「三井住友銀行 カードローン」の解約方法を解説!メリットや解約前の注意点を詳しく解説
3大メガバンクの1つである三井住友銀行は、カードローン事業を展開しています。
この三井住友銀行のカードローンを契約中で、「もう借りる必要がなくなったので解約を検討したい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか? また、「再度利用するかもしれないので、解約するか迷っている」という方もいるかもしれません。
この記事では、三井住友銀行のカードローンの解約方法について詳しく解説します。さらに、カードローンを解約することで生じるメリットや、解約手続きに進む際の注意点についてもご紹介します。
「三井住友銀行 カードローン」の解約方法について
三井住友銀行のカードローンを解約したいときは、どのような手続きを踏めばいいのでしょうか?
まずは、解約の流れと解約方法についてご紹介します。解約する前には借入残高と利息を完済する必要もありますので、その点についても解説していきます。
「三井住友銀行 カードローン」の解約方法に進む前に、まず借入残高と利息を完済しよう!
三井住友銀行のカードローンを解約するには、その前に借入残高と利息を完済している必要があります。カードローン口座に残高が残っている場合には、解約手続きはできない点にご注意ください。
三井住友銀行のカードローンで借りたお金を清算するためには、残っている借入残高と利息を調べて、三井住友銀行の直営ATMや提携ATM、SMBCダイレクトなどで返済することが必要です(※)。
そのうえで、解約手続きに進みましょう。三井住友銀行のカードローンを解約するためには、下記のような2種類の窓口を利用することができます。
- 三井住友銀行のカードローンプラザ(フリーダイヤルの窓口)
- 三井住友銀行の窓口
「三井住友銀行 カードローン」の解約は、この2つの窓口以外での受け付けはおこなっておらず、インターネットやローン契約機での解約はできません。「インターネットで契約したので解約もできるだろう」と思った人は、注意が必要です。
それでは、それぞれの窓口での解約方法について、順番にご紹介します。
三井住友銀行のカードローンプラザ(フリーダイヤルの窓口)で解約する方法
「三井住友銀行 カードローン」の解約は、三井住友銀行のカードローンプラザというフリーダイヤルの窓口に電話をすることで可能になります。フリーダイヤルなので、通話料を気にせずにかけられますね。
なお、固定電話だけでなく、携帯電話やPHSからも利用することができます。
解約をしたい旨を電話で連絡すると、解約書類が送られてくるので、必要事項を記入して返送するようにしましょう。
三井住友銀行のカードローンプラザで解約したいときの受付時間
三井住友銀行のカードローンプラザの電話窓口は、下記のような営業時間になっています。
営業時間 | 9時~18時 |
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解約したいときは、手元にローンカードを置いて電話をかけるようにしてください。
(※)土日・祝日、12月31日から1月3日を除く三井住友銀行の店舗窓口で解約する方法
三井住友銀行のカードローンを解約したいときは、三井住友銀行の窓口でも手続きが可能です。店頭窓口で解約書類に記入して提出する形になります。
なお、店頭窓口では借入残高と利息を完済することができないので、先に店内のATMなどで完済してから解約手続きに進んでくださいね。
「三井住友銀行 カードローン」を解約することで生じるメリットは?
三井住友銀行のカードローンを解約するときには、下記のような2点のメリットがあります。
- 住宅ローンや車のローンの審査を受ける際に有利になる可能性がある
- 「三井住友銀行 カードローン」を利用する習慣から卒業できる
解約のメリット①住宅ローンや車のローンの審査を受ける際に有利になる可能性がある
三井住友銀行のカードローンを利用していることは、信用情報に記録されています。
クレジットカードやローン審査の際にはかならず信用情報が照会されるので、カードローンを契約したままにしておくと、他社の審査で不利になってしまうかもしれません。
とくに、将来的に住宅ローンや自動車ローンを組みたいと考えている場合には、カードローンをもう使わないなら早めに解約するとよいでしょう。住宅や自動車の購入は重要なライフイベントであり、カードローンの契約が残っているために審査落ちしてしまう事態は避けたいですよね。
カードローンを解約したからといって、信用情報はすぐに削除されるわけではありません。信用情報には、情報の種類によって保有期間が定められています。
一定の保有期間が過ぎるまでは、信用情報機関に記録が残るので、信用情報をクリーンにしたいと思っているなら早めの解約がおすすめです。
解約のメリット②「三井住友銀行 カードローン」を利用する習慣から卒業できる
カードローンは簡単に利用できるだけに、知らず知らずのうちに借入残高が膨らんでしまうこともあります。
我慢すれば手持ちのお金でやり繰りできるかもしれないのに、ついついお金を借りてしまう。そんな悪循環に陥ってしまうと、返済負担で生活が次第に苦しくなってしまうかもしれません。
三井住友銀行のカードローンを利用する習慣から卒業したいと思っているなら、思い切って解約してみるのも1つの方法です。カードローンの契約がなければ、お金を借りるためには再審査を受ける必要があるので、安易な借入を思いとどまることができるのではないでしょうか。
「三井住友銀行 カードローン」を解約する前にチェックしておきたい3つのポイント
三井住友銀行のカードローンを解約する際に、事前にチェックしておきたい点をご紹介します。
- 借入残高・利息の全額返済(完済)は完了しているか?
- 解約して、あとから困ることはないか?
- 解約手続きをするのは本人か?
1.借入残高・利息の全額返済(完済)は完了しているか?
三井住友銀行のカードローンを解約するためには、借入残高と利息を完済している必要があります。
三井住友銀行のカードローンを解約する場合には、事前に残債を確認して、ATM・振込・SMBCダイレクトなどで完済しておくようにするようにしましょう(※)。
なお、提携ATMなど硬貨非対応の返済方法で完済したいときは、端数を処理するために多めに入金することが必要になります。借入残高と利息の合計額を超えて入金すると、カードローン口座で普通預金として預かられることになります。
2.解約して、あとから困ることはないか?
一度三井住友銀行のカードローンを解約してしまうと、再び使いたいと思っても、改めて審査を受けなくてはいけなくなります。再審査を受けても、かならず審査に通るとは限りません。
そのため、三井住友銀行のカードローンを解約するときには、「あとから困ることはないか?」という点をよく検討することも必要です。
もし、将来的に再び使う可能性がある場合には、完済だけをしておけば、限度額の範囲内でいつでも利用できます。そのような場合には、無理に解約をすることはないでしょう。
なお、三井住友銀行のカードローンの審査については、次の記事に詳しく記載されているので、参考にしてください。再審査の際も、新規申込時と同様に下記の審査を受けることになります。
3. 解約手続きをするのは本人か?
三井住友銀行のカードローンを解約する際には、本人が手続きをする必要があります。
本人に解約の意思があることを確認するために、本人確認もおこなわれています。そのため、家族や親族が本人に代わって解約することはできない点に注意してください。
「三井住友銀行 カードローン」を完済・解約したいときの注意点
三井住友銀行のカードローンを解約する際には、次のような2つの注意点があります。この注意点をよく理解して、解約手続きに入るようにしてください。
- 解約証明書は発行してもらったほうがよい
- 解約しても、信用情報は保有期間をすぎるまで削除されない
解約の注意点①解約証明書は発行してもらったほうがよい
三井住友銀行のカードローンを解約する場合には、基本的に解約証明書をもらっておいたほうがよいでしょう。そのときは不要だと思っても、あとから必要な場面が生じるかもしれません。
とくに、親族に借金を立て替えてもらって完済した場合や、おまとめローンからの借入金で完済した場合には、完済証明書や解約証明書が必要になる可能性が高まります。
解約の注意点②解約しても、信用情報は保有期間をすぎるまで削除されない
三井住友銀行のカードローンを解約をしたからといって、すぐに信用情報機関から信用情報のデータが削除されるわけではありません。
信用情報機関では、情報の種類によって保有期間が定められています。そのため、保有期間が過ぎるまでは、信用情報は削除されない点に注意が必要です。
「三井住友銀行 カードローン」の解約についてのQ&A
三井住友銀行のカードローンの利用者が契約を解約する場合には、いろいろな疑問点もでてくることでしょう。そこで、代表的な次のような疑問点についてQ&A形式で回答することにします。
- ローン契約機でも解約手続きは可能?
- 解約後、三井住友銀行の口座を残していても、手数料は発生しない?
「三井住友銀行 カードローン」のローン契約機でも解約手続きは可能?
「三井住友銀行 カードローン」の解約を考えている場合、「手っ取り早く、申し込みのときに利用したローン契約機でも解約手続きしたい!」と思う方もいるのではないでしょうか。
「三井住友銀行 カードローン」では、解約手続きができるのは、三井住友銀行のカードローンプラザ(フリーダイヤルの窓口)か店頭窓口に限られています。
したがって、ローン契約機で解約することはできないのです。インターネットやローン契約機では申し込みはできても、解約はできませんので、注意してください。
三井住友銀行のカードローンプラザの電話受付は、毎日9:00〜18:00です(※)。通話料も無料ですので、空いた時間に電話をかけてみるとよいでしょう。
解約後、三井住友銀行の口座を残していても手数料は発生しない?
「三井住友銀行のカードローンを解約したいが、三井住友銀行の普通預金口座をそのまま残していても、あとで手数料などは発生しない?」と不安を感じる方もいるかもしれません。
三井住友銀行のカードローンでは、普通預金口座を持っているだけで手数料が発生することはありません。
したがって、三井住友銀行のカードローンを解約後も、三井住友銀行の口座を利用することができます。
「三井住友銀行 カードローン」の解約まとめ
三井住友銀行のカードローンの解約手続きは、三井住友銀行のカードローンプラザ(フリーダイヤルの窓口)か、店頭窓口で可能です。ただし、事前に借入残高や利息を完済しておく必要があります。
解約手続きは、本人でなければできません。一度解約してしまうと、再び利用するには再審査を受ける必要があるので、本当に解約する必要があるのかよく考えてから手続きをするようにしましょう。
長く1部上場の消費者金融で経営企画課長をして、カードローン事業にかかわってきました。経営計画の担当が中心でしたが、カードローンのスコアリングシステムなどを担当するリスク管理や審査、回収などをおこなう集中センターの構築にも携わった経験があり、比較的カードローンに関しては詳しいと自負しております。また、子会社のクレジットカード会社に行っていたことがあり、カード事業の方面もいろいろ情報を提供できるかと思います。宜しくお願い致します。