国際ブランドとは?VISA、Mastercard、JCBなどクレジットカードの7大国際ブランドを解説!

VISA、Mastercard、JCBが選べるけど何が違うの?どうやって選べばいいの?
初めてクレジットカードを作る方の中には、このように国際ブランド選びに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
クレカ払いができれば良いか、ということで適当に国際ブランドを選択する方もいると思います。
ですが、国際ブランドの選択がクレジットカードの使い方に大きく影響することもあります。
ここでは国際ブランドとは何か、国際ブランドにはどんな種類があり、それぞれどんな特徴があるのかを解説します。
後半ではVISA、Mastercard、JCBを始めとした国際ブランドがどんな人に向いているのか、もご紹介しますので、これからクレジットカードを作る方は、国際ブランドをしっかり理解して自分にピッタリのクレジットカードを作りましょう。
国際ブランド「VISA」が選べるおすすめクレジットカード
国際ブランド「Mastercard」が選べるおすすめクレジットカード
国際ブランド「JCB」が選べるおすすめクレジットカード
国際ブランド「アメックス」のおすすめクレジットカード
アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

国際ブランド「ダイナース」のおすすめクレジットカード
国際ブランドとは
国際ブランドとは、世界中で24時間クレジットカード決済ができるシステムを提供している会社のことです。
日本で有名な国際ブランドとしては、VISA、Mastercard、JCB、American Express(アメックス)、Diners Club(ダイナース)の5つがあり、これらは総称して5大国際ブランドと呼ばれます。
しかし、新興の国際ブランドである銀聯(ぎんれん)とDiscoverも含めて7大国際ブランドと呼ばれることもあります。
国際ブランド | ブランドロゴ | 特徴 |
---|---|---|
VISA (ビザ) |
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・世界シェアNo.1 ・日本国内でも海外でも加盟店が多く、初めてクレジットカードを持つ方におすすめ |
Mastercard (マスターカード) |
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・世界シェアNo.2 ・ヨーロッパ圏に強いといわれているが、その他地域にも広く普及している。 |
American Express (アメリカン・エキスプレス) |
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・富裕層を中心に人気がある ・JCBと提携しているため、JCB加盟店でも使用可能 |
Diners Club (ダイナースクラブ) |
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・富裕層に人気のブランド ・レストランの優待、会員限定イベントの開催など娯楽色の強いサービスが充実している ・JCBと提携 |
JCB (ジェイシービー) |
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・日本生まれの国際ブランド ・日本国内の加盟店は多い ・海外での普及率は低め ・ハワイや一部アジアなどには加盟店が増えている |
UnionPay・銀聯 (ぎんれん) |
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・中国生まれの国際ブランド ・中国の一部地域ではVISAよりも浸透 ・日本国内でも中国人観光客の増加に伴い加盟店が増加中 |
Discover Card (ディスカバーカード) |
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・アメリカを中心にシェアを広げる ・日本では発行されていない ・JCBと提携しているので日本国内でも利用は可能 |
カードに付いているものと同じ国際ブランドのマークを店頭などに掲示している店舗は加盟店と呼ばれ、同じマークがクレジットカードに載っていれば、持っているクレジットカードで支払い可能になります。
逆に持っているクレジットカードの国際ブランドにお店側が対応していなければ、カードを持っていても利用する事はできません。
国際ブランドは、店舗だけでなく国や地域によって対応している種類が違うため、海外旅行に行った際に持っているクレジットカードが使えないことが起こる可能性があります。
これが、クレジットカードを作る際に国際ブランドの選択が重要になる一番の理由です。
国際ブランド自身が発行する「プロパーカード」

7大国際ブランドの中には、VISAやMastercardのように決済システムだけを提供している会社だけでなく、JCBのように自社でもクレジットカードを発行している会社もあり、提供会社ごとにサービスに幅があります。
国際ブランド会社が発行しているクレジットカードはプロパーカードと呼ばれ、旅行や娯楽に関する質の高い特典が付帯しているのが特徴です。
プロパーカードの中にはゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードなどハイステータスのカードもあります。
ゴールド以上のカードの中には、一般のプロパーカードを利用して、信用実績を積み上げてインビテーション(招待)を受けなくては持つことができないものもあります。
上記のように、国際ブランドには決済に特化した「決済カードブランド」と、旅行・娯楽など高品質特典を付帯したプロパーカードを自社でも発行する「T&E(Travel & Entertainment)カードブランド」があります。
決済カードブランドにはVISAやMastercardが当てはまり、T&EカードブランドにはJCB、アメックス、ダイナースが当てはまります。
7大国際ブランドを紹介

ここでは、各国際ブランドを決済高の多いものから順に(2015年時点のデータ)、簡単に特徴や代表的なクレジットカードをご紹介していきます。
シェア率No.1国際ブランド「VISA(ビザ)」
VISAはバンク・オブ・アメリカが設立した企業で、アメリカ生まれの国際ブランドです。
VISAを説明する上で特筆すべてきなのは、シェアの高さです。
2015年に世界中で利用されたクレジットカード売上の内、VISAによって支払われたものは58%にも及び、クレジットカード売上は世界1位となっています。
世界売上の半分以上を占めているのは驚きですね。
このシェアの高さからも分かるように、VISAは世界の多くの場所で利用されており、現在では200以上の国と地域で利用できます。
海外旅行をするなら、最もおすすめできる国際ブランドともいわれており、発祥の地であるアメリカはもちろんのこと、アジア、アフリカ、ヨーロッパでも広くサービスを展開しています。
数ある国際ブランドの中で最も広く親しまれてるといっても過言ではありません。
海外だけでなく日本国内でもトップクラスの加盟店数を誇り、国内でクレジットカードが使えるお店ならほぼVISAに対応しています。
また、VISAはプロパーカードを発行せず、決済システムだけを提供しています。
日本では知名度の高い三井住友カードやエポスカードも、VISAのプロパーカードではなく、各社が発行している「提携カード」という扱いになります。

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世界シェア第2位の国際ブランド「Mastercard(マスターカード)」
「お金で買えない価値がある、買えるものはMastercardで」のCMでおなじみのMastercard。
こちらもアメリカ発祥の企業で、国際ブランドの中ではVISAと並んで2大ブランドとして知られています。
世界の210の国と地域で利用でき、2015年の売上シェアは26%で世界第2位の規模です。
以前はVISAがアメリカで強いのに対し、Mastercardはヨーロッパに強いといわれていました。
しかし、現在では加盟店の数もVISAに匹敵するほど多くなっており、VISAが使える場所であれば、Mastercardも同じように使える場合が多いです。
そのため、既にMastercardのクレジットカードを持っていれば、海外旅行に行くために他の国際ブランドのクレジットカードを作らなくとも問題ありません。
なお、Mastercardも自社ではクレジットカードを発行しておらず、提携カードのみとなります。
Mastercardと聞いて思い浮かべるのはポイント還元率の高さに定評のある楽天カードではないでしょうか。
CMでもよく目にするカードですが、こちらのカードもMastercardのプロパーカードではなく、提携カードとなります。

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日本発祥の国際ブランド「JCB(ジェイシービー)」
JCBは日本発祥の国際ブランドで、2015年の売上シェアは1%で世界5位です。
世界21の国と地域でサービスを提供しており、加盟店数は3100万以上に上ります。
世界的な売上では第5位となっていますが、国内では売り上げ、加盟店数共に1位で日本で利用するなら1番おすすめの国際ブランドといえます。
JCBは海外に弱いは過去の話
JCBは海外に弱いといわれてきました。
これは日本人に人気のハワイ、グアム、台湾、香港などでは利用できるが、観光地から離れるとアメリカやヨーロッパであっても対応していない事が多いためです。
しかし、海外に行くなら他の国際ブランドを選んだ方が良いというわけではありません。
まず加盟店の問題ですが、これはAmerican ExpressやとDISCOVERとの提携により、少しずつ解消されつつあります。
独自に1つ1つ加盟店を開拓するよりも、他のブランドと提携を結んだ方が一気に加盟店が増えるため、今後もこの方法と併せて加盟店を増やしていくと考えられます。
そしてJCBには、世界60ヶ所で海外旅行をサポートするJCBプラザというサービスがあります。
このサービスはホテルやレストランの予約や、海外旅行時の相談などを日本語で行っており、頼れる人がいない海外で日本語で相談ができるというのは大きな強みになると考えられます。
プロパーカードも発行
JCBはプロパーカードも発行しています。JCBのプロパーカードは、American ExpressやDiners Clubのものと比べると比較的に取得しやすい傾向があります。
使い続けていけば、JCB最高ランクのブラックカード・JCBザ・クラスのインビテーション(招待)がもらえることもあります。そのため、日本のステータスカードが欲しいという方におすすめです。
JCB一般カードや39歳までの方におすすめなJCB CARD Wが、JCBカードの中では一般カードにあたります。
そのほか申し込み制プラチナカードのJCBプラチナもおすすめなカードです。

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ポイント還元率 | 0.5%~2.5% |
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ポイント還元率 | 1 〜 2% |
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年会費初年度 | 27,500円(税込) |
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年会費2年目〜 | 27,500円(税込) |
ポイント還元率 | 0.1 〜 0.2% |
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T&Eに強い国際ブランド「American Express(アメックス)」
American Expressもアメリカ発祥の国際ブランドで、2015年の売上シェアは3%で世界第4位です。
世界的にステータス性が高いことでも知られており、海外では会計時にAmerican Expressのカードを出すと、明らかに従業員の態度が変わるという逸話もあります。
日本でもステータスの高いカードとして知られおり、アメックスという呼び名で親しまれています。
高級路線のため、かつては国内で使える場所が少ないといわれていましたが、現在ではJCBと提携を結び、JCBに対応している場所であれば利用できるようになっています。
プロパーカードも発行
American Expressは決済システムだけでなく、プロパーカードも発行しており、一般カードのアメリカン・エキスプレス・カードの他にゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードを発行しています。
この内、ブラックカードは、インビテーション制(招待制)のカードとなっており、プロパーの一般カードかゴールドカード、プラチナカードを利用して、American Expressに認められた方だけが所有することができます。
また、American Expressのカードは年会費が高い傾向があり、プロパーカードの中で1番お手頃のアメリカン・エキスプレス・カードですら、他のカード会社が発行するゴールドカード並の年会費がかかります。
しかし、その分American Express独自のサービスもあり、高い年会費にふさわしい特典も付帯されています。
プロパーカードではありませんが、セゾンカードが発行するセゾンゴールドアメックスは、年会費が11,000円(税込)と比較的安いゴールドカードながら、アメックス独自のサービスを一部利用できるため、コストパフォーマンスに優れたカードです。

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年会費初年度 | 13,200円(税込) |
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年会費2年目〜 | 13,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.333%~0.4% |
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年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.75% |
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高ステータスの国際ブランド「Diners Club(ダイナースクラブ)」
Diners Clubはアメリカ発祥の国際ブランドで、2015年の世界売上シェアは1%です。
世界185以上の国と地域で利用でき、加盟店の数は3,000万を超えています。
American Expressと並んで2大ステータスブランドとして知られており、一昔前は一般人がDiners Clubのクレジットカードを作ることはとても難しいとされていました。
現在では昔ほど取得するのが難しいわけではありませんが、提携カードを発行している企業はブランド性の高い商品を扱っている企業が多く、今でも上流階級に向けたブランドであることは間違いありません。
そのため、カードの年会費も高い傾向にあり、加盟店も上流階級に向けた場所が多くなっています。
一般人が国内で利用するにはやや使いにくいかもしれませんが、考え方によってはそれがステータスが高いことの証明ともいえます。
近年では後述するDISCOVERと提携を進めており、DISCOVERが利用できる一部の店舗でも利用できるようになってきています。
プロパーカードも発行
Diners Clubはプロパーも発行しています。
Diners Clubのプロパーカードの最大の特徴は利用限度額に制限がないという点です。
通常クレジットカードでは、カードごとの最大限度額が決められており、利用者の返済能力を加味してこの枠内で個人ごとの限度額が決められます。
しかしDiners Clubのプロパーカードではカードの最大限度額を設定していないため、返済能力が認められばどこまでも限度額を上げることができます。
さらにDiners Clubにはインビテーション制のブラックカードもあり、プロパーを使い続けてDiners Clubに認められば、ブラックカードを取得することもできます。

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年会費初年度 | 24,200円(税込) |
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年会費2年目〜 | 24,200円(税込) |
ポイント還元率 | 1% |
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中国発祥の国際ブランド「銀聯(ぎんれん)」
銀聯は中国発祥の国際ブランドで、2015年の売上シェアは10%で、世界第3位になります。
クレジットカードを持っている方でも、銀聯については知らない方が多いのではないでしょうか?
銀聯がサービスを開始したのは2002年からで、国際ブランドの中では後発の部類に入ります。
しかし、中国の経済発展に伴い利用者が増加し、現在ではMastercardに次ぐシェアを獲得するまでに成長しました。
銀聯は中国を中心に展開しており、長期出張や旅行などで中国を訪れる方にオススメの国際ブランドです。
しかし、日本で報道されている中国のイメージからすると、その信用度に不安を覚える方もいるかもしれません。
ですが、その点は安心して下さい。通常のクレジットカードでは4桁の暗証番号を設定しますが、銀聯のカードでは安全性を強化しており、暗証番号の設定が6桁となっています。
さらに利用の際は必ずサインが必要となっているため、普通のクレジットカードよりも不正利用されにくいようしっかり対策がされています。
日本では三井住友、三菱UFJニコス、ANAが銀聯ブランドのカードを発行しており、既にお持ちのクレジットカードに追加して発行するという形が一般的です。
アメリカを中心に展開する国際ブランド「DISCOVER(ディスカバー)」
DISCOVERはアメリカ発祥の国際ブランドで、2015年の世界売上シェアは1%です。
7大国際ブランドの中では1番の後発ブランドであり、加盟店数は400万以上、会員数は5,000万に以上となっています。
主にアメリカを中心に展開していましたが、JCB・銀聯と提携を行い日本、中国、韓国、シンガポール、タイでも利用ができるようになりました。
2016年時点では日本でDISCOVERブランドのクレジットカードを発行している会社はありませんが、JCBと提携を結んでいるため、JCB加盟店で利用できます。
こんな人にはこの国際ブランドがおすすめ!

ここまでは各国際ブランドの特徴を簡単にご紹介してきました。
「結局、自分にはどのブランドがおすすめなの?」という方のために、ここでは用途別でおすすめ国際ブランドとカードをご提案していきます。
日本を出ることなんてほとんどない、という方にはJCBがおすすめ
直近では海外に行く予定は無く、日本でしかクレジットカードを使わないよ、という方には間違いなくJCBをおすすめします。
ご説明したとおり、JCBは国内では圧倒的な加盟店数ですので、国内でのクレジットカード決済にはほぼ困らないでしょう。
オールマイティなクレジットカードとしてはJCB一般カード、39歳以下であればJCB CARD W、ネットショッピングをよく利用されるという方には楽天カードをおすすめします。
なお、例外的にハワイやグアムに渡航される場合はJCBでも良いでしょう。
日本人が良く旅行する国・エリアについては、JCBも優先的に加盟店を増やしているようです。

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年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~2.5% |
- 電子マネー
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JCB一般カードは、通常利用でOkiDokiポイントが毎月の利用金額1,000円(税込み)につき1ポイント貯まるだけではなく、使い方次第ではポイント還元率が最大20倍アップすることもあります。
もし例外的に海外に行くことになった場合でも海外で利用するとポイント還元率が2倍になるので、国内外問わずポイントを貯めやすいクレジットカードです。
また、国内・海外の旅行傷害保険が利用付帯しているので旅行費の支払いにJCB一般カードを利用しておけば安心です。

- 年会費、永年無料
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年会費初年度 | 無料 |
---|---|
年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1 〜 2% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
JCB CARD WはWEB入会限定で、申込み対象は39歳までの方となっています。
上記のJCB一般カードよりも、ポイント還元率の高さに特化したクレジットカードです。
というのもJCB CARD Wでは、ほかのJCBカードのポイント還元率の2倍以上のポイントをもらうことができるのです。
JCBは国内の加盟店数が多いので、ポイントをざくざく貯めたい方には強くおすすめします!
海外旅行傷害保険(2,000万円まで)が利用付帯しているので、海外に行くことになったときも力を発揮してくれるクレジットカードです。
海外に行くのでクレカが欲しい、という方にはVISAかMastercardがおすすめ
旅行や出張で海外に行くという方にはVISAとMastercardがおすすめです。
この2大ブランドは、世界の多くの場所でサービスを提供しており、加盟店の数も他のブランドに大きく差を付けています。
また、基本的には飛行機で渡航される方が殆どでしょうから、折角ならマイルの貯まるクレジットカードをご用意されてはいかがでしょうか?
VISAでもMastercardでも、ANAカードやエポスカードにお申込みされることをおすすめします。

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- 便利な電子マネー「iD」も標準搭載
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
ANAの一般カードにはANAマイレージクラブのサービスが標準搭載されており、ANAの国内線・国際線への搭乗はもちろん提携航空会社を利用したときにもANAマイルが貯まります。
ほかにも国内外のホテルの宿泊やその予約をしたときにもマイルを貯めることが可能です。
貯めたマイルはANAや提携航空会社の航空券やANA SKY コインに交換して利用して、次の旅行に役立てることができますよ。
海外旅行傷害保険(1,000万円まで)は安心の自動付帯です!
機内販売は10%オフ、空港免税店は5%オフになるので海外では欠かせないクレジットカードといえます。

- 全国10,000店舗の優待つき!
- 入会金・年会費永年無料
- 海外旅行傷害保険は最高500万円
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
エポスカードは年会費が永年無料でありながらも、海外旅行傷害保険(2,000万円まで)が自動付帯しています。
また、利用金額が大きくなりがちな海外旅行の前に一時的に利用可能額を増額してもらえるサービスもあり、エポスNetからの申込みが可能です。
万が一海外でパスポートを紛失してしまったり盗難に遭ってしまったりとトラブルに見舞われた場合でも、海外の現地サポートデスクで日本語によるサポートを受けることができるのも安心ポイントといえるでしょう。
また、渡航先によってもおすすめの国際ブランドは変わります。
アメリカならVISA、ヨーロッパで利用する場合はMastercardがおすすめです。
最近ではVISA・Mastercardにはあまり差がないといわれていますが、Mastercardは2000年代にヨーロッパを中心にサービスを展開していたユーロカードと合併しているため、ヨーロッパにおいては多少Mastercardが有利と考えられます。
VISAのおすすめクレジットカードといえば、やはり知名度のある三井住友カードです。
三井住友グループが発行しているため、ステータス性があり、またセキュリティ面でも安全なクレジットカードなので、はじめてクレジットカードを持つ方でも安心して利用することができます。

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年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
- 電子マネー
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三井住友カードには、海外旅行傷害保険(2,000万円まで)が利用付帯しています。
また、海外での利用が対象となるショッピング補償(年間100万円まで)もついており、購入日から90日間であれば補償を受けることができるので不安な海外利用でも安心です。
万が一海外で紛失・盗難に遭った場合でも24時間年中無休で対応してもらえるので、海外での利便性はもちろんセキュリティ面がかなり優れているクレジットカードといえます。
また、Mastercardといえば楽天カードがおすすめです。楽天カードは年会費が無料のカードで、ポイント還元率も高いので、迷ったらオリコカードを作っておけば間違いないでしょう。

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年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~16.0% |
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楽天カードは普段のお買い物でも常にポイント還元率1%という、ポイント高還元クレジットカードの代表格ともいえるクレジットカードです。
場所を選ばず常時1%の還元率となるのでメインカードとしてもおすすめです。
楽天市場や楽天トラベルを利用すると通常と比較してポイントが+2倍、つまり、ポイント還元率が3%になります。
楽天市場で利用することにおいて、楽天カードは最強のクレジットカードといえます。
さらに、マクドナルドなどの飲食店や、ガソリンスタンドで割増ポイントをもらうことができ、貯めた楽天ポイントを使えるという点も魅力的です。
また、入会キャンペーンを頻繁に行っており、入会時に数千円分のポイントがキャッシュバックされるのでクレジットカードを作るだけでも大変お得です。
アジアで利用するならJCBか銀聯カードがおすすめ
アジアに強いブランドはJCBと銀聯です。特に中国では銀聯が圧倒的で、中国に行く際は迷わず銀聯カードで良いでしょう。
JCBは国内だけでなく、日本人観光客が多い韓国、台湾、シンガポールなどでも広くサービスを展開しています。
国内で発行できる銀聯カードは少なく、銀聯ブランドのみ欲しい、という方は三井住友銀聯カードをおすすめします。
アジア地域の旅行向けにJCBが欲しいという方は、マイルの貯まるJCB一般カード/プラスANAマイレージクラブ、もしくはJALカードをおすすめします。
ステータスカードの豪華な優待特典を受けたい方はアメックスかダイナースがおすすめ
ステータスカードで間違いなくおすすめできる国際ブランドはアメックスとダイナースです。
特に、アメックスとダイナースのプロパーカードはステータスの証として有名です。
いずれも一定以上の所得がある方にしか発行されず、年会費も10,000円以上かかってしまいますが、その分、レストラン、ホテル、旅行、ゴルフ、コンサート、その他エンターテイメント分野などで様々な優待特典が用意されています。
アメックスブランドでインビテーション不要のハイステータスカードとしてはアメックスゴールド、ダイナースではダイナースクラブカードをおすすめします。

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年会費初年度 | 31,900円(税込) |
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年会費2年目〜 | 31,900円(税込) |
ポイント還元率 | 0.333%~0.4% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
アメックスゴールドは、旅行やエンターテインメントにおける特典が非常に豪華です。
たとえばオンライン上や電話1本で旅行の手配を進めてもらえたり、旅行時には手荷物の宅配や空港までの送迎、空港ラウンジの無料利用といったサービスがあります。
エンターテインメントにおいては、オペラ・バレエといった舞台芸術を上演している新国立劇場の観覧チケットを先行購入できたりします。
ほかにも、セキュリティ面やショッピング利用においてさまざまな特典が用意されています!

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年会費初年度 | 24,200円(税込) |
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年会費2年目〜 | 24,200円(税込) |
ポイント還元率 | 1% |
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ダイナースクラブカードは、グルメ・ゴルフにおける特典に特徴があります。
たとえばグルメではエグゼクティブダイニングという特典があり、レストランのコース料金が1名分無料になるので、2回ほど利用すれば、年会費の元を取ることが可能です。
ゴルフにおいては名門コースやプライベートレッスンを割引価格で利用できたり、ゴルフコンペに参加できたりします。
もちろん旅行やエンターテインメントにおける特典やサポートもたくさん揃っています。
国際ブランドを変更する際の注意点
カード会社によっては複数の国際ブランドと提携しているため、カード作成時に国際ブランドを選ぶ必要があります。
しかし、何も知らずに選んでしまった場合でも、後から変更する事もできます。
ただし、変更の際には再度審査が必要になり、国際ブランドごとに審査基準が異なる場合もあるため、必ずしも希望が通るわけではありません。
また国際ブランドが変わるとクレジットカード番号も変更となるため、お持ちのカードを既に公共料金などの支払いで利用していると、再手続きが必要になります。
そのため、海外旅行のために別の国際ブランドのカードが欲しい時は、新たにクレジットカードを作ったほうが簡単に済む場合もあります。
国際ブランドの比較表(2015年データ)
最後に、各国際ブランドのデータを簡単にまとめておきます。
シェアだけ見ればVISAかMastercardを作っておけば間違いなさそうですが、利用する場所や目的によって作るべき国際ブランドは異なる、ということをお伝えできていれば幸いです。
国際ブランド | シェア(2015年) | 加盟店数 | 主に利用できる場所 | 本社 |
---|---|---|---|---|
VISA | 55.52% | 4,000万以上 | 世界各国 | アメリカ |
Mastercard | 26.27% | 3,810万以上 | 世界各国 | アメリカ |
銀聯 | 12.81% | 1,000万以上 | 主に中国 | 中国 |
AmericanExpress | 3.22% | 2,300万以上 | アメリカ、日本 | アメリカ |
JCB | 1.22% | 約3,100万 | 日本、アジア地域 | 日本 |
Diners Club | 1%未満 | 3,000万 | アメリカ、日本 | アメリカ |
Discover | 1%未満 | 400万以上 | アメリカ、日本、中国 | アメリカ |
クレジットカードの7大国際ブランドまとめ
国際ブランドとは決済システムを提供している会社のことで、国際ブランドごとに利用できるエリアが異なっています。
どの国際ブランドがおすすめなのかについては、利用用途や所持用途によって変わってくるため、一番いい国際ブランドというものはありません。
また、近年では国際ブランドごとの提携が進んでおり、利用できるエリアが拡大しています。
アメックスやダイナースはJCBと提携することで、利用できる加盟店が少ないというデメリットを解消しつつあります。
経済学部卒業。学生時代にライター業を開始し、大学卒業後はフリーライターとして活動。当メディア「マネ会」でのクレジットカードに関する記事はもちろん、株式投資・節約・電子マネーなどのお金に関する記事を、女性ならではの目線で多数執筆中。クレジットカードは楽天カード・イオンカードセレクト・エポスゴールドカードを保有している。キャッシュレス決済はQUICPayとPayPayを愛用しており、ポイントを貯めることとクーポンを使うことが大好き。
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