クレジットカードの申込みで入力ミスしたときの対処方法は?間違いやすい項目とあわせて解説
近年、クレジットカードを申込むときは、インターネットを利用する人が増えています。簡単に入力でき、すぐに送信できるため、申込書を郵送する方法にくらべてスピーディに手続きが可能です。
ただし、手軽な方法なだけに、ミスをしてしまうことも多くなっています。送信してしまったあとでミスに気づいたら、審査に影響しないか心配になってしまいますよね。
そこで、本記事では、クレジットカードを申込むときにミスした際の対処方法を解説しています。間違いやすい項目とあわせて紹介しているので、入力ミスをして困っている人は、ぜひ参考にしてください。
申込み後に入力ミスが発覚したらすみやかにカード会社に連絡する
クレジットカードを申込む際に、誤った内容を送信した場合には、すみやかにクレジットカード会社へと連絡しましょう。
クレジットカード会社の連絡先は、2つあります。
- 受付完了メール記載の連絡先
- 各クレジットカード会社のコールセンター
クレジットカードを申込んだ場合、クレジットカード会社からすぐに「受付完了メール」が送信されます。この受付完了メールに問い合わせ先が記載されているため、そこにミスをしてしまった旨を連絡しましょう。
もし、「受付完了メールが届いていない」、「メールが見つからない」場合には、ネットで検索し各クレジットカード会社のコールセンターへ連絡してください。オペレーターが本人確認の上で対応してくれます。
ちなみに、ほとんどのクレジットカード会社で、メール対応は実施していません。クレジットカードの申請内容には個人情報が含まれており、本人確認が必要となってくるためです。
受付完了メールの内容も確認
クレジットカード申請とともに送信される受付完了メールは、審査終了のメールが届くまでクレジットカード会社と自分をつなぐ大切なものです。
受付完了メールには、「受付番号」や「受付ID」と呼ばれる識別番号が記載されています。そのほか、発行状況照会をするためのURLなどさまざまな情報が記載されているため、内容はしっかりと確認してください。
受付完了メールが見つからないときには、受信拒否設定や迷惑メールフォルダをチェックしましょう。また、メールサーバーの不具合などで届かないこともあるので、時間をおいて様子をみる必要もあります。
入力ミスを連絡せずにそのままにしておくとどうなる?
もし、氏名や生年月日など、誤りが本人確認書類で判断できる項目であれば、クレジットカード会社から確認の電話が入ることがあります。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 住民票の写し
一方、申込内容の不備をそのままにしておくと、審査落ちの原因となってしまう場合もあります。
基本的内容の誤りは、第三者の不正申告が疑われることもあるためです。また、電話番号などが間違っていると、居所の確認や勤務先の在籍確認が実施できません。
さらには、「ウソの申告をする」として個人の信用力が疑われる可能性もあります。虚偽申告の事実を含めて記録が残ってしまうこともあるため、ミスを見つけた場合には、すみやかに連絡するようにしましょう。
クレジットカードを申込む前に確認したい間違いやすい入力項目
クレジットカードへ申込むことに慣れていない場合、意図せずミスをしてしまうことがあります。下記の項目についてはとくに間違いやすいため、注意してください。
- メールアドレス
- 電話番号
- 他社からの借入残高
よくあるミスが、「メールアドレス」の誤りです。大文字・小文字、ドメイン名はとくに間違いやすく、受付完了メールが届かない原因ともなるため、正確に入力してください。
また、「電話番号」の誤り報告も多くなっています。使い慣れている携帯番号は大丈夫でも、普段使用しない自宅の固定番号や勤務先の電話番号は誤る可能性が高いため、注意が必要です。
さらに「他社からの借入残高」など一部項目は、記入を求められることを知らない人も存在します。申込む際に焦らないように、事前に借入残高を計算しておきましょう。
もし引っ越しの予定がある場合には?
もし、引っ越しの予定がある場合には、今住んでいる住所を申請するか、新居の住所を申請するかで迷ってしまうかもしれません。
すでに引っ越しの日取りが決まっているなら、新居に引っ越したあとに、クレジットカードを申込むほうが無難です。その際、本人確認書類に使用する運転免許証などの住所変更も早めにおこないましょう。
まだ日取りが決まっていないなど、そのほかのケースでは、事前にカード会社に確認することをおすすめします。
まとめ
クレジットカードを申込むときにミスをしてしまったら、すみやかにカード会社へと連絡しましょう。連絡先は、受付完了メールに記載されています。コールセンターでも受け付けているため、メール紛失の際は活用してください。
ミスをそのままにしておくと、審査落ちの原因となるケースもあり、注意が必要です。軽微なミスでは問題とならないこともありますが、個人の信用力に傷がついてしまうこともあります。
「メールアドレス」や「電話番号」など、間違いやすい項目については、入力の際に十分に注意してください。
- カード申請でミスを見つけたら、受付完了メール記載の連絡先へ連絡する
- ミスを放置していると、審査落ちの原因となる可能性もある
- メールアドレスや電話番号など、誤りやすい項目は再確認する
食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。