SMBCモビットの金利はいくら?大手6社との金利比較や金利を下げる方法も紹介
審査は最短15分で完了し、WEB完結なら電話連絡なし。口コミで熱い人気を集めるSMBCモビットの金利・利息について、どこよりも詳しく解説します。
SMBCモビットの金利は「実質年率3.0%~18.0%」です。
「SMBCモビットの金利は高い? 低い?」
「最低金利の3.0%で利用できる?」
「金利を下げるにはどうしたら?」
など、この記事ではSMBCモビットの金利を巡るあらゆる疑問に答えます。金利が下がらなくても利息を抑える返済のコツなど、SMBCモビットのお得な活用方法に迫っていきます。
SMBCモビットの金利は3.0〜18.0%
- 最短15分で融資が可能!
- WEB完結可能で、電話での在籍確認、郵送物も原則なし
- 借入上限額は最大800万円
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 公式サイト参照
- 融資時間
- 公式サイト参照
- コンビニ
- 収入証明書
- -
SMBCモビットの金利は、実質年率で3.0%~18.0%です。
SMBCモビットで申込をすると審査がおこなわれ、「3.0%〜18.0%」の範囲で適用する金利が設定されます。つまり、何%の金利が適用されるかは審査が終わるまでわかりません。
実際にSMBCモビットを利用している人の口コミを見ても、人によって金利は異なります。
どのようにSMBCモビットの金利が決められているかを一概に説明することはできませんが、「借入金額」と「返済能力・信用力」、「継続的な利用」は金利を下げる重要な要素となります。
詳しくは、「SMBCモビットの金利を下げる2つの方法」の章で後述します。
「金利3.0%は安い!」という思考は危険
SMBCモビットの金利は3.0%〜18.0%。「金利3%で借りられるなら安い!」と思う方もいるかもしれません。
しかし、カードローンの金利で「○%〜○%」と幅がある場合に最低金利を期待するのは危険です。
3%ほどの低金利が適用されるためには、かなり大きな金額の借入が必要です。SMBCモビットの限度額は最大800万円ですが、最大限度額で借入する人は少ないでしょう。
SMBCモビットで800万円を借り入れるためには、2400万円の年収が必要です。総量規制により借入金額は年収の1/3を超えることができないからです。
初回借入時には限度額が低く設定されることも多く、最高金利である18.0%が適用される可能性は十分にあります。
何%の金利が適用されるかは審査が完了するまでわかりません。金利で借入先を検討する場合には、最低金利よりも最高金利を参照するのが懸命です。
専門家からのコメント
消費者金融の利息については、利息制限法による上限が定められています。具体的には、元本額が10万円未満の場合は上限が年20%、元本額10万円から100万円未満の場合は上限が年18%、元本額が100万円以上の場合は上限が年15%となっています。
多くの場合、実際に適用される利率は利息制限法の上限に近い利率です。消費者金融の利息はそれなりに負担が重いものですので、借入れの際には利息を含めた返済計画を考えておく必要があります。
SMBCモビットの借入に無利息サービスはあるの?
残念ながらSMBCモビットには無利息サービスはありません。
アコム・アイフル・プロミスなどが無利息サービスを提供する中、少し物足りなく感じられるかもしれません。
しかし、SMBCモビットには「WEB完結」&「電話連絡なし」で申込・借入・返済ができるという利点があります。
カード郵送や職場・自宅への電話がないため、周囲にバレずにカードローンを利用したい人にとっては大きな魅力です。
無利息サービスは30日などの短期間で実施されることが多いです。無利息サービスを利用しなくても、返済を工夫することで利息総額を抑えることは可能です。
SMBCモビットの金利確認方法
SMBCモビットの利息を確認する方法は大きく分けて以下の3つがあります。
- スマホのアプリから確認
- スマホのブラウザから確認
- パソコンのブラウザから確認
SMBCモビットの公式のアプリ、またはそれぞれのブラウザからMyモビにログインすることで利息を確認することができます。
Myモビにログイン後、画面に表示される「ご利用状況照会」から「現在のお取引状況」を選択すると現在の利息が表示されます。
金利が高い!?SMBCモビットを大手6社と比較してみた
「SMBCモビットの金利は高い? それとも低い?」
この疑問を解決するために、SMBCモビットと大手消費者金融3社(アコム・アイフル ・プロミス)、大手銀行3社(三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行)の金利を比較してみました!
カードローン | 金利 |
---|---|
SMBCモビット |
3.0%〜18.0% |
アコム |
3.0%〜18.0% |
アイフル |
3.0%〜18.0% |
プロミス |
4.5%〜17.8% |
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) |
1.8%〜14.6% |
みずほ銀行カードローン |
2.0%〜14.0% |
三井住友銀行カードローン |
1.5%〜14.5% |
やはり銀行カードローン3社は最高金利14%台と低金利です。しかし、銀行カードローンは金利が低いぶん審査は厳しい傾向があります。
大手消費者金融3社の比較では、金利は約18.0%でほぼ横並びです。プロミスの最高金利が17.8%とわずかに低い一方で、最低金利は4.5%で他社よりも高くなっています。
SMBCモビットの金利は、「銀行カードローンより高いが消費者金融のカードローンとしては一般的な金利」といえます。
SMBCモビットの金利を下げる2つの方法
SMBCモビットで借入をするなら、金利は低いに越したことはありません。「適用された金利に納得がいっていない」「もっと金利を下げたい」という方も多いことでしょう。
SMBCモビットで金利を下げるためには、下記2点のポイントがあります。
- 「利息制限法」でSMBCモビットの金利を下げる!
- SMBCモビットの「優良顧客」になって金利を交渉!
1.「利息制限法」でSMBCモビットの金利を下げる!
利息制限法によって、SMBCモビットが設定することができる法定の上限金利が定められています。SMBCモビットは、この金利を超えて利息を請求することはできません。
法定の上限金利は借入金額によって変動します。
借入金額 | 上限金利 |
---|---|
10万円未満 | 20% |
10万円以上100万円未満 | 18% |
100万円以上 | 15% |
100万円以上の借入をすれば、確実に金利は15%以下になります。借入金額がもっと高ければ、更に金利が下がることでしょう。
初回から100万円以上の限度額を設定される人は多くありません。
そのため、大きな金額を借入したければ、SMBCモビットの増額で限度額を上げる必要があります。
専門家からのコメント
多くの人が消費者金融から借入れをする際に、利息制限法の上限に近い利率が適用されています。また、消費者金融1社からの借入れの多くは、10万円から100万円程度となります。
したがって、消費者金融から借入れをする際には、年18%程度の利率が適用されると考えておくとよいでしょう。よほど収入が多いという事情が無い限り、新規取引で1社から100万円以上の借入れをすることは難しい場合が多いと思われます。
2.SMBCモビットの「優良顧客」になって金利を交渉!
「返済能力・信用度」と「継続的な利用」が、SMBCモビットの金利を下げるために重要な要素です。
きちんと返済をしながら継続的にSMBCモビットを利用している人は、SMBCモビットのお得意様です。
きちんと返済してくれるならどんどん利用してほしいというのが、会社側の本音でしょう。
SMBCモビットからの信用度が上がり「優良顧客」として認められれば、継続的な利用の中で金利を交渉することも可能です。
おすすめの交渉タイミングは、増額案内が届いたときです。
SMBCモビットの利用を続けていると、上記口コミのように「限度額を増額しませんか?」という案内が届くことがあります。
増額案内はあなたが優良顧客として認められている証なので、金利を交渉する絶好のタイミングです。
- 最短15分で融資が可能!
- WEB完結可能で、電話での在籍確認、郵送物も原則なし
- 借入上限額は最大800万円
- 実質年率
- 年3.00〜18.00%
- 借入限度額
- 1万円〜800万円
- 審査時間
- 公式サイト参照
- 融資時間
- 公式サイト参照
- コンビニ
- 収入証明書
- -
金利が下がらなくても大丈夫!利息を抑える返済のコツ
金利はSMBCモビットの審査で決められます。「返済金額を減らしたいのに金利が下がらない」ということもあるでしょう。
SMBCモビットの金利を下げたいのは、利息額を抑えたいからですよね。実は、利息を抑える方法は金利の引き下げだけではありません。総支払額を減らすためには、利息を抑える返済のコツが非常に重要です。
SMBCモビットで利息を抑える最大のポイントは、「短期間で返済する」ことです。利息は返済期間が長期化するほどに膨れ上がります。
試しに、SMBCモビットで10万円を借入して「金利15%・18%」×「返済期間1ヶ月・半年・1年」の6パターンで返済したときの利息額を計算してみましょう。
金利(実質年率) | 返済期間 | 利息 |
---|---|---|
15%(※) |
1ヶ月 | 1,250円 |
半年 | 4,418円 | |
1年 | 8,304円 | |
18%(※) |
1ヶ月 | 1,500円 |
半年 | 5,312円 | |
1年 | 10,011円 |
上記の表では、1ヶ月→半年→1年と返済期間が長くなるにつれて利息額が大きくなっています。1ヶ月で返済した場合と1年で返済した場合では、金利18%では利息額に8,511円の差が出ます。
金利18%で返済期間1ヶ月の方が、金利15%で返済期間半年・1年の場合よりもはるかに利息が少ない点にも注目しましょう。金利が高くても、返済を工夫することで利息額を大きく抑えることができます。
SMBCモビットでは、毎回の約定返済日以外にも追加返済が可能です。ボーナスが入った際や余裕があるときにまとめて支払うことで、返済期間を短縮できます。
計算してみるとやはりなかなか月に2万円ずつとかでは元金が減らなかったので少しずつ多く返済に回すようにしていきました。
上記の口コミでも、早く返済を終えるために追加返済を活用している実例が報告されています。
利息を抑えるためには追加返済を活用して短期間で返済することを目指しましょう。
SMBCモビットの「返済シミュレーション」で利息を計算!
SMBCモビットの公式ホームページでは、毎月の返済額や返済月数を試算する返済シミュレーションを利用することができます。
借入期間や金利に応じて増減する利息額を確認してみましょう。
SMBCモビットには2種類の返済シミュレーションが用意されています。
「毎月の返済額を知りたい」か「返済月数を知りたい」から、知りたい情報を選ぶことができます。
「毎月の返済額を知りたい」では、借入金額と借入月数から毎月の返済額を算出します。「返済月数を知りたい」では、借入金額と毎月の返済額から返済月数を算出します。
「総返済額-元金」という計算式で、利息総額も求めることができます。実際にかかる利息をイメージすることで、返済計画の最適化を目指しましょう。
15.0%と聞くだけでは、金額の想像がしにくいですが、シミュレーションすることで、実際の金額が確認でき、管理をしっかりとしなければという気持ちになりました。
上記の口コミでも、利息を計算するために返済シミュレーションを活用した実例が寄せられています。
残高スライド元利定額返済方式の利息は、「借入金額×金利」という単純計算で求めることはできません。事前にシミュレーションをおこない、「思ったよりも利息が多い」ということがないようにしましょう。
SMBCモビットの最低返済額
「返済シミュレーション」で毎月の返済額を入力する際には、SMBCモビットでは最終借入後の利用残高に応じて最低返済額が決められている点に注意しましょう。
最終借入後残高 |
最低返済額 |
---|---|
10万円以下 | 4,000円 |
10万円超過、20万円以下 | 8,000円 |
20万円超過、30万円以下 | 11,000円 |
30万円超過、40万円以下 |
11,000円 |
40万円超過、50万円以下 | 13,000円 |
50万円超過、60万円以下 | 16,000円 |
60万円超過、70万円以下 | 18,000円 |
70万円超過、80万円以下 | 21,000円 |
80万円超過、90万円以下 | 24,000円 |
90万円超過、100万円以下 | 26,000円 |
(※)100万円超過の場合は、最終借入後残高が20万円増加するごとに最低返済額が4,000円追加されます
上記はあくまでも最低返済額であり、もっと多くの金額を返済することは可能です。毎月の返済額を変更したい場合はSMBCモビットに連絡しましょう。
追加返済で返済額を増やすことも可能ですが、毎月決まっていたほうが返しやすいという方は返済額の変更をおすすめします。毎月の返済額が大きいほど、支払う利息は少なくて済むからです。
最低返済額で返済すると「返済期間」や「利息」はどうなる?
それではSMBCモビットの返済シミュレーション「返済月数を知りたい」を使って、10万円〜100万円を借りて上記の最低返済額で返済した場合の返済月数を確認してみましょう。
借入金額 | 返済額 | 返済月数 | 総返済額 | 利息総額 | 利率(※2) |
---|---|---|---|---|---|
10万円 | 4,000円 | 32ヶ月 | 126,260円 | 26,260円 | 26% |
20万円 | 8,000円 | 32ヶ月 | 252,540円 | 52,540円 | 26% |
30万円 | 11,000円 | 36ヶ月 | 388,683円 | 88,683円 | 30% |
40万円 | 11,000円 | 53ヶ月 | 582,494円 | 182,494円 | 46% |
50万円 | 13,000円 | 58ヶ月 | 751,057円 | 251,057円 | 50% |
60万円 | 16,000円 | 56ヶ月 | 888,380円 | 288,380円 | 48% |
70万円 | 18,000円 | 59ヶ月 | 1,058,396円 | 358,396円 | 51% |
80万円 | 21,000円 | 57ヶ月 | 1,195,059円 | 395,059円 | 49% |
90万円 | 24,000円 | 56ヶ月 | 1,332,579円 | 432,579円 | 48% |
100万円 | 26,000円 | 53ヶ月 | 1,371,743円 | 371,743円 | 37% |
(※2)元金に対する利息の割合(小数点以下四捨五入)
上記の表によると、SMBCモビットの最低返済額で返済していくと借入金額が大きいほど返済期間が長くなる傾向にあります。
70万円を最低返済額で返済した場合は4年11ヶ月の長期戦です。
一番右の「利率」の欄をご覧ください。この利率は「実質年率3.0%〜18.0%」のことではなく、元金に対する利息総額の割合です。
上限金利18.0%というと「元金の18.0%分の利息を支払えばいい」と思う方がいますが、そうではありません。
返済期間が長期化すると利息が膨れ上がり、上記のように借入金額の50%以上の利息を支払うこともあります。
SMBCモビットによって提案される最低限度額の約定返済だけでは、多くの利息を払わなくてはなりません。利息地獄を回避するためには、追加返済で返済期間を短縮することが重要です。
18.0%よりも高い利率…遅延損害金とは?
SMBCモビットの金利は「3.0〜18.0%」。ところが、最高金利である18.0%よりも高い利息を支払うケースが存在します。
利息制限法により10万円以上100万円未満を借入するうえでの利息は18%までに制限されますが、遅延損害金の利率はこの限りではありません。
SMBCモビットで返済に遅れた場合の遅延利率は20.0%(実質年率)です。利息制限法で遅延利率は制限利率の1.46倍までと定められており、遅延利率が18%を超えても合法になります。
遅延損害金は1日返済が遅れるごとに発生します。
滞納が続けば催促状の送付や強制解約、最悪の場合財産の差し押さえにつながることもあります。お得にSMBCモビットを利用するためにも、返済に遅れないようにしたいですね。
専門家からのコメント
消費者金融の利息は高いのですが、遅延損害金はさらに高い利率となっています。このため、数日延滞しただけで数千円を失うこともあります。
また、消費者金融にもよりますが返済が2回以上遅れると、訴訟を起こされる可能性が高くなります。判決が出ると、すぐに消費者金融は給与の差押えができます。給与差押えがされると、勤務先に借金がばれてしまうことがありますので注意が必要です。
SMBCモビットの金利まとめ
審査最短15分、WEB完結で郵送物や電話連絡もなし。多くの魅力を持つSMBCモビットの金利について、口コミや専門家からのコメントを交えてご説明しました。
SMBCモビットで利息を抑えるためには、金利の引き下げだけでなく返済期間も非常に重要です。SMBCモビットの追加返済を活用して短期間での返済を目指しましょう。
この記事がSMBCモビットをご利用されるあなたのお役に立てれば幸いです。
専門家からの一言
消費者金融からの借入れは、少額であれば迅速に資金を調達できる点で便利な反面、金利が高いので返済の負担が重くなりがちです。
また、消費者金融の場合、借入れをする人の属性によって大きく金利が変わることはあまりなく、利息制限法上の上限いっぱいの金利となることが通常です。したがって、返済計画を考える際には利息の支払いも含めて検討する必要があります。
松浦綜合法律事務所代表。京都大学法学部、一橋大学法科大学院出身。企業法務系の法律事務所のパラリーガル(法律事務補助)として主にIT業界を担当した後、ロースクールに進学しました。弁護士資格取得後は法律事務所や不動産会社の法務部門に所属した経験もあります。法律事務所に在籍していた頃はちょうど東日本大震災後の不景気で、個人や事業者の方から銀行や消費者金融からの借金、クレジットカード利用に関するご相談を多くお受けする機会がありました。不動産会社の法務部に転じてからは、不動産購入時のローンや機関投資家の不動産投資におけるファイナンスに携わっていたため金融の仕組みについては人一倍興味があります。現在、不動産やIT分野を中心として、トラブル対応・新規事業に関する適法性検討・契約交渉に関するご相談などに取り組んでいます。その他、借金や資金繰りにお困りの個人や事業者の方からのご相談もお受けしております。休みの日は、たいてい近所の大きな公園で子供と遊んでいます。
会計コンサルタントを経て、2017年よりライター・編集者として活動中。 得意なテーマは金融・ビジネスで、マネ会ではカードローン記事の執筆・編集を担当している。本を読むことが好きで、年間の読書量は100冊以上。 保有クレカはエムアイカード。使いすぎ防止で三菱UFJ-VISAデビットを愛用していたが、増税を契機にスマホ決済アプリへの関心を高め、現在は楽天Payを中心にLINE Pay・PayPay・d払い・メルペイを使い分けている。