
海外留学におすすめのクレジットカード6選!学生向け・保険付帯・手数料も解説【2025年最新】
- 海外留学ではクレジットカードが必須、特に2枚持ちが安心
- 留学向きなのは海外旅行傷害保険付帯で海外キャッシングができるカード
→三井住友カード(NL)や学生専用ライフカードなど - 知らないと損する海外手数料の仕組みや計算方法
→海外事務手数料が最も安いのはJCB CARD W - アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアなど留学先の国別おすすめカード
海外留学では、現金よりクレジットカードを持っていく方が安心・便利です。
「ポイントが貯まる」「現金決済よりレートがよい」「保険で病気やケガ、紛失や盗難のリスクに備えられる」などのメリットがあり、日本学生支援機構(JASSO)や留学エージェントも海外留学先にはクレジットカードを持っていくよう推奨しています(※1)(※2)。
(※2)出典:留学準備チェックリスト|留学なら留学ジャーナル
そこで今回は、海外渡航経験の豊富なファイナンシャルプランナー監修のもと、海外留学におすすめのクレジットカード6選をご紹介。
現金やデビットカードといった、クレカ以外の決済方法との違いや国別おすすめカード、注意点まで解説するため、留学前の参考にしてください。
- 三井住友カード(NL):シェアNo.1のVisaが選べて世界中どこでも使える!還元率最大20%
- 学生専用ライフカード:海外旅行傷害保険が自動付帯で留学を強力サポート
- JCB CARD W:アジア留学向け、海外事務手数料が1.6%と格安
![]() 三井住友カード(NL)
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![]() 学生専用ライフカード
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![]() JCB CARD W
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年会費 |
無料
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無料
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無料
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ポイント還元率 | 0.5 〜 7% | 0.5 〜 1.5% | 1 〜 10.5% |
発行期間 | 最短10秒(※) | 最短2営業日 | モバ即入会で最短5分(※) |
付帯 サービス |
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電子 マネー |
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国際ブランド |
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⇒海外留学におすすめのクレジットカードをさっそく見にいく!
⇒留学先の国別におすすめカードを知りたい方はこちら!

日系・外資系大手証券会社・投資銀行での勤務を経て独立。 現在はファイナンシャルプランナーとして、投資運用、住宅資金、ローン・クレジットカード、家計管理、保険の見直しなど、生活に密着した金融相談を幅広く担当。 金融知識がない方にも伝わるやさしい解説を心がけ、現実に即した選択をサポートしている。
留学を控えた学生や若年層が、海外でも安心して使えるカードを選ぶための実用的な視点を反映しています
なぜ海外留学にクレジットカードが必要なのか?他の決済手段との違いも解説
海外留学で安心して過ごすためには、クレジットカードが必須です。
決済手段には他にも現金やデビットカード、プリペイドカード、家族カードなどがありますが、なかでも安全性・利便性・コストのバランスで最も実用的なのがクレジットカードとされています。
以下にクレジットカードとその他の決済手段の違いをまとめました。
決済手段 | 支払い対応力 | 不正利用・盗難時の補償 | ホテル・航空券の予約ができるか | 海外キャッシング機能 | 海外旅行保険 | 限度額の調整 | 留学生本人が申し込みできるか |
---|---|---|---|---|---|---|---|
クレジットカード | ◎(実店舗・オンライン対応) | ◎(補償制度あり) | ◎ | ◎(カードによって異なる) | ◎(カードによって異なる) | ◎(一時増枠も可) | ◎(18歳以上なら可) |
現金 | △(一部店舗のみ) | ✕(盗難時は自己責任) | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | - |
デビットカード(口座引き落とし) | ○(VISA/Master対応店舗のみ) | △(一部銀行で補償) | △(一部店舗のみ) | ✕ | ✕ | △(口座残高内) | ◎(15歳以上が目安) |
プリペイドカード(チャージ式) | ○(VISA/Master対応店舗のみ) | △(発行元により補償あり) | △(一部店舗のみ) | ✕ | ✕ | △(チャージ額内) | ◎(誰でも作れる) |
家族カード | ◎(本会員と同様に利用可) | ◎(親カードと同様) | ◎ | ◎(親カードに機能があれば) | ◎(親カードにあれば) | △(親の限度額内) | △(親による申し込みが必要) |
このように、現金やデビットカード、プリペイドカードはクレジットカードに比べると使い勝手が劣り、補償の面でも不安が残ります。
家族カードはクレジットカードを作れない未成年にとっては有効な選択肢ですが、留学生本人の裁量で使いにくい場面がある点に注意が必要です。
このようにクレジットカードはその他の決済手段に比べて汎用性が高く、トラブル時にも役立つことから、留学ジャーナルも「留学には必須」としています。
海外留学におすすめのクレジットカード6選|学生も作れる旅行保険付帯カード
学生が留学用のクレジットカードを選ぶ際は学生専用カードか年会費無料のカードを選びましょう。
学生専用カードの多くは在学中の年会費が無料になり、海外旅行傷害保険が自動付帯します。
また年会費無料でもサービスや保険が充実しているカードは多く、維持コストを抑えられるため、学生留学や短期留学であれば十分です。
- 三井住友カード(NL):完全ナンバーレスで気になる不正利用のリスクを抑える
- 学生専用ライフカード:海外旅行傷害保険が自動付帯、海外利用分が4.0%キャッシュバック
- JCB CARD W:アジア留学向け、ポイント・ANAマイル高還元で海外事務手数料が安い
- エポスカード:最短即日発行で渡航まで時間がない方向け
- ANAカード(学生用)、JALカードnavi(学生専用):海外旅行傷害保険が自動付帯かつ学生限定特典が豊富
![]() 三井住友カード(NL)
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![]() 学生専用ライフカード
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![]() JCB CARD W
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![]() JALカード navi(学生専用)
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年会費 |
無料
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無料
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無料
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無料
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無料
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無料
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ポイント還元率 | 0.5 〜 7% | 0.5 〜 1.5% | 1 〜 10.5% | 0.5% | 0.5 〜 10% | 1 〜 2% |
発行期間 | 最短10秒(※) | 最短2営業日 | モバ即入会で最短5分(※) | 店頭申込で最短30分発行・オンライン入会で1週間程度 | 最短3営業日 | 約2~3週間 |
付帯 サービス |
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電子 マネー |
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国際ブランド |
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文部科学省によると、2023年度の日本人学生の海外留学者数は89,179人にのぼり、前年から+53.3%の大幅増。
特に1か月未満の短期留学が大きく伸びており(※)、出発直前の準備としてクレジットカードを発行する需要も年々高まっています。
ここからは各クレジットカードの特徴やメリット・注意点について、マネ会に寄せられた口コミとともに紹介するため、留学用カード選びの参考にしてください。
三井住友カード(NL) は完全ナンバーレスでセキュリティ万全
- 総合評価
- 口コミ件数 : 2件

- 年会費永年無料!
- 対象店舗でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元(※)
- ナンバーレスで安心安全!
- 世界シェア率No.1のVISAブランドを選択可能!海外でも大体のお店・サービスで使える
- 最大2,000万円の海外旅行傷害保険付き
- 完全ナンバーレスデザインで盗難・紛失時の不正利用リスクを防ぐ
- 留学先でのトラブル時は「VJデスク ~海外旅行サポート専用ダイヤル~」へ問い合わせ可能
- 海外旅行傷害保険は利用付帯
- JALマイルへの直接交換はできない
三井住友カード(NL)は、完全ナンバーレスデザインを採用しており、カード番号の盗み見はもちろん、紛失や盗難にあった際の不正利用のリスクが抑えられています。
業界でも最高レベルの不正利用検知システムがあるのも三井住友カード(NL)の魅力。
24時間365日モニタリングをおこなっており、不正利用をいち早く把握するため、海外留学時も安心です。
トラブルにあった際は「VJデスク ~海外旅行サポート専用ダイヤル~」で相談ができるのも三井住友カード(NL)の強み。
貯めたポイントはANAマイルに交換可能で、交換レートは1ポイントにつき0.5マイルです。
国際ブランドはVisaかMastercardから選択可能で、海外留学中でも幅広い国・地域で使えます。
海外事務手数料は3.63%と、一般的な水準よりやや控えめ。
外貨でのカード利用で100ドルを決済した場合、手数料と請求額は次のように計算されます。
- 海外事務手数料の計算式:100ドル×150円×3.63%=544円(※)
- 請求額の計算式:100ドル×150円×1.0363=15,544円(※)
実際に三井住友カード(NL)を使っている方の口コミ
実際に三井住友カード(NL)を発行した方の口コミを2つ紹介します。
三井住友カード(NL)の通常のポイント還元率は0.5%ですが、国内利用ではセブン-イレブンやローソン、ガストといった対象店舗でのスマホタッチ決済で還元率が最大7%、条件によって20%までアップする点が大きな魅力。
コンビニやファーストフード店をよく使う方にとってはポイントが貯まりやすいカードです。
また、学生限定のお得な「学生ポイント」があり、対象のサブスクや携帯料金の支払いなどで最大10%還元を受けられるのも三井住友カード(NL)のメリットです。
海外利用での安心感と国内利用でのお得感を得たい方におすすめします。
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学生専用ライフカードは学生留学に特化したカード
- 総合評価
- 口コミ件数 : 件

- 卒業後も年会費無料!
- 海外旅行傷害保険が自動付帯!
- 海外ご利用総額の4%をキャッシュバック!
- LIFE DESK(日本語サービス)で渡航前からサポートを受けられる
- 海外での利用総額の4%がキャッシュバックされる
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯
- 入会初年度にはポイント還元率が1.5倍、誕生日月には3倍にアップ
- ナンバーレスデザインでカード番号の盗み見を防ぐ
- JALマイルへの直接交換はできない
- 通常の還元率は0.5%と低め
学生専用ライフカードは最高2,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯するクレジットカードです。
年会費無料のカードの場合、旅行保険は利用付帯であることがほとんどなので、自動付帯を希望する方にとってはまず候補となる1枚といえます。
LIFE DESK(日本語サービス)で渡航前・海外から留学をサポートしてくれるほか、盗難、紛失に備えたカード会員保障制度が付帯。
海外での利用総額の4%がキャッシュバックされるのも学生専用ライフカードの魅力。
貯めたポイントはANAマイルへ1ポイント=0.6マイルで交換可能で、国際ブランドはVisa・JCB・Mastercardから選べます。
海外事務手数料は3.85%(※)と、一般的な水準です。
外貨でのカード利用で100ドルを決済した場合、手数料と総額は次のように計算されます。
- 海外事務手数料の計算式:100ドル×150円×3.85%=578円
- 請求額の計算式:100ドル×150円+385円=15,578円
★★今だけ現金キャッシュバックキャンペーン中★★
JCB CARD Wはポイント高還元でANAマイル還元率も高い
- 総合評価
- 口コミ件数 : 10件

- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
- ポイント還元率・ANAマイル還元率が高い
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険付き
- 海外でのトラブル時は24時間年中無休で稼働する「JCBプラザコールセンター(海外)」へ問い合わせ可能
- ナンバーレスデザインを選択可能で不正利用リスクを抑えられる
- 海外事務手数料が1.6%と群を抜いて安い
- 海外旅行傷害保険は利用付帯
- JALマイルへの直接交換はできない
- 国際ブランドはJCBのみ
JCB CARD Wは年会費無料で、18〜39歳以下限定で発行できるクレジットカードです。
最短5分でのデジタルカード発行に対応し、後日郵送されるリアルカードはナンバーレスデザインを選択できるため、カード番号の盗み見を防げます。
海外旅行傷害保険は最大2,000万円(利用付帯)で、病気やケガをした際に日本語でのサービス案内を受けられるため、留学時も安心。
ただし、国際ブランドはJCB一択なので、VisaやMastercardと比べると使用できる国や店舗が限られます。
とはいえ近年は海外でもJCBブランドが使える国が増えてきており、特にアジア圏やハワイでは不便しにくいでしょう。
当サイトに寄せられた口コミでは「海外ではVisaが使いやすいイメージがあったが、意外とニューヨークでも使えてポイントが貯まった」と報告があります。
ポイント還元率がいつでも1.0%と高還元で、「JCB original seriesパートナー」加盟店での利用でさらにポイント還元率がアップするのがJCB CARD Wの強み(※)。
貯めたポイントはANAマイルへ1ポイント=3マイルで交換可能で、その他のカードよりレートが高め。
さらに海外事務手数料が1.6%と、その他のカードに比べて圧倒的に安いのも魅力です(※)。
外貨でのカード利用で100ドルを決済した場合の手数料と請求額は次のとおり。
- 海外事務手数料の計算式:100ドル×150円×1.6%=240円
- 請求額の計算式:100ドル×150円+240円=15,240円
実際にJCB CARD Wを使っている方の口コミ
実際にJCB CARD Wを発行した方の口コミを2つ紹介します。
JCB CARD Wは海外旅行傷害保険付帯で、海外在住の方や海外出張が多い方から選ばれているクレジットカードです。
留学時、何かしらのトラブルにあった際は24時間年中無休で稼働している「JCBプラザコールセンター(海外)」に問い合わせができます。
クレジットカードの紛失・盗難のお問い合わせはもちろん、海外旅行中の万が一の事故や緊急トラブル時に電話で相談できるサービスです。ケガや病気の際の病院案内のほか、パスポートの紛失・盗難など、海外での不慮の事故やトラブルに日本語・英語でサポートします(24時間・年中無休)。
通訳サポートがあるため、トラブルで動転しているときでも心強いでしょう。
JCBプラザコールセンター(海外)の連絡先一覧はこちら。
★★今だけお得な入会キャンペーン実施中★★
エポスカードは最短即日発行で渡航まで時間がない方向け
- 総合評価
- 口コミ件数 : 51件

- 全国10,000店舗の優待つき!
- 入会金・年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険は最高500万円
- 即日発行・即日受け取りが可能で留学前準備で忙しい方でも安心
- 最高3,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯
- 世界38都市に現地サポートデスクがあり、24時間日本語で対応可能
- ナンバーレスデザインでカード番号の盗み見を防ぐ
- 海外旅行傷害保険は利用付帯
- 通常の還元率は0.5%と低め
エポスカードは年会費無料で、日本国内在住の18歳以上であれば誰でも申し込めるクレカです。
「エポスカードセンター」にてカードの即日発行・即日受け取りに対応するため、留学前でフライトまで時間が限られる方におすすめ。
お急ぎの方はWebで申し込み、審査通過後にエポスカードセンターへ向かってください。
ただし国際ブランドはVisaしか選べない点にご注意ください。
エポスカードは最高3,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯と、その他のカードと比べて上限額が高めに設定されいるのが強み。
また貯めたポイントは次のように交換できます。
ANAマイルへの交換レート |
通常会員:1ポイント=0.5マイル ゴールド・プラチナ会員:1ポイント=0.6マイル |
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JALマイルへの交換レート | 1ポイント=0.5マイル |
海外事務手数料は3.85%で、これは学生専用ライフカードと同等です。
外貨でのカード利用で100ドルを決済した場合、手数料と総額は次のように計算されます。
- 海外事務手数料の計算式:100ドル×150円×3.85%=578円
- 請求額の計算式:15,000円×3.85%=15,578円(※)
実際にエポスカードを使っている方の口コミ
実際にエポスカードを発行した方の口コミを2つ紹介します。
こちらの方々はいずれも海外旅行のためにエポスカードを発行しています。
海外旅行傷害保険が付帯するだけでなく、専用アプリでレート確認がすばやくおこなえる、怪我や病気などのトラブル時の対応が手厚いなど、年会費無料とは思えないスペックといえます。
世界38都市に現地サポートデスクがあり、24時間日本語で対応してもらえるため、留学先でトラブルに遭った際の心強さも魅力です。
海外の現地サポートデスクでは、パスポートの紛失や盗難時の手続き方法などを日本語でご案内いたします。また、現地サポートデスクの営業時間外も東京の海外緊急デスクが24時間、年中無休で対応いたします。
★★今だけお得な入会キャンペーン実施中★★
ANAカード(学生用)は提携ホテル・引っ越し・レンタカー利用がお得
- 総合評価
- 口コミ件数 : 件

- 入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルをプレゼント
- 国内旅行海外旅行ショッピング保険など充実!
- 便利な電子マネー「iD」も標準搭載
- 在学期間中は年会費無料
- 付帯保険やボーナスマイルは一般カードと同等
- 最高1,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯
- その他のカードよりも海外旅行傷害保険の上限額が低め
- JALマイルへ交換できない
ANA学生カードは、ポイントとANAマイルが貯まる学生限定の航空系クレジットカードです。
在学期間中は年会費無料で、卒業後は一般カードに切り替わり、2,000マイルが付与されます。
年会費無料ながら付帯保険やボーナスマイルは一般カードと変わらない点がANA学生カードの強みです。
引っ越し代金の支払いやレンタカー利用でカード決済をおこなうと割引を受けられる点も、ANA学生カードの魅力です。
レンタカーは基本料金5%OFF、引っ越しは特別優待価格が適用されます。
ほかにも提携ホテルでの宿泊5%OFF、ANA系列の免税店や空港内のANA FESTAで5%OFFなど、学生にとってお得度な特典の多いカードです。
維持コストなしでマイルが貯まるカードが欲しい学生におすすめします。
なお、ANA学生カードの海外事務手数料に関しては公式ウェブサイトに明記がありませんでした。
最新の手数料設定については発行元である三井住友カードまたはANAカードへ直接ご確認ください。
JALカードnavi(学生専用)は在学中のマイルが無期限で長期留学向け
- 総合評価
- 口コミ件数 : 1件

- 在学期間中は年会費が無料!
- 旅行保険が自動付帯!
- ツアープレミアム 区間マイルが100%たまる
- 在学期間中は年会費無料
- ボーナスマイルが豊富
- 最高1,000万円の国内・海外旅行傷害保険が自動付帯
- その他のカードに比べて海外旅行傷害保険の上限額が低め
- ANAマイルに交換できない
JALカード naviは、ポイントとJALマイルが貯まる学生専用の航空系クレジットカードです。
在学期間中は年会費無料でマイルの有効期限がないため、カードの維持コストをかけずマイペースにマイルを貯めたい留学生に適しています。
JALカード naviのメリットはボーナスマイルが豊富であることです。
- 入会ボーナス:2,000マイル
- 入会搭乗ボーナス:1,000マイル
- 毎年初回搭乗ボーナス:1,000マイル
- 搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの10%プラス
- 卒業後の継続ボーナス:2,000マイル
- 語学検定ボーナス:1言語500マイル
JALカードの普通カードよりもボーナスマイルが充実しており、学生の方は発行しておいて損はありません。
最高1,000万円の国内・海外旅行傷害保険も自動付帯で、万が一に備えたい方でも安心です。
海外事務手数料は3.63%で(※)、これは三井住友カード(NL)と同等です。
外貨でのカード利用で100ドルを決済する際の手数料と請求額は次のように計算されます。
- 海外手数料の計算式:100ドル×150円×3.63%=545円
- 請求額の計算式:100ドル×150円+545円=15,545円
実際にJALカードnavi(学生専用)を使っている方の口コミ
実際にJALカードnavi(学生専用)を発行した方の口コミを紹介します。
国内線、国際線ともにnaviカード限定の特典航空券を購入することができ、かなり少ないマイルでいろんな所へ行けるのがメリット。
またJALの公式ツアーで国際線に搭乗すると、通常だと半分しかマイルがつかないがnaviカードの場合はボーナスマイルとしてすべてついてくるのがメリット。
こちらの学生の方は、JALカード navi(学生専用)を使うことのメリットとして、通常より少ないマイルで特典航空券に交換できることを挙げられています。
たとえばヨーロッパ行きの国際線(エコノミークラス往復)は、通常55,000マイルが必要なところ、JALカード navi(学生専用)なら半額近い27,500マイルで交換可能です。
ただし、お得な特典航空券には数に限りがあるため、飛行機の利用が決まっている方は早めの交換を心がけましょう。
海外留学用のクレジットカードの選び方
海外留学に持っていくクレジットカードを選ぶ際は次のポイントをおさえましょう。
- 国際ブランドはVisaかMastercardを選ぶ
- タッチ決済に対応するカードを選ぶ
- 海外キャッシング機能のあるカードを選ぶ
- 海外旅行傷害保険が付帯するカードをを選ぶ
- 短期留学か長期留学かで選ぶ
- 盗難対策には完全ナンバーレスカードを選ぶ
それぞれ解説します。
国際ブランドはVisaかMastercardを選ぶ
海外留学に持っていくクレジットカードの国際ブランドは、世界中で加盟店舗数が多いVisaかMastercardのどちらかを選びましょう。
Visaは世界シェア率がNo.1で加盟店数が1億6,500万店以上、Mastercardも同規模の加盟店数を誇るため、いずれも世界中の主要地域で使いやすく、決済で困る場面はほぼありません。
一方、JCBは日本やアジア・ハワイでは強いものの、欧米やヨーロッパでは加盟店が少なく不便に感じることがあります。
ただしアジアやハワイなど海外の一部地域ではJCBの海外窓口「JCBプラザ」が設置されており、専用の「JCBプラザ ラウンジ」を利用できるほか、加盟店の予約や利用に関する問い合わせを日本語で受け付けているメリットもあります。
したがって海外留学時はVisa・Mastercardブランドをメインカードとして、JCBブランドはサブカードとして持っておくのがおすすめです。
- 三井住友カード(NL):完全ナンバーレス仕様で不正利用に強い
- 学生専用ライフカード:海外旅行傷害保険が自動付帯、学生向けのお得な特典・サービスあり
- エポスカード:最短即日発行が可能で渡航まで時間がない方向け(※Visaのみ)
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年会費 |
無料
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無料
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無料
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ポイント還元率 | 0.5 〜 7% | 0.5 〜 1.5% | 0.5% |
発行期間 | 最短10秒(※) | 最短2営業日 | 店頭申込で最短30分発行・オンライン入会で1週間程度 |
付帯 サービス |
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電子 マネー |
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タッチ決済に対応するカードを選ぶ
海外留学先では、タッチ決済(コンタクトレス決済)に対応しているクレジットカードがあると便利です。
慣れない貨幣の計算の手間が省けるだけでなく、カード番号のスキミング(読み取り被害)のリスクも軽減できるため、セキュリティ面でもメリットがあります。
また海外では北米や欧州などにチップ文化がありますが、チップの支払いにもタッチ決済が使えるため、スマートです。
当記事で紹介しているクレジットカードはすべてタッチ決済に対応しているため、どれを選んでも便利です。
海外キャッシング機能のあるカードを選ぶ
海外ではクレジットカード払いが主流ですが、一部のローカルなお店や交通機関では現金しか使えないケースもあります。
急に現金が必要になったときに備えて、海外キャッシング機能つきのクレジットカードを持っておくと安心です。
キャッシング機能があれば、現地のATMからその国の通貨を引き出すことができ、外貨両替よりもレートがよくお得になる場合もあります。
ただし、キャッシングは借入扱いのため利息が発生する点に注意が必要です。
また、キャッシング機能はカードに自動で付帯していない場合もあるため、渡航前に申し込みや利用限度額の設定を済ませておくことが重要です。
当記事で紹介しているクレジットカードはすべて海外キャッシングに対応しています。
海外旅行傷害保険付帯のカードを選ぶ
海外留学中に病気やケガをした場合、現地の医療費は非常に高額になるため、海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードを選ぶことが大切です。
クレジットカードに付帯する海外旅行保険には、大きく分けて「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
たとえば学生専用ライフカードのように海外旅行傷害保険が自動付帯のカードなら、出発前に特別な手続きや支払いをしなくても補償が受けられるため、保険のかけ忘れリスクがなく留学初心者でも安心です。
- 総合評価
- 口コミ件数 : 件

- 卒業後も年会費無料!
- 海外旅行傷害保険が自動付帯!
- 海外ご利用総額の4%をキャッシュバック!
なお、多くの大学や外務省はクレジットカード付帯の保険だけでは留学先で十分な補償が受けられない場合があるとして、別途「死亡・後遺障害」「治療救援費用」「賠償責任」の補償を含む海外旅行保険に加入することを推奨しています(※)。
なお、クレジットカードには、海外旅行保険特約の付いたものもありますが、補償の限度額やサービスの範囲はカードの種類により様々ですので、保険内容をしっかりと確認し、可能な限り充実した保険に加入することをお勧めします
クレジットカードの付帯保険は補償内容が十分ではありません。治療費用、救援者費用、賠償責任補償がカバーされている保険を選びましょう。
大学によっては民間保険の加入を条件に留学を許可するケースもあるため、渡航前に必ず確認しましょう。
(※)広島大学『学生情報の森-もみじ』学びのサポート短期留学か長期留学かで選ぶ
留学期間によっても最適なクレジットカードは異なります。
短期留学の場合、渡航期間が数週間〜数か月程度のため、海外旅行傷害保険の補償期間や付帯条件を重視してカードを選ぶと安心です。
学生専用ライフカードのように年会費無料で保険が自動付帯するカードなら、コストを抑えて安全性を担保できます(※)。
なお、カード付帯の保険は3ヶ月程度が補償限度期間です。
一方で半年〜1年以上の長期留学の場合、カード付帯保険の有効期間を超えてしまうため、必ず民間の保険に加入しておきましょう。
また、長期留学では現地での出費が高額になりやすいため限度額の引き上げを検討し、海外事務手数料の低いカードを選ぶのがおすすめ。
JCB CARD Wは年会費無料で海外事務手数料が約1.6%と、その他のカードに比べて格段に安く、長期滞在での支払い総額を抑えられます。
盗難・紛失・不正利用対策には完全ナンバーレスカードを選ぶ
海外留学では、クレジットカードの紛失・盗難・スキミング被害など、日本以上にカードのセキュリティ対策が重要になります。
安全性を重視するならカード番号やセキュリティコードが一切印字されていない「完全ナンバーレス」タイプのカードを選ぶのがおすすめです。
カード情報がカード本体に記載されていないため、仮に財布を落としたり、スリに遭ったり、レストランでカードを預ける場面でも情報を盗まれにくいメリットがあります。
三井住友カード(NL)は完全ナンバーレスに対応するため、紛失・盗難時や店員に預ける場面でも情報漏洩のリスクを最小限にでき、海外初心者にも安心です。
- 総合評価
- 口コミ件数 : 2件

- 年会費永年無料!
- 対象店舗でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元(※)
- ナンバーレスで安心安全!
海外留学にクレジットカードを持っていくメリット
海外留学にクレジットカードを持っていくメリットは主に次の5つです。
- 多額の現金を持ち歩かずに済む
- 不正利用・盗難時にサポートや補償を受けられる
- 海外キャッシング機能で現地通貨をスムーズに引き出せる
- 海外旅行保険やサポートデスクが使える
- 身分証として使えることもある
それぞれ解説します。
多額の現金を持ち歩かずに済む
海外留学にクレジットカードを持っていけば、多額の現金を持ち歩かずに済み、紛失・盗難時の被害を最小限に抑えられます。
外務省の発表では、日本人が海外で遭遇した窃盗や強盗などの被害件数は、把握されているだけでも年間4,000件以上にのぼります(※)。
スリや置き引きに遭った場合、お金は戻ってこないケースがほとんどで、補償は対象外となり、生活費や学費への影響も避けられません。
また外務省は「ほとんどの国で多額の現金の持ち込みが規制されている」としています。
海外旅行に出かけるときに、多額の現金を持って行くのはとても危険です。万が一、盗難にあった場合にも、海外旅行保険をかけていても現金は保証の対象外です。
また、多くの国では多額の現金の持ち込みを規制していて、一定額以上の金額を超える場合には申告を義務づけています。もし申告しなかった場合、現金は没収されてしまうこともあります。
こうした事情からも海外留学には現金よりもクレジットカードを持っていくほうが安心です。
不正利用・盗難時にサポートや補償を受けられる
クレジットカードには盗難・紛失時の不正利用に対する補償がついているものが多く、カード会社に連絡すれば利用停止や返金などのサポートが受けられます。
現金の場合は紛失したり盗難の被害にあった際、どこからも補償やサポートを受けることができません。
たとえば三井住友カードでは、海外での盗難被害時に24時間365日のコレクトコール専用受付デスクを利用でき、状況に応じて現地でのカード再発行やキャッシング手配にも対応しています(※)。
また、クレジットカードは利用履歴をWEB明細やアプリでリアルタイムに確認できるため、不正利用の被害に気づきやすく、早めに対処できるのも強みです。
金銭的な被害を抑え、安心して留学生活を送るためにも、現金よりクレジットカードの利用をメインにすることをおすすめします。
▼▼海外での不正利用に備えるならこの1枚▼▼
- 総合評価
- 口コミ件数 : 2件

- 年会費永年無料!
- 対象店舗でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元(※)
- ナンバーレスで安心安全!
- 世界シェア率No.1のVISAブランドを選択可能!海外でも大体のお店・サービスで使える
- 最大2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯
- 完全ナンバーレスデザイン&不正利用補償で盗難・紛失時のリスクを防ぐ
- 留学先でのトラブル時は「VJデスク ~海外旅行サポート専用ダイヤル~」へ問い合わせ可能
海外キャッシング機能で現地通貨をスムーズに引き出せる
現地通貨が必要な場面では、クレジットカードの海外キャッシング機能が便利です。
現地のATMから直接通貨を引き出せるため、空港や街中の両替所を探す手間が省け、時間を有効に使えます。
また両替所では為替手数料が上乗せされているケースが多く、レート面で不利になることも。
一方、海外キャッシングではカード会社が設定した為替レートが適用され、結果的に現金を両替するよりもお得になる場面が少なくありません。
さらに、港・駅・ショッピングモールなど、アクセスのよい場所にATMが設置されているのもメリットのひとつ。
両替所が閉まっている夜間や、急きょ現金が必要になった際にも対応できる点から、キャッシング機能付きカードは留学中の頼れる味方となるでしょう。
海外旅行保険やサポートデスクが使える
海外旅行傷害保険が付帯したり無料のトラベルサポートデスクが使えたりするのもクレジットカードのメリットです。
海外では日本の健康保険が使えず、病気やケガで医療機関を受診すると費用が高額になる傾向があり、たとえばニューヨークでは、診察1回で1,000ドル超、入院1日で数万円〜数十万円かかるケースも(※)。
海外旅行傷害保険が付帯するカードを持っていれば、医療費・ケガ・盗難などの補償をカバーできます。
クレジットカード付帯の旅行傷害保険には「自動付帯」と「利用付帯」の違いがあり、補償を確実に適用させたいなら自動付帯のカードを選ぶのが安心です。

- 自動付帯:クレジットカードを持っているだけで保険が自動的に適用される(出国日が起算日)
- 利用付帯:旅行代金(航空券や公共交通費など)をカードで支払った場合に保険が適用される(支払い日が起算日)
たとえば学生専用ライフカードは海外旅行障害保険が自動付帯で、補償内容は次のとおりです。
補償内容 | 最高補償金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 |
2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
救援者費用等 | 200万円 |
個人賠償責任危険 |
2,000万円(免責金額なし) |
携行品損害 |
20万円(免責金額1事故3,000円) |
さらには24時間対応の海外アシスタンスサービスも無料利用でき、現地での病院紹介や日本語による通訳、警察・大使館との連携といったサポートにも対応します。
- 総合評価
- 口コミ件数 : 件

- 卒業後も年会費無料!
- 海外旅行傷害保険が自動付帯!
- 海外ご利用総額の4%をキャッシュバック!
費用面の補償だけでなく、異国での緊急時に頼れる体制が整うのは、クレジットカードを発行する大きなメリットです。
専門家からのコメント

海外旅行に慣れている人でも慣れていない人でも、クレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険はいざという時に大変役立ちます。
現地で突然の病気やケガの治療費もクレジットカードで、もしくはキャッシング機能を使い高額な治療費を支払えますし、所定の書類提出が必要ですが、帰国してから申請すれば治療費も保障されます。
また、盗難にあった場合にも契約内容によりますが補償されます。
私もイタリア旅行中、しかもホテルロビーで盗難にあったことがありますが、この保険のお陰で全額補償されました。
身分証として使えることもある
海外では、クレジットカードが本人確認の手段として機能する場面があります。
とくにホテルや航空券の予約時には、支払いだけでなく「信用情報を担保する証明」として提示を求められることも。
たとえば宿泊施設では、チェックイン時にクレジットカードの提示が必要なケースがあり、持っていないと予約が確定しない・宿泊できないといったトラブルにつながることもあります。
航空券の購入や現地ツアーの申込でも同様です。
これは、クレジットカードが「金融機関によって発行された信用力のある証明書」と見なされているためで、親名義の家族カードやプリペイドカード、デビットカードでは代替できないケースが多く存在します。
留学先でのスムーズな生活を送るためには、自分名義のクレジットカードを1枚持っておくと安心です。
専門家からのコメント

海外のホテルにチェックインする場合、必ず先にクレジットカードの提示を求められます。
次いでパスポートの提示も要求されることもありますが、国際ブランドのクレジットカードであれば要求されないこともあります。
ホテルから見ると、宿泊客の宿泊代金支払能力及び信用力はパスポートを見ても不明ですが、審査を通過した証であるクレジットカードであれば、支払能力を有する者としてみなされますので、ある意味パスポートよりも信用力のある身分証明書としての効力を発揮します。
留学にクレジットカードは何枚必要?安心なのは2枚・3枚持ち
留学エージェントや複数の大学は「海外留学には2枚以上のクレジットカードを持っていくこと」を推奨しています。
なぜなら海外ではカードが使えなくなる場面が意外と多く、「もう1枚持っていれば……」というトラブルが実際によく起こるためです。
紛失や盗難のリスクもありますし、お店によっては特定のカードしか使えないこともあります。カードには利用限度額が設定されているのですが、気づかずに限度額を超え、使えなくなってしまった、というケースも。そんな時にも2枚あると安心です。
カードを複数持つことには以下のようなメリットがあり、海外留学においてはもはや必須といえる対策です。
- 付帯保険の適用期間を最大6ヶ月間に延長できる
- 異なる国際ブランドを持つことで利用できる店が広がる
- 磁気不良や破損、決済エラーなどのトラブルに備えられる
- 限度額が2枚分になるといざというときに心強い
またクレジットカードを2枚持ちする際は、「Visa × Mastercard」や「Visa × JCB」など、など異なる国際ブランドでの組み合わせがおすすめ。
実際に福山大学ではVisaとMastercardの2枚持ちを推奨しています。
VISA カード、Master カード各 1 枚あると便利。(JCB カードは海外では使えない場合多い)
ここからは長期留学でクレジットカードを2枚持ちすべき理由・メリットについて解説します。
付帯保険の適用期間を最大6ヶ月間に延長できる
クレジットカードを2枚組み合わせることで、海外旅行傷害保険の補償期間を最大6ヶ月間に延長できる可能性があります。
一般的に、クレジットカードに付帯する海外旅行保険は「自動付帯」「利用付帯」ともに最大3ヶ月(90日間)までですが、それぞれのカードを使い分けることで、補償期間を連続的に延ばすことができるからです。
- 海外旅行傷害保険が「自動付帯」と「利用付帯」のカードを発行する
- 「自動付帯カード」で出国時から最初の3ヶ月間の補償を受ける(※手続き不要)
- 4ヶ月目の直前に「利用付帯カード」で航空券や公共交通機関の代金を支払う→利用付帯の条件が満たされ、新たに3ヶ月の補償がスタート
つまり合計で最大6ヶ月間、保険が適用されるため、たとえば半年間の語学留学なら高額な保険料を払わずに最低限の補償を確保できる形です。
ただし注意すべきなのは、補償期間が延びても補償額や補償範囲が合算されるわけではないという点。
カード保険はあくまで「緊急時の最低限の補償」として考えるべきであり、長期留学では医療費・賠償責任・持ち物の損害などをカバーする専用の留学保険に加入するのが基本です。
万全を期すためには、一般の留学保険との併用をおすすめします。
異なる国際ブランドを持つことで利用できる店が増える
VisaとMastercardなど、異なる国際ブランドのクレジットカードを持っておくと、留学先で利用できる店舗の幅が広がります。
とくに海外では、日本よりもブランドによる利用可否の差が顕著に出やすいため、1ブランドだけでは決済できないケースに備えることが重要です。
たとえば、ヨーロッパではMastercardが優勢なエリアも多く、逆にアメリカやアジア圏ではVisaが主流です。
また、地域によってはJCBが使えない・使える店舗が限られていることも少なくありません(※)。
このようにブランドごとの「加盟店の偏り」があるため、複数ブランドを持ち合わせることで、キャッシュレス決済の安定性が高まるのです。
とくに留学中は、学食・交通機関・スーパー・病院など、生活に直結する支払いが頻発します。
決済できずに困る事態を避けるためにも、Visa+Mastercardといった異なるブランドの組み合わせがおすすめです。
磁気不良や破損、決済エラーなどのトラブルに備えられる
クレジットカードを複数枚持っておくことで、磁気不良や決済エラーなど突然のトラブルにも冷静に対応できます。
留学中はカードが唯一の決済手段になる場面も多く、1枚しか持っていないと、使えなくなった瞬間に非常に困る状況になりかねません。
たとえば、カードの磁気部分が読み取れなくなった、ICチップに傷がついた、海外ATMで吸い込まれて戻ってこなかった、などのケースは実際に多く報告されています。
また、一部の端末では日本国内発行のカードが読み取れないこともあり、国や地域によっては決済エラーが起こりやすいという実情もあります。
そのため、あらかじめ複数枚のカード(できれば異なる国際ブランド)を用意し、代替手段を確保しておくことがリスク管理につながります。
再発行に時間がかかっても2枚目があれば安心
カードの再発行手続きは国内外問わず時間がかかり、とくに海外では再発行まで1週間〜10日以上かかることも珍しくありません。
たとえば、三井住友カードでは海外緊急カード再発行サービス(※)に対応していますが、現地での郵送や本人確認に日数を要するため、即日でカードが手元に届くわけではありません。
しかも、再発行中は決済手段が一切使えない状態が続きます。
こうした不便や不安を回避するには、あらかじめ2枚目のカードを別ブランド・別口座で用意しておくことが最も有効な対策です。
とくに現地での交通費・食費・生活用品の支払いにクレジットカードを多用する場合、1枚も使えない期間が続くと、日常生活そのものが立ち行かなくなってしまいます。
「1枚が使えなくなっても、もう1枚があるから大丈夫」といった安心感が、海外生活における心理的な安定にもつながります。
限度額不足を防げる
クレジットカードを2枚持っておけば、利用限度額が実質的に2倍になり、想定外の出費にも柔軟に対応できます。
海外留学では、授業料よりも現地での生活費がかさむことが多く、限度額が低いカード1枚だけでは不安が残る場面もあるでしょう。
たとえば、比較的物価が安いとされるカナダ・バンクーバーでの6か月間の語学留学では、授業料が約6,630カナダドルに対し、生活費が約5,712カナダドルかかるという試算もあります(※)。
都市部ならこの金額がさらに増える可能性もあります。
また、留学中は「新学期の教材購入」「長期休暇での旅行」「病気やケガによる緊急支出」など、思わぬ出費が重なることも。
しかし1枚のカードで限度額に達しても、2枚目があれば追加の支払いに対応できるため、「あといくら使えるか」を気にせず生活を送れます。
安心して現地生活を送りたい人にとって、限度額対策としての2枚持ちは非常に効果的な選択です。
留学でクレジットカードを使う際にかかる手数料と計算方法
留学先でクレジットカードを使う場合、日本国内とは異なる「海外手数料」が発生します。
手数料の仕組みを理解しておかないと、想定以上の出費につながることもあるため注意が必要です。
海外でのカード利用時に発生する代表的な手数料は、主に次の3つです。
- 為替レート差:カード会社が定める為替基準レートが使われるため、市場レートと乖離する場合がある
- 海外事務手数料:各カード会社や国際ブランドが設定する数%の手数料が、為替レートに上乗せされる
- キャッシング利息・ATM利用料:現地ATMから現金を引き出すと利息やATM手数料が発生する
ここからはそれぞれの概要や計算方法を解説します。
手数料の種類①為替レートによる差|Mastercardが有利
Visa・Mastercard・JCBなどの国際ブランドは独自の基準レートを採用しており、同じ日・同じ通貨でも適用レートが異なるため、海外でのカード利用時にはブランドによって支払総額に差が生じることがあります。
一般的にはMastercardが最も市場レートに近いとされています。
実際、MoneyHubによる複数通貨比較ではMastercardがVisaよりも平均1.5%良いレートを示すというデータもあり、手数料を含めた支払い総額を抑えられるケースが多いです(※)。
たとえば1ユーロ=160円の場合、国際ブランドによって次のようにレート差が出ることがあります。
- Visa:162円
- Mastercard:161円
- JCB:162.5円
この1〜2円の違いは、現地での支払い総額に大きく影響します。
特に利用金額が大きくなるほど無視できない負担となるため、手数料を抑えたい方はMastercardブランドのクレジットカードを選ぶのが賢い判断といえるでしょう。
出典:MasterCard Has Slight Edge on Visa in Currency Conversion - NerdWallet
手数料の種類②海外事務手数料|カード会社によって異なる
海外でクレジットカードを利用する際は、為替レートに加えて海外事務手数料も加算されます。
これは各カード会社が設定する「海外利用に関する事務手数料」のことで、
一般的には1.6〜2.2%程度です。
たとえば、Mastercardの為替レートが150円で、海外事務手数料が1.63%の場合の計算式は次のとおり。
- 150円 × 1.0163 = 約152.45円
このように、最終的な支払金額は「為替レート ×(1+海外事務手数料率)」で決まります(※)。
海外事務手数料は国際ブランドよりも発行会社ごとの設定が影響するため、複数のカードを比較しておくと安心です。
以下に各カードが外貨でのカード利用で100ドルを決済した場合の手数料と請求額をまとめました。
カード名 | 海外事務手数料 | 実際の手数料(税込) | 請求額(税込) |
---|---|---|---|
三井住友カード(NL) |
3.63% | 544円 | 15,544円 |
学生専用ライフカード | 3.85% | 578円 | 15,578円 |
JCB CARD W | 1.6 % | 240円 | 15,240円 |
エポスカード | 3.85% | 578円 | 15,578円 |
JALカード navi(学生専用) | 3.63% | 545円 | 15,545円 |
このように、海外事務手数料がもっとも安いのはJCB CARD Wです。
- 総合評価
- 口コミ件数 : 10件

- 年会費、永年無料
- いつでもポイント2倍
- 安心・安全セキュリティー
- ポイント還元率・ANAマイル還元率が高い
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険付き
- トラブル時は24時間年中無休で稼働する「JCBプラザコールセンター(海外)」へ問い合わせ可能
- ナンバーレスデザインを選択可能で不正利用リスクを抑えられる
手数料の種類③キャッシング利用時にかかる利息・ATM手数料
海外で現地通貨を引き出す際、クレジットカードのキャッシング機能を利用すると、利息とATM手数料が発生します。
キャッシングは「カードローン=借り入れ」にあたるため、借入金額に対して年利18%前後の利息が日割りで加算されます。
利息の計算式は次のとおりです。
- 返済までの日数 × 借入額 × 実質年率 ÷ 365日
たとえば10,000円を年率18%で10日後に返済する場合、利息は次のように計算できます。
- 10日 × 10,000円 × 0.18 ÷ 365 = 約49円
またキャッシング利用時の利息とは別に、ATMの利用料が1回あたり200〜400円程度かかるケースもあります。
海外ATM利用は便利ですが、コストを把握して慎重に利用することが重要です。
補足|通貨を選べる際は「現地通貨」を選択するとお得
海外でクレジットカード決済をする際、店舗やATMで「現地通貨」か「日本円(自国通貨)」かを選ぶ場面がありますが、結論から言えば、現地通貨での支払いが圧倒的に有利です。
これは「DCC(Dynamic Currency Conversion)」と呼ばれる仕組みで、日本円を選ぶと店舗側の任意レートが適用されるため、為替レートが実質的に2〜5%ほど割高になるケースが多いからです。
加えて、独自の手数料が上乗せされることもあります。
一方、現地通貨での決済を選べばカード会社の為替レート+海外事務手数料のみで済むため、割安になる傾向があります。
「聞かれたら現地通貨を選ぶ」習慣を身につけておくことで、留学中の無駄な出費を防げます。
【海外留学先の国別】おすすめのクレジットカード【実体験あり】
ここでは留学する国別に、おすすめクレジットカードを紹介します。
- アメリカ留学:三井住友カード(NL)、学生専用ライフカード
- イギリス・フランスなどのヨーロッパ留学:三井住友カード(NL)、学生専用ライフカード
- オーストラリア留学:三井住友カード(NL)、JCB CARD W
- カナダ留学:三井住友カード(NL)、学生専用ライフカード
- フィリピン留学:三井住友カード(NL)、エポスカード
- 中国留学:三井住友カード(NL)、学生専用ライフカード
- 台湾留学:JCB CARD W、三井住友カード(NL)
- 韓国留学:JCB CARD W、三井住友カード(NL)
海外利用の実体験も紹介するため、自身の渡航先が当てはまる方は参考にしてください。
アメリカ留学におすすめのクレジットカード
アメリカはクレジットカードによる決済が主流で、とくに都市部ではタッチ決済が普及しています。
VisaとMastercardの加盟店が多いため、どちらかのブランドを持っていくのが無難です。
アメリカ留学で注意すべきは、医療費の高さ。
とくにニューヨーク・マンハッタンの医療費はとびぬけて高く、実際に虫垂炎で入院し手術を受けたケースではたった1日で106万円以上の費用がかかりました。
またハワイ滞在中に急性心筋梗塞を発症し、13日間入院した事例ではおよそ1,942万円が請求されています(※)。
万が一に備えるためには、海外旅行傷害保険が自動付帯するカードを選び、あわせて民間の海外保険にも加入しておくことががおすすめです。
- 三井住友カード(NL):シェア率の高いVisa・Mastercardを選べて、タッチ決済・盗難補償・アプリ管理すべて対応
- 学生専用ライフカード:VisaまたはMastercard選択可能、自動付帯で最大2,000万円の海外旅行保険あり
出典:外務省 海外安全ホームページ
出典:疾病予防管理センター|CDC
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イギリス・フランスなどヨーロッパ留学におすすめのクレジットカード
イギリス・フランス・オーストリア・ドイツなどのヨーロッパ圏ではVisa・Mastercardの対応店舗が多く、その他のブランドは使えないことが多いです。
実際、2024年にマネ会編集部スタッフがフランス・パリへ旅行した際は、JCBやAmerican Expressが使えない店・自販機が多く、大変不便しました。
またヨーロッパには観光都市が多いため、カード決済の普及率が高い一方、スリや盗難などの軽犯罪も多く報告されています。
したがって留学時はVisaかMastercardを選択できるカードや、不正利用補償が充実し、タッチ決済やナンバーレスに対応するカードを選ぶとよいでしょう。
またSNSでは「オランダで救急車に乗ったら15万円、診察を受けるだけで20万弱もの費用かかった」との実体験が注目されており(※)、万が一に備えるなら海外旅行傷害保険が自動付帯するカードを選ぶのもおすすめです。
(※)出典:【そんなのあり!?】「海外で救急車に乗ったら…」海外で交通事故にあった日本人女性のエピソードにSNSが大困惑- 学生専用ライフカード:VisaまたはMastercardが選べ、自動付帯保険で留学初日から補償が適用される
- 三井住友カード(NL):Visa・Mastercard選択可。タッチ決済・不正利用補償・アプリ管理に対応し、都市部のカード利用も安心
出典:外務省 海外安全ホームページ「フランス 安全対策基礎データ」
出典:外務省 海外安全ホームページ「英国 安全対策基礎データ」
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オーストラリア留学におすすめのクレジットカード
オーストラリア留学の場合、3ヶ月以上の滞在では学生ビザが必要となり、ビザ申請費の支払いも含めてカードの利用機会が多いためカードの発行が必須です。
オーストラリアではVisa・Mastercardが主流ですが、シドニーやケアンズ、ゴールドコーストにはJCBの海外窓口「JCBプラザ」が設置されており、専用の「JCBプラザ ラウンジ」を利用できるため、サブカードとしてJCBブランドのカードを持っておくのもおすすめします。
- 三井住友カード(NL):Visa・Mastercard対応、即時発行・完全ナンバーレスで高セキュリティ
- JCB CARD W:オーストラリア国内のJCB優待、サポート窓口が使える点が魅力
出典:外務省 海外安全ホームページ「オーストラリア 安全対策基礎データ」
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カナダ留学におすすめのクレジットカード
Visa・Mastercardブランドのカードは、カナダ全域で高い汎用性を誇ります。
カナダはチップ文化があり、カード決済が一般的。eTA申請などのオンライン決済にも対応できるカードが必須です。
日常使いから入国申請まで対応できるカードを選び、トラブルに備えましょう。
- 三井住友カード(NL):Visa・Mastercard選択可能、デジタル発行に対応し即時利用OK
- 学生専用ライフカード:海外利用4%キャッシュバック付き。初日からの保険適用も魅力
出典:外務省 海外安全ホームページ「カナダ 安全対策基礎データ」
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出典:電子渡航認証(eTA)の概要 - Canada.ca
フィリピン留学におすすめのクレジットカード
フィリピン留学の際は、キャッシングやATM対応の利便性を重視したカード選びがカギです。
現金主義が根強い文化のため、現地通貨を引き出せるキャッシング機能が重要で、ATM手数料の安さや対応ネットワークの広さもポイントです。
セブ留学センターでは「Visa、Mastercardのどちらか一枚を用意しておくと、より安心です」としつつ、三井住友カードやエポスカードを推奨しています。
- 三井住友カード(NL):世界シェア率No.1のVisaを選択可能。ATMネットワークが広く、即時発行対応
- エポスカード:VisaブランドカードのためATM対応◎、サポート体制が整っており海外渡航初心者に安心
出典:外務省 海外安全ホームページ「フィリピン:安全対策基礎データ」
【PR】三井住友カード株式会社 【PR】Sponsored by 株式会社エポスカード中国留学におすすめのクレジットカード
大連さくら留学センターによれば、中国ではホテルへのチェックインの際にデポジットとして予定宿泊費用の3倍程度の金額を支払う必要があるため、クレジットカードが必須です(※)。
中国では銀聯カードが主流のため、香港や上海、北京以外ではVisaやMastercardが使えない場合があります。
またVisaやMastercardが使えても加盟店手数料を顧客負担にする店舗が多い点にもご注意ください。
代わりに中国では「Alipay/支付宝(アリペイ)」や「WeChat Pay/微信支付(ウィーチャットペイ)といったQRコード決済が普及しており、VisaやMastercardからのチャージが可能です。
- 三井住友カード(NL):Visa・Mastercard対応、タッチ決済・アプリ管理OK。QRチャージも可能
- 学生専用ライフカード:海外利用4%キャッシュバック付き。初日からの保険適用も魅力
出典:外務省 海外安全ホームページ「中国:安全対策基礎データ」
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台湾留学におすすめのクレジットカード
台湾でもVisaとMastercardの使用率が高いですが、大都市ではJCBも普及しており、台北市内には「JCBプラザ 台北」と「JCBプラザ ラウンジ・台北」があるため、日本語でのサポートを受けられます。
JCB CARD Wは割引優待が使える店舗が多く、ポイント還元率が1.0%〜10.5%と高いため、コスパの良さが魅力です。
- 三井住友カード(NL):Visa・Mastercard選択可能、デジタル発行対応
- JCB CARD W:台北のJCB優待・窓口が便利、還元率も高い
出典:外務省 海外安全ホームページ「台湾:安全対策基礎データ」
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韓国留学におすすめのクレジットカード
韓国ではVisa・MastercardのほかJCBも比較的普及しており、「JCBプラザ ラウンジ・ソウル」では日本語での問い合わせも可能です。
JCB CARD Wはポイント還元率がいつでも1.0%と高く、バフアーモンドストアやオールマスクストーリー、ロッテワールドなどで優待サービスを受けられるため韓国滞在をお得に楽しめます。
- JCB CARD W:韓国の提携施設で優待多数、還元率も1.0%以上
- 三井住友カード(NL):Visa・Mastercard選べて、基本機能が充実。アプリでの管理もスムーズ
出典:外務省 海外安全ホームページ「韓国:安全対策基礎データ」
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留学先でクレジットカードを利用する際の注意と対処法
留学先でクレジットカードを使う際には次のような点に注意が必要です。
- カード決済時にパスポートの提示を求められることがある
- 有効期限を過ぎるとクレジットカードが使えなくなる
- 盗難・不正利用・スキミングの被害に遭う可能性がある
ここからはそれぞれの注意点と対処方法をあわせて解説します。
カード決済時にパスポートの提示を求められることがある
海外では、クレジットカードでの支払い時にパスポートの提示を求められるケースがあります。
これは、不正利用やなりすましを防ぐため、本人確認を徹底する店舗があるためです。
たとえばヨーロッパやアジアの一部地域では、レジでカードを出すと同時に「ID, please」と声をかけられることも珍しくありません。
特にサイン決済の場面では、顔写真付きの身分証の提示が求められる可能性が高くなります。
そのため、外出時にはクレジットカードだけでなくパスポート(またはコピー)を携帯しておくことが安心材料となるでしょう。
盗難・紛失リスクも踏まえ、持ち歩く場合は管理に十分注意が必要です。
有効期限を過ぎるとクレジットカードが使えなくなる
クレジットカードには有効期限があり、期限を過ぎると海外では一切使用できなくなります。
国内と異なり、「期限切れカードを念のために持っておく」という対応もできません。
留学が長期にわたる場合は、出発前に必ずカードの有効期限を確認しておきましょう。
滞在期間中に期限が切れるようであれば、事前に更新カードを受け取っておく、または別の有効なカードを用意する必要があります。
現地でのトラブルを防ぐためにも、クレジットカードの管理は“渡航準備”の一環としてしっかりおこなっておくことが大切です。
盗難・不正利用・スキミングの被害に遭う可能性がある
海外ではクレジットカードの盗難や不正利用、スキミングといった被害に遭うリスクもあります。
とくに観光地や空港、路上のATMはスキミング被害のリスクが高く、細心の注意が必要です。
被害に遭った場合はカード会社へ速やかに連絡し、カード利用停止の措置をとりましょう。
外務省は海外での盗難被害に備えてカード会社の電話番号を控えておくことを推奨しています。
また、万が一、カードが盗難にあった場合には、直ぐにクレジットカードを停止できるよう、カード会社の電話番号を控えておきましょう。
さらに、盗難・紛失の被害に遭った際は、必ず現地の警察に行き、遺失届や盗難証明書(ポリスレポート)を発行してもらいましょう。
これはクレジットカード会社による損害補償を受けるうえで、必要書類として求められることがあるためです。
盗難や不正利用、スキミングの対策としては、利用明細のこまめな確認、スマホアプリでの即時通知設定、信頼できる店舗やATMのみの利用などが挙げられます。
また、あらかじめ海外旅行保険や不正利用補償のあるカードを選んでおくことも重要です。
海外留学向けのクレジットカードに関するよくある質問
海外旅行向けのクレジットカードにまつわるよくある質問に回答します。
- 海外留学におすすめのクレジットカードは?
- 海外留学にはデビットカードとクレジットカードどっちを持っていくべき?
- 留学に持っていくクレジットカードの海外旅行保険は自動付帯と利用付帯どちらがいい?
- 長期留学におすすめのクレジットカードは?
- 海外留学する子どもに家族カードを発行することはできる?
- 中学生・高校生の留学におすすめのクレジットカードは?
- 大学生の留学におすすめのクレジットカードは?
- 社会人の留学におすすめのクレジットカードは?
- 留学費用はクレジットカード払いできる?
- 海外留学に持っていくクレジットカードの限度額はいくらが適切?
似たような疑問をお持ちの方は参考にしてください。
海外留学におすすめのクレジットカードは?
海外留学におすすめなのは、海外旅行傷害保険が付帯しており海外での加盟店が多く、キャッシング機能付きで海外でのサポートが手厚いクレジットカードです。
これらの条件をクリアするカードは次の6枚です。
- 三井住友カード(NL):完全ナンバーレスでセキュリティ万全
- 学生専用ライフカード:海外旅行傷害保険が自動付帯、海外利用分が4%キャッシュバック
- JCB CARD W:ポイント高還元でANAマイル還元率も高い
- エポスカード:最短即日発行・受け取り可能で渡航まで時間がなくても安心
- ANA VISAカード<学生用>、JALカード navi(学生専用):在学中のマイルが無期限で長期留学向け
![]() 三井住友カード(NL)
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![]() 学生専用ライフカード
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![]() JCB CARD W
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![]() エポスカード
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![]() ANA VISAカード<学生用>
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![]() JALカード navi(学生専用)
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年会費 |
無料
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無料
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無料
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無料
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無料
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無料
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ポイント還元率 | 0.5 〜 7% | 0.5 〜 1.5% | 1 〜 10.5% | 0.5% | 0.5 〜 10% | 1 〜 2% |
発行期間 | 最短10秒(※) | 最短2営業日 | モバ即入会で最短5分(※) | 店頭申込で最短30分発行・オンライン入会で1週間程度 | 最短3営業日 | 約2~3週間 |
付帯 サービス |
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電子 マネー |
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国際ブランド |
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⇒海外留学向けのおすすめクレジットカードについてもっと詳しく!
海外留学にはデビットカードとクレジットカードどっちを持っていくべき?
海外留学先にはクレジットカードを持っていくことをおすすめします。
なぜなら、クレジットカードにはキャッシング機能、旅行保険の付帯など、デビットカードとは異なり留学生活を支える機能や特典が多いためです。
ただし、使いすぎが心配な方や予算管理を重視したい方にはサブカードとしてデビットカードを持っていくのがおすすめです。
留学ジャーナルは使い過ぎが心配な方にデビットカードやプリペイドカードの利用を推奨しています。
海外では多額の現金を持ち歩かないのが鉄則。そのためカードでの支払いが主流なのですが、うっかり使いすぎてしまうことも。その点、デビットカードや海外専用プリペイドカードが便利。口座にある金額分しか利用することができないため、使いすぎる心配がありません。
留学に持っていくクレジットカードの海外旅行保険は自動付帯と利用付帯どちらがいい?
留学には「自動付帯」の海外旅行保険があるクレジットカードを選ぶのがおすすめ。
自動付帯であればカードを持っているだけで保険が有効になるため、いざという時の備えとして安心だからです。
一方、「利用付帯」は旅行前の交通費などをカードで支払わないと保険が適用されないため、出発前に条件を満たし損ねると無保険になるリスクがあります。
特に長期留学では、保険の適用開始時期や継続期間に注意が必要です。
とはいえ、自動付帯のカードは年会費がかかるものも多く、補償額も限定的な傾向があるため、費用を抑えたい場合は利用付帯カードを選ぶのが現実的といえるでしょう。
長期留学におすすめのクレジットカードは?
長期留学やワーホリには、セキュリティと海外補償に強いカードを2枚持っていくのが理想です。
たとえば、三井住友カード(NL)は完全ナンバーレスカードで安全面に優れており、学生専用ライフカードは海外旅行傷害保険が自動付帯です。
2枚を組み合わせることで海外旅行傷害保険の適用期間を90日から最大6ヶ月間まで伸ばせるため、長期滞在でも安心。
なお、7ヶ月以上の長期留学になる場合は、民間の留学保険への加入も検討しましょう。
カードに付帯する海外旅行傷害保険と組み合わせれば、コストを抑えつつ、安心して長期滞在を続けられます。
- どちらも年会費無料で維持コストがかからない
- 旅行傷害保険の期間を最大6ヶ月に延長できる
海外留学する子どもに家族カードを発行することはできる?
18歳以上(高校生を除く)であれば、家族カードを発行できるケースが多いです。
家族カードは親名義のカードの付帯カードとして発行できる仕組みのため、子ども本人に収入や信用情報がなくても持てるメリットがあります。
ただし、カード会社によっては発行条件が異なるため、事前確認が必要です。
中学生・高校生の留学におすすめのクレジットカードは?
基本的にクレジットカードは、申し込み時点で「18歳以上かつ高校生ではない」ことが発行条件となっているため、中学生や高校生は自分名義のカードを作ることができません。
また、家族カードも同様に「18歳以上(高校生を除く)」を条件としているカード会社が多いため、未成年の留学中の決済手段としては、国際デビットカードや国際プリペイドカードの発行を検討するとよいでしょう。
大学生の留学におすすめのクレジットカードは?
大学生は自分名義でクレジットカードを作れる年齢のため、年会費無料で海外旅行保険が付帯しているカードを選ぶのが理想的。
たとえば次の5枚は大学生の留学におすすめです。
- 三井住友カード(NL):学生限定のお得なポイント付与あり
- 学生専用ライフカード:海外旅行傷害保険が自動付帯
- JCB CARD W:若年層向けで高還元のカード
- ANA VISAカード<学生用>、JALカード navi(学生専用):在学中のみ年会費無料
![]() 三井住友カード(NL)
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![]() JCB CARD W
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![]() 学生専用ライフカード
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![]() ANA VISAカード<学生用>
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![]() JALカード navi(学生専用)
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年会費 |
無料
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無料
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無料
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無料
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無料
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ポイント還元率 | 0.5 〜 7% | 1 〜 10.5% | 0.5 〜 1.5% | 0.5 〜 10% | 1 〜 2% |
発行期間 | 最短10秒(※) | モバ即入会で最短5分(※) | 最短2営業日 | 最短3営業日 | 約2~3週間 |
付帯 サービス |
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電子 マネー |
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国際ブランド |
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社会人の留学におすすめのクレジットカードは?
社会人の留学では、補償や限度額を重視したカード選びが重要です。
万が一の医療費や長期滞在に備えて、海外旅行保険が利用付帯でも充実しているカードを選びましょう。
また、最低でも2枚のクレジットカードを持っていくのが理想的。VisaとMastercardなど、ブランドが異なるカードを併せ持つことで万が一の決済トラブルやカードの紛失時に対応しやすくなります。
また、海外旅行障害保険の補償期間を延ばすためにもカードの2枚持ちがおすすめ。1枚目は自動付帯、2枚目は利用付帯のカードにすることで、最大6ヶ月まで保険適用期間を延長できます。
社会人の留学におすすめのクレジットカードは次の3枚です。
- 三井住友カード ゴールド(NL):世界中どこでも使いやすいVisaかMastercardを選択可、限度額最大200万円
- 楽天プレミアムカード:限度額最大300万円、海外旅行傷害保険が自動付帯、プライオリティ・パス、空港ラウンジサービス付き
- 三菱UFJカード ゴールドプレステージ:海外旅行傷害保険が自動付帯、空港ラウンジサービス付き
![]() 三井住友カード ゴールド(NL)
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![]() 楽天プレミアムカード
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![]() 三菱UFJカード ゴールドプレステージ
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年会費 |
5,500円(税込)
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11,000円(税込)
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11,000円(税込)
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ポイント還元率 | 0.5 〜 7% | 1 〜 3% | 0.5 〜 20% |
発行期間 | 最短10秒(※) | 約一週間 | 最短翌営業日(Mastercard®・Visaのみ) |
付帯 サービス |
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電子 マネー |
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国際ブランド |
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ワーキングホリデーにおすすめのクレジットカードについては以下を参考にしてください。
留学費用はクレジットカード払いできる?
一部の語学学校や大学、航空券などの費用は、クレジットカードで支払える場合があります。
特にVisaやMastercardは対応範囲が広く、オンライン決済に対応した留学エージェントや学校では利用できるケースが多いです。
日本学生支援機構(JASSO)の調査によると、1年間の留学にかかる平均費用は200万円前後(※)。高額な学費・生活費の支払い手段としても、クレジットカードは強力なサポートになります。
ただし、すべての支払先がカードに対応しているとは限らず、現地送金のみというケースも。高額な学費を支払う際は、カードの利用限度額も要確認です。
カード払いはポイント還元や返金トラブル時のサポートも受けやすく、留学費用の一部をカードで支払っておくと安心です。
海外留学に持っていくクレジットカードの限度額はいくらが適切?
海外留学用のクレジットカードの限度額は1ヶ月あたり10~15万円、半年で60~100万円を目安するとよいです。
航空券・学費以外にも医療費・物価・緊急帰国などを想定して設定しましょう。
渡航前にカード会社に限度額引き上げを依頼しておくと安心です。
海外留学におすすめのクレジットカードまとめ
これから留学を考える人にとってもっとも大切なのは、希望条件に見合った学習環境を手に入れることです。
夢をかなえるための勉強や準備に忙しく、留学中の生活への備えは後回しになりがちです。
しかし、留学先での安全性や信頼性を高めてくれるクレジットカードは、留学準備のなかでも重要度の高いアイテムのひとつです。
じっくり検討する時間を設けるようにしましょう。
- 現金よりキャッシュレス決済が便利
- 付帯の海外旅行保険が使える
- 限度額が多ければ安心できる
- 2枚以上あればカードトラブルに対応できる
日本で利用するときとは違い、留学中のクレジットカードはトラブル時にも強い味方になってくれます。
海外旅行傷害保険の内容やサポートデスクなど、海外で頼れる機能やサービスをきちんと確認して自分に合ったクレジットカード選ぶのがおすすめです。

学生時代には月間1,000万PV規模のWebメディアでインターンを経験。 SI系のベンチャー企業での勤務を経て、2017年に株式会社サイバーエージェント入社ののち株式会社CyberSS(現:CyberOwl)に異動。 クレジットカードはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)とJAL Global WALLET、キャッシュレスではLINE Payを愛用中。 釣りが趣味で船、陸問わず釣りに行く。どこかにマイルを使って南の島に釣りに行くのが目標。

専門家からの一言
クレジットカードは、海外生活をする上で欠かせない現地通貨の支払いだけでなく、病気やケガ、そして盗難などの偶発事象にも対応でき、またご自身の信用力をも持つ身分証明書としても有用です。
さらに、現金を持ち歩くよりもセキュリティは確保されていますし、使用限度によりお金の使い過ぎもありません。
現金が必要な時にはキャッシングもできますので大変便利です。
上限を超えて使う必要がある時にはクレジットカード会社への連絡により一時的に使用限度を増額することも可能ですので安心です。