クレジットカードで無制限に使えるカードはある?限度額に制限されない方法も解説します PR

クレジットカードで無制限に使えるカードはある?限度額に制限されない方法も解説します

家電や家具、海外旅行など、高額の支払いが重なってしまうと、クレジットカードの限度額を越えてしまいそうな場合があります。

そんなとき、「無制限に使えるクレジットカードはないだろうか?」と考えてしまいますよね。実際、高級外車をカードで購入する人がいると聞いて、不思議に思った人もいるでしょう。

そこで、本記事では制限なしに使えるクレジットカードはあるのかという疑問にお答えします。同時に、限度額が気にならないカードの特徴やおすすめのカードを紹介します。

クレジットカードの限度額が無制限のカードはある?

「クレジットカードを無制限に使いたい!」。それは多くの人が望むことですが、基本的に限度額が無制限のクレジットカードはありません。

カード会社側では、顧客が利用した金額を回収できなければ損失となってしまうため、どのようなカードにも限度額が設定されています。

スタンダードなカードから、ゴールドカード、プラチナカードやブラックカードに至るまで、限度額は存在します。クレジットカードが「信用」の上に成り立っている以上、制限なしには利用できないのです。

「それでは、やはり毎月限度額を気にする必要があるのか…」というと、必ずしもそうではありません。クレジットカードのなかには、限度額をほとんど気にせずに利用できるカードがあるからです。

限度額を気にせず使いたいときに選ぶべきクレジットカードの特徴

限度額をあまり気にせずにクレジットカードを利用したいのであれば、限度額の高いカードを選ぶことになるでしょう。

ただし一口に限度額が高いといっても、限度額の高いカードにはいくつかの特徴があります。

選ぶべきクレジットカードの特徴
  • 最初から限度額が高い
  • 一律の限度額がない
  • 事前の入金で限度額に制限されなくなる

それぞれの特徴をよく見て、ご自身の利用スタイルにあったカードを選択しましょう。

①最初から限度額が高い

限度額を気にせずにカードを利用したい場合は、初めから限度額が高く設定されるカードがおすすめです。

スタンダードなクレジットカードの場合、限度額は10~50万円のカードがほとんどです。限度額が高いものでも、100万円ほどが限界でしょう。

しかし、ゴールドカードやプラチナカード、ブラックカードとよばれるハイクラスなカードであれば、限度額は200万~300万、カードによってはそれ以上の限度額が設定されているカードもあります。

このような初めから限度額の高いクレジットを選ぶと、限度額に余裕をもって決済することが可能です。

②一律の限度額がない

クレジットカードのなかには、一律の限度額が設定されていないカードがあります。代表的なカードが、アメリカン・エキスプレス(以下、アメックス)やダイナースです。

アメックスやダイナースでは、カード所有者の信用力に応じて、フレキシブルに限度額が設定されています。カードの利用状況や支払い実績、資産状況などを総合的に判断しているのです。

なかには、限度額が1,000万円を越える人も存在します。カードで、メルセデス・ベンツやアウディといった高級外車を購入することもできてしまいます。

③事前の入金で限度額に制限されなくなる

また、カードへと事前に入金することにより、限度額に制限されることなく支払いできる方法があります。事前入金(デポジット)システムと呼ばれる方法です。

たとえば、500万円をデポジットしておけば、限度額が500万円のクレジットカードとして利用できます。結婚式や海外旅行など、高額の支払いが見込まれるときには、利用価値の高いシステムです。

カードで支払うことには変わらないため、ポイントが貯まる利点があります。余ったデポジットは、次回以降の支払いに充てることも可能です。

限度額が無制限のクレジットカードを探している人におすすめの5枚

ここからは、限度額をできるだけ気にせずに利用できるカードを探している人に向けて、限度額の高いおすすめのカードを紹介します。

ゴールドカードやプラチナカードが中心となりますので、限度額や付帯する特典内容を比較検討しながら、最適な一枚を選択してください。

「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は、一律の上限の限度額無し

アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの詳細
おすすめポイント
  • 旅行・グルメ・テーマパーク/施設などで利用できる優待が多彩
  • 年間200万円以上利用で国内対象ホテルの1泊2名分の無料宿泊券プレゼント
  • 継続特典で1万円分のトラベルクレジットを進呈
年会費初年度 39,600円(税込)
年会費2年目〜 39,600円(税込)
ポイント還元率 0.5%
発行スピード 2週間~3週間ほど
国際ブランド
  • American Express®
電子マネー
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以下、アメックス・ゴールド)は、認知度・人気ともに兼ね備えた日本初のゴールドカードです。

アメックスゴールドには、一律の限度額が設定されていません。保持者の収入に合わせて初期限度額が設定され、カードの利用実績を積んでいくごとに、限度額が増加していきます。

また、資産状況の書類を提出することで、さらに高い限度額となる可能性もあります。カード保持者には1,000万円以上の限度額が設定されている人もいて、カードで高級外車を購入することも夢ではありません。

さらに、事前入金(デポジット)システムを採用しているため、実質天井なしのカード決済も可能です。まさに、限度額を気にせずにカードを利用したい人に最適なカードです。

(20代 / 男性 / 会社員 / 年収600〜800万円)

アメックスは、利用限度額に一律の制限がなく信用情報を積めば積むほど上限金額が上がっていくカードです。

私はアメックスグリーンから使っていますが、当時100万円程度だった利用限度額も現在は600万円程度まで上がりました。

高額商品を決済する時にカードを使いたいという人にはおすすめのカードだと思います。

アメックスゴールドの豪華な特典やメリット、提携ホテルのおすすめカードまで徹底解説!

「ダイナースクラブカード」なら限度額を無制限にしたい人も満足できる

ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードの詳細
おすすめポイント
  • 利用限度額に一律の制限なし!
  • 国内外1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料!
  • 最高1億円の旅行保険が付いているから安心!
年会費初年度 24,200円(税込)
年会費2年目〜 24,200円(税込)
ポイント還元率 1 〜 5%
発行スピード カード到着まで2~3週間ほど
国際ブランド
  • ダイナースクラブ
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
【PR】Sponsored by ダイナースクラブ(三井住友トラストクラブ株式会社)

ダイナースクラブカードは、クレジットカードのなかでも最も古い歴史を持つカードです。長い歴史とステータス性の高さから、さまざまな高額商品を購入できることで知られています。

タマホームでは、ダイナースクラブカードに限り、の購入にカード決済が可能。また、高級外車であるレクサスやマセラティもカードで購入できます。

アメックス同様に一律の限度額が設定されていないため、カード保持者の信用力に合わせて個別に設定されます。初期の限度額は主に年収を元に設定されますが、利用実績などに応じて300~500万円、またそれ以上の限度額が可能です。

事前入金(デポジット)システムも採用されているため、限度額を超える決済もできます。限度額を気にせずカードを利用したい人に重宝されているカードです。

(40代 / 男性 / 会社員 / 年収800〜1,000万円)

使用限度のあるカードだと事前に理由を説明する事で限度額を瞬間的に引き上げて貰ったりする必要があったり、最悪の場合限度額引き上げ対応をしてくれない可能性すらあります。

一方でダイナースクラブカードは月額利用限度額の設定が無いため、余計な手間なく気軽に長期海外に滞在できます。

ダイナースクラブカードのメリットとデメリット。高額な年間費も納得できる理由を詳しく解説

アメックスとダイナースならどちらを選ぶべき?

アメックスとダイナースは、どちらも一律の限度額が設定されておらず、事前入金(デポジット)できるカードであるため、比較対象となりやすいカードです。

選択する際には、両者の特典の特徴が基準となるでしょう。アメックスは旅行保険や旅行関連の特典に強みがあり、ダイナースは、ダイニング特典に大きなメリットがあります。

また各社には、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードと、ダイナースクラブ・プレミアムというステータスやサービスともに最高峰の上位カードが存在します。

ホテルや航空券の手配から、急なトラブルの相談にまで丁寧に対応してくれるコンシェルジュサービスなどの充実した特典を持つカードのため、どちらのカードを持ちたいかで決めるのもひとつの基準です。

ダイナースとアメックスを徹底比較!それぞれの違いや特徴、ニーズ別おすすめまで紹介!

「JCBゴールド」は利用実績により最大500万円まで可能

JCBゴールド
JCBゴールドの詳細
おすすめポイント
  • ゴールドカードならではの充実した海外旅行傷害保険 最高1億円!(利用付帯)
  • 空港ラウンジサービス(国内・海外)等、サービスが充実!
  • ワンランク上のゴールドカード「JCBゴールド ザ・プレミア」へご招待のチャンス!
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 11,000円(税込)
ポイント還元率 0.5%~10.0%
発行スピード 1週間
国際ブランド
  • JCB
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
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JCBゴールドは、日本発の国際ブランド「JCB」が発行しているゴールドカードです。JCBは、T&E(Travel&Entertainment)カードに分類されており、とくに旅行やレジャーの場面で活躍します。

JCBの初期利用限度額は50~300万円。ただし、利用実績に応じて限度額を上げることができ、最大500万円まで限度額あげることが可能です。

また、空港ラウンジを無料で利用できたり、最高1億円補償の海外旅行保険が付帯するなど、ワンランク上の特典を受けることができることも魅力のひとつ。

ポイント還元率の優遇特典も付帯しており、国内におけるステータス性、多彩な特典とあわせカード保持者の満足感の高いカードです。

(20代 / 女性 / 会社員 / 年収200〜400万円)

ゴールドカードを持っていると、ある程度ステータスを感じられ、買い物時も利用限度額もほとんど気にせずに利用できる

JCBゴールドカードは6つの優待と保険が魅力的!気になる審査基準も合わせて解説

JCB最上級のブラックカード「JCB ザ・クラス」の限度額は?

JCBの最上級に君臨するカードが、「JCB ザ・クラス」。JCBカードを利用しているごく一部の方のみが招待される、多くの人が憧れるブラックカードです。

JCB ザ・クラスの限度額は公表されておらず、謎に包まれていますが、初期限度額で350万~500万円といわれています。JCBからインビテーション(招待状)が送付されるときに、その人の信用力に応じて額が設定されるようです。

旅行の手配など秘書のように対応してくれるコンシェルジュデスクなど、カードの特典は最上級に相応しい内容です。JCBは他社よりもカードの利用実績を重視する傾向があるため、JCBゴールドを利用して取得を目指してはいかがでしょうか。

「三井住友カード プラチナ」初期利用可能枠は300万円

三井住友カード プラチナ
三井住友カード プラチナの詳細
おすすめポイント
  • 国内外を問わず、航空券やホテルの手配、話題のレストラン予約もお任せください。
  • 美食の名店でのお得なプランや、一流ソムリエが厳選したワインのご案内
  • 海外空港のラウンジをご利用いただける「プライオリティ・パス」
年会費初年度 55,000円(税込)
年会費2年目〜 55,000円(税込)
ポイント還元率 0.5%~7%
発行スピード 最短3営業日
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
電子マネー
  • iD(アイディ)
  • PiTaPa(ピタパ)
  • WAON(ワオン)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
【PR】三井住友カード株式会社

三井住友カード プラチナは、知名度が高く、信頼性もある三井住友カードの最上級カードです。

三井住友カード プラチナの初期利用可能枠は300万円~となっており、高額な支払いも可能なパワフルさを持っています。条件付きにはなりますが、上限を引き上げることも可能です。

三井住友カード プラチナの大きな特徴として、申込みにインビテーション(招待)が不要な点があります。年収やクレヒスに自信のある方であれば、招待状を待つことなく新規申込みで獲得することが可能です。

三井住友カード プラチナは年会費以上の価値がある?カードの9つのメリットを紹介します

金属製のカード「ラグジュアリーカード」の限度額は1,000万円?

Mastercard Titanium Card
ラグジュアリーカード<Titanium Card>の詳細
おすすめポイント
  • 1%のキャッシュバック高還元率
  • 24時間365日のコンシェルジュサービス
  • プライオリティ・パスの世界中1300か所以上の空港ラウンジサービス無料
年会費初年度 55,000円(税込)
年会費2年目〜 55,000円(税込)
ポイント還元率 1%
発行スピード 4週間程
国際ブランド
  • Mastercard®
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
【PR】Sponsored by Black Card I株式会社

ラグジュアリーカードは金属製が特徴的なカードです。おしゃれでセンスのよい券面とともに、Mastercardの最上位のワールドエリートのステータスが人気となっています。

ラグジュアリーカードにはチタニウムカード、ブラックカード、ゴールドカードの3つのカードがあり、それぞれの初期限度額の目安は下記のとおりです。

ラグジュアリーカードの初期限度額の目安
カードの種類 初期限度額の目安
チタニウムカード 50万円~
ブラックカード 100万円~
ゴールドカード 300万円~

ゴールドカードの限度額の目安がブラックカードよりも高くなっていますが、これはラグジュアリーカードならではの特徴です。「ゴールドが1番」という価値観を大切にしたい発行元の思いが込められています。

初期限度額は50~300万円という人が多いですが、利用実績を積むことにより、限度額が1,000万円を越えている人もいらっしゃいます。

ラグジュアリーカードのチタンからブラックダイヤモンドまで解説!保有者の平均年収や特典も紹介

クレジットカードの限度額によくある疑問を解決!

クレジットカードの限度額は、個人の信用力に大きく依存します。そのため、限度額がどのように決まり、自分はどれくらいの限度額が設定されるのか、わからない点が多いことも事実です。

そこで、限度額の決定方法や限度額の増額方法、限度額アップのコツなど、限度額でよくある疑問について解説します。

限度額はどのように決まる?

クレジットカードの限度額は、個人情報の調査と支払可能見込額の計算により、決定されます。個人情報の調査では、年収や支払い実績、資産などが調べられます。

支払可能見込額とは、生活維持費からクレジット債務を差し引いた金額です。割賦販売法では、クレジットカードの限度額が支払可能見込額の90%超えない範囲で設定することを義務付けています。

限度額の計算方法
  • 年収ー(生活維持費+クレジット債務)=支払可能見込額
  • 限度額<支払可能見込額×90%

たとえば、年収400万円で賃貸に1人で住んでいる男性の場合、経済産業省が示す生活維持費は116万円。クレジットカードの支払残高が0円であれば、支払可能見込額は284万円です。

そのため、クレジットカード会社は284万円×90%=255.6万円以下の範囲で限度額を設定します。

限度額の最終的な決定には、会社ごとに取り決めがあるため、事前に限度額の目安を知りたい場合には、コールセンターへ問い合わせるとよいでしょう。

限度額を上げるには?

限度額を上げるための方法には、下記の2つの方法があります。

限度額を上げる方法
  • 継続的申込み
  • 一時的申込み

継続的申込みは、年収の増加や支払状況の改善により、カード利用者が申し込むことで、カードの限度額を増額する方法です。増額が申請されると、カード会社は審査を実施して増額の可否を判定します。

一時的申込みは、結婚式や海外旅行などの事情により一時的に増額を申請する方法です。一時的な増額でも、カード会社では審査が実施されます。

また、カード会社ではカードの更新時などに定期的な審査をおこなっています。そのため、カードの利用実績に応じてカード会社から増額を通知してくるケースもあります。

限度額アップのコツとは?

限度額の決定には個人情報支払可能見込額が大きく関わっているため、限度額をアップするためには下記のことに気をつける必要があります。

限度額アップのコツ
  • クレヒス(個人信用情報)を積み上げる
  • クレジットカードの支払残高を増やさない

クレヒスとは個人の信用情報のことで、クレジットカードやローンの取引履歴や返済状況のことを指しています。カードの返済を遅滞なく実施しクレヒスを積み上げておくと、増額申請のときに有利に働きます。

また、クレジットカードの支払残高が多くなると、限度額決定のポイントである支払可能見込額が低くなってしまいます。増額申請をするときには、一時入金をして支払残高を減らしておくと、審査を通過する可能性が高まります。

クレヒスとは?クレジットカードの審査にも影響する?良好なクレヒスをつくり上げる方法も紹介

クレジットカードの限度額が無制限のカードについてのまとめ

日々の買い物や旅行などカードで決済をしていると、限度額を越えてしまわないか心配になるものです。制限なしに利用できるカードはありませんが、ほとんど限度額を気にすることなく利用できるカードは存在します。

本記事では、パワフルな限度額を誇る5枚のクレジットカードをご紹介しました。初期限度額から高いカード、一律の限度額が設定されておらず、信用力や利用実績に応じて限度額が変化するカードなどさまざまなカードがあります。

ご自身の利用スタイルなどにあわせ、最適なカードを選択してください。

食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。

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