銀行系クレジットカードとは?メリット・デメリットや審査の難易度も紹介
クレジットカードにはさまざまな種類があり、「○○系クレジットカード」と呼ばれることもあります。
なかでも、三井住友カード株式会社や三菱UFJニコス株式会社などが発行する「銀行系クレジットカード」と呼ばれるカードは、信頼性が高く、人気のカードです。
今回は銀行系クレジットカードについて、特徴やメリット、デメリットを中心に、具体的な作り方まで解説していきます。
これから銀行系クレジットカードを作りたい方に向けて、おすすめのクレジットカードも紹介しているので、銀行系クレジットカードの作成を検討している人は参考にしてください。
クレジットカードの分類と特徴
クレジットカードは発行元会社の業種や業界によって5つに分類できます。
クレジットカードの分類 | カード発行会社 |
---|---|
銀行系 | 銀行やその系列会社 |
流通系 | スーパーや百貨店などの小売業者やそのグループ会社 |
信販系 | 元々クレジットカードの発行をおこなっている信販会社 |
交通系 | JRなどの鉄道会社やJAL、ANAなどの航空会社が発行 |
消費者金融系 | 消費者金融会社が発行 |
それぞれのクレジットカードには特徴があるため、自分に合ったカードを選ぶ上で違いを理解しておくことは重要です。
銀行系クレジットカードを含む5つの分類について、どのような特徴があるのかをご紹介します。
銀行系クレジットカードとは
銀行系クレジットカードとは銀行や系列会社が発行するクレジットカードです。
銀行系クレジットカードは銀行やその系列会社が発行するカードなので、社会的な信頼性とセキュリティ性が高いことが特徴です。
発行元 | クレジットカード名 |
---|---|
三井住友銀行 | 三井住友VISAクラシックカード |
三菱UFJ銀行 | MUFGカード |
イオン銀行 | イオンカードセレクト |
みずほ銀行 | みずほマイレージクラブカード |
近年はメガバンクはもちろん、地方銀行などを含めた全国のほとんどの銀行がクレジットカードを取り扱っているため、多くの銀行系クレジットカードがあります。
また、クレジットカードに付帯しているサービスに加えて、「銀行ATMの手数料が無料」や「金利の優遇」など、さまざまな特典を受けられる場合もあります。
特典に関しては、クレジットカードを発行する銀行や系列会社によって異なるので、気になるカードがある場合は事前に調べて、自分に合ったカードを選択してみてください。
流通系クレジットカードとは
流通系クレジットカードとは、スーパーやデパート、量販店などの小売業者やグループ企業が発行しているクレジットカードです。
生活に密着しお得に買い物できる特典が付いているのが特徴です。
発行元 | クレジットカード名 |
---|---|
株式会社エポスカード |
エポスカード |
PayPayカード株式会社 | PayPayカード |
株式会社クレディセゾン |
セゾンカード インターナショナル |
普段の買い物でポイントが還元されやすかったり、発行元企業やグループ企業が運営する店舗や特定の日に買い物をするとポイント還元率が高くなったりするなど、ショッピング関連のサービスが充実しています。
主婦や若い世代の人、初めてクレジットカードを作る人に向いています。
信販系クレジットカードとは
信販系クレジットカードとは、信販会社が発行するクレジットカードです。
利用者の商品やサービスの代金を立て替えて支払う販売信用を行い、クレジットカードの歴史の中でも初期からカード事業に参入していたため、信頼性は高いのが特徴です。
発行元 | クレジットカード名 |
---|---|
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | アメリカンエキスプレス |
株式会社ジャックス | ジャックスカード |
株式会社オリエントコーポレーション |
Orico Card THE POINT |
ポイント還元のほかに、提携店の割引、保証・保険やトラブルの際のサポートなど質の高いサービスが用意されています。
JCBカードは何系のカードか?
日本で唯一の国際ブランドであるJCBカードも信販系クレジットカードです。
多くの国で利用でき、特に日本人が海外旅行をする際のサポートに強みがあります。
海外での日本語対応窓口や保険サービスが充実しているため、海外に訪れる際は1枚持っておくと安心でしょう。
交通系クレジットカードとは
交通系クレジットカードとは、鉄道会社や航空会社が発行するクレジットカードです。
電車や飛行機を利用するとポイントやマイルがたまったり、特典をもらえたりするのが特徴です。
発行元 | クレジットカード名 |
---|---|
株式会社ビューカード | ビュースイカカード |
東急カード株式会社 |
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO |
株式会社京王パスポートクラブ | 京王パスポートVISAカード |
ICカードとの一体型やオートチャージ機能など、通勤・通学のような普段の移動の際に便利なだけではなく、旅行時の傷害保険が付いていることもあります。
日常的に使っている交通機関がクレジットカードを発行しているなら、お得に交通機関を使用できるようになるでしょう。
消費者金融系クレジットカードとは
消費者金融系クレジットカードとは、消費者金融会社が発行するクレジットカードのことです。
特典や保険の付帯サービスなどは少ないですが、キャッシング枠が広く審査スピードが早いのが特徴です。
発行元 | クレジットカード名 |
---|---|
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 | プロミスVisaカード |
アコム株式会社 | ACマスターカード |
ライフカード株式会社 | ライフカード |
消費者金融会社は貸したお金の利息で利益を上げるため、独自の審査基準が設けられており、アルバイトやパートでも安定した収入があれば申込みできるようになっています。
銀行系クレジットカードのメリット
銀行系クレジットカードは、銀行や銀行の系列会社が発行をおこなっているので、安心して利用することができますが、具体的にどのようなメリットがあるのか気になるところですよね。
ここからは銀行系クレジットカードのメリットについて紹介していきます。
メリット①最大のメリットはステータス性と信頼性と安心感
銀行系クレジットカードの最大のメリットは、社会的な信頼度が高い銀行または、銀行の系列会社が発行しているという信頼性です。
発行会社は、誰もが一度は聞いたことのある企業名なので、カード所有者のステータス性を高めてくれるます。
また、セキュリティ面に関しては、安全性が高くなっているため、安心して利用できる点も魅力的です。
たとえば、銀行系クレジットカードを発行するカード会社のひとつ、三井住友カードでは、カードの利用状況をモニタリングする不正利用検知システムが24時間365日稼働しています。
銀行系クレジットカードは、各カード発行会社が、銀行の名前に恥じない補償やサービスをおこなっているので、安心感を持ってカードを利用することができます。
メリット②銀行の住宅ローン金利やATM手数料などが優遇される可能性がある
銀行系クレジットカードは、銀行ATMや提携ATMの手数料の優遇をおこなっているケースが多くあります。
ATM手数料は、積み重なると結構な金額になることもあるので、銀行ATMを頻繁に利用する人にとってはうれしいメリットです。
また、クレジットカードによっては、発行元の銀行が取り扱う住宅ローンの金利や普通預金金利が優遇されることもあるので、メインバンクとして利用している銀行のクレジットカードを検討してみてはいかがでしょうか。
メリット③住宅ローンなどの審査で有利になる可能性がある
銀行系クレジットカードを利用する人は、カードを発行している銀行の住宅ローンなどを組む場合、審査で有利になる可能性があります。
当然、クレジットカードの利用料金の支払い遅れなどがなく、良好なクレヒスを積んでいることが条件になりますが、後々、住宅ローンなどの利用を検討している人にとっては、大きなメリットになります。
メリット④キャッシュカードと一体型のカードを選択できる場合がある
銀行系クレジットカードは、一般的なクレジットカードに備わっている機能のほかに、銀行のキャッシュカードが一体となったカードを発行できるケースが多いです。
銀行キャッシュカードと一体型のクレジットカードは、キャッシュカードとクレジットカードを別々に持ち歩く必要がないので、財布の中身をスマートにすることができます。
また、キャッシュカードと一体型のクレジットカードは、登録した口座がクレジットカードの利用料金の支払い口座になります。
ですので、給料の振込口座など、常に一定のお金が入ってくる口座であれば、クレジットカードの利用料金の支払い忘れを防止することも可能です。
一体型のカードは、すべての銀行系クレジットカードが対応しているというわけではありませんが、用途に合わせてカードのタイプを選択できるうれしいサービスになっているので、選択できる場合は利用してみてはいかがでしょうか。
銀行系クレジットカードのデメリット
銀行系クレジットカードのメリットについて紹介してきましたが、デメリットがないわけではありません。
クレジットカードを利用する際は、利用するカードのデメリットについて知ることも大切です。
ここでは、銀行系クレジットカードのデメリットについて紹介していきます。
デメリット①ポイント還元率がそれほど高くないケースが多い
銀行系クレジットカードの最大のデメリットは、ポイント還元率がそれほど高くないカードが多いという点です。
近年は、ポイント還元率を売りにしているクレジットカードも多くあり、基本のポイント還元率が1%以上というカードも珍しくありません。
しかし、銀行系クレジットカードは、基本のポイント還元率が0.5%程度に設定されていることが多く、ポイント還元率を売りにしているクレジットカードと比較すると、見劣りしてしまいます。
ただ、銀行系クレジットカードは、基本のポイント還元率が低いものの、提携店舗の利用、キャンペーンの利用、ショッピングサイトの利用など、使い方によってはポイント還元率を上げることが可能です。
ですので、ポイント還元率が低いというデメリットに関しては、クレジットカードの使い方を工夫することで解消することが可能です。
ちなみに、ポイント還元率を上げるための方法は、利用するクレジットカードによって異なるので、利用を検討しているクレジットカードの情報は、事前に確認しておくようにしましょう。
デメリット②キャッシュカード一体型は紛失したときが大変
銀行系クレジットカードは、メリットのひとつとして紹介したように、キャッシュカードと一体型のクレジットカードを発行することができます。
しかし、キャッシュカードと一体型のクレジットカードは、万が一、紛失してしまったときに、キャッシュカードとクレジットカードを一度に失うというデメリットがあることを覚えておきましょう。
また、キャッシュカードと一体型のクレジットカードを解約する場合は、若干ですが、解約手続きに手間がかかる可能性があります。
クレジットカード単体の場合は、電話などで簡単に解約できることが多いです。
しかし、キャッシュカードと一体型のクレジットカードは、銀行の窓口に行かなければ解約手続きができないこともあるので、覚えておきましょう。
ただ、カードの紛失や解約を考えなければ、キャッシュカードと一体型のクレジットカードは便利なカードなので、管理をしっかりとできる人にとっては、おすすめのカードになっています。
デメリット③年会費がかかるケースが多い
銀行系クレジットカードは、基本的に年会費がかかってしまうカードが多いです。
年会費については、条件を満たせば無料にすることも可能ですが、近年は、年会費無料のクレジットカードも多くあるので、年会費がかかってしまうという点はデメリットになってしまいます。
ちなみに、銀行系クレジットカードは、年会費がかかってしまうカードが多いものの、基本的に年会費以上のサービスや補償を受けられることは、覚えておいてください。
「年会費がかかる=損をする」ということにはならないので、自分の用途に合わせて、カードを選択してみてください。
銀行系クレジットカードの作り方
銀行系クレジットカードは、ほかのクレジットカードと同じように、申込んで審査を通過すると発行されます。
銀行系クレジットカードの作り方は以下の3つです。
- 銀行窓口
- 郵送
- インターネット
申込みに必要なものとともに、それぞれの作り方とメリット、デメリットについて解説します。
銀行系クレジットカードの申込みに必要なもの
銀行系クレジットカードの申込みには、本人確認書類と銀行届出印、発行元の銀行口座の3つが必要です。
本人確認書類
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- 住民票の写し
- 水光熱費、公共料金の領収書
上記のなかから1つ、書類によっては2種類以上の提出が必要となります。
詳細は希望の銀行系クレジットカードの公式サイトで確認をしておきましょう。
銀行届出印
銀行の窓口、郵送で申込む場合は口座の銀行届出印が必要です。
ですが、インターネットから申込む場合は、届出印が不要である銀行が増えてきています。
手軽に申込みたい方はインターネットからがおすすめです。
発行元の銀行口座
多くの銀行系クレジットカードでは発行元の銀行口座が必要となり、引落し口座として指定されることもあります。
しかし、もし仮にクレジットカード申込み時に発行元の銀行口座を持っていなくても心配はいりません。
クレジットカードの申込みと同時に口座開設もできることが多いため、問題なく申込めます。
銀行窓口での申込み
銀行窓口でのクレジットカードの申込み手順は以下のとおりです。
- クレジットカードの申込書に必要事項を記入
- その場で仮審査を受け、仮カードを受け取る
- 支払い口座の設定
窓口で申込んでから本審査を一定期間経て、審査が通ったのちにクレジットカードが発送されます。
銀行窓口で申込むメリット
銀行窓口で申込む場合、銀行員に相談できるのがメリットです。
その場でわからないことを質問したり、記入漏れがないか確認してもらえたりするため、申込みに不安がある方にはおすすめです。
銀行窓口で申込むデメリット
銀行窓口での申込みは、審査に時間がかかるのがデメリットです。
申込み後、本審査に2週間から1ヶ月かかるため、クレジットカードが届くまで待たなくてはなりません。
また、窓口の営業時間は平日15時までと限られています。
日中働いている人にとって申込みにくいこともデメリットです。
郵送での申込み
郵送でクレジットカードを申込む手順は以下のとおりです。
- 申込書を電話やインターネットで取り寄せる、あるいは銀行の店舗からもらう
- 申込書に必要事項を記入
- 本人確認書類のコピーを添付
- 2と3を同封しカード会社に送付
郵送物がカード会社に届いたのちに審査がおこなわれ、審査が通った場合にクレジットカードが発送されます。
審査期間は窓口での申込み同様、2週間から1ヶ月かかります。
郵送で申込むメリット
郵送なら時間を気にせず自分の都合がいいときに申込めます。
自分のタイミングで申込めるため、ほかのクレジットカードと比較検討がしやすいのもメリットです。
クレジットカードの資料を手元に置き特徴などを比較しながら、自分に合ったカードを決めたい方にはおすすめでしょう。
郵送で申込むデメリット
郵送の場合、わからないことがあっても窓口のようにその場で質問、相談ができないのがデメリットです。
また送付する書類に不備があると、再度、申込書を書き本人確認書類のコピーを取り再送する必要があるため、手間と時間がかかります。
インターネットでの申込み
インターネットでクレジットカードを申込む手順は以下のとおりです。
- カード会社の申込みページにアクセス
- 必要事項の入力、口座の設定
- 本人確認書類を撮影しアップロード
申込み後に審査がされますが、窓口や郵送とは異なり、審査経過をカード会社のサイトから確認できる場合もあります。
インターネットで申込むメリット
インターネットは、時間や場所を問わず手軽に申込めるのがメリットです。
携帯電話からも申込めるため、スキマ時間に申込むこともできます。
審査も1週間程度で、窓口や郵送での申込みよりも結果がわかるのが早いです。
さらに、インターネット限定の特典が付いていることもあるため、3つのなかで最もメリットが多い申込方法といえます。
インターネットで申込むデメリット
郵送での申込み同様、対面で質問や相談ができないのがデメリットです。
不明点が出てきた場合、自力で調べて解決しなくてはいけません。
しかし、申込みページにチャット機能を設けているカード会社もあり、質問をするとリアルタイムで教えてくれる場合もあります。
カード会社によっては、対面でのサポートに近いサービスを受けられます。
銀行系クレジットカードの審査は厳しい?
銀行系クレジットカードは学生や主婦の方でも申込めますが、ほかのクレジットカードよりも審査難易度が高い可能性があるため、発行までに時間がかかりやすいです。
一般的に、クレジットカードの審査難易度は、「消費者金融系<流通系<信販会社系<交通系<銀行系」の順番で上がっていくといわれています。
つまり、銀行系クレジットカードは、先に紹介したクレジットカードの分類のなかでも、最も審査が厳しいクレジットカードといえます。
ただ、銀行系クレジットカードの審査難易度が高いといっても、良好なクレヒスを積んでいれば審査に通過できる可能性は高くなるので、日ごろから良好なクレヒスを積むことを心がけておくようにしましょう。
審査基準
申込んだ本人に支払い能力があるかどうかが、クレジットカードの申込みでは審査されます。
しかし、カード会社の審査基準は公開されていないため、審査の具体的な内容やポイントまでは明らかになっていません。
一般的に、属性情報と信用情報が審査されるといわれています。
申込本人の属性情報
属性情報とは、申込本人のお金を支払う能力に関する情報を指します。
- 年収
- 役職
- 勤務先の規模
- 勤務年数
- 勤務形態
上記はあくまで属性情報の代表例ですが、年収が高いことや勤務先企業の規模が大きいほうが、審査に有利な傾向があります。
申込本人の信用情報
信用情報とは、申込本人のお金の取引に関する情報を指します。
- ローンの契約
- クレジットカードの利用履歴
- 借入れ・返済状況
ローンや借入などの契約内容や支払い状況などが参考にされます。
ローンや借入があるからといって、クレジットカードの審査が不利になるわけではない、と覚えておきましょう。
審査の流れ
一般的に、クレジットカードの審査は以下の流れでおこなわれます。
- 申請内容・本人確認書類・属性情報の確認
- 取引履歴の確認
- 信用情報機関より信用情報を照会
- 発行可否の決定
- 審査結果の連絡
発行可否の連絡は、主に申込んだ時のメールアドレスに届きます。
早く審査結果を知りたい場合はインターネットから申込みましょう。
1週間程度で結果が届きます。
おすすめの銀行系クレジットカードを紹介
銀行系クレジットカードといっても、種類が多く、どのカードがよいのか迷ってしまう人もいますよね。
そこで、マネ会がおすすめする銀行、または銀行の系列会社が発行しているクレジットカードを紹介します。
銀行系クレジットカード選びに迷っている人は、参考にしてみてください。
抜群の信頼性とシンプルなデザインが人気!「三井住友カード」
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険
- 毎日のお買物でポイントが貯まる
- カード紛失盗難の際も安心のサポートサービス
年会費初年度 | 1,375円(税込) |
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年会費2年目〜 | 1,375円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~7% |
発行スピード | 最短3営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
クレジットカード三井住友カードは、大手カード会社の三井住友カードが発行する銀行系クレジットカードです。
信頼性はもちろん、三井住友カードのプロパーカードとして、パルテノン神殿のシンプルなデザインが人気のクレジットカードです。
国際ブランドは、世界シェアNo.1のVISAなので、国内、海外問わずクレジットカードを利用できるほとんどの店舗で使えることも人気の理由のひとつになっています。
また、セキュリティ面は、24時間365日稼働している不正利用検知システムやカードの裏面に顔写真を載せられるなど、業界最高水準となっているため、安心して利用することが可能です。
基本の年会費は、1,375円(税込)となりますが、最高2,000万円の海外旅行傷害保険と最高100万円のショッピング補償が付帯しているので、年会費以上のサービスや補償を受けることができる、おすすめのクレジットカードです。
年会費に関しては、インターネット入会で初年度無料、2年め以降も「マイ・ペイすリボ」に登録し、年1回以上のカード利用があれば無料にできるので、申込みを検討している人は、参考にしてください。
ちなみに、気になるポイント還元率ですが、三井住友カードは、基本のポイント還元率が0.5%とそれほど高くありません。
しかし、ネットショッピングの際に「ポイントUPモール」の経由で最大20倍のポイントを貯められるなど、使い方によってはデメリットを解消することが可能なので、覚えておきましょう。
三井住友のクレジットカードなので信頼できると思ったことが選んだ理由です。様々なクレジットカードを検索しましたが、ショッピングなどのポイントや海外旅行の保険などの補償も充実しているので好感が持てました。
充実したサービス内容が魅力!ステータスカードとしても人気が高い「三井住友カード ゴールド」
- 最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険
- 年間300万円までのお買物安心保険
- 空港ラウンジサービスあり
年会費初年度 | 11,000円(税込) |
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年会費2年目〜 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.5%~5% |
発行スピード | 最短3営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
三井住友カード ゴールドは、三井住友カードが発行するゴールドカードです。三井住友カード同様に、信頼性が高く、ステータスカードとしての人気も高いクレジットカードです。
三井住友カード(ゴールド)の魅力は、国内の主要空港内とホノルルの空港内にあるラウンジを無料で利用することができ、最高5,000万円の国内・海外旅行傷害保険が付帯している点です。
旅行傷害保険の充実と空港ラウンジを無料で利用することができるので、とくに、旅行好きの人におすすめのクレジットカードになっています。
ちなみに、年会費は11,000円(税込)となります。
ただし、初年度は、インターネット入会で無料ですし、2年目以降も「マイ・ペイすリボ」に登録し、年1回以上のカード利用があれば半額の5,500円(税込)になります。
年会費以上の充実したサービス内容になっているので、ステータスカードを検討している人は、候補のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。
年会費以上に、VISAカードはステータスとしてとても高く評価されているのでカード自体の価値が高いと思います。
空港ラウンジや海外デスクなども充実していて、カードに顔写真も載せることができるのでセキュリティの面でもとても安心できます。
記念月のポイントが1.5倍!充実したポイントプログラムが魅力の「MUFGカード ゴールド」
- お得にためる充実のポイントプログラム
- 充実のトラベルサービス&サポート
- 三菱UFJならではの金融取引サービス
年会費初年度 | 2,095円(税込) |
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年会費2年目〜 | 2,095円(税込) |
ポイント還元率 | 0.4%~0.5% |
発行スピード | 最短翌営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
MUFGカード ゴールドは、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下である三菱UFJニコス株式会社が発行する銀行系クレジットカードです。
MUFGカード ゴールドは、年会費が2,095円(税込)かかってしまいますが、一般的なゴールドカードに比べてお得な年会費で持つことができる、いわゆる格安ゴールドカードというものになります。
格安ゴールドカードといわれるものの、最高2,000万円の国内・海外旅行傷害保険と最高100万円ショッピング補償が付帯しているので、充実した補償内容になっています。
また、記念月の利用でポイントが1.5倍やショッピングの利用金額(50万円以上)に応じてポイントの優遇など、使うほどお得にポイントを貯めることができるポイントプログラムも人気の理由になっています。
そのほか、三菱UFJ銀行を支払口座に指定している場合は、ATM手数料が無料になる特典やMUFGカード ゴールドの提示で三菱UFJ銀行の住宅ローン金利の優遇などを受けることができます。
ですので、メインバンクとして三菱UFJ銀行を利用している人には、とくにおすすめのクレジットカードになっています。
携帯電話代やインターネットの支払いにおすすめ!年会費無料の「VIASOカード」
- 年会費無料!
- ポイントは自動で現金還元!手続き不要で、用途の制限や無駄がなし!
- 海外旅行傷害保険サービスが利用付帯
年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 最短翌営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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- 付帯サービス
VIASOカードは、信販系クレジットカードとして知られていますが、MUFGカード ゴールド同様に三菱UFJニコス株式会社が発行しているクレジットカードです。
銀行の系列会社が発行しているクレジットカードでは珍しく、年会費無料で利用でき、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しているので、サービス面も充実しています。
また、VIASOカードは、携帯電話の利用料金やインターネットプロバイダーの支払いでポイントが2倍やネットショッピングの際に「VIASO eショップ」の利用で最高還元率が10%など、ポイント還元率を重視する人におすすめです。
ちなみに、VIASOカードは、カードの利用で貯まったポイントが自動で銀行口座にキャッシュバックされるサービスをおこなっているので、ポイントの有効期限を気にする必要がないことも人気の理由のひとつになっています。
私がVIASOカードを選んだ理由は、まず年会費が無料であることが大きな要素でしたが、マスターカードを保有していなかったため、マスターカードが選択できることが重要な要素でした。
そしてニコスという安心ブランドであることが決め手になりました。
イオン銀行やイオンで買い物をする人におすすめ!年会費無料の「イオンカードセレクト」
- イオングループの対象店舗なら、WAON POINTがいつでも基本の2倍!
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
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年会費初年度 | 無料 |
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年会費2年目〜 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5 〜 1% |
発行スピード | 最短5分 |
国際ブランド |
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電子マネー |
|
- 付帯サービス
イオンカードセレクトは、イオン銀行が発行をするクレジットカードです。
一般的には、流通系クレジットカードという認識が強いですが、イオン銀行と連携させることで、普通預金金利が最大で「年0.15%」になる優遇を受けることができます。
また、イオン系列店では、イオンカードセレクトの提示で毎月20日、30日の「お客さま感謝デー」や毎月5のつく日の「お客さまわくわくデー」など、特定日の買い物がお得になることでも知られています。
年会費は無料で発行することが可能ですし、イオンカードセレクトの申込みの際にイオン銀行の口座を同時に開設することも可能なので、イオン系列店やイオン銀行の利用を検討している人におすすめのクレジットカードです。
ちなみに、イオンカードセレクトは、イオン系列店のみで利用できる仮カードを即日受け取りすることも可能なので、すぐにイオン系列店で利用したい人は覚えておくとよいでしょう。
イオン銀行と一緒に利用して、イオン銀行口座の普通預金の利息が他の銀行に比べてとても良いので、その口座を利用している。
イオンウオレットというイオンカード会員のアプリがあり、その中で期間限定のキャンペーンでポイントが当たるものや旅行や商品が当たるものがあり、実際にポイントが当たった事もあり楽しめている。
イオン系列のお店でイオンカードセレクトで支払うと、割引の特典がある。
銀行系クレジットカードに関するよくある質問
銀行系クレジットカードによくある質問に回答します。
クレジットカードと銀行キャッシュカードの違いとは何か?
クレジットカードと銀行のキャッシュカードには3つの違いがあります。
- 支払いに使えるか否か
- 発行元の違い
- 年齢制限や審査の有無
銀行系クレジットカードも発行はカード会社であり、銀行ではありません。
発行には年齢制限や審査があり、通ると支払いに使えるようになります。
一方、キャッシュカードの発行は銀行で口座の入出金に使います。
申込みに年齢制限や審査はありません。
クレジットカードとデビットカードはどっちがいいか?
デビットカードは一般的に銀行が発行するカードで、利用すると登録口座から即座に引落とされる仕組みになっています。
締め日があり指定日に一括でお金が引落とされるクレジットカードと違い、口座預金がなくなると利用できなくなるため、デビットカードなら使いすぎてしまう心配がありません。
しかし、ポイント制度や特典はクレジットカードのほうが充実している傾向があるため、受けられるサービスを重視したい方はクレジットカードのほうがおすすめです。
銀行系クレジットカードのまとめ
銀行系クレジットカードについて紹介してきました。
銀行系クレジットカードは、社会的に信頼が高い銀行やその系列会社が発行しているため、安心感を持って利用できることが魅力です。
キャッシュカードと一体となったクレジットカードの発行も可能なので、カードの管理をしっかりとできる場合は、一体型のカードを利用してみるのもよいでしょう。
また、銀行系クレジットカードは、クレジットカードの機能に加え、ATM手数料が無料やローン金利の優遇など、銀行のサービスを受けられる可能性もあります。
ですので、メインバンクとして利用している銀行のクレジットカードを1枚持っておくのがおすすめです。
ただし、銀行系クレジットカードは、審査難易度の高さや基本的に年会費がかかってしまう場合が多いなど、デメリットもいくつかあります。
銀行系クレジットカードに限らずですが、クレジットカードを選ぶときは、特徴やメリット、デメリットなどを把握して、自分に合ったカードを選ぶようにしてください。
2019年に株式会社サイバーエージェントに入社。 クレジットカード、キャッシュレス、カードローンの記事作成を担当。 愛用クレジットカードは楽天ゴールドカードでネットショッピングでは楽天市場を利用するようにしている。楽天ペイ、楽天Edyも使っており、楽天のダイヤモンド会員を維持している。最近はスマホを楽天モバイルに変えるか悩んでいる。 ヤフーカードやPayPay、Kyashなども利用しており、お得にポイントを貯めることが趣味。