クレヒスとは?クレジットカードの審査にも影響する?良好なクレヒスをつくり上げる方法も紹介
クレジットカードの審査などでは、「クレヒスが重要」や「良好なクレヒスを積むと審査通過率が上がる」という言葉を聞きますよね。
たしかに、クレジットカードなどの審査通過率には、クレヒスが大きく影響を与えます。しかし、クレヒスについてよく理解していない人は、「クレヒスが悪いとなぜダメなの?」と疑問に感じることもあると思います。
ということで、今回は、クレヒスが悪い場合の生活への影響など、クレヒスに関することをわかりやすく説明していきます。良好なクレヒスを積む方法についても紹介していくので、参考にしてください。
そもそもクレヒスとは何?
クレヒスとは、クレジットヒストリーの略称で、クレジットカードやローンなどの契約で扱われる個人情報や取引履歴のことを意味しています。
クレジットカードやローンなどの金融商品の契約をおこなった場合、取引金額の大小にかかわらず、カード会社や金融機関の加盟する信用情報機関に情報が収集されます。
信用情報機関には、申込み情報、契約に関する情報、実際の取引履歴などの個人情報が登録され、クレジットカードやローンなどの金融商品の審査の際に、顧客の信用力を判断するための参考資料として照会がおこなわれます。
また、クレヒスに記載される契約内容は、主に下記のようになっているので覚えておきましょう。
契約 | 内容 |
---|---|
カードなどの契約 | 年会費や月々の支払いを必要とするクレジットカードなどの契約 |
個品割賦契約 | 商品代金やサービス利用料の分割払い契約 |
リース契約 | 商品のリース料の支払い契約 |
保証契約 | 契約者が返済不可能な場合に保証会社が代わりに返済することを取り決めた契約 |
無保証融資 | 担保、保証人を必要としないキャッシングや貸付の契約 |
保証融資 | 担保、保証人を必要とするキャッシングや貸付の契約 |
住宅ローン | 居住するための土地や建物などの購入を目的とした借入れ契約 |
移管債権 |
不良債権や会社の統合、おまとめローンなどで別会社へ債権が移管した契約 |
クレヒスは信用情報機関に記録される
先に触れたように、クレヒスは信用情報機関に情報が集められますが、登録される内容によって、下記のように記録が残る期間が異なるので覚えておきましょう。
登録情報 | 内容 | 登録期間 |
---|---|---|
申込み情報 | 申込み先、個人情報(氏名、生年月日など)、申込み日、商品の種類など | 最長6ヶ月 |
契約時の情報 |
契約日、契約した商品内容、契約金額、支払い回数など |
契約期間中および契約終了後最長5年 |
返済時の情報 | 返済日、返済予定日、残高、完済日など | 契約期間中および契約終了後最長5年 |
金融事故情報 | 債務整理、債権回収、強制解約など | 信用情報機関や登録内容によって異なる |
契約時と返済時の情報に関しては、契約終了後最長5年間の保有となっていますが、契約期間中は無期限で保有されることに注意してください。
また、信用情報機関には下記の3つの機関があり、それぞれの機関によって加盟している会社や金融機関が異なります。
- CIC(シーアイシー):主にクレジットカード会社が加盟
- JICC(日本信用情報機構):主に消費者金融会社が加盟
- JBA(全国銀行協会):主に銀行が加盟
上記のように、信用情報機関によって、主に加盟している会社や金融機関が異なりますが、各信用情報機関が保有する申込み情報と金融事故情報に関しては、情報システムCRINによって共有しています。
つまり、過去に利用した会社や金融機関にかかわらず、何かしらの金融トラブルを起こしている人は、すべての情報が共有されているので、注意が必要になります。
自分のクレヒスは確認することが可能
自分のクレヒスに関しては、信用情報機関に開示請求をおこなうことで確認することが可能です。開示請求の方法は、信用情報機関によって下記のように異なるので覚えておきましょう。
- CIC:PCまたはスマートフォン、郵送、CICの窓口
- JICC:スマートフォン、郵送、JICCの窓口
- JBA:郵送
JBAに関しては、郵送のみの開示請求となっていますが、CICとJICCは、インターネット、郵送、窓口の3つの方法で開示請求をおこなうことができます。
また、開示請求では、申込み情報、契約内容、返済内容、法的手続きの有無などの情報を確認することができるので、過去に金融事故を起こしている場合、金融事故情報が消えたかどうかの確認をすることも可能です。
専門家からのコメント
信用情報を何度も開示請求すると、ローンの審査に通過しづらくなることがあります。信用情報を開示請求する人は、「自分の信用情報が気になる人」です。
そのため、あまりにも開示請求する頻度が多いと、ローンの審査時に金融機関から「この人は過去に金融事故を起こしたかもしれない」と疑念を持たれて、審査に落ちる可能性があります。
また開示請求は、自分自身がおこなったものだけでなく金融機関がおこなったものも全て残ります。よって複数の金融機関で住宅ローンやクレジットカードを申し込むと、過去の金融事故を疑われてしまうのです。
クレヒスの開示請求にかかる手数料や必要な書類は?
情報開示請求をおこなう場合、必要な書類や手数料が気になる人もいますよね。ということで、開示請求にかかる手数料や必要書類について簡単に説明しておきます。
まず、必要書類についてですが、3つの信用情報機関に共通して基本的に必要となるものは、「本人確認書類」です。
本人確認書類は、運転免許証、個人番号カード(マイナンバー)、公的年金手帳、パスポート、住民票など、いくつか利用可能な書類があるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
また、手数料については、信用情報機関や開示方法によって下記のように異なるので、確認しておくようにしてください。
信用情報機関 | 手数料(税込) |
---|---|
CIC |
インターネット:1,000円 郵送:1,000円 窓口:500円 |
JICC |
インターネット:1,000円 郵送:1,000円 窓口:500円 |
JBA | 郵送:1,000円 |
上記のように、窓口で開示請求をおこなわない限り、基本的に1,000円(税込)の手数料が必要となります。手数料が意外とかかってしまいますが、自分の登録情報に不安のある人は、一度確認してみるのもよいでしょう。
情報開示請求の流れ(CICの場合)を確認しよう
個人のクレヒスは、信用情報機関に開示請求をおこなえば確認することが可能です。
開示請求の方法は信用情報機関によって異なりますが、ここではCICを例に挙げて、実際に開示請求をおこなう流れを紹介していきます。
CICの開示請求は、「インターネット(PCやスマートフォン)」、「郵送」、「窓口」の3つの方法が可能なので、それぞれの流れを確認しておきましょう。
インターネットを使う場合
インターネットでの情報開示請求は、ネット環境が整っていれば全国どこからでも手続きが可能です。
また、サービス利用時間は、「8時~21時45分」となっていて、時間内であれば年末年始でも利用することが可能なので、最もおすすめの方法になります。
インターネットでの情報開示請求の流れは下記のようになっているので、確認しておきましょう。
- CICの公式ページから「パソコンでの開示手順」をクリック
- 手続きの確認事項を確認
- 受付番号の取得(クレジット契約で利用している電話番号から電話)
- 必要項目を入力(受付番号も使います)
- PDFファイルをダウンロード
インターネットで開示請求をおこなう場合は、開示したいカード会社に登録してある自分の電話を使い「0570-021-717」に電話をかけて受付番号を取得する必要があります。
受付番号は情報入力画面で使うので、メモをとるなどして忘れないようにしましょう。
ちなみに、情報開示の手数料としてかかる1,000円は、クレジットカード決済となるので、事前にクレジットカードを用意しておくとスムーズに手続きをおこなうことができます。
郵送の場合
郵送で情報開示請求をおこなう場合は、「信用情報開示申込み書」を作成する必要があります。
申込み書は、「CICの公式ページからPCで作成し、プリンターで印刷する方法」と「手書き用の申込み書をダウンロードまたは、取り寄せて記入する方法」の2パターンがあるので、状況に合わせて選択してください。
郵送で情報開示請求をおこなう流れは下記のようになっています。
- 情報開示申込み書を作成
- 必要書類と定額小為替証明を同封して郵送
- 約10日後に開示報告書が届く
郵送の場合は、情報開示の手数料としてかかる1,000円を定額小為替証明で支払う必要があります。定額小為替証明は、ゆうちょ銀行で発行ができるので、事前に用意しておくとよいでしょう。
また、開示報告書が届くまでには、申込み書を郵送してから10日程度の期間がかかるので、時間にゆとりを持って手続きをするようにしてください。
窓口の場合
窓口で情報開示請求をおこなう場合は、受付時間が平日(月曜日~金曜日)の「10時~12時」と「13時~16時」となっているので、時間に注意してください。
基本的に担当者の指示にしたがうだけなので、とくに難しい操作などは一切ありませんが、手続きに必要な書類や手数料としてかかる500円を忘れずに持参するようにしましょう。
窓口で情報機関請求をおこなう流れは下記のようになっています。
- 必要書類と手数料500円を持ってCICの窓口へ行く
- 窓口で受付と本人確認をおこなう
- その場で開示請求書を受け取る
クレヒスの状態が悪い人はどのような影響があるの?
クレヒスが悪い人は、クレジットカードやローン契約などの審査を通過できない可能性があります。
クレジットカードや担保を必要としないローンなどの金融商品は、「この人はお金を貸しても返してくれる」という信用貸しの取引です。
信用貸しでは、顧客の信用力が重要になるため、クレヒスの状態が悪い人は信用力が低くなってしまい、審査で不利になる可能性が高くなります。
そのほか、クレジットカードなどの審査では、下記のような基本的な項目(一部、学生は見られない項目もある)も見られので覚えておきましょう。
- 年収
- 勤務先の会社
- 勤続年数
- 持ち家か借家か
ちなみに、クレヒスは、クレジットカードなどの審査だけでなく、携帯電話の端末料金を分割で支払う際も影響することがありますので、良好なクレヒスを保つように心がけてください。
また、住宅ローンの審査においては、所有しているクレジットカードのキャッシング枠を利用していなくても、限度額まで利用しているとみなされることがあります。
そのため、クレジットカードを何枚も持っていると、住宅ローンの審査に通過しづらくなることがあるのです。
専門家からのコメント
クレヒスが悪いと、ローンの審査に通過できなくなります。例えば住宅ローンは、クレジットカードの支払いやローンの返済が61日以上または3ヶ月以上遅れ、CICの信用情報に「異動」と記載されていると、審査を通過できません。
住宅は、人生で最も高い買い物といわれるほど高額。住宅ローンを借り入れできなければ、マイホームの購入を諦めなければならないことになります。
ご自身や家族の夢を叶いやすくするためにも、日頃からクレヒスを悪くしないように心がけることが大切です。
学生時代に奨学金を利用している人は注意が必要
クレヒスは、基本的にクレジットカードなどの利用状況が大きく影響しますが、「平成21年以降に日本学生支援機構の奨学金を利用している人」に関しては、クレヒスに影響を与えるので注意が必要です。
理由ですが、平成21年以降に日本学生支援機構の奨学金を利用している人は、個人信用情報機関の登録対象になっているからです。
信用情報機関の登録対象になるということは、奨学金の申込み情報、契約情報、返済情報などが登録されるということなので、奨学金の返済が滞ってしまうとクレヒスの状態が悪くなってしまいます。
奨学金の返済が厳しい人は、「返済の延期措置」や「返済金額の減額措置」を利用すればクレヒスに影響しないので、手続きをおこなうことをおすすめします。
ちなみに、平成21年より前に奨学金を利用している人に関しては、クレヒスに影響がありません。ただし、奨学金は借金ですので、クレヒスへの影響の有無にかかわらず、しっかりと返済するようにしてくださいね。
ブラックリストに載ってしまうと審査に通過することが難しくなる
悪いクレヒスが積み重なると「金融事故情報」として信用情報機関に登録されてしまう可能性があります。
金融事故情報として登録されてしまうと、いわゆるブラックリストに載ってしまうことになり、新たにクレジットカードやローンなどの申込みが難しくなります。
また、ブラックリストに載ってしまった場合、状況が改善されてから一定の期間は名前が残ってしまうことを覚えておきましょう。
たとえば、「3ヶ月以上の延滞は最長5年」、「自己破産は最長5年から10年」など、金融事故の内容や信用情報機関によって登録される期間が決められています。
先に紹介していますが、ブラックリストに名前が載っている可能性がある人は、信用情報機関に開示請求をおこなえば、情報が消えているか確認することも可能です。
悪いクレヒスを回避するためには?
クレヒスの状態を悪くする原因には、主に下記のようなものがあるので覚えておきましょう。
- 支払い金額を把握していない
- 支払日を把握していない
- 無計画にクレジットカードやカードローンなどを利用する
上記の原因のなかでひとつでも当てはまっているものがある人は、今後クレヒスの状態を悪くしてしまう可能性があるので、十分注意してください。
クレジットカードなどを利用するときは、計画的に利用することを心がけることで、クレヒスが悪くなってしまうことを避けることが可能です。
ちなみに、デビットカードやプリペイドカード、電子マネー、家族カードは、クレヒスに影響を及ぼさないので、覚えておきましょう。
良好なクレヒスを積むと多くのメリットがある
クレヒスの状態が悪い場合の影響について紹介しましたが、逆に良好なクレヒスを積んでおくとどのようなメリットがあるのか気になりますよね。
ということで、良好なクレヒスを積むことで得られるメリットについて紹介しておきます。
- クレジットカードやローンなどの審査で有利
- クレジットカードのアップグレードの審査で有利
- 利用可能額の増額審査で有利
上記のように、良好なクレヒスは、新たにクレジットカードやローンなどに申込んだ際の審査で有利になるだけでなく、カードのアップグレードや利用可能枠の増額審査でも有利になります。
また、良好なクレヒスを積むということは、信用力が高くなるということなので、長い目でみれば、社会的な信用を得られることになります。
社会的な信用を得られれば、住宅ローンなどの高額なローン契約の際に有利になるなどのメリットもあるので、良好なクレヒスを積むように心がけましょう。
良好なクレヒスを積む方法は?
良好なクレヒスを積むことは、クレジットカードなどの審査で有利になるだけでなく、社会的な信用を得ることができるなどのメリットがあるので、良好なクレヒスを積みたいと考える人が多いと思います。
ということで、ここでは、良好なクレヒスを積む方法について紹介していきます。
支払いは遅延などをせずにしっかりと払い続ける
良好なクレヒスを積むための最も基本的な方法は、クレジットカードやローンなどの支払いをしっかりとおこなうことです。
支払い金額や支払日をしっかりと確認して、「支払日の引き落とし日に残高不足だった」ということがないように心がけましょう。
また、ある程度の良好なクレヒスを積みたいのであれば、定期的にクレジットカードを利用して、しっかりと支払うことが重要になります。
おすすめとしては、携帯電話の使用料金や公共料金などの固定費用をクレジットカード払いにする方法です。固定費用は、毎月かかるお金なので、支払い金額がわかりやすく、計画的にクレヒスを積むことが可能です。
リボ払いやキャッシングは利用しない
良好なクレヒスを積むためには、できるだけリボ払いやキャッシングなどのお金に困ったときに利用しがちなサービスを使うのは避けましょう。
リボ払いやキャッシングは、手数料や利息が発生してしまうので、支払い金額が多くなってしまいます。計画的に利用しない場合、返済の遅延などの原因となってしまう可能性があります。
また、審査をおこなうカード会社や金融機関の視点で考えた場合、キャッシングを頻繁に利用している人は、「お金に困っている人」と判断されてしまう可能性があるので、信用力に影響がでることもあります。
スーパーホワイトも信用力が低くなってしまうことに注意
30代など、ある程度の年齢になってもクレヒスがまったくない人は、スーパーホワイトと呼ばれ、信用力が低くなってしまう可能性があるので覚えておきましょう。
一見、クレヒスがないことは問題ないように感じますが、クレヒスは、クレジットカードなどの利用以外に、携帯電話の端末料金をローンで支払うことでも積むことができます。
現在は、携帯電話をひとり1台持つ時代なので、ある程度の年齢にもかかわらずクレヒスがまったくないという人は希です。
カード会社や金融機関などの審査をおこなう側から見ると、「ある程度の年齢でクレヒスがない=何か問題があってカード持てない人またはローン契約を結べない人」と考えられてしまう可能性があります。
クレヒスが心配な人におすすめのクレジットカード
クレヒスは、クレジットカードの審査に影響を及ぼすということを紹介しましたが、「クレヒスが心配で審査に通るか不安だけど、クレジットカードをつくりたい」という人もいますよね。
ということで、ここでは、クレヒスが心配な人でも比較的審査に通る可能性がある、おすすめのクレジットカードを紹介しておきます。
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セディナカードJiyu!da!は、年会費無料で利用することができ、国内旅行傷害保険とショッピング補償が付帯しているので、サービス面も充実したカードです。
また、基本となるポイント還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同程度ですが、イオン、ダイエー、セブンイレブンでの買い物で還元率が3倍になるので、還元率1.5%以上で利用することも可能です。
クレヒスをつくるのにも最適なカードですが、とくにイオン、ダイエー、セブンイレブンを普段から利用している人におすすめのクレジットカードになっています。
仕事帰りにダイエーで食材や日用品を購入していたことと、ポイント還元率の高さというメリットの点を考慮しました。具体的には毎日ポイント還元率が200円につき3ポイント還元される点が魅力的と思い、このクレジットカードを選びました。
クレヒスをつくりたい人におすすめ!即日発行も可能な「ACマスターカード」
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発行スピード | 最短即日 |
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電子マネー |
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ACマスターカードは、大手消費者金融会社のアコムが発行しているので、消費者金融系のクレジットカードになります。
一般的に、消費者金融系のクレジットカードは、比較的審査に通りやすいといわれているので、審査に不安のある人におすすめのカードになっています。
また、「年中無休で8時から22時」まで稼働しているアコムの無人契約機を利用できるので、即日発行がしやすいこともうれしい特徴として挙げられます。
ちなみに、ACマスターカードは、一般的なクレジットカードのようなポイントによる還元がありませんが、利用金額の0.25%がキャッシュバックされるサービスをおこなっています。
年会費は無料で利用できるので、ポイントの還元にこだわらないのであれば、利用しやすいクレジットカードになっています。
恥ずかしながらクレジットヒストリーがあまり良くないので、以前別のカード会社では審査が通らず落胆しておりました。いろんなサイトでクレジットヒストリーを積み重ねるならACマスターカードがおすすめと紹介されておりましたので、不安がある中申し込みをしましたが無事に発行されました。
年会費無料で即日発行も可能!「エポスカード」
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クレヒスのまとめ
クレヒスが与える影響や良好なクレヒスを積む方法について紹介してきました。良好なクレヒスは、信用力を高めることにつながります。
信用力が高ければ、クレジットカードやローン契約などの審査が有利になるので、良好なクレヒスを積む努力をしてみてください。
また、クレヒスの情報は、必ず信用情報機関に登録され、その情報は共有されているので、ごまかすことができません。
ですので、クレジットカードなどを利用したときは、しっかりと支払いをおこない、クレヒスの状態が悪くなってしまわないように計画的に利用するようにしてください。
専門家からの一言
クレジットカードの支払いを滞納すると、信用情報に傷が付くことを知っている人も多いです。
しかし奨学金の返済や分割で購入した携帯電話の本体代まで、信用情報に影響することを知らなかった方も多いのではないでしょうか?
信用情報に傷がつくと、クレジットカードが新規で作成できなかったり、ローンを組めなかったりと現在や将来の生活に支障が出てしまいます。
カードやローンに限らず、期日までに支払いや返済が必要なものは、絶対に滞納しないようにしましょう。
保険・金融ライター。FP技能士2級。大手生命保険会社にて7年半勤務し、チームリーダーや管理職候補として個人営業、法人営業の両方を経験。その後人材会社に転職したあと副業としてwebライターを始める。お金に関する正しい知識をたくさんの人々に知って欲しいとの思いから、2019年1月よりwebライターとして独立。これまで保険、不動産、税金、音楽など幅広いジャンルの記事を、多数のメディアで執筆・監修している。
食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。