プロミスで延滞したら何が起きる?返済遅れしそうなときの対処法を徹底解説!
プロミスの返済に遅れてしまうと、信用情報に傷がついてしまうのはもちろん、電話・郵送による督促や、利用停止・強制解約といった措置を取られてしまう可能性もあります。
とはいえ、経済的な理由から「どうしても返済できない…」という状況に陥ってしまうこともありますよね。
そこで今回の記事ではプロミスの返済に遅れたときに起こることや、返済に遅れてしまいそうなときの対処法などについて紹介します。
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- プロミスで延滞したときに起きること
- プロミスの返済に遅れそうなときの対処法
- 延滞中の取り立てについて
- プロミスの返済に遅れないためにできること
プロミスで延滞したときに起きること
プロミスに限らず、金融業者から借りたお金は期日までに返済する必要がありますが、急な入院や大きな出費などが原因で、止むを得ず返済できないこともありますよね。
そんなときに「延滞するとどうなるんだろう」という疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。
そこで、以下ではプロミスの返済に遅れた際に起こることを具体的に紹介します。延滞している、もしくは延滞してしまいそうな状況にいる方は参考にしてみてください。
- 遅延損害金が発生する
- 信用情報機関に延滞の情報が記録される
- プロミスから返済を督促する電話・郵便が届く
- プロミスで利用停止や強制解約の措置になる
- 法的措置を取られる
1.遅延損害金が発生する
プロミスの返済に遅れると遅延損害金が発生します。延滞した金額を返済する際は、遅れた分の返済額に加えて、遅延損害金も支払う必要があるので注意しましょう。
ちなみに、遅延損害金とは返済が遅れたときに発生する手数料のようなもの。具体的な遅延損害金の金額は、以下の計算式で計算することが可能です。
遅延損害金の計算式
借入残高×0.2÷365×延滞日数
では、具体的な例を見ていきましょう。例えば、借入残高20万円の状態でプロミスの返済が30日間遅れたとします。
その場合は、借入残高(20万円)×0.2÷365×延滞日数(30日)という計算になり、発生する遅延損害金は約3,287円です。
この数字だけを見ると「意外と遅延損害金って安いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、返済に遅れた期間がさらに伸びたり、借入残高が多くなるほど、遅延損害金も高くなるので注意してください。
2.信用情報機関に延滞の情報が記録される
プロミスの返済に遅れてしまうと、その事実が信用情報機関に登録されることがあるのですが、この情報が原因でローン商品やクレジットカードの審査に落ちてしまう可能性があるので注意してください。
なぜなら、ローン商品やクレジットカードなどの審査の際には、あなたの信用情報を照会しているためです。信用情報に返済遅れの記録があることも知られてしまうので、審査に落ちる一因になります。
また、長期での延滞をしてしまうと信用情報に「金融事故」として一定の期間記録されてしまうのですが、金融事故の記録がある限りローン商品やクレジットカードの審査にもほぼ通らなくなってしまうので、長期での延滞は避けるようにしましょう。
専門家からのコメント
プロミスの返済を延滞してしまうと、そのことが信用情報に記録され今後の生活に影響が出てきてしまいます。
例えば、新しくカードを作ろうとしても審査に落ちてしまうとか、住宅ローンの借り入れを希望しても、やはり審査に落ちてしまい、借り入れができないといったことです。
またスマホの端末本体の分割払いもできなくなるなど、日常生活にも支障をきたすことも出てきます。
延滞するとこのようなリスクがあるということを理解した上で、慎重に利用しましょう。
3.プロミスから返済を督促する電話・郵便が届く
プロミスの返済に遅れると、電話や郵便による督促がおこなわれることがあります。
電話の督促では、プロミスからあなたの携帯電話などに催促の電話がかかってきます。さらに、郵送で督促状が送られてくることもあります。
督促状とはいっても、内容としては返済を強要するようなものではなく、返済金額や返済がされていないことを通知する内容となっています。「お知らせのハガキ」のようなイメージです。
また、なかには「督促状が届くことで家族にプロミスの利用がバレないか不安」という方もいるかと思いますが、差出人名は個人名、もしくは「パルセンター」という名義で届くので、仮にハガキを見られてしまったとしてもすぐにバレてしまう可能性は低いでしょう。
ただし、中身を見られてしまうとバレてしまうのはもちろん、「パルセンター」という名前を検索されてしまうと、すぐにプロミスだと分かってしまうので、安心できるとはいえません。
4.プロミスで利用停止や強制解約の措置になる
返済を延滞してしまうと、その延滞を解消するまではプロミスから新たにお金を借りることはできなくなる可能性があります。つまり、利用停止になってしまうということです。
また、短期間の延滞であれば延滞を解消したあとに、またお金を借りることは可能な場合がほとんどですが、何度も延滞を繰り返している、もしくは長期で延滞をしている場合は、強制解約されてしまう可能性があるので注意してください。
強制解約されてしまうと、延滞を解消したとしてもお金を借りることはできません。完全にカードローンとしての機能を失ってしまいます。
ちなみに、強制解約されたあとにプロミスを再契約できる可能性はほぼありません。
というのも、強制解約をした事実はプロミス側で記録されているため、審査に通る可能性がほとんどないためです。そのため、今後もプロミスを利用したい方は、強制解約されてしまう前に延滞を解消するようにしましょう。
5.法的措置を取られる
プロミスでの延滞が長期化すると、法的措置の段階へと進むこともあります。
この場合には、プロミス側が裁判所に債務者であるあなたに強制執行を申し立て、あなたがしかるべき対応を示さないときには財産差し押さえされることもあります。
このような事態を回避するためにも、早めの返済を心がけましょう。
プロミスの返済に遅れそうなときの対処法
プロミスの返済に遅れそうなときは、まず最初にプロミスへ相談しましょう。
プロミスの公式サイトでも以下のような記述があります。
Q.もし期日に遅れそうな場合は?
A.期日前に、プロミスコール(0120-24-0365)までご相談ください。
返済期日はご利用の都度、 ご利用明細書に記載してお知らせしておりますので必ずご確認ください。
※会員サービス内「ご返済日お知らせメール」をご登録いただくと、ご返済日を事前にメールでお知らせいたします。
上記のとおり、返済に遅れそうなときはプロミスコールに連絡してみてください。連絡、相談することで、ある程度返済を猶予してくれる可能性があります。
また、返済期日から14日以内の返済が可能なのであれば、プロミスコールの自動音声応答でも手続きすることが可能です。
もしもプロミスに相談をせずに返済期日を過ぎてしまうと、プロミスからの催促が始まり、強制解約されてしまうリスクもあります。このようなリスクを避けるためにも、返済に遅れそうなときは、まず最初にプロミスへ相談してください。
そのときは不安かもしれませんが、相談をせずに返済遅れを放置していても、利用停止や強制解約など、状況は悪化していくだけです。早めに返済期日の相談をして、少しでもプロミスからの信用を回復できるように心がけましょう。
プロミスの返済が厳しいなら債務整理も検討しよう
プロミスの返済を延滞しそうになったときは、プロミスへ相談することで返済期日を伸ばしてもらえる可能性がありますが、それでも返済が厳しいなら債務整理を検討しましょう。
ちなみに債務整理とは、現在の借金を減額してもらえる手続きのことです。
債務整理をすると一定の期間はローン商品やクレジットカードなどの審査に通らない、というデメリットもありますが、将来利息などをカットして借金を減額してもらえるので、経済的に立て直す契機となるのではないでしょうか。
また、なかには「債務整理するのは抵抗がある」という方もいるかもしれませんが、返済を延滞し続けてしまうような状況であれば検討の価値はあるでしょう。まずは専門家に相談してみてください。
専門家からのコメント
返済が厳しく自分では解決できそうにないという場合は放置せず専門家に相談しましょう。
債務整理は、弁護士などの専門家が債権者と交渉してくれる手続きです。
債務整理をすることで一定の期間は借り入れをしようとしても審査が通らないというデメリットはあるものの、借金の利息や遅延損害金を大幅に減額することができます。
また、返済期間も3年~5年の長期にわたって分割してもらえるので、多くの方が毎月の支払額を減額できます。
そのため、債務整理はその後の生活を立て直す契機にもなるのです。
延滞中の取り立てについて
プロミスでは基本的に電話、もしくは郵送にて督促をおこなっています。
「電話で督促をされる」と聞くと、怖い口調で返済を迫られそうなイメージがあるかもしれませんが、プロミスでは怖い口調で返済を強要するようなことはないので安心してください。
なぜなら、プロミスなどの消費者金融は「貸金業法」という法律によって過剰な取り立てが禁止されているためです。
そのため、電話で怒鳴られたり、恐喝じみた督促をされるようなことはありません。基本的には丁寧な口調で相談に乗ってもらえます。
家を訪問しての督促はおこなわれていない
怖い口調で取り立てはされないといっても、家に訪問されるのはなんだか怖いですし、できれば避けたいですよね。とはいえ、プロミスがあなたの自宅に直接訪問してくる可能性はまずありません。
ただし、郵送での督促が自宅に届く可能性はあるので、家族に内緒で借入れたい方は、返済に遅れないように注意が必要です。
取り立てを無視し続けるとどうなる?
プロミスからの電話や郵送での取り立てを無視し続けていると、自宅の固定電話や勤務先に連絡されてしまう可能性があります。
ただ、プロミスでは連絡の際に個人名を名乗ってくれるため、プロミスの返済を延滞していることがバレてしまう可能性は低いです。プロミスの利用を周囲に内緒にしている方は、そこまで心配する必要はないでしょう。
しかし、何度も電話されてしまうと怪しまれてしまう可能性はありますので、プロミスからの督促があった場合は無視せずに、すぐに対応することをおすすめします。
全額支払いを求める書面が届くことも
プロミスの返済を延滞したまま時間が経過すると、全額支払いを求める書面が届くことがあります。
そして、その書面すら無視していると最悪の場合、裁判などの法的措置を取られてしまい、財産を差し押さえられる可能性もあります。
分割返済するつもりで借りたお金を、全額支払いするのは難しいですよね。このような事態にならないためには、日頃からしっかりと返済額を確保して、借り過ぎないように注意する心がけが必要です。
プロミスの返済に遅れないためにできること
プロミスの返済を延滞してしまうと、最悪の場合差し押さえされてしまうリスクもあります。このような状況を避けるために、プロミスの返済を延滞しないように意識することが大切です。
以下では、プロミスの返済に遅れないためのコツを紹介しますので、延滞しないかどうか不安な方はぜひ参考にしてみてください。
- お知らせメールに登録する
- 返済期日を忘れないように自動引き落としにする
1.お知らせメールに登録する
プロミスの返済を忘れないか不安な方は「ご返済日お知らせメール」というプロミスのサービスを活用しましょう。
ご返済日お知らせメールとはその名のとおり、あなたのパソコンやスマートフォンに、返済期日を事前にメールにて知らせてくれるサービスです。返済期日を事前に知らせてくれるので、返済日を忘れてしまうリスクを減らすことができます。
また、配信日時は自分自身で設定することができるので、いつも自分がメールを確認するようなタイミングに設定しておけば、メールを見逃してしまう心配もありません。
ちなみにご返済日お知らせメールは、会員サービスにあるメニュー画面からいつでも自分で設定することができます。まだ設定していない方は、ぜひこの機会に活用してみてください。
2.返済期日を忘れないように自動引き落としにする
プロミスではインターネットや銀行振り込みなど、さまざまな返済方法に対応していますが、延滞しないか心配な方は口座振替での返済が最もおすすめです。
口座振替なら万が一返済日を忘れてしまっても、口座残高さえあれば延滞してしまうことがないので安心。「うっかり返済を忘れてしまった」という事態を防ぐことができます。
また、すでに違う返済方法を選んでいる方でも、会員サービスのメニュー画面から口座振替での返済に切り替えることができるので、延滞が心配な方は設定しておきましょう。
ただし、口座振替で返済する場合は、口座残高が不足しないように注意してください。できれば、給料の振込先など、常に返済額以上の残高があるような状態の口座を選択することをおすすめします。
返済のコツについて、下記の記事もご参照ください。
プロミスで延滞しそうなときはまず相談しよう!
今回の記事では、プロミスの返済を延滞した際に起きることや、返済に遅れそうなときの対処法などについて紹介しました。
プロミスに限らず、金融業者からお金を借りた際には返済期日までに返済する必要があります。できれば延滞せずに完済することが理想です。
しかし、場合によっては止むを得ず延滞してしまうこともあるかと思います。そんなときはまず、プロミスの担当者に相談しましょう。返済期日を調整してくれる可能性があります。
返済できない状態が長期間続くなら、債務整理などを検討することも必要になります。そのような事態を避けるためにも、借り過ぎには注意して計画的な利用を心がけましょう。
<参考>
・プロミス公式サイト「ご返済について」
専門家からの一言
不要不急な出費の際には、プロミスですぐにお金を借りられることはとても心強いことですね。
しかし、支払いを延滞したり、支払いができないということになれば、信用情報に記録され、今後一定期間はカードを作れないとか、住宅や自動車のローンの審査が通らないというように、その後の人生の大切な場面で大きく制約を受けることになります。
手軽さゆえに「安易に借りない」ということはもちろんですが、緊急の出費で借りざるを得ない場合でも、計画的な返済を心がけ、延滞しないようにうまくサービスを利用することが大切です。
大阪府出身。大学卒業食品メーカーに入社するも3年で結婚で退職、20代後半で某都市銀行で個人営業を経て外資系生命保険会社で10年勤務。個人的には20代から現在まで投資を続ける個人投資家でもあり、資産運用を一番得意としています。お金で我慢することがないますます自由に自分らしく生きる女性を増やしたいという想いから、どこの金融機関にも属さない中立な立場で提案したいと考えるようになり2019年末に退職。現在はフリーのFPという立場で老後に3,000万円差が着く資産革命『マネーレボリューション』という講座を働く女性向けに主催。
作曲・編曲などの仕事を経て、専業ライターに。音楽系の記事が得意と思われがちですが、金融・ビジネスに関するテーマが一番得意です。自身が経済的に苦労した経験を活かし、誰よりも分かりやすくお金の知識をお届けします。他にもプログラミング、webデザイン、VODなど様々なジャンルの記事を執筆しています。趣味はプログラミング・アニメ・旅行・ギターの演奏・ミルクティーの飲み比べ。投資にも興味があり、お金の上手な使い方を勉強中です。