カードローンの金利・利息の計算方法は?返済方法もあわせて解説

カードローンの金利・利息の計算方法は?返済方法もあわせて解説

ローンを借り入れる際、利息がどの程度増えるのかという悩みは万人に共通することだと思われます。ですが利息というものは借金に対して発生するため、利息を抑えたい場合には金利や返済方法に気を配ることが大切になります。この記事では、金利や返済方法で利息がどのように変わるのかを解説します。

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利息の計算方法

利息の計算方法

利息は以下の計算方法で導き出すことができます。

・借り入れ残高×金利(年利)÷365日×借り入れ日数=利息

この計算方法は利息を導き出す方法としては便利ですが、実際の返済ではこの利息の計算はあまり役に立ちません。

利息の計算はあまり役に立たない

上記で解説した利息の計算方法があまり役に立たないとい理由は、実際の返済は返済金額が設定されていることがほとんどのため、返済が計算通りには行かないためです
例えば、年15%の金利で100万円を借り入れたとします。それを1年で返すとしましょう。
上記の計算方法で計算すると、

100万円×15%÷365日=15万円となり、返済総額は115万円になります。

115万円を1年で返済するには、毎月約95,800円ずつ返済することになりますが、この金額は毎月の返済額としては現実的ではありません。さらに、カードローンなどで100万円を借り入れた場合、毎月の返済額が9万円になることはなく、高くても3~5万円くらいに設定されます。
また、10万円単位の借り入れでも、カードローンの返済方式によっては数十回も支払いが続くこともあります。

カードローンの金利と返済について

カードローンの場合、金利と借り入れ額が同じでも返済方式によって毎月の返済額や返済回数が変わってきます。返済回数が多いと、発生する利息は必然的に大きくなります。
カードローンの場合、返済方式で返済総額が変わるため、利息の計算よりも返済方式が重要になります

カードローンの主な返済方式

カードローンの返済方式はさまざまありますが、以下の返済方式が主となっています。

・元金定額リボルビング方式
・元利定額リボルビング方式
・元金定率リボルビング方式
・元利定率リボルビング方式
・残高スライド元金定額リボルビング方式
・残高スライド元利定額リボルビング方式
・残高スライド元金定率リボルビング方式
・残高スライド元利定率リボルビング方式

カードローンで最も採用されている残高スライド元利定額リボルビング方式

残高スライド元利定額リボルビング方式はカードローンの返済方式の中で最も採用されている返済方式です。
この方式は、元金と利息を足した金額を毎月一定額返済する方式で、この返済方式の特徴は、返済金額が段階的に減るということです

例.年率12%で100万円の借り入れた場合の返済シミュレーション

支払い回数 返済金額 元金返済分 利息 残高
初回 20,000円 10,137円 9,863円 989,863円
2回目 20,000円 10,237円 9,763円 979,626円
・・ ・・ ・・ ・・ ・・
42回目 10,000円 5,159円 4,841円 485,665円
・・ ・・ ・・ ・・ ・・
108回目 10,000円 9,860円 140円 4,309円
109回目 4,351円 4,309円 42円 0円
合計金額 1,494,351円 1,000,000円 494,351円 0円

上記のように、初回の返済額は20,000円ですが、42回目以降は返済額が10,000円に減っています。
また、カードローン会社によって減額の度合いも変わってくるため、段階がもっと細かくなることもあります。
返済額が段階的に減っていくため毎月の返済に充てる金額の負担は減りますが、返済回数が増えるため利息も当然多くなります。そのため、返済総額が増えるということにつながります

カードローンの返済方式で最も利息が少なくなる元金定額リボルビング方式

元金を定額で返済し続ける元金定額リボルビング方式は最も元金の減るスピードが速いため、返済総額の利息が最も少なくなる返済方式です
毎月返済額の決まっている元金とは別で利息の支払いが発生するため、初回の返済額が1番大きくなります。

・年率12%で100万円を借り入れ毎月の元金返済額が20,000円の場合の返済シミュレーション

支払い回数 返済金額 元金返済分 利息 残高
初回 20,000円 10,137円 9,863円 989,863円
2回目 20,000円 10,237円 9,763円 979,626円





42回目
10,000円 5,159円 4,841円 485,665円





108回目
10,000円 9,860円 140円 4,309円
109回目 4,351円 4,309円 42円 0円
合計金額 1,494,351円 1,000,000円 494,351円 0円

上記のように、初回の返済額は20,000円ですが、42回目以降は返済額が10,000円に減っています。
また、カードローン会社によって減額の度合いも変わってくるため、段階がもっと細かくなることもあります。
返済額が段階的に減っていくため毎月の返済に充てる金額の負担は減りますが、返済回数が増えるため利息も当然多くなります。そのため、返済総額が増えるということにつながります

カードローンの返済方式で最も利息が少なくなる元金定額リボルビング方式

元金を定額で返済し続ける元金定額リボルビング方式は最も元金の減るスピードが速いため、返済総額の利息が最も少なくなる返済方式です
毎月返済額の決まっている元金とは別で利息の支払いが発生するため、初回の返済額が1番大きくなります。

・年率12%で100万円を借り入れ毎月の元金返済額が20,000円の場合の返済シミュレーション

支払い回数 返済金額 元金返済分 利息 残高
初回 29,863円 20,000円 9,863円 980,000円
2回目 29,666円 20,000円 9,666円 960,000円
・・ ・・ ・・ ・・ ・・
25回目 25,129円 20,000円 5,129円 500,000円
・・ ・・ ・・ ・・ ・・
49回目 20,395円 20,000円 395円 20,000円
50回目 20,197円 20,000円 197円 0円
合計金額 1,251,507円 1,000,000円 251,507円 0円

上記を見ても分かるように、「元金定額リボルビング方式」は「残高スライド元利定額リボルビング方式」と比べて返済回数が大幅に減っており、それに伴って発生する利息も減っています。

住宅ローン金利

住宅ローン金利

人生に一度あるかないかのマイホームの購入、そんな時ほとんどの人が利用するであろう住宅ローン。住宅ローンは借り入れる金額も大きいため、できるだけ低金利で借り入れたいと誰もが思うでしょう。そんな住宅ローンには金利には種類があるためその選択が重要になります。

住宅ローンには大きく分けて2種類の金利がある

固定金利型(全期間固定型)

固定金利型は文字どおり、借り入れ期間中の金利がずっと固定されるタイプのローンです。
固定金利型の代表的なものとしてフラット35などがあります。

メリット
・借り入れの際に返済総額がわかる
・市場金利の変動をうけない

デメリット
・市場金利が低下しても固定金利のため返済額は変わらない

変動金利型

変動金利型は、市場金利をもとに半年ごとに金利の見直しが行われるローンです。そのため、見直しごとに適用される金利が変わります。

メリット
・借り入れ後に金利が低下すると返済額も減る

デメリット
・借り入れ後に金利が上昇すると返済額が増える
・金利が変動するため返済総額がわからない

住宅ローンのわずかな金利差の大きな差

住宅ローンは借り入れ額も大きく返済期間が長いため、わずかな差と思える金利でも返済総額には大きく差が出ます

例えば、固定金利型の35年ローンで金利が1.0%の時に3000万円の借り入れを行った場合と、金利が1.5%の時に3000万円を借り入れた場合のシミュレーションは以下のようになります。

・金利が1.0%の場合

支払い年数 返済額 (利息含む) 残高
1年目 1,016,232円 29,280,477円
10年目 1,016,232円 22,470,619円
20年目 1,016,232円 14,149,717円
35年目 1,016,084円 0円
合計 35,567,998円 0円


・金利1.5%の場合

支払い年数 返済額 (利息含む) 残高
1年目 1,102,260円 29,343,237円
10年目 1,102,260円 22,967,534円
20年目 1,102,260円 14,797,742円
35年目 1,102,449円 0円
合計 38,579,239円 0円

2つの合計金額を見れば分かるように、0.5%の金利差であっても返済には35年間というとても長い時間が必要なため、利息の差はとても大きくなります。
そのため、長期住宅ローンを選ぶ際には、金利がわずかな差でも注意して見る必要があります。

固定型か変動型か住宅ローンの選択方法

住宅ローンの金利は固定型・変動型のどちらでも市場金利の影響を加味して決められています。
そのため、どちらを選択したほうが良いのかはその時の市場金利の状態によります。

固定金利なら今がチャンス

2016年現在の日本は、20年ほど前から経済がずっと低迷しており、貸し出しが増えない状態が続いています。また、世界から見ても異常な程に超低金利の水準となっているため、固定金利は過去最低水準を記録しています。
固定金利で代表的なフラット35は、2010年頃から変動金利よりも低い水準になっており、1.0%台となっています。
今後確実に金利上昇が起こるとは言い切れませんが、過去最低水準の金利のため下がる余地はほとんど残っていません。

変動金利

変動金利を20年前に選択した人は正解かもしれませんが、長期デフレが続いた日本では安倍首相指揮のもと、景気回復に向けて経済政策を進めています。その結果として、少しずつ雇用も回復し、賃金上昇の動きもあります。日銀は2%の物価上昇を目標に掲げながら金融政策をすすおり、今後もその動きは続くと思われます。
そのため、物価上昇に伴い金利も上昇するものなので、固定金利が低水準な内に変動金利を選択する事ははあまり良い選択とは言えません。

知っていると銀行預金を選ぶ際に役立つ金利の知識

銀行預金を選ぶ際に役立つ金利の知識

現在の預金金利は大分低くなっているため、銀行口座を開設する際に金利を気にする方はほとんどいない状況です。
ですが、貯金のために定期預金を始めるなら、金利についてある程度知識を持っていたほうが得策です。それは、ここで解説する知識があると「定期預金などを選ぶ際にどこの銀行がお得に預け入れができるか」という事が理解できるようになるためです。

単利と複利の違い

単利

単利は、元金のみに対して利息が計算されることを言います。

例えば、年10%の利率で100万円の預け入れを行う場合、1年後の利息は10万円となり、元金と利息の合計(残高)は110万円になります。もう1年経った場合でも、単利による利息計算は元金の100万円のみに発生するため、2年目の利息は10万円となり、残高は120万円になります。

・利息の計算方法
1年目:100万円×10%=10万円   残高は110万円
2年目:100万円×10%=10万円   残高は120万円
3年目:100万円×10%=10万円   残高は130万円

複利

複利は、元金と利息を含めて利息計算されることを言います。

例えば、年10%の利率で100万円の借り入れを行う場合、1年後の利息は10万円になり、元金と利息の合計(残高)は110万円になります。複利による利息計算では元金と利息を含めた110万円に対して利息が発生するため、2年目の利息は11万円になり、元金と利息の合計は121万円になります。

・利息の計算方法
1年目:100万円×10%=10万円  残高110万円
2年目:110万円×10%=11万円  残高121万円
3年目:121万円×10%=12万1千円 残高133万1千円

単利と複利の選び方

もし、定期預金などの預け入れの金利(利率)が同じで、単利と複利が選べるとしたら、その場合は複利で預けるほうがお得になります。

逆に、借り入れの際の金利(利率)が同じだった場合、単利と複利が選べるとしたら、その時は単利で借りるほうがお得になります。

年利と月利の違い

年利

預け入れ額に対して1年間に発生する利息を決めるための割合のことを年利と言います。

例えば、年利10%で100万円を預け入れた場合、単利で計算すると1年後には残高が110万円、2年後には120万円になります。
一般的に広く採用されているのがこの年利になります。

月利

預け入れ額に対して1ヶ月間に発生する利息を決めるための割合のことを言います。

例えば、月利10%で100万円を預け入れた場合、単利で計算すると1ヶ月後には残高が110万円、2ヶ月後(60日)には120万円、1年後には約221万円になります。

年利と月利の選び方

仮に、預け入れを行ったとして、年利と月利では「金利(利率)」と「預け入れ期間」が同じであれば圧倒的に月利の利息は高くなるため、月利を選択しましょう。

逆に、借り入れの時に、金利(利率)と借り入れ額が同じだった場合、年利と月利の選択が可能なら年利のほうがお得になります。

固定金利と変動金利

定期預金の場合、預け入れとなるため住宅ローンとは逆の選択がベストになります。
そのため、預け入れを行っても固定金利の低い2016年時点では、変動金利のほうが良いかもしれません。

付利単位

付利単位とは利息をつける単位のことで、付利単位が1,000円となっている場合、利息が発生する預金対象は1000円以上となり、100円単位以下の預金には利息が発生しません。

まとめ

・カードローンでいちばん利息を少なくできる返済方式は元金定額リボルビング方式
・住宅ローンの金利差は小さく見えても返済額は大きく変わる
・住宅ローンには大きくわけて固定金利型と変動金利型がある
・定期預金で利率が同じなら複利と月利を選べば得をする

参照元リンク(2016/10/11調べ)

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