VISAとJCBの違いは?どちらが良い?それぞれの特徴やメリット・デメリットを徹底比較!

皆さんはクレジットカードを作成するとき、どのような基準で作成するでしょうか。
ポイント還元率であったり、よく利用する店舗に関連した特典があるカードであったり、年会費が無料のものであったり、その基準は人によってさまざまかと思います。
そして、クレジットカードを選ぶ基準として忘れてはならないのが、どの国際ブランドを選択するかです。
国際ブランドとは、VISAやJCBを始めとした、クレジットカードの決済サービスを提供する会社のことを指します。
世界各地のあらゆる店舗は、この国際ブランドに加盟することで、その国際ブランドのクレジットカードによる決済ができるようになるのです。
いくつか種類がある国際ブランドですが、それぞれ特色があり、どの国際ブランドが自分にあっているのか考えて選ぶ必要があります。
本記事では全国際ブランド中でシェアNo.1のVISAと、唯一の日本発の国際ブランドであるJCBを取り上げ、比較していきたいと思います。
VISAの代表的クレジットカード
三井住友カード

JCBの代表的クレジットカード
VISAとJCBが選べるおすすめクレジットカード
VISAとJCBの特徴を比較!どっちがおすすめ?違いは?
さて、上でも少し触れたように、VISAとJCBにはそれぞれ異なる特徴があります。簡単に比較すると以下のような違いがあります。
ロゴ |
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発祥 | アメリカ | 日本 |
メリット | 世界シェアNo1! |
日本の加盟店数が多い |
デメリット | ApplePayの利用制限がある | 海外で使える店が少なめ |
おすすめな人 | 世界中で使いたい人 | 豊富なサービスを受けたい人 |
おすすめカード |
・三井住友カードデビュープラス(25歳以下限定) ・三井住友カード |
・JCB CARD W ・JCB 一般カード |
一つずつ解説します。
まず、VISAはアメリカ発祥であり、JCBは日本発祥の国際ブランドであるということでしょう。
ほとんどの国際ブランドがアメリカ発祥であるなか、日本発祥という特徴はわれわれ日本人にとって大きなメリットとなります。
というのも、JCBは日本発であるがゆえに日本の加盟店数が多い傾向にあります。
一方で、世界シェアNo.1のVISAカードは当然ながら世界の加盟店数トップであり、世界まで視野を広げると非常に使い勝手の良い国際ブランドとなっています。
このように、VISAとJCBは一長一短であるので、これから紹介する特徴やメリットデメリットを考慮したうえで、自分にあった国際ブランドを選択し、クレジットカードを作成するとよいでしょう。
ちなみに、VISA、JCBどちらも年会費無料で持てるクレジットカードは豊富にあり、記事の後半で紹介しています。
そちらもぜひご参考ください。
ちなみに、国際ブランドにはメジャーなものが7つほど存在しますが、それらに関しては以下のリンクで詳しく説明しています。
海外旅行で便利!VISAのメリット
VISAのメリットは、なんといっても国際ブランドの世界シェアNo.1であるということでしょう。
世界中で非常に有名な国際ブランドであり、世界200ヶ国を超えるほとんどすべての国で使用することができます。
その加盟店数はすべてあわせると3000万店以上であり、これはJCBの2倍弱になります。
クレジットカードが使用できる店舗であれば、ほとんどすべてはVISAに加盟しているといっても過言ではないくらいです。
さらに、海外滞在中は自身の口座からお金を引き出せないことも多く、キャッシングに頼る場面も出てきます。
そのような場合にも、世界中でキャッシング可能なVISAは非常に頼りになることでしょう。
これらのことから、VISAは海外でのクレジットカードの使用が多く、また業界最大手という安心感を得たいという人にはベストな国際ブランドといえます。
数少ないVISAのデメリット
VISAには目立ったデメリットはなく、非常に優秀な国際ブランドです。
しかし、いくつか他の国際ブランドに劣る点もあるので、それについて説明しましょう。
まずは、ApplePayの使用に制限があるということです。
まず、Walletアプリを使用してのSuicaチャージができません。
ほかにも、WebサイトやアプリでのApplePayによる支払いができない仕様となっています。
QUICPay、iDでの買い物や、iOSのSuicaアプリを使用してのSuicaチャージは可能なのですが、これらの点で不便を感じる方にはVISA以外の国際ブランドを検討してもよいかもしれません。
もうひとつは、VISA自体はクレジットカードを発行していないということです。
国際ブランドが自社で発行するクレジットカードをプロパーカードと呼びますが、VISAはそのプロパーカードを発行しておらず、VISAカードを入手するためには提携しているクレジットカード発行会社のカードでVISAを選択する必要があります。
一般的にプロパーカードはステータス性が高く、特典も多い傾向にあるといわれているので、プロパーカードがないという点は残念に感じる方も多いかもしれません。
もっとも、後半で紹介する三井住友カードのように、十分なステータス性やサービスを提供しているクレジットカードは存在するので、あまり気にする必要はないかと思います。
ただ、どうしてもプロパーカードがいいという方は別の国際ブランドを選択する必要があります。

- インターネット入会で初年度年会費無料
- 毎日のお買物でポイントが貯まる
- カード紛失盗難の際も安心のサポートサービス
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 1,375円(税込) | 0.5%~1.0% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
日本唯一の国際ブランド!JCBのメリット
続いて、日本唯一の国際ブランドであるJCBについて紹介しましょう。
唯一の日本発の国際ブランドゆえ、日本国内での加盟店数は非常に多いです。
さらに、サービス内容も豊富であり、ポイントに関しては以下の店舗での使用で通常の数倍のポイントが入手できます。
JCBカードの使用でポイントが優遇される店舗
- スターバックス:還元率10倍
- セブンイレブン:還元率3倍
- ローチケHMV:還元率7倍
- 昭和シェル石油:還元率2倍
このようにポイント面で非常に優秀な国際ブランドであり、これらの店舗を頻繁に利用する方にはうってつけなのではないでしょうか。
また、ポイントに関するサービスだけでなく、その他のサービスも充実しています。
そのひとつが、チケットJCBであり、チケットJCBはコンサートなどのチケットをJCBの会員価格で入手できるサービスであり、JCB会員であればだれでも利用できます。
さらに、VISAではやや使い勝手の悪いApplePayにもしっかりと対応しています。
具体的には、以下のクレジットカードがApplePay対応のJCBカードの一例です。
海外で使える店は少なめ!JCBのデメリット
JCBは日本国内ではとても普及していますが、海外でのJCBの普及率はVISAと比較すると一歩後れを取ります。
特にヨーロッパ諸国やアメリカでそれほど普及していないのは痛いかもしれません。
一方で、海外ではまったく使えないというわけでもなく、例えば台湾やグアム、ハワイなどでは問題なく使用することができます。
さらに、JCBは世界各国の主要都市でJCBプラザラウンジというJCB会員専用のラウンジサービスを提供しています。
そのラウンジでは現地の旅行ガイドや宿泊の手配をはじめ、インターネットの使用やドリンクサービスなど、旅行者にとってありがたいサービスを数多く提供しています。
このように、JCBにしかない海外でのメリットもありますが、やはりVISAと比べると加盟店数で劣るのは事実ですので、ご自身がどの程度海外に行く予定があるのかを考えて国際ブランドを選ぶとよいでしょう。
国内・海外での使用の観点からVISAとJCBを比較
さて、VISAとJCBの比較をするうえでかかせないのが国内と海外での使用感の違いです。
前述したようにVISAはアメリカ発、JCBは日本発の国際ブランドであり、国内と海外でそれぞれの使用感は大きく異なります。
単純に加盟店数だけを見るとVISAに軍配が上がります。
しかし、サービス面はもちろん、海外にどの程度行く機会があるか、行くとしたら主要都市なのか、そうでないのかによって変わってくるでしょう。
ここでは、そういった国内外での違いに着目してVISAとJCBの違いを詳細に説明していきます。
国内で使う場合のVISA、JCBのメリット・デメリットを比較
VISAはアメリカ初の国際ブランドですが、世界シェアNo.1であるだけあって日本でもほとんど不自由しない普及率を誇り、普及率だけ考えるとほとんど互角といえるでしょう。
しかし、サービス面を加味すると数々の特典を提供しているJCBのほうが優秀と考えられます。
ただ、実は日本国内でもJCBには加盟しておらず、VISAやMastercardだけといった店舗も見受けられます。
例えば以下のような店舗が例として挙げられます。
JCBが使用できない店舗
- スシロー
- コストコ
- モスバーガー
- ブロンコビリー
- ラクマ
- BOOTH
これらの店舗を頻繁に使用するという方は、VISAのほうが適しているかもしれません。
海外で使う場合のVISA、JCBのメリット・デメリットを比較
海外で使用する場合は、加盟店数でみると圧倒的にVISAが多いです。
一方で、JCBでも海外の主要都市にしか行かないという人は問題なく使用でき、さらにはJCBプラザラウンジも使用できます。
このように、海外に行く機会があっても必ずしもVISA一択というわけではないので、ほかの特典やサービスを考慮したうえでどちらを選択するか考えるのがよいでしょう。
VISAといえばこれ!おすすめの三井住友カード
さて、ここからはVISAとJCBそれぞれについておすすめクレジットカードを紹介していきます。
今回紹介するクレジットカードは年会費無料のものも多いため、デメリットなくVISAとJCBの両方を作って使い分けるということも可能です。
まずはVISAカードでおすすめである、三井住友カードについて紹介していきます。
三井住友カードはテレビCMでもおなじみのクレジットカードで、実は日本で初めてVISAと提携したクレジットカードです。
知名度や信頼性も非常に高く、最初に持つクレジットカードとしても申し分ないといえるでしょう。
三井住友カード ナンバーレス

- 年会費永年無料!
- 毎日のお買物でポイントが貯まる
- ナンバーレスで安心安全!
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 0.5 〜 5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
三井住友カード ナンバーレスは、2021年に登場したばかりの新しいカードです。
通常の三井住友カードと異なり、年会費は永年無料です。
三井住友カードが発行するクレジットカードは、条件を満たさないと無料にならないものや年会費がかかるものが多いので、条件無しで無料になる点が嬉しいポイントです。
名前の通り、券面にはカード番号が記載されないため、安全性も高く、安心して利用できます。
通常のポイント還元率は0.5%ですが、大手コンビニ3社(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート)、マクドナルドでは還元率が5倍の2.5%となります。
さらに、上記店舗でVisaのタッチ決済かMastercard®コンタクトレスを使って支払うと、さらに2.5%が加算されるので、還元率は通常の10倍の5.0%となります!
普段コンビニをよく利用する方であれば、ポイントがどんどん貯まるので、大変おすすめです。
三井住友カード

- インターネット入会で初年度年会費無料
- 毎日のお買物でポイントが貯まる
- カード紛失盗難の際も安心のサポートサービス
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 1,375円(税込) | 0.5%~1.0% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
三井住友カードは三井住友カードの中でも最も一般的なクレジットカードです。
最初に持つクレジットカードにこのカードを選ぶ人も少なくなく、バランスのよいカードであるといえます。
年会費は通常1,375円(税込)ですが、WEB明細書サービスとマイ・ペイすリボへの登録をすれば年会費無料で使用することができ、とてもお得です。
また、年会費無料にできるにもかかわらず海外旅行保険が充実しており、海外旅行傷害保険は最高2,000万円の補償が付帯しています。
このように、さまざまな点で高水準なクレジットカードといえるでしょう。
三井住友カード デビュープラス

- 初年度年会費無料
- 翌年度以降も年1回ご利用で年会費無料
- いつでもポイント2倍
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 1,375円(税込) | 0.6%~10.5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
三井住友カード デビュープラスは、その名の通りクレジットカードを始めて作成する人向けのカードです。
年会費は1,375円(税込)ですが、年1回以上の利用で無料になります。
また、申込み条件にも特に年収などは問われないため、作成の敷居としても低めになっています。
さらに、デビュープラスの大きな特徴として、ポイントが貯まりやすいことが挙げられます。
上記の三井住友カードの2倍の還元率となっており、さらには入会から3か月間に限り還元率5倍にもなります。
一方、旅行傷害保険は付帯していないというデメリットがあり、その点では三井住友カードに劣ります。
また、19歳から25歳までという年齢制限があるため、若いうちにしか使えないという点もデメリットといえるかもしれません。
ただ、26歳になってから初めての契約更新時に自動的に三井住友カード プライムゴールドにランクアップするため、クレジットカードのランクを徐々に上げていきたい人には最適なカードであるともいえます。
三井住友カード アミティエ
三井住友カード アミティエはピンク色を基調としたかわいらしい女性向けのクレジットカードです。
もちろん、男性でも申し込むことは可能です。
年会費は1,375円(税込)となっていますが、マイ・ペイすリボへの登録と年1度以上の使用で年会費無料にすることが可能です。
さらに、特筆すべきは旅行傷害保険の優秀さです。
海外旅行傷害保険は最高2,500万円、国内旅行傷害保険は最高2,000万円と、年会費無料にできるカードのなかではかなり上質な内容になっています。
申込み条件も18歳以上と、年齢だけなので審査の難易度も低めであることが予想されます。
JCBのおすすめプロパーカード
続いては、JCBのおすすめプロパーカードについて紹介します。
上述した通りプロパーカードを発行しているのがJCBの大きな特徴であり、さらにはそのカードの内容も充実したものが多いです。
特に若い人向けのカードにポイントや特典の面で優秀なものが多く、また年会費も無料であることが多いです。
それでは、JCBの代表的なプロパーカードについて紹介していきます。
JCB CARD W

- ポイントは常に2倍以上で年会費はずっと無料!
- さらにJCBオリジナルシリーズパートナーや、Oki Doki ランド 利用でポイント大幅アップ!
- キレイをサポートするLINDAリーグの優待も利用できる「JCB CARD W plus L」もご用意
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 1 〜 2% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
JCB CARD Wは若い人向けのクレジットカードですが、その対象年齢は18歳から39歳と幅広いです。
さらに、ポイント還元率が後述するJCB一般カードの2倍となっており、高ポイント還元率のカードとして使用できます。
上述したスターバックスなどの提携店で使用するとさらにお得にポイントを貯めることができます。
さらに、海外旅行傷害保険も最高2,000万円まで補償されており、万が一の時にも安心です。
以上の長所にくわえ、年会費は完全に無料であるため、JCBのプロパーカードのなかでもひときわメリットが目立つカードといえるでしょう。
JCB一般カード

- インターネットからのご入会で初年度年会費無料!条件により翌年の年会費も無料!
- いつものお買い物や海外でのご利用でOki Dokiポイントがどんどん貯まる!
- 充実の旅行傷害保険(海外/国内) 最高3,000万円!
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 1,375円(税込) | 0.5%~2.5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
JCB一般カードは、JCBのプロパーカードのなかでもメジャーなカードです。
年会費が1,375円(税込)かかってしまうのはデメリットですが、その分JCB CARD Wにはないようなメリットが豊富に存在します。
そのメリットのひとつとして挙げられるのが旅行傷害保険です。
JCB CARD Wや後述するJCB CARD EXTAGEは国内の旅行傷害保険は付帯しませんが、JCB一般カードは国内、海外の旅行傷害保険ともに最高3,000万円まで付帯しています。
また、JCB CARD Wにはない特徴として、使い続けるとJCBゴールドカードへのインビテーション(招待)が届くというメリットもあります。
JCB CARD Wを使い続けてもカードのクラスアップは望めないため、より上位カードを目指したい方はJCB一般カードか、後述するJCB CARD EXTAGEを選択するとよいでしょう。
また、年会費がかかると述べましたが、WEB明細システムへの登録と、年間50万円以上の利用で無料にすることができます。
保険が充実していたほうがいいという方や、上位カードへのランクアップを目指す方、JCB一般カードをメインのクレジットカードとして使用し、年間50万円以上の使用が見込める方にはおすすめのカードです。
JCB CARD EXTAGE

- 年会費無料!
- Oki Dokiポイントが入会後3ヵ月間は3倍!入会後4ヵ月目以降は1.5倍!
- 海外利用でOki Dokiポイントが2倍!優待店利用で大幅アップ!
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 0.1 〜 2% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
最後に紹介するのはJCB CARD EXTAGEです。
こちらもJCB CARD Wと同じく若い人向けのクレジットカードですが、年齢制限は18歳から29歳までとJCB CARD Wに比べやや狭くなっています。
保険に関してはJCB CARD Wと同じ海外旅行傷害保険のみで、最高2,000万円です。
他にも、JCB CARD EXTAGEは解約時に手数料がかかってしまったり、ポイントの面でもJCB CARD Wには及ばず、どちらかといえばJCB CARD Wのほうが優秀な印象があります。
しかし、JCB CARD Wにはない特徴として、上位カードへのインビテーションがあります。
上述したJCB一般カードと同様に、使い続けることでJCBゴールドカードなどへのインビテーションが届くことがあり、さらにはJCB THE CLASSなどのカードを目指すことも可能です。
JCB一般カードのような充実した保険はそこまで必要としていないが、いずれは上位カードへのインビテーションがほしいという方にはぴったりのカードであるといえます。
VISAとJCBが選べるおすすめ年会費無料カード
続いては、VISAとJCBの両方と提携しており、どちらも選択できるおすすめのクレジットカードを紹介します。
今回は年会費無料のものに絞って紹介しますので、VISAとJCB両方を持つということも可能です。
楽天カードならVISA・JCBに加えてMastercard、アメックスも選択可能!

- 年会費永年無料
- 新規入会&利用でポイントがもらえる
- 海外旅行でも安心・便利に使える
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 1.0%~16.0% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
まずはテレビCMでも非常に有名な楽天カードについて紹介します。
楽天カードは楽天ポイントを非常に効率よく貯めることができるクレジットカードとして有名です。
さらに、収入のない主婦や学生もターゲットとしているからか、審査の難易度が低めであることも嬉しいポイントです。
今や会員数は2,000万人を突破し、日本でもっとも有名なクレジットカードといえるでしょう。
楽天カードの2枚持ちについて
楽天カードはとても便利なカードであるので、VISAとJCB両方の楽天カードを持ちたいという方もいることでしょう。
しかし、そのような2枚持ち自体は可能なのですが、少々気を付けなければならない点があります。
それは、2枚目を作るためには1枚目がVISAでなければならないということです。
JCBやMastercardが1枚目の場合は規約上2枚目を作成することができず、2枚目が欲しい場合は一度解約して1枚目をVISAで作成しなおす必要があります。
このように少々ややこしい決まりがありますが、楽天カードの2枚持ちをすることで仕事用とプライベート用で使い分けができるなど、さまざまな用途が考えられます。
ただし、2枚目の新規入会特典であるポイントの付与は残念ながら無効となってしまいます。
さらに、カードを2枚持つことによって利用限度額が2倍になるといったこともないので、注意が必要です。
楽天カードのポイントシステム
さて、上でも少し触れたように、楽天カードの最大の魅力は何といってもポイントの貯まりやすさです。
ここでは楽天カードのポイントシステムについて簡単に説明します。
楽天ポイントの還元率は、楽天市場や楽天証券、楽天ブックスなどの楽天関連のサービスを利用していると少しずつ加算されていきます。
ポイント還元率を高められる例を挙げると、以下のようなサービスが該当します。
サービス名 | 条件 | 還元率 |
楽天ブックス | 月1,000円以上の買い物 | +0.5% |
楽天トラベル | 月1回5,000円以上の利用 | +1% |
楽天証券 | 月1回500円以上のポイント投資 | +1% |
楽天モバイル | 通話SIMの契約 | +1% |
他にもポイント還元率を大きくできるサービスは多く存在します。
自分のよく利用するサービスのうち、楽天が提供しているものはぜひ活用するとよいでしょう。
ポイント還元率を増やせるサービスの一覧は楽天PointClubの公式Webページに記載されています。
楽天カードの口コミ
次に、実際に楽天カードを使用している人の口コミを見てみましょう。
楽天カードを作ってからは、なるべく楽天市場で買い物をするようにしています。 ドラッグストアで買える商品は、ほとんど楽天市場で済ませています。化粧水、乳液、サプリメント(ビタミン剤など)、整腸剤、目薬などです。あと本や雑誌、CDやDVD、ブルーレイなども楽天市場の店舗で購入しています。
〜中略〜
楽天市場での一ヶ月分の配送料ぐらいにはなるので、楽天カードを使ってガンガン買い物ができます。
楽天カードを選んだのは、よく楽天ショッピングサイトを使っていたからというのが大きな理由です。
ポイントが多めにつくのでかなりお得ですし、買い物をする頻度が高いからこそ還元率を重視したいと思いました。
このように、やはりポイントに対して評価する声が多いようです。
ライフカードはVISAとJCB、Mastercardから選択可能!

- 初年度はもちろん、次年度以降も年会費は無料!
- 入会後1年間はポイント1.5倍
- お誕生月のご利用は基本ポイント3倍
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 0.5%~1.5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
ライフカードは審査の難易度が低いといわれていることと、誕生月のポイント還元率が非常にいいことが特徴のクレジットカードです。
ライフカードは大手の消費者金融会社であるアイフルの子会社の株式会社ライフカードが発行しています。
このようなクレジットカードは消費者金融系カードと呼ばれ、審査の難易度が低い傾向にあることで有名です。
申し込み基準も、とくに収入などは問われず、必要なのは対応可能な電話番号だけとされています。
また、誕生月にはポイント還元率が3倍になり、他の高還元率のクレジットカードと比較してもトップクラスの還元率を誇ります。
このことから、誕生月以外ではライフカード以外の高還元率カードを使用し、誕生月にライフカードで高額な買い物を一気にするという方もいるようです。
よって、審査に不安がある方や、誕生月の高還元率を活かしたい方には最適なカードとなっています。
ライフカードの口コミ
このように、審査の易しさとポイントの貯めやすさに定評のあるライフカードですが、実際の使用者の声はどのようなものがあるのか、口コミを見てみましょう。
年会費が永久無料で、入会後1年はポイントが1.5倍、誕生月の利用で3倍になるので、なるべくライフカードで支払うようにしています。
新規入会キャンペーンで3,000ポイントもらえるのでとてもお得だと思います。その他にも友達紹介キャンペーンなど毎月さまざまなキャンペーンを行っています。
ポイントは最大5年間貯めることができ、貯めたポイントは食品や商品に交換したり、現金でキャッシュバックしたりすることができるので、必ず利用できるような仕組みになっているのもユーザーとしては有り難いです。
それまでに何枚かクレジットカードを所有していたので、与信枠を考えるとライフカードが口コミサイトなどで審査がやや甘い印象を受けました。
他のクレジットカードは限度額いっぱい利用していたので、なるべく審査の可決がいただけそうなカードとして選択した記憶があります。
また、ETCカードも同時申し込み可能でもあったこともあります。
ポイントについてや、審査について触れている口コミが多かったです。
やはりライフカードの特徴を活かして使用される方が多いように見受けられます。
リクルートカードもVISAとJCB、Mastercardから選択可能!

- どこで使ってもポイント高還元!驚異の1.2%!
- 新規入会&カードご利用で最大6,000円分ポイントプレゼント!
- 「じゃらんnet」「ポンパレモール」などのリクルートサービスご利用分が最大4.2%
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 1.2%~4.2% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
リクルートカードは、通常の還元率が1.2%と高く、効率よくポイントを貯められるカードになっています。
また、高還元率に加えて付帯保険も充実しており、海外、国内旅行傷害保険がそれぞれ最大2,000万円、1,000万円となっています。
ただし、自動付帯ではなく利用付帯といい、旅行費用をリクルートカードで支払わなければ保険が適応されませんので、注意が必要です。
他にもショッピング保険やクレジットカードの紛失盗難補償もあります。
このように、通常時の還元率と付帯する保険が魅力的なクレジットカードとなっています。
イオンカードセレクトもVISAとJCB、Mastercardから選択可能!

- イオングループの対象店舗なら、ときめきポイントがいつでも基本の2倍!
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
- 55歳以上の会員さま限定!毎月15日「G.G感謝デー」は5%OFF
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 0.5%~2.0% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
イオンカードセレクトは、イオンモールやマックスバリュといったイオングループの店舗をよく利用する方におすすめのクレジットカードです。
イオンカードセレクトを使用することで、毎月20日、30日のお客さま感謝デーに5%オフで買い物をすることができます。
さらに、イオンカードセレクトを提示するだけで割引などの様々な特典を得られる店舗も数多く存在します。
一例として、以下の店舗が挙げられます。
イオンカードセレクトで特典を受けられる店舗
- カラオケ館、カラオケビッグエコー:室料30%オフ
- ドミノ・ピザ:コーラプレゼント
- ワタミグループ:5%オフ&ときめきポイント2倍
他にも東京都内だけでも190ヶ所以上の店舗でさまざまな特典を受けられるので、持っているだけでもお得なカードであるといえます。
VISAとJCBの比較まとめ
本記事ではVISAとJCBの違いを始め、それぞれのおすすめクレジットカードについて紹介しました。
VISAとJCBはどちらも優れた国際ブランドですが、国内外での加盟店数の数や、サービスの充実度など、さまざまな面で違いがあり、一長一短であるといえます。
改めて下記にそれぞれの特徴をまとめてみました。
国際ブランド | メリット | デメリット |
VISA |
・加盟店数が世界トップ ・世界シェアNo.1 |
・電子マネーの利用に制限あり ・プロパーカードがない |
JCB |
・ポイントサービスが優秀 |
・海外普及率がイマイチ |
海外旅行や出張によく行くのか、行先は海外の主要都市なのか、国内ではどのようなサービスを利用することが多いかといった要素によって、VISAかJCBが決定されるかと思います。
さらに、おすすめのクレジットカードはポイント還元率を重視するのか、上位カードを目指したいのか、発行会社の関連サービスに着目するのかによって変わってきます。
ゆえに、どのクレジットカードが合うかは人それぞれですので、ここまでで紹介したクレジットカードのなかから、自分の生活スタイルに合った1枚を選ぶのがよいでしょう。
皆さんにとってベストなクレジットカードが見つかることを祈っております。
食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。
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