ETCカードを複数枚発行することは可能?メリットデメリットや発行方法を紹介 PR

ETCカードを複数枚発行することは可能?メリットデメリットや発行方法を紹介

車を複数使用している方や、自分以外の家族も運転をするという方は、ETCカードが複数枚あったら便利ですよね。

クレジットカード1枚につきETCカードは1枚しか発行できないと思っている方も多いかもしれませんが、実はETCカードは複数枚発行することが可能です。

本記事では、ETCカードを複数枚発行する方法と複数枚所持のメリットやデメリット、注意点を解説します。

また、ETCカードが複数欲しいという方におすすめのクレジットカードもご紹介します。

ETCカードを複数枚発行する5つの方法

それでは、早速ETCカードを複数枚発行する方法を5つご紹介します。この記事でご紹介するのは下記の5つの方法です。

ETCカードを複数枚発行する5つの方法
  • 新しいクレカを発行する
  • ETCカードを複数枚発行できるクレカを発行する
  • 家族カードを発行してETCカードを付帯する
  • ETCパーソナルカードを発行する
  • 法人クレジットカードを発行する

新しいクレカを発行する

1つめの方法はクレジットカードを新たに申し込み、ETCカードを発行する方法です。

VISAやMastercardといった国際カードブランドが同じでもクレジットカード会社が違ったり、同じクレジットカード会社でもカードの種類が何種類もあるので、全く同じカードでなければ複数のクレジットカードを作ることができます。

ただし、クレジットカードを何枚も持っていると管理が大変になるので注意が必要です。

ETCカードを複数枚発行可能なクレカに申し込む

1枚のクレジットカードに対してETCカードは1枚というカードは多いですが、なかにはETCカードを複数枚発行できるクレジットカードも存在します。

この方法ならクレジットカード本体の枚数はおさえつつ、ETCカードを複数枚発行できるので、複数の車を使用している方やETCカードの有効期限が心配という方に一番おすすめな方法です。

家族カードを発行してETCカードを付帯する

家族も同じ車を運転するという方には、家族カードを発行した後、ETCカードを付帯させるのがおすすめです。

クレジットカードの多くは会員本人の家族向けに家族カードを発行することができます。

家族カードにETCカードを付帯できるカードをお使いの場合は、家族ごとにクレジットカード、ETCカードを用意することができます。

そもそもETCカードはカードの名義者本人しか利用することができません。

自分のETCカードを家族に使用させる…ということはそもそも禁止されているため、家族が利用する場合は、別途ETCカードを用意する必要があります。

家族カードであれば家族ごとに明細が確認できますし、引き落としはクレジットカードを最初に作った会員(本会員)の登録口座から一括して引き落としとなります。

家族ごとに引き落とし口座を設定する必要がなく、新しく別のクレジットカード会社に審査申込をしなくて良い点がおすすめする理由です。

ETCパーソナルカードを発行する

ETCパーソナルカードとは、NEXCO東日本、中日本、西日本等6社の高速道路株式会社が共同して発行するETCカードです。クレジットカードを発行しなくてもETCを利用できるという特徴があります。

ETCパーソナルカードを利用するためには、あらかじめ保証金(デポジット)を預け入れる必要があります。保証金額は有料道路の平均利用月額(5,000円単位で切り上げ)の4ヶ月分です。

5,000円単位で切り上げとは、例えば平均利用月額が6,000円の方の場合は10,000円に切り上げられるということです。この場合は10,000円の4ヶ月分なので保証金として預け入れる金額は40,000円となります。

このデポジットはあくまで保証金なので、支払いには利用できない点に注意が必要です。支払いは別途登録した銀行口座等からの引き落としとなります。

クレジットカードを作成せずにETCカードを利用できるというメリットはありますが、最低でも20,000円を預け入れなければいけないので、まずは他の方法を検討することがおすすめです。

法人クレジットカードを発行する

法人や個人事業主の場合、法人クレジットカードを発行できます。法人クレジットカードには、ETCカードを複数発行できるクレジットカードが多くあります。

例えば、JCB法人カードはETCカードの発行枚数が無制限となっています。事業をする上でETCカードを利用する場合は、交通費の管理や経理処理のしやすさからも、まずは法人クレジットカードの利用を検討したいところです。

おすすめのクレジットカードはJCB法人カード、三井住友ビジネスカード、ライフカードビジネスです。どのカードもETCカードを複数枚発行でき、会費も無料~2,000円程度で発行できます。

ETCカードを複数枚所持するメリット・デメリット

ご紹介してきましたとおり、ETCカードを複数枚発行することは可能です。5つの中からご自分の状況にあった方法を選択してみてください。

ここからはETCカードを複数枚所持するメリットとデメリットについて解説します。

複数枚所持のメリット
  • ETCカードごとにポイントを貯められる
  • カードごとに引き落とし⼝座を変更でき、費⽤管理が楽になる
  • 複数台の⾞を使⽤する場合、ETCカードを使い回さなくてよくなる
  • ETCカードの有効期限が切れてしまっていても、他のカードで代⽤できる

上記のようにいろいろなメリットがあることがわかります。複数台の車を持っていたり、家族も車を運転する場合は特にETCカードが複数枚あると便利ですね。

一方で、ETCカードを複数枚所持することのデメリットもあります。

複数枚所持のデメリット
  • 管理の⼿間が増える
  • 紛失時に気が付きにくい


ETCカードが複数枚あることは便利なのですが、その分管理の手間が増える点については注意が必要です。クレジットカードやETCカードにはそれぞれ有効期限があります。

カードの枚数が多いと期限を把握するだけでも大変です。

また、カードが何枚もあると紛失に気が付きにくくなります。カードを1枚しか持っていなければ、なくなっていることにすぐ気がつけるのですが複数枚だと難しくなります。

以上のように、ETCカードを複数枚持つことは便利な反面、デメリットもありますので注意が必要です。複数枚発行する場合も、必要最小限の枚数を発行するよう心がけることが重要です。

ETCカードを複数枚所持する際の注意点

ここからは、ETCカードを複数枚発行する場合の注意点について解説します。

注意点
  • ETCカードはカード名義人本人のみ使用可能
  • クレジットカードを解約するとETCカードも解約になる
  • 有料道路の入口と出口で同じETCカードを使用する


このようにETCカードを複数枚所持する際の注意点がいくつかあります。

まず、ETCカードはカード名義人本人しか使用することはできません。家族であっても貸したりすることはできないので注意してください。

またクレジットカードに付帯しているETCカードがほとんどですが、この場合クレジットカードを解約するとETCカードも解約となります。どのクレジットカードとETCカードが紐付いているかの把握が必要です。

最後に、有料道路でのETC利用時の注意点です。有料道路の入口と出口ではETCカードを挿入した車載器からの信号により、認証をおこなっています。

入口と出口でETCカードが異なると、出口のゲートが開かず非常に危険です。サービスエリア等でのETCカードの挿し替えは控えましょう。

ETCマイレージサービスも複数のETCカードを登録できる

ETCマイレージサービスとは有料道路の利用料金に応じてポイントがもらえるサービスです。すでにご登録されているという方も多いのではないでしょうか。

実はこのETCマイレージサービス、条件があるもののETCカードを複数登録することが可能です。

注意点もあわせてまとめましたのでご確認ください。

ETCマイレージサービスを利用する際の注意点

ETCマイレージサービスは原則として、ETC車載器1台につき1枚のETCカードしか登録することはできません。しかし条件を満たせば1台の車載器に複数枚のETCカードを登録することができます。

その条件は「同居の家族名義のETCカード、または同一事業所の法人カードに付帯するETCカードであること」です。この条件を満たせば1台の車載器につき4枚までETCマイレージサービスへ登録することができます。

但し、複数カード間でのポイント合算・還元はできません。

ETCカードを複数枚発行できるおすすめクレジットカード

これからは、ETCカードを複数枚発行できるおすすめのクレジットカードを3つ紹介します。

どのカードも最大5枚までETCカードを発行することが可能なので、複数枚のETCカードを発行しようと考えている方は、ぜひこちらのカードを検討してみてください。

旅行好きな方におすすめ!アメックスグリーン

アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード
アメリカン・エキスプレス・カードの詳細
おすすめポイント
  • アメリカン・エキスプレスならではのご優待
  • 日々のお支払いや特別なお買い物で、ポイントがムダなく貯まる
  • 無料で使える空港ラウンジや、海外旅行先での24時間日本語サポート
年会費初年度 13,200円(税込)
年会費2年目〜 13,200円(税込)
ポイント還元率 0.333%~0.4%
発行スピード 約2~3週間
国際ブランド
  • アメリカン・エキスプレス
電子マネー
  • 楽天Edy(エディ)
  • Suica(スイカ)
  • SMART ICOCA
  • nanaco
  • PASMO(パスモ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

アメリカン・エキスプレス・カードはアメックスグリーン(アメックスカード)とも呼ばれ、ハイステータスカードとして世界中から認められているカードです。

年会費はかかりますがその分提供されているサービスも、ステータスカードの名に恥じない充実したラインナップが揃っています。

特に手厚いサービスが受けられるのがトラベル関係です。世界1,200ヶ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが年会費無料で利用できます。

普通に申し込むと99USドルかかる年会費が無料で利用できるので大変お得です。

そのほかにも手荷物無料宅配サービスや海外旅行傷害保険が充実していたりと、旅行好きな方なら年会費以上のサービスが受けられる1枚です。

「食」に関する特典が充実!ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードの詳細
おすすめポイント
  • 利用限度額に一律の制限なし!
  • 国内外1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料!
  • 最高1億円の旅行保険が付いているから安心!
年会費初年度 24,200円(税込)
年会費2年目〜 24,200円(税込)
ポイント還元率 1%
発行スピード カード到着まで2~3週間ほど
国際ブランド
  • ダイナースクラブ
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by ダイナースクラブ(三井住友トラストクラブ株式会社)

ダイナースクラブカードは世界で初めて誕生したクレジットカードで、世界的に信頼されています。ダイナースとは「食事をする人」という意味でその名のとおりグルメ関係の特典が充実しています。

特におすすめな優待サービスは「ダイナースクラブ・エグゼクティブ・ダイニング」です。

これは2名以上でコース料理を利用すると、1名分が無料になるというサービスです。対象店舗はどこもよりすぐりの高級レストランですので、1回の利用だけで年会費分のサービスを受けられる、ということも少なくありません。

グルメ以外でも国内・海外の旅行保険が充実していて、最高1億円の保障が用意されています。

グルメも旅行も特典が充実しているおすすめのクレジットカードです。

永久不滅ポイントが貯まる!セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナル
セゾンカードインターナショナルの詳細
おすすめポイント
  • 入会金・年会費永久無料
  • ポイントは有効期限なしで、永久不滅!
  • 最短5分で!デジタル発行も
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 0.5%
発行スピード 最短即日発行~3営業日
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • JCB
電子マネー
  • iD(アイディ)
  • QUICPay(クイックペイ)
  • PASMO(パスモ)
  • Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by 株式会社クレディセゾン

セゾンカードは年会費が永年無料で持つことのできるクレジットカードです。

さらにセゾンカードでは永久不滅ポイントなので、ポイントに有効期限がありません。そのためカードの利用額が少ない方でも少しずつポイントをため続けられます。

ETCカードも無料で発行できますので、それほどクレジットカードの利用機会が多くない方にも申し込みやすい1枚です。

ETCカードを複数枚発行する方法まとめ

ETCカードを複数枚所持する5つの方法を改めてまとめてみます。

まとめ
  • クレジットカードを複数申し込む
  • ETCカードを複数発行できるクレジットカードに申し込む
  • 家族カードを発行しETCカードを付帯する
  • ETCパーソナルカードを発行する
  • 法人クレジットカードを発行する


ETCカードを複数持つことで、1枚のETCカードを使い回さなくてよくなったり、費用管理が楽になったりするというメリットがあります。一方でカードの枚数が増えると、それだけ管理の手間が増えるので必要最小限の枚数だけ所持することをおすすめします。

ご自分用にETCカードを複数枚発行したいという方には「複数発行できるクレジットカードに申し込む方法」がおすすめです。この方法ならクレジットカードが増えすぎて困るということも防げますよ。

Web系コンテンツで小説・ライトノベル・漫画原作を連載している作家兼編集者。双葉社より書籍&電子書籍も発売中。金融関係はもちろんのことエンタメ系から商品紹介まで様々なメディアの編集者&ライターを経験。 ゲーム・アイドル・ガジェット・動物・アート・自転車・旅行などが大好き。過去には自転車で日本一周したこともある。 クレジットカードはエポスゴールドカードと楽天カードを保有。楽天マニアのため楽天ペイ・楽天Edy・楽天銀行を使いこなしており、できれば楽天カードと添い遂げたいと願っている。

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