高齢者もクレジットカードを作れる?審査通過のコツやおすすめのクレカを紹介
高齢者がクレジットカードを作ることはできます。さらに、年金受給者の方もクレジットカードの審査基準を満たせば、審査に通過することも可能です。
この記事では、高齢者がクレジットカードを新たに作成する際に注意すべきポイントや、年金受給者の方が審査に通りやすくなるコツについて詳しく解説しています。
さらに、高齢者向けにおすすめのクレジットカードも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
クレジットカードは高齢者でも作れる!何歳まで作れるの?
結論からお伝えすると、高齢者でもクレジットカードは作れますので、ご安心ください。
一方で、クレジットカードを作る上で年齢制限というものはあるのでしょうか?
多くのクレジットカード会社では、新規で申し込む際の年齢制限を「高校生を除く18歳以上」と定めています。
ただ、この表現では下限が定められているだけで、「何歳まで」という上限に関する規定は大半のクレジットカードにはありません。
ただし、カード会社によっては「70歳まで」などの上限制限をしているところもあるようなので、心配な方は事前に電話などで問い合わせるとよいでしょう。
高齢者のクレジットカード保有率は増えている
日本クレジット協会という一般社団法人が毎年おこなっている調査によると、クレジットカードに契約している61歳以上の方の数は、毎年増えていっているようです。
下の表は、61歳以上のクレジットカードの契約数と構成比を表したものです。
61歳以上の契約数 | 構成比 | |
---|---|---|
2018年 | 7,844万件 | 30.5% |
2019年 | 8,211万件 | 31.2% |
2020年 | 8,480万件 | 31.9% |
2021年 | 8,778万件 | 32.4% |
2022年 | 9,149万件 | 32.7% |
表の数字から、61歳以上のクレジットカード契約数は年々増えていっていることがわかります。
2022年には、9千万件を突破するほど高齢者のクレジットカード保有率が増加しています。
家族カードの利用もおすすめ
高齢者がクレジットカードを持つことについて、本人はもちろん、周囲の家族が不安に感じることもあるでしょう。振り込め詐欺など高齢者をターゲットにした犯罪があることも事実です。
本物と間違えるほど精巧なサイトで情報を盗む「フィッシング詐欺」の場合、高齢者が気付くのが難しいこともあるでしょう。高齢者が犯罪に巻き込まれるのを防ぐ方法として、「家族カード」で申し込むという方法もあります。
本会員の家族が持つカードと同様の機能・サービスを利用できるので、本人が申し込みするのと使用感は変わりません。一点違うのは、利用明細が本人会員である家族に届くため、不正使用があったとしてもすぐに対処できるので安心です。
高齢者がクレジットカードの審査で重要視されるポイント
クレジットカードの新規申し込みには審査が不可欠です。その点は、高齢者であっても変わりません。
ここでは、高齢者が審査で重要視される4つのポイントについて解説します。
- 年金も含めた安定した収入(年収200万以上)があるか
- 信用情報に傷はないか
- 住まいの居住形態は賃貸か持ち家か
- 固定電話番号を所有しているか
年金も含めた安定した収入(年収200万以上)があるか
高齢の方が審査を受ける際、カード会社が重視するのが「安定した収入があるか?」という点です。
働いて給料を得ている場合はもちろん、定年退職した方なら年金や家賃収入を得ている場合もカード会社によっては「収入がある」と判断されるようです。
また安定した年収とは、具体的な数字をいうと、年金受給額を含めて200万円以上あると、一般的な難易度のクレジットカードでは審査に通過しやすいといわれています。
逆に年金を含めた年収が200万円以下の方は、返済能力に問題があると判断され、審査で落とされてしまう可能性が高くなってしまいます。
専門家からのコメント
クレジットカードは、将来の支払いを約束する代わりに、手元に現金がない状態でもお買い物ができるようにするカードです。
後払いでも確実に利用分を支払ってくれる人かどうか、クレジットカード会社は申込時の「審査」をとおして判断しています。
ある程度の安定した収入が継続する見込みであれば、将来の支払いに困る可能性が低いと判断されるため、審査に通過しやすくなります。
信用情報に傷はないか
ブラックリスト入りしているなど、信用情報に問題があると審査通過は難しくなります。
過去にクレジットカードの利用料金やローンの支払いを滞納したり、自己破産などの債務整理などをおこなった場合、信用情報に金融事故として情報が記録されてしまいます。
カードの審査では、申込者の信用情報もチェックされるため、金融トラブルなど問題がある人は落とされる可能性が非常に大きくなります。
ご自身の信用情報が不安な方は、下記の記事を参考にしてください。
住まいの居住形態は賃貸か持ち家か
これは高齢の方に限ったことではないのですが、住居は賃貸物件より持ち家の方が審査では有利になることが多いようです。
また持ち家の場合、ローンを完済している方がより返済能力が高いと判断され、審査に通過する可能性が高くなります。
固定電話番号を所有しているか
補助的な要素ではありますが、固定電話を持っていると、審査に有利に働くことがあります。
というのも、住所とその電話番号が判明しているため、クレジットカード会社が安心感を持てるからです。
また、携帯電話と固定電話の両方を持つと、連絡手段が増えるため、より信頼度が増します。申し込み時、両方の番号を入力することをおすすめします。
高齢者がクレジットカードの審査に通過する3つのコツ
上記のポイントを踏まえつつ、下記の3つのコツを踏まえれば、高齢者の方でも審査に通過する可能性があります。
- 職業欄に「年金受給者」があるカードを申込む
- キャッシング枠は0円で申込む
- 他社からの借入やローンを解消して申込む
職業欄に「年金受給者」があるクレジットカードに申込む
高齢者がクレジットカードを選ぶ際、職業選択欄に「年金受給者」の欄があるカードの方が審査に通過しやすいです。
というのも、「年金受給者」の項目がある場合、年金で生活している人を審査することを念頭に置いているからです。
ちなみに補助的な要素ではありますが、国民年金よりも厚生年金の方が通過する可能性が高いともいわれています。
キャッシング枠は0円で申込む
クレジットカードの審査は、キャッシング枠を0円にして申し込むと有利になるといわれています。
通常、クレジットカードはショッピング枠とキャッシング枠の2つに分かれています。ショッピング枠は買い物をする際に使われ、キャッシング枠は現金の借り入れ時に使われます。
キャッシング枠は貸金業法の総量規制の対象となるため、原則として年収の3分の1を超える額を希望することができません。
そのため、収入が年金しかないような高齢者の場合、キャッシング枠に高額な希望額を記入してもまず希望とおりにはなりません。むしろ、キャッシング枠は希望しない(0円にする)方が、審査では有利になるでしょう。
専門家からのコメント
クレジットカードのキャッシング枠を使えば、手軽にスピーディーにお金を借りることができます。しかし、便利な分、年15%~18%ほどと比較的高めな金利が設定されています。
何かよっぽどの事情がない限り、キャッシングの利用は避けた方が賢明です。利用予定が無いなら、最初の申し込み時点で「キャッシング枠を希望しない」と選択しておくとよいでしょう。
他社からの借入やローンを解消して申込む
クレジットカードの審査では、ほかのカード会社からの借入金の有無もチェックされます。他社から多額の借入金がある場合、「お金に困っている人」という印象を与えてしまい、審査では不利になります。
他社からの借入金がある方は、審査の前に支払いを済ませておくと印象が良くなるのでおすすめです。
なお、借入金はキャッシングはもちろん、住宅ローンや自動車ローン、携帯電話本体の割賦金も含まれるので気を付けましょう。
高齢者におすすめのクレジットカード4選
高齢者の方でも、年金を含めた年収が200万円以上あれば、一般的な難易度のクレジットカードであれば審査に通過する可能性は高いということをご説明しました。
本章ではカードの発行を検討している高齢者の方のために、年金受給者の方でも発行可能なものや、高齢者に向けて発行されているものなど、おすすめのクレジットカードを4枚ご紹介します。
おすすめ①「三井住友カード(NL)」
- 年会費永年無料!
- 対象店舗でのスマホのタッチ決済でポイント最大7%還元(※)
- ナンバーレスで安心安全!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 7% |
発行スピード | 最短10秒(※) |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
三井住友カード(NL)は、券面にはカード番号が記載されないため、安全性が高く、安心して利用できます。さらに年会費も無料で、審査でも年齢に上限がないため、高齢者の方でも申込むことができます。
また、対象の店舗でのスマホのタッチ決済ではポイント還元率が最大7.0%と嬉しいサービスもついてるカードです。
三井住友カード(NL)には「会員保障制度」が用意されているため、安心して利用することができます。
会員保障制度は特別なケースを除き、カードの紛失・盗難の届出日から60日前にさかのぼって、不正使用された金額を補償してくれる制度です。
たとえば、自分のカードで不正に10万円使われたとしても、会員保障制度のおかげで自己負担は一切ありません。クレジットカードを利用しない人のなかには、「不正使用されるのが怖い」という方がいますが、保障制度が充実している三井住友カード(NL)なら安心して利用することができます。
おすすめ②「JCB一般カード」
- インターネットからのご入会で初年度年会費無料!条件により翌年の年会費も無料(※)!
- いつものお買い物や海外でのご利用でOki Dokiポイントがどんどん貯まる!
- 充実の旅行傷害保険(海外/国内) 最高3,000万円!(利用付帯)
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
発行スピード | 1週間 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
JCB一般カードは、日本で唯一の国際ブランドであるJCBのプロパーカードです。
JCB一般カードは、オンラインでの申し込みで初年度の年会費が無料。年間で50万円以上の利用があるなどの条件を満たせば、翌年以降の年会費も無料となります。
旅行保険が最大3,000万円まで補償されるため、旅行好きの方も所有しているとお得な1枚です。
JCB一般カードは、申込フォームの職業欄に「年金が主な収入の方」という項目があり、年金受給者の方でも申し込みが可能です。
クレジットカードはすでに何枚か持っていたが、VISAかマスターばかりでJCBは1枚ももっていなかったので、1枚は欲しいと思って申し込みました。
おすすめ③「イオンカード(WAON一体型)」
- イオングループの対象店舗なら、WAON POINTがいつでも2倍!
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
- イオンシネマで映画鑑賞割引(※)
年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 最短5分 |
国際ブランド |
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電子マネー |
|
- 付帯サービス
イオンカードはイオングループが発行するクレジットカードで、専業主婦やパートの方でも発行しやすいと評判です。
イオンカードのメリットの1つに、イオングループの5%オフデーがあります。5%オフデーにはイオンカード共通の「お客さま感謝デー」と、55歳以上限定の「G.G.感謝デー」の2種類があります。
G.G.感謝デーは毎月15日に開催され、この日は55歳以上の方がイオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンターなどでお買物をすると、支払額が5%オフになります。
このようなサービスを実施している点を見ても、イオンカードは高齢者でも作りやすいカードといえそうです。
イオンの店舗ではもちろん、系列のお店、提携していてポイントがもらえる店が多数あるので積極的に使うようにしています。そうすることによって、知らないうちに当日10% 5%の割引を受けた事もありました。
おすすめ④「セディナカード jiyu!da」
- 年会費無料!
- 毎月の支払額、お支払い方法も自由に決められる
- 海外でのショッピングご利用でわくわくポイント3倍!
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
発行スピード | 2~3週間程度 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
セディナカード jiyu!da!は、年会費無料、リボ払い専用のクレジットカードです。
セディナカード jiyu!daの発行元であるセディナカードでは、IBIS(アイビス)という独自の審査システムを採用しており、セディナカード jiyu!daの審査でもIBISが利用されています。
IBISで重要視されるのは、他社のカード会社のように収入が安定しているかどうかよりも、セディナカードを利用する可能性が高いかどうかであるいわれています。
そのため、発行後に積極的にセディナカード jiyu!daを利用すると判断されれば、高齢の方でも審査に通過する可能性は高くなります。
リボ払いが基本なカードですが、月々の支払コースの金額を自分で設定できるのが魅力で選びました。また、余裕があるときは翌月に1000円単位で増額できるなど、支払う立場から考えると使い勝手のよいカードに思いました。ポイントの還元も魅力的で、セブンイレブンとイオンの利用が多い自分にとってはポイントが貯めやすいと思いました。
高齢者のクレジットカードの選び方
クレジットカードを選ぶ際に重要視したいポイントを4つ紹介します。クレジットカードをお得かつ安全に使用するためにも、以下のことに気をつけてください。
- ポイント還元率の高さ
- 年会費はどれくらいかかるか
- 付帯サービスの充実度や保険の手厚さ
- セキュリティ面は安心できるか
ポイント還元率の高さ
クレジットカードを選ぶ際は、なるべくポイント還元率が高いものを選んでください。ポイント還元率は、カードの種類によって異なります。
特に普段の買い物をクレジットカードで済ませる方は、日々の小さな買い物からポイントが貯まるので還元率は重要です。
また、一部のお店ではクレジットカードと提携してお得なポイント還元サービスを設けていることがあります。自身の生活スタイルやよく利用する場所を考慮して、最適なクレジットカードを選ぶことが大切です。
年会費はどれくらいかかるか
クレジットカードの年会費は、無料のものから数万円かかるステータスカードまでさまざま。
年間費が無料だからよい、年間費が高いから悪い、とも一概にはいえません。それぞれ付帯するサービスの内容やカードの特性によって、よさが違ってきます。
ただしカードの維持にあまり費用をかけたくない方は、年会費無料のクレジットカードがおすすめです。
記事内で紹介しているクレジットカードは、どれも年会費無料です。ぜひ参考にしてみてください。
付帯サービスの充実度や保険の手厚さ
クレジットカードによって、付帯サービスや保険の内容が違ってきます。
旅行好きな方は、旅先での保険が充実しているクレジットカードがおすすめ。クレジットカードによっては、国内・海外の旅行時に使える傷害保険や、ショッピング保険などを付帯しているものもあります。
さらに、一部のクレジットカードでは特定の施設や店舗での割引待遇や、チケットの優待割引などのサービスを提供しています。自身の趣味や生活に合ったクレジットカードを選ぶことで、よりお得に楽しめるはずです。
セキュリティ面は安心できるか
クレジットカードを選ぶ際は、セキュリティ面を重視してください。盗難や紛失、不正利用などのトラブルが起きた際にどんなサポートが受けられるかをチェックしましょう。
クレジットカードの中には、24時間365日体制でクレジットカードのモニタリングをしているカード会社もあります。
トラブルを事前に防げるよう、セキュリティ面が安心できるものを選びましょう。
高齢者がクレジットカードを持つ5つのメリット
高齢者の方がクレジットカードを作ると、どのようなメリットがあるのでしょうか? 具体的なメリットとしては、以下の5つがあります。
- 毎日の買い物が楽になる
- 公共料金や携帯料金をカードで支払える
- ポイントが貯まる・優待価格が適用される
- 不正利用の損害を補償してくれる
- 旅行傷害保険を利用できる
それぞれどのような内容なのか、順番に解説していきます。
①毎日の買い物が楽になる
高齢になってくると、コンビニやスーパーのレジで会計をするのも一苦労という話をよく聞きます。視力が悪くなってくると、小銭を見分けるのも大変そうですよね。
そんなときにクレジットカードがあれば、店員にカードを渡すだけで会計を済ませることができます。非常に簡単かつスピーディーです。
②公共料金や携帯料金をカードで支払える
電気・ガス・水道料金などの公共料金や、携帯電話の利用料金などの月々の支払いもクレジットカードで済ませることができます。
クレジットカードで支払うと、料金に応じてカードのポイントが貯まるので大変お得です。
③ポイントが貯まる・優待価格が適用される
クレジットカードで買い物や公共料金などの支払いをすると、ポイントが貯まるのも大きなメリットです。
貯まったポイントは、商品券・ギフト券や他社ポイント、グッズや航空会社のマイルなどと交換することができます。
また、カードによっては特定の店舗で「5%オフ」などの優待価格で買い物をすることができ、節約の助けにもなります。
④不正利用の損害を補償してくれる
一部の例外を除いて、大半のクレジットカードは不正利用された際の損害を全額補償してくれます。
ただし、補償期間が過ぎていたり、契約者側に不備があった際などは補償してもらえない可能性が高くなるので要注意です。
補償期間はカード会社によって異なりますが、大体60日〜90日に設定されているところが多いようです。
⑤旅行傷害保険を利用できる
旅行傷害保険とは、国内旅行や海外旅行の際に病気やケガをしたり、持ち物を紛失した際などに適用される保険です。
クレジットカードによって保険付帯の有無や保険の手厚さは違ってきますが、旅行傷害保険付きのカードを選べば万が一のトラブルに備えたサービスを受けられます。
旅行好きな方は、トラブルに備えて旅行傷害保険が手厚いクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
高齢者がクレジットカードを使う際の注意点
高齢者がクレジットカードを利用するにあたり、下記のようなトラブルに巻き込まれないように注意しましょう。
振り込め詐欺
振り込め詐欺は高齢者をターゲットにした有名な詐欺です。ATMに現金を入金するように電話で仕向けてきます。ただ、現金ばかりでなく、なかにはクレジットカードでの支払いを要求してくるケースもあります。
クレジットカードでの支払いを通じてカード番号や暗証番号を不正に入手されるため、不用意なカード情報の入力には十分な注意が必要です。
フィッシング詐欺
本物とよく似た偽のWEBサイトに誘導してアカウント情報を盗むための手口です。偽のWEBサイトにクレジットカード番号やアカウント情報を入力することで不正利用されることになります。
WEBサイトのデザインが本物とほとんど同じで判別は容易ではありません。メールに記載されたURLを安易にクリックしないように意識することが重要です。
高齢者がクレジットカードを作る上でのよくある質問
ここでは、高齢者がクレジットカードを作る上でのよくある質問に回答します。
高齢者におすすめのクレジットカードは?
①イオンカード(WAON一体型)
②JCB一般カード
③三井住友カード(NL)
④セディナカード jiyu!da
それぞれの詳細は記事内で解説をしています。
高齢者がクレジットカードを作る際の注意点は?
①年金も含めた安定した収入(年収200万以上)があるか
②賃貸より持ち家の方が有利になる可能性がある
③固定電話番号を持っていると有利になる可能性がある
④信用情報に傷がある場合、審査を通過するのは厳しい
それぞれの詳細は記事内で解説をしています。
高齢者がクレジットカードを持つメリットは?
①毎日の買い物が楽になる
②公共料金や携帯料金をカードで支払える
③ポイントが貯まる・優待価格が適用される
④不正利用の損害を補償してくれる
⑤旅行傷害保険が利用できる
それぞれの詳細は記事内で解説をしています。
クレジットカードは何歳まで作れる?
ただし、カード会社によっては年齢の上限制限をしているところもあります。
記事内では高齢者のクレジットカード保有率について解説しています。参考にしてください。
高齢者でも作れるクレジットカードはある!
高齢者の方がクレジットカードを作る上での注意点やメリット、おすすめのカードなどをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
定年退職をした高齢者の方でも、年金を含めた年収が一定額以上あれば、カードの新規発行は可能だということがわかりました。
求められる金額はカードによって異なりますが、大体年収が200万円以上あれば一般的な難易度のカードであれば審査通過が可能なようです。
クレジットカードを持っていると、記事で紹介したようなさまざまな特典が受けられて大変お得です。記事の内容を参考にして、ご自分に合ったカード探しをしてみてください。
専門家からの一言
クレジットカードを作るのに必要な審査の基準はカード会社によって違いますが、「高齢だから」といってあきらめる必要はありません。使いたいカードを見つけたら申し込んでみましょう。
ただし、不安だからといって一度に複数のカード会社で申し込むのはおすすめしません。カード会社では他社での申込状況も確認できるので、急にいくつも申し込んでいると「お金に困っているのかな」と思われて審査に落ちやすくなってしまうからです。
クレジットカードを作るときは、1枚ずつ、正確な情報を申告するようにしましょう。
ばばえりFP事務所代表。平成元年生まれの大阪人。関西学院大学商学部卒業後、銀行にてカードローンやクレジットカード、投資信託などの金融商品を扱う窓口営業部門に所属。その後、保険や不動産などお金にまつわる業界での勤務を経て、独立。元「貧困女子」で金銭的に苦労したことから、過去の自分のような、お金や仕事の悩みを抱えながらも毎日がんばる方の良き相談相手となれるよう邁進中。むずかしいと思われて避けられがち、でも大切なお金の話を、ゆるくほぐしてお伝えする仕事をしています。
学生時代には月間1,000万PV規模のWebメディアでインターンを経験。 SI系のベンチャー企業での勤務を経て、2017年に株式会社サイバーエージェント入社ののち株式会社CyberSS(現:CyberOwl)に異動。 クレジットカードはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)とJAL Global WALLET、キャッシュレスではLINE Payを愛用中。 釣りが趣味で船、陸問わず釣りに行く。どこかにマイルを使って南の島に釣りに行くのが目標。