PayPay(ペイペイ)にクレジットカードは登録するべき!登録方法やおすすめクレジットカードを紹介

2018年10月のサービス提供開始から累計登録者数が2,000万人を突破したPayPay。
近年、乱立しているQRコード・バーコード決済サービスの中でも、PayPayは還元率が1.5%と高還元率であることにより人気を集めています。
この記事では、PayPayをクレジットカード払いにするメリットやPayPayに最適なクレジットカード、カードの登録方法、不正利用の問題などについて解説します。
PayPay(ペイペイ)におすすめのクレジットカード

- PayPayカード利用で1%付与
- Yahoo!ショッピングなら3%付与
- 年会費永年無料
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
PayPay(ペイペイ)の支払方法とは
PayPay(ペイペイ)の支払方法は、PayPay残高、クレジットカードの2種類です。
支払方法の優先順位は、PayPay残高、クレジットカードの順番となっていて、PayPay残高決済で決済金額が不足する場合は、優先順位がクレジットカードで決済されます。
のちほど解説しますが、PayPayでは支払方法によって、PayPayポイントの還元率や「PayPayチャンス」の抽選対象となるか否かが異なるため、どの方法で支払うかはとても重要なポイントです。
「そもそもPayPayってどういう決済サービスなの?」という方は、PayPayの基本情報について解説している以下の記事をご覧ください。
PayPay(ペイペイ)の支払方法をクレジットカードにするメリットとは
PayPay残高と比較したとき、PayPayをクレジットカード払いすることで得られるメリットには次のようなことがあります。
- 還元率が1.5%になる
- PayPay残高を気にすることなく使える
それぞれどのような内容なのか、順番に見ていきましょう。
PayPay(ペイペイ)はクレジットカード決済で還元率が1.5%になる!
PayPayはクレジットカード払いをすることで、還元率が1.5%になります。
ただし、ポイント還元率が1.5%になるクレジットカードは、PayPayカードのみとなっているので気をつけて下さい。支払方法をPayPayカード以外のクレジッドカードにした場合、PayPayポイントの還元率は0%となります。
PayPayを最大限使いたい方はPayPayカードを利用しましょう。
クレジットカード決済ならPayPay残高を気にすることなく使える!
PayPayは、支払方法によってアプリの使いやすさが異なってきます。
PayPay残高で支払う場合、紐づけた銀行口座からあらかじめチャージしておく必要があります。そのため、買い物をするときにチャージ金額が足りているかどうかを確認する必要があり、少し面倒というデメリットがあります。
一方クレジットカード払いの場合、口座振替による後払いなので、利用上限金額さえ超えなければチャージ金額を気にする必要なくPayPayを利用できます!
なお、PayPay残高での支払いで決済時にチャージ金額が不足していると、残高をチャージするか他の支払方法を選択するかを選ぶ画面が表示されるため、その場で対応することができます。
しかし、レジ待ちの列があるとき、アプリでこのような操作をするのはなるべく避けたいですよね。
PayPayを日常的に利用する方は、チャージが不要なクレジットカード払いのほうが使いやすいのではないでしょうか。
PayPay(ペイペイ)に登録できるクレジットカードの条件とは
PayPayに登録できるクレジットカードには、以下のような条件があります。
PayPayに登録できる条件
- 国際ブランドはVISAかMastercard
- クレジットカードの本人認証が必要
普段使っているクレジットカードが登録できない場合もあるので、事前に条件を把握しておく必要があります。各条件の詳細を以下で解説していきます。
クレジットカードの国際ブランドはVISAかMastercard
PayPayに登録できるクレジットカードの国際ブランドは、VISAかMastercardです。PayPayカードのみJCBも登録可能となっています。
それ以外の国際ブランドは登録できないため注意が必要です。PayPayに登録したいクレジットカードがありましたら、国際ブランドを確認してみてください。
PayPay(ペイペイ)ではクレジットカードの本人認証が必要
第1弾100億円キャンペーン開催時、クレジットカードの不正利用が問題となりました。
それにより、PayPayでは不正利用防止の対策として、クレジットカードの利用上限金額を24時間および30日間で5,000円までと定めました。1日で5,000円利用してしまったときには、30日後まで利用することができません。
利用上限金額を引き上げるためには、3Dセキュアによる本人認証が必要です。
本人認証は、事前にカード会社に登録したパスワードをPayPayで入力することによりおこなわれます。本人認証をすると、利用上限金額は24時間で2万円、また、30日間で5万円まで引き上げられます。
また、特定の条件を満たしたユーザーは「青いバッジ」の適用対象となり、本人認証されたクレジットカードでの利用上限金額が24時間および30日間で25万円までに、大幅に引き上げられます。
本人認証前後での利用上限金額は次のとおりです。
本人認証未設定 | 本人認証設定済み | 本人認証設定済み+青いバッジが表示されている |
---|---|---|
5,000円 (過去24時間以内) |
2万円 (過去24時間以内) |
25万円 (過去24時間以内) |
5,000円 (過去30日以内) |
5万円 (過去30日以内) |
25万円 (過去30日以内) |
PayPayを日常的に利用する場合、利用上限金額を引き上げるために本人認証は必須だといえます。
PayPay(ペイペイ)の本人認証についてさらに知りたい方は下記記事をご覧ください。
PayPay(ペイペイ)の支払いに最適なクレジットカード
PayPayの支払方法をクレジッドカードにすると、PayPayポイントの還元率が0%となります。
そこで本章では、ポイント還元1.5%が実現可能なPayPayの支払いにおすすめのクレジットカードをご紹介します。
PayPay(ペイペイ)に最適なクレジットカードはPayPayカード

- PayPayカード利用で1%付与
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年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
PayPayの支払いに最適なクレジットカードといえば、断然PayPayカードです!
前述したとおり、PayPayはソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁会社が提供しているサービスですが、PayPayカードはヤフーのグループ企業であるPayPayカード株式会社が発行しています。
そのため、PayPayカードをPayPayの支払方法に登録すると、さまざまな面において他のクレジットカードよりも優遇されるというメリットがあります。
PayPayカードはどのような点で優遇されるのか、3つのポイントを解説します。
PayPay(ペイペイ)はPayPayカード払いでポイント還元率1.5%!
PayPayをPayPayカードで支払うと、ポイント還元率は1.5%になります!
さきほど、クレジットカードのPayPayポイント還元率は0%だとお伝えしましたが、PayPayカードのみは例外で、PayPayポイント還元率はPayPay残高での支払いと同じ1.5%です。
支払方法ごとのPayPayポイント還元率は次のとおりです。
PayPay残高 |
1.5% |
---|---|
PayPayカード | |
その他のクレジットカード | 0% |
PayPayをクレジットカード払いにする場合、PayPayカードとその他のクレジットカードでポイント還元率が1.5%も違うことがわかります。この差は非常に大きいです。

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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
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PayPayカードはPayPayのキャンペーンに参加可能
PayPayをクレジットカード払いにすると、「ワクワクペイペイ」や「PayPayチャンス」などのキャンペーンは適用対象外となります。キャンペーンへの参加を目的にPayPayを利用している方にとって、これほど大きなデメリットはありません。
しかし、PayPayカードで支払う場合は、PayPay残高での支払いと同様にキャンペーンの適用対象となります!
支払方法によって変わる、「ワクワクペイペイ」のPayPayポイント還元率や「PayPayチャンス」の当選確率をご紹介します。
「ワクワクペイペイ」のPayPayポイント還元率は次のとおりです。
PayPay残高 |
10%~40% |
---|---|
PayPayカード | 10%~40% |
その他のクレジットカード | 対象外 |
ソフトバンク・ワイモバイルのスマホユーザーやYahoo!プレミアム会員である場合、「ワクワクペイペイ」のPayPayポイント還元率がアップします。
PayPayカードは対象ではありませんが、PayPay残高にチャージできるので、還元率を最大50%にできます。
PayPay残高 |
10%~50% |
---|---|
PayPayカード |
対象外 |
その他のクレジットカード |
「PayPayチャンス」は、100億円キャンペーン時に実施された「やたら当たるくじ」がリニューアルされたもので、支払いのたびに抽選がおこなわれ、当たった場合は支払い額から最大1,000円相当が戻ってきます。「PayPayチャンス」の当選確率は次のとおりです。
PayPay残高 |
25回に一回の確率で100円相当のPayPayポイントor100回に1回の確率で1,000円相当のPayPayポイント |
---|---|
PayPayカード | |
その他のクレジットカード | 抽選対象外 |
ソフトバンク・ワイモバイルのスマホユーザーやYahoo!プレミアム会員は、「ワクワクペイペイ」の対象店舗で買い物をすると「PayPayチャンス」の当選確率がアップします。
PayPay残高 |
10回に1回の確率で最大1,000円相当戻ってくる |
---|---|
PayPayカード | |
その他のクレジットカード | 抽選対象外 |
2019年10月の「ワクワクペイペイ」対象店舗の目玉は、ユニクロとライフ(スーパーマーケット)です。ユニクロでは、PayPayでヒートテックを一枚買うともう一枚が無料になるキャンペーンを実施しています。
ただし対象店舗によっては、開催期間が10日程度のものもあるので、早めにPayPayをチェックしキャンペーンの見逃しが内容チェックしましょう。またキャンペーン対象となるのはPayPay残高での支払いとPayPayカードの支払いのみなので、支払い方法がキャンペーン対象となっているか確認する必要があります。
PayPay残高にチャージするには本人認証が必須
PayPayカードは、PayPay残高をチャージできる唯一のクレジットカードです。
なお、PayPayカードからチャージするには本人認証が必須です。本人認証前後でのチャージ上限金額は次のとおりです。
本人認証未設定 | 本人認証設定済み | 本人認証設定済み+青いバッジが表示されている |
---|---|---|
チャージ不可 |
2万円 (過去24時間) |
25万円 (過去24時間) |
5万円 (過去30日間) |
25万円 (過去30日間) |
PayPayカードで決済した場合は、ポイント還元率は1.5%になります。銀行口座から残高をチャージして決済するのと同様にPayPayをお得に利用できますよ。
PayPayカードは、年会費永年無料、審査は最短2分で完了します。カードを発行し所有するハードルは低めですので、PayPayの支払用に1枚作ってみてはいかがでしょうか。

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- 年会費永年無料
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
- 電子マネー
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PayPay(ペイペイ)のクレジットカード不正利用が心配?セキュリティについて

2018年12月、PayPayの第1弾100億円キャンペーン期間中にクレジットカードの不正利用が発覚し、SNSで拡散され話題となりました。そのため、いまでもPayPayを利用することに抵抗があるという方も少なくないでしょう。
現在、PayPayではどのようなセキュリティ対策をおこなっているのでしょうか。また、不正利用の発生率は低下したのでしょうか。
前述したとおり、PayPayは、不正利用発覚後の2019年1月にセキュリティ強化のため、3Dセキュアによる本人認証を導入しました。それにより、第1弾100億円キャンペーン時に0.996%だった不正発生率は、第2弾100億円キャンペーン時には0.0004%まで低下しています。
第1弾100億円キャンペーン時 (2018年12/4~12/13) |
0.996% |
---|---|
3Dセキュアによる本人認証サービス導入後 (2019/1/21~5/13) |
0.003% |
第2弾100億円キャンペーン時 (2019/2/12~5/13) |
0.0004% |
以前よりも不正発生率は低くなっているものの、PayPayでクレジットカードを不正利用されたというニュースは、いまでもなくなることはありません。
ただし、不正利用はPayPayを使用していない人が所有するクレジットカードで発生するケースも多く、どこかでクレジットカードの情報が盗まれ、PayPayで悪用されるというケースがほとんどのようです。
そのため、PayPayを利用しないということではセキュリティ対策の効果があまりないことにご注意ください。
個人でできるセキュリティ対策としては、やはり3Dセキュアによる本人認証が最適です。所有しているすべてのクレジットカードにパスワードを設定しておくと、不正利用を高い確率で防ぐことができるでしょう。
万が一PayPayで不正利用が発生した場合、PayPayは被害額を「全額補償」することを発表しています。それでも不正利用が心配な方は、クレジットカードの情報漏洩に気をつけ、セキュリティ対策を万全にしておきましょう!
PayPay(ペイペイ)にクレジットカードを登録する方法
PayPayにクレジットカードを登録する方法を解説します。
PayPayのホーム画面で「カードを追加」をタップします。

「クレジットカードの追加」をタップします。

クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードを入力します。もしくはカメラのマークをタップしてクレジットカード番号を自動入力し、他の項目を入力します。

クレジットカードの登録が完了すると、次の画面が表示されます。

以上でクレジットカードの登録は完了です!これでPayPayの支払いにクレジットカードを利用できるようになります。

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年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
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PayPay(ペイペイ)クレジットカードのまとめ
PayPayのクレジットカード払いについて解説しました。
PayPayカードで支払ったときのPayPayポイント還元率は1.5%還元されます!
さらにPayPayカード払いはPayPayのキャンペーン対象になるため、とくにおすすめです!
節約したい方はなるべくPayPayポイントが貯まりやすい方法で支払い、普段のお買い物でもよりお得にPayPayを利用しましょう。
金融・ビジネス分野を中心にライティング活動を行う専業ライター。大学は経済学部を卒業しており、交通経済学専攻だった。ビジネスとは直接関係していないが旅行好き。大学時代は一人で日本一周をしたことがある。しかし日本一周の経験は現在の仕事でさほど生かされていない。ポイントを集めるのが好きで、ポイントカードを100枚以上持っている。お店でポイントカードを作るか聞かれると必ず作ってしまう。
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