JCB GOLD EXTAGEは初年度年会費無料で充実した特典が魅力の20代限定ゴールドカード
ゴールドカードといえばステータス性が高く、豊富な付帯サービスが魅力のクレジットカードです。
興味のある人は多いと思うのですが、年会費が高いというイメージがあり、まだ持っていないという人も多いのではないでしょうか。
そうした人には、ゴールドカード入門として最適なJCB GOLD EXTAGEをおすすめします。
JCB GOLD EXTAGEは初年度年会費無料で持てる、非常にコストパフォーマンスの高いゴールドカードです。
2年目以降の年会費もたったの3,300円(税込)。
本記事では、JCB GOLD EXTAGEの基本スペックやメリット・デメリットを紹介します。
JCB GOLD EXTAGEの基本スペックを徹底解説
- Oki Dokiポイントが入会後3ヵ月間は3倍!入会後4ヵ月目以降は1.5倍!
- ポイント還元率は0.75%〜5.25%(条件あり)
- 空港ラウンジサービス(国内/海外)等、ゴールドサービスが充実!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 3,300円(税込) |
ポイント還元率 | 0.75~10.25%(条件あり) |
発行スピード | 通常1週間程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
年会費が安いゴールドカードといえば、MUFGカード ゴールドや楽天ゴールドカードといった、付帯サービスが少々控えめな格安ゴールドをイメージするかもしれません。
しかしJCB GOLD EXTAGEは、年会費が安くても付帯サービスが充実しているヤングゴールドカードです。
20代の社会人限定という申込条件があるものの、ゴールドカード入門にはうってつけのカードといえるでしょう。
JCB GOLD EXTAGEの申込条件
JCB GOLD EXTAGEは年会費を抑え、JCBが提供するゴールドカードのサービスを若者に体験してもらうために作られたカードです。
そのため、一般的なゴールドカードとは申込条件が少し異なります。
- 20歳以上29歳以下
- 安定した継続収入がある
- 学生は申込不可
つまり20代の社会人であれば誰でも申込可能ということですね。
JCB GOLD EXTAGEの年会費は格安
JCB GOLD EXTAGEの年会費はかなり安いです。
初年度年会費は無料で、2年目以降は3,300円(税込)。
年会費が近いMUFGカード ゴールドや楽天ゴールドカードといった格安ゴールドとよく比較されています。
しかしJCB GOLD EXTAGEはヤングゴールドカードに分類されるカードですので、付帯サービスは格安ゴールドより充実しています。
「ゴールドカードのサービスは体験してみたいけど年会費が…」という人には特におすすめです。
JCB GOLD EXTAGEは空港ラウンジが使える
JCB GOLD EXTAGEには空港ラウンジサービスが付帯しています。
空港ラウンジを利用するメリットは、空港内での長い待ち時間を快適に過ごせる点です。
空港ラウンジにはソファーやWi-Fiが用意されており、無料のドリンクや軽食を楽しむこともできます。
JCB GOLD EXTAGEで利用できるラウンジはJCBゴールドと全く同じです。
国内31ヶ所の主要空港とハワイにあるカードラウンジを何度でも無料で利用することができます。
格安ゴールドにありがちな回数制限はありませんので、空港を多用する人には非常に大きなメリットになるでしょう。
プライオリティパスが必要なラウンジや、JAL・ANAなどの航空会社系のラウンジを使用することはできませんが、必要十分なサービスです。
以下は利用できるカードラウンジの一覧です。
地域 |
空港名 |
ラウンジ名 |
---|---|---|
北海道・東北 |
旭川空港 |
LOUNGE 大雪(TAISETSU) |
新千歳空港 | スーパーラウンジ | |
ロイヤルラウンジ | ||
函館空港 | ビジネスラウンジ A Spring. | |
青森空港 | エアポートラウンジ | |
秋田空港 | ロイヤルスカイ | |
仙台空港 | ビジネスラウンジ EAST SIDE | |
関東 |
成田国際空港 第1ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE(アイ・エー・エス・エス エグゼクティブ ラウンジ)1 |
成田国際空港 第2ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE(アイ・エー・エス・エス エグゼクティブ ラウンジ)2 | |
羽田空港 第1旅客ターミナル | POWER LOUNGE CENTRAL | |
POWER LOUNGE NORTH | ||
POWER LOUNGE SOUTH | ||
羽田空港 第2旅客ターミナル | エアポートラウンジ(南) | |
POWER LOUNGE CENTRAL | ||
POWER LOUNGE NORTH | ||
羽田空港 国際線旅客ターミナル | SKY LOUNGE | |
SKY LOUNGE ANNEX | ||
中部・北陸 | 富士山静岡空港 | YOUR LOUNGE |
中部国際空港セントレア | プレミアムラウンジ セントレア | |
新潟空港 | エアリウムラウンジ | |
富山空港 | ラウンジ らいちょう | |
小松空港 | スカイラウンジ白山 | |
近畿 | 大阪国際空港(伊丹空港) | ラウンジオーサカ |
関西国際空港 | カードメンバーズラウンジ「六甲」「アネックス六甲」「金剛」 | |
カードメンバーズラウンジ「比叡」 | ||
KIX エアポートラウンジ | ||
神戸空港 | ラウンジ神戸 | |
中国・四国 | 岡山空港 | ラウンジ マスカット |
広島空港 | ビジネスラウンジ もみじ | |
米子空港 | ラウンジ DAISEN | |
出雲空港 | 出雲縁結び空港エアポートラウンジ | |
山口宇部空港 | ラウンジ きらら | |
高松空港 | ラウンジ 讃岐 | |
徳島空港 | エアポートラウンジ ヴォルティス | |
松山空港 | ビジネスラウンジ | |
スカイラウンジ | ||
九州・沖縄 |
福岡空港 | くつろぎのラウンジTIME |
ラウンジTIMEインターナショナル | ||
北九州空港 | ラウンジ ひまわり | |
長崎空港 | ビジネスラウンジ アザレア | |
大分空港 | ラウンジ くにさき | |
熊本空港 | ラウンジ「ASO」 | |
鹿児島空港 | スカイラウンジ 菜の花 | |
那覇空港 | ラウンジ華~hana~ | |
海外 |
ダニエル・K・イノウエ国際空港 | IASS HAWAII LOUNGE (アイ・エー・エス・エス ハワイ ラウンジ) |
JCB GOLD EXTAGEは旅行関連の保険も充実している
JCB GOLD EXTAGEは、年会費の割に旅行関連の付帯保険も充実しています。
海外旅行を心置きなく楽しむためにも、いざというときの備えは非常に重要です。
ちょっとしたケガや病気でも、現地の病院を利用した場合、膨大な治療費が請求されます。
思いもよらないトラブルに巻き込まれても、付帯保険があると思えば安心できるのではないでしょうか。
以下はJCB GOLD EXTAGEの海外旅行時の付帯保険の補償額一覧です。
死亡後遺障害 | 最高5,000万円 |
---|---|
傷害治療費用 | 1事故につき200万円限度 |
疾病治療費用 | 1疾病につき200万円限度 |
賠償責任 | 1事故につき3,000万円限度 |
携行品損害 |
・1旅行中50万円限度 ・保険期間中100万円限度 |
救援者費用など | 200万円限度 |
補償対象旅行期間 | 3ヶ月 |
またJCB GOLD EXTAGEには、国内旅行時の傷害保険も付帯しています。
以下は国内旅行時の付帯保険の補償額一覧です。
死亡後遺障害 | 最高5,000万円 |
---|---|
入院日額 |
・5,000円 ・事故日から180日限度 ・8日以上の治療から対象 |
手術 |
・入院日額×倍率)10倍・20倍・40倍) ・1事故につき1回限度 ・8日以上の治療から対象 |
通院日額 |
・2,000円 ・事故日から180日以内90日限度 ・8日以上の治療から対象 |
しかしJCB GOLD EXTAGEの旅行傷害保険には2つの注意点があります。
- JCB GOLD EXTAGEの旅行傷害保険は利用付帯
- JCB GOLD EXTAGEの補償額は十分ではない
JCB GOLD EXTAGEの旅行傷害保険は利用付帯
まず利用付帯について説明します。
利用付帯の保険は、ただJCB GOLD EXTAGEを所有しているだけでは有効になりません。
ツアーの代金や交通費をJCB GOLD EXTAGEで支払った場合のみ保障の対象となります。
利用付帯は一見面倒なシステムに思えるかもしれませんが、保険期間をある程度任意で設定できる点が便利です。
旅行期間が90日以上になる場合、はじめの90日は別のクレジットカードの保険を有効にしておきます。
そして保険期間が切れるときに、現地の公共交通機関の支払いをJCB GOLD EXTAGEで支払えば、その時点から新たに90日間の保険を有効にすることができるのです。
JCB GOLD EXTAGEの補償額は十分ではない
クレジットカードに付帯している保険は便利ですが、十分な補償額があるとはいえません。
特に注目すべきは傷害・疾病治療の補償額と救援者費用です。
AIG損保海外旅行保険が公開している事故例とかかった費用を紹介します。
例えばイタリアで腹膜炎を起こした人は、治療費71万円、救援者費用180万円がかかったそうです。
またカナダで交通事故が原因の骨折をした人は治療費780万円、救援車費用250万円が必要でした。
JCB GOLD EXTAGEの傷害・疾病治療と救援者費用の補償額は、どちらも200万円です。
実際の事例に照らし合わせると、クレジットカードの補償額だけでは心もとない金額といえるでしょう。
不安を感じる人は、保険会社が用意している海外旅行者向けの保険に加入しておいたほうがいいかもしれません。
参考情報として海外旅行保険事故に関する情報を紹介しておきます。
ジェイアイ傷害火災保険株式会社が公開している2017年度の海外旅行保険事故データでは、海外旅行中の事故発生率は3.42%となっています。
事故の内訳のうち、約半数(49.1%)が治療・救援者費用です。
海外でケガや病気をして保険を利用した人は、保険加入者全体の1.6%程度ということになります。
この数値には、「日本なら病院には行かない程度のケガ(病気)だけど保険料の元を取りたいから病院に行った」という人もいますので、実際に緊急性のあるアクシデントに出くわす確率はもっと低いと思われます。
JCB GOLD EXTAGEの家族カードは1名まで年会費無料
JCB GOLD EXTAGEの家族カードは、1名まで年会費無料で発行することができます。
2枚目以降は年会費1,100円(税込)が必要です。
家族カードを発行できるのは、本会員と生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)に限られます。
家族カードのメリットは年会費が無料、もしくは本人カードより安いのに本人カードと同じ保険やサービスが付帯する点です。
家族カード利用分にもポイントが付きますので、効率的にポイントを貯めることができます。
JCB GOLD EXTAGEはETCカードも年会費無料
JCB GOLD EXTAGEならETCカードも年会費無料で発行できます。
発行手数料も無料ですので非常にお得です。
普段は車に乗らなくても、少しサイズの大きなものを買うときや国内旅行でレンタカーを使う機会があるのではないでしょうか。
車と一緒にETCカードを借りることもできますが、車とは別にレンタル料金がかかるケースもあります。
JCB GOLD EXTAGEを発行するときに、ついでにETCカードも発行しておくことをおすすめします。
JCB GOLD EXTAGEはQUICPayに対応
JCB GOLD EXTAGEはQUICPayに対応しています。
QUICPayはポストペイ(後払い)タイプの電子マネーです。
Suicaやnanacoのようなプリペイド型の電子マネーとは違い、残額が足りなくて支払いができないということは起こりません。
1回の支払い上限は2万円までとなっており、発行手数料・年会費は無料です。
また複数の形状があり、好みのタイプのQUICPayを発行することができます。
- 専用カードタイプ
- モバイルタイプ(おサイフケータイ)
- コインタイプ(リストバンドに装着可能)
QUICPayが威力を発揮するのはコンビニやガソリンスタンドです。
財布を出さずにサインなし1秒で決済が完了します。小銭を数える手間は必要ありません。
もしQUICPayを失くしてしまっても、補償があるので安心です。
JCB GOLD EXTAGEはApple PayやGoogle Payに対応
JCB GOLD EXTAGEはApple PayやGoogle Payにも対応しています。
対応しているお店で財布を出さずに決済できますので、非常にスマートです。
QUICPayマークのあるお店やApple Pay、Google Payに対応しているネットショップで気軽に買い物をすることができます。
またスマートフォン上でモバイルSuicaにチャージすることもできますので、券売機に並ぶ煩わしさからも解放されます。
初回更新時にほぼ自動的にJCBゴールドに切り替え
JCB GOLD EXTAGEを継続して利用していれば、入会から5年後の初回更新時にJCBゴールドにほぼ自動的に格上げされます。
毎月の支払いに遅れたり、JCB GOLD EXTAGEをほとんど決済に使用していない場合はグレードアップの対象外となるかもしれません。
JCBゴールドにグレードアップした場合、年会費は11,000円(税込)になってしまいます。
しかし、保険の補償額アップやグルメ優待サービスの付帯など、JCB GOLD EXTAGEを超えるサービスを受けることが可能です。
- Oki Dokiポイントが入会後3ヵ月間は3倍!入会後4ヵ月目以降は1.5倍!
- ポイント還元率は0.75%〜5.25%(条件あり)
- 空港ラウンジサービス(国内/海外)等、ゴールドサービスが充実!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 3,300円(税込) |
ポイント還元率 | 0.75~10.25%(条件あり) |
発行スピード | 通常1週間程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JCB GOLD EXTAGEのポイント制度を解説
JCB GOLD EXTAGEのポイント制度について説明しましょう。
JCB GOLD EXTAGEでは、他のJCBカードと同じくOki Dokiポイントプログラムが提供されています。
買い物をするとOki Dokiポイントが貯まり、いろいろな商品や各種商品券、他社ポイントへの移行、Amazonでの買い物などに利用可能です。
またキャッシュバックで受け取ることもできます。
Oki Dokiポイントの有効期限
Oki Dokiポイントの有効期限は、ポイント獲得月から3年です。
またJCBが企画する各種キャンペーンで獲得できるボーナスポイントの有効期限も3年となっています。
毎月15日の支払日に付与され、当日から利用可能です。
ポイントの交換は失効予定日の当日まで申し込むことができます。
貯めたポイントの確認やポイントの交換は、会員WEBサービスMyJCBから行います。
スマートフォンならMyJCBのアプリから確認することも可能です。
Oki Dokiポイントの基本的な還元率
Oki Dokiポイントの基本的な還元率は0.5%です。
1,000円(税込)あたり1ポイント付与され、1ポイントは5円相当になります。
月ごとの引き落とし合計金額に対し、1,000円につき1ポイントが付与されますので、100円単位の細かい買い物にもポイントが付きます。
少額の決済にも無駄なくポイントが付与される、非常にお得なポイントプログラムです。
またJCB ORIGINAL SERIESパートナーの店舗では、5〜10倍のポイントが付与されます。
さらに海外ダブルポイントというサービスがあり、オンラインショッピングを含むJCB海外加盟店での利用分は自動的にポイント2倍。
条件はMyJチェックに登録しておくだけですので非常にお得です。
JCB GOLD EXTAGEなら入会から一定期間は還元率が大幅アップ
JCB GOLD EXTAGEには、限定のボーナスポイント特典があります。
入会後3カ月間は新規入会ボーナスとしてポイントが3倍。還元率にして1.5%です。
さらに入会後4カ月目から1年間は、EXTAGEボーナスで付与されるポイントが1.5倍になります。還元率にすると0.75%です。
還元率0.5%のJCBゴールドよりお得にOki Dokiポイントを貯めることができます。
しかし他のJCBカードからJCB GOLD EXTAGEに切り替えた場合、新規入会ボーナスの対象外になりますので気をつけてください。
JCB GOLD EXTAGEを持つメリット
JCB GOLD EXTAGEには多数のメリットがあります。
申し込み条件を満たしている人にとっては、JCBゴールドよりも使い勝手のいいカードかもしれません。
以下はJCB GOLD EXTAGEを持つメリットの一覧です。
- ヤングゴールドでは最安クラスの年会費
- 国内外の空港ラウンジが利用可能
- 年会費からは考えられない程充実した手厚い旅行保険
- ショッピングガード保険も付帯
- JCBならではのディズニー関連サービス
- ドクターダイレクト24をはじめとする健康サービス
- JCBのクレヒスが積める
ヤングゴールドでは最安クラスの年会費
現在発行されているヤングゴールドカードは2種類で、JCB GOLD EXTAGEとUCカード ヤングゴールドだけです。
内容に多少の違いはあるものの、どちらも旅行傷害保険や空港ラウンジサービスなど、充実した付帯サービスが利用できます。
UCカード ヤングゴールドは年会費3,300円(税込)ながら、初年度から年会費の支払いが必要です。
また、ポイント還元率に関してもJCB GOLD EXTAGEが最も優れています。
どちらも基本的なポイント還元率は0.5%ですが、JCB GOLD EXTAGEの初年度の還元率は0.75〜1.5%です。
JCB GOLD EXTAGEはUCカード ヤングゴールドと比較するとお得なカードといえるでしょう。
- Oki Dokiポイントが入会後3ヵ月間は3倍!入会後4ヵ月目以降は1.5倍!
- ポイント還元率は0.75%〜5.25%(条件あり)
- 空港ラウンジサービス(国内/海外)等、ゴールドサービスが充実!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 3,300円(税込) |
ポイント還元率 | 0.75~10.25%(条件あり) |
発行スピード | 通常1週間程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
国内外の空港ラウンジが利用可能
JCB GOLD EXTAGEは国内31の主要空港、ハワイの空港ラウンジを無料で利用可能です。
また回数制限もありませんので、頻繁に空港を利用する人にはメリットが大きいです。
同様のサービスを提供しているゴールドカードは、年会費が10,000円ほどかかるものが多いので、JCB GOLD EXTAGEはこの点で優れています。
年会費からは考えられない程充実した手厚い旅行保険
JCB GOLD EXTAGEは旅行傷害保険の内容も非常に充実しています。
通常、クレジットカードの年会費は付帯するサービスの内容に比例するものです。
充実したサービスが売りのクレジットカードの年会費は高額になるということですね。
しかしJCB GOLD EXTAGEの場合、一般的なゴールドカードに準じるレベルの保険サービスが付帯しています。
「まずは若い人にゴールドカードの使い心地を知ってもらいたい」というJCBの意気込みが感じられるようです。
ショッピングガード保険も付帯
JCB GOLD EXTAGEにはショッピングガード保険も付帯しています。
JCB GOLD EXTAGEで支払いをした商品が偶然破損してしまったり盗難や火災にあった場合、最高200万円まで補償してもらえるのです。
補償を受ける条件は、購入日から90日以内であることと、1事故につき自己負担額3,300円(税込)を支払うこと。
携帯電話やスマホが補償の対象外なのは残念ですが、かなり心強い内容の保険です。
JCBならではのディズニー関連サービスも充実
JCBは東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーです。
そのため、JCBにはディズニー関連のサービスがたくさんあります。
当然、JCB GOLD EXTAGEもディズニー関連のサービスが豊富です。
例えばJCBトラベル経由でディズニーホテル、東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルに宿泊するエースJTBのパッケージプランを申込み、JCB GOLD EXTAGEで旅行代金を支払うだけで、通常の10倍のOki Dokiポイントが付与されます。
ディズニーデザインのカード券面を選ぶことも可能です。
また毎年定期的に行われている、JCBマジカルキャンペーンにも応募できます。
対象期間中にキャンペーンの参加登録を行い、JCB GOLD EXTAGEで支払いをするだけで、利用金額50,000円を1口として、抽選で東京ディズニーリゾートのパークチケットなどが当たるのです。
ディズニー好きなら見逃せないキャンペーンと言えます。
ドクターダイレクト24をはじめとする健康サービスも利用可能
JCB GOLD EXTAGEには、各種健康サービスも付帯しています。
ドクターダイレクト24(国内)と健康チェックサービスです。
ドクターダイレクト24(国内)は、無料で医療・健康・介護・育児などに関する相談ができます。
またや医療機関の案内も行なっており、医師や看護師が24時間・年中無休で対応してくれます。
健康チェックサービスは、痰などの検体を郵送するだけで、専門の技師・医師によるアドバイスや病院の紹介が受けられるサービスです。
通常よりも安い優待料金で利用できるので、健康管理に役立つサービスと言えるでしょう。
JCBのクレヒスが積める
また若いうちから、JCBのクレヒスを積めることもメリットの1つです。
JCBは日本で唯一の国際ブランドですので、高い信頼性とステータスがあります。
そのJCBのクレジットカードを使用して優良なクレヒスを積めば、他のクレジットカードやローンなどの金融サービスの審査に通過しやすくなります。
また5年後の更新の際、利用状況に問題がなければほぼ確実にJCBゴールドにアップグレードされる点も見逃せません。
- Oki Dokiポイントが入会後3ヵ月間は3倍!入会後4ヵ月目以降は1.5倍!
- ポイント還元率は0.75%〜5.25%(条件あり)
- 空港ラウンジサービス(国内/海外)等、ゴールドサービスが充実!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 3,300円(税込) |
ポイント還元率 | 0.75~10.25%(条件あり) |
発行スピード | 通常1週間程度 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JCB GOLD EXTAGEのデメリット
JCB GOLD EXTAGEを持つメリットについては理解いただけたと思います。
次はJCB GOLD EXTAGEのデメリットについて紹介しましょう。
非常にスペックの高いJCB GOLD EXTAGEにも、少数ながらデメリットが存在します。
- 解約時に手数料がかかる可能性がある
- JCBゴールドに切り替え後は年会費が高くなる
- JCBゴールド ザ・プレミアやJCBザ・クラスのインビテーションは届かない
解約時に手数料がかかる可能性がある
JCB GOLD EXTAGEを初回更新前に解約した場合、解約手数料がかかります。
手数料は、本会員や家族会員1人あたり2,200円(税込)。
解約手数料がかかるクレジットカードは非常に珍しいです。
解約をしてから「お金がかかるとは思っていなかった」とならないよう注意しましょう。
JCBゴールドに切り替え後は年会費が高くなる
すでに説明した通り、JCB GOLD EXTAGEは入会から5年後にJCBゴールドに自動で切り替わります。
JCBゴールドに切り替わった場合、サービス内容が充実する代わりに、年会費が10,000円に上がりますので注意が必要です。
JCBゴールドカードのサービスに魅力を感じない人にとっては、ただ年会費が高くなるだけといえます。
年会費分の魅力を感じられない場合、解約手数料を支払ってでもJCB GOLD EXTAGEを手放した方が良い場合もあります。
またJCBゴールドに切り替わっても、家族カードやETCカードの年会費は変わりません。
JCBゴールド ザ・プレミアやJCBザ・クラスのインビテーションは届かない
クレジットカードを使い込んでいると、上位カードのインビテーションが届くことがあります。
JCBゴールドを使い、優良なクレヒス(クレジットヒストリー)を積み重ねていると、JCBゴールド ザ・プレミアやJCBザ・クラスのインビテーションが届くことがあるということです。
上位カードやインビテーションの存在は、クレジットカードを育てる醍醐味の1つと言えます。
しかし非常に残念なことですが、JCB GOLD EXTAGEでどれだけクレヒスを積んだとしても、上位カードのインビテーションは届きません。
これはJCBが公式に発表している内容です。
JCBゴールド ザ・プレミアとJCBザ・クラスへのアップグレードのインビテーションは、JCBゴールドを利用している会員が、JCBが定める条件を満たした場合にのみ送付されます。
JCB GOLD EXTAGEでクレヒスを積むことは全くの無駄ではありませんが、なるべく早く上位カードにアップグレードしたいのなら、初めからJCBゴールドでクレヒスを積むべきです。
- ゴールドカードならではの充実した海外旅行傷害保険 最高1億円!(利用付帯)
- 空港ラウンジサービス(国内・海外)等、サービスが充実!
- ワンランク上のゴールドカード「JCBゴールド ザ・プレミア」へご招待のチャンス!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
発行スピード | 1週間 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JCB GOLD EXTAGEの審査基準
JCB GOLD EXTAGEの審査基準について説明します。
JCB GOLD EXTAGEは、少々立ち位置が特殊なクレジットカードです。
サービス内容はゴールドに準じるものなので、JCB一般カードよりは審査は厳しくなります。
しかしJCB GOLD EXTAGEは「ゴールドカードを試して欲しい」というJCBの意向から生まれたカードですので、JCBゴールドよりは多少審査が優しいと予想されます。
学生は対象外
JCB GOLD EXTAGEは学生向けのクレジットカードではありません。
JCB GOLD EXTAGEの申し込みページにも、学生は対象外と記載されています。
これはJCBが公式に発表している審査基準ですので、学生が申し込んでも審査落ちすることは間違いないでしょう。
しかし物事には例外があります。
最近であれば学生でありながら、ソーシャルワーキングという形で仕事を行い、個人事業主としての収入がある人もいるのではないでしょうか。
そうした人は、学生ではなく個人事業主として申し込むことで、JCB GOLD EXTAGEの審査に通過できる可能性があります。
年収や勤務先が重視される
JCB GOLD EXTAGEの審査では年収や勤務先が重視されます。
しかし特別ハードルが高いわけではありません。
一般的なゴールドカードは、年収300万〜500万円程度もあれば審査を通過できます。
JCB GOLD EXTAGEはヤングゴールドカードですので、年収200万〜300万円程度でも審査通過できる可能性が高いです。
年収以外では職業や勤務先も重視されています。
勤務している会社の規模が大きいほど安定した収入があるとみなされますし、勤続年数は長いほど、継続した収入があると判断されます。
JCB GOLD EXTAGEをおすすめできる方
JCB GOLD EXTAGEは非常に魅力的なカードです。
JCB発行のカードの中ではポイント還元率が高めで、ラウンジサービスや付帯保険も充実しています。
そうしたJCB GOLD EXTAGEのメリットを最大限に活かせる方の特徴をまとめてみました。
- 20代でゴールドカードを持ちたい方
- 出張が多い方
- ディズニーが好きな方
20代でゴールドカードを持ちたい人におすすめ
ゴールドカードの審査基準は昔よりも緩くなっていると言われていますが、若くても審査に通過できるゴールドカードは限られています。
しかしJCB GOLD EXTAGEはヤングゴールドカードですので、20代前半でも審査に通過できる可能性が非常に高いです。
最近であれば格安ゴールドカードという選択肢もありますが、実際のサービス内容やステータス性は、一般カードとほとんど変わりません。
その点JCB GOLD EXTAGEは歴としたゴールドカードです。
サービス内容とステータス性が高いので、早くゴールドカードを持ちたい人にはうってつけのカードと言えます。
出張が多い人におすすめ
JCB GOLD EXTAGEは出張が多い人にもおすすめです。
還元率が高いJCB GOLD EXTAGEで出張費用を支払えば効率よくポイントを貯めることができます。
飛行機を使う出張が多い人なら、そのメリットはより大きいです。
JCB GOLD EXTAGEを提示するだけで、国内の主要な空港のカードラウンジを無料で何回でも利用できます。
また旅行障害保険の内容も充実していますので、出張先で事故に遭ってしまったときにも安心です。
ディズニーが好きな人におすすめ
JCB GOLD EXTAGEはディズニーが好きな人にもおすすめです。
ディズニーデザインの券面が選べるだけでなく、JCBマジカルキャンペーンをはじめとするディズニー関連のキャンペーンが豊富に開催されています。
Oki Dokiポイントを東京ディズニーリゾート・パークチケットと交換することも可能です。
JCB GOLD EXTAGEがあれば、より一層ディズニーの世界を楽しむことができるでしょう。
JCBゴールドとの違い
JCB GOLD EXTAGEはヤングゴールドカードです。
そのため、JCBゴールドと比較すると付帯サービスがダウングレードしています。
JCB GOLD EXTAGEは、JCBゴールドのサービスを厳選することで、使い勝手を大きく変えずに年会費を抑えたカードということですね。
ここではJCB GOLD EXTAGEとJCBゴールドとの違いについて説明します。
- ゴールドカードならではの充実した海外旅行傷害保険 最高1億円!(利用付帯)
- 空港ラウンジサービス(国内・海外)等、サービスが充実!
- ワンランク上のゴールドカード「JCBゴールド ザ・プレミア」へご招待のチャンス!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
発行スピード | 1週間 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
旅行傷害保険の内容はJCBゴールドよりダウングレードしている
JCB GOLD EXTAGEの旅行傷害保険の内容はJCBゴールドに劣ります。
以下はJCB GOLD EXTAGEとJCBゴールドの保険内容を比較した表です。
カード名 | JCB GOLD EXTAGE | JCBゴールド |
死亡後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高1億円 |
傷害治療費用 | 1事故につき200万円限度 | 1事故につき300万円限度 |
疾病治療費用 | 1疾病につき200万円限度 | 1疾病につき200万円限度 |
賠償責任 | 1事故につき3,000万円限度 | 1事故につき1億円限度 |
携行品損害 |
・1旅行中50万円限度 ・保険期間中100万円限度 |
・1旅行中50万円限度 ・保険期間中100万円限度 |
救援者費用 | 200万円限度 | 400万円限度 |
補償対象旅行期間 | 3ヶ月 | 3ヶ月 |
カード名 |
JCB GOLD EXTAGE | JCBゴールド |
死亡後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 |
入院日額 |
・5,000円 ・事故日から180日限度 ・8日以上の治療から対象 |
・5,000円 ・事故日から180日限度 ・8日以上の治療から対象 |
手術 |
・入院日額×倍率(10倍・20倍・40倍) ・1事故につき1回限度 ・8日以上の治療から対象 |
・入院日額×倍率(10倍・20倍・40倍) ・1事故につき1回限度 ・8日以上の治療から対象 |
通院日額 |
・2,000円 ・事故日から180日以内90日限度 ・8日以上の治療から対象 |
・2,000円 ・事故日から180日以内90日限度 ・8日以上の治療から対象 |
海外、国内共に死亡後傷害に対する補償や傷害・疾病治療の金額に大きな差があることがわかるのではないでしょうか。
またJCB GOLD EXTAGEでは旅行傷害保険は利用付帯でしたが、JCBゴールドなら自動付帯となり、JCBゴールドで旅行の費用を決済しなくても保険が有効になります。
自動付帯の場合は補償金額が減額されてしまいますが、JCBゴールドを保有しているだけで保険をかけられるのは非常に心強いです。
さらにJCBゴールドには家族特約も付帯しています。
家族特約の対象者になるのは、カード会員本人と生計を共にする19歳未満のお子様です。
配偶者や親は家族特約の対象外となりますが、家族全員分の家族カードを発行することで解決します。
家族特約で受けられる補償金額は、カード会員本人が受けられる補償金額には及びません。
死亡後遺障害で最大1,000万円、傷害・疾病治療で最大200万円といった具合に、補償額が減額されています。
ショッピングガードもJCBゴールドよりダウングレードしている
JCB GOLD EXTAGEは、ショッピングガード保険の内容もJCBゴールドより劣ります。
購入日から90日間の補償という点は同じです。
しかし、JCBゴールドのショッピングガード保険なら、年間最大500万円までカバーしてくれます。
自己負担額は3,300円(税込)の据え置きです。
JCB GOLD EXTAGEには航空機遅延保険はつかない
JCB GOLD EXTAGEとは違い、JCBゴールドには航空機遅延保険が自動付帯しています。
航空機遅延保険は飛行機の出発が遅れたときの損害を負担してくれる保険です。
4時間を超える遅延が発生したり、飛行機が欠航した場合、到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合など、様々なシーンで発生した損害をカバーしてくれます。
補償内容 |
保険金額 |
支払い条件 |
---|---|---|
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代) | 2万円限度 | 遅延した航空便の実際の到着時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合 |
出航遅延費用等保険金(食事代) | 2万円限度 | 出航予定時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合 |
寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等) | 2万円限度 | 到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合で、到着後48時間以内に購入した場合 |
寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等) | 4万円限度 | 到着後48時間以内に手荷物が届かなかった場合を紛失とみなし、到着後96時間以内に購入した場合 |
利用できるサービスがゴールドより少ない
JCBゴールドにはあって、JCB GOLD EXTAGEにはないサービスは他にもあります。
以下はJCB GOLD EXTAGEでは提供されていない各種サービスの一覧です。
サービス名 | サービス・優待内容 |
---|---|
グルメ優待 | 全国250店舗で飲食代金、コース代金をJCBゴールドで支払うと20%OFF |
ゴルフサービス | 全国1,200ヶ所のゴルフ場でのプレー予約、ゴルフイベントの参加が可能 |
チケットサービス | 各種有名劇団の公演の先行予約・良席確保の特典はプレミアムカードのみ |
ゴールドフラワーサービス | 通常の5%OFFで指定した宛先にお花を届けてもらえるサービス |
人間ドックサービス | 指定の医療機関で人間ドックを優待料金で受信可能 |
JCB暮らしのお金相談ダイヤル | 専門のスタッフに無料で税務・年金・資産運用の相談ができるサービス |
海外ホテルオンライン予約でポイント12倍 | アップルワールド・JHCでの海外良好商品の予約でポイント12倍付与 |
JCBオリジナルガイドブック京爛漫 | 京都の旅館、飲食店、タクシー料金などの各種優待 |
会報誌 JCB THE PREMIUM | 毎月1回JCBオリジナルの会報誌を受け取れるサービス |
上位カードへのインビテーションやより充実した付帯サービスを求めるならJCBゴールド
JCBゴールドには、JCB GOLD EXTAGE以上に充実したベネフィットが用意されています。
これらのサービスを必要とするなら、JCB GOLD EXTAGEではなく、JCBゴールドを保有すべきです。
またJCBゴールド ザ・プレミアやJCBザ・クラスへのアップグレードを狙っている人にもJCBゴールドをおすすめします。
JCB GOLD EXTAGEを利用していても、JCBカードのインビテーションの対象にはならないからです。
- ゴールドカードならではの充実した海外旅行傷害保険 最高1億円!(利用付帯)
- 空港ラウンジサービス(国内・海外)等、サービスが充実!
- ワンランク上のゴールドカード「JCBゴールド ザ・プレミア」へご招待のチャンス!
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
発行スピード | 1週間 |
国際ブランド |
|
電子マネー |
|
- 付帯サービス
JCB GOLD EXTAGEのまとめ
JCB GOLD EXTAGEは非常に使い勝手のいい入門用ゴールドカードです。
JCBゴールドよりも年会費が安いだけでなく、実際に役立つ厳選されたサービスが付帯しています。
またポイント還元率では、JCBゴールドを上回っているので、お得にお買い物をしたい人にもおすすめです。
またJCB GOLD EXTAGEを5年間利用するだけで、ほぼ確実にJCBゴールドに移行できる点も嬉しいポイント。
多少の時間はかかりますが、JCBゴールドの厳しい審査を受けることなく、JCBゴールド ザ・プレミアやJCBザ・クラスへのアップグレードを狙うこともできるでしょう。
ゴールドほどの付帯サービスは不要。でも一般カードでは満足できないという人にはうってつけの1枚です。
お得情報が大好き! 5の付く日にはyjカードでヤフーショッピング。もちろんヤフープレミアム会員!電子決済はキャンペーンに釣られPayPay・LINE Payに登録。 動画配信サービス系のライター・編集を経て現在はマネ会にてクレジットカードの記事を担当。 休日は日の当たる公園のベンチで読書か、美味しい中華屋のある街を散歩。焼酎は「麦」ウイスキーは「スコッチ」野球漫画は「キャプテン」と「タッチ」が好き。