レイクの解約方法やメリット、デメリットを徹底解説!

レイクの解約方法やメリット、デメリットを徹底解説!

ローンカードを使っていつでも便利に融資が受けられるレイク。

選べる無利息サービスがあったり、振込融資が利用できたりと、メリットの多いカードローンです。

しかし、今後は利用しないということが分かっているなら、レイクを解約するという選択肢もあります。

とはいえ、レイクの公式サイトを見ても、新規申し込みに関しての情報は多いのですが、解約についてはあまり詳しくは解説されていません。

そこで本記事では、レイクの解約方法とメリット・デメリットをまとめました。レイクを解約しようと考えている方はぜひご覧ください。

目 次 更新日:
  1. 解約方法は電話のみ!レイクの解約までの3ステップ
    1. ①お客様専用フリーダイヤルに平日9〜18時に解約を申し入れる
    2. ②必要な場合は解約証明書と契約書の返却を申し込む
    3. ③ローンカードを丁寧に破棄する
  2. いきなり解約はNG!レイクを解約する前のチェックリスト
    1. ①会員ページか電話で借入残高が0円かを確認する
    2. ②硬貨対応可のATMか銀行振り込みで完済する
    3. ③解約証明書の発行が必要かどうかを確認する
  3. レイクの解約証明書が必要なのはどんなとき?手数料・送付方法は?
    1. 住宅ローンやおまとめローンを利用するときは発行しておこう
    2. 発行手数料は不要
    3. 1週間~10日後に解約証明書が郵送される
  4. 利用しないときはレイクは解約すべき?解約する3つのメリット
    1. 解約すると住宅ローンやクレジットカードの審査に有利になる
    2. 解約して借金に区切りをつける
    3. 一括返済して解約すれば利息の負担が軽減できる
  5. レイクを完済しても解約するのはもったいない!?3つのデメリット
    1. 再度借りる際はもう一度審査を受けなくてはいけない
    2. 融資額の増額の機会を逃すことになる
    3. 完済時に振込手数料などがかかることがある
  6. 借入残高が1,000円未満なら利息不要!万が一に備えて解約しないのもアリ
  7. レイクの解約まとめ

解約方法は電話のみ!レイクの解約までの3ステップ

レイクの解約方法は電話のみとなります。アプリやインターネット、自動契約機などではできません。

以下の3つのステップでレイクを解約手続きは完了となります。

①お客様専用フリーダイヤルに平日9〜18時に解約を申し入れる

レイクの解約手続きは、インターネットや自動契約機ではできません。かならずお客さま専用フリーダイヤル(0120-09-09-09)に電話をかけて申し込みましょう。

お客さま専用フリーダイヤルは24時間いつでもつながりますが、平日9:00~18:00以外は自動応答となります。

解約手続きは自動応答ではできませんので、かならず平日9:00~18:00のオペレーターと直接話ができる時間帯に電話をかけてください。

②必要な場合は解約証明書と契約書の返却を申し込む

解約証明書が必要なときは、解約証明書を送付してくれるようにオペレーターに伝えましょう。

また、解約証明書とは別に契約書を返却するかどうかをオペレーターから尋ねられますので、必要な場合は返却を依頼します。解約証明書も契約書も時期を逸すると送付手続きが困難になります。

かならずお客さま専用フリーダイヤルで解約を申し入れるタイミングで、各書類の送付を依頼するようにしてください。

③ローンカードを丁寧に破棄する

レイクでは、解約後のローンカードは返却する必要がありません。丁寧に真ん中から両断するようにハサミを入れて、破棄しましょう。

カードの端部分にハサミを入れてしまうと、破棄後に悪用される可能性があります。

いきなり解約はNG!レイクを解約する前のチェックリスト

上記で解約方法を解説しましたが、いきなりレイクの解約手続きをしてしまうのはNGです。

レイクには会員専用のページがありますが、会員ページからは解約手続きはできませんし、場合によっては解約した後にトラブルが発生することもあります。

スムーズにレイクを解約するために、解約前にかならず以下の3つのポイントをチェックしてください。

①会員ページか電話で借入残高が0円かを確認する

レイクを解約できるのは、借入残高が0円のときだけです。現在の借入残高を会員ページで確認してみましょう。

会員ページにアクセスできないときはお客さま専用フリーダイヤル(0120-09-09-09:24時間対応)に電話をかけ、音声が流れたら「2」→「1」とプッシュして残高を確認してください。

②硬貨対応可のATMか銀行振り込みで完済する

借入残高が0円でなかったときは、ATMから残高分を入金して借入残高を0円にします。大抵は1円単位の残高が残っているはずですので、硬貨に対応しているレイクのATMを利用すると最後の1円まで清算できます。

なお、レイク以外でも、イーネットとローソン銀行、イオン銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、西日本シティ銀行のATMなら借入残高を一括で返済することができます。

ただし、ATMによっては硬貨に対応していないこともありますので、千円単位で多めに入金して、解約後にレイクから差額を返還してもらいましょう。

また、利息は毎日発生しますので、1日返済日が変わると借入残高も変わります。かならず会員ページか電話で確認した日の当日中に、借入残高を入金返済するようにしてください。

銀行振り込みの手数料は利用者負担

ATMまで出かける時間がないときは、インターネットバンキングで銀行振り込みによる残高清算も可能です。

ただし、銀行振り込みの手数料は利用者各自の負担となりますので、わずか数百円を清算するのに数百円の手数料がかかってしまうこともあります。

③解約証明書の発行が必要かどうかを確認する

解約証明書について何も伝えないまま解約すると、解約証明書は発行してもらえません。

また、解約してから長期間が経過してしまうと、利用者側が「解約証明書を発行して欲しい」と伝えても発行不可になる可能性もあります。

解約手続きをする前に解約証明書が必要なのかどうかかならず確認し、必要なときは忘れずにオペレーターに伝えましょう。

レイクの解約証明書が必要なのはどんなとき?手数料・送付方法は?

解約するときは、必ず解約証明書が必要なのかどうか確認しておかなくてはなりません。

解約証明書は解約時なら簡単に発行できますが、解約から時間が経過してから発行を依頼すると、発行できなかったり通常以上に手間がかかることもあるからです。

とはいえ、すべての方に解約証明書が必要になるわけではありません。解約証明書が必要になるケースとはどのようなケースなのか、また、発行手数料と受け取り方について解説します。

住宅ローンやおまとめローンを利用するときは発行しておこう

住宅ローンに申し込むときに、消費者金融などでカードローンを利用していることが審査に悪影響を及ぼすことがあります。

特に銀行では年収に対してローン等の返済額がどの程度の割合を占めているのかを示す「返済負担率」を重視しますので、住宅ローン以外にもローンを利用していると、審査に通りにくくなることがあります。

住宅ローンの審査を受けて「他社にも借入がありますよね?」と融資担当者に指摘されたときは、レイクを解約し、レイクの解約証明書を提出してください。

また、複数のローンを1つにまとめる「おまとめローン」を利用するときは、おまとめしたローンの解約証明書の提出が求められることが多いです。

おまとめローンの審査に通ったら、おまとめローンで借りたお金でレイクやその他の細々とした借金を完済し、レイク等から受け取った解約証明書をおまとめローンの業者に提出しましょう。

発行手数料は不要

解約証明書の発行手数料は不要です。

また、解約証明書を自宅に郵送してもらう場合も、送料は不要です。

なお、「おまとめローンを利用しつつも住宅ローンに申し込む」というように解約証明書が2つ必要なときは、前もってレイクに伝えておきましょう。

1週間~10日後に解約証明書が郵送される

解約証明書の発行を依頼すると、1週間~10日後に解約証明書が届きます。自宅以外での受け取りを希望する方は、解約証明書を申し込む際に受取場所についてオペレーターに相談しましょう。

利用しないときはレイクは解約すべき?解約する3つのメリット

レイクを利用しないからといって、かならずしもレイクを解約しなくてはならないわけではありません。

借入残額があるときは利息が発生しますが、完済しているなら利息は発生しませんし、ただ単にカードを保有しているだけなら維持費や会費は不要ですから金銭的な負担はありません。

しかし、次の状況に当てはまる人は、レイクを解約する方が良いといえます。それぞれの状況について詳しく見ていきましょう。

解約したほうが良い人
  • 他のローンやクレジットカードの審査を控えている人
  • 借金に区切りをつけたい人
  • 利息の負担を軽減したい人

解約すると住宅ローンやクレジットカードの審査に有利になる

住宅ローンの審査を受けるときには、消費者金融やその他のローンを利用していることが不利に働きます。

先ほども説明しました通り、細々としたローンがあると返済負担率が高くなるという点も、審査に不利になる理由の1つです。

とりわけカードローンのように、簡単に融資を受けられるローン商品を利用していると、「現時点以上に借金が増えてしまう可能性が高い」と銀行側に判断されてしまい、審査通過が厳しいものとなってしまうのです。

住宅ローンを利用しようと考えているなら、借入を何度でも繰り返せるカードローンは解約しておく方が良いでしょう。

また、クレジットカードの審査にも、レイクなどのカードローンを利用していることが響いてしまいます。

レイクを利用していないのなら、クレジットカードに申し込もうと考えている方もレイクを解約する方が良いでしょう。

解約して借金に区切りをつける

レイクに契約していると、ほぼ24時間お金を借りることができます。

簡単に借りられるため、「ちょっと手元のお金が足りないかな」程度の深刻度でも、レイクのローンカードを使ってお金を借りることになってしまいます。

意志が弱いと自覚している方は、借金生活に区切りをつけるためにもレイクを解約する方が良いでしょう。

また、複数の業者からお金を借りることを「多重債務」と呼びますが、多重債務の状態になると、毎月、返済額や返済日を管理するだけでも手間と時間がかかり、借金が生活の中心になってしまう恐れがあります。

借金に心を煩わされないためにも、複数の借金がある場合は、あまり利用しない借金を解約して整理しておくことをおすすめします。

一括返済して解約すれば利息の負担が軽減できる

返済の目処がたった場合は、毎月返済するのではなく、一括返済をして解約することで利息の負担を軽減できます。

利息はお金を借りている日数に応じてかかってくるため、早期に完済できれば、その分利息も減らすことが可能です。

一括返済をすれば、返済以降に利息がかかることもないため、借金を抱える心理的負担も軽減されます。

一括返済に関しては下記も参考にしてください。

レイクで一括返済するメリットは?最終返済額の確認方法も詳しく解説!

レイクを完済しても解約するのはもったいない!?3つのデメリット

住宅ローンや自動車ローンなどの他のローンに申し込む予定がある人、クレジットカードに申し込みたい人、借金に区切りをつけたい人は、レイクを解約する方が良いでしょう。

しかしながら、誰でもレイクを解約する方が良いわけではありません。

次の条件に当てはまる人は、たとえレイクを完済したとしても解約する必要はないと言えます。

解約しないほうが良い人
  • 今後お金を借りる可能性がある人
  • 今以上に高額の融資を受けたいと考えている人
  • レイクと提携しているATMに行けない人

再度借りる際はもう一度審査を受けなくてはいけない

将来的に融資が必要になったとき、レイクを解約していないなら、いつでも自由にレイクのローンカードを使って限度額までの金額を借りることができます。

レイクの契約期間は5年
ですが、特にトラブルを起こさない限りは契約が自動更新されますので、何年間も使わないとしても何の問題もなく借入できます。

しかし、レイクを解約してしまうと、お金が必要になったときに、再度レイクや他のカードローンの審査を受けて契約する必要があります。

審査の結果、融資限度額が現在レイクで設定されている金額よりも少なくなる可能性はありますし、最悪、審査に通らず融資を受けられない可能性もあります。

万が一のためにも、レイクの契約を残しておくことには意味があるといえるでしょう。

融資額の増額の機会を逃すことになる

レイクを利用し、毎月しっかりと遅れずに返済していると、融資限度額を増やしてもらえることがあります。

融資限度額を増やしてもらうためには少なくとも6ヶ月~1年以上の年月が必要ですので、レイクを解約してしまうと、せっかくの融資限度額増額の機会を逃すことになってしまいます。

「融資限度額が低すぎる」といった理由でレイクを解約しようと考えているのなら、もうしばらくレイクを使い続けて、融資限度額の増額の機会を掴むようにしましょう。

なお、レイクから「融資限度額を増やしませんか?」というお誘いの電話やメールが届くこともありますが、契約者自身で「融資限度額を増やしてほしい」とレイクに依頼することもできます。

会員ページの「ご利用限度額アップのご確認・お申込み」から、もしくはお客さま専用フリーダイヤルから増額を申し込んでください。

レイクで増額する方法については下記の記事も参考にしてください。

レイクの増額方法を解説!申請の流れや限度額アップのポイント、審査落ちした時の対処法

完済時に振込手数料などがかかることがある

レイクのATMなら小銭が利用できますので、最後の1円まできれいに完済することができます。

しかし、小銭に対応していない提携ATMを利用するときは、多めに支払って後でレイクから過剰金を返済してもらうことになります。

手続きは面倒ではありませんが、その場ですっきりとしたいなら、小銭対応可能なレイクのATMを使って完済するのが一番ですよね。

しかしながら、レイクのATMはコンビニATMと比べると設置台数が少ないため、誰もが簡単にATMで1円単位まで完済できるわけではありません。お近くにレイクのATMがない人も多いでしょう。

レイクのATMがないけれどもその場で完済したいときは、レイクに直接現金を振り込むことで完済することが可能です。

ただし、振込手数料は利用者が負担しますので、数百円程度のお金がかかってしまうことがあります。

レイクは近くの提携コンビニATMで借入も返済もできる!注意点も解説

借入残高が1,000円未満なら利息不要!万が一に備えて解約しないのもアリ

完済したいけれども近くにレイクのATMがない方、また、完済のために振込手数料を払うのはイヤだという方は、レイクの契約をそのまま放置しておくのもおすすめです。

レイクでは1,000円未満の残高に対してはどんなに放置しておいても利息はかかりませんので、「使わずに放っておいたら高額な利息が発生していた!」ということにはなりません。

しかも、借入残高が1,000円未満のときは、月々の返済も不要になります。いつかお金が困ったときのために、レイクの契約を解除せずに残しておいてはいかがでしょうか。

レイクの解約まとめ

レイクを使わないからと言って、すぐに解約するのはNGです。

住宅ローンやクレジットカードの審査が控えている方は解約する方が良いですが、特に審査が控えていない方は、そのままレイクの契約を残しておいてはいかがでしょうか。

借入残高が1,000円未満なら利息も発生しませんし、元々年会費・維持費不要の契約ですから金銭的負担は皆無です。

また、長く契約していることで融資限度額が増えて、より一層便利にレイクが利用できるようになることもあります。

「使わないから即解約」と考えるのではなく、本当に解約すべきか、そして、解約証明書や契約書は必要なのかを吟味してから解約手続きに進むようにしてください。

投資信託・株式の運用歴20年以上。相続問題が発生したことを機に、ファイナンシャルプランナー2級とAFPの資格を取得。 大学や省庁で研究活動をおこないながら、2014年度からはマネーやファイナンス、医学関係の執筆活動を開始。 ライフマネープランニングやIPO投資、金融詐欺の見分け方、ローン・クレジットカードの使い方などを得意テーマとしている。 現在メインで利用しているカードはアメリカンエクスプレスのプラチナ。招待制から申込制に変わって、ちょっと残念に思う毎日。

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