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プロミスの限度額の決まり方を解説!増額審査に通過するための3つのコツも紹介

プロミスの限度額の決まり方を解説!増額審査に通過するための3つのコツも紹介

プロミスでは、申込者の年収・職業・他社からの借入額などを総合的に鑑みて、審査で利用限度額を決定します。

また、契約したあとに利用枠を増額する場合には、改めて審査が必要です。増額審査では申込者の年収や現在の借入額を含め、利用実績なども大切になってきます。

本記事では、プロミスでの限度額の決まり方と、利用枠を引き上げたいときの審査のコツを解説していきます。

プロミスの限度額は審査で決まる!初回に借入れできる金額はいくら?

プロミスの限度額は、審査によって決定されます。限度額内であれば、何度でも借入れ・返済を繰り返すことが可能です。

プロミスに申込むと、年収や信用情報、他社借入件数・金額などがチェックされ、申込者の返済能力が審査されます。つまり、「どれだけの金額を返済できる方なのか」という点が審査されているということです。

審査結果として、「これだけの金額なら融資しても返済できるだろう」と推定された金額が利用限度額として設定されます。

(20代 / 女性 / フリーター / 年収200万円未満 / 借入金額10〜50万円未満)

審査結果によっては融資が出来ない場合があることや、希望借入額が変更になる場合があるといった注意事項等の説明もありました。

上記の口コミの方は、希望借入額がかならず融資されるわけではない旨を担当者から説明されたそうです。

つまり、審査結果によっては、希望の借入額よりも低い金額が設定されることもあります。

借入れできる金額は年収の1/3まで

プロミスの審査は、総量規制の影響を受けます。

総量規制とは、貸金業者による貸付を原則として利用者の年収の1/3までとする規制のことです。そのため、プロミスのカードローンで年収の1/3を超える利用限度額が設定されることはありません。

また、ほかの貸金業者で借入れがある方は、その金額とプロミスでの借入れが年収の1/3を超えることはありません。

なぜなら総量規制は、プロミス単体からの貸付金額ではなく、貸金業者からの貸付金額の合計を規制するものだからです。

クレジットカードの分割払いや携帯電話の割賦販売は総量規制の対象になる?

他社で借入れはなくても、「クレジットカードのショッピング機能で分割払いを利用している」、「携帯電話の割賦販売で機種代金を分割払いしている」といった方もいらっしゃることでしょう。

これらの分割払いの金額は、総量規制の対象となるのでしょうか?

この疑問には、「割賦販売は総量規制の対象にならない」と回答することができます。なぜなら、割賦販売には貸金業法ではなく割賦販売法が適用されるからです。

そのため、総量規制の影響を受けるのは貸金業者からの借入れのみで、クレジットカードのショッピング機能や携帯電話の割賦販売での分割払いは対象外となります。

専門家からのコメント

松浦 絢子
弁護士
松浦 絢子

総量規制は、かつて多重債務が社会問題となった時代に借りすぎを防ぐために貸金業法に規定されました。そのため、総量規制の対象となるのは貸金業法の適用対象となる取引に限られます。

具体的には、消費者金融からの借入れやクレジットカードのキャッシング利用です。

反対に、クレジットカードのショッピング枠の利用や銀行からの借入れ、住宅ローンなどは総量規制における借入残高に含まれません。

ただし、総量規制の対象外となる借入れの額が大きい場合には審査で考慮される可能性はあります。

初回に借入れできる金額は少なめに設定されやすい

初めてプロミスに申込むときには、低めの限度額が設定されることが多いです。

なぜなら、返済実績がないので「きちんと返済してくれる方だ」という信用が浅く、初回から大きな限度額を設定すると貸し倒れてしまう可能性が高まるからです。

プロミスに申込んだあと、継続的に利用を続けて信用が高まれば、限度額を引上げられることもあります。初回は低めの限度額が設定されやすいことを覚えておきましょう。

希望金額が高いほど審査は慎重におこなわれる

消費者金融での審査では、申込者からの希望額が高いほど、審査は慎重におこなわれる傾向にあります。

返済されなかった場合のリスクが高いので、申込者の年収や職業などを慎重に審査します。また、必要に応じて収入証明書類の提出を求められる場合もあります。

審査をスムーズに進めたいなら、あまり高額な限度額を希望せず、必要最低限の金額を申告することをおすすめします。

利用可能額が急に「0円」になることがある!?

プロミスを利用していて、急に利用可能額が「0円」と表示されることがあります。このような事態が起こるときは、いくつかの理由が考えられます。

利用可能額が「0円」になる理由

  • 利用限度額いっぱいまで借りた
  • 総量規制に抵触した
  • 利用停止になった

まず、プロミスの限度額いっぱいまで借入れをしている可能性があります。そのときは、これ以上借入れの余地がないため、利用可能額は「0円」と表示されます。

また、プロミスとほかの貸金業者での借入れの合計が年収の1/3を超えた場合も、総量規制に抵触するので追加融資を受けることができなくなります。

さらに、返済遅延や規約違反などで利用停止になっているときにも、利用可能額は「0円」と表示されます。利用上の問題に心当たりがある方は、早めに解消すれば利用枠が復活する可能性があります。

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増額審査を通過するための3つのコツ

プロミスを利用している方が、上限の増額の申込みをおこなうときの審査に通過するには、下記のことに注意しましょう。

審査通過のコツ
  • プロミスできちんと返済実績を作る
  • 信用情報に傷を付けない
  • 属性を高める

プロミスできちんと返済実績を作る

増額審査に通過するためには、返済実績を作ることが大切です。

「この人は返済日に遅れず返済してくれる」、「借入額を全額きちんと返済してくれたことがある」という実績は、返済能力の証明になりプロミスからの評価が高くなる可能性があります。

反対に、初回利用後すぐに増額審査の申込みをしても返済実績がないため、審査には落ちやすくなります。

返済実績があり、継続的に遅延なく利用している場合は、プロミス側から増額の提案がある場合もあります。

そのため、増額を希望する場合はまず返済実績を作りましょう。

信用情報に傷を付けない

申込者の信用情報に傷がある場合、増額審査には落ちやすくなります。

信用情報とは、住宅ローンやクレジットカードなどの契約内容、借入・返済状況などの記録で、信用情報機関に登録されています。

プロミスは、下記の信用情報機関に加盟しています。

信用情報機関

  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)

プロミスでは、申込審査や増額審査のときに、申込者の信用情報を上記の機関から参照します。

もし、他社のクレジットカードやローンなどで返済を遅延延滞をしている場合、審査のときにプロミス側にその情報はバレてしまいます。

そのため、増額審査に通過したいなら、クレジットカードの支払いやローンの返済などで期日を守り、信用情報に傷をつけないように利用しましょう。

専門家からのコメント

松浦 絢子
弁護士
松浦 絢子

信用情報には他社も含めた支払の遅延に関する情報が掲載されます。

ただし、すべての延滞ではなく61日以上または3か月以上というある程度長期間の延滞のみとされています。

また、延滞のほかに過去に債務整理や自己破産をしたという情報も載ります。

属性を高める

初回審査時には、その時点で「適切」と判断された限度額が設定されています。

継続的な利用で返済実績ができていれば、増額審査に通るかもしれません。さらに、属性も高まっている方であれば、利用枠を引き上げられる可能性はより一層高まります。

カードローン審査における属性とは、収入や勤務先、勤続年数といった申込者の情報のことです。

たとえば、収入が増えていたり、時間が経過して勤続年数が長くなっていたりすれば、その点が評価されて利用枠を引き上げられる可能性があります。

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利用枠を引き上げたいときの注意点

増額審査に申込むときには下記のことに注意しましょう。

注意点
  • 金額によっては収入証明書の提出が必要
  • 土日祝日の審査でも在籍確認がおこなわれる
  • 金額が大きくなるほど審査は慎重になりやすい

金額によっては収入証明書の提出が必要

プロミスに50万円を超える限度額を希望するときと、他社からの借入額とプロミスに希望する金額の合計が100万円を超えるときは、収入証明書類を提出しなくてはいけません。

収入証明書類として以下の書類を提出できます。

プロミスで提出できる収入証明書類

  • 最新の源泉徴収票
  • 最新の確定申告書
  • 最新の税額通知書
  • 最新の所得証明書
  • 直近2ヶ月分の給与明細書+直近1年分賞与明細書(※)
(※)賞与明細書が手元にない場合は、直近2ヶ月分の給与明細書を提出


収入証明書類がすぐに用意できないという方は、最初は低めの金額を希望して、あとから増額審査に申込み、利用枠を引き上げてもよいですね。

土日祝日でも在籍確認がおこなわれる

プロミスで増額審査を申込んだ場合、あたらめて在籍確認がおこなわれる可能性があります。

そのため、土日祝日に増額審査を申込む場合は注意しましょう。会社が休日で職場に誰もいなければ、在籍確認が取れずに審査が長引くことがあります。

プロミスでは、相談次第で在籍確認の電話を書類提出で代替してくれることがあります。会社が休みの日に増額申請をする方は、申込時に担当者に相談しておきましょう。

専門家からのコメント

松浦 絢子
弁護士
松浦 絢子

増額申請は新たな借入れと同じなので、在籍確認も改めておこなわれます。

在籍確認とは、自己申告どおりの職場に間違いなく勤めているかを確認するための手続であり、勤務先に電話をすることにより確認されることが主流です。

ただし、最近では個人情報保護との関係で在籍確認に応じない企業も増えているため、多くの消費者金融で書類による在籍確認に対応しています。

勤務先に電話が入ることに抵抗がある場合にも、書類により在籍確認ができるか相談するとよいでしょう。

金額が大きくなるほど審査は慎重になりやすい

増額審査は、通常の申込みよりも審査が慎重になる可能性が高いです。とくに、希望する金額が大きくなるほど審査は慎重におこなわれます。

そのため、高すぎる限度額を希望すると、審査落ちの原因になるかもしれません。自分の収入と返済能力に見合った金額を希望するようにしましょう。

また、高額な限度額を希望することで、審査が長引く可能性もあります。限度額の引き上げをお急ぎの方は、必要最低限の金額を希望するとよいでしょう。

審査に落ちたときの対処法

プロミスで増額審査に落ちても、ほかの消費者金融であれば借入れできる可能性があります。

増額審査を受けているということは、一度はプロミスの審査に通過したということですよね。

審査落ちの原因が「金融事故の記録が信用情報機関に残っている」といった致命的なものでなければ、新規で別の商品に申込むことで、融資を受けられる可能性があります。

たとえば、プロミスと並ぶ大手消費者金融である「アイフル」や「アコム」なら、審査最短30分即日融資が可能です。さらに、初回契約時の翌日から30日間の無利息サービスも利用できるので、増額するよりもお得に借入れできるのではないでしょうか。

まとめ

まとめ
  • 利用限度額は審査で決まる
  • 初回の限度額は低めに設定されやすい
  • 限度額を引き上げるには増額審査が必要

プロミスの利用限度額は、収入信用情報勤務先勤続年数など、さまざまな観点から総合的に審査したうえで決定されます。

借入希望額が大きくなるほど、審査は慎重におこなわれる傾向にあります。審査に通過することを目標とするならば、必要最低限の限度額を希望することも有効です。

増額審査では、プロミスでの返済実績が大切なので、将来的に限度額を引き上げたい方は返済に遅れないように気をつけましょう。

松浦 絢子

専門家からの一言

弁護士 松浦 絢子

増額申請をして追加で借入れをすれば、当然ですが借入残高が増加して毎月の返済負担が重くなります。したがって、増額申請の金額は必要最小限にしておくことをおすすめします。

必要最小限の増額とすれば、消費者金融側としても返済が滞るリスクが小さくなるため、審査が通りやすくなります。

また、追加で借入れをする際には、収入と生活費などの支出を計算してどの程度であれば返済にあてられるのかを計算してから申し込みを検討することも重要です。

松浦綜合法律事務所代表。京都大学法学部、一橋大学法科大学院出身。企業法務系の法律事務所のパラリーガル(法律事務補助)として主にIT業界を担当した後、ロースクールに進学しました。弁護士資格取得後は法律事務所や不動産会社の法務部門に所属した経験もあります。法律事務所に在籍していた頃はちょうど東日本大震災後の不景気で、個人や事業者の方から銀行や消費者金融からの借金、クレジットカード利用に関するご相談を多くお受けする機会がありました。不動産会社の法務部に転じてからは、不動産購入時のローンや機関投資家の不動産投資におけるファイナンスに携わっていたため金融の仕組みについては人一倍興味があります。現在、不動産やIT分野を中心として、トラブル対応・新規事業に関する適法性検討・契約交渉に関するご相談などに取り組んでいます。その他、借金や資金繰りにお困りの個人や事業者の方からのご相談もお受けしております。休みの日は、たいてい近所の大きな公園で子供と遊んでいます。

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31歳。クレジットカード系270記事以上、ビジネススキル記事100記事以上、書籍執筆、などなど金融系・経済系のライティングが好き。ガジェット・旅行・音楽・ゲーム・芸能・心理学など多数のライティングを経て現在にいたる。読書好きで月に30冊は読破。読書の経験から「読みやすさ・わかりやすさとは」を常に研究中。作成文章でも経験読者さんにとって分かりやすく、読みやすい、求めている正確な情報をお届けすることをモットーに執筆しています。

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