
きらやか銀行カードローンのメリット・デメリットは?審査についても解説!
山形県山形市に本店を置くきらやか銀行では「きらやかぷらす(Web完結型)」、「カードローンMAX500(来店型)」という2つのカードローンを用意しています。
今回はきらやか銀行カードローンのメリットやデメリット、審査など、様々な特徴を解説していきます。
大手カードローンとの違いを知りたい方も注目してみてください。
きらやか銀行カードローンと大手カードローンの違いを解説
きらやか銀行カードローンと大手カードローンを比較していきます。
消費者金融カードローンからはプロミス、アコム、アイフルの3社、銀行カードローンからはみずほ銀行、三井住友銀行、バンクイックの3社が比較対象です。
会社名・商品名 | 金利 | 限度額 | 最低返済額 | 提携ATM利用手数料 |
---|---|---|---|---|
きらやかぷらす | 4.50%~14.60% | 500万円まで | 2,000円 | 有料 |
カードローンMAX500 | 6.50%~14.60% | 500万円まで | 10,000円 | 有料 |
プロミス | 4.50%~17.80% | 500万円まで | 1,000円 | 有料 |
アコム | 3.00%~18.00% | 800万円まで | 1,000円 | 有料 |
アイフル | 3.00%~18.00% | 800万円まで | 4,000円 | 有料 |
みずほ銀行 | 2.00%~14.00% | 800万円まで | 10,000円 | 条件付きで月4回までコンビニATM時間外手数料無料 |
三井住友銀行 | 1.50%~14.50% | 800万円まで | 2,000円 | 提携コンビニATM無料 |
バンクイック | 1.80%~14.60% | 500万円まで | 1,000円 | 提携コンビニATM無料 |
きらやか銀行の「きらやかぷらす」「カードローンMAX500」の最大金利は大手消費者金融や大手銀行カードローンより低めの設定です。
最高限度額は500万円となっており、大手消費者金融や大手銀行カードローンより低めとなります。
最大限度額はアコムやアイフルといった消費者金融より低いですが、500万円もあれば充分と言えます。
「きらやかぷらす」の最低返済額は2,000円のため、月々余裕を持った返済が可能です。
「カードローンMAX500」では最低返済額10,000円と高めの設定ですが、その分だけ早く完済できます。
「きらやかぷらす」「カードローンMAX500」、双方で提携ATM利用手数料が必要です。
三井住友銀行やバンクイックのように提携コンビニATMは無料ではありません。
きらやか銀行カードローンのメリットを紹介
きらやか銀行の「きらやかぷらす」には次のようなメリットがあります。
「きらやかぷらす」のメリット:申込み手続きをWebで完結できる
「きらやかぷらす」では、申込みからご契約まで全てWebで完結できるのが大きなメリットです。
仕事が忙しくて時間がない方や身内にバレたくない方としては、店舗に行くのは難しいかと思います。
そういった方には、「きらやかぷらす」のWeb完結サービスは強い味方になるでしょう。
「きらやかぷらす」に対し、きらやか銀行の「カードローンMAX500」には次のようなメリットがあります。
「カードローンMAX500」のメリット:希望の極度額を選べる
「カードローンMAX500」では次の極度額を用意しています。
- 10万円
- 30万円
- 50万円
- 100万円
- 200万円
上記の極度額から希望のものを選べるのが、「カードローンMAX500」です。
生活費などで10万円必要な方は10万円の極度額、海外旅行などで30万円必要な方は30万円の極度額を選ぶと良いでしょう。
きらやか銀行の口座なしでも大丈夫
地方銀行のカードローンでは、返済用の口座は当行のみの場合があります。
当行の口座を持っていない時は、新規開設が必要になるため、手間と時間がかかるのです。
しかし、「カードローンMAX500」ではきらやか銀行の口座なしでも大丈夫、新規口座開設する手間と時間もかかりません。
次に、きらやか銀行カードローンの「きらやかぷらす」と「カードローンMAX500」の共通するメリットを紹介します。
- 資金使途自由
- 郵送で契約できる
- 月々の返済額が分かりやすい
- きらやか銀行の口座なしでも大丈夫
共通するメリット1.資金使途自由
「きらやかぷらす」と「カードローンMAX500」ともに資金使途は自由です。
生活費や趣味、旅費、冠婚葬祭費など、様々な目的で借り入れできます。
他社キャッシングやカードローンからの借り換え、おまとめにも利用可能です。
ただし、「きらやかぷらす」と「カードローンMAX500」ともに事業性資金の借り入れはできません。
法人・個人事業主の方の借り入れは、きらやか銀行の事業者向けローンを利用して下さい。
共通するメリット2.郵送で契約できる
「きらやかぷらす」と「カードローンMAX500」では、郵送で契約できます。
きらやか銀行の店舗まで出かけて契約するといった手間はかかりません。
ただし、郵送の場合、家族にきらやか銀行カードローンの利用がバレる恐れがあります。
それを避けたい場合、Web完結に対応している「きらやかぷらす」の方をおすすめします。
共通するメリット3.月々の返済額が分かりやすい
次のように「きらやかぷらす」と「カードローンMAX500」はともに、借入残高に応じて返済額が決まります。
借入残高 | 返済額 |
---|---|
2千円未満 | 約定返済日前日のお借入残高 |
2千円以上10万円以下 | 2,000円 |
10万円超30万円以下 | 5,000円 |
30万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超150万円以下 | 30,000円 |
150万円超200万円以下 | 35,000円 |
200万円超250万円以下 | 40,000円 |
250万円超300万円以下 | 45,000円 |
300万円超400万円以下 | 50,000円 |
400万円超500万円以下 | 60,000円 |
借入残高 | 返済額 |
---|---|
1万円未満 | 利息金額と借入残高の合計額 |
1万円以上50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超200万円以下 | 30,000円 |
200万円超300万円以下 | 40,000円 |
300万円超400万円以下 | 50,000円 |
400万円超500万円以下 | 60,000円 |
上記のように月々の返済額が分かりやすいのが、きらやか銀行カードローンです。
「きらやかぷらす」で月々の返済額10,000円以上になると困る時は、30万円までの借り入れに抑えましょう。
共通するメリット4.きらやか銀行の口座なしでも大丈夫
地方銀行のカードローンでは、返済用の口座は当行のみの場合があります。
当行の口座を持っていない時は、新規開設が必要になるため、手間と時間がかかるのです。
しかし、「カードローンMAX500」ではきらやか銀行の口座なしでも大丈夫、新規口座開設する手間と時間もかかりません。
きらやか銀行カードローンのデメリットを紹介
きらやか銀行の「きらやかぷらす」には次のデメリットがあります。
- 65歳で契約完了
- 取扱店の営業区域内に居住している方のみ
65歳で契約終了
「きらやかぷらす」の年齢上限は64歳です。
64歳以上になると契約終了となり、新規借り入れが不可になります。
借り入れ残高がある場合は、一括返済が求められるため、60歳を過ぎてからの借り入れには注意してください。
一方、「カードローンMAX500」にあるデメリットは次の通りです。
- きらやか銀行のポイントを貯めないと金利が下がらない
- 山形県と宮城県に居住している方だけ
きらやか銀行のポイントを貯めないと金利が下がらない
「きらやかぷらす」では極度額に応じて金利が決まりますが、「カードローンMAX500」では、きらやか銀行の定めたポイントサービスのステージに応じて金利が決定します。
ステージ | 金利 |
---|---|
1stステージ | 6.50% |
2ndステージ | 11.00% |
3rdステージ | 14.60% |
元々きらやか銀行のサービスをよく利用している3rdステージの方は、金利面で恩恵を受けやすいのですが、そうでない方は最高金利が適用される可能性が高いので、要注意です。
取扱店の営業区域内に居住している方のみ
きらやか銀行の店舗は山形県113、宮城県9、秋田県3、福島県1、埼玉県1、東京都2、新潟県6あります。
「カードローンMAX500」に申し込みできるのは、上記の地域に居住している方のみです。
他の都道府県に居住している方は申し込みできません。
きらやか銀行の口座不要とはいえ、申し込みできる方が限られてしまいます。
きらやか銀行カードローンが向いている人と向いていない人を紹介
次にきらやか銀行カードローンが向いている人を紹介いたします。
- 地元の地方銀行から借り入れしたい人
- 身内に借入れがバレたくない方
- きらやか銀行との取引がある人
- 極度額を自分で選びたい方(カードローンMAX500)
いつも取引している地元の地方銀行であれば、知らない金融業者より安心感があるのが良い点です。
住宅ローンや教育ローンなど、他のローン商品が必要になっても、1つの地方銀行で済ませられます。
きらやか銀行であれば、2つの中から自分に向いているカードローンを選択可能です。
一方、きらやか銀行カードローンが向かないのは次の人です。
- 当日中に振込して貰いたい人
- ネットキャッシングを利用したい人
- 山形県と宮城県以外に居住している人
- 70歳まで借り入れしたい人
きらやか銀行カードローンは、消費者金融のように当日中の振込はできません。
当日中に借り入れできないと困るという方は、他の消費者金融カードローンを選んだほうが良いです。
ネットキャッシングで自宅に居ながら借り入れしたい人にも向きませんので注意してください。
きらやか銀行カードローンの審査について
次からは、きらやか銀行カードローンの審査について詳しく解説していきます。
まずは「きらやかぷらす」、「カードローンMAX500」それぞれの申し込み条件をご覧下さい。
- 年齢が20歳以上64歳以下の方
- 安定した収入のある方
- 保証会社(新生フィナンシャル㈱)の保証が得られる方
- 年齢が20歳以上62歳以下の方
- 安定した収入がある方
- 保証会社(㈱オリエントコーポレーション)の保証が得られる方
- 日本国籍の方、または永住許可を受けている外国籍の方
「きらやかぷらす」「カードローンMAX500」どちらの申し込み条件にも、勤続年数や前年度の年収といった記載はありません。
保証会社に違いはあるものの、どちらの方が審査難易度が高いかは公開されていないため不明です。
ほかには、対象年齢に多少の差がある程度で、ほぼ違いはないと考えてよいでしょう。
審査の流れ
きらやか銀行カードローンの審査の流れは、「きらやかぷらす」と「カードローンMAX500」で異なります。
- Webサイトで申し込み
- 仮審査開始
- 仮審査結果の連絡
- 本人確認資料のアップロード
- 本審査結果のご連絡
- 契約確認
- ローンカードの発送
仮審査と本審査に合格しないと、きらやか銀行カードローン「きらやかぷらす」の利用はできません。
仮審査に合格した後、本審査で落とされるケースは少ないものの、注意してください。
また、きらやか銀行、または保証会社の担当者より、勤務先に在籍確認の電話連絡が入ることがあります。
担当者個人名のため、申込者のプライバシーは守られますが、担当者はウソが言えないため、必ず会社の人に知られないという保証はありません。
きらやか銀行カードローン「きらやかぷらす」では申込者に必要書類の提出を求めています。
必要書類は基本的に本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)ののみですが、極度額50万超の場合は所得確認資料(源泉徴収票、住民税決定通知、所得証明書など)も必要です。
正式に契約する時に必要になるため、事前に準備しておいて下さい。
- 申込み
- 審査
- 契約確認
- ローンカードの発送
「きらやかぷらす」と違い、きらやか銀行カードローン「カードローンMAX500」は仮審査と本審査で分かれておらず、審査は1回のみです。
そのため、「きらやかぷらす」よりも審査プロセスは短いのがポイントです。
ただし、在籍確認や必要書類などについては「きらやかぷらす」と同様となります。
きらやか銀行カードローンの借り入れ方法
きらやか銀行カードローンでは、ローンカードによるATMからの借り入れが可能です。
借り入れに利用できるATMは「きらやか銀行ATM」「全国の提携金融機関ATM」「セブン銀行ATM」となります。
借り入れ方法はATMだけのため、他の方法で借り入れしたい方は注意してください。
ポイントサービスで当行ATM時間外手数料無料
きらやか銀行ではポイントサービスを用意しています。
ステージに応じた特典が受けられるサービスとなっており、当行ATM時間外手数料が無料になります。
ステージの種類と獲得条件、手数料の関係は次をご覧ください。
ステージ | 獲得条件 | 当行ATM時間外手数料 | 当行ATM振込手数料 |
---|---|---|---|
ステージ1 | 50ポイント以上 | 特典なし | 特典なし |
ステージ2 | 75ポイント以上 | 平日無料 | 50%割引 |
ステージ3 | 100ポイント以上 | 平日休日無料 | 50%割引 |
ステージ2以上になると、当行ATM時間外手数料が無料、振込手数料50%になります。
ポイントサービスでは給与振込で40ポイント、公共料金の引き落とし1件あたり5ポイント、住宅ローンの利用で75ポイントなど、取引に応じたポイントが貯まります。
「きらやか銀行ATM」の時間外手数料や振込手数料を節約したい方は、ポイントサービスを上手に活用してみてください。
きらやか銀行カードローンの返済方法
きらやか銀行カードローン「きらやかぷらす」には毎月定額返済と随時返済の2つの返済方法があります。
毎月定額返済は毎月10日に口座より自動引き落としとなる返済方法です。
10日がお休みの場合は翌営業日に引き落としされます。
一方、ATMより任意の金額を返済するのが随時返済です。
随時返済は「きらやか銀行ATM」、「全国の提携金融機関ATM」、「コンビニATM」にておこなえます。
「きらやかぷらす」と「カードローンMAX500」では、返済方法が異なるために注意が必要です。
「カードローンMAX500」の毎月返済は、5日に指定口座より自動引き落としする方法となります。
5日をうっかり過ぎてしまうと、年14.6%の遅延損害金が発生してしまいますので、忘れずに返済してください。
「きらやかぷらす」同様、「カードローンMAX500」でもATMより随時返済が可能です。
毎月返済、随時返済に利用できるATMは「きらやか銀行ATM」、「全国の提携金融機関ATM」、「セブン銀行ATM」となります。
きらやか銀行カードローンのまとめ
今回はきらやか銀行カードローン「きらやかぷらす」と「カードローンMAX500」について解説してきました。
Web完結で周りにバレにくいのが「きらやかぷらす」、極度額を自分で指定できるのが「カードローンMAX500」です。
ご自身に合った方を選び、公式HPでお手続きしてください。
学生時代には月間1,000万PV規模のWebメディアでインターンを経験。 SI系のベンチャー企業での勤務を経て、2017年に株式会社サイバーエージェント入社ののち株式会社CyberSS(現:CyberOwl)に異動。 クレジットカードはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)とJAL Global WALLET、キャッシュレスではLINE Payを愛用中。 釣りが趣味で船、陸問わず釣りに行く。どこかにマイルを使って南の島に釣りに行くのが目標。