クレジットカードは18歳でも作れる!作り方から未成年におすすめのカードまで紹介!

「未成年だけどクレジットカードを作りたい!」
「だけど、はじめてクレジットカードを作るから、どのクレジットカードがよいのかも、作り方もよくわからない」
そんなあなたのために、この記事では未成年におすすめのクレジットカードを紹介!
さらには、クレジットカード作成時の注意点や、「未成年でもクレジットカードを持つべきなのか」といったマメ知識もお届けしていきます。
未成年でも18歳以上ならクレジットカードは作成可能!
まずはクレジットカードの基礎知識です。
未成年でもクレジットカードを持つことはできますが、原則18歳以上かつ、大学生以上でなくてはいけません。
つまり、同じ18歳でも高校生はクレジットカードを作ることができないのです。
例外!イオンカードは高校生でも作れる!?
高校生はクレジットカードを作成できないというのが一般的ですが、唯一イオンカードは、下記条件を満たしている場合のみ申込みが可能です。
高校生のイオンカード申込み条件
- 18歳以上である
- 在学中の高校を卒業する年の1月1日以降である
つまり高校3年生であり、3月に卒業を控えている年になればOK。ただし、早生まれの人の場合は、1月1日以降でも18歳になるまでは対象外のため注意してください。
この条件に当てはまらない未成年者でも、15歳以上(中学生を除く)であれば、代わりにデビットカードは作成できます。デビットカードについてものちほど紹介しているため、興味のある方はそちらもご覧ください。

- イオングループの対象店舗なら、ときめきポイントがいつでも基本の2倍!
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
- 55歳以上の会員さま限定!毎月15日「G.G感謝デー」は5%OFF
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 0.5%~2.0% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
未成年(18歳以上)におすすめのクレジットカード7選
つづいて、18歳以上の未成年者にとくにおすすめのクレジットカードをチェックしていきましょう。
未成年におすすめのクレジットカード一覧
- 常に還元率2倍!「JCB CARD W」
- コンビニで還元率5.0%!「三井住友カード ナンバーレス」
- ブランド力の高い「三井住友カード デビュープラス」
- ポイントがとにかく貯まりやすい「楽天カード」
- 未成年でも社会人ならゴールドが持てる!「MUFGカード ゴールド」
- イオンでのショッピングや映画鑑賞がお得になる「イオンカード」
- 海外旅行の多い人におすすめ!「学生専用ライフカード」
概要やメリットだけでなく、デメリットもまとめているので、あなたにぴったりのクレジットカードを見つけてください。
①常に還元率2倍!「JCB CARD W」

- ポイントは常に2倍以上で年会費はずっと無料!
- さらにJCBオリジナルシリーズパートナーや、Oki Doki ランド 利用でポイント大幅アップ!
- キレイをサポートするLINDAリーグの優待も利用できる「JCB CARD W plus L」もご用意
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 1 〜 2% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
JCB CARD Wは、18歳以上39歳以下限定のクレジットカードです。ただし、この年齢のうちに入会してしまえばいくつになっても年会費無料で使い続けられます。
なお、「JCB CARD W plus L」というカードもありますが、こちらは女性向けに選べる保険が追加されているなど特典が増えているのみ。年会費や基本的な内容は変わりません。
JCB CARD Wのメリット・デメリット
JCB CARD Wは還元率が1.0%と高めの設定です。
そのうえ、セブンイレブンやAmazonでの買いものはポイントが3倍。スターバックスカードへのオンライン入金&オートチャージは11倍。OkiDokiランドを経由しての買いものは最大20倍。
というように、ポイント倍率の高い提携先の多さもメリットでしょう。
- ポイントは常に2倍(還元率1.0%)
- スターバックスでポイント11倍
JCB CARD Wでは、月々の利用合計額1,000円ごとに2ポイント(10円相当)という設定です。
999円以下は切り捨てられてしまうことから、100円ごとにポイントがつくカードなどと比べると数円とはいえ差が出てしまうこともあります。
また、国際ブランドがJCBのみですが、JCBはVISAやMastercardと比べて加盟店がやや少なめです。そのため、使えない店舗が出てくることもあるでしょう。とくに海外ではその傾向が顕著です。
そのため基本的には、はじめて持つクレジットカードはVISA、2枚目以降にJCBをおすすめします。
- 端数が切り捨て
- 海外だと使えないことが多い
②コンビニで還元率5.0%!「三井住友カード ナンバーレス」

- 年会費永年無料!
- 毎日のお買物でポイントが貯まる
- ナンバーレスで安心安全!
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 0.5 〜 5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
三井住友カード ナンバーレスは2021年2月に登場したばかりの新しいカードです。
その名の通り、券面にカード番号がなく、セキュリティが高いのが特長です。
年会費は三井住友カードのなかでは珍しく、永年無料となっています。維持費がかからないので、未成年にとっては嬉しいポイントですね。
三井住友カード ナンバーレスのメリット・デメリット
三井住友カード ナンバーレスの一番のメリットは、コンビニでの還元率が特に高いという点です。
三井住友カードは大手コンビニ3社(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン)とマクドナルドでの還元率は2.5%と、この時点で充分還元率は高いのですが、タッチ決済で支払うとポイント還元率は2倍の5.0%となります(※)。
還元率が5.0%となるクレジットカードは本当に珍しいので、コンビニをよく利用する方には特におすすめできるカードです。
また、三井住友カード ナンバーレスは年会費無料ながら、海外旅行傷害保険も最高2,000万円まで付帯されるため、海外に行く機会でも安心して利用できます。
- コンビニ、マクドナルドで還元率が最大5.0%
- 最大2,000万円の海外旅行傷害保険も付帯(利用付帯)
三井住友カード ナンバーレスにはあまりデメリットはありませんが、強いていうなら通常利用の還元率が0.5%とあまり高くないということです。
コンビニやマクドナルドを利用しない方であれば、あまりメリットの恩恵を受けられないため、別のカードを検討してみても良いでしょう。
- コンビニ、マクドナルド以外での還元率が低い(還元率0.5%)
(※)5.0%となるのはセブン-イレブン、ローソン、マクドナルドの3社。ファミリーマートのみ例外
③ブランド力の高い「三井住友カード デビュープラス」

- 初年度年会費無料
- 翌年度以降も年1回ご利用で年会費無料
- いつでもポイント2倍
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 1,375円(税込) | 0.6%~10.5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
三井住友カード デビュープラスは、18歳以上25歳以下限定のクレジットカードです。26歳になった際には、自動的に「プライムゴールドカード」へと切り替えられます。
なお、同じカード名で社会人用と学生用がありますが主な機能は変わりません。ただし、利用可能な金額のみ学生用は低く設定されています。
年会費は初年度無料、次の年からは1,375円(税込)となっていますが、前年に1回でも利用していれば無料となるため、実質ずっと年会費無料のクレジットカードといってよいでしょう。
三井住友カード デビュープラスのメリット・デメリット
三井住友カード デビュープラスは、通常の三井住友カードよりもポイントが常に2倍となっていて、還元率が1.0%と高めの設定です。
そのうえ、入会から3ヶ月間はポイント5倍となり、還元率が驚異の2.5%となります。
また、セブンイレブンやファミリーマート、ローソン、マクドナルドで三井住友カード デビュープラスを使うと、通常もらえるポイントのほかに、200円ごとに+4ポイント。
これらの店をよく使う人は、とくにポイントが貯まりやすいでしょう。
そのほか、自動的に26歳でゴールドカードを持つことができるようになりますが、三井住友カードはブランド力が高いのが特長。
持っていることが自慢になるカードを求めている人におすすめです。
- ポイントが常に2倍(還元率1.0%)
- 入会後3ヶ月はポイント5倍
- コンビニでポイントアップ
あまり目立ったデメリットのない三井住友カード デビュープラスですが、唯一、海外旅行傷害保険がないということが挙げられます。
海外旅行中のケガや病気を補償してもらうことができないため、「海外旅行に持っていくクレジットカードを探している」という場合には、不向きでしょう。
- 海外旅行傷害保険が付帯しない
④ポイントがとにかく貯まりやすい「楽天カード」

- 年会費永年無料
- 新規入会&利用でポイントがもらえる
- 海外旅行でも安心・便利に使える
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 1.0%~16.0% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
楽天カードはずっと年会費無料で持つことのできるクレジットカードです。
新規入会特典として2,000ポイント(2,000円相当)、カードをはじめて利用したときに3,000ポイント(3,000円相当)がプレゼントされるキャンペーンを常時開催しているのは見逃せません!
カードの申し込みから受け取りまでは1週間~10日間ほどと、比較的早く手に入れられるのもポイントでしょう。
楽天カードのメリット・デメリット
楽天カードの最大のメリットは、ポイントの貯まりやすさにあります。
楽天市場や楽天Rakkoなどでの買いものは常時ポイントが2倍、3倍!加盟店も多いためほとんどの買いもので2倍以上のポイントが貯まると考えてよいでしょう。
また、毎月楽天独自のキャンペーンをおこなっていて、たとえば「楽天スーパーセール」だと最大でポイントが44倍となります。
このようなキャンペーンを見逃さないようにしていけば、本当にびっくりするほどポイントが貯まっていきます。
ポイントの貯まりやすさで選びたいのなら、楽天カードを選んでおけばまず間違いなしといったところでしょう。
なお、貯まったポイントは楽天サービスや加盟店でお金の代わりに使用したり、楽天EdyやANAマイレージに交換可能です。
- 楽天市場などの楽天関連サービスで還元率アップ
- ポイントアップキャンペーンが頻繁にありポイントが貯めやすい
カードデザインが「ちょっとダサい」ともよく言われる楽天カード…。気になる方は通常デザインでなく、ディズニーデザインやサッカーチームデザインを選ぶのもよいかもしれません。
ただ、デザインによって選べる国際ブランド(VISAやJCBなど)が減るため、そのあたりも踏まえて選ぶようにしましょう。
また、「広告メールがウザい」という口コミも多く、こちらはメールの受信設定にて拒否しておくのがおすすめです。が、気づくとまた広告メールが復活しているといった口コミも…。
これは楽天市場での商品購入時に、うっかりメールマガジンを登録してしまうことで起こっています。ちょっと面倒ですが、必ず購入確定画面にて「メールマガジンを受け取る」のチェックを外すようにしてください。
- デザインによっては国際ブランドが限定される
- 広告メールが多い
⑤未成年でも社会人ならゴールドが持てる!「MUFGカード ゴールド」

- カード入会初年度は年会費無料!
- 最大2,000万円の海外旅行傷害保険つき!
- 主要空港の国際線利用時に空港ラウンジサービスが利用できる!
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 2,095円(税込) | 0.4%~0.5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
MUFGカード ゴールドはゴールドカードながら、未成年(18歳以上)でも作成できるクレジットカードです。ただし、申込み条件として高校生ではないことと、安定した収入があることを求められます。
なお、ここでいう安定した収入とは、金額が多いことではありません。
毎月コンスタントに収入を得られているかどうかがポイントとなるため、たとえアルバイトであっても勤続年数が長いのであれば審査に通過できる可能性は高いです。
入会から3ヶ月後までの利用内容に応じて最大2,000ポイントがもらえるキャンペーンをおこなっています。
MUFGカード ゴールドのメリット・デメリット
MUFGカード ゴールドは「2,000円からゴールドカードが持てる時代へ」というキャッチフレーズとともに登場したクレジットカードなだけあって、年会費は初年度無料、翌年からも2,095円(税込)だけ。
一般的なゴールドカードよりも格安の費用で、ゴールドカードを持っているというステータスを得られるのが最大のメリットでしょう。
また、カード到着までが申込みから最短翌営業日と驚きの早さを誇っています。
- 手軽にゴールドカードが持てる
- カード発行時間が早い
MUFGカード ゴールドは年会費が安いのがメリットである反面、年会費が1万円以上のゴールドカードと比較してしまうと、どうしてもサービスが劣っています。
そのため、「とりあえずゴールドカードを持ちたい」という場合以外では、魅力が少ないかもしれません。
また、入会後の利用特典としてもらえるポイントが、メールマガジン登録で200ポイント、携帯電話料金の支払いで100ポイント、というように他社よりもかなり細かく決まっているのもデメリットでしょう。
- 他社ゴールドカードよりもサービスは劣る
- 特典の適用条件が細分化されていて把握しにくい
⑥イオンでのショッピングや映画鑑賞がお得になる「イオンカード」

- イオングループの対象店舗なら、ときめきポイントがいつでも2倍!
- 毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は お買い物代金が5%OFF
- 55歳以上 の会員さま限定!毎月15日「G.G感謝デー」は 5%OFF
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 0.5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
イオンカードは先にもお話したように高校生であっても18歳以上かつ、卒業する年の1月1日以降であれば作成できるクレジットカードです。
年会費もずっと無料で使えます。
イオンカードのメリット・デメリット
イオンカードはイオングループ対象店舗(イオン、マックスバリュー、未来屋書店、イオンシネマなど)なら、いつでもポイントが2倍になり、還元率が1%と高めの設定です。
ほかにも、毎月20日・30日の「お客様感謝デー」にはイオングループ対象店舗の支払い代金が5%OFF。
イオンシネマが常に300円割引、さらにお客様感謝デーには料金が1,100円、ミニオンズデザインのカードの場合には常に1,000円といった特典が豊富です。
そのほか、ミッキーマウスやトイストーリー、ミニオンズなどディズニーとのコラボデザインも選択可能です。
- イオングループで還元率アップ
- イオンシネマが常に割引価格で鑑賞可能
- ディズニーとのコラボデザインが豊富
イオンカードはイオングループ対象店舗での特典が強いものの、そのほかではいまいちといったデメリットがあります。
とくにポイント還元率に関しては、イオングループ対象店舗外では0.5%と低い設定です。
そのため、イオングループ対象店舗をよく利用する人におすすめのクレジットカードといえるでしょう。
- イオングループ以外での還元率が低い(還元率0.5%)
⑦海外旅行の多い人におすすめ!「学生専用ライフカード」

- 海外ショッピング利用キャッシュバック
- 学生のための安心プログラム
- LIFEサンクスプレゼント
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 0.1 〜 0.2% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
学生専用ライフカードはその名前のとおり、学生のためのクレジットカード。年会費はこちらもずっと無料です。
現在、カード発行+ショッピングのご利用等に応じて最大10,000円相当のポイントがもらえるキャンペーンがおこなわれています。
特典は以下の通りです。
- キャンペーン期間中に対象カードをお申込みいただき、お申し込みの翌月末までにカード発行されている方にもれなく1,000円相当(200ポイント)のサンクスポイントプレゼント。
- ご入会3ヵ月後の月末までのカードショッピングご利用金額に応じて最大6,000円相当(1,200ポイント)のサンクスポイントプレゼント。
- ご入会3か月後の月末までにご家族やお友達をご紹介いただくと、もれなく3,000円相当(600ポイント)のサンクスポイントプレゼント。
学生専用ライフカードのメリット・デメリット
学生専用ライフカードの最大のメリットは、海外でのショッピングに利用した場合、年間最大50,000円のキャッシュバックがあるという点です。
キャッシュバック適応条件は、海外で学生専用ライフカードを使うというだけ。海外旅行中の食事代でも買いもの代でも、金額に関係なく料金の5%が必ずキャッシュバックされます。
また、最高2,000万という年会費無料のクレジットカードのなかではかなり優秀な「海外旅行傷害保険」もあり! 海外旅行中に事故や病気になったときにも助かります。
そのほか、学生専用であることから未成年(18歳以上)であっても審査にとおりやすいことが予想されますし、ポイント有効期限も最大5年と長めなのもメリットです。
- 年間50,000円のキャッシュバックがある
- 海外旅行傷害保険が付帯
学生専用ライフカードは、100円ごとに0.1ポイントであり、1ポイント5円。これをポイント還元率になおすと0.5%と低めの設定です。
このように日常的な買いものでのメリットはそこまで高くないのがデメリットでしょう。
一方、海外旅行に年1回でも行くのなら、還元率の低さが関係なくなるほどお得なクレジットカードだといえます。
- ポイント還元率が低い(0.5%)
未成年(18歳以上)がクレジットカードを作るときの注意点
つづいて、18歳以上の未成年者がクレジットカードを作る前に覚えておきたいポイントを4つ解説していきます。
これらを知っておかないと、申し込み後に後悔する恐れが高いため、必ずチェックしておいてください。
クレジットカード審査時に親権者の同意が必要
未成年者がクレジットカードを作成するときには、法律上、親権者の同意が必ず必要です。
同意を取る手段ですが、申し込み後に親権者の同意書類が自宅に送付されるため、それを返送しておこないます。
このとき、自分でや友人に書類を記載するなどは絶対にNG! 虚偽申告により法律違反(※)となってしまいます。
ちなみに、代筆したとしても審査時に自宅へと電話確認が入ることも多く、バレる可能性が非常に高いです。
立て続けに複数枚のクレジットカードを申し込まない
連続していくつものクレジットカードを申し込んだ場合、審査に落ちる可能性が高くなります。
というのも、クレジットカードの申込み情報は信用情報機関というところに登録され、クレジットカード会社は審査時に必ずそれを確認。
立て続けに申し込んでいることがわかると、「どうしてもクレジットカードが欲しい状況=お金がないのでは」と思われてしまいます。
すると、クレジットカードの審査では、返済能力があることを重要視されるため審査に落ちやすくなってしまうんですね。
どのくらいの期間を空けるべきか
1枚のクレジットカードに落ちたら、もう1枚のクレジットカードへ申し込むというように連続で申し込まないのがまず第一です。
ただ、そのようにしていても申し込み回数が増えてくると、審査に落ちる可能性が高くなります。
どこに申し込んでも落ちてしまうというときには、信用情報機関から申込み情報が抹消される6ヶ月を待ってから、また申込みしてみましょう。
安易にリボ払いを申し込まない
どこのクレジットカードを利用していても、たびたび「リボ払いにしませんか」というダイレクトメールがくるものです。
リボ払いは利用金額にかかわらず、毎月5,000円など決まった金額しか支払わなくて済むので返済負担が減るのがメリット。しかし、あくまで支払いを先延ばしにしているだけなのがデメリットです。
返済までに時間がかかればかかるほど手数料が増え、気づけば支払いができないレベルにまでふくらんでしまうこともあります。
「お金がピンチ!」というときでも、基本的にリボ払いは利用しないのが一番です。どうしてもというときには、せめて分割払いを利用しましょう。
専門家からのコメント

リボ払いは、あらかじめ設定した金額を毎月支払うことになるため、無理のない支払いが可能となります。
ただし、リボ払いにおける手数料率は極めて高く、すべての代金を支払い終えるまでの総支払金額が多額になってしまいます。
そのため、一括払い・ボーナス一括払い・分割払いなど、手数料がかからない、もしくは、手数料ができる限りかからないような支払方法を選んで賢くクレジットカードを利用することが大切です。
キャッシング枠も基本的には申し込まない
一般的なクレジットカードには、必ずキャッシングサービスがついているものです。
キャッシングとは現金を借りることのできるサービスですが、こちらも返済にかかるまでの期間が長くなればなるほど利息がふくらみ、返済不能になる恐れがあります。
基本的にはキャッシングも利用しないようにしましょう。どうしても利用するときには、「何ヶ月で返そう」など返済計画をきっちりと立てて、計画的に利用してください。
専門家からのコメント

キャッシングは、急に現金が必要になった場合、キャッシング枠の範囲内であれば、いつでも早くお金を借入できます。
また、お金の使い道が問われないため、いざという時は便利なものです。
ただし、キャッシングにかかる手数料(利息)は高いため、完済までの期間が長ければ長いほど、借入金額と手数料(利息)を合わせた総支払金額は多額になってしまいます。
そのため、繰上返済も考慮した計画的な利用がとても大切です。
15歳以上なら「デビットカード」という手もあり
デビットカードとは、利用したタイミングで登録口座からお金が引き落とされるもので、後払い制のクレジットカードとは別ものです。
デビットカードの場合は、中学生を除く15歳以上なら作成できますし、基本的に審査がないのも特長。つまり、申し込めば必ず手に入れられるんです。
なお、親権者の同意が不要なケースも多いですが、自宅に郵送物が届くことから「親にバレずに作る」のは難しいでしょう。
ちなみに通常のデビットカードのほか、「J-デビット」というものもありますが、後者は利用できる店舗がぐっと少なくなってしまうのが難点。とくに理由がなければ、通常のデビットカードがおすすめです。
おすすめは「三菱UFJ-VISAデビット」

- 国内・海外・ネットショッピングもこれ1枚 !
- 口座から即時払いなので、使いすぎの心配なし
- ショッピングのご利用金額に応じて、自動キャッシュバック!
年会費初年度 | 年会費2年目〜 | ポイント還元率 |
---|---|---|
無料 | 無料 | 0.2 〜 0.5% |
- 電子マネー
- 付帯サービス
デビットカードのなかでも15歳以上の未成年者におすすめなのは、三菱UFJ-VISAデビットです。
高校生であれば誰でも年会費無料で作成できます。
ただし、三菱UFJ-VISAデビットに限らず、クレジットカードと比べるとデビットカードはポイントシステムて保険などの特典が少ないものです。
あくまで会計をスマートにおこなうための手段が欲しいのであれば、ぜひ検討してみてください。
未成年(18歳)は社会人になる前にクレジットカードを持つべき?
クレジットカードは18歳以上の未成年者であっても、現金で支払うよりも会計がスムーズになることや、ポイント特典がつくといった魅力は変わりません。
また、ゴールドカードへの招待システムのあるカードの場合、早いうちから持っておくことで利用実績をつくっておけば、ゴールドカードへのステップアップもしやすいでしょう。
人によっては明細によって買いもの歴がひと目でわかることから、買い過ぎの歯止めとなることもあります。
しかし、現金を使わないことでお金を使っている実感が薄くなり、買いすぎてしまう人もいるものです。
以上のことから、きちんとお金の管理ができるという自信があるのなら、未成年者であってもクレジットカードを持っておいて損はないでしょう。
未成年(18歳以上)でもクレジットカードを作成して、スマートに買いものしよう!
18歳以上なら未成年であってもクレジットカードを持つことができますし、それによって得られる恩恵も多いもの。
はじめて持つ場合だと不安で恐いことも多いかもしれませんが、使いすぎにさえ気をつければ何も心配はいりません。
この記事を読んで、自分にぴったりのクレジットカードが見つけられたなら、ぜひ試しに申し込んでみましょう!

専門家からの一言
それぞれのクレジットカードによって、受けられる特典や年会費の有無など様々な違いがあります。
そのため、普段の日常生活を考慮しながら、ご自身にとって最もメリットがあるクレジットカード選びをすることが大切です。
また、クレジットカードには、Visa、Mastercard、JCBなど、異なる国際ブランドがあり、使える店、使えない店がある点に注意が必要です。
個人的な主観ですが、初めてクレジットカードを作るのであれば、Visaが無難だと思います。
佐藤元宣FP事務所代表。CFP®・1級ファイナンシャルプランニング技能士。生命保険・損害保険・投資信託などの金融商品を販売していない非販売系の独立系FPで、世代を問わず、ファイナンシャルプランニングにかかる幅広い分野に相談対応している。税理士や社会保険労務士といった専門士業事務所での勤務経験をはじめ、実際に自身で行っている資産運用の経験や各種専門知識をファイナンシャルプランニング相談に活かしたサービスをお客様へ提供している。
佐藤 元宣の監修記事・プロフィール一覧へライター歴8年、編集歴3年。クレジットカードやローンなど金融関係を筆頭に、エンタメや美容などさまざまなジャンルで活動中。クレジットカードは、メインカードとして楽天カードを保有。そのほかに普段の買い出し用にイオンゴールドカードや、家電量販店用に100満ボルトカードなどサブカードも複数保有。普段の買いものはほぼすべてクレジットカードにし、貯まったポイントを本やゲームなど趣味に使うのがルーティンとなっている。
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