池田泉州銀行カードローンの特徴は?メリット・デメリットや審査・返済方法
大阪府大阪市北区に本店がある池田泉州銀行では、個人向けのカードローンを用意しています。
今回は池田泉州銀行カードローンについての徹底解説です。
大手カードローンとの違い、メリット・デメリットなども紹介していくため、池田泉州銀行カードローンに興味がある方はご覧ください。
- 池田泉州銀行のキャッシュカードを持っていればローンカードが必要ない
- 池田泉州銀行口座が必要というデメリットがある
- 池田泉州銀行の口座を持っている人やこれから口座開設を検討している方にはおすすめ
- 提携ATMを利用して借入れや返済が可能
- いつものキャッシュカードで使える!
- 手続きはスマホでOK!
- お使いみちは自由!ローンのお借り換えもOK!
- 実質年率
- 年14.50%
- 借入限度額
- 10万円〜300万円
- 審査時間
- 最短2日
- 融資時間
- 最短7日
- コンビニ
- 収入証明書
- 公式サイト参照
池田泉州銀行カードローンと大手カードローンの違いを解説
池田泉州銀行には「キャッシュカード一体型カードローン」、「マックスファイブ」、「カードローンパッとサッと」という3つのカードローンがあります。
両者ともにキャッシュカードにカードローン機能を付加させたキャッシュカード一体型です。
池田泉州銀行カードローンと大手カードローンとの違いを表にしてみました。
会社名・商品名 | 金利(年) | 限度額 | 最低返済額 | 提携ATM利用手数料 |
---|---|---|---|---|
キャッシュカード一体型カードローン | 14.50% | 300万円まで | 10,000円 | 有り |
マックスファイブ | 5.95% | 500万円まで | 10,000円 | 有り |
プロミス | 4.50%~17.80% | 500万円まで | 1,000円 | 有り |
アコム | 3.00%~18.00% | 800万円まで | 1,000円 | 有り |
アイフル | 3.00%~18.00% | 800万円まで | 4,000円 | 有り |
みずほ銀行カードローン | 2.00%~14.00% | 800万円まで | 10,000円 | 条件付き月4回までコンビニATM時間外手数料無料 |
三井住友銀行カードローン | 1.50%~14.50% | 800万円まで | 2,000円 | 提携コンビニATM無料 |
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック) | 1.80%~14.60% | 500万円まで | 1,000円 | 提携コンビニATM無料 |
他社のカードローンでは下限金利~上限金利となりますが、池田泉州銀行カードローンでは一律金利という違いがあります。
池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」、「マックスファイブ」ともに所定の提携ATM利用手数料が必要です。
提携ATMを利用する時には、手数料の負担に注意してください。
池田泉州銀行カードローンのメリットとデメリットを紹介
次に池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」と「マックスファイブ」の共通メリットを紹介していきます。
- カードの枚数が増えない
- 申込みから契約まで来店不要
カードの枚数が増えない
池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」と「マックスファイブ」では、カードの枚数が増えません。
キャッシュカードとローンカードと2枚管理する手間がかからないメリットがあります。
池田泉州銀行のキャッシュカードさえ持っていれば、必要に応じてATMにて借入れ可能です。
申込みから契約まで来店不要
池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」、「マックスファイブ」ともにWEB契約できます。
インターネット環境とパソコンがあれば、申込みから契約まで来店不要で済むため、手間がかかりません。
平日は仕事があるため、銀行の営業時間内での来店契約が難しいという方でも安心です。
池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」にあるメリットは次のとおりです。
- 一律固定金利で借入れ可能
一律低金利で借入れ可能
池田泉州銀行カードローンのうち、一律固定金利となるのが「キャッシュカード一体型カードローン」です。
一律固定金利には金利がどの位なのか分かりやすい、金利情勢によって変動しないといったメリットがあります。
変動金利では金利上昇リスクがあるために不安という方でも、固定金利であれば契約時の金利のため、金利上昇リスクは皆無に等しいです。
池田泉州銀行「マックスファイブ」には次のメリットがあります。
- 一律低金利で借入れ可能
- 11のコースから希望で選べる
一律低金利で借入れ可能
池田泉州銀行「マックスファイブ」は、一律年5.95%という低金利の設定です。
「マックスファイブ」の最大限度額は500万円となりますが、限度額が低めでも高めでも一律低金利で借入れできます。
利息分の負担をなるべく少なくしたい時に便利なカードローンです。
ただし、変動金利となるため、金利情勢によって金利が変動する点には注意してください。
11のコースから希望で選べる
池田泉州銀行「マックスファイブ」では、次の借入れ金額コースを用意しています。
〈選べる借入れ金額〉
30万円、50万円、100万円、150万円、200万円、250万円、300万円、350万円、400万円、450万円、500万円
上記の11コースの中から、希望の借入れ金額に合ったものを選べます。
生計費や旅費、買い物資金などの目的なら、30万円コースや50万円コースでも充分足りるでしょう。
一方、池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」、「マックスファイブ」には次の共通デメリットがあります。
- キャッシュカードを紛失すると、カードローンも利用できない
- 池田泉州銀行口座が必要
- 最低返済額が高い
- 申込みできる地域が限られる
キャッシュカードを紛失すると、カードローンも利用できない
キャッシュカード一体型の場合、キャッシュカードを紛失してしまうと、カードローンも利用できません。
1枚のカードに2つの機能が付いている分だけ、紛失した時のリスクが大きくなります。
カードの紛失に気が付いた時は、すぐに池田泉州銀行の取引店へ連絡してください。
取引店が営業時間外という場合は、0120-610892のフリーダイヤルへかけてください。連絡後に取引店へ出かけると、カード再発行の手続きが受けられます。
ただし、カード再発行手数料として1,100円(税込)発生する点には注意してください。
池田泉州銀行口座が必要
池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」、「マックスファイブ」ともにキャッシュカード一体型のため、池田泉州銀行口座が必要です。
まだ口座を持っていない方は、新規口座開設が必要になるために手間がかかります。
手間をかけずに口座開設したい方は、池田泉州銀行公式の口座開設アプリを使ってみてください。
口座開設アプリであれば、来店不要で池田泉州銀行口座の開設が可能です。
口座開設アプリによる新規口座開設の流れは次をご覧ください。
- 口座開設アプリをスマートフォンにインストール
- 口座開設アプリを起動し、本人確認書類(運転免許証)を撮影
- 申込み情報に入力して送信
- 本人限定受取郵便でお届け(お届け時に本人確認書類を提示)
- キャッシュカードの受け取り
- キャッシュカード同封の共通印鑑票に署名・捺印して返送
口座開設アプリで池田泉州銀行口座を新規開設するには、運転免許証が必要です。
運転免許証以外の本人確認書類しか持っていない方は注意してください。
ただし、既に池田泉州銀行口座済みの方は、デメリットになりません。
申込みから10日ほどでキャッシュカードが発行されます。
来店不要で新規口座開設できるとはいえ、手元にキャッシュカードが届くまで日数がかかるため、急ぎの時は注意してください。
最低返済額が高い
池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」、「マックスファイブ」ともに最低返済額が10,000円と高めの設定です。
借入れ金額が多くなると、次のように段階的に最低返済額が上がります。
借入れ金額 | 最低返済額 |
---|---|
1万円~50万円 | 10,000円 |
50万円超~100万円 | 20,000円 |
100万円超~200万円 | 30,000円 |
200万円超~300万円 | 40,000円 |
300万円超~ | 50,000円 |
借入れ金額 | 最低返済額 |
---|---|
1万円~50万円 | 10,000円 |
50万円超~100万円 | 20,000円 |
100万円超~200万円 | 30,000円 |
200万円超~300万円 | 40,000円 |
300万円超~400万円 | 50,000円 |
400万円超~500万円 | 60,000円 |
500万円超~ | 70,000円 |
最低2,000円から返済できる他社カードローンと比べると、毎月の最低返済額が多くなるために注意してください。
ただし、毎月の返済額が多い分、早めに完済できるメリットがあります。
申込みできる地域が限られる
池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」へ申込みできるのは、次の都道府県に居住している方です。
〈申込み可能な地域〉
大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、奈良県、滋賀県
近畿地方(2府4県)に居住している方に限られる点には注意してください。
一方、「マックスファイブ」へ申込みできるのは、池田泉州銀行の営業エリアに居住している方となります。
営業エリア外に居住している方は、申込みできません。
池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」にあるデメリットは次をご覧ください。
- 限度額が低い
- 高額の借入れには注意
限度額が低い
池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」の最大限度額は300万円と低めの設定です。
アコムやアイフルでは最大限度額800万円のため、消費者金融カードローンよりも最大限度額が低めとなります。
一方「マックスファイブ」では、最大限度額500万円の設定です。
高額の借入れには注意
池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」は一律年14.50%の固定金利のため、高額な借入れを考えている方は利息分の負担増に注意してください。
しかし、比較的小額の借入れしか利用しない方であれば問題ありません。
池田泉州銀行「マックスファイブ」には次のデメリットがあります。
- 変動金利のために金利の見直しがある
- 年齢65歳で自動更新終了
変動金利のために金利の見直しがある
池田泉州銀行「マックスファイブ」は、年2回金利の見直しがある変動金利です。
金利が見直しされるタイミングは5月と11月の返済分となります。
金利の下落局面であれば利息分が減るものの、金利の上昇局面では利息分が増えるために注意してください。
年齢65歳で自動更新終了
池田泉州銀行「マックスファイブ」では1年ごとに自動更新されます。
更新するごとに手続きする手間はかかりません。
しかし、年齢65歳で自動更新終了となるため、60歳以上の方の申込みは注意してください。
「キャッシュカード一体型カードローン」での自動更新終了は年齢70歳となっています。
池田泉州銀行カードローンが向いている人と向いていない人を紹介
池田泉州銀行カードローンが向いているのは、次のような人です。
- 池田泉州銀行の口座を持っている人
- 池田泉州銀行の口座開設を検討している人
- カードの枚数を増やしたくない人
- 来店不要で契約したい人(WEB契約)
- 固定金利で借入れしたい人(キャッシュカード一体型カードローン)
- 低金利で借入れしたい人(マックスファイブ)
逆に池田泉州銀行カードローンが向かないのは、次のような人です。
- 近畿地方(2府4県)以外に居住している人(キャッシュカード一体型カードローン)
- 池田泉州銀行の営業エリア外に居住している人(マックスファイブ)
- 提携ATM利用手数料を負担したくない人
- 毎月10,000円以下で返済したい人
- 専用ローンカードで借入れしたい人
専用ローンカードで借入れできる「パッとサッと」
池田泉州銀行では「パッとサッと」というカードローンも用意しています。
専用ローンカードで借入れしたい人は、「パッとサッと」に申込みすると便利です。
「パッとサッと」では10万円型、30万円型と2種類の極度額を用意しており、比較的小額な借入れに適しているカードローンとなります。
10万円型の最低返済額は5,000円、30万円型の最低返済額は10,000円、金利は固定金利年14.00%の設定です。
池田泉州銀行カードローンの審査について
次からは池田泉州銀行カードローンの審査基準についての解説です。
まずは池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」の申込み条件をご覧ください。
- 年齢20歳~70歳の方
- 本人または配偶者に安定収入がある方(パート・アルバイト可)
- 日本国籍がある方、または永住許可のある外国人の方
- 保証会社の保証が受けられる方
一方「マックスファイブ」の申込み条件は次のとおりです。
- 年齢20歳~60歳の方
- 税込年収400万円以上の方
- 現在の勤務先に2年以上勤務している方
- 池田泉州銀行と2年以上取引がある方
- 池田泉州銀行の住宅ローン、給与振込、貸金庫、定期預金、クレジットカード、公共料金の自動引き落とし、いずれかの利用がある方
- 日本国籍がある方、または永住許可のある外国人の方
- 保証会社の保証が受けられる方
「マックスファイブ」にある2、3、4、5の申込み条件は、池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」にはありません。
申込み条件を見る限り、「マックスファイブ」のほうが審査基準が厳しい傾向にあるようです。
勤続年数1年未満でも審査対象
「マックスファイブ」では勤続年数2年以上が必要です。
しかし、池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」では、勤続年数1年未満の方でも審査対象となります。
勤続年数2年以下の方は、「マックスファイブ」ではなく「キャッシュカード一体型カードローン」へ申込みしましょう。
勤続年数1年以下で年収が分からない時は、月収から計算した見込年収を申告してください。
例えば月収20万円の方の場合、20万円×12か月=240万円となります。
ただし、勤続年数1年以下の方より、3年、5年以上ある方のほうが審査が有利です。
他の属性が低い方は、審査に落ちることを考えてください。
審査の流れ
池田泉州銀行カードローンでは銀行と保証会社による審査をおこなっています。
インターネットで申込みした時の具体的な審査の流れは次をご覧ください。
- 審査申込み
- 審査実施
- 個人信用情報への照会
- 勤務先への在籍確認
審査申込みとともに本人確認書類のアップロードが必要です。
使える本人確認書類は次をご覧ください。
- 運転免許証
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 外国人の方は在留カードまたは特別永住者証明書
保証会社が異なる
池田泉州銀行「キャッシュカード一体型カードローン」と「マックスファイブ」では、次のように保証会社が異なります。
- キャッシュカード一体型カードローン→新生フィナンシャル
- マックスファイブ→池田泉州JCBまたはオリエントコーポレーション
新生フィナンシャルは「レイク」の保証も担当しています。。
「レイク」で長期滞納や債務整理など、金融事故を起こした経験がある方は、「キャッシュカード一体型カードローン」の審査が不利になります。
池田泉州JCBカードを利用している方は、池田泉州銀行発行のクレジットカードや池田泉州JCB発行のデビットカードで利用状況の悪い方も注意してください。
オリエントコーポレーションはオリコカードを発行している信販会社です。
したがって、オリコカードの利用状況も「マックスファイブ」の審査に影響する可能性があります。
池田泉州銀行カードローンの借入方法
池田泉州銀行カードローンでは次の方法で借入れできます。
- 池田泉州銀行の店頭窓口
- 自社ATMまたは提携ATM
池田泉州銀行カードローンの返済方法
池田泉州銀行カードローンの返済方法も借入方法と同様です。
借入れと返済に利用できるATMは次をご覧ください。
- 池田泉州銀行ATM
- 駅ATM「Patsat」
- コンビニATM(セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATM)
コンビニは勿論のこと、通勤などで駅を利用している方にも便利なカードローンです。
駅ATM「Patsat」は、主に次の場所に設置されています。
- 阪急電鉄/梅田・十三
- 阪急電鉄/神戸本線
- 阪急電鉄/今津線
- 阪急電鉄/宝塚本線
- 阪急電鉄/箕面線
- 阪急電鉄/京都本線
- 阪急電鉄/千里線
- 阪神電車
- 北大阪急行電鉄
- 神戸市営地下鉄/西神・山手線
- 神戸市営地下鉄/海岸線
- 南海電鉄/南海線
- 南海電鉄/高野線
- 泉北高速鉄道など
池田泉州銀行カードローンでは毎月の定例返済の他、ATMより追加返済できます。
利息分の負担軽減のため、余裕のある範囲で追加返済をおこないましょう。
池田泉州銀行カードローンのまとめ
池田泉州銀行カードローンについて徹底解説してきましたが、参考になりましたか?
キャッシュカード一体型、専用ローンカード、2タイプのカードローンを用意するのが池田泉州銀行です。
審査に自信のある方は、低金利で借入れできる「マックスファイブ」のほうがお得になります。
「マックスファイブ」の申込み条件に満たない方は、「キャッシュカード一体型カードローン」へ申込みすると良いでしょう。
学生時代には月間1,000万PV規模のWebメディアでインターンを経験。 SI系のベンチャー企業での勤務を経て、2017年に株式会社サイバーエージェント入社ののち株式会社CyberSS(現:CyberOwl)に異動。 クレジットカードはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)とJAL Global WALLET、キャッシュレスではLINE Payを愛用中。 釣りが趣味で船、陸問わず釣りに行く。どこかにマイルを使って南の島に釣りに行くのが目標。