
インビテーション制JCBカード完全ガイド!ブラックカードの招待条件やおすすめカードも徹底解説
みなさんは、ブラックカードやプラチナカードといったハイステータスカードの入手方法をご存知でしょうか?
一度調べたことがある方はご存知かと思いますが、公式サイトを覗いても、申し込みボタンが見当たりません。
実は、ハイステータスカードを入手するには、一般申し込みではなく、インビテーションというクレジットカード会社からの招待状が必要となります。
そこで今回は、日本で人気の国際ブランドJCBにスポットを当てて、インビテーションで入手できるおすすめのクレジットカードをご紹介します。
![]() JCBカード S
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![]() JCBゴールド
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年会費 |
無料
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初年度 : 無料
次年度 : 11,000円(税込)
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ポイント還元率 | 0.5 〜 10% | 0.5 〜 10% |
発行期間 | モバ即入会で最短5分(※) | 通常1週間程度 |
インビテーションとは?
インビテーションとは、クレジットカード会社から届く、カードのランクアップを促す招待状です。
インビテーション自体は、郵送されてくる場合もあれば、Eメールなどで届くこともあります。
誰でも受けられるということではなく、クレジットカード会社が優良顧客と認めた場合のみに招待されます。
インビテーションを受ける為の条件
インビテーションを受ける条件は、多くのクレジットカード会社が公表していません(一部例外有り)。
そのため、確実な方法というものはありませんが、一般的にはしっかりとした利用実績を積むこと、支払い遅延や延滞をしないことの、2つの条件が重要視されています。
インビテーションでのみ入手可能!おすすめJCBカード
JCBゴールド ザ・プレミア

JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールドカードからのインビテーションでランクアップできるクレジットカードです。
正しくは、JCBゴールドカードのオプションサービスという位置付けです。
年会費は、JCBゴールドカードの基本年会費11,000円(税込)に、JCBゴールド ザ・プレミアの追加サービス年会費5500円(税込)が加わり、合計16,500円(税込)となります。
JCBゴールドカード独自の優待特典をそのままに、海外ラウンジサービスのプライオリティパスや、日本の厳選されたホテル、旅館に宿泊できるJCBプレミアムステイプランなどのサービスが新たに利用できます。
JCBゴールド・ザ・プレミアの基本スペック
年会費(初年度) | 年会費(翌年度) | ポイントプログラム名 |
---|---|---|
16,500円(税込) | 16,500円(税込) | Oki Dokiポイント |
基本のポイント還元率 | 付帯保険の最高補償額 | コンシェルジュサービス |
0.5% | 海外・1億円/国内・5,000万円 | × |
JCBゴールド ザ・プレミアのインビテーション条件
JCBゴールド ザ・プレミアは、ハイステータスカードの中では珍しく、インビテーションを受ける条件が公表されています。
下記2つの条件を満たしている場合、毎年2月末にJCBゴールド ザ・プレミアの招待メールが届きます。
積極的にインビテーションを狙うことができるのでおすすめです。
- JCBゴールドカードで2年連続100万円以上のショッピング利用があること
- MyJCBにアドレスを登録していること
招待メールから申込みを済ませれば、約2~3週間ほどで自宅までJCBゴールド ザ・プレミアカードが届くでしょう。
なお、申込みには期限が設定されており、毎年大体メール到着後から約1ヶ月と1週間程度と長くはありません。うっかり申込みタイミングを逃さないように気をつけてください。
JCBゴールド ザ・プレミアカードを狙っている方は、まずはJCBゴールドカードに申し込み、利用実績を積み重ねましょう。
- 総合評価
- 口コミ件数 : 11件

- ゴールドカードならではの充実した海外旅行傷害保険 最高1億円!(利用付帯)
- 空港ラウンジサービス(国内・海外)等、サービスが充実!
- ワンランク上のゴールドカード「JCBゴールド ザ・プレミア」へご招待のチャンス!
JCBザ・クラス

JCBザ・クラスは、JCBの発行しているクレジットカードの、最上位ランクに当たるブラックカードです。
こちらもインビテーションのみで入手可能ですが、インビテーション条件は公表されておらず、入手難易度はかなり高いです。
基本的な情報は未公開となっていますが、年会費は55,000円(税込)です。
また、JCBザ・クラスへ入会すると、レストランやホテルの予約、航空券やアクティビティチケットの手配などを依頼できる「ザ・クラス・コンシェルジュデスク」や、厳選されたレストランコースメニュー1名分が無料となる「グルメ・ベネフィット」といったサービスが利用できます。
その他にも、JCBで用意されている最高ランクの優待サービスや、付帯保険が利用できるようなので、まさに特別な1枚といえます。
インビテーション条件
JCBザ・クラスのインビテーション条件は公表されていません。
なので、考えられる方法として、まずは一般申し込み可能なJCBゴールドを入手し、そこからJCBゴールド・ザ・プレミアムへランクアップ、さらにクリーンな継続利用を続け、インビテーションを受けるという流れが最も有力だといえます。
JCBザ・クラスの基本スペック
年会費(初年度) | 年会費(翌年度) | ポイントプログラム名 |
---|---|---|
55,000円(税込) | 55,000円(税込) | - |
基本のポイント還元率 | 付帯保険の最高補償額 | コンシェルジュサービス |
- | - | 〇 |
利用実績を積むのにおすすめのJCBカード
JCBカード S
- 総合評価
- 口コミ件数 : 件

- 年会費永年無料
- 国内外で使える!充実の割引・サービス
- パートナー店で利用するとポイント最大20倍アップ
JCB CARD Sは、便利でお得な特典が揃ったクレジットカードです。
最大の特徴は、最短5分で申し込みから利用開始まで可能な「モバ即」に対応している点です。
モバ即とは「モバイル即時入会サービス」の略で、申込みから審査完了まで最短5分ほどで手続きが完了します。
審査を通過すれば、プラスチックカードが届く前でも「MyJCB」アプリでカード番号やセキュリティコードを確認でき、Amazon.co.jpをはじめとしたオンラインショップで即座に利用できます。
急な買い物やオンライン決済が必要なときでもすぐ対応できるのは大きなメリットです。
さらに、JCB CARD Sは年会費が永年無料という点でも魅力的です。
これまで年会費永年無料のJCBカードといえば「JCBカードW」だけでしたが、新たに「JCB CARD S」も加わりました。
家族カードも無料で発行できるため、配偶者と一緒に使えばポイントを効率的に貯められます。
JCBゴールドカード
- 総合評価
- 口コミ件数 : 11件

- ゴールドカードならではの充実した海外旅行傷害保険 最高1億円!(利用付帯)
- 空港ラウンジサービス(国内・海外)等、サービスが充実!
- ワンランク上のゴールドカード「JCBゴールド ザ・プレミア」へご招待のチャンス!
JCBゴールドカードは、JCBの発行するゴールドランクのクレジットカードで、一般申し込みで入手することが可能です。
こちらも、インターネット入会で初年度年会費が無料になりますが、翌年度以降は、11,000円(税込)の年会費が発生します。
基本のポイント還元率などは、JCBカード Sと比べても特に変化はありませんが、グルメやトラベル、空港ラウンジサービスなどの優待特典を盛り込んだ「GOLD Basic Service」が利用できます。
また、JCBゴールドザ・プレミアへのランクアップに必須となる1枚なので、ぜひチャレンジしましょう。
インビテーションの注意点

JCBのインビテーションを狙うならJCBカードの支払遅延・延滞は厳禁!
インビテーションを希望する上で、最も注意しなければいけないのが、カード利用代金支払いの遅延や延滞です。
クレジットカード会社は、カード会員の年収もそうですが、それ以上に支払い能力を重要視する傾向があります。
いくら高所得者であっても、過去に支払い遅延や延滞などの記録がある場合は、信用度の低い方だと判断されてしまいます。
もちろん、そうなってしまうと返済されないリスクが発生するので、自然とインビテーションの基準からも除外されるでしょう。
JCBのインビテーションまとめ
クレジットカード会社に優良顧客と認められることで、ランクアップのインビテーションが届くことがあります。
JCBカードにはインビテーション制のカードが2枚あります。
1枚めは、JCBゴールド ザ・プレミアでJCBゴールドを2年連続で年間100万円以上利用することで、インビテーションが届きます。
2枚めはJCBザ・クラスで、こちらはインビテーションの条件は非公開となっていますが、最上位カードとなるため、JCBゴールド ザ・プレミアよりも高い条件を満たさないとインビテーションはこないと考えられます。
いずれにせよ、支払い遅延や延滞のないクリーンな継続利用を心がけることがインビテーションを貰えるコツとなります。
クレジットカードのインビテーションは、カード会社に優良顧客と認められた証です。
また、インビテーションでランクアップできるクレジットカードは、いずれも魅力的なものばかりなので、積極的にチャレンジしましょう。

2008年青山学院大学国際政治経済学部卒。在学時にファイナンシャル・プランナー(FP)の資格を取得。 2012年に株式会社サイバーエージェントに入社し、Ameba事業部にて編集に従事。 2018年8月にCyberOwlへ異動し、マネ会の編集長就任。FPの知識を活かして、クレジットカード、カードローン、キャッシュレスの記事作成に携わる。難しいことをわかりやすく伝えるがモットー。 ラグジュアリーカード<Titanium Card>とセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードをメインに、アメックスゴールドやJCBゴールド、楽天カードなど10枚以上のクレジットカードを保有。