします。
この記事では、VISAとMastercardの特徴や違いを比較して解説。
それぞれおすすめのクレジットカードや2枚持ちについても紹介するので、国際ブランド選びの参考にしてください。
【VISAとMastercardそれぞれのおすすめクレジットカード】
![]() 三井住友カード(NL)
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![]() 三菱UFJカード VIASOカード
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年会費 |
無料
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無料
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ポイント還元率 | 0.5 〜 18% | 0.5 〜 1% |
発行期間 | 最短30秒※ | 最短翌営業日 |
⇒VISAの代表的なクレジットカード「三井住友カード(NL)」について詳しくはこちら
⇒マスターの代表的なクレジットカード「三菱UFJカード VIASOカード」について詳しくはこちら
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クレジットカードはVISAとMastercardのどっちがいい?違いを比較
- クレジットカードを初めて作る人にはVISAがおすすめ
- 外食好き・コストコユーザーにはMastercardがおすすめ
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VISAカードとは?特徴やメリット
- シェア率が高く特にアメリカでの利用に強い
- 提携クレジットカードの種類が多い
- 旅行や出張がお得・便利になる優待特典が多い
- コンタクトレス決済(VISAタッチ)が使える
- 国際ブランドのなかで唯一オリンピックチケットの決済や会場利用ができる
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Mastercardとは?特徴やメリット
- VISAに次ぐシェア率で特にヨーロッパでの利用に強い
- その他の国際ブランドに比べ為替レートがお得
- 「ダイニング by 招待日和」でお得に外食できる
- エンタメ・イベントなどの優待サービスが豊富
- Mastercardコンタクトレスが使える
- 国際ブランドのなかで唯一コストコで使える
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VISAのおすすめクレジットカード2選
- 三井住友カード(NL) | 対象のコンビニ・飲食店でのスマホタッチ決済で最大7.0%還元
- エポスカード | 居酒屋やカラオケなど全国10,000店以上で割引・ポイントアップ
-
Mastercardのおすすめクレジットカード2選
- 三菱UFJカード VIASOカード | 対象の携帯代・ETC料金の支払いでポイント2倍
- オリコカード THE POINT | オリコモールの経由でのネットショッピングで還元率が最大15倍
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VISAとMastercardで迷ったら2枚持ちがおすすめ
- 「デュアル発行」ならVISAとMastercardの両方をお得に持てる
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VISAとMastercardの両方を選べるクレジットカードおすすめ4選
- 楽天カードは楽天市場で常に還元率3.0%
- イオンカードセレクトはイオン系列で割引・ポイントアップ
- リクルートカードは通常の還元率が1.2%
- PayPayカードはソフトバンクユーザー向き
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国内利用ならJCBとの2枚持ちもおすすめ!
- 楽天、イオン、リクルート、PayPayカードはJCBも選べる
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VISAとMastercardに関するよくある質問
- 国際ブランドとは?
- プロパーカードと提携カードの違いは?
- 決済カードブランドとT&Eカードブランドの違いは?
- VISAとMastercardの違いは?
- VISAはMastercardどっちが使える?
- タッチ決済はVISAとMastercardのどっちがいい?違いは?
- VISAとMastercardは両方作れる?
- VISAと比較してMastercardは不便?
- VISAが使えてMastercardが使えない店は?
- 楽天カードはvisaとマスターどっちがいい?
- 三井住友カード(NL)はVISAとマスターどっちがいい?2枚持ちはあり?
- VISAとMastercardの違いまとめ
クレジットカードはVISAとMastercardのどっちがいい?違いを比較
クレジットカードの国際ブランドであるVISAとMastercardの違いを比較すると、次のとおりです。
ロゴ |
![]() |
![]() |
国際ブランド名 | VISA(ビザ) | Mastercard(マスターカード) |
世界加盟店舗数 | 約7,000万店 | 約7,000万店 |
世界のシェア |
世界1位(約40%) |
世界2位(約25%) |
発祥国 | アメリカ | アメリカ |
シェアの多いエリア | アメリカ圏 | ヨーロッパ圏 |
タッチ決済 | VISAタッチ決済 | Mastercardコンタクトレス |
海外キャッシング対応のATM数 |
約300万台 | 約270万台 |
特徴 |
アメリカでの加盟店が多い 旅行や出張がお得・便利になる優待特典が多い オリンピックチケットの決済や会場での支払いに使える |
ヨーロッパでの加盟店が多い グルメ・エンタメ関連の特典が豊富 コストコで使える |
主な特典・優待 |
・エクスペディア特別優待 ・アゴダ特別優待 ・Booking.com特別優待 ・eラーニング特別優待 |
・Priceless Cities(プライスレス・シティ) ・MastercardTaste of Premium®ダイニング by 招待日和 |
こんな人におすすめ |
クレジットカードをはじめて作る アメリカへの旅行・出張が多い |
コストコユーザー 外食・エンタメが好き ヨーロッパへの旅行・出張が多い |
代表的なカード |
三井住友カード (NL) エポスカード |
三菱UFJカード VIASOカード オリコカード THE POINT |
VISAとMastercardはいずれも知名度の高い国際ブランドであるため、クレジットカードを作る際に「どっちを選べばいい?」と悩む方は少なくありません。
VISAとMastercardを比較する際、シェア率はVISAのほうが高いものの、世界加盟店舗数はどちらも7,000万店にのぼるため、日本国内だけでなく海外でも大体の店舗・サービスで利用可能です。
海外利用で考えた場合、VISAはアメリカでの利用に強く、Mastercardはヨーロッパでの利用に強いといわれていましたが、現在ではその差が縮まっているため、過度の心配は不要です。
VISAとMastercardの違いや、JCBとの比較が国際ブランドも気になる方はこちらもご覧ください。
ここからはVISAカードが向いている人、Mastercardが向いている人についてそれぞれ解説します。
クレジットカードを初めて作る人にはVISAがおすすめ
VISAブランドのクレジットカードがおすすめの人は、次のとおりです。
- 初めてクレジットカードを作る
- クレジットカードは最低限1枚あればいい
- 海外旅行や出張でアメリカ方面へ行くことが多い
- オリンピック観戦を予定している
VISAは世界で最もシェア率が高く、国内外で使えるお店・サービスが多いため、1枚持ってさえいれば支払いで困ることはほとんどありません。
初めてクレジットカードを持つ方や、旅行・出張でアメリカ方面へよく行く方が安心して使えるのはもちろん、カードはかさばるから1枚あればいいという方にもおすすめです。
また、VISAはオリンピックチケットの購入や会場での支払いができる唯一の国際ブランドでもあるため、観戦予定がある方であれば1枚は発行しておきたいクレジットカードです。
VISAカードの特徴やメリットはこちらで詳しく解説しています。
外食好き・コストコユーザーにはMastercardがおすすめ
Mastercardブランドのクレジットカードがおすすめの人は、次のとおりです。
- エンタメや外食が好き
- コストコユーザー
- 海外旅行・出張でヨーロッパ方面へ行くことが多い
Mastercardも世界中で使える場所が増えていますが、VISAと比べるとシェア率は劣るため、サブカードとして選ぶといいかもしれません。
もしヨーロッパ旅行に行く場合は、VISAが使えなかったときに備えてMastercardのクレジットカードを作っておくと安心です。
また、エンタメ・グルメ関連の特典・優待サービスを受けたい方にもMastercardがおすすめ。
国内で唯一コストコで決済できる国際ブランドでもあるため、ヘビーユーザーなら作っておきたいクレジットカードです。
Mastercardの特徴やメリットはこちらで解説しています。
VISAカードとは?特徴やメリット
1958年にアメリカで創業したVISA(ビザ)は、日本でも知名度の高い国際ブランドのひとつ。
世界1位のシェア率を誇るVISAは、誰でも1枚は作っておきたいクレジットカードです。
VISAの特徴・メリットは以下の通り。
- シェア率が高く特にアメリカでの利用に強い
- 提携カードの種類が多い
- 旅行や出張がお得・便利になる優待特典が多い
- コンタクトレス決済(VISAタッチ)が使える
- 国際ブランドのなかで唯一オリンピックチケットの決済や会場利用ができる
ここからはVISAカードの特徴・メリットについて解説します。
シェア率が高く特にアメリカでの利用に強い
VISAは会員数が20億以上にのぼり、世界200ヶ国以上で使用できる最もポピュラーな国際ブランドです。
世界シェア率・日本シェア率がそれぞれ1位のため、大体の店舗やサービスで決済ができます。
マネ会がおこなったアンケートでも、VISAが半数以上を占める結果となりました。

なお、海外においては、アメリカ圏での利用に強いとされているのがVISAです。
海外キャッシングを利用する際には次のマークが付いたATMをお探しください。
- VISA
- Plus
提携クレジットカードの種類が多い
日本国内にはVISAとライセンス契約をしているカード会社が多いため、発行されるクレジットカードの種類も多いのが特徴です。
種類が多いということは、自分の希望に合ったクレジットカードを選べるということになります。
例えば、以下のような選び方ができます。
- 銀行系や信販系などの系統から選ぶ
- ポイント還元率の高さや特典の豊富さで選ぶ
- 仕事かプライベートか利用目的で選ぶ
旅行や出張がお得・便利になる優待特典が多い
旅行や出張がお得・便利になる優待特典が多いのもVISAカードの強みです。
たとえば国内・海外の宿泊が8%OFFになる「エクスペディア特別優待」や「アゴダ特別優待」など、国内外問わず宿泊する機会が多い人にとってお得に感じられるサービスが充実しています。
以下の表に特典の内容をまとめました。
特典名 | 内容 |
---|---|
エクスペディア特別優待 |
・海外/国内ホテルの宿泊料金が8%OFF ・海外/国内航空券+ホテルの料金が2,500円OFF (※)5万円以上(税・手数料等抜)の利用の場合 |
アゴダ特別優待 | ・Visaカード決済で国内/海外での宿泊が最大8%OFF |
IHG®ホテルズ&リゾーツ特別優待 |
・東南アジア、韓国、日本、ミクロネシア、オーストリア、ニュージーランド、南太平洋諸島での宿泊が20%OFF ・東南アジアと韓国のIHG® ホテルズ&リゾーツでの食事が20%OFF |
Klook旅行手配割引 |
・Visaのクレジットカードで海外レンタカーが10%OFF ・ ツアーも10%OFF |
Booking.com特別優待 |
・Booking.comの利用で宿泊予約最大10%ポイントバック ・Visaカードで予約すると、宿泊後にポイントバックの特典を受け取れる |
ホテルズドットコム特別優待 | ・国内/海外ホテル予約が8%OFF |
JALABC空港宅配サービス 特別優待 | ・JALエービーシーの空港宅配サービス公示料金から15%OFF |
さらには次のような空港宅配サービスや海外Wi-Fiレンタルの特典も受けられるのもVISAブランドのメリットです。
- JALABC空港宅配サービス特別優待:15%OFF
- 海外Wi-Fiレンタル優待:全プラン3%OFF(特別キャンペーン期間中は5%OFF)
このように、旅行や出張の際に利用できる特典が多いため、トータルの旅費が安く済む点はVISAカードの大きなメリットといえるでしょう。
コンタクトレス決済(VISAタッチ)が使える
世界中のVISA加盟店で使える人気のサービス「VISAのタッチ決済」を使えば、サインや暗証番号なしで支払いができます(※)。
対象はタッチ決済機能のあるカードに限られますが、近年では三井住友カードやイオンカードセレクトなどタッチ決済の対象カードが増え、マクドナルドやローソン、TSUTAYAなど使える場所も拡大中です。
国際ブランドのなかで唯一オリンピックチケットの決済や会場利用ができる
VISAは、さまざまなイベントのスポンサー企業としての顔も持っていますが、特に有名なのが、1986年以来努めているオリンピックの公式スポンサー。
1986年以来ずっと、オリンピックで唯一の国際ブランドとして決済サービスを提供しています。
チケットの取得や会場での支払いなど、オリンピック関連のクレジットカード決済ができるのはVISAだけです。
Mastercardとは?特徴やメリット
VISAに次いで世界第2位のシェアを誇るのがMastercard(マスターカード)です。
Mastercardの特徴・メリットは以下の通り。
- VISAに次ぐシェア率で特にヨーロッパでの利用に強い
- その他の国際ブランドに比べ為替レートがお得
- 「ダイニング by 招待日和」でお得に外食できる
- エンタメ・イベントなどの優待サービスが豊富
- Mastercardコンタクトレスが使える
- 国際ブランドのなかで唯一コストコで使える
ここからはマスターカードの特徴・メリットについて解説します。
VISAに次ぐシェア率で特にヨーロッパでの利用に強い
Mastercardは、VISAに次いで高いシェア率を誇る国際ブランドです。
会員数は10億とVISAには劣るものの、加盟店舗数はVISAと同列の7,000万店以上にのぼり、1枚発行しておけば国内外のほとんどの店舗・サービスで利用できるでしょう。
なおMastercardはこれまでヨーロッパ発のクレジットカード会社などと提携や合併を繰り返してきたため、特にヨーロッパ圏での利用に強いとされてきました。
もしヨーロッパ圏へ訪れる際は、Mastercardのクレジットカードを持って行ったほうが、使える場所が多く安心して支払いができるでしょう。
ただし近年はVISAとの差が埋まり、極端な優劣がなくなってきているため、過度の心配は不要といえそうです。
Mastercardを利用して海外キャッシングをする際は、次のマークが付いたATMをお探しください。
- Mastercard
- Maestro
- Cirrus
その他の国際ブランドに比べ為替レートがお得
ほかの国際ブランドと比べて為替レートがお得な傾向にあるのも、Mastercardのよい点です。
海外利用をお得にしたい方には、Mastercardが向いています。
ただし、為替レートは常に変動しているため一概にはいえません。
Mastercardはその日の為替レートを元にした基準レートを公表しているので、公式サイトにて都度確認するとよいでしょう。
「ダイニング by 招待日和」でお得に外食できる
ビジネスプラチナ、ビジネスゴールドのカード会員が対象ですが、厳選された国内外有名レストラン約250店舗を利用できる特典「MastercardTaste of Premium® ダイニング by 招待日和」が利用できるのも、Mastercardブランドの魅力です。
2名様以上で利用する場合は、コース代金1名様分が無料になります。
1ヶ月あたり2回まで利用できるため、旅先での特別な日の食事にもいいでしょう。
現時点でのプログラム参加国は、以下の通りです。
- 日本
- シンガポール
- 香港
- ベトナム:ダナン、ハノイ、ホーチミン
- タイ:バンコク、プーケット
- マレーシア:クアラルンプール
- インドネシア:ジャカルタ、バリ
- インド:バンガロール、ムンバイ、ニューデリー
- フィリピン:マニラ
- 台湾:台北
- オーストラリア:シドニーおよびメルボルン
- ニュージーランド:オークランドおよびクライストチャーチ
エンタメ・イベントなどの優待サービスが豊富
プライスレス・シティとは、世界主要都市で開催される特別イベントへの参加や優待サービスを受けられるMastercard会員むけの特典です。
主要都市は以下の通り。
- ニューヨーク
- ロンドン
- ホノルル
- 北京
- 香港
- シドニー
また、日本国内で利用できる「プライスレス・ジャパン」という特典もあり、ショッピング、旅行、飲食、エンターテインメントの4つのジャンルで特別な体験や優待サービスを受けられます。
Mastercardコンタクトレスが使える
サインや暗証番号を使わずに決済できるMastercardコンタクトレスの機能が使えるのもMastercardのメリットです。
VISAのタッチ決済との大きな違いは、クレジットカード以外にもiPhoneなどのデバイスで利用できること。
ApplePayに追加すれば、カードを持ち歩く必要がなくなります。2017年からは海外でも日本のiPhoneでApplePayを使えるようになり、ますます便利になりました。
日本ではiDやQUICPayを通じて、海外ではMastercardコンタクトレスを通じて、ApplePayによるスマートな決済を楽しめます。
また、Mastercardの強みはキャッシュレス化への取り組み。
国内外問わず、さまざまな企業や最新テクノロジーを積極的に取り入れ、キャッシュレスの分野を拡大してきた実績があります。
キャッシュレス生活をはじめるなら、Mastercardがおすすめです。
国際ブランドのなかで唯一コストコで使える
VISAとMastercardは日本で使える店舗数がほぼ同じですが、国内のコストコで使えるクレジットカードはMastercardのみです。
お支払いが高くなりがちなコストコでカード払いしたいなら、Mastercardを保有しておく必要があります。
ポイント還元率の高いMastercardを作れば、コストコ以外でもよりお得にお買い物ができるでしょう。
コストコで使えるおすすめのクレジットカードについてはこちらを参考にしてください。
VISAのおすすめクレジットカード2選
VISAブランドのなかでも代表的なクレジットカードは三井住友カード(NL)とエポスカードです。
![]() 三井住友カード(NL)
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![]() エポスカード
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年会費 |
無料
|
無料
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ポイント還元率 | 0.5 〜 18% | 0.5% |
ETC年会費 | 550円(税込) | 無料 |
発行期間 | 最短30秒※ | 店頭申込で最短30分発行・オンライン入会で1週間程度 |
付帯 サービス |
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電子 マネー |
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
ここからはそれぞれの特徴やおすすめポイントを解説します。
三井住友カード(NL) | 対象のコンビニ・飲食店でのスマホタッチ決済で最大7.0%還元

- 年会費永年無料!
- スマホのタッチ決済(※)でポイント最大7%還元
- ナンバーレスで安心安全!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 18% |
発行スピード | 最短30秒※ |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
- 飲食店やコンビニなど対象店舗でのスマホタッチ決済で還元率が最大7.0%
- 選んだ3つの店舗で還元率が+0.5%アップ
- 最短30秒でアプリ上にデジタルカード番号を発行
- ナンバーレスデザインでカード情報の盗み見を防ぐ
三井住友カード(NL)は年会費無料でポイントアッププログラムが豊富なクレジットカードです。
通常のポイント還元率は0.5%ですが、対象のコンビニや飲食チェーン店などでスマホタッチ決済をおこなうと、還元率が最大7.0%にアップします。
対象店舗の一例は次のとおり。
コンビニ |
セブン-イレブン、ローソン |
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飲食チェーン店 |
マクドナルド、ガスト、バーミヤン、サイゼリヤ、すき家、はま寿司 |
カフェチェーン店 |
ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ |
選んだ3つの店舗での還元率が+0.5%にアップするのも三井住友カード(NL)のメリットです。
対象店舗の例は次のとおり。
飲食チェーン店 |
モスバーガー、ファーストキッチン |
---|---|
カフェチェーン店 |
プロント、エクセルシオールカフェ、モリバコーヒー、スターバックス(カードオンラインチャージのみ) |
ドラッグストア |
マツモトキヨシ、ココカラファイン、トモズ、クスリのアオキ、クリエイト、 |
新規発行への申し込み後、審査に通過すると最短30秒で専用アプリ「Vpass」上にデジタルカードの番号が発行されるのも三井住友カード(NL)の強みです。
カード番号をApple PayやGoogle Payに登録すれば、インターネット通販にはもちろん、スーパーやコンビニなどスマホ決済対応の店舗ですぐに利用できます。
後日郵送されるクレジットカードの現物はナンバーレスデザインで、カード情報の盗み見による不正利用を防止します。
エポスカード | 居酒屋やカラオケなど全国10,000店以上で割引・ポイントアップ

- 全国10,000店舗の優待つき!
- 入会金・年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険は最高500万円
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
発行スピード | 店頭申込で最短30分発行・オンライン入会で1週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
- 最短即日発行、当日のカード受け取りも可能
- マルイ・モディ・マルイ通販でのお買い物がお得
- 居酒屋やカラオケなど、全国1万店舗以上で割引・優待特典が使える
エポスカードは年会費無料で最短即日発行可能なクレジットカードです。
当日中に審査が完了すれば、全国のマルイ・モディ店舗などに設置されているエポスカードセンターにてカードの現物を受け取れるため、その日のうちに決済が利用できます。
マルイとマルイ通販、モディでのお買い物がお得になるのも、エポスカードのメリットです。
「マルコとマルオの7日間」期間中は、対象の店舗でカード払いをおこなうととで、会計から10%割引されます。
そのほか居酒屋やカラオケ、映画館など、全国のおよそ10,000店舗で割引や優待サービスが受けられるのもエポスカードの魅力です。
対象店舗には水族館や遊園地などのレジャー施設も含まれるため、エンタメ好きな方におすすめします。
Mastercardのおすすめクレジットカード2選
マスターカードブランドのなかでも代表的なクレジットカードは三菱UFJカード VIASOカードとオリコカード THE POINTです。
![]() 三菱UFJカード VIASOカード
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![]() オリコカード THE POINT
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年会費 |
無料
|
無料
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ポイント還元率 | 0.5 〜 1% | 1 〜 2% |
ETC年会費 | 無料 | 無料 |
発行期間 | 最短翌営業日 | 最短8営業日 |
付帯 サービス |
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電子 マネー |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() |
ここからはそれぞれの特徴やおすすめポイントを解説します。
三菱UFJカード VIASOカード | 対象の携帯代・ETC料金の支払いでポイント2倍

- 年会費永年無料!
- ポイントは自動で現金還元!手続き不要で、用途の制限や無駄がなし!
- 海外旅行傷害保険サービスが付帯
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 最短翌営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
- 対象の携帯代やETC料金の支払いでポイント2倍
- POINT名人.comを経由したネットショッピングで最大10%のボーナスポイント付与
- 年間100万円までのショッピング保険、最大2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯
- 貯まったポイントは自動でキャッシュバックされる
三菱UFJカード VIASOカードは年会費無料のクレジットカードです。
基本のポイント還元率は0.5%ですが、特定の携帯キャリアの料金やインターネット料金、ETCの利用料金がポイント還元率2倍になります(※)。
ポイントプログラムによって利用金額に応じたポイントも獲得できるのも三菱UFJカードのVIASOカードのメリットです。
POINT名人.comを経由したネットショッピングでは通常ポイントとは別に最大10%のボーナスポイントがもらえます。
貯めたポイントは1ポイント=1円として指定口座に振り込まれるため、ポイントの使い味を考えることが苦手な方にも向いています。
年間100万円までのショッピング保険がつくのも三菱UFJカードのVIASOカードのよい点です。
さらに最大2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯なので、海外旅行や出張の機会がある方にもおすすめします。
オリコカード THE POINT | オリコモールの経由でのネットショッピングで還元率が最大15倍

- 還元率は常に1.0%以上!100円で1オリコポイントがたまる!
- 入会後6ヵ月間は還元率が2.0%にアップ!
- 年会費は無料!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~2.0% |
発行スピード | 最短8営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
- 入会後6ヶ月間は還元率2倍
- オリコモール経由のネットショッピングで還元率が最大15倍
オリコカード THE POINTは年会費無料のクレジットカードです。
通常のポイント還元率は1.0%と高水準ですが、入会から半年間は還元率が2.0%になるため、引越しや家具の買い替えなど、高額を使う前にカードを発行しておけば効率よくポイントを貯められるでしょう。
オリコモールを経由して提携先のネットショップでお買い物をすればボーナスポイントがつくのもオリコカード THE POINTのメリットです。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手ネットショップが加盟しており、ポイント還元率は最大15倍になるため、ネット通販をよく利用する方にもおすすめします。
VISAとMastercardで迷ったら2枚持ちがおすすめ
これまで見てきたとおり、加盟店数やシェアでみるとVISAとMastercardにはそれほど大きな違いがありません。
サービスや特典などどちらも決め手に欠けるなら、両方作って2枚持ちにするのもおすすめです。
海外に行く機会が多い方なら、アメリカ圏ではVISA、ヨーロッパ圏ではMastercardと、行き先で使い分けるといいでしょう。
なお、三井住友カード(NL)なら、デュアル発行でVISAとMastercardを両方作ることができます。
「デュアル発行」ならVISAとMastercardの両方をお得に持てる
- 2枚の利用限度額はカード1枚分
- ポイントは合算される
- 引き落とし口座は分けられる
一般的に同じ会社のカードを2枚発行することはできませんが、三井住友カードは、「デュアル発行」という独自のサービスを提供しており、VISAとMastercardを1枚ずつ、計2枚同時に発行することができます。
三井住友カードにはいくつか種類がありますが、デュアル発行をするならおすすめは三井住友カード(NL)です。
一般カードであれば、年会費が1枚目1,375円(税込)、2枚目は275円(税込)かかってしまいます。
しかし三井住友カード(NL)なら年会費が無料なので、2枚持ちでも年会費は0円。一般カードでデュアル発行するよりも年間1,650円(税込)お得になります。
なお、基本的にクレジットカードはカードごとに利用限度額が定められますが、デュアル発行されたクレジットカードは、2枚で1枚分の利用限度額しか使えません。
50万円の利用限度額だからと2枚で100万円にはならないので注意しましょう。
ただし、カードによって引き落とし口座を変えられるので、利用用途に応じてカードを使い分けるなどの使い方は可能です。なお、ポイントは合算されます。
VISAとMastercardの両方を選べるクレジットカードおすすめ4選
VISAとMastercard、どちらかを手に入れたいと考えている人のために、どちらも選べるクレジットカードとして以下の4枚を厳選して比較・紹介します。
![]() 楽天カード
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![]() イオンカードセレクト
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![]() リクルートカード
|
![]() PayPayカード
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年会費 |
無料
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無料
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無料
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無料
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ポイント還元率 | 0.2 〜 3.1% | 0.5 〜 1% | 1.2 〜 4.2% | 1% |
ETC年会費 | 550円(税込) | 無料 | 無料 | 550円 |
発行期間 | 7営業日程度 | 約2週間 | 最短即日 | 7営業日程度 |
付帯 サービス |
||||
電子 マネー |
![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() |
- |
発行会社や種類によってクレジットカードの特徴はさまざま。それぞれの特徴をしっかり確認して選びましょう。
楽天カードは楽天市場で常に還元率3.0%

- 年会費永年無料
- 新規入会&利用でポイントがもらえる
- 安心のセキュリティ
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1~3% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
- 1枚目がVISAであれば、異なる国際ブランドとの2枚持ちが可能(※)
- 高還元率でポイントがどんどんたまる
楽天カードは、年会費無料や高ポイント還元率といったメリットに加え、オンラインで簡単に申し込めることなどから、幅広い年齢層から支持されています。
カードの種類により付帯できる国際ブランドは異なりますが、1枚目がスタンダードな楽天VISAカードの場合のみ、Mastercard、JCB、アメックスと、異なる国際ブランドの2枚持ちも可能です(※)。
また、楽天カードの最大のメリットは楽天ポイントの高還元率。
一般的にクレジットカードのポイントは0.5%程度であることが多いですが、楽天カードはポイント還元率が通常でも1.0%です。
楽天市場の支払いに使うとポイントが3倍になるので、楽天市場を使う方には特におすすめ。
楽天ポイントは1ポイント=1円として使うことができ、ポイント支払いにもポイントが付与されるので、使うほどにポイントがどんどん貯まります。
イオンカードセレクトはイオン系列で割引・ポイントアップ

- イオングループの対象店舗なら、WAON POINTがいつでも基本の2倍!
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
- イオンシネマで映画鑑賞割引
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 約2週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
|
- 付帯サービス
- イオングループ各店のお客様感謝デーでお買い物が5%OFFになる
- イオングループでの支払いでポイント還元率が0.5%から1.0%にアップ
- イオンシネマでお得に映画鑑賞できる
クレジットカードにイオン銀行のキャッシュカード、電子マネーWAONの機能をプラスしたイオンカードセレクト。
最大の魅力は、イオングループ各店で開催されるお客様感謝デーです。毎月20日、30日は、イオンカードセレクトでの買い物が5%OFFになります。
イオングループでの支払いに利用するだけで通常0.5%のポイント還元率が1.0%にアップするので、5%OFFとあわせるとかなりお得に買い物できます。
また、カード会員が55歳以上であれば、毎月15日のG.G感謝デーにも5%OFFとポイント2倍の特典が受けられます。
さらに、イオンシネマのチケット割引もあり、通常のチケット購入でチケット1枚につき300円の割引が受けられるほか、毎月20日、30日のお客様感謝デーには通常チケット(一般)を一律1,100円で購入できます。
リクルートカードは通常の還元率が1.2%

- どこで使ってもポイント高還元!驚異の1.2%!
- リクルートのネットサービスをご利用でさらにポイント還元!
- 「じゃらんnet」「ポンパレモール」などのリクルートサービスご利用分が最大4.2%
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.2%~4.2% |
発行スピード | 最短即日 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
- 常時1.2%の高いポイント還元率
- リクルート関連のサービス利用でポイント還元率最大4.2%
- ためたリクルートポイントはPontaポイントに交換可能
リクルートカードは、年会費無料で驚異の1.2%という高いポイント還元率が魅力。
利用店舗の指定はないので、普通に使うだけでほかのクレジットカードよりもポイントが貯まります。
また、じゃらんNetやHot Pepper Beauty、ポンパレモールといったリクルートの関連サービスの利用で、ポイント還元率が最大4.2%になります!
なお、リクルートカードで貯めたリクルートポイントは、ポンパレモールなどのリクルート関連サービスで利用することもできますが、おすすめはPontaポイントへの交換。
ネットで手続きするだけで、1リクルートポイント=1Pontaポイントとして即時交換でき、交換したポイントはPonta提携店ですぐに使えます。
交換したPontaポイントは、さらにdポイントに交換することもできるので、dポイント提携店舗でもポイントを利用できます。
PayPayカードはソフトバンクユーザー向き

- 利用金額200円(税込)ごとに1%のポイント付与
- Yahoo!ショッピングなら3%付与
- 年会費永年無料
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
- PayPayにチャージできる
- 新規入会後、最大5000円相当のPayPayポイントがもらえる
PayPayカードはPayPayにチャージができるクレジットカード。
PayPayポイントをお得に貯めたい人やPayPayをよく利用するなら、大変便利なカードです。
また、PayPayカードは新規入会で2,000円相当のPayPayポイントがもらえます。
さらに、新規入会後に3回利用すると、最大5,000円相当のPayPayポイントがもらえるキャンペーンも実施中。
期限付きのキャンペーンなので、早めの申込みがおすすめです。
国内利用ならJCBとの2枚持ちもおすすめ!
クレジットカードを2枚持ちするなら、国際ブランドを重複させず、それぞれのブランドの強みを活用するといいでしょう。
国内利用であれば、使い勝手の似たVISAとMastercardを1枚ずつにするより、JCBをプラスするのがおすすめです。
JCBは日本発の国際ブランド。
高いシェアを誇るVISAやMastercardに取引額は及びませんが、日本人向けのサービスや特典が充実しています。
JCBならではのサービスとしては、世界各地に約60カ所あるJCBプラザやJCBプラザラウンジが有名です。
日本人をバックアップしてくれる窓口として、海外旅行での頼れる存在として定評があります。
そのほか、日本語対応のスタッフが24時間対応してくれるJCBプラザコールセンターも便利。ハワイではワイキキ・トロリーに無料で乗車できます。
楽天、イオン、リクルート、PayPayカードはJCBも選べる
先ほど紹介したカードのうち、楽天カード、イオンカードセレクト、リクルートカード、PayPayカードの4枚は、VISA、Mastercardのほか、JCBも選択できます。
それぞれに魅力あるカードばかりですので、クレジットカードを2枚以上持つ予定ならJCBもぜひ検討してみてください。
楽天カードの場合は、VISAを1枚目につくれば「カードの追加」の手続きをするだけで、クレジットカードの2枚持ちが可能です。
1枚目の国際ブランドがVISAであることが前提ですが、年会費無料で2つの異なる国際ブランドを持てるのはかなり魅力的。
JCBを含めた2枚持ちなら楽天カードがおすすめです。
VISAとMastercardに関するよくある質問
VISAとMastercardに関するよくある質問にお答えします。
- 国際ブランドとは?
- プロパーカードと提携カードの違いは?
- 決済カードブランドとT&Eカードブランドの違いは?
- VISAとMastercardの違いは?
- VISAはMastercardはどっちがおすすめ?
- タッチ決済はVISAとMastercardのどっちがいい?違いは?
- VISAとMastercardは両方作れる?
- VISAと比較してMastercardは不便?
- VISAが使えてMastercardが使えない店は?
- 楽天カードはvisaとマスターどっちがいい?
- 三井住友カード(NL)はマスターどっちがいい?2枚持ちはあり?
似たような疑問をお持ちの方は参考にしてください。
国際ブランドとは?
クレジットカードの国際ブランドとは、世界中で利用できる「カード決済のシステム」や「ライセンス」をカード発行会社に提供しているブランドのことです。
なかでもVISA、JCB、Mastercardは「3大国際ブランド」として高い知名度を誇ります。
そこへさらにAmerican Express(アメックス)、Diners Club(ダイナース)を加えた「5大国際ブランド」、銀聯(ぎんれん)、Discoverを加えた「7大国際ブランド」も有名です。

国際ブランドはそれぞれ決済できる店舗やサービスに違いがあるため、クレジットカードを発行する際は自分が利用しやすい国際ブランドを選びましょう。
プロパーカードと提携カードの違いは?
プロパーカードとは、国際ブランドが直接発行するクレジットカードのことを指し、旅行や娯楽に関連する豪華な特典が付帯します。
また、ゴールドカードやプラチナカード、ブラックカードなどといったランクの高いカードがあるため、ステータス性にこだわる方におすすめです。
一方、提携カードとは国際ブランドがクレジットカード会社と契約して発行するカードのことをいいます。
ステータス面ではプロパーカードに劣るものの、割引やポイントアッププログラムなど提携先独自の特典が受けられるメリットがあります。
ただし、提携先との契約が切れた際にサービス停止になる可能性があるのが提携カードの難点です。
決済カードブランドとT&Eカードブランドの違いは?
国際ブランドにはさらに決済カードブランドとT&Eカードブランドといった2種類があります。
決済カードブランドは決済に特化したもので、T&Eカードブランドは旅行・娯楽などの特典が付帯されているといった違いがあります。
決済カードブランドに当てはまるのはVISAやMastercard、一方のT&Eカードブランドに当てはまるのはAmerican Expressやダイナースです。
なお、JCBはどちらの特徴も兼ねる国際ブランドです。
VISAとMastercardの違いは?
VISAとMastercardは、どちらもクレジットカードの国際ブランドです。
どちらも世界加盟店舗数が約7,000万店と、シェアでみると大きな違いはありません。
使える特典内容や機能は一部異なるため、詳しくはこちらをご確認ください。
VISAはMastercardどっちが使える?
VISAとMastercardは、いずれも加盟店舗数が約7,000万店のため、基本的には使い勝手は変わりません。
強いていうなら、アメリカに行くならVISA、ヨーロッパに行くならMastercardがおすすめです。
ただし、近年ではVISAとMastercardの差分が埋まりつつあるため、必ずしも「アメリカならVISAを使うべき」「ヨーロッパならマスターを使うべき」というわけではありません。
なお、Mastercardは、為替レートがVISAよりお得な傾向にあります。
少しでもお得にクレジットカードを利用したい方にも、Mastercardはおすすめです。
一方VISAは、旅行や出張がお得になる特典が多数用意されています。
ホテルの割引優待を重視する方は、VISAを選ぶのがおすすめです。
また、VISAはオリンピックチケットの決済や会場での支払いに使える唯一の国際ブランドなので、オリンピック観戦を予定している場合はVISAを選ぶと良いでしょう。
なお、コストコユーザーの場合、Mastercardが向いています。
Mastercardはコストコで使える唯一のクレジットカードだからです。
タッチ決済はVISAとMastercardのどっちがいい?違いは?
VISAのタッチ決済とMastercardのコンタクトレスはそれぞれ、非接触ICを用いた決済方法です。
店舗に設置された読み取り機にクレジットカードやスマートフォンをかざすだけで支払いが完了します。
VISAのタッチ決済とMastercardコンタクトレスは呼び名が異なるだけで使い方に違いはありません。
ただし、VISAのタッチ決済に比べるとMastercardコンタクトレスのほうが対応店舗が少ないため、利便性の高さはVISAに軍配が上がるでしょう。
VISAとMastercardは両方作れる?
三井住友カードのデュアル発行なら、VISAとMastercard両方のクレジットカードを作ることができます。
デュアル発行について詳しくはこちらで紹介しています。
海外に行く機会が多い方は、アメリカ圏ではVISA、ヨーロッパ圏ではMastercardなどと使い分けるのもいいでしょう。
また、国内利用が多いのであれば、1枚目はVISAかMastercardのどちらかに、2枚目はJCBにするのがおすすめです。
VISAと比較してMastercardは不便?
VISAとMastercardは世界加盟店舗がほぼ同じなため、使い勝手に大きな差はありません。
しかし、利用可能な店舗数を世界規模で考えると、やはり多少VISAに劣るともいわれています。
日本での加盟店舗数は、VISAのほうが若干多い程度です。
Mastercardしか持っていなくても、さほど不便に感じないでしょう。
なお、コストコはMastercardにしか対応していないため、コストコを利用する方にはMastercardをおすすめします。
Mastercardしか持っていなくて不便に感じる方は、VISAとの2枚持ちにするのがおすすめです。
より幅広い店舗をカバーできるようになるため、クレジットカードが使用できずに困る場面が少なくなります。
VISAが使えてMastercardが使えない店は?
VISAが使えてMastercardが使えない店はほぼありませんが、オリンピックは例外です。
オリンピックの公式スポンサーはVISAのため、チケット購入・会場での支払いともにVISAしか利用できません。
日本国内の店舗で考えた場合、VISAが使えてMastercardが使えないケースは滅多にありません。
クレジットカード会社は、店舗と契約する際、VISAとMastercardをセットにしていることが多いからです。
海外の店舗の場合、アメリカはVISAが強いといわれているため、アメリカに行くのであればVISAを検討してもよいでしょう。
楽天カードはvisaとマスターどっちがいい?
楽天カードは国際ブランドをJCB・VISA・Mastercard・American Expressから選べます。
ただし「どの国際ブランドを選ぶべき」という基準やおすすめはありません。
クレジットカードによっては、特定の国際ブランドを選んだ場合のみ年会費が無料になる、ETC発行手数料がかからないというケースがありますが、楽天カードの場合はどの国際ブランドを選んでも違いはないためです。
したがって楽天カードを発行する際は、国際ブランドそれぞれのメリット・デメリットを比較したうえで、自分にあった国際ブランドを選びましょう。
三井住友カード(NL)はVISAとマスターどっちがいい?2枚持ちはあり?
三井住友カード(NL)は国際ブランドをVISAとMastercardから選べます。
ただし「どっち国際ブランドを選ぶべき」という基準やおすすめはありません。
クレジットカードによっては、特定の国際ブランドを選んだ場合にのみ年会費やETCカードの発行手数料などが無料になるケースがありますが、三井住友カード(NL)の場合はどちら国際ブランドを選んでも特典に違いはないためです。
したがって三井住友カード(NL)を発行する際は、国際ブランドそれぞれのメリット・デメリットを比較したうえで、自分にあったほうを選びましょう。
なお、三井住友カード(NL)はデュアル発行に対応するため、VISAとMastercardの2枚持ちが可能です。
三井住友カード(NL)のデュアル発行について詳しくはこちらを参考にしてください。
VISAとMastercardの違いまとめ
国際ブランドの2トップとして世界中で利用されているVISAとMastercard。
信頼性の高さや先端技術による決済サービスの提供など共通する特徴が多く、どちらを選んでも失敗することはないでしょう。
特典などの特徴を比較して自分のライフスタイルに合ったものカードを作り、アメリカ圏ではVISA、ヨーロッパ圏ではMastercardと使い分けるのもおすすめです。
また、複数枚のカードを所有するなら、VISAやMastercardとは異なる特徴を持つJCBのカードを組み合わせるのいいですね。
クレジットカードの利用価値をさらに高めたいなら、発行会社だけではなく、国際ブランドにも注目して選ぶといいでしょう。
2008年青山学院大学国際政治経済学部卒。在学時にファイナンシャル・プランナー(FP)の資格を取得。 2012年に株式会社サイバーエージェントに入社し、Ameba事業部にて編集に従事。 2018年8月にCyberOwlへ異動し、マネ会の編集長就任。FPの知識を活かして、クレジットカード、カードローン、キャッシュレスの記事作成に携わる。難しいことをわかりやすく伝えるがモットー。 ラグジュアリーカード<Titanium Card>とセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードをメインに、アメックスゴールドやJCBゴールド、楽天カードなど10枚以上のクレジットカードを保有。