カードローンを申込みだけで使わなくても問題ないのか?契約のみのデメリット
誰しも急な出費が重なってしまうことはありますよね。そんなとき周囲に迷惑をかけないよう、カードローンを契約(申込み)だけしておこうと考えている方もいるでしょう。
しかし、カードローンを契約だけして使わないと、何かデメリットがあるのではとも思ってしまいますよね。
この記事では、カードローンを申込みだけしておく場合のメリット・デメリットや、申込みだけする場合におすすめのカードローンを紹介します。
カードローンは契約(申込み)だけして使わなくてもよい?
結論、カードローンは申込みだけしておけば、使わなくても問題はありません。
借入限度額の範囲内であればいつでも借りられるうえ、借りなくても年会費を取られたり、手数料を取られたりといったことは一切ありません。
緊急時なのに審査に落ちてしまい、借入れができないという可能性もあるため、申込みだけでも先に済ませておいた方が安心です。
申込みだけ先にしておく場合は、消費者金融のプロミスかレイクがおすすめです。
プロミスやレイクをはじめ、アコムやアイフルなどの大手消費者金融には、初めての方限定で無利息サービスが利用できます。
しかし、プロミス以外の無利息期間は契約日翌日から無利息期間となるため、利用しなくても契約日翌日から無利息期間が適用されます。
多くの場合、無利息期間は30日間となるため、契約から30日たつと無利息期間は終了となります。
対してプロミスは契約日翌日からではなく、初めて借りた翌日から無利息期間がスタートします。
そのため、契約だけ先にしていても無利息期間がなくなることはありません。
- 審査が最短3分で、融資までのスピードも早い!
- 初回の方なら最大30日間利息が0円
- 電話の在籍確認、郵送物は原則なし
- 実質年率
- 年4.50〜17.80%
- 借入限度額
- 1万円〜500万円
- 審査時間
- 最短3分
- 融資時間
- 最短3分
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円まで原則不要
また、レイクはWEB申込みであれば、初めての方に限り、「初回契約翌日から60日間無利息」か「初回契約翌日から5万円まで180日間無利息」で選択できます。
無利息期間がほかの消費者金融よりも長いので、先に契約を済ませておいても、無利息サービスを利用できる可能性が高くなります。
- はじめてならWeb申込で60日間特典(利息0円)も選べる!
- WEBで24時間お申込み可能で、最短25分で融資可能
- 電話の在籍確認、郵送物が原則なし
- 実質年率
- 年4.50〜18.00%
- 借入限度額
- 最小1万円〜最大500万円
- 審査時間
- 申込み後最短15秒
- 融資時間
- Webで最短25分融資も可能
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円を超える場合提出必要
カードローンを契約(申込み)だけすることのメリット
ここからは、カードローンを申込みだけするメリットをみてみましょう。
①いざというときにすぐ借入れ可能
一般的なローンは、一度借入れをすると返済が完了するまで再度借入れはできませんが、カードローンの場合、限度額の範囲内であれば何度でも借入れが可能です。
昨今ではコンビニATMからでも借入れができるカードローンも増えてきているので、利便性が高まっています。
新規でカードローンを申し込む場合、即日融資が可能なところでも契約書類や審査などを経なければいけませんが、カードローンを契約だけして持っておけばわずらわしい手続きは不要で、コンビニATMなどですぐに借入れることができるのです。
専門家からのコメント
カードローンの契約が成立して、カードローンを使えるようになれば、ATMやコンビニエンスストアなど町中のいたるところで簡単に現金が手に入ります。たいへん便利で魔法のようなカードです。
しかし、お金を借りているということをしっかり認識する必要があります。
とくに新卒等で就職が決まり安定した収入が約束されていれば、甘い勧誘は後を絶ちません。
カードローンは欲しいものを簡単に買うことができますが、借金していることをしっかり自覚しておくことが肝要です。ブレーキがきかず多重債務に陥る危険性も大いにあるのです。
②余計な費用はかからない
年会費がかかるクレジットカードは、クレジットカードの利用がなくても年会費が発生します。
しかしカードローンは契約だけして借りなければ、年会費や手数料もかかりませんし、利息も1円も発生しません。そのため、急な出費に備えておくことは選択肢のひとつになるでしょう。
カードローンを契約(申込み)だけすることのデメリット
一見カードローンを持っておくことはメリットしかないようにも見えますが、カードローンを申込みだけしておくことには、見えにくいデメリットもあります。
カードローンを申込みだけすることのデメリットをみてみましょう。
①他のローン審査で不利になる可能性も
カードローンで借入れがなかったとしても契約した情報は信用情報として履歴に残ります。もし他に住宅ローンや自動車ローンを組む場合には金融機関が信用情報機関を通じて、信用情報を確認するため、借りていなくても設定された限度額分が借入れとみなされ、返済比率を超えてしまう場合もあります。
そのため、カードローンの契約をしている方は1円も借りていなかったとしても、別で借入れをする際には少なからず影響があるといっていいでしょう。
専門家からのコメント
カードローン会社等から「借入枠だけでも設定しませんか」などの勧誘は多いと思います。コロナ禍のご時世ですので、少しでも現金を入手できる方法を確保しておきたいこともあるでしょう。
しかし、審査を受けるだけでも信用情報機関に履歴が残ってしまいます。もし審査に落ちてしまうと、落ちた記録が信用情報機関に登録されてしまい、一定期間カードローン契約等が難しくなります。どうしても借入れが必要な場合など、注意が必要です。
②盗難の可能性も
クレジットカードと同様、物理的に持ち歩くものなので、カードローンのカードも盗難や紛失の可能性があります。クレジットカードは盗難や紛失の際には保険が付帯しているので、不正利用されても実際のカード契約者には請求されません。
しかしカードローンのカードはそういった保険がない場合もあります。保険がないカードローンの場合には、不正利用された場合でも請求者に支払いの義務が発生する可能性があります。
③無利息期間が終わる
大手消費者金融のカードローンだと、「30日間無利息キャンペーン」などお無利息キャンペーンを実施している場合がありますが、契約日の翌日から30日間無利息となっていることが多いです。
そのため、契約だけしておいて、契約日から30日を過ぎてから借入れをしても無利息キャンペーンが適用されません。
契約(申込み)だけする場合のおすすめカードローンは?
メリット・デメリットを押さえたうえで、ここからは申込みだけする場合におすすめのカードローンを紹介します。
プロミス
- 審査が最短3分で、融資までのスピードも早い!
- 初回の方なら最大30日間利息が0円
- 電話の在籍確認、郵送物は原則なし
- 実質年率
- 年4.50〜17.80%
- 借入限度額
- 1万円〜500万円
- 審査時間
- 最短3分
- 融資時間
- 最短3分
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円まで原則不要
プロミスは即日借入れが可能で、はじめての方なら30日間無利息でのサービスがあります。さらに、デメリットで説明したような「契約日の翌日から」といった制限がなく、「初回借入日の翌日から」無利息期間が適用されるので、契約だけしておくにはプロミスはおすすめです。
借入れは、カードそのものがなくても専用のアプリを利用することで借入れすることが可能なので、周りや家族に知られたくない人にとっては大きなメリットです。
契約から借入れ、返済まですべてインターネット上で完結できるので、借入れした際の振り込みも24時間365日いつでも振込可能でスピーディです。
返済方法も同様で、インターネットと提携コンビニATMについては24時間365日いつでも手数料無料で返済できます。上限金利も他の消費者金融と比較すると最安値となっているので、できる限り利息を節約したい方におすすめです。
レイク
- はじめてならWeb申込で60日間特典(利息0円)も選べる!
- WEBで24時間お申込み可能で、最短25分で融資可能
- 電話の在籍確認、郵送物が原則なし
- 実質年率
- 年4.50〜18.00%
- 借入限度額
- 最小1万円〜最大500万円
- 審査時間
- 申込み後最短15秒
- 融資時間
- Webで最短25分融資も可能
- コンビニ
- 収入証明書
- 50万円を超える場合提出必要
レイクは、はじめての方であれば、無利息期間が複数用意されています。
Web申込みなら、「初回契約翌日から60日間無利息」か「初回契約翌日から5万円まで180日間無利息」で選択できます。
Web申込み以外なら、「初回契約翌日から30日間無利息」か「初回契約翌日から5万円まで180日間無利息」となります。
また平日・土曜は21時まで、日曜日は18時まで契約手続きを完了すれば即日融資が可能なので、webからの申込みで最短25分融資も可能です。お急ぎの方にもおすすめです。
カードローンを契約(申込み)だけする場合はよく検討しよう
カードローンを申し込むだけのメリット・デメリット、おすすめのカードローンを紹介しました。カードローンを契約だけしていると便利な反面、リスクがあることも理解していただけたと思います。
カードローンは、自分の口座からお金を引き出している感覚に陥りやすいので、借金をしている意識がなくなるのも特徴の1つです。元々借金をする癖があると人にとっては、借金をするリスクがさらに高まるといって差し支えないでしょう。
そうなってしまっては、いざ急なお金が必要なときに借入れできなくなります。借入れがある方は常に設定されている最低支払額以上の返済を心がけ、まずは完済に努めましょう。
専門家からの一言
カードローン等の借入れを検討される場合、ご自身の信用情報は気になるところです。現在、信用情報機関はCIC(クレジットカード・信販会社系)、JICC(消費者金融系)、全銀協(銀行系)の3社が存在しています。
有料(1,000円ほど)になりますが、ご自身の信用情報を開示請求することができます。
全銀協(銀行系)は郵送のみとなっているようですが、CIC(クレジットカード・信販会社系)、JICC(消費者金融系)の2社はインターネットでの申請も可能となっています。
ご自身の信用情報が気になるという方は、ぜひ確認してみることをおすすめめします。
現在、大阪でFP事務所を開業している独立系ファイナンシャルプランナーです。業務は相談・講師・執筆と3本の柱で仕事をさせていただいております。相談業務はライフ・リタイアメントプランニング相談が中心となりますが、住宅の購入やその他の諸問題、相続・贈与に関するご相談、離婚後の家計相談など多岐に亘ります。その他地方自治体の生活困窮者支援に基づく相談業務も受託しています。講師業では地方自治体や企業等でのセミナーなどを受注しており、高等学校・専門学校・大学等で非常勤講師として教壇にたっています。また、FPとして大切な分野である、『金融経済教育』にも尽力しており、高等学校等でお金に関するお話をさせていただいております。
2019年に株式会社サイバーエージェントに入社。 クレジットカード、キャッシュレス、カードローンの記事作成を担当。 愛用クレジットカードは楽天ゴールドカードでネットショッピングでは楽天市場を利用するようにしている。楽天ペイ、楽天Edyも使っており、楽天のダイヤモンド会員を維持している。最近はスマホを楽天モバイルに変えるか悩んでいる。 ヤフーカードやPayPay、Kyashなども利用しており、お得にポイントを貯めることが趣味。