カードローンで800万円〜1000万円は可能!金利・利息やおすすめ借入れ先
本記事では、800万円~1000万円借入できる可能性のあるカードローンと、すぐに高額を借りたいときの資金調達方法を解説します。
また、高額を借りる場合の金利についてもシミュレーションを交えて紹介します。
即日融資が可能なカードローンも紹介するので、すぐにお金が必要な方も参考にしてみてください。
1000万円を借りる方法
1000万円を借りるには以下のような方法があります。
借入方法 | 融資上限額 | 金利 | 審査時間 |
---|---|---|---|
カードローン | 〜800万円 | 約2~4% | 最短即日 |
キャッシング | 〜100万円 | 約15~18% | 最短即日 |
フリーローン | 〜1,000万円 | 約3.775%~12.0% | 数日〜1週間 |
不動産担保ローン | 〜数千万円 | 約7~15% | 最短翌日 |
この中では、担保がなくても審査に通る可能性があり、最短即日審査結果が出るカードローンが一番おすすめです。
審査に通ればカードローンで800万円〜1000万円を借りられる!
カードローンは、利用限度額上限の800万円~1000万円といった高額融資の場合でも、審査に通れば限度額の上限まで借りることができます。
ただし、これだけの高額融資ともなると、多くのカードローン商品において最大限度額に近い金額を借りることになります。
アイフル | 800万円 |
---|---|
アコム | 800万円 |
プロミス | 500万円 |
みずほ銀行カードローン |
800万円 |
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) |
500万円 |
三井住友銀行 カードローン | 800万円 |
上記のように、プロミスやバンクイックでは最大限度額が500万円なので、800万円〜1000万円の高額融資を受けることはできません。
また、数あるカードローンのなかには最大限度額が1000万円を超える商品もありますが、上記の大手消費者金融3社・3大メガバンクの銀行カードローンでは、最大限度額は800万円までとなっています。
これらの商品の最大限度額を見るだけでも、800万円〜1000万円という借入額は、カードローンを利用するうえでかなり高額だということが理解できるでしょう。
限度額が大きくなるほど審査は慎重におこなわれるため、審査の結果として800万円〜1000万円という大きな限度額が設定されるケースは、それほど多くないといえます。
また、消費者金融の審査では、貸金業法の総量規制の影響を受けるので、原則として年収の1/3を超える金額は借りることはできません。
つまり、800万円を借りるためには2,400万円以上、1000万円を借りるためには3,000万円以上の年収が必要になります。ただし、おまとめローンは総量規制の例外貸付なので、年収の1/3を超えて借りられることもあります。
さらに、銀行カードローンの審査でも総量規制に準じた自主規制がおこなわれていることもあります。そのため、基本的には800万円〜1000万円という高額融資を受けるためには、十分な返済能力が認められるような収入が必要になります。
800万円〜1000万円借りている人はどのくらいいる?
それでは、どのくらいの人がカードローンで800万円〜1000万円を借りているのでしょうか?
全国銀行協会の調査によれば、借入残高保有者のうち501万円以上を借りている人の割合は、銀行カードローンでは5.1%、消費者金融では3.2%、クレジットカード会社では2.8%と報告されています。
いずれもかなり低い割合ですが、これはあくまでも500万円を超えて借入れている人の数字です。そのなかでも、とりわけ高額な800万円〜1000万円を借りている人の割合は、上記よりもさらに少なくなることでしょう。
また、マネ会に寄せられた868件の口コミのうち、借入額が500万円〜1000万円の方の口コミは1件のみです。
このことからも、カードローンで1000万円に近い高額を借りる方の割合はかなり少ないことがわかります。
800万円〜1000万円借りるときの金利・利息はどのくらい?
800万円〜1000万円といった高額を借りる場合には、5%以下の非常に低い金利が適用される可能性が高いです。
カードローンの下限金利の相場は、下記のとおりです。
大手銀行カードローン | 約2~4% |
---|---|
大手消費者金融 | 約3% |
カードローンでは、限度額が大きいほど低い金利が適用される傾向にあるため、最大限度額に近い金額を借りるということは、下限金利に近い金利が適用されるということになります。
800万円〜1000万円の借入れは、カードローン商品の最大限度額に近い金額であることが多いため、金利はとても低くなる可能性が高いです。
800万円借りるときの金利・利息
実際の商品を例に挙げて、どれくらいの金利が適用され、いくらくらいの利息が発生するのかを試算してみましょう。
例えば、銀行カードローンの例として、3大メガバンクの1つであるみずほ銀行カードローンで最大限度額の800万円を借りた場合、適用金利は年2.0%となります。
初回の最低返済額は80,000円なので、最後まで毎月80,000円を返済したと仮定した場合の返済総額・利息総額は下記のとおりです。
毎月の返済額 | 返済回数 | 返済総額 | 利息総額 |
---|---|---|---|
80,000円 | 111回 | 8,774,696円 | 774,696円 |
やはり、年2.0%の低金利で借りたとしても、借入額が大きいだけに利息も80万円近くと高額です。できるだけ早く返済して、利息を安く抑えたいところですね。
また、消費者金融の例として、アイフルで最大限度額の800万円を借りたときの利息を試算してみましょう。
下限金利の年3.0%が適用されたと仮定して、最低返済額(約定日制)で返済したときの利息は次のようになります。
毎月の返済額 | 返済回数 | 返済総額 | 利息総額 |
---|---|---|---|
96,000円 | 94回 | 8,981,430円 | 981,430円 |
やはり、金利が低いみずほ銀行カードローンのほうが20万円程度利息が低い結果となりました。
借入額が大きいほど金利差が与える影響も大きくなるので、高額融資を受ける際にはできるだけ低金利の商品を選びたいところです。金利が低い傾向にある銀行カードローンなどがおすすめです。
1000万円借りるときの金利・利息
次に、1000万円を借りたときの金利・利息も試算してみましょう。
大手消費者金融や3大メガバンクの銀行カードローンのなかには、最大限度額が1000万円に達している商品はありません。
そこで、ネットで申込みから借入れまでを完結できる消費者金融のJ.Scoreを例に挙げ、最大限度額の1000万円を借りたときの利息をシミュレーションしてみました。
金利は、下限金利の年0.8%が適用されたと仮定します。
毎月の返済額 | 返済回数 | 返済総額 | 利息総額 |
---|---|---|---|
88,000円 | 119回 | 10,402,166円 | 402,166円 |
年0.8%という低金利だけあって、利息総額は40万円程度と、比較的低めに抑えられています。
J.Scoreは最大限度額が大きく、下限金利も大手カードローンに比べると特筆すべき低さなので、高額融資を受けたい際にはぜひ検討したい商品です。
初回から高額融資を受けられるのはどんな人?
高額融資の審査に通りやすい人には、以下のような特徴があります。
- 年収が高い
- 信用情報に問題がない
- 勤続年数や勤務先などの属性が高い
まず、年収が高い人はその分返済能力も高くなるので、高額な限度額が設定されやすい傾向にあります。
また、信用情報に問題がないことも大切です。返済遅れや金融事故などの履歴がないのはもちろんのこと、クレジットカード・カードローンの借入経験がまったくないよりは、今までにきちんと支払い・返済をした実績がある人のほうが評価を受けやすいようです。
さらに、勤続年数や勤務先などの属性が高い方も、収入が安定していると判断されやすいので限度額審査でプラスの評価を受ける傾向にあります。
なお、初回審査時は限度額審査も慎重におこなわれやすいです。思い通りの高額融資を受けられなかった場合には、契約後に返済実績を作ってから、増額審査を受けて限度額の引き上げを狙うとよいでしょう。
「大きな金額を借りるのは以前より難しくなった」って本当?
実は、カードローンで大きな金額を借りるのは、以前よりも難しくなっています。
貸金業法改正による規制の強化により、2006年以降の貸金業者による消費者向け貸付残高は減少しました。
さらに、銀行による過剰貸付によって返済不能者が続出したことが問題視され、2017年ごろから全国銀行協会・金融庁などによる申し合わせや検査がおこなわれ、銀行カードローンの融資審査も厳格化されたのです。
そのため、「本当に返済できる見込みがあるとみなされた人」しか、現在は高額融資を受けることができなくなっているといえます。
すぐに高額を借りたいときの資金調達方法は?
現在、すぐに800万円〜1000万円を借りたいときに、利用できる方法には次のようなものがあります。
- カードローンを利用する
- 担保が必要なローン商品を検討する
- 事業性資金ならビジネスローンを検討しよう
- おまとめローンを利用する
代表的なものとしては、限度額の大きいカードローンを利用する方法があります。
審査に通れば高額融資を受けられるうえ、ほかの方法に比べて融資スピードが速く、消費者金融なら即日融資も可能です。
限度額が大きいおすすめのカードローンについては、次の「高額を借入れたいときのおすすめカードローンはどれ?」で紹介します。
さらに、事業性資金ならビジネスローンの検討がおすすめです。商品によっては、即日融資を受けられる場合もあります。
不動産を担保として借り入れすることも可能
担保となる資産がある場合には、不動産担保ローンなどもおすすめです。担保がある分、無担保のローンよりも高額を借りやすい傾向にあります。
不動産担保ローンは、自分のものではなく親や親戚がもっている土地やマンション、法人名義のビルでも担保にできます。
不動産担保ローンは低金利なのに、最短翌日には融資をしてくれるケースもあります。
すでに複数の借入があり、債務が高額化しているときには、おまとめローンも検討できます。貸金業法による総量規制の例外貸付になっており、借入額が年収の1/3を超えていても利用可能です。
高額を借入れたいときのおすすめカードローンはどれ?
カードローンで800万円〜1000万円といった高額融資を受けたいときは、限度額が大きい銀行カードローンがおすすめです。
ただし、限度額が大きいほど審査は厳しくなる傾向にあるので、かならずしも800万円〜1000万円を借りられるわけではない点に注意が必要です。
限度額が大きい銀行カードローン3選
銀行カードローンのなかでも、利用限度額が大きいおすすめカードローンは以下の3つです。
カードローン | 最大限度額 |
---|---|
みずほ銀行カードローン | 800万円 |
三井住友銀行 カードローン | 800万円 |
住信SBIネット銀行カードローン<プレミアムコース> | 1,200万円 |
金利が低い傾向にある銀行カードローンは、高額融資を受けたいときの借入先としてはぜひ検討したいところです。
さらに、一般的には消費者金融よりも銀行カードローンのほうが、最大限度額が大きい傾向にあるため、高額融資を受けたいときはぜひチェックしたいですね。
みずほ銀行カードローン
- 金利年2.0%~14.0%と納得の金利!
- 最高ご利用限度額800万円
- 住宅ローンをご利用の方はさらに金利を年0.5%引き下げ
- 実質年率
- 年2.00〜14.00%
- 借入限度額
- 10万円〜800万円
- 審査時間
- 最短当日
- 融資時間
- 最短当日
- コンビニ
- 収入証明書
- 公式サイト参照
まず、みずほ銀行カードローンの最大限度額は800万円です。
下限金利は年2.0%なので、大手消費者金融よりも低い傾向にあります。最低返済額も低めなので、毎月の返済負担を少なくしたい方におすすめです。
三井住友銀行 カードローン
「三井住友銀行 カードローン」の最大限度額も800万円です。下限金利は年1.5%なので、高額を借りたい方は目安として意識しておくとよいでしょう。
また、提携ATMを手数料無料で利用できる点もうれしいですね。お得に高額融資を受けたいなら、「三井住友銀行 カードローン」はぜひ検討したい商品の1つです。
住信SBIネット銀行カードローン<プレミアムコース>
- 借入・返済時のATM手数料0円。
- 基準金利からさらに!最大0.6%の金利優遇
- 毎月のご返済は2000円から!
- 実質年率
- 年1.99〜14.79%
- 借入限度額
- 10万円〜1,000万円
- 審査時間
- 公式サイト参照
- 融資時間
- 公式サイト参照
- コンビニ
- 収入証明書
- 公式サイト参照
さらに、住信SBI銀行ネット銀行カードローンの<プレミアムコース>なら、最大限度額は1,200万円。
1000万円を超える限度額の商品は少ないので、まとまった借入れを希望する方におすすめです。
また、<プレミアムコース>の最低金利は年1.59%。大手消費者金融と比べるとかなりの低金利です。
なお、<スタンダードコース>と<プレミアムコース>のどちらを利用できるかは、審査結果によって異なります。審査に自信がある方は、ぜひ<プレミアムコース>を希望してみてください。
限度額が大きい消費者金融3選
大手消費者金融は金利が高い傾向にあるので、高額融資の際にはより低金利な商品を探してみることをおすすめします。
しかし、審査に自信がない方やお急ぎの方は、消費者金融を検討したいかもしれません。そこで、ここでは利用限度額が大きいおすすめ消費者金融をご紹介します。
大手消費者金融では、最大限度額が1000万円に達している商品は少なくなっています。消費者金融のなかで、利用限度額が大きく、800万円~1000万円の借り入れが可能なカードローンをご紹介しましょう。
カードローン | 最大限度額 |
---|---|
アイフル |
800万円 |
アコム |
800万円 |
J.Score |
1,000万円 |
アイフル
- 審査は最短18分!融資も最短即日で可能
- 誰にも知られずWeb完結!電話での在籍確認、郵送物も原則なし
- 初めての方なら最大30日間利息0円
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短18分
- 融資時間
- 最短18分
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円を超える場合
まず、大手消費者金融のアイフルの最大限度額は800万円です。
下限金利は年3.0%。審査最短30分で即日融資も可能です。当日中に高額融資を受けたい方は、検討してみるとよいでしょう。
アコム
- 申込から借入まで最短20分!
- WEB完結が可能で、電話での在籍確認、郵送物も原則なし
- 30日間利息0円サービス
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 最短20分
- 融資時間
- 最短20分
- コンビニ
- 収入証明書
まず、大手消費者金融のアイフルの最大限度額は800万円です。
下限金利は年3.0%。審査最短30分で即日融資も可能です。当日中に高額融資を受けたい方は、検討してみるとよいでしょう。
J.Score
- 日本初のFinTechサービス「AIスコア・レンディング」
- 金利(年)0.8%~15.0%
- 学生・留学生で、アルバイトなど安定収入がある方もお申込みいただけます。また永住権のない外国人の方もお申込み可能です
- 実質年率
- 年0.80〜15.00%
- 借入限度額
- 10万円〜1,000万円
- 審査時間
- 最短30分
- 融資時間
- 最短即日
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円まで原則不要
銀行カードローンよりも金利が高い傾向にある消費者金融ですが、J.Scoreは例外です。年0.8~12.0%という、銀行カードローンに勝るとも劣らない金利で借入れることができます。
最大限度額も1,000万円と高額であるとともに、最短で即日融資も可能な審査スピードがうれしいポイントです。
カードローンで800万円〜1000万円を借りたいときのよくある質問
カードローンで800万円〜1000万円を借りたいときのよくある質問にお答えします。
カードローンで800万円〜1000万円借りることは可能?
ただし、限度額が大きくなるほど審査は慎重におこなわれるため、かならずしも最大額を借りられるわけではない点に注意が必要です。
限度額の高いカードローンはこちらで紹介しています。
すぐに800万円〜1000万円を借りたいときに利用できる方法はある?
・カードローンを利用する
・担保が必要なローン商品を検討する
・事業性資金ならビジネスローンを検討する
・おまとめローンを利用する
すぐに高額を借りたいときの資金調達方法はこちらで詳しく解説しています。
カードローンで800万円〜1000万円を借りたいときのまとめ
カードローンで800万円~1000万円を借りたいときには、限度額が大きい商品を選びましょう。また、限度額審査に通らないとお金を借りることはできないので、収入や信用情報といった属性も重要になります。
借入金額が高額になるほど金利差の影響を受けやすいので、少しでも金利が低い商品を選びたいところです。銀行カードローンや、消費者金融ならJ.Scoreなど、下限金利が低い商品を探してみましょう。
<参考記事>
・一般社団法人 全国銀行協会「銀行カードローンに関する消費者意識調査 結果報告」
・みずほ銀行カードローン公式「返済シミュレーション」
・アイフル公式「返済シミュレーション」
・J.Score公式「返済シミュレーション」
長く1部上場の消費者金融で経営企画課長をして、カードローン事業にかかわってきました。経営計画の担当が中心でしたが、カードローンのスコアリングシステムなどを担当するリスク管理や審査、回収などをおこなう集中センターの構築にも携わった経験があり、比較的カードローンに関しては詳しいと自負しております。また、子会社のクレジットカード会社に行っていたことがあり、カード事業の方面もいろいろ情報を提供できるかと思います。宜しくお願い致します。