郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる方法は3つ!メリットや自動貸付についても解説 PR

郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる方法は3つ!メリットや自動貸付についても解説

日本郵政が運営する郵便局では、ゆうちょ銀行からの借入れができます。郵便局からの借入れは安心感が高く、金利も低いといったさまざまなメリットが特徴的です。

この記事では、ゆうちょ銀行(郵便局)からお金を借りる方法や、メリット、注意点について詳しく紹介します。

申込みに必要になるものや、お金を借りる具体的な流れも紹介するので、郵便局でお金を借りることを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

また、ゆうちょ銀行(郵便局)は自動貸付の申込みをすれば、即日借入が可能です。

しかし、自動貸付けの申込みは、郵便局の窓口のみの受付けです。WEBや電話で申し込むことはできません。

自宅からネットで手軽に申込みをしたい方は、下記のアコムやアイフル、レイクなどの消費者金融の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

どの消費者金融も即日融資可能で、WEBから申込み手続きができます。自宅にいながら、借入れができるので周りにバレたくない方にはおすすめです。

アコムのバナー アイフルのバナー レイクのバナー プロミスのバナー SMBCモビットのバナー
無利息
期間
最大30日間
最大30日間
最大180日間(※)
最大30日間
なし
審査時間 最短20分 最短18分 申込み後最短15秒 最短3分 10秒簡易審査
実質年率 年3.00〜18.00% 年3.00〜18.00% 年4.50〜18.00% 年4.50〜17.80% 年3.00〜18.00%
借入
限度額
1万円〜800万円 1万円〜800万円 最小1万円〜最大500万円 1万円〜500万円 1万円〜800万円
この記事でわかること
  • ゆうちょ銀行は、カードローンとは異なり審査なしで借りることができる
  • 貯金担保自動貸付は、消費者金融カードローンと比べるととても低金利
  • ゆうちょ銀行から借入れできる金額は、定期貯金・預金の90%以内かつ300万円が上限

ゆうちょ銀行(郵便局)からお金を借りる方法

ゆうちょ銀行からお金を借りる方法としては、以下のような方法があります。

ゆうちょ銀行での借入れ方法
  • 貯金担保自動貸付
  • JP BANKカードのキャッシング枠
  • 生命保険の契約者貸付制度

ただし、上記のお金を借りる方法は、誰でもできるわけではありません。

貯金担保自動貸付では、担保となる貯金があることが前提です。JP BANK カードはクレジットカードで、発行するための手続きが必要になります。生命保険の契約者貸付制度にも一定の条件があります。

それぞれについて、以下で詳しく紹介していくので参考にしてください。

貯金担保自動貸付

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付とは、定期貯金・預金を担保としてお金を借入れできるサービスのことです。貯金担保自動貸付では、1口座あたり貯金・預金額の90%以内300万円を上限としてお金を借りられます。

定期貯金・預金が担保となっているため、審査不要で借入れが可能です。

たとえば、普通貯金に10万円、定期貯金に100万円があったとします。定期貯金は、途中解約しない限り基本的には満期が来るまで引き出せないため、通常であれば普通貯金の10万円しか引き出せないことになります。

しかし、定期貯金に100万円が入っているので、そのお金を担保として、90%である90万円までを引き出せます。これが「貯金担保自動貸付」です。

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付の概要をまとめると以下のとおりです。

項目 概要
対象者 担保定額貯金または担保定期貯金を利用中の方
貸付けの担保 担保定額貯金または担保定期貯金
※貯金担保自動貸付けの取扱いが停止されているものを除く
貸付金額 ・1,000円以上、1,000
円単位
・預入金額の90%以内で総合口座1口座について300万円まで
貸付期間 原則貸付けの日から2年
※貸付けの日から2年以内に担保とする貯金が満期を迎える場合は、その満期までの期間
貸付の方法・回数 通常貯金の残高を超える払戻しがあったときに、不足分が自動的に貸し付けられる。貸付回数に制限はなし
返済の方法・回数 貸付金額と貸付利子の相当額を、通常貯金に預入することで自動的に返済。返済回数および1回あたりの返済金額に制限はなし
貸付金利 担保定額貯金を担保:返済時の約定金利(%)+0.25%
担保定期貯金を担保:預入時の約定金利(%)+0.5%
利子の計算 1年を365日とする日割計算
参照:貯金担保自動貸付け|ゆうちょ銀行

簡潔に説明すると、普通貯金の残高を超える引き出しをすると、貯金担保自動貸付により自動的に貸付がおこなれる制度ということです。

返済したいときには借りたお金と利子分を入金すると、自動的に返済できます。

なお、通常貯金の残高よりも高い金額のお金を借入れてしまうと、通帳に残高がマイナスで表記されてしまうため覚えておきましょう。

マイナス表記は、貯金担保自動貸付により借入れをおこなっている状態であることを示しています。

JP BANKカードのキャッシング枠

JP BANK カード 一般カード
おすすめポイント
  • 初年度年会費無料
  • 便利な付帯決済サービス
  • ポイントがたまる
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 1,375円(税込)
ポイント還元率 0.5 〜 5%
発行スピード 最短即日
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • JCB
電子マネー
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

ゆうちょ銀行では「JP BANK カード」というクレジットカードを発行しており、JP BANK カードのキャッシング枠を利用してお金を借りることも可能です。

定期貯金・預金がなく、貯金担保自動貸付のような担保を活用した借入れができない方はJP BANK カードの発行を検討してみてください。

ただし、JP BANK カードは発行する際に、一般的なクレジットカード同様に審査がおこなわれます。

他社から多額の借金がある方や、過去に返済遅延などを起こし信用情報にマイナスな情報が登録されている方は、審査に落ちる可能性もあるので注意が必要です。


クレジットカード審査では「返済能力」と「信用情報」が重視されるポイントなので押さえておきましょう。

また、JP BANK カードのようなクレジットカードに付帯するキャッシング枠は、10万円程度の少額な限度額からのスタートになることがほとんどです。カードの種類ごとに、以下の範囲内で設定されます。

カードの種類 限度額 利率(実質年率)
一般カード 10〜30万円
※学生は5万円が上限
15.0%
ゴールドカード 10〜50万円 15.0%
参照:キャッシング | JP BANK カード WEB

キャッシング枠はカード発行後に増額も可能です。

増額の際にも審査が必要なので、増額をしたい場合には、定期的にJP BANK カードを使いましょう。利用実績を蓄積し、信用力を高めてから増額を申請することが大切です。

なお、JP BANK カードでキャッシングをしたい場合、キャッシング枠が付いていることが前提です。カードを申し込む際にはキャッシング枠を希望しましょう。

JP BANK カードを含め、キャッシング枠が付帯していないクレジットカードではお金を借りることはできません。

生命保険の契約者貸付制度

郵便局を運営する日本郵政グループの事業に「かんぽ生命」という生命保険があり、生命保険の契約者貸付を利用してお金を借りる方法もあります。

契約者貸付とは、契約を解約した場合に戻ってくるお金(還付金)の一定の範囲内で、借入れができる制度のことです。

つまり、解約時の還付金を担保にしてお金を借りられるということです。自身の解約返戻金(かいやくへんれいきん)を回すだけなので、基本的に信頼に傷がつくこともありません。

ただし、適用利率や利息の計算がやや複雑な点と、期限内に返済しなければ、契約自体が失効してしまう点には注意が必要です。

契約者貸付の概要は以下のとおりです。

項目 概要
対象契約 ・介護保険金付終身保険
・学資保険
・育英年金付学資保険
・学資保険(H24)
・介護割増年金付終身年金保険
(※)各種条件あり
利率 0.5〜2.04%
申込窓口 ・インターネット
・郵便局窓口
必要なもの ・保険証券(保険証書)
・印鑑
・保険契約者の本人確認書類
・保険契約者名義の預貯金通帳またはキャッシュカード
受取方法 口座振込
参考:契約者貸付のご請求|かんぽ生命保険
参考:主な利率等について(2023年4月1日現在)|かんぽ生命保険

原則として、現金での直接受取はできません。申込後、口座への振込になる点は覚えておきましょう。

ゆうちょ銀行(郵便局)から借りた自動貸付の申込み方法

ここからは、ゆうちょ銀行の自動貸付を利用してお金を借りる方法について、詳しい手順を紹介します。

ゆうちょ銀行の総合口座(普通貯金や定期貯金・預金がセットになった口座)を持っていれば比較的簡単に借入れが可能です。

ただし、担保となる定期貯金・預金に、預入があることが前提であることには注意しましょう。

定期貯金・預金にお金が入っていれば、普通貯金の残高を超えて引き出したときに、自動的に貸し付けがおこなわれます。

ステップに分けると以下のとおりです。

申込み手順
  • 貯金担保自動貸付は審査不要で利用可能
  • 通帳もしくはキャッシュカードで引き出す
  • 返済は通常貯金に預入することで自動的に返済できる

それぞれ簡潔に紹介します。

貯金担保自動貸付は審査不要で利用できる

貯金担保自動貸付は、貯金や国債が担保になるため審査不要で借入れができます(※)。

しかし、こちらはゆうちょ銀行に貯金口座を持っていることが条件です。

もし貯金担保自動貸付が利用できない状態の方は、まず窓口に以下のものを持って自動貸付けサービスの申込みをおこないましょう。

手続きに必要なもの
  • 総合口座通帳
  • お届け印
  • 本人確認書

上記のものを用意して、ゆうちょ銀行の窓口で申込みが可能です。申込みが完了したあとは、ATMなどで簡単に借りられるようになります。

(※)参照:貯金担保自動貸付-ゆうちょ銀行

通帳もしくはキャッシュカードで引き出す

ゆうちょ銀行の通帳やキャッシュカードがあれば、コンビニATMなどから簡単に借入れが可能です。

もちろん郵便局の窓口でも借入れできます。

たとえば、普通貯金に1万円しかなくても、定期貯金・預金に100万円の預入がある場合、普通貯金の1万円に加えて、定期貯金・預金の90%にあたる90万円まで借入れが可能です。

普通貯金の残高を超えた場合に、自動的に貸し付けがおこなわれるため、特別な手続きは必要ありません。

返済は通常貯金に預入することで自動的に返済できる

借りたお金を返済するためには、貸付金額と貸付利子の相当額を通常貯金に預入することで自動的に返済できます。

返済回数および1回あたりの返済金額に制限はありません。

ATMやゆうちょ窓口などで、貸付金額及び貸付利子の相当額を通常貯金に預入することにより、自動的に返済ができます。

窓口で特別な手続きをする必要もありません。

周囲の人に知られることなく、簡単にお金の借入れ、返済ができるのは貯金担保自動貸付の大きな特徴といえるでしょう。

ゆうちょ銀行(郵便局)からお金を借りるメリット

紹介した内容をみてもわかるとおり、ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付はとても便利なサービスです。

ここまでの内容を踏まえ、ゆうちょ銀行独自のメリットについて紹介します。

メリット
  • カードローンや消費者金融とは異なり審査なしで借りることができる
  • 1,000円単位で利用可能
  • 家族にバレにくい
  • 通常の通帳でお金を借りることができる
  • ゆうちょ銀行の自動貸付の利子は低金利

それぞれについて以下で詳しく紹介するので、参考にしてください。

カードローンや消費者金融とは異なり審査なしで借りることができる

一般的にお金を借りるサービスを利用する場合、審査が必要になりますが、ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付では審査不要でお金が借りられます。

これは、定期貯金・預金が担保となっているためです。

安定した収入を得ていない無職の方や、年金受給者の方でもお金を借りることが可能です。

1,000円単位で利用可能

貯金担保自動貸付では、1,000円円単位で借入れができます。

「あと1,000円だけ必要!」といった、細かい金額が必要なタイミングでも自由に使うことができるため非常に便利です。

しかし、便利だからといって何度もお金を借りてしまうと、利息が増えたり、返済によって家計が苦しくなる場合があります。

借入れに頼る生活になると、長期的な資産形成もしづらくなるでしょう。少額から借りられるからいといって、不必要な借入れはおすすめしません。

借りる場合は、一時的に必要なタイミングのみで利用しましょう。

家族にバレにくい

貯金担保自動貸付では、普通貯金の残高を超えて借入れした分が、自動的に貸し付けになるため、特別な手続きを踏む必要がありません。

電話や書類が届くわけではないので、家族や知人など、周囲の人に知られることなく借入れができるというメリットがあります。

借入れ・返済はどちらも、ATMからの引き出し・預入で自動的におこなわれるのも嬉しいポイントです。

ただし、返済期限までに返済できていない場合、自宅に通知が届くケースもあるため、滞りなく期限までに返済することが大切です。

そのほか、普通貯金を超えた借入れにより、通帳にはマイナス表記がなされる点にも注意しましょう。通帳のマイナス表記を見られると、貯金担保自動貸付によってお金を借りていることが知られてしまう可能性があります。

これらに注意すれば、ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付は周囲の人に知られずにお金を借りたい方にとっては非常に便利なサービスでしょう。

通常の通帳でお金を借りることができる

ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付では、自分が持っている通帳やキャッシュカードでお金を借りることが可能です。基本的に定期貯金・預金を契約すれば、貯金担保自動貸付は利用できます。

新しく口座を作成したり、カードを作ったりせず、審査も不要です。通帳やキャッシュカードがあればATMから簡単に借入れできるのは、ゆうちょ銀行の大きなメリットでしょう。

ただし、簡単に借入れできる反面、通帳を紛失してしまうと第三者に使用されてしまうおそれもある点には注意が必要です。通帳やキャッシュカードの保管は厳重におこないましょう。

ゆうちょ銀行の自動貸付の利子は低金利

お金を借りる際に気になるポイントとして「金利」がありますが、ゆうちょ銀行の貯金担保自動貸付は消費者金融カードローンなどと比べるとかなり低金利です。

借りる金額にもよりますが、一般的に消費者金融カードローンの金利は15〜18%が一般的です。クレジットカードのキャッシングでは18.0%が一般的でしょう。

一方で、ゆうちょ銀行のサービスごとの金利は以下のとおりです。

種類 金利(利率)
貯金担保自動貸付 2023年7月時点
■担保定額貯金が担保
0.002%+0.25%
■担保定期貯金が担保
0.002%+0.5%
JP BANK カードのキャッシング 15.0%
生命保険の契約者貸付 2023年6月時点
0.5%〜2.04%
参照:金利一覧-ゆうちょ銀行

金利が低いため、ほかのサービスでお金を借りた場合に比べて、返済総額を抑えられる可能性が高いといえます。

少しでも金利による利息を抑えたい方は、ゆうちょ銀行のサービスを検討してみましょう。

JP BANK カード 一般カード

初年度 : 無料 / 次年度 : 1,375円(税込)
ポイント還元率 : 0.5 〜 5%

JP BANK カード EXTAGE

初年度 : 無料 / 次年度 : 2,200円(税込)
ポイント還元率 : 0.5 〜 2.5%

ゆうちょ銀行(郵便局)からお金を借りる際の注意点

ゆうちょ銀行からお金を借りる方法は簡単で便利ですが、以下の点には注意しておくことが大切です。

注意点
  • 残高がマイナス表示されるため通帳を見るとバレる
  • 返済期限前に案内ハガキが届く

それぞれについて、簡単に紹介します。

残高がマイナス表示されるため通帳を見るとバレる

貯金担保自動貸付では、普通貯金の残高を超えた借入れをすると、自動的に貸付がおこなわれますが、通帳にはマイナスが記載されるので注意しましょう。

マイナス表記が通帳に記載されると、一目瞭然で「お金を借りている」とわかります。家族や知人にお金を借りていることを知られたくない方は、通帳を見られないように注意しましょう。

記帳しなくても、近年では明細書が別途送付されることは少なくなっています。しかし、借入金額をしっかりと把握するためには、マイナス表記がなされるとしてもこまめに記帳しておいたほうが良いでしょう。

周囲の人に知られたくない場合には、しっかりした通帳管理をおすすめします。

返済期限前に案内ハガキが届く

ゆうちょ銀行でお金を借りるにあたり、場合によっては自宅に案内のハガキなどが通知されるケースがあるので注意しましょう。とくに家族に知られたくない場合には、自宅に届く通知は意識していることが大切です。

たとえば、返済期限が近付いているにも関わらず返済されていない場合や、返済を遅延してしまった場合などは、通知書が家に届きます。

貯金担保自動貸付の場合、原則として返済期限は借入日から2年です。返済期限をしっかりと守り、早めに返済しておくことが大切です。

なお、担保にしている貯金がなくなったら自動的に融資も満了し、通知書が届きます。

自宅に郵便が届くことが不安な方は、郵送物なしで即日融資可能な下記の消費者金融をおすすめします。

初回利用の方に向けて無利息期間を設けている消費者金融もあるので、一時的にお金を借りたい方にもおすすめです。

アイフルのバナー アコムのバナー レイクのバナー プロミスのバナー SMBCモビットのバナー
無利息
期間
最大30日間
最大30日間
最大180日間(※)
最大30日間
なし
審査時間 最短18分 最短20分 申込み後最短15秒 最短3分 10秒簡易審査
実質年率 年3.00〜18.00% 年3.00〜18.00% 年4.50〜18.00% 年4.50〜17.80% 年3.00〜18.00%
借入
限度額
1万円〜800万円 1万円〜800万円 最小1万円〜最大500万円 1万円〜500万円 1万円〜800万円

返済が困難になると担保貯金から相殺される

貯金担保自動貸付において、返済期限までに完済できなかった場合、担保とした貯金から元金と利息が差し引かれ残った分のみ入金されます。

これは自動的におこなわれてしまうため、家族などにバレたくない方は十分に注意してください。

返済が困難にならないよう、計画的な利用をおすすめします。

ゆうちょ銀行(郵便局)自動貸付ができない理由とは?

ゆうちょ銀行から自動的に貸付ができるはずなのに、なぜかお金が借りられないことがあるかもしれません。お金を借りられない場合、以下のいずれかに該当している可能性があります。

借入れできない理由
  • 借入金額の上限を迎えた
  • 担保がなくなった

それぞれについて解説するので、自分が該当していないかチェックしてみてください。

借入金額の上限を迎えた

貯金担保自動貸付の場合、ゆうちょ銀行から借入れできる金額は、定期貯金・預金の90%以内かつ300万円が上限です。

たとえば、定期貯金・預金に1,000万円の預入がある場合、90%とした場合には900万円ですが、実際に借りられる金額は上限である300万円となります。

借りられない場合、定期貯金・預金の90%をすでに借りていないか、上限の300万円に達していないかなどを確認してみましょう。

担保がなくなった

貸付の担保がなくなった場合には、貯金担保自動貸付は利用できません。

貯金担保自動貸付の貸付期間は2年間です。満期が2年以内の場合、満期がくるまでが貸付期間となります。たとえば、満期が1年後にくる場合、貸付期間も1年です。

満期が来ると、定期貯金・預金のお金は普通預金へ自動入金され、担保がなくなってしまいます。そうすると、貯金担保自動貸付は利用できません。

同様に、そもそもとして定期貯金・預金にお金がまったくない場合も担保がないため借りることができなくなります。

そのため、お金を借りられないのであれば、担保となるお金が口座にあるかどうかをチェックしてみましょう。

ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りるときのよくある質問

ゆうちょ銀行や郵便局でお金を借りる際のよくある疑問についてお答えします。

お金を借りることを検討している人は、事前に解消しておきましょう。

ゆうちょ銀行(郵便局)でお金は借りられる?

郵便局でお金を借りることは可能です。郵便局で借りるための主な方法は以下のとおりです。

・貯金担保自動貸付
・JP BANK カードのキャッシング枠
・生命保険の契約者貸付

以前は「国債等担保自動貸付け」や「財産形成貯金担保貸付け」という方法もありましたが、それぞれ2019年3月29日に新規申込受付終了しています。

そのため、2024年5月現在の時点で、郵便局(ゆうちょ銀行)から新しく借入れる方法は、上記の3つとなります。

ゆうちょ銀行(郵便局)はいくらまで借りれる?

ゆうちょ銀行から借りれる金額は、サービスによって借りられる金額が違ってきます。

貯金担保自動貸付は、預入金額の90%かつ最大300万円まで。JP BANK カードのキャッシングであれば、一般カードは10〜30万円、ゴールドカードは10〜50万円です。

生命保険の契約者貸付は、解約返戻金の70〜80%と定められています。

比較的少額の借入れを検討している方にとっては便利ですが、大きな金額を借りることはできないので注意しましょう。

ゆうちょ銀行(郵便局)で即日借入れはできる?

貯金担保自動貸付の申込みをしていれば、即日借入れが可能です。

貯金担保自動貸付は、定期貯金・預金の契約をすると基本的に自動的に利用できるようになります。

一方で、JP BANK カードでのキャッシングや、かんぽ生命の契約貸付では審査がおこなわれるため、即日融資には対応していません。

かんぽ生命の契約者貸付においては、借入れの申込みをした翌営業日の振込になります。

また、JP BANK カードのようなクレジットカードのキャッシング枠では、初回カード発行時のキャッシング枠は10万円ほどなど、少額に設定されやすい点にも注意が必要です。

無職でもゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りられる?

ゆうちょ銀行(郵便局)の貯金担保自動貸付であれば、無職でもお金を借りることができます。

ゆうちょ銀行に貯金口座を持っていることが条件とされていますが、貯金や国債が担保になるため審査もありません。

ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りられる年齢は?

ゆうちょ銀行(郵便局)の貯金担保自動貸付には、年齢制限がありません。

ゆうちょ銀行に貯金口座を持っていれば、未成年の方や年金受給者の方でも利用できます。

まとめ|ゆうちょ銀行(郵便局)なら審査なしでお金を借りることができる!

ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りる方法には、「貯金担保自動貸付」、「JP BANK カード」、「生命保険の契約者貸付」の、3つの方法があります。

とくに貯金担保自動貸付の場合、審査なしかつ即日で借入れることができるため、急な出費にも対応できて便利です。通常のATMで借入れることができるため、比較的バレる心配も少ないでしょう。

ゆうちょ銀行であれば多くの人が契約している銀行のため、安心してお金を借りられるほか、金利も一般的な消費者金融に比べてかなり低めです。

しかし、通帳のマイナス表記を見られると、借金をしていることがバレてしまいます。また、利用限度額の最大は担保となる定期貯金・預金の額に依存します。貯金・預金が少ないと、借りれる金額も消費者金融と比べてかなり少ないでしょう。

比較的自由度の高い返済期限や期日、即日融資を求めるのであれば、消費者金融のほうがおすすめです。

一時的に少額な金額が必要な場合には、ゆうちょ銀行からの借入れを活用するとよいでしょう。一方、そもそも貯金がなく、自動貸付が利用できず、緊急でお金が必要な場合には消費者金融を活用しましょう。

<参考>
お金を借りる方法一覧!|ドットマネー

31歳。クレジットカード系270記事以上、ビジネススキル記事100記事以上、書籍執筆、などなど金融系・経済系のライティングが好き。ガジェット・旅行・音楽・ゲーム・芸能・心理学など多数のライティングを経て現在にいたる。読書好きで月に30冊は読破。読書の経験から「読みやすさ・わかりやすさとは」を常に研究中。作成文章でも経験読者さんにとって分かりやすく、読みやすい、求めている正確な情報をお届けすることをモットーに執筆しています。

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