JCBカード全9種類の年会費やポイント還元率、メリット・デメリットについて口コミを交えて紹介
JCBは世界で唯一メイド・イン・ジャパンの国際ブランド。国内ではVISA・Mastercardに劣らない、高い知名度を誇ります。
国際ブランドであると同時にカード発行会社でもあり、自社のプロパーカード(JCB ORIGINAL SERIES)を発行しています。
JCBは、国産ブランドならではの「おもてなし」に満ちた特典や優待が豊富。プロパーカードにはさまざまな種類があり、上級カードへランクアップしていけるのも魅力です。
この記事では、JCBの概要、プロパーカードの特長・活用方法を徹底解説!実際に使っている人の口コミもご紹介します。
あなたに合うJCBカードを見つけるため、ぜひ参考にしてみてください。
年会費無料のおすすめJCBカード
JCB CARD W
|
JCB CARD W plus L
|
JCB一般カード
|
|
年会費 |
無料
|
無料
|
初年度 : 無料
次年度 : 1,375円(税込)
|
ポイント還元率 | 1 〜 10.5% | 1 〜 10.5% | 0.1 〜 2% |
発行期間 | モバ即入会で最短5分(※) | モバ即入会で最短5分(※) | 1週間 |
すぐにお得なJCBカードに申込みたいならば、以上の3つがおすすめです。
いずれも年会費無料ですが、JCB一般カードのみ2年目以降は年間50万円の利用をすることで年会費無料(※)となるので注意してくださいね。
JCBカードの概要について
JCBは、クレジットカードの国際ブランドです。ほかの国際ブランドには、VISAやMastercardなどがあります。
JCBの場合、自社で発行するプロパーカードだけでも、ランク設定ごとに9種類発行。もちろん提携カードも、銀行系、流通系、交通系などさまざまなジャンルのカードを発行しています。
歴史も長く、国内の加盟店だけでも推定で1,000万店を越えていて、国内でクレジットカードの利用できるお店なら、ほぼどこでもJCBは利用できるといえます。
また、海外も含めれば4,100万店の加盟店があり、さらに提携によってアメリカン・エキスプレス(R)・カードが使えるお店でもJCBカードの利用が可能です。
この数年で海外の会員数・加盟点数もどんどん拡大しており、世界で通用する日本ブランドであると同時にクレジットカード7大ブランドの1つとして知られています。
国際ブランドとしてのJCBの特質
国際ブランドであるJCBの特質をまとめます。
- 日本発の国際ブランドのクレジットカード
- 日本国内の加盟店が4,300万店と多い
- 会員数はのべ1億5,400万会員
- Oki Dokiポイントというポイントプログラムがある
- サービス窓口は国内外にある
- 海外からも日本語のコールセンターを利用可能
詳細はこれから述べていきますが、1点目に挙げた日本発の国際ブランドであることは、3点目の会員数の多さにつながっています。
調査・コンサルティング会社のJ.D.パワーによる「2023年クレジットカード顧客満足度調査」によると、JCBカードはプレミアム部門と年会費無料部門の2部門でNo.1となっています。
この調査はプロパーカードの保有者7,000人以上に対しておこなったもので、付帯特典や年会費が無料のカードでも適切なサービスがされていることの結果といえるでしょう。
日本人の方には、特にJCBカードがおすすめできるのです。
VISA・Mastercard…有名国際ブランドとJCBはどこが違うの?
VISAとMastercardは「クレジットカード発行会社」ではないので、自社カードが存在しません。例えば日本におけるVISAの発行会社とは、VISAよりライセンス供与された、三井住友カードなどのことを指します。
それに対してJCBは国際ブランドであると同時に、カード発行会社です。自社のプロパーカード(JCB ORIGINAL SERIES)を発行していますし、提携カードはJCBのブランド提供を受けて発行しています。
また、日本発の国際ブランドということもあり、国内での優待や割引のキャンペーンも生活の身近なところに設定しており、かゆいところに手が届いたメリットが多いのも特長です。
それぞれの国際ブランドの特長は以下のとおりです。
国際ブランド | ブランドロゴ | 特長 |
---|---|---|
JCB |
・日本発の国際ブランド ・日本国内の加盟店は多く、海外では利用できないお店もある ・ハワイやアジアでは加盟店が増えている |
|
VISA (ビザ) |
・世界シェアNo.1 ・国内外に加盟店が多く、初めてクレジットカードを持つ方におすすめ |
|
Mastercard (マスターカード) |
・世界シェアNo.2 ・ヨーロッパ圏に強いといわれているが、近年はアメリカでも加盟店が増えている |
|
American Express (アメリカン・エキスプレス) |
・高ステータスのカードは豊富な特典があるなどで、富裕層を中心に人気を集める ・JCBと提携しているため、JCB加盟店でも使用可能 |
|
Diners Club (ダイナースクラブ) |
・American Expressと同様に富裕層に人気 ・JCBと提携している |
|
UnionPay・銀聯 (ぎんれん) |
・中国発の国際ブランドで、中華圏で利用できる場所が多い ・日本国内でも加盟店が増加中 |
|
Discover Card (ディスカバーカード) |
・1985年にアメリカで誕生 ・日本在住だと発行できない ・JCBと提携 |
JCBはQUICPayのサービス提供企業でもある
1961年の設立以来成長を続けたJCBは、2005年にFeliCaの非接触式ICカードを採用した電子マネー「QUICPay」のサービスを開始しました。
QUICPayは電子マネーの1つで、コンビニなど利用できる場所も数多くあり、マークを見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。
後払い方式であり、事前にチャージしたりオートチャージ設定をしたりする必要がありません。急いでいるときにサッと会計できるスピーディーさが便利です。
JCBカードのプロパーカードでは、別途QUICPayカードを発行し、JCBカードをQUICPayに紐づけることができます。クレジット機能と電子マネー機能を使い分けながら利用でき、請求はJCBカードで合算されます。
さらにJCBゴールドならクレジット・QUICPay一体型を選ぶことも可能です。
JCBカードのプロパーカード全9種類をご紹介!各カードの特長とは
ここでは基本情報とあわせて、各JCBプロパーカードの特長を解説。どのような違いがあるかに注目してみてください。
一般からプレミアムまでランク分け!JCBプロパーカード
JCBプロパーカードはスタンダード、ゴールド、プレミアムのランク別に9種のカードが存在しています。
最も標準的なJCB一般カードをはじめ、高校生を除く学生や新社会人でも入手しやすいJCB CARD W / JCB CARD W plus Lもあります。
さらに、2018年9月に新たに加わったリボ払い専用のJCB CARD Rを入れた5種がスタンダードカードに属しています。
ゴールドカードはJCBゴールド、JCB GOLD EXTAGE、JCBゴールド ザ・プレミアの3種。
最後にプレミアムカードは、審査の条件をクリアできれば招待メールなしでも入手できるJCBプラチナ。そして、最高峰の利用可能額とプレミアムな付帯サービスを誇るJCBザ・クラスの2種です。
各ランク別のカードの特長を簡単に表にまとめると、以下のようになります。
クラス | カード名称 | 特典 | 年会費 | ポイント還元率 | 特長 |
---|---|---|---|---|---|
スタンダードカード | JCB CARD W | 空港宅配優待サービス、空港免税店割引サービスなど | 無料 | 1.0~5.5% | 18歳~39歳以下限定 |
JCB CARD W plus L | 女性向けオプション保険「お守リンダ」、女性疾病保険など | 無料 | 1.0~5.5% | 18歳~39歳以下の女性向け | |
JCB一般カード | レンタルWi-Fiの優待、免税店割引クーポンの配布など | 初年度無料、2年目〜1,375円(税込) | 0.5〜5% |
・最もスタンダードなカード ・パートナー店舗でポイント還元率アップ |
|
JCB CARD R | 海外旅行傷害保険などが自動付帯 | 無料 | 0.5〜2.3% |
・2018年9月デビュー ・リボ払い専用カード |
|
ゴールドカード | JCB GOLD EXTAGE | 空港ラウンジが利用可能、初回更新時はほとんどの場合でJCBゴールドに切り替えなど | 初年度無料、2年目〜3,300円(税込) | 0.75~5.25%(条件あり) | 若年層向けゴールドカード |
JCBゴールド | 空港ラウンジが利用可能、海外旅行傷害保険は最高1億円補償など | 初年度無料、2年目〜11,000円(税込) | 0.5〜5% | トラベルサービス、健康・介護・育児などに関する無料電話相談なども受けられる | |
JCBゴールド ザ・プレミア | 「プライオリティパス」で利用可能な世界の空港ランジが無料で利用、特別な宿泊プランなど |
・11,000円(税込) ・別途、サービス年会費が5,500円(税込) ・サービス年会費は年間100万円以上の利用で無料 |
0.6〜0.85% | 招待制のクレジットカード | |
プレミアムカード | JCBプラチナ | コンシェルジュサービスが利用可能、レストランの優待など | 27,500円(税込) | 0.5〜5% | インビテーション(招待)なしでも作れる |
JCB ザ・クラス | 年1回ギフトをもらえる、ゴルファー保険など | 55,000円(税込) | 0.5〜5% | JCB最上位カード |
では、各カードについて詳しく見ていきましょう。
JCBカードのデビューに最適!JCB CARD W
- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 10.5% |
発行スピード | モバ即入会で最短5分(※) |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JCB CARD Wは若い世代を応援する特典や優遇が多いJCBデビューに最適なクレジットカードです。
入会条件は、高校生以外のご本人または配偶者に安定継続収入のある18歳以上39歳以下の人なら申込みが可能です。
さらに、本人だけでなく家族カードも対象期間内(申込者が40歳になるまで)は、同じ条件が適用されます。
なお40歳を過ぎても別のカードに切り替えられることはなく、そのままJCB CARD Wを利用し続けることが可能です。
JCB CARD Wでは、インターネットで入会すると、ポイントのキャッシュバックやギフト券がもらえるキャンペーンを定期的に実施中です。
JCB CARD Wを検討している方は、公式HPでキャンペーン情報をぜひご確認ください。
Oki Dokiポイントは常に2倍。入会キャンペーン利用なら入会後3ヶ月は最大10倍!
上記のキャンペーン期間中以外でも、JCB CARD Wは、Oki Dokiポイントが常に通常のJCBカードの2倍、1,000円で2ポイント付与されます。
また、パートナーポイントプログラム(※)に登録しているポイント優待店にてJCB CARD W払いにすると、いつでもポイント2〜10倍!この特典はJCB CARD Wを所有して利用し続ける限りずっと続きます。
海外でのショッピングガード保険が上限100万円
年会費無料のカードの中では破格の保障額となります。補償額上限以外はJCBプロパーカードと条件は同じ、利用付帯です。
補償の対象 | 補償期間内にJCBカードで支払いした物品が購入日(配送等による場合には物品の到着日)から90日以内に偶然の事故によって損害を受けた場合 |
---|---|
補償額上限 | 海外100万円限度 |
自己負担額(免責) | 10,000円 |
JCB CARD Wについて、マネ会編集部に寄せられた口コミを一部ご紹介します。
やはり、ポイント還元率の高さにひかれて入会した方が多いようです。ネットショッピングでは、Oki Dokiモールを活用することもポイントですね。
Wに女性向け特典をプラスしたJCB CARD W plus L
- 年会費 永年無料
- いつでもポイント2倍!
- 安全・安心セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 10.5% |
発行スピード | モバ即入会で最短5分(※) |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JCB CARD W plus Lは、JCBCARD Wの特典にプラスして、女性向けの優待や保険が準備されている女性向けのカードです。
- JCB CARD W plus L限定女性疾病保険
- お守リンダ(トッピング保険)
- LINDA リーグ(優待店)
- LINDA MAIL(メルマガ)
JCB CARD W plus L限定女性疾病保険は月額290円から、乳がんや子宮がん、子宮筋腫、妊娠の合併症など、女性特有の病気で入院した場合は、通常の倍額の入院保険金を支払ってもらえます。
お守リンダは女性特有のがんに備えた保険に月額30円。また、ひったくりやストーカーに備えた保険に月額100円から入会することができるなど、小額の掛け金で女性に嬉しい「安心」に備えた保険が利用できる、それが「お守リンダ」です。
また、LINDAリーグではJCBが運営するサイト、キレイのプロ「LINDAリーグ」に参加する様々な企業から、特典が提供されたりプレゼントが当たるキャンペーンに参加できたります。
そのほか、定期的に配信される「LINDA MAIL」では、得な情報はもちろん、メルマガ会員限定のプレゼントや、その場で結果が分かる抽選ゲームなどに参加することが可能です。
なお、JCB CARD W/W Plus Lともに解約時の手数料等は発生しません。
ベーシックで万人向け!JCB一般カード
- インターネットからのご入会で初年度年会費無料!条件により翌年の年会費も無料(※)!
- いつものお買い物や海外でのご利用でOki Dokiポイントがどんどん貯まる!
- 充実の旅行傷害保険(海外/国内) 最高3,000万円!(利用付帯)
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
発行スピード | 1週間 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JCB一般カードは日本が誇る、国際ブランドJCBのフラッグシップカード。
入会条件は、高校生を除く18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方となっています。上手に使うことで、利用可能額やポイント還元がどんどん向上していく育成型カードのベーシックタイプです。
JCB一般カードは利用金額によって年会費がずっと無料になる
オンライン入会なら年会費が初年度は無料。年50万円以上のショッピング利用があれば翌年度の年会費が無料となります。
1年の集計期間は毎年12月16日から翌年12月15日まで。
合計利用金額は本会員だけでなく、家族カードの利用分も集計されます。クレジットカードは長く利用し続けるものですので、有利な条件で使い続けてくためにも、この仕組みは覚えておきましょう。
JCB一般カードについての口コミ・体験談を、一部ご紹介します。
口コミを見ると、Amazonやセブンイレブンなど、ポイントが貯まりやすいショップでの買い物に使う方が多いようです。JCBカードを使って、どんどんポイントを貯めていることがわかりますね。
ポイントが常に4倍!リボ専用JCB CARD R
- 突然の出費でも月々のお支払いは定額!(お支払い額はご利用残高に応じた金額となります。)
- いつものお買い物でポイントが4倍!
- 海外旅行にも最適な付帯保険
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.1 〜 2.3% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JCB CARD Rは2018年9月に新たにJCBプロパーカードに加わった、リボ払い専用カードです。
年会費が永年無料、ポイントは常に4倍、入会資格は高校生をのぞく、18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方だけとなっています。
お買い物とポイント還元に特化したカードに思われるかもしれませんが、Oki DokiランドとJCB ORIGINAL SERIESパートナー経由のポイントアップが使えて、海外旅行保険は最大2,000万円までなど、他のスタンダードカードとほぼ同じ保障や優待を利用できます。
注意点は以下のとおりです。
JCB CARD R申し込みの注意点
JCB CARD Rのカードランクはスタンダードカードですが、JCBスターメンバーズのボーナスポイント対象外のJCBカードとなります。
また、JCB CARD Rでは、お買い物時に1回払いを指定した場合でも、自動的にショッピングリボ払いとなります。
リボ払いのお支払い情報は公式サイトにてご確認ください。
20代限定のゴールドカード!JCB GOLD EXTAGE
- Oki Dokiポイントが入会後3ヵ月間は3倍!入会後4ヵ月目以降は1.5倍!
- ポイント還元率は0.75%〜5.25%(条件あり)
- 空港ラウンジサービス(国内/海外)等、ゴールドサービスが充実!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 3,300円(税込) |
ポイント還元率 | 0.75~10.25%(条件あり) |
発行スピード | 通常1週間程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
20代でゴールドカードを持ってみたい、でも審査に通過できるか不安……そんな方におすすめなのが、JCB GOLD EXTAGE。JCBゴールドの20代限定バージョンです。
JCBゴールドに比べ、年会費が1/3程度と安いです。海外旅行傷害保険が最高5,000万円(利用付帯)と本家ゴールドの半額ですが、年会費を考えればそれでもお得でしょう。
カード審査も20代を想定しているため、比較的審査にパスしやすいと考えられます。ただし学生の方は入会対象外です。
保険・ラウンジなど特典充実のJCBゴールド
- ゴールドカードならではの充実した海外旅行傷害保険 最高1億円!(利用付帯)
- 空港ラウンジサービス(国内・海外)等、サービスが充実!
- ワンランク上のゴールドカード「JCBゴールド ザ・プレミア」へご招待のチャンス!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
発行スピード | 1週間 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
スタンダードカードで利用実績を積み重ね、お得意様になると、定期的にJCBゴールドカードへの招待メールが届きます。
ポイント特典、付帯保険、空港ラウンジ、お店での優待など、さまざまな機能がアップする上級カードです。
Oki Dokiポイントの有効期限が最大5年間に延長
JCBゴールドに昇格すると、Oki Dokiポイントの有効期限がポイント獲得月より2年間から、3年間に延長。
スタンダードカードよりポイントがたまりやすくなるので、高額なポイント商品との交換やサービスの利用が狙えます。
また、スタンダードカードでは対象外であったJCBスターメンバーズの最高ランク、ロイヤルα PLUSが解禁となります。
ロイヤルα PLUSのランクに到達すると、ゴールドは、お買い物金額で付与されるポイントに対して60%加算されます。
国内の主要空港・ハワイ・ホノルル国際空港の空港ラウンジ利用可能
飛行機の搭乗前、または到着した空港で利用できる空港ラウンジ、ゴールドカード会員は無料で利用することができます。同伴の方も、空港ラウンジが定める同伴者料金にて利用可能です。
国内29空港(新千歳・函館・青森・秋田・仙台・新潟・小松・富山・成田・羽田・中部国際・関西国際・伊丹・神戸・岡山・広島・米子・山口宇部・高松・松山・徳島・北九州・福岡・大分・長崎・熊本・鹿児島・那覇) および ホノルル国際空港のラウンジが対象となります。
JCBトラベルデスクで海外パッケージツアーにお申込みのうえ、本項で取り上げているゴールドカードで支払えば手荷物無料宅配券(往復分)サービスが利用できます。
ではここで、実際にJCBゴールドを利用している方の口コミ・体験談を一部ご紹介します。
JCBゴールドの利用者の方は、カードに付帯されている多種多様な特典を評価しているようです。旅行・グルメなど、ライフスタイルに合わせてうまく活用したいところですね。
JCBゴールドには、このほかにもたくさんの特典があります。もっと知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
ゴールド保有者の中から一部の方をご招待!JCBゴールド・ザ・プレミア
カード名 | JCBゴールド ザ・プレミア |
---|---|
券面画像 | |
年会費(税込) |
・11,000円+サービス年会費5,500円 |
旅行障害保険 |
海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
ポイント還元率 |
・0.6%~0.85% ※スターメンバーズのランクで変わる |
招待条件 |
JCBゴールドで2年連続で100万円以上利用している方を招待 →ゴールドの特典と一部プレミアの優待を利用可能 |
備考 | ・年間100万円(税込)以上の利用でサービス年会費無料 |
JCBゴールドで2年連続で100万円以上を利用した方だけが招待される、特別なゴールドカードがこちらのJCBゴールド ザ・プレミア。主な機能はJCBゴールドと同じですが、以下の特典がプラスされます。
- 世界1,200カ所以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パス
- 厳選されたホテル・旅館に宿泊するJCBプレミアムステイプラン
- JCB京都Loungeの利用権
- 食事の利用代金・コース料金が30%割引となるダイニング30
ゴールド・ザ・プレミアになると年会費が5,500円プラスとなりますが、年間100万円以上利用すれば、追加分の年会費は無料となります。
招待状なしで申し込み可能!JCBプラチナ
- 24時間・365日利用可能な「プラチナ・コンシェルジュデスク」
- 国内の厳選したレストランで1名様が無料に「グルメ・ベネフィット」
- 世界の空港ラウンジが利用可能「プライオリティ・パス」
年会費初年度 | 27,500円(税込) |
---|---|
年会費2年目〜 | 27,500円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5 〜 10% |
発行スピード | 1週間程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
2017年10月から発行開始したJCBプラチナは、インビテーションなしで申込めるプラチナカードです。JCBゴールドや、JCBゴールド・ザ・プレミアをさらに上回る豪華特典が満載!
プラチナ会員が利用できるプレミアムな特典の数々!
プラチナ会員から、通常のルートではできない予約や手配に応えてくれる、コンシュルジュデスクを利用することが出来ます。旅行障害保険の上限も海外・国内の両方とも1億円までの保障となります。
その他の優待や特典は以下のとおりです。
特典名称 |
概要 |
---|---|
プラチナ・コンシェルジュデスク |
・通常では取れないチケット、レストランやホテルの予約などコンシュルジュが24時間365日対応 ・JCBプレミアムステイプランのホテルや旅館の予約 |
グルメ・ベネフィット |
・有名レストランで指定するコースメニューを2名以上で利用した場合、1名分のコース料金が無料となる特典 |
プライオリティ・パス |
・別途申し込みは必要 ・世界130の国と地域、約500の都市で1,200ヵ所以上の空港VIPラウンジを無料で利用できるパス ・年会費、1回ごとの利用料等はJCB |
ダイニング30 |
・対象店舗の飲食代の合計またはコース料金が30%割引 |
JCB LOUNGE京都 |
利用可能 |
旅行傷害保険(利用付帯) |
海外:最高1億円 国内:最高1億円 国内・海外の航空機遅延補償: 乗継遅延費用2万円 寄託手荷物紛失費用保険:4万円 |
プライオリティ・パスのお申し込みができるカードは、JCBゴールド・ザ・プレミア、JCBプラチナ、JCBザ・クラス、JCBプラチナ法人カードのみです。
申込み詳細は会員専用WEBサービス、MyJCB(マイジェーシービー)をご参照ください。
JCBプラチナについて、マネ会編集部に寄せられている口コミ・体験談の一部をご紹介します。
JCBプラチナクレジットカードを所有している方だけが利用できる会員専用のデスクを24時間利用することができるような仕様となっています。これが本当に便利に感じています。
年会費無料のクレジットカードにも同じような優待サービスが付帯しているものがありましたが、混みあって使うことができませんでした。
私は旅の手配は効率よく短期間で行いたいと考えているタイプの人間なので、このように待たされることには慣れていませんでした。
その点、JCBプラチナクレジットカードはそのようなことが一度もないので、非常に優遇されている気がします。年会費がプラチナ故にちょっと高いですが、ストレスフリーで利用できるので問題ありません。
口コミを見ると、プラチナカードならではの特典を活用していることがわかります。またやはり、最高峰であるJCB ザ・クラスを目指して保有する方もいるようですね。
JCBカードの最高ランク!JCB ザ・クラス
カード名 |
JCB ザ・クラス |
---|---|
券面画像 |
|
年会費(税込) |
55,000円 |
家族カード |
8名まで無料 |
旅行損害保険 |
海外:最高1憶円 国内:最高1憶円 |
備考 |
・ゴールドカード以上で利用実績に応じてインビテーションが届く(※) ・利用枠はメンバー個別に設定 |
ザ・クラスはJCBの最高峰に君臨するカード。限られた方だけが招待によって入会できるブラックカードです。
JCB ザ・クラスを手に入れるためには、まずはゴールドカード以上のカードに入会またはステップアップする必要があります。
JCBザ・クラスのインビテーションは、JCBゴールドカード、JCBゴールド・ザ・プレミアとJCBプラチナカードを保有する会員で、一定以上の利用実績がある方に送付されます。
これ以外の情報は、ほとんど公表されていません。招待について謎のあるこのカードに興味をひかれる方も多いようです。
選ばれたザ・クラス会員だけの特典
ザ・クラスなら、グルメ、旅行、レジャーや大切な人のお祝いや記念日などの凝った演出まで、コンシュルジュデスクに相談すればかなえてくれる。今までとは違った光景・体験がそこにあるはずです。
特典名称 |
概要 |
---|---|
ザ・クラス・コンシェルジュデスク |
・通常では取れないチケット、取れないレストランやホテルの予約などコンシュルジュが24時間365日対応 |
メンバーズセレクション |
・年1回各コースに応じたギフトを受け取れる 特選ギフトコース: JCB選りすぐりの品々をプレゼント グルメ&ステイコース: ホテル宿泊、レストランコース料理 |
ゴルファー保険 |
・損害賠償責任補償 最高1億円 ・傷害死亡・後遺障害補償 最高100万円 ・傷害入院補償 1,500円/日 ・傷害通院補償 1,000円/日 ・ゴルフ用品損害補償 最高5万円 ・ホールインワン・アルバトロス費用 最高10万円(国内のみ) |
JCBのおすすめの提携クレジットカード5選
JCBが発行をおこなうプロパーカード以外に、提携カードもおすすめです。ここでは提携カードのなかでも、5つを厳選してご紹介します。
楽天カード
- 年会費永年無料
- 新規入会&利用でポイントがもらえる
- 安心のセキュリティ
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1~3% |
発行スピード | 7営業日程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
楽天カードは常に1%のポイント還元を得られる高還元なクレジットカードです。楽天が提供するサービスを活用して楽天ポイントを貯め、そのポイントを買い物で活用する通称「楽天経済圏」を利用することで還元率が上がり、効率的に買い物ができます。
さらに楽天カードにはプリペイド型の電子マネー「Edy」が搭載されているため、ポイント2重取りも簡単に実現します。楽天カードからEdyにチャージすると200円につき1ポイントが貯まり、Edyの支払金額200円につき1ポイントが貯まる仕組みです。
年会費無料なのに、ポイント還元率が高いです。 インターネットショッピングは楽天市場をメインに使っており、楽天カードを利用すると様々なサービスを受けられるのでメリット大です。
貯まったポイントの利用用途も、楽天市場をはじめとした楽天グループやポイント提携の実店舗でも使えるので便利です。 利用明細も、その都度メールが来るので利用状況を把握しやすい点も良いです。
リクルートカード
- どこで使ってもポイント高還元!驚異の1.2%!
- リクルートのネットサービスをご利用でさらにポイント還元!
- 「じゃらんnet」「ホットペッパービューティー」などのリクルートサービスご利用分が最大3.2%
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.2%~4.2% |
発行スピード | 最短即日 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
リクルートカードは、年会費が永年無料でありながら、常に1.2%ポイント還元の高還元率カードです。
さらに高還元のカードでありながら海外旅行傷害保険が最高2,000万円、国内旅行傷害保険が最高1,000万円付帯するなど、サービスも秀逸です。
Apple Payに対応しているので、スマートに支払いを済ませることも簡単にできます。iPhoneやApple WatchなどのApple端末に、Walletアプリケーションからリクルートカードを登録するだけで利用できます。
PayPayカード
- 利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のポイント付与
- Yahoo!ショッピングなら5%付与
- 年会費永年無料
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 1.5% |
発行スピード | 最短7分(申込み5分・審査2分)で手続き完了 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
PayPayカードはPayPayをお得に利用したい方がぜひ持っておきたいクレジットカードです。PayPayの基本還元率は0.5%ですが、PayPayカードを登録して決済した場合はポイントが+1%還元されます。
さらに、「ヤフオク!」で売買する機会が多い人にとっても、PayPayカードはおすすめできます。
ヤフオク!に出品する際は、初回のみ「本人確認」や「モバイル確認」で暗証番号や認証コードを入力する必要がありますが、PayPayカードに登録したYahoo! JAPAN IDでヤフオクを利用することで本人確認の手間を省けます。
イオンカードセレクト
- イオングループの対象店舗なら、WAON POINTがいつでも基本の2倍!
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
- イオンシネマで映画鑑賞割引
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 約2週間 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
イオンやマックスバリュなどのイオングループのお店で買い物をする機会が多い方には、イオンカードセレクトがおすすめ。通常のポイント還元率は0.5%ですが、イオングループのお店で利用すると1%となるからです。
ほかにも、イオンシネマでのカード利用でいつでも300円引き、毎月10日のイオングループでの利用でポイント5倍など、お得感の強いカードです。
また購入後180日間の補償があるショッピングセーフティ保険も付帯していますので、万が一、破損事故や盗難に遭っても安心ですね。
ソラチカカード
- ANA・提携航空会社便の搭乗でたまるマイル+各種ボーナスマイル
- 東京メトロ乗車・定期券のお支払いでメトロポイントがたまる
- さらにPASMOも搭載!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.1 〜 1% |
発行スピード | 約1週間 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
ソラチカカードの正式名称は、ANA To Me CARD PASMO JCB。こちらは、ANAに乗らなくてもマイルを貯めたい方は検討したいカードです。このカードで貯めた東京メトロのメトロポイントからANAマイルへは、90%のレートで交換できるからです。
ただ、2年目以降は2,200円(税込)の年会費がかかる点は注意しましょう。
JCBカードの最新情報・Amazon利用やスマホタッチ決済で20%キャッシュバック!
JCBカードでは、新規入会者を対象に2023年12月4日まで、Amazonでの利用や、スマホタッチ決済をするとどちらも20%がキャッシュバックされるキャンペーンを実施中です。
キャンペーンに参加するには、対象のカードに入会し、オフィシャルサイトでMyJCB IDを登録&ログインする必要があります。
対象カードにより金額の上限があるものの、ポイントがもらえるのではなくキャッシュバックされるのは、非常に珍しいキャンペーンです。ぜひ応募してAmazonやスマホタッチ決済を利用してみてくださいね。
- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 10.5% |
発行スピード | モバ即入会で最短5分(※) |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
国際ブラントとしてJCBカードを選ぶ6つのメリット
国際ブランドとしては老舗といえるほど歴史と知名度があり、ニーズに合わせたカード選びができるのが特長です。
「お買い物はネット通販が多い」、「一人暮らしなのでコンビニに利用頻度が高い」、「車を使うことが多いのでガソリンスタンドをよく利用する」…など。
JCBならあなたの普段の生活スタイルや、好きなことに合わせて、豊富なプロパーカードや提携カードの中から見つけることができます。
- 1. JCBカードで貯まるのは、還元も交換も得なOki Dokiポイント
- 2. JCBカードを利用するほどランクもアップ
- 3. テーマパークのチケットが当たるキャンペーンなど特典も豊富
- 4. ハワイはJCB天国!
- 5. もちろん海外旅行のサポートも充実!世界中にあるJCBプラザやラウンジを利用できる
- 6. 日本初の国際ブランドなので日本での加盟店が多い
1.JCBカードで貯まるのは、還元も交換も得なOki Dokiポイント
JCBカード支払いで買い物をすると「Oki Dokiポイント」が利用金額1,000円ごとに1ポイントたまります。たまったポイントはよく使うお店・サービスのポイントに移行できたり、景品やギフトカードと交換したり、キャッシュバックを受けたりすることができます。
また、JCBが運営するポイント優待サイト「Oki Dokiランド」を経由してお買い物をすれば、期間限定で最大20倍のポイントを獲得することもできます。
さらなるポイントアップに便利なのが、プロパーカード会員だけが特典を受けられる、全国にあるパートナー店舗「JCB ORIGINALSERIESパートナー」。
こちらでJCBカードを利用すると、OkiDokiポイントが最大で5倍たまります。スターバックスで10倍・セブンイレブンで3倍など、有名店も含まれるので見逃せません。
JCBスターメンバーズについて
JCBのポイントプログラムには、「JCBスターメンバーズ」というランク制度もあります。1年間の利用金額に応じたメンバーズランクに応じて翌年のポイント優待率を10%から最大70%までアップさせることが可能です。
コツとしては、家族カードなどを利用すると利用額をまとめられるのでランクが上がりやすくなります。
年間利用額 |
JCBスターメンバーズランク |
ポイント優待率 |
---|---|---|
30万円以上、50万円未満 | スターePLUS | 10%UP |
50万円以上、100万円未満 | スターβPLUS | 20%UP |
100万円以上 | スターαPLUS | 50%UP |
JCBのポイントプログラムについては、以下の記事に詳細な解説があります。もっと詳しく知りたい方はご参照ください。
2.JCBカードを利用するほどランクもアップ
プロパーカードである、JCB ORIGINAL SERIESを選ぶ楽しみの一つが、育成型のカードであること。利用者の使用頻度や利用金額が増えるにしたがって、クレジットカードのステータスが上昇し、付帯サービスも充実していきます。
カードのランクアップとあわせて、ステータスの高いクレジットカードでしか味わえないスペシャルな体験ができるようになる…将来の楽しみが増えていく仕組みなのです。下記のイラストでモデルケースを見てみましょう。
スタートは、新社会人デビューのタイミングでJCB一般カードなどのエントリーカードに新規入会。大学入学のタイミングで持つならJCB CARD WかW Plus Lがおすすめです。
20代のうちに1段階ランクアップしてJCBゴールド・JCB GOLD EXTAGEを持っていれば、利用状況次第でワンランク上のゴールドカードJCBゴールド ザ・プレミアへの招待メールが届きます。
20代を過ぎても、ライフイベントなどでJCBカードを活用して利用実績を着実に積み上げれば、JCBゴールドカードへのランクアップは難しくはありません。30代を超えてから申し込むなら、JCBプラチナもおすすめ。
さらに、JCBゴールド ザ・プレミアやJCBプラチナの利用状況によっては、JCBブランドの最高峰クレジットカード、JCBザ・クラスへのステップアップがみえてきます。
また、カードのランクだけでなく、ポイントシステムも育ちます(※)。たとえば、スタンダードなら10%から50%にアップ。プレミアムカードであれば、最大70%までアップします。
カードランク |
スタンダードカード |
ゴールドカード |
JCBゴールド・ザ・プレミア/プレミアムカード |
---|---|---|---|
スターe PLUS |
10% | 10% | 20% |
スターβ PLUS |
20% | 20% | 30% |
スターα PLUS |
50% | 50% | 60% |
ロイヤルα PLUS |
- | 60% | 70% |
3. テーマパークのチケットが当たるキャンペーンなど特典も豊富
クレジットカードの国際ブランドは用途による分類として、「ペイメントカード」と「T&Eカード」に分けられます。
ペイメントカードとは、決済に特化したクレジットカードのことで、VISAやMastercardがこれに該当します。一方、Travel(旅行)とEntertainment(エンターテインメント)の略であるT&Eカードは、文字どおり旅行やエンタメでのサービスや特典が充実したものです。
そして、JCBはT&Eカードに該当します。
JCBが提供する特典として、たとえば東京ディズニーリゾートのチケットが当たるキャンペーンが時折、おこなわれます。また、旅行に関しては空港宅配や海外で使えるWi-Fiが優待価格で利用可能などの特典があります。
年会費のかかるJCBカードでも、こうした特典を活用すれば、費用以上のパフォーマンスを受けられる場合もあるでしょう。
4. ハワイはJCB天国!
海外の主要都市や人気リゾート地の中で、特に日本人に人気が高いのがハワイ。ハワイはJCBカード会員でよかったと実感できる海外エリアの一つです。利用できる常時サービスと期間限定のサービスの一部を表にまとめました。
名称 |
内容 |
備考 |
---|---|---|
ワイキキ・トロリー 乗車賃無料 |
JCBカード提示で、ハワイのワイキキ・トロリー(ピンクライン) の乗車賃が無料 | ・ご本人様と同乗のご家族大人1名様、子供2名様(11歳以下)まで対象。(2019/03まで) |
JCBプラザ ラウンジ・ホノルル |
現地でのレストラン予約から、緊急時のサポートまで、日本語で年中無休にてサポート |
・共通サービス ・ラウンジサービス |
JCBハワイガイド |
旅行中にはオフラインで使える専用アプリ |
・JCB優待情報を掲載。画面を提示するだけで優待が利用可能 ・ワイキキ・トロリーの運行状況をリアルタイムにチェック可能 オフライン環境でハワイ全島のマップがチェック可能 |
ハワイ滞在のリピーターの方にも好評なのが、JCBプラザ ラウンジ・ホノルルの使い勝手のよさ。
休憩スペースとしてだけでなく、個人旅行で行った際のホテル予約、無料Wi-Fiの利用や当日中の手荷物預かりが利用できます。
施設を上手に活用して、手ぶらでハワイ観光やお買い物を楽しんだり、カードの紛失などアクシデントが起きたときに相談できる場所があるのは心強いですね。共通サービスとラウンジサービスで利用できることをまとめます。
- JCB加盟店情報・観光情報のご案内。
- ホテル・レストラン・オプショナルツアー・各種チケットの予約サービス。
- カードの紛失・盗難にあった際は緊急サービス対応でカードの即日発行も可能。
- 施設内のWi-Fiを無料で利用できる。
- インターネット、プリントアウト無料サービス
- 日本語新聞、雑誌の閲覧
- 現地ガイドブック、情報誌の閲覧
- 館内でのフリードリンクサービス
- マッサージ機
- レンタル傘サービス
- 貴重品や金券以外のお荷物預かりサービス(当日中)
初めてハワイを訪れる人もリピーターの人にも、JCBの手厚いサポートが現地で過ごす時間の快適度や便利さを高めてくれますので、ぜひ利用してみてください。
海外での使いやすさは他のカード会社よりは、ダントツ一番いいと思います。カスタマーセンターの対応も非常に良いので、電話しやすいと思います。
海外での買い物は常にJCBカードを使っており、主にJCBカードばかりを使っていて、海外でもカスタマーセンターに聞きやすいので非常に便利に使えています。
5. もちろん海外旅行のサポートも充実!世界中にあるJCBプラザやラウンジを利用できる
もちろん、海外旅行のサポートはハワイだけではありません。ディスカバーカードとの提携で、北米本土地域ではディスカバーカード加盟店ならJCBカードは基本的に利用できます。
さらに、世界60箇所で展開しているJCBプラザ、その中の主要都市9箇所にはJCBプラザラウンジを運営しています。下の表に記載されている都市やリゾート地で、滞在中のサポートや緊急時のヘルプとなるサービスを提供しています。
名称 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
JCBプラザ ラウンジ |
世界の主要都市9ヵ所にて サービス提供中 |
・サービス提供地: ロサンゼルス、ホノルル、グアム、ソウル、台北、香港、シンガポール、バンコク ・共通サービス ・ラウンジサービス など |
JCBプラザ | 世界60ヵ所 | ・共通サービス |
ディスカバーカード取扱店 でもJCBカード使用可能 |
JCBマークがなくても、 ディスカバーカード取扱店にてJCBカードが使えるお店が拡大中 |
- |
カードの紛失や携行品の盗難など、海外で困ったことが起きたときには、JCBプラザコールセンター(海外)へ連絡しましょう。JTBグローバルアシスタンスとの提携により下記のサービスを24時間・年中無休で受け付けてくれます。
- パスポートとトラベラーズチェックの盗難・紛失時の手続き案内
- 事故・トラブル時の警察、医療機関などへの手続き案内
- 緊急時のアテンドの手配
- 現地医師・病院の案内などのサービス
また、JCBプラザやラウンジのない国でも、コールセンターなら日本語と英語によるサポートが受けられます。必要な情報やサポートを日本語で受けられるので、海外旅行に慣れてない人にとってはとても心強いですね。
必要な手配は海外へ出発する前にしておきたい、確認しておきたいときは、JCBプラザコールセンター(日本)へ電話してみてください。
6.日本初の国際ブランドなので日本での加盟店が多い
JCBは唯一日本発の国際ブランドです。そのため、日本国内での加盟店が非常に多く、各加盟店のサービス内容も豊富です。還元率に関しては、カフェやコンビニでは、他のカードの数倍ものポイントが付く場合もあります。
コンビニやカフェに限らず、レストランやアパレルショップなどでも加盟店が多いので、1枚持っておくと楽なカードです。
詳しくはこちらも記事もご覧ください。
国際ブランドとしてJCBカードを選ぶ6つのデメリット
ここまでメリットや得な活用術を多く紹介してきましたが、ここではJCBカードのデメリットや注意すべきところにも言及します。
皆さんの納得のいくクレジットカードライフに役立てば幸いです。
- 1.海外ではVISAに比べるとまだまだ加盟店は少ない状況
- 2.一般カードだと基本還元率が0.5%と高くはない
- 3.JCBスターメンバーズ対象外のカード、ポイント付与されない支払いに注意
- 4.JCBカードのプロパーカードはQUICPay以外の電子マネーに弱い
- 5.PayPayなどのキャッシュレスサービスに弱い
- 6.更新前に退会すると費用が発生するカードがある
1.海外ではVISAに比べるとまだまだ加盟店は少ない状況
JCBが公式に発表している全世界の加盟店数は、おおよそ4,100万店。VisaやMastercardの全世界で4,400万店に比べると、やや少ないといえます。
JCBだけだと使えるお店が少ないかもしれないと思ったときは、VISAやMastercardのサブカードも持っていくと良いでしょう。
2.一般カードだと基本還元率が0.5%と高くはない
Oki Dokiポイントの基本レートは1,000円で1ポイント。1ポイントあたり5円程度のレートでJCBギフトカードと交換することができるので、JCB一般カードのポイント還元率は0.5%となります。
ポイント還元率1.0%以上のクレジットカードも多く出回る昨今では、決して高い還元率だとは言えません。仮に年間100万円以上利用してJCB STAR MEMBERSの優遇が適用されても0.75%程度。
特長の段で説明した工夫や仕組みを理解していないと、還元率が低いままで損をしてしまいます。マイルやポイントを上手に貯めるには情報収集は必要です。
3.JCBスターメンバーズ対象外のカード、ポイント付与されない支払いに注意
若年層向けの優遇カード(JCB GOLD EXTAGE、JCB CARD W、JCB CARD W plus L)と、リボ払い専用のJCB CARD RはJCBスターメンバーズ対象外となります。
プロパーカード以外にも、JAL・JCBカードなどOki Dokiポイントプログラムの対象とならない提携カードは、キャンペーンチャンスアップのみ利用できます。
さらに、以下はポイントの付与・集計の対象にはなりませんので注意が必要です。
- 年会費
- キャッシングサービスご利用分
- 電子マネーチャージご利用分
4.JCBカードのプロパーカードはQUICPay以外の電子マネーに弱い
プロパーカードだと電子マネーへのオートチャージは正直弱いといえます。WAON、PASMOにはチャージそのものができません。
Apple PayではQUICPayとして利用でき、nanaco(手動チャージ)、楽天Edy(手動チャージ)、交通系ICカードはモバイルSuica、SMART ICOCAの利用は可能ですが、Oki Dokiポイントは付きません。
電子マネーへのチャージで使用するという条件で選ぶ場合は、使いたい電子マネーに強いJCB提携カードから選ぶようにしましょう。
5.PayPayなどのキャッシュレスサービスに弱い
増税以降何かと話題の○○ペイですが、多くのサービスで対応しているクレジットカードがVISAやマスターカードとなっており、JCBは登録できないことが多いです。
例えばPayPayも対応ブランドはVISAとマスターカード(PayPayカードのみJCBも利用可能)となっていますし、楽天ペイもVISAとマスターカード(楽天カードのみJCBも利用可能)しか登録することができません。
そのため、ペイサービスを頻繁に利用する方はVISAやマスターカードを選んだほうが良いでしょう。
6.更新前に退会すると費用が発生するカードがある
若い世代向けのプロパーカード、JCBゴールドEXTAGEは、入会から5年未満で退会すると2,200円(税込)のキャンセル料が発生します。
JCB一般カード、JCBゴールドカードに更新後も利用実績が積みあがっていれば年会費無料になりますし、退会する際のキャンセル料もかかりません。
JCBカードを使いこなすための基礎知識
各カードに共通する、JCBカードの使い方を知っておきましょう。支払い・問い合わせ先など、JCB会員ならおさえておきたいポイントです。
JCBカードの締め日
JCBカードの締め日は毎月15日、支払日は翌月10日となります。10日が土日祝日の場合は、その次の営業日となります。
ただし、これはプロパーカードの締め日・支払日であり、提携カードはそれぞれのカード会社によって異なりますので注意しましょう。
会員専用サイト「My JCB」にログインしてできること
JCBカードの会員は、MyJCBという会員専用サイトを利用できます。会員専用サイトにログインすれば、電話をかけなくても以下の照会・手続きが可能です。
- 利用明細・利用可能残高の照会
- 登録している会員情報の照会・変更
- Oki Dokiポイント残高の確認・ポイント利用の申込み
- キャンペーン情報の入手・参加
JCBカードの問い合わせ先
問い合わせ先は、カード裏面に記載されています。特にJCBゴールド、JCBゴールド・ザ・プレミア、JCBプラチナ、JCBザ・クラスには専用の連絡先が用意されていますので、そちらへ連絡しましょう。
その他の問い合わせ先をいくつかご紹介します。
- 支払い金額・利用残高の照会:0120-592-196(24時間・年中無休)
- 暗証番号の確認・変更:0120-899-020(24時間・年中無休)
- カードの紛失・盗難:0120-794-082(24時間・年中無休)
- 会員情報の変更:0120-800-962(9:00~17:00、日・祝・年末年始を除く)
- 利用可能枠の一時的な増額:0120-592-309(9:00~17:00、年中無休)
- 保険について:0570-064-995(9:00~17:00、日・祝・年末年始を除く)
JCBカードに関するよくある質問
JCBカードに関するよくある質問に回答します。
JCBのクレジットカードはどうやって選べば良い?
JCBのおすすめプロパーカードは?
・JCB CARD W
・JCB CARD W plus L
・JCB一般カード
・リボ専用JCB CARD R
・JCB GOLD EXTAGE
・JCBゴールド
・JCBゴールド・ザ・プレミア
・JCBプラチナ
・JCB ザ・クラス
それぞれの詳細については記事内で解説をしています。
JCBのおすすめ提携カードは?
・楽天カード
・リクルートカード
・PayPayカード
・イオンカードセレクト
・ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
それぞれの詳細については記事内で解説をしています。
JCBカードのまとめ
普段使いも、海外旅行やレジャー利用など非日常を味わう時も、会員優待でワンランク上の体験やサービスが受けられるJCBブランド。
提供しているサービスや優待などに、国産ブランドならではの「おもてなし」の精神が息づいているのも魅力です。
国内旅行やレジャーが多い、ネット通販での買い物が多いなど、その人のライフスタイルや好きなジャンルに合った1枚を見つけやすいです。
長く利用し続けることで、上級カードへのランクアップにより、さらなる特典や優待を得るチャンスも生まれます。
日常生活から旅行まで幅広くサポートする1枚として、JCBカードは心強い相棒となってくれるでしょう。
北海道札幌市出身。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。約70枚のクレジットカードを保有し、約130万円の年会費を支払っている。 一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。すべてのカードを利用し、おトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中だ。
ライター・編集歴10年以上。元クレカ加入促進スタッフ。スーパーの店頭やショッピングモールでお声がけしてました。優待や特典情報のリサーチが好き。節約術としてのお得なクレカの選び方、使い方をお伝えします。