金貸しを安心安全に選ぶ方法!悪徳業者の見分け方やおすすめ業者も紹介
お金を貸してくれる貸金業者は「金貸し」とも呼ばれています。消費者金融や銀行、信販会社などがあてはまりますが、すべての金貸しが優良業者というわけではありません。なかには闇金など、利用を避けるべき業者も隠れています。
今回の記事では、金貸しとはどのような業者をいうのか、その仕組みとルール、悪徳業者の見分け方などについて徹底的に解説します。マネ会がおすすめする消費者金融もご紹介していますので、賢くお金を借りたい方、必見です。
無利息 期間 |
最大30日間
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最大30日間
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最大30日間
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最大180日間(※)
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審査時間 | 最短18分 | 最短20分 | 最短3分 | 申込み後最短15秒 |
実質年率 | 年3.00〜18.00% | 年3.00〜18.00% | 年4.50〜17.80% | 年4.50〜18.00% |
借入 限度額 |
1万円〜800万円 | 1万円〜800万円 | 1万円〜500万円 | 最小1万円〜最大500万円 |
代表的な金貸しは銀行と消費者金融、信販業者の3つ
金貸しとは、貸金業を生業とする方や団体を指す言葉です。現在は消費者金融やカード会社(旧信販会社)だけでなく、メガバンク、地方銀行、ネット・流通系銀行や生命保険会社なども融資業務をおこなっていますが、金貸しとは基本的に個人を対象に融資をおこなう業者のことを指します。
ここでは、「金貸し」として主に個人に対する融資をおこなう貸金業者について見ていくことにします。現代日本において、個人にお金を貸すことを業としている業者としては、主に銀行と消費者金融、クレジットカード会社の3つが挙げられます。
そのほかにも、生命保険会社、損害保険会社なども個人に対して貸付けをおこなっていますが、本業としての融資ではなく、保険の付帯サービス的意味合いが強いため、ここでは除きます。
銀行の個人向けローンは低金利が特徴
メガバンクだけでなく、地方銀行、信用金庫、信用組合などを含めた銀行は、預金業務や金融市場から得た豊富な資金を活用して、企業などの事業者を対象とした大型貸付などを手掛けてきました。
そのほかにも、個人を対象としたさまざまなローン商品を提供しています。数千万円単位で貸付ける住宅ローンや100万円単位を低金利で提供する自動車ローンをはじめ、リフォームローン・ブライダルローン・教育ローンなど目的別にローン商品が用意されています。これらは、ローンカードが発行されない契約証書によって融資しています。
加えて近年では個人の方を対象とした小口のカードローン事業にも力を入れています。銀行が提供するカードローンは、消費者金融が提供する商品と比べて低金利で利用できるのが特徴です。
現在の銀行の預金金利は、定期預金でも0.1%とほとんど利息が付かないほどの金利になっています。そうした金利の低いお金をもとにお金を貸しますので、一般的には他の個人融資業者(消費者金融など)と比べて低金利での融資が可能となっているのです。
銀行が提供する個人向け商品は住宅ローンや自動車ローンなど、100万円単位を低金利で提供する商品が特徴的ですが、近年は数万円から借りられる銀行カードローンやフリーローンも主力商品のひとつに成長しています。
専門家からのコメント
銀行の個人向けローンは、消費者金融が提供する商品と比べ、低金利で利用できるものが多いですが、注意する点がいくつかあります。
1つめは安易な気持ちで利用する方が多いということです。銀行で借りているという安心感からか、何度も利用する方がいます。
2つめは、銀行の個人向けローンの審査が消費者金融と比べて時間がかかる傾向にあり、今すぐお金が必要だと思っても、すぐに利用できない可能性があります。
消費者金融のローンは最短即日融資も可能
消費者金融は、銀行などと比べると小型融資が主力となっており、多くても数百万円ほどの融資を提供しているところがほとんどです。その中でも大手消費者金融のカードローンは、消費者金融の代名詞的な存在となっています。
アイフル・アコム・プロミスなどの大手消費者金融が提供するカードローンは、最短即日融資・最短3〜20分で審査結果が出るなど、銀行カードローンにはないスピーディな融資が特徴です。また、住宅ローンなどと異なり無担保かつ無保証人で借りられる点も人気を集めています。
また大手消費者金融は利便性の向上にも力を入れており、カードローン専用の無人契約機を日本全国に設置するとともに、最近ではスマホアプリの配信などもおこなっており、インターネットからいつでもどこでも申込み・借入れができるようになっています。
ただし、「街金」とも呼ばれる中小消費者金融では主に契約書に基づく証書貸付がおこなわれており、無人契約機やATMが用意されていないケースが多くなっています。
かつては、消費者金融各社は利息制限法を越える金利で営業していましたが、2006年に貸金業法が改正されてからは、利息制限法内での融資をおこなうようになっています。しかし、上限金利は銀行よりも少し高めの年18%程度になっています。
消費者金融のカードローンは審査や融資がスピーディにおこなわれるほか、無利息期間などのサービスがあることに特徴があります。また、大手消費者金融を中心におまとめローンやビジネスローンも提供しているところもあるなど、近年はローン商品の多様化も進んでいます。
無利息 期間 |
最大30日間
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最大30日間
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最大30日間
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審査時間 | 最短18分 | 最短20分 | 最短3分 | 申込み後最短15秒 |
実質年率 | 年3.00〜18.00% | 年3.00〜18.00% | 年4.50〜17.80% | 年4.50〜18.00% |
借入 限度額 |
1万円〜800万円 | 1万円〜800万円 | 1万円〜500万円 | 最小1万円〜最大500万円 |
信販会社が提供するローンの特徴
クレジットカード会社は、もともと信販会社だったところが多く、そこにアメリカで普及したクレジットカードを発行する会社が業界に参入し、現在では信販会社もクレジットカードを発行するようになり、それらを総称してカード会社というようになっています。
信販会社として業務をおこなっていたクレジットカード会社も、近年では無担保かつ無保証人の個人向けカードローンを提供していることが多くなっています。会社によっては、キャッシングカードと呼ばれている場合もあります。
ただし多くのカード会社では、個人向けカードローンよりは自社発行のクレジットカードのキャッシング機能を使った融資や自営業者向けのビジネスカードを主力に据えている傾向が強いようです。
クレジットカード会社の個人向けカードローンが主力商品になりにくい理由としては、金利の高さと審査スピードのバランスが取れていないことが挙げられます。
カード会社の個人向けカードローン(キャッシングカード)は、消費者金融と同程度の金利で提供されているものの、申込み後の短時間での審査ができず、カード発行も郵送になるため、手元にカードが届くまで時間がかかります。
そのため、金利よりも融資スピードにこだわる利用者は消費者金融を選び、反対に融資スピードよりも金利にこだわる方は銀行を選ぶことが多いのです。そのため、なかなかカード会社のカードローンは普及が進まないといえます。
クレジットカードのキャッシング枠とは
カード会社で現金を借入れる方法として、個人向けローン以外にクレジットカードのキャッシング枠があります。大手消費者金融のカードローンと同様、コンビニなどの提携ATMからいつでもどこでもお金をかりられるのが魅力といえます。
また、クレジットカードのキャッシング枠は新たに審査を受けずとも即時に融資を受けられる点もメリットのひとつです。ただし、大手消費者金融が提供するような無利息サービスや24時間365日対応の振込融資などは利用することができないため、使い勝手の面では他社カードローンに劣る面があります。
カードローンの金利はどう決まる?
カードローンに設定されている金利は、各社の設ける下限・上限金利の範囲内から、借りる方の返済能力に応じて決められています。
消費者金融や銀行などの同じ金貸しからお金を借りる場合でも、借りる方によって適用される金利が異なってきます。金利は、借りる方の返済力によって変わり、その返済力はさまざまな要素で決定されます。
そのなかでも、とりわけ融資申込者の勤務状態・収入面と、他社借入れの返済状況や借入額といった信用情報が重視されています。基本的には「貸したお金を返済できるか」という視点で金利が決められています。
金利の決定要素としては、勤務先の信頼度、収入の安定性、勤続年数などの社会属性と、他社での借入額、返済がスムーズであること(信用情報)などから返済力を総合的に審査して判断されます。
また、借入金額が大きくなればなるほど、低い金利が適用されることが一般的です。借入金額が大きくなるのは、返済能力が高いということを示しており、金利と同様の判断基準で決められているからです。
すなわち、返済能力が高いと判断された方は金利が低く設定されています。しかし、返済能力が低いと判断された方は、融資を返済できなくなる可能性が高く、金利を高くして早く融資金を回収しようとするのです。
上記の判断基準によって決定した金利に基づいて支払いが発生する利息は、「借入金額×金利÷365日×借入日数」によって算出されます。金利が高ければ利息金額が多くなるため、その分元金の返済に充てられる金額は少なくなります。
実際に、借入れ金50万円を金利年10%と年18%で借入れている方が、30日間借入れをおこない、返済日に5万円を返済したときのそれぞれの内訳を比較してみましょう。
- 年10%で借入れる場合
利息:50万円×10%÷365日×30日=4,109円
元本:50,000円-4,109円=45,891円 - 年18%で借入れる場合
利息:50万円×18%÷365日×30日=7,397円
元本:50,000円-7,397円=42,603円
年18%で借入れた場合、年10%で借入れた際に比べて利息額が3,288円多くなります。お金を貸す側にとってはそれだけ多くの利息が入ってくるため、返済リスクは少なくなり、お金を借りる側にとっては返済総額が利息のぶん大きくなります。
金貸しへの申込みから借入れまでの流れ
銀行・消費者金融・信販会社などいずれの金貸しからお金を借りる場合でも、申込みから借入れまでの流れはほとんど同じです。一般的な流れは次の通りです。
- 電話やインターネット、店舗窓口などで申込み手続きをおこなう
- 貸金業者側が審査結果と貸付条件を利用申込者に連絡する
- 利用申込者が貸付条件を確認し、契約手続きをする
- 利用申込者の口座に直接融資金を振り込む「振込融資」やローン専用のカードを使った「ATM融資」、店舗で直接現金を手渡す「現金融資」によって融資をおこなう
ただし、融資方法はそれぞれの貸金業者によって変わってきます。ローンカードが発行されない場合には、ATMでの融資はできません。また、カード会社の場合には、ほとんどはATMでの融資になります。
融資方法に関しては、提携ATMが多くアプリによるカードレス借入れも実施している大手消費者金融のカードローンが高い利便性を誇っています。
金貸しを利用するときのルール
お金を業者から借りるという行為は、法的な行為になります。消費者金融であれば貸金業法、銀行であれば銀行法があり、それに基づく民法上の契約(金銭消費貸借契約)をしなければなりません
そのため、貸金業者から融資を受けるときには、お金を貸す側のルールを守らなくてはなりません。すべての金貸しは、次の4つのルールを持っています。
- 申込条件を満たすこと
- 審査に通ること
- 借入限度額以下しか借りられない
- 契約期間・返済回数が決まっている場合がある
ここからは、上で挙げている4つのルールについて詳しく見ていきます。なお、審査については、以下の記事でも詳しく解説をおこなっていますので、審査の内容などが気になる方はチェックしてみてください。
金貸しの利用ルール1:申込条件を満たすこと
いずれのローン商品も、それぞれに商品概要書(説明書)があり、そのなかに申込条件が定められています。よくある条件としては「安定した収入があること」や「満20歳以上であること」で、上限年齢もそれぞれに定められています。
消費者金融の場合には、貸金業法で融資可能な条件として、「一定の安定した収入があること」としています。ただし、一定の収入がいくら以上であり、安定した収入とは何を意味するのかの判断については、各社に任されています。ただ、明確に安定した収入がいくら以上かについては各社明確にしていません。
銀行カードローンの場合には、銀行法に個人融資の申込条件の記載はなく、それぞれの銀行の判断になります。
ただし銀行カードローンでは、ほとんどの銀行が大手消費者金融やカード会社と保証会社としての業務提携をおこなっており、実際には大手消費者金融などと同じように「安定した収入があること」を申込条件に設けています。
申込条件に合わない方が申し込むと、もちろん融資は受けられませんので時間と手間を浪費してしまうことになります。申込条件はそれぞれの貸金業者の公式サイトで公開されていますので、かならずご自身が該当しているかどうかチェックしてから申し込むようにしてください。
安定した収入とは
「安定した収入」の捉え方は、それぞれのお金を貸す業者で要件が異なっています。例えば「いくら以上の収入が必要なのか」、「アルバイトやパートでもいいのか」などの面で各社・各商品の判断基準が異なっています。
また、判断基準が明確にされていない場合があります。なかには公式サイトや申込条件に「アルバイト、パートでも申込みが可能」、「専業主婦でも申込みが可能」と明記している貸金業者もあります。また、地方銀行カードローンなどでは、申込可能な収入金額を明記している場合もあります。
申込条件としての年齢
申込可能な年齢は、各社の申込条件内に明記されている場合が大半を占めています。また申込可能な下限・上限年齢は、融資する業者によって差があります。
中小消費者金融のひとつである学生向けのローンは18歳から申込みが可能となっているほか、中小消費者金融のなかには70歳以上の申込みを受け付けているローンも存在します。
いっぽう大手消費者金融では、20歳以上・満69歳以下(レイクは70歳以下)と申込み可能な年齢はほぼ一致しています。また地方銀行のカードローンは上限年齢が満60歳の商品もあれば、70歳以上までを受け付けている商品もあり、各社で大きな違いがあるため注意が必要です。
金貸しの利用ルール2:審査に通ること
申込条件に合っていないと融資を受けることはできませんが、申込条件を満たしているからといって、かならず融資を受けられるとは限りません。申込条件に合致している方は審査に進み、審査に通過した場合のみ融資を受けられることになります。
お金を貸す側、とくに個人対象で無担保無保証人の融資である消費者金融や銀行のカードローンでは、借入申込者の返済能力を審査することになります。
カードローンにおける審査には2つの重要項目があります。1つは信用情報機関の信用情報、すなわち借入れ金額や返済状況の審査です。もう1つは借入申込書で申告(入力、記入)された社会属性情報の審査です。
社会属性情報の審査は、お金を貸す側の企業規模や経営期間によって審査手法も使うデータも異なります。そのため、あるローン会社の審査に落ちたとしても、大手消費者金融をはじめとした別のローン会社の審査に通ることもあるのです。
金貸しの利用ルール3:借入限度額以下しか借りられない
貸金業者は、審査において返済能力などを評価したうえで融資可否を判断し、判断材料に基づいて金利や借入限度額を決定します。そして、借入限度額や金利に対して申込みをした方が納得すれば、借入契約がおこなわれるのです。
大手消費者金融をはじめとしたカードローンでは、借入限度額(契約極度額)が契約の段階で決定され、その範囲であれば、いくらでも何度でも借りることができます。
例えば審査の結果、100万円の借入限度額が設けられたのなら、100万円以下の金額であれば、いくらでも何度でも借りることができるのです。これはカードローンの場合のみとなっており、銀行の目的ローンやフリーローンの場合には、追加借入れには都度審査や契約をおこなう必要があります。
「借入限度額が多すぎて不安だ」という方は、契約時点でお金を貸す側にその旨を伝えれば、借入限度額を下げてもらうことが可能です。しかし反対に、借入限度額が低いので限度額をあげてもらう、ということは契約時点ではできません。
借入限度額を上げる(増額する)ための方法ですが、大手消費者金融の場合、一定期間以上遅れなく返済を続けることで増額審査を申込むことが可能です。銀行カードローンでは決められた契約期間の更新時に増額審査を受けることができます。
金貸しの利用ルール4:契約期間・返済回数が決まっている場合がある
銀行カードローンでは、融資契約には通常1~3年の期限があります。基本的にはトラブルがなければ上限年齢まで更新することができます。
一方、大手消費者金融などのカードローンでは契約期間は決まっておらず、返済トラブルがなければ、上限年齢に到達するまで利用し続けることが可能です。
また、カードローンでは、基本的に残高変動リボルビング方式による返済になっていることが多く、利用残高によって返済回数が増減していきます。
借入限度額内で追加融資をおこなうと、そのたびに返済回数も変動するのが特徴です。どの貸金業者であっても、将来の完済を見据えた計画的な借入れ・返済を心がけることが大切です。
専門家からのコメント
大手消費者金融をはじめとしたカードローンでは、借入限度額がもうけられていることから、必要な時に簡単に借入することができる反面、手軽に借入ができてしまうことから、支払金利の事を見落としてしまい、思った以上の総支払額になることがあります。
また本来は今すぐ必要ではない買い物でも、お金をすぐに借りれるからと、安易に利用してしまい、不必要な買い物が増える可能性があります。
計画的にご利用することをおすすめします。
正しい金貸しからお金を借りよう!優良金貸しの特徴3選
現代では、誰もがいつでもお金が急に必要になる可能性があります。つまり、誰もが金貸しを利用しなければならなくなる可能性があるのです。審査に通過することが条件にはなりますが、カードローンでは決められた利息さえ支払えば必要とするお金をいつでも借りられるという特徴があります。
しかし、すべてのお金を貸す業者が善良で優良な業者とは限りません。闇金をはじめ、違法な高金利で貸付けたり、暴力的な取り立てや、無理に返済を長引かせて利息を増やそうとしたりする悪徳業者もいるのです。
そのため、お金を借りる場合には優良業者を選んで利用する必要があります。この優良な金貸しには次の3つの特徴があります。どんなにお金に困っているときでも、すべての特徴を満たす業者からお金を借りるようにしましょう。
- 安定した収入のある方にだけ貸す
- 反社会的勢力を排除している
- 融資に関係のないことは尋ねない
優良金貸しの特徴1:安定した収入のある方に貸す
消費者金融などの貸金業登録業者は、貸金業法によって安定した収入がある方にしか貸せない決まりになっています。安定した収入は借入金額を返済するための原資になるもので、法律でも返済をするための原資のない方には貸してはいけないと定められています。
しかし、お金を必要としている方のなかには専業主婦のように収入がない方もいます。家計を任されているだけに、ときにはお金が足りなくなることもあるでしょう。
貸金業法では、そうした方に向けて「配偶者貸付」などの例外規定が設けられています。安定した収入のある配偶者がいる方は、自身が無収入であっても合法的にお金を借りられる可能性があることは覚えておきましょう。
なお、貸金業法が適用されない銀行でも、現在では専業主婦を対象にしていない銀行カードローンが多くなっています。ただ、一部ネット・流通系銀行などでは、本人もしくは配偶者に安定した収入がある場合には融資を受けられます。
優良金貸しの特徴2:反社会的勢力を排除している
「闇金」とも称される反社会的勢力との結びつきがある貸金業者を利用した場合、恐喝まがいの違法な取り立てがおこなわれることもあります。また、商品自体が法で定められた上限利率を大きく上回る金利で貸し付けられている可能性も高く、高額な利息の返済に苦しむこととなります。
貸金業者を選ぶ際には、法に則った営業をおこない、反社会的勢力とのつながりのない会社を選びましょう。また、優良な貸金業者は利用者にも「反社会的勢力とは無関係であること」を求めます。
実際に銀行では、個人への融資を実行する前に、申込者が反社会的勢力と関わっていないか警察庁のデータベースでチェックするようになりました。これが銀行が即日融資ができない原因の1つになっているのです。
貸金業者側も利用者側も反社会的勢力と関わらないことで、犯罪組織や暴力組織に資金が流れないように注意していくことが必要となっているのです。
優良金貸しの特徴3:不要なことは尋ねない
現代社会では個人情報保護法が施行されており、貸金業者は融資に必要な情報以外は尋ねることはできません。利用申込者の氏名や住所、勤務先、他社借入額、資金使途を尋ね、自己申告した情報を裏付ける本人確認書類や、必要であれば収入証明書の提出を求めます。
申込みや審査をとおして貸金業者が知った申込者の個人情報は、貸金業務(貸付け、取り立て、信用情報機関への登録など)以外には使えないように契約書に明記しています。
したがって、親兄弟の名前や住所、勤務先などを尋ねるのは闇金の可能性が高いといえます。また、携帯電話の権利証や健康保険証の原本を提出させる場合も、闇金の可能性があります。
利用申込者の個人情報を転売したり、闇金業者間で共有されたりする恐れがありますので、融資とは無関係な情報について尋ねられたときは、申込手続きをやめるようにしてください。
最短融資を受けたい方へ!おすすめ大手消費者金融
ここまでで金貸しの種類や利用時のルール、優良業者の特徴などを挙げてきました。ここからは、具体的にどこの金貸しが便利なのか、安全で使いやすいのかをご紹介していきます。
最短即日での融資にも対応している大手消費者金融は、無人店舗による多店舗化、全国展開をおこなっているほか、各社で利用者向けのサービス拡充に力を注いでいます。
例えば、申込窓口は自動契約機を設置した無人店舗のほかにも、スマホなどからのインターネット、電話などが可能になっており、利用者のライフスタイルに合わせて申込むことが可能になっています。融資についても、365日24時間いつでも短時間で可能な振込融資を利用できる業者もあります。
また、女性専用の問い合わせ窓口を用意したり、無利息サービス、多様な返済方法など、利用者にうれしいサービスを提供しているのです。無利息サービスについては、下の記事で詳しく説明していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
なお、銀行カードローンは金利が低いのが特徴になっていますが、利用者へのサービス提供という点では、大手消費者金融には及ばないといえます。また、消費者金融は銀行カードローンと比較すると審査が甘い傾向にあるため、収入面に不安がある方は消費者金融への申込みを検討するのがおすすめです。
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マネ会にも、選べる無利息期間を活用してお得にカードローンを活用した方からの口コミ例が寄せられていました。レイクは「少なめの金額を長い期間借りたい」という方にピッタリなカードローンといえるでしょう。
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(※)手続きに不備があったときは、利用申込者の携帯電話に確認の電話が入ることがあります審査が不安な方へ!おすすめ中小消費者金融
中小消費者金融には、単独の店でおこなっている町金と呼ばれる業者から、ネットなどで全国どこからでも申込める業者までさまざまな業者が存在します。
大手消費者金融よりは知名度はかなり低いものの、中小消費者金融の中にも優良な会社は多数あります。しかし、ほとんどの中小消費者金融は、ローンカードを発行しない証書による貸付で、増額などは新たに契約を交わす形をとっています。
そのため、ATMなどを利用した追加借入れができない場合が多いのです。しかし、そのような中小消費者金融のなかでも、ネットなどで全国で申込みができ、ローンカードを発行してコンビニなどの提携ATMで借入限度額内であればいつでも借りられる業者も存在します。
また、銀行や大手消費者金融と比べると柔軟な審査を実施していることが多いのも、中小消費者金融ならではの特徴です。過去に返済を延滞した経験がある方や債務整理をした方でも、借りられる可能性がある中小消費者金融も多いのです。
ただし、町金などの小規模消費者金融の場合には、大手消費者金融とは異なり、利用申込者の居住地域が限定されていることもあります。申込む前にかならず借りたい会社に電話をかけ、居住地域が条件を満たしているのか確認してください。
追加振込をサイト経由で申し込める!アロー
- 最短45分で審査完了!
- 借入金の用途は原則自由!
- 借り換えローンにも対応!
- 実質年率
- 年15.00〜19.94%
- 借入限度額
- 1万円〜200万円
- 審査時間
- 最短45分
- 融資時間
- 公式サイト参照
- コンビニ
- 収入証明書
- 必要
最短45分審査を実施しているアローは、名古屋市に本社を置く消費者金融です。中小消費者金融では融資を追加するたびに新たに契約を結ばなくてはいけないことが多いのですが、アローではインターネットで簡単に追加融資を申し込めます。
インターネットで申込めるため、全国どこからでも申込むことが可能です。
総量規制適用外のおまとめローン(借り換えローン)も提供していますので、多くの消費者金融から多額の借入をして返済に悩んでいる方も利用できます。
親身な対応に定評あり!エイワ
- 女性専用のレディースローンあり。
- 無人契約機ではなく、お会いしてのご融資!
- 3項目でわかるお借入診断!
- 実質年率
- 年17.95〜19.94%
- 借入限度額
- 1万円〜50万円
- 審査時間
- 最短即日
- 融資時間
- 最短即日
- コンビニ
- 収入証明書
- 必要
利用者との対面による融資にこだわるエイワは、親身な対応に定評があります。少々耳の痛い話であっても、利用申込者のためを思ってしてくれます。
借入限度額はやや小さいですが、申込方法には店舗窓口、電話、インターネットがあり、利用者にあった申込みができます。
電話相談も実施しており、申込用の電話番号以外に相談専用の電話番号もあります。全国に25店舗(2020年4月時点)ありますので、お近くの店舗に出かけて融資を申し込みましょう。
プロミスATMを利用できる!ユニーファイナンス
ユニーファイナンスは東海地域を中心にローンサービスを提供している消費者金融です。中小消費者金融としては珍しくローンカードを用いた融資に対応していますので、借入限度額までなら何度でも借入・返済を繰り返すことができます。
なお、プロミスATMと提携していますので、ユニーファイナンスのATMがお近くにない方も利用しやすいです。プロミスの提携ATMは、全国に1、000箇所近くあるので便利です。
借入限度額 | 300万円まで |
---|---|
適用金利 |
年12.00~17.95% |
申込方法 | 店舗窓口、インターネット、FAX、電話 |
違法貸金業者の見分け方
優良貸金業者をご紹介してきましたが、残念ながらすべてのお金を貸す業者が優良会社というわけではありません。貸金業法に従わず、違法な融資をおこなう違法な貸金業者、いわゆる闇金やソフト闇金も存在します。
合法業者かどうかは金融庁の登録貸金業者検索サービスを使えばすぐに分かるようになっているほか、その業者の宣伝媒体(インターネット、店舗看板、ちらしなど)などのなかに登録番号が記載されているかを確認するという方法があります。
基本的に、登録業者は利用者によくわかるように、貸金業法の登録番号を表示することが義務付けられています。店舗を全国などの広域に展開している場合には財務局の登録番号、町金のようにその地域だけで営業をおこなっている場合にはその地域の知事登録の番号です。
また、闇金などはすぐに居所がわからないように連絡先が携帯電話になっている場合が多く、電話番号が固定電話であるかどうかでも見分けることができます。それ以外でも次の4つのポイントに注意すれば見分けることができます。
- ブラックOKと大々的に謳っていないか
- 審査なしで融資が可能だと謳っていないか
- 違法な取り立てを実施していないか
- 公式サイトがあるか(公式サイトがない合法業者は存在しますが、公式サイトがあると安心して申し込める)
ただし、違法な取り立てをしていないかとか、公式サイトがあるかどうかはすぐにわかりませんので、基本的には登録番号を確認するのが一番でしょう。
ここからは、上で挙げている4つの見分け方について詳しく解説していきます。
ブラックOKを謳っている業者は注意が必要
ブラックであっても絶対に審査に通らないというわけではありませんが、最初からブラックOKを謳っている業者は警戒しておくほうがよいでしょう。
ただし、マネ会の口コミ例を見ても、延滞や債務整理などのブラック状態を経験した方であっても借りることができたという例はあり、公式サイトでもそれを謳っている中小消費者金融も存在します。申込時に、改めて登録業者であることを確認するようにしてください。
金融庁のサイトで登録業者かどうかを調べたり、業者のサイトで登録番号があったりする場合には闇金ではないでしょう。また、適用金利が年20.0%以下であることを確認するというのもひとつの確認方法です。
合法な登録業者は、かならず下表のような利息制限法で定められた金利以下の金利で融資を実施していますので、覚えておきましょう。
10万円未満 | 10万円以上100万円未満 | 100万円以上 |
---|---|---|
年20.0%以下 | 年18.0%以下 | 年15.0%以下 |
審査なしを謳っている業者は間違いなく闇金
貸金業法では、審査をしないで貸してはいけないことも定められています。そのため、「審査なし」を謳っている業者は間違いなく闇金です。
「お金は借りたい。でも、審査は不安」と感じている方にとっては審査なしというフレーズは非常に魅力的に聞こえますが、審査なしの業者で借りてしまうと後悔する結果になる可能性が高いです。審査が嫌でも、絶対に審査を実施している登録の貸金業者で借りましょう。
審査なしを謳っていなくても審査をしない業者は闇金
大っぴらに審査なしとはいっていなくても、契約手続きのなかで「保険証さえあればOK」「会社名が分かる書類だけでOK」といった話をする業者は闇金です。運転免許証などの本人確認書類の提出義務を設けて、適切な審査を実施してくれるローン会社を利用してください。
違法な取り立てを実施する業者
夜の21時から朝の8時の取り立てや大声・恐喝行為をおこなうことは貸金業法のガイドラインや貸金業協会のガイドラインで禁止されています。そのような行為をする業者はたいていソフト闇金や闇金です。
また、借りた方の家族や親兄弟などの本人以外へ返済を迫ること、「借金してでも返済しろ」と迫ることもガイドラインに違反した違法な取り立てです。
全国規模で業務を展開する財務局登録の業者では、違反をした場合には行政庁から指導が入り、懲役や罰金の可能性もあることからまずおこないません。規模の小さな町金であっても、督促までの期間を厳しく設けている程度に抑えられています。
また、借りた方が取り立ての電話に出ないときなどは、郵送物が送付されたり、夜間・自宅以外での取り立てが実施されたりするケースも考えられます。万が一、返済に遅れたときは、誠意を持って対応するようにしてください。
暴力的な取り立てや複数人による訪問など、登録業者から違法な取り立てを受けた場合には、都道府県の担当部門に連絡するようにしてください。
公式サイトがない業者も要注意
公式サイトがないということは貸金業者の実態を把握しづらいということでもあり、利用者としては不安要素になります。できれば公式サイトがあり、登録番号や貸付条件・返済方法などの情報をインターネット上から確認できる貸金業者を利用するようにしましょう。
ただし、公式サイトがない中小消費者金融がかならずしも違法業者というわけではありません。町金といわれる業者の場合には公式サイトのないところもあり、新聞のチラシや投げ込みチラシ、電柱などの張り紙などで告知している業者も見られます。
公式サイトがない貸金業者を利用する場合には、登録番号が正しい情報かどうかを検索するなどして必ず確認するようにしましょう。
個人貸金業者がすべて違法業者というわけではない
公式サイトを設けていない貸金業者の例として、個人で貸金業を営む会社が挙げられます。個人で貸金業者というと「ちょっと怪しい」と身構えてしまう方もいるでしょう。しかし、個人でも貸金業者として登録することは可能であり、町金では比較的多いパターンとなっています。
したがって、個人だからといって闇金といい切ることはできません。しかし、登録貸金業者ならば以下の条件すべてをクリアしています。利用前には条件がすべて満たされているかをしっかりと確認するようにしましょう。
- 5,000万円以上の純資産があること
- 3年以上の貸金業者で貸付業務経験があること
- 貸金業務取扱主任者の資格を有すること
ソフト闇金とは?
ソフトであろうがハードであろうが、闇金はすべて違法業者です。違法性に差があるとはいえ、登録をしていないということは貸金業法に従っていないということなのです。
そのため、利用する前に綿密にチェックし、絶対に関わらないようにしましょう。よく耳にする「ソフト闇金」とは、以下のような特徴があります。
- 取り立てが厳しすぎない
- 悩みを親身に聞いてくれる
- 返済が遅れると態度が豹変する
これらについて詳しく見ていきます。
取り立てが厳しすぎない
闇金は、返済が遅れたときの取り立てが暴力的で暴言を吐いたり、家にも上がり込んだりと厳しいと相場が決まっています。
しかし、ソフト闇金はもともと登録業者であったため、基本的には常識の範囲で取り立てをおこないます。返済日に1日遅れたとしても、「〇日までに振り込んでくださいね」と丁寧な口調で携帯電話に連絡が来る程度です。
しかし、金利は違法であることが多いです。年率30%以上の業者がほとんどであり、なかには1週間に1割、10日に3割といった闇金並みの高金利で融資を提供している場合もあります。
利用する前に、金利はよく調べるようにして、利息制限法を越える金利でないことを確認して借りるようにしてください。
悩みを親身に聞いてくれる
ソフト闇金は、営業も手慣れたもので、担当者の対応もソフトなことが多いです。
電話や窓口で「融資を受けたい」と相談すると、親身になって丁寧に相談に乗ってくれます。「少々金利が高くても悩みを聞いてくれるから・・・」と、違法金利の闇金であることを知りつつ利用する方もいるくらいです。
なお、利息制限法では、「手数料」や「相談料」、「礼金」など利息名目以外のものもすべてまとめて「みなし利息」とし、本来の「利息」と「みなし利息」の合計が最高で年20.0%以下(借入金額が10万円以下の場合)でなくてはならないと定められています。
金利が年15.0%であっても、手数料や相談料といった名目で年10.0%や相応の金額を請求する業者は間違いなくソフト闇金ですので、絶対に利用しないでください。
返済が遅れると態度が豹変する
ソフト闇金は、1日、2日程度の返済遅れに対しては「なるべく早く返済してくださいね」と優しく対応してくれても、3日、4日と延滞期間が長引くと態度が豹変し、自宅に怒鳴り込んでくることがあります。
ソフト闇金はあくまでも貸金業者として登録されていない業者であるため、突然暴力的な取り立てや態度を取り出す可能性もあります。闇金だけでなく、ソフト闇金についても絶対に利用は避けるようにしましょう。
ブラックの方が貸金業者を利用する方法
お金を借りて返済が何度も遅れたり、長期間返済が滞ったりする方はブラックと呼ばれます。それは、登録業者や銀行、カード会社が加盟している信用情報機関の信用情報によって判断されています。
返済が滞ってブラックとなっている方は返済苦に陥っている方であり、お金が足りない方なのです。すなわち、ブラックになっている方はむしろお金を借りたいという方が多いといえます。
このようにブラックになっている方が、貸金業者を利用する方法を見てみることにしましょう。なお、ブラックについては以下の記事に詳しく記載されていますので、ご覧ください。
ブラックの方がお金を調達するには
申込者がブラックかどうかは、信用情報機関で信用情報を照会するとすぐに分かるようになっています。そのため、消費者金融などの貸金業者からお金を借りることは難しくなります。
しかし、ブラックの方も融資を受ける必要が生じることもあるでしょう。お金を借りたいブラックの方は、次の3つの方法を実践してみましょう。
- 貸金業者を利用しない方法を考える
- 合法業者で少額のみ借りる
- 大きいところから順に検討していく
貸金業者を利用しない方法を考える
基本的にブラックになる場合には、家計が苦しくなっている、返済苦に陥っていることがほとんどです。ギャンブルにはまりこんだり、ブランド品を買い漁ったりして収入以上にお金を使った結果、そのためにお金を借りて返済が困難になるためです。
そのようなとき、多くの方はさらにお金を借りようとします。結果、さらに深みに陥って、身動きがとれなくなってしまうことが考えられます。そのようなときには生活態度を見直して、節約生活をしてお金を借りないのが一番の解決策です。
お金を借りないなら返済が発生することもありませんから、これ以上、信用情報に傷がつくこともありません。ちなみに信用情報機関に登録された延滞情報は、不良完済(金融事故など)から5年以内で消えます。
また、貸金業者からお金を借りない方法として、親族、家族、友人などからお金を借りて返済することもよい方法です。この場合には、二度と貸金業者を利用しないように生活態度を完全に変えてしまうようにする必要があります。
ただ、友人からお金を借りる場合には、返済できない場合には友情を壊してしまうことになります。極力友人からお金を借りることは避けたほうがよいでしょう。
なお、信用情報機関の延滞情報は、遅れなく一定期間経過すれば消えますので、いつかはブラック状態から解放されます。それを待つようにしましょう。
合法業者で少額のみ借りる
闇金を利用すると、利息がかさんでしまい、借金から抜け出せなくなります。闇金は、同業者間で情報を共有して、別の同業者から借りさせる場合が多く、借金地獄から抜け出すことは難しいのです。
したがって、絶対に闇金を利用しないように注意しつつ、登録業者から少額のみを借りてみてはいかがでしょうか。中小消費者金融のなかには、全国展開をしている業者でも、延滞や債務整理をしていても貸してくれるところもあります。
ブラックの状態でも、1~5万円程度の少額なら融資を受けられる可能性があるのです。登録業者を2、3社厳選し、少額の希望融資額での申込手続きを検討してみてください。
大きいところから順に検討していく
ブラックかどうかは信用情報機関でチェックしなければ分かりません。過去の支払い実績から勝手に「私はブラックだ」と思い込んでいるだけで、実際はブラックではない可能性もあります。
たとえば、短期の遅れが1~2回程度の遅れであれば、ブラック状態とは捉えない消費者金融も存在します。また、これは大手消費者金融でも同様のことがいえます。したがって、短期延滞のみの場合には、規模の大きな業者から順に借入の検討をしていくのがおすすめです。
ブラックと判断するのは、あくまでもお金を貸す側であり、信用情報機関はその情報を提供しているに過ぎないのです。
信用情報機関に情報開示請求ができる
どうしても気になるときは、信用情報機関に直接情報開示の請求をおこなってください。本人確認書類と1,000円程度の手数料を払えば、すぐに信用情報を開示してもらえます。
ただし、信用情報機関には3つの種類(CIC、JICC、全国銀行協会)があり、それぞれが情報を共有しています。できれば3つの機関すべてで情報開示を依頼しましょう。
でも、いくら情報開示をしたとしても、わかるのは自身がどの程度延滞していたかや金融事故になっていないかどうかだけです。ブラックかどうかはあくまでも貸金業者側が判断することになります。
金融事故を起こしていたり、長期延滞があったり、短期延滞を何度も起こしていたりした場合にはほぼ確実にどの貸金業者でもブラックになります。しかし、短期延滞のみの場合にはブラックかどうかは業者の判断になるのです。
情報を開示した結果、金融事故や長期延滞がなく、ブラックではないということが確認できた際には、まずは安心できる銀行や大手消費者金融から検討してみましょう。審査に落ちたときは中小消費者金融を検討し、その後、町金や個人貸金業者を検討してください。
金貸しを上手に活用していこう
金貸し(貸金業者)という言葉は、あまり良くないイメージを持つ方が多いといえるでしょう。しかし、金貸しとも呼ばれる貸金業者はあくまで金融機関であり、すべての業者が悪徳業者というわけではありません。
消費者金融はもちろんですが、社会的に信用力の高い銀行もカード会社も貸金業者なのです。お金を貸してくれる金融機関からお金を借りることでいったん金銭的なピンチを脱出し、よりよい生活を実現できることもあり得ます。
しかし、闇金に関わってしまうと、借金生活から脱出することが難しく、よりよい生活への道は遠のいてしまいます。正しい貸金業者を見極め、正しく利用して、人生にとってプラスの結果を生み出していきましょう。
無利息 期間 |
最大30日間
|
最大30日間
|
最大30日間
|
最大180日間(※)
|
---|---|---|---|---|
審査時間 | 最短18分 | 最短20分 | 最短3分 | 申込み後最短15秒 |
実質年率 | 年3.00〜18.00% | 年3.00〜18.00% | 年4.50〜17.80% | 年4.50〜18.00% |
借入 限度額 |
1万円〜800万円 | 1万円〜800万円 | 1万円〜500万円 | 最小1万円〜最大500万円 |
専門家からの一言
カードローンは、借入限度額内であれば手軽に借入ができるので、今すぐ生活する上で必要な物を購入することができ、大変便利です。
その反面、住宅ローンやマイカーローンのような目的が決まったローンと違い、金利が高く設定されていることから、思いがけない支払利息が重なる可能性があります。
計画的に利用すれば大変便利なものとなりますが、一歩使い方を間違えると、支払い過多となってしまい、人生を転落させてしまう可能性があります。
そのため、買いたいものが出てきたときに、今すぐ借入をしてまで必要な物かどうか、返済のめどはたつのかどうかをしっかりと見定めたうえで、利用されることをおすすめ致します。
「子育てパパ、ママの金融知識を底上げする」ことをモットーに、札幌市を拠点に全国に渡り活動。年間約40回程度のマネーセミナーの開催や、個人・法人合わせて年間約300回程度の個別相談の実績のあるお金のプロです。得意分野は教育資金、老後資金、資産運用、保険相談です。またご相談からご提案、ご契約までワンストップで解決が可能で、契約後は一生涯の専属FPとなることも可能です。プライベートでは息子の保育園の送り迎えの為に17時までには仕事を終え、家事育児等も積極的に参加するイクメンパパです。
投資信託・株式の運用歴20年以上。相続問題が発生したことを機に、ファイナンシャルプランナー2級とAFPの資格を取得。 大学や省庁で研究活動をおこないながら、2014年度からはマネーやファイナンス、医学関係の執筆活動を開始。 ライフマネープランニングやIPO投資、金融詐欺の見分け方、ローン・クレジットカードの使い方などを得意テーマとしている。 現在メインで利用しているカードはアメリカンエクスプレスのプラチナ。招待制から申込制に変わって、ちょっと残念に思う毎日。