プロミスと「三井住友銀行 カードローン」の関係性は?審査や金利の違いを徹底比較
大手消費者金融のプロミスと、大手銀行カードローンの「三井住友銀行 カードローン」。どちらも知名度の高いカードローンなので、お金を借りたいときの選択肢になるのではないでしょうか?
並べて語られることも多い、この2つのカードローン。どうやら、グループ会社や保証会社として、なんらかの関係性があるようです。
そこで、この記事ではプロミスと「三井住友銀行 カードローン」について、関係性や違いを詳しく解説します。「どっちで借りたらよい?」と悩んでいる方も、ぜひこの記事を参考に比較検討してみてくださいね。
- 審査が最短3分で、融資までのスピードも早い!
- 初回の方なら最大30日間利息が0円
- 電話の在籍確認、郵送物は原則なし
- 実質年率
- 年4.50〜17.80%
- 借入限度額
- 1万円〜500万円
- 審査時間
- 最短3分
- 融資時間
- 最短3分
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円まで原則不要
プロミスは「三井住友銀行 カードローン」の保証会社ってホント?
プロミスのカードローンを展開してる会社は、正式な社名を「SMBCコンシューマーファイナンス」と言います。
三井住友銀行のカードローンとプロミスは、なにかと関係が深いようです。銀行カードローンと消費者金融が事業で関わるとすれば、考えられるのは消費者金融が銀行カードローンの保証会社を務めていることです。
それでは、三井住友銀行のカードローンの保証会社はプロミスなのでしょうか?
厳密には、プロミスは正式な社名ではなく、カードローン商品の名称です。SMBCコンシューマーファイナンスが、プロミスを展開している会社の正式な社名となります。
そのため、もしも保証会社になるとすれば、「プロミスが保証会社になる」のではなく、「SMBCコンシューマーファイナンスが保証会社になる」ということになります。
それでは、SMBCコンシューマーファイナンスと三井住友銀行の関係性や、SMBCコンシューマーファイナンスは保証会社を務めているのかという点について、詳しく説明していきましょう。
SMBCコンシューマーファイナンスと三井住友銀行は同じ金融グループ
プロミスを展開しているSMBCコンシューマーファイナンスと、「三井住友銀行 カードローン」を展開している三井住友銀行は、どちらも同じ金融グループに属しています。
SMBCコンシューマーファイナンスと三井住友銀行が同じ金融グループに属しているため、プロミスと「三井住友銀行 カードローン」サービスの連携によって、独自のメリットがもたらされている部分もあります。
どのようなメリットがあるかについては、次の章で詳しく説明します。
同じ金融グループならではのメリットは?
プロミスと「三井住友銀行 カードローン」を展開しているSMBCコンシューマーファイナンスと三井住友銀行は、同じグループに属しています。
その影響から、プロミスと「三井住友銀行 カードローン」のサービスは、下記のような点で連携しています。
- プロミスのローンカードを三井住友銀行の契約機で受け取ることができる
- プロミスの提携ATMとして三井住友銀行ATMを手数料無料で利用できる
三井住友銀行を普段から利用している人であれば、プロミスと三井住友銀行のカードローン、どちらも利便性高く利用できることでしょう。
プロミスは「三井住友銀行 カードローン」の保証会社を務める
SMBCコンシューマーファイナンスは、「三井住友銀行 カードローン」の保証会社を務めています。つまり、プロミスを展開している会社が、三井住友銀行のカードローンの保証会社でもあるということです。
銀行カードローンには、保証会社がついていることが多いです。保証会社は、大きく分けて保証業務と審査業務の2つを担当しています。
保証業務では、利用者の返済が滞ったときに、保証会社がお金を立て替えて銀行側に返済(=代位弁済)します。審査業務では、保証会社が申込者の審査をおこないます。
保証会社は、利用者が返済不能になって代位弁済が必要な事態にならないように、きちんと返済できる人かどうかを審査しているのですね。
まとめると、「三井住友銀行 カードローン」では、プロミスを展開しているSMBCコンシューマーファイナンスも審査に携わっているということです。
プロミスと「三井住友銀行 カードローン」の金利や限度額、審査難易度を比較してみた
まずは、プロミスと「三井住友銀行 カードローン」の商品概要を比較してみました。
カードローン | プロミス |
三井住友銀行のカードローン |
金利(年率) | 4.5%~17.8% | 1.5%~14.5% |
融資限度額 | 500万円 | 800万円 |
借入方法 | ATM、振込、店頭窓口 | ATM、SMBCダイレクト、自動融資 |
返済方法 | ATM、自動引き落とし、マルチメディア端末、インターネット返済、店頭窓口 | ATM、自動引き落とし、振込 |
上限金利は、プロミスの17.8%(年)に対して、三井住友銀行のカードローンの14.5%(年)のほうが魅力的でしょうか。融資限度額も、三井住友銀行のカードローンのほうが最大800万円と大きくなっています。
返済方法は、プロミスのほうが多くなっていますね。コンビニのマルチメディア端末などで便利に返済したいなら、プロミスのほうが利便性が高いのではないでしょうか。
プロミスの金利について、下記の記事で詳しく解説しています。
プロミスと「三井住友銀行 カードローン」の審査、どっちが速い?どっちが厳しい?
プロミスは、「三井住友銀行 カードローン」に比べて審査スピードが速いという特徴を持っています。審査時間は最短30分で、即日融資も可能です。
「三井住友銀行 カードローン」では、審査結果が出るのは最短でも申込日の翌営業日以降なので、即日融資を受けることはできません。
それでは、審査難易度はどうでしょうか?
一般的に、消費者金融のほうが銀行カードローンよりも審査がゆるい傾向にあるといわれています。そのため、「三井住友銀行 カードローン」の審査は、プロミスの審査より厳しい可能性があります。
- 審査が最短3分で、融資までのスピードも早い!
- 初回の方なら最大30日間利息が0円
- 電話の在籍確認、郵送物は原則なし
- 実質年率
- 年4.50〜17.80%
- 借入限度額
- 1万円〜500万円
- 審査時間
- 最短3分
- 融資時間
- 最短3分
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円まで原則不要
プロミスと「三井住友銀行 カードローン」、どっちがおすすめ?
プロミスと「三井住友銀行 カードローン」では、それぞれに良さを持っており、どちらがおすすめかはケースバイケースで考える必要があります。それぞれのメリットと自身のニーズに合わせて選ぶようにしたほうがよいでしょう。
この章では、プロミスがおすすめなケースと、「三井住友銀行 カードローン」がおすすめなケースについて、それぞれ見ていくことにします。
プロミスがおすすめなケース
プロミスがおすすめなケースは、下記のとおりです。
- 急いでお金を借りたい
- 無利息サービスを利用したい
- スマホATM取引やインターネット振込などの借入方法の多様さに魅力を感じる
- 返済方法の多様さに魅力を感じる
①急いでお金を借りたい
プロミスの魅力の1つは、審査スピードが早いことです。
即日融資も可能なので、すぐに手元にお金が必要な人にはおすすめできます。「三井住友銀行 カードローン」では即日融資を受けられないのに、急ぎの人はプロミスを選ぶとよいでしょう。
なお、プロミスの即日融資については、以下の記事に詳しく記載されています。
②無利息サービスを利用したい
プロミスの無利息サービスは、初回借入日の翌日から30日間です。
三井住友銀行のカードローンには、無利息サービスはありません。一定期間は利息0円で利用できるので、短期返済すれば三井住友銀行のカードローンよりもお得に利用することもできますよ。
なお、プロミスの無利息サービスについては、以下の記事に詳しく記載されているので、ご覧ください。
③スマホATM取引やインターネット振込などの借入方法の多様さに魅力を感じる
プロミスでは、セブン銀行ATM(セブンイレブンなどに設置)を利用して、スマホATM取引をすることができます。また、金融機関によっては、24時間365日最短10秒でのインターネット振込(振込キャッシング)を利用できます。
このように借入方法が多様な点に魅力を感じる人には、プロミスはおすすめのカードローンです。
なお、プロミスの借り方については、以下の記事に詳しく記載されているので、ご覧ください。
④返済方法の多様さに魅力を感じる
プロミスの返済方法は、ATM、自動引き落とし、マルチメディア端末、インターネット返済、店頭窓口の5種類。いろいろな方法で返済できる点がうれしいですね。
「三井住友銀行 カードローン」よりも返済方法の種類が多いので、例えば「コンビニのマルチメディア端末で返済したい」という方にはプロミスのほうがおすすめです。
なお、プロミスの返済方法については、以下の記事で詳しく説明しています。
- 審査が最短3分で、融資までのスピードも早い!
- 初回の方なら最大30日間利息が0円
- 電話の在籍確認、郵送物は原則なし
- 実質年率
- 年4.50〜17.80%
- 借入限度額
- 1万円〜500万円
- 審査時間
- 最短3分
- 融資時間
- 最短3分
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円まで原則不要
「三井住友銀行 カードローン」がおすすめなケース
三井住友銀行のカードローンがおすすめなケースは、下記のとおりです。
- 「三井住友銀行 カードローン」の金利に魅力を感じる
- 即日融資ができなくても問題がない
- 三井住友銀行の住宅ローンを利用しており、金利優遇を受けられる可能性がある
①「三井住友銀行 カードローン」の金利に魅力を感じる
「三井住友銀行 カードローン」は、プロミスよりも上限金利が3.3%(年)低くなっています。返済期間が長期化しそうな人であれば、この金利差で「三井住友銀行 カードローン」を魅力的に感じるかもしれません。
借りるお金の金額が高いほど、金利差がもたらす利息額の差も大きくなります。大型融資を受けたい人、返済期間が長くなりそうな人には、プロミスよりも「三井住友銀行 カードローン」がおすすめです。
②即日融資ができなくても問題がない
「三井住友銀行 カードローン」は、プロミスに比べて審査時間が長い傾向にあります。審査結果は最短でも翌営業日までわからないので、即日融資を受けることはできません。
急ぎでお金が必要な場合には向いていないといえるでしょう。そのため、「時間には余裕があるから即日融資できなくても大丈夫」という方は、「三井住友銀行 カードローン」を検討してみるとよいでしょう。
③三井住友銀行の住宅ローンを利用しており、金利優遇を受けられる可能性がある
「三井住友銀行 カードローン」の新規申込時や契約極度額変更の申込時に、対象となる三井住友銀行の住宅ローンを利用しており、なおかつ返済に遅延がない方は、金利を引き下げてもらえることがあります。
ただし、三井住友銀行で申し込める住宅ローンすべてが、「三井住友銀行 カードローン」の金利引き下げに影響を与えるわけではありません。利用中の住宅ローンが金利引き下げの対象であるか、新規申込時や増額申請時に確認しておきましょう。
プロミスと「三井住友銀行 カードローン」を併用することはできる?
プロミスと「三井住友銀行 カードローン」の両方の審査に通れば、2つのカードローンを併用することが可能です。
ただし、借入先が多くなると、返済管理が大変になったり、借入件数を理由に他社のローンやクレジットカードの審査で不利になったりすることがあります。
審査ではかならず信用情報が照会されますが、それを見れば他社借入件数・金額がどれだけあるかはすぐにわかってしまうのです。
自分のニーズに合わせて、どちらかを選んで利用するほうが賢明でしょう。
プロミスと「三井住友銀行 カードローン」に関するQ&A
プロミスと三井住友銀行のカードローンについて、さらに詳しい内容をQ&A形式でご紹介します。
- プロミスが保証会社だから、三井住友銀行のカードローンは総量規制の対象?
- 三井住友銀行のカードローンの審査に落ちたら、プロミスの審査にも落ちる?
保証会社が貸金業者だから、三井住友銀行のカードローンは総量規制の対象?
たしかに、SMBCコンシューマーファイナンスは貸金業者なので、プロミスのカードローンは総量規制の対象になります。
しかし、三井住友銀行のカードローンにおいては、SMBCコンシューマーファイナンスの立場は保証会社です。保証会社としての業務では、総量規制の影響を受けることはありません。
そのため、三井住友銀行のカードローンは、貸金業者が保証会社でも、総量規制の対象外となります。ただし、だからといって年収の1/3を超えてお金を借りられるとは限らず、総量規制に準じた自主規制をおこなっている銀行カードローンもあるので注意しましょう。
三井住友銀行のカードローンの審査に落ちたら、プロミスの審査にも落ちる?
どちらかの審査に落ちたからといって、どちらかの審査に「通る/落ちる」と言い切ることはできません。
プロミスと三井住友銀行のカードローンは、それぞれに審査基準が異なります。同じ金融グループに属しているからといって、審査結果も同じになるわけではありません。
プロミスと「三井住友銀行 カードローン」の比較まとめ
プロミスを展開しているSMBCコンシューマーファイナンスと、「三井住友銀行 カードローン」を展開している三井住友銀行は、どちらも同じグループに属しています。
プロミスと「三井住友銀行 カードローン」は、金利や限度額、審査スピードや審査難易度など、それぞれに異なる特徴を持っています。両者のメリットを観察して、自分に合ったほうのカードローンを選べるとよいですね。
長く1部上場の消費者金融で経営企画課長をして、カードローン事業にかかわってきました。経営計画の担当が中心でしたが、カードローンのスコアリングシステムなどを担当するリスク管理や審査、回収などをおこなう集中センターの構築にも携わった経験があり、比較的カードローンに関しては詳しいと自負しております。また、子会社のクレジットカード会社に行っていたことがあり、カード事業の方面もいろいろ情報を提供できるかと思います。宜しくお願い致します。