消費者金融カードローンの使い方は?周囲にばれない申込方法や口コミを詳しく解説
消費者金融カードローンとは何のことでしょうか。どのようなときに利用できるローンなのでしょうか。消費者金融カードローンの特徴や利用方法、周囲にバレずに使う方法について見ていきましょう。
また、消費者金融カードローンは合法的な融資方法ですが、不安を感じる方がいるのも事実です。消費者金融に何となく不安を覚える理由についても解明します。
消費者金融カードローンは審査スピードの速さが最大の特長!
消費者金融のカードローンは審査時間がとても早いのが特徴です!
最短3分で審査が完了するものもあるため、即日融資も可能です。
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消費者金融とは消費者金融のカードローンのこと
一般的に、消費者金融とは消費者金融のカードローンを指しています。消費者金融とは金融庁に登録した正規の貸金業者のことで、提供されているローン商品もすべて法律(貸金業法)に適っています。
なお、消費者金融という言葉は1980年代からよく使われるようになってきました。法人向けではなく個人向けの融資会社であるという意味で「消費者」金融と呼ばれています。
何度でも利用可能なカードローンを指すことが多い
消費者金融には、最初にまとめて借りるフリーローンと融資上限額が決められていて上限額までなら何度でも借りられるカードローンの主に2つのタイプのローンがあります。
大手消費者金融では何度でも借りられるカードローンをメインのローン商品として据えていることが多いため、消費者金融と言えばカードローンのことを一般的に指します。
なお、近年、ローンカード(カードローンを利用するための専用カード)を発行しないで何度でも借りられるカードレスタイプのカードローンも増えてきています。
中小消費者金融で借りるときはフリーローンタイプが多い
カードローンが便利な理由の1つとして、ローンカードを発行できる自動契約機が全国至る所にあるということを挙げられます。
ローンカードは自宅へ郵送してもらうこともできますが、早くカードを受け取りたい方や自宅に郵便物を送ってほしくない方もいるでしょう。自動契約機があれば、その場でローンカードを発行できます。
とはいえ、大手消費者金融なら営業規模の大きさと資金力で全国に自動契約機を設置できますが、中小消費者金融では全国に自動契約機を設置することはできません。
そのため、カードローンを扱わず、フリーローンのみを提供していることが多いのが現状です。
消費者金融カードローンと銀行ローンは何が違う?
消費者金融は合法な金融会社の合法なローンです。一方、銀行ローンは銀行が提供する合法なローンです。
どちらも同じ合法なローンですが、イメージは大きく異なります。銀行ローンなら安心して使えそうと感じても、消費者金融はなんとなく怖いと感じる方は少なくありません。
では、消費者金融と銀行ローンは実際のところ何が違うのでしょうか。
金利は消費者金融より銀行ローンが低い
金融機関 |
カードローン |
フリーローン |
消費者金融 | 年17.8~18.0% | 年17.8~18.0% |
銀行や信用金庫 | 年13.0~15.0% | 年9.0~12.0% |
融資までのスピードは消費者金融が速い
消費者金融のほうが対応が柔軟なことも多い!
消費者のための消費者金融カードローンですから、利便性の高さは折り紙付きです。「勤務先に電話をかけないでほしい」「コンビニATMでも利用したい」「郵送物を避けたい」などの利用者側のニーズに応え、柔軟に対応してくれることもあります。
また、銀行カードローンは「当行の口座を返済用口座にすること」を申込の条件としていることが多いですが、消費者金融はどの銀行の口座でも返済用口座として指定できることが一般的です。
しかも、ローンカードをATMに挿入すれば現金で返済することもできますので、銀行口座を持っているかどうかに関わらず利用可能なことが多いです。
消費者金融は怖くない!怖く感じる理由を解明
消費者金融には融資の速さや柔軟な対応などの優れた点が多数あります。しかし、消費者金融に対してなんとなくネガティブなイメージを持っている方が多いのも事実です。
不安に思いがちなポイントを紹介しますので、気になるポイントをチェックしてみてください。
消費者金融=サラ金というイメージ
消費者金融と言えばサラ金(サラリーマン金融)を連想する人も多いです。実際に消費者金融とサラ金は同じで、最近ではカードローンと呼びますが、70年代や80年代はサラ金と呼ぶこともありました。
しかし、業態は同じでも、実情は大きく異なります。サラ金と呼ばれた時代は非常に高金利(1983年までは年109.5%以下なら合法)であったため、サラ金=高金利という認識がありました。
また、1983年に貸金業法が定められるまでは取り立て行為についても特に規制がなかったため、嫌がらせ行為とも思えるような取り立てを実施した会社もありました。
消費者金融は年20.0%を超える金利では融資を実施しませんし、嫌がらせに当たる取り立て行為も実施しません。
しかし、サラ金に対する良くないイメージが残っているため、消費者金融にも良くないイメージを抱いている方が多いと考えられます。
消費者金融=高金利というイメージ
消費者金融というと「高金利」のイメージがありますが、2010年以降は年20.0%以下の金利に統一されていますので高金利ではありません。
実際には年18.0%以下(※)で貸し付けていますので、銀行カードローン(上限金利は年13~15%程度)と比べても大きな差はありません。実際の利息については、以下の表をご覧ください。
支払い日数 | 消費者金融(年18.0%で計算) | 銀行ローン(年15.0%で計算) |
30日後に完済 | 1,479円 | 1,232円 |
1年後に完済(12回払い) | 10,011円 | 8,304円 |
(※)小数点以下は切り捨てています
(※)無利息サービスの適用を受けなかった場合を想定し、アコムのシミュレーションを使って計算しています
消費者金融=取り立てが怖いというイメージ
- 21時~8時に債務者に電話やファックス、訪問で返済を催促する
- 債務者の自宅以外に電話やファックス、訪問する
- 債務者が退去してほしいと意思表示したのに退去しない
- 「借金してでも返済しろ」と債務者に命令する
- 債務者以外の人物に「債務者の代わりに返済しろ」と命令する
- 債務の事実が分かるような内容の張り紙をする
- 債務者が債務整理を弁護士等に依頼した後に、債務者に返済を要求する
消費者金融=セールスが怖いというイメージ
消費者金融を一度利用するとずっと追いかけてきそうで怖いと考えている方もいます。
お金に困ったときに一時的に借りてすぐに関係を断ちたいのに、完済した後も何かと連絡してくるのではないかと不安になっている方も少なくありません。
しかし、もちろん実際はそのようなことはありません。必要であれば完済証明書を発行してもらえますので、完済したのに「返済しろ」と迫られることもありません。
ただし、銀行であれ消費者金融であれ、電話やメールで新しいサービスやキャンペーンについて営業行為をすることがあります。
営業してほしくないときは、消費者金融のカスタマーセンターに「セールスのDMや電話は止めて欲しい」と言えばすぐに止めてもらうことができます。
消費者金融=家族や知り合いにバレそうで怖いというイメージ
頻繁に電話や郵便物があって家族や知り合いにバレそうで怖いと考える人も多いです。しかし、その点も消費者の利便性を追求した消費者金融ではきちんと配慮しています。
周囲にバレないようなさまざまな工夫が実施されていますので、一緒に暮らしている家族にすら知られずに利用することが可能です。
専門家からのコメント
消費者金融に対して怖いイメージを持っている方はまだまだ多いかもしれません。昔のテレビドラマ等で取り立てのシーンがあると、フィクションだとわかっていても怖いと感じてしまいます。
しかし、そのイメージは過去のものです。現在の消費者金融は貸金業法という法律を守っており、安心・安全に利用できるようになっています。
消費者金融を利用する際は、返済の期日を守り、消費者金融からの連絡を無視などせずに誠意を持って対応すれば、特に怖い思いをするようなことはないでしょう。
消費者金融をバレずに利用する方法を一挙紹介!
消費者金融では、利用者の「周囲にバレたくない」という気持ちを汲み、バレずに使う方法が数多く用意されています。どのようなときに消費者金融の利用がバレるのか、また、バレるポイントに対して消費者金融側ではどのような対策が用意されているのかについて見ていきましょう。
契約時の郵便物による家族バレの防ぎ方
消費者金融から郵便物が届くことで、消費者金融の利用が家族にバレてしまうことがあります。郵便物によるバレに関しては、以下の4つの対策が用意されています。
ただし、中小消費者金融では、オンライン契約と自動契約機に対応していないことが多いです。郵便物を一切なくしたいという方は大手消費者金融を利用するほうがよいでしょう。
- 郵便物の差出人名を書かない
- 本人限定郵便にして、家族が受け取れないようにする
- オンラインで契約して、契約書類を郵送しない
- 自動契約機で契約して、契約書類やローンカードを郵送しない
ローンカードによる友人バレの防ぎ方
ローンカードがあるとコンビニや銀行のATMで現金を借りられて便利です。しかし、ローンカード自体を友人や家族に見られてしまうと、消費者金融を利用していることがバレてしまいます。
ローンカードによるバレを防ぐために、消費者金融では以下の対策を実施しています。なお、スマホATMとは、スマホアプリとセブン銀行ATMを連動させてカードレスで借入・返済を実施するサービスです。一部の大手消費者金融で実施されています。
また、中小消費者金融ではローンカードを発行していないことが多いため、ローンカードによるバレの可能性は低いです。ただし、フリーローンのみの対応であることが多いため、「必要なときに必要な金額だけ借りる」という借り方はできないことが多いです。
- ローンカードを発行しないカードレス契約。融資は振込やスマホATMでおこなう
- ローンカードを持ち歩かないで、融資は振込やスマホATMでおこなう
勤務先への電話による同僚バレの防ぎ方
消費者金融だけでなく銀行ローンを利用するときも、申込者が本当に申込フォームに記入した職場に在籍しているのかを確認する在籍確認を実施します。通常は、申込者の勤務先に電話をかけて在籍確認を実施しますが、個人宛の電話が滅多にかかってこない職場なら、在籍確認の電話によってローンに申し込んだことがバレることがあります。
以下で紹介する電話バレを防ぐ対策は、銀行ローンでは実施していないことがあります。どうしても不安な方は、申し込んだローンのカスタマーセンターに電話をかけて相談してみましょう。なお、大手消費者金融のカードローンのSMBCモビットでは、在籍確認の電話を実施しないWEB完結契約を実施しています。
- ローン会社の名前を名乗らず、個人名で申込者の勤務先に電話をかける
- 電話を受け取った人が申込者本人かどうか確認してから要件を話す
- 勤務先名が分かる社員証などの書類提出をすれば在籍確認の電話をかけない
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- 審査時間
- 公式サイト参照
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利用明細書による家族バレの防ぎ方
ATMで借入や返済をすると、利用明細書が発行されることがあります。利用明細書を無意識にポケットに入れてしまうと、家族が見つけてローン利用が発覚してしまうこともありますので、ATMコーナーで明細書は捨てるようにしてください。
また、ローン会社によっては、利用明細書や返済計画書を定期的に自宅に郵送するサービスを実施していることがあります。消費者金融では毎月1回、銀行カードローンでは半年に1回のペースで郵送していることが多く、家族が手紙を開封することでローン利用がバレるというケースも多発しています。
WEB明細書サービスを提供しているローン会社もありますので、定期的に明細書を送付してほしくない方は登録しておきましょう。
- ATM利用明細書はその場で破棄
- WEB明細を登録する
通帳に痕跡を残さずに使う方法もある
夫婦間、または親子間で通帳を共有しているご家庭もあるでしょう。また、部屋に置いてある通帳を家族が見てしまうということもあるかもしれません。
消費者金融を利用している痕跡を完璧に消すためには、やはり通帳によるバレにも注意を払いたいものです。ローンを利用すると通帳に融資金の振込や返済の引き落としが記録されることがありますので、以下の対策を実施しているローン会社を選びましょう。
なお、プロミスでは通帳に記帳される名義を「プロミス」か「パルセンター」の好きなほうを選択できるようになっています。通帳バレを防ぎたい方は、パルセンターを選んでください。
- 融資金は、店舗窓口やATM引き出しなどの振込以外の方法で受け取る
- 口座振替以外の方法で返済する
- 振込融資や振替返済の名義がローン会社と分かりにくい業者を選ぶ
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- 50万円まで原則不要
とにかく返済には遅れないこと
【ローン会社別】消費者金融を使いこなすコツ&口コミ紹介
給料日までお金が足りないとき、急な支出で生活費が不足するときなど、消費者金融を上手に使いこなすと生活が便利になることがあります。上手に使いこなすためには、消費者金融ごとの特徴を押さえておくことが不可欠です。
大手消費者金融を使いこなすコツを紹介します。また、実際に利用している方のバレ対策等の口コミも併せて紹介しますので、ローン会社選びの参考にしてください。
プロミスのコツ!三井住友銀行の利用
数ある大手消費者金融の中でもひときわ知名度の高いプロミス。
しかし、単に「有名だから」という理由でプロミスを選んでしまうと、プロミスの良さを活かしきることができません。
プロミスの特徴として三井住友銀行との連携を挙げることができます。プロミスは三井住友銀行内の契約機で利用でき、三井住友銀行のATMなら手数料無料で借入・返済ができるのです。
プロミスに申し込む前に、行動圏に三井住友銀行があるのかどうかぜひチェックしてください。
アコムのコツ!申込タイミングに注意
アコムでは30日間無利息サービスを実施していますが、無利息が適用されるのは契約翌日からです。
借りなければいけない予定がないのに契約だけしてしまうと、無利息で利用できる期間が減ってしまうので注意してください。
また、アコムATM以外はどのATMを利用しても手数料がかかります。近くにアコムATMがない方は、振込融資を利用して手数料削減に努めましょう。
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アイフルのコツ!カードレス&スマホATM
アイフルではカードレス契約が可能ですので、ローンカードを発行せずに利用することができます。
また、セブン銀行のATMでスマホATMが利用できますので、ローンカードがなくてもATMから直接現金を引き出せます。
ただし、アコムと同様、申込タイミングには注意してください。契約翌日から30日間無利息になりますので、お金を借りるタイミングで契約すると無利息期間を最大限活用することができます。
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SMBCモビットのコツ!三井住友銀行の利用
プロミスと同様、三井住友銀行の契約機で契約ができ、三井住友銀行のATMなら借入・返済が無料になります。お近くに三井住友銀行があると、さらに便利に利用できるでしょう。
また、WEB完結で申し込むと、勤務先に電話がかかってこないだけでなく、書類に不備がなければ申込者の携帯電話へも電話がかかってきません。
電話によるバレを回避したい方には、適した消費者金融といえるでしょう。ただし、無利息サービスは実施していませんのでご注意ください。
「SMBCモビット」を利用する際に周りにばれないための工夫ですが、とにかくネットで申し込みをしましたので、特にばれることはありませんでした。
また、返済などの月々の利用明細を郵送ではなく、ネットで確認するようにしているので、家族にばれることはありません。昔、家族にばれてすごく怒られたことがあるので、慎重に借り入れます。
レイクのコツ!無利息期間が長い!
レイクはカードレス契約にもスマホATMにも対応していますので、バレずに使いやすい消費者金融です。
レイクも契約翌日から利用できる無利息サービスを提供していますが、通常の初回契約翌日から60日間無利息サービスだけでなく、5万円以下なら180日間無利息サービスも利用できます。
少額を長期間借りたい方にも適したローンといえるでしょう。
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- 実質年率
- 年4.50〜18.00%
- 借入限度額
- 最小1万円〜最大500万円
- 審査時間
- 申込み後最短15秒
- 融資時間
- Webで最短25分融資も可能
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円を超える場合提出必要
消費者金融の審査は厳しい?
銀行カードローンよりは柔軟な審査
ローン商品を選ぶときに、金利の低さに注目する方は少なくありません。「どうしても今日中にお金が必要」という方は即日融資が可能な消費者金融のローンに申し込むことが多いですが、融資までの時間よりも金利にこだわる方は銀行ローンに申し込むでしょう。
そのため、銀行カードローンの審査に落ちてから消費者金融カードローンに申し込むケースが多く、カードローンの審査も消費者金融カードローンのほうが柔軟になる場合があります。
なお、大手消費者金融の審査に落ちてから中小消費者金融に申し込む方が多いため、消費者金融の中では中小のほうが審査は柔軟におこなわれる可能性があります。
審査は最速3分!融資は即日も可能!
消費者金融は審査スピードが速いことも特徴です。審査を実施している時間帯に申し込めば30分程度で審査結果が分かりますし、融資実行も1時間程度で完了することがあります。
ただし、審査の過程で収入証明書類の提出を要請されることがありますが、提出に手間取ってしまうと審査自体も長引きます。消費者金融に申し込む前に本人確認書類と収入証明書類は用意しておきましょう。
専門家からのコメント
簡単にカードローンを借りられるからこそ、注意したい点が2つあります。
1つめが、「複数の消費者金融から借りない」という点。そして2つめが、「借入金額は返済可能な額までとする」という点です。
簡単だからと安易に借り続けると後で返済に困ることになります。
複数の消費者金融から借りると、いくら返済すればいいのか把握しにくくなり、返済可能な額以上に借りてしまう危険性があります。
人によっては便利なカードローンですが、ご自身の返済の許容範囲を超えての借りすぎはNGです。
担保も保証人も不要!必要書類は2つのみ
カードローンやフリーローンの特徴の1つに、担保や保証人を設定しなくて良いという点を挙げられます。この点も、スピーディな融資が実現できる理由の1つと言えるでしょう。
また、基本的に必要書類は本人確認書類と収入証明書類の2点のみです。借入金額が50万円以下のとき、なおかつ、他社借入額と融資希望額の合計が100万円以下のときは、本人確認書類だけでも申し込めます。
消費者金融カードローンは借り換え向きではない
現在の金利によってはおまとめローンには向く
消費者金融は借り換えローンには向きませんが、おまとめローンになら向くことがあります。
複数のローンを抱えていると返済日や返済額を管理するだけでも一苦労ですが、ローンを一本化すれば、返済日を忘れることや返済に追われているような気持ちになることも避けられます。
また、まとめることで1ヶ所当たりの借入額が増えて低金利が適用されると、利息軽減効果も期待できます。
もちろん、低金利の銀行ローンでまとめるほうが利息軽減効果は大きくなりますが、消費者金融であっても、ある程度の利息軽減効果は得られるでしょう。
住宅ローンには不向き
消費者金融は高金利のため、住宅ローンには向きません。住宅ローンのように数百万円~数千万円を借りるときには、銀行や信用金庫、ろうきんなどの金融機関を利用しましょう。銀行等なら年1~3%程度の低金利でローンを借りることができます。
また、金利面だけでなく融資可能額の面で見ても、消費者金融は住宅ローンには不適切です。
消費者金融では借入上限額が800万円程度であることが多いため、住宅購入に必要なすべての資金は借りられないことが多いのです。
住宅以外にもリフォームや介護費用、引っ越し、教育、自動車購入、海外旅行、ブライダルなど一定の目的でお金が必要な場合は、銀行で提供している専用ローン(目的別ローン)を検討してください。
消費者金融よりも金利が低く抑えられていますので、資金使途が決まっているときは銀行に相談するほうが得策です。
返済に注意すればバレずに利用可能!消費者金融を使いこなそう
返済遅れにさえ注意を払えば、誰にもバレずに消費者金融を利用することは可能です。
消費者金融は急いでいるときや少額を用立てるときには便利な借入方法ですので、利用方法や注意点をしっかりと把握し、上手に生活に取り入れていきましょう。
専門家からのコメント
消費者金融は便利ではありますが、利息も含め、必ず返済しなければなりません。
どうしても借りる必要がある場合は、金利にも着目し、返済額や返済期間に無理はないかしっかり確認した上で、できるだけ少ない金額の借り入れで済むように計画しましょう。
消費者金融を利用する癖がついてしまうと、なかなか貯蓄体質になれないとの声を聞きます。返済できたということは、本来その返済額分は貯金できるということです。
早目に家計の見直しやマネープランを立て、返済が終わったら貯蓄体質になれるよう行動していきましょう。
マネーコンサルタント、オフィスFP Lino代表。理系出身の元エンジニア。結婚後、家計管理や資産運用などを自己流で行う中でお金の知識がないことに愕然とし、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。お金と向き合うことで人生観が変わり生きやすくなった経験から、たくさんの方にお金の知識を伝えることでお金の不安や悩みを解消し、自分軸で豊かに生きて欲しいとの思いで個別相談やマネー講座、執筆を中心に活動中。「理想を叶えるお金の人生設計」やお金の知識についてわかりやすく伝えるオンラインでのセミナーや個別相談が好評。生涯のお金の計算、資産運用を含めたプランニングを得意とする。夫が転勤族であることからキャリアについて悩んだ経験があり、働き方や仕事と家庭の両立に悩む女性の相談に乗り、ママや女性が『幸せに豊かに暮らすための自分らしいライフスタイル』をつくるサポートもおこなっている。2児の母。
会計コンサルタントを経て、2017年よりライター・編集者として活動中。 得意なテーマは金融・ビジネスで、マネ会ではカードローン記事の執筆・編集を担当している。本を読むことが好きで、年間の読書量は100冊以上。 保有クレカはエムアイカード。使いすぎ防止で三菱UFJ-VISAデビットを愛用していたが、増税を契機にスマホ決済アプリへの関心を高め、現在は楽天Payを中心にLINE Pay・PayPay・d払い・メルペイを使い分けている。