デビットカードでETCカードは発行できる?クレジットカードがなくてもETCを利用する方法 PR

デビットカードでETCカードは発行できる?クレジットカードがなくてもETCを利用する方法

クレジットカードの代わりにデビットカードを利用している方も多いと思いますが、そのような方のなかには、ETCカードの利用を検討している方もいるのではないでしょうか。

しかし、ETCカードはクレジットカードの追加カードとして発行できるカードなので、「デビットカードではETCカードを作れないの?」と疑問に感じる方もいると思います。

結論からいうと、基本的にデビットカードではETCカードを作ることができません。

ただし一部の地区やクレジットカードがなくてもETCを利用する方法は、実はあるんです。

本記事では、デビットカードでETCカードを作ることができない理由や、クレジットカードなしでも発行できるETCパーソナルカード、そして審査に不安のある方におすすめのクレジットカードを解説いたします。

デビットカードでETCカードが作れない理由

デビットカードでETCカードが作れない理由は、デビットカードの決済方法にあります。

そもそもETCカードはクレジットカード会社が有料道路の利用料金を立て替え、後日精算するというシステムとなっているので、スムーズにETCレーンを通過することが可能になっています。

一方、デビットカードは基本的に支払い口座から即時決済になるので、支払い口座に残高がない場合は、ETCレーンを通過できずに立ち往生してしまうため渋滞の原因になってしまいます。

このような理由により、デビットカードでは基本的にETCカードを作れないようになっています。

ちなみに、「楽天銀行デビットカード」、「イオン銀行キャッシュ+デビット」、「ソニー銀行のVisaデビット付キャッシュカード」や大手銀行が発行する「三菱UFJデビット」、「SMBCデビット」、「みずほJCBデビット」などのデビットカードもETCカードは作れないので覚えておきましょう。

ETCカードが作れるデビットカードは「北國VISAクラシックデビット」

これまで説明してきたようにデビットカードでは基本的にETCカードを作ることはできません。

ただし、石川県に本店を置き、福井・富山・石川の北陸3県で営業している地方銀行の北國銀行が発行してる北國Visaデビットカードであれば、ETCカードの発行が可能となっています。

北國VISAクラシックデビットでETCカードが利用できる理由

なぜ北國VisaデビットカードだとETCカードが作れるのかというと、ETCの利用については利用した日から約3~4週間後に引落しとなるため、即時決済ではなくなるからです。

北國Visaデビットカードを申込みするためには、「北國銀行の口座開設が必須」となります。

そのため、北陸地方以外の方にはメリットがあまりありませんが、北陸地域の方であれば、検討してもよいでしょう。

北國Visaデビットカードの特徴

北國Visaデビットカードは、全国のVISAマークのお店で使えるカードです。クラッシックカードは、年間費はETCカードともに無料。ゴールドカードは初年度無料で、翌年以降5,500円かかります。

現金感覚で使えるデビットカード独自のメリットに加えて、スマホアプリ北國クラウドバンキングを合わせて利用すれば入出金の管理が簡単におこなえることが魅力です。

また、北國Visaデビットカード利用ごとにポイントが貯まり、ポイントは1ポイント1円として北國銀行カード加盟店ほか、北陸のECサイトCOREZOで買い物できます。

そしてほかのデビットカードにはない、ETCカードを発行できることはなによりもうれしいメリット。

ただし、ETCカードの新規お申込受付は、石川県、富山県、福井県住まいの方限定なので注意が必要です。

デビットカードでETCカードを発行する方法

北陸地方にお住まいの方は、デビットカードでETCを利用できますが、ではそれ以外の地域にお住まいの方々はどうすればいいのでしょうか。

ここではクレジットカードなしでETCカードを発行する方法をご紹介。主に3つの方法があります。

  • ETCパーソナルカードならクレカなしでも発行可能
  • ETCカードをレンタルする
  • 法人・個人事業主の方はETCコーポレートカードがおすすめ

ETCパーソナルカードならクレカなしでも発行可能

デビットカードでは基本的にETCカードが作れないことは、理解できたと思いますが、クレジットカードを作りたくないという方や、審査が不安でクレジットカードが作れないという方もいるかも知れません。

そのような方は、クレジットカードなしでも作れる「ETCパーソナルカード」を利用するという方法があります。このカードはクレジットカード会社ではなく、高速道路会社が発行しています。

ただし、審査なしで取得できるETCパーソナルカードですが、実は使い勝手はそれほどよくありません。

ETCパーソナルカードを検討する前に、最低限抑えておきたい注意点を下記にまとめたので参考にしてください。

注意点
  • 年会費1,257円(税込)が発生する
  • 最低20,000円のデポジットを前もって支払う必要がある

クレジットカードの追加カードとして発行されるETCカードであれば、年会費無料のものもたくさんありますが、ETCパーソナルカードは、1,257円(税込)の年会費がかかることに注意が必要です。

また、ETCパーソナルカードを作る際は、最低20,000円以上のデポジットを支払わなければいけません。

これらの注意点を鑑みると、ETCパーソナルカードはあまりいい選択肢とはいえないでしょう。

ETCカードをレンタルする

レンタカー会社では、レンタカーと一緒に会社が所有する法人向けのETCカードを借りることが可能です。ほとんどの大手レンタカー会社はETCカードのレンタルに対応しているので、普段はそれほど車を利用しないという方におすすめです。

ただし、ETCカードのレンタルは、「ETCカード単体でのレンタルができないこと」や「在庫の関係があるため事前予約が必要になるケースがある」などの注意点があります。

そのため、ETCカードのレンタルを希望する場合は、利用するレンタカー会社に事前に確認しておくようにしましょう。

ちなみに、個人向けのETCカードについては、規約に「原則、名義人本人のみが利用可能」と明記されているので、ETCカードの貸し借りをおこなった場合は規約違反になります。

規約違反がバレた場合は、ETCカードの解約やETCカードを紐づけしているクレジットカードの強制退会などのリスクがあるので、個人間でのETCカードの貸し借りはやめましょう。

法人・個人事業主の方はETCコーポレートカードがおすすめ

ETCコーポレートカードとは、法人や個人事業主など仕事で高速を頻繁に利用する方に向けた貸出用のETCカード。

クレジットカードがなくても利用できる上に、高速料金が割引されます。

発行手数料は年間629円かかりますが、日常的に高速を利用する方はとってもお得なサービスです。

出典:NEXCO中日本ドライバーズサイト

ETCカードをお得に利用すならクレジットカードがおすすめ

クレジットカードなしでもETCカードを利用することができますが、よりお得に使いたいのであればやはりクレジットカードを通してETCカードを発行する方がおすすめです。

クレジットカードに付帯する、さまざまなメリットを活用できます。

無料でETCカードが発行できる

レンタルETCやETCコーポレートカードはクレジットカードなしで利用できるとても便利なツールですが、利用するには手数料や料金がかかります。

一方でクレジットカードでは、無料でETCカードを発行できるカード会社がたくさんあることもメリットの1つ。

さらに利用するたびにクレジットカードの付帯するポイントが還元されるなど、トータルで見てクレジットカードを通してETCカードを作る方がお得に利用できたりするのです。

ご自身のニーズに合った方法で、ETCカードの作成をするとよいでしょう。

国内旅行傷害保険など保険や補償がつく

クレジットカードに付帯するサービスとしてよくあるのが、国内旅行などの保険や補償。

旅行などで高速道路をよく利用する方にとってこれらの保険や補償がつくのは心強いですよね。クレジットカードはETCカードが無料で発行できるほか、このような安心も付帯できることがメリット。

旅行のためにETCカードの発行を検討されている方は、今一度クレジットカードの作成を検討されてみてはいかがでしょうか。

審査に不安のある方におすすめのETCカード発行可能なクレジットカード

ここまで「デビットカードでは基本的にETCカードは作れない」、「ETCパーソナルカードは使い勝手が悪い」ということを説明してきました。

やはりETCカードを持つためにはクレジットカードを作成したほうがよいという結論になります。

しかし、クレジットカードを作るためには審査が必要となるため、過去に審査落ちしたことがある方は不安になることでしょう。

そこで、ここではクレジットカードの審査に不安がある人におすすめのクレジットカードをご紹介します。

ETCカード利用でポイント2倍!VIASOカード

三菱UFJカード VIASOカード
三菱UFJニコス VIASOの詳細
おすすめポイント
  • 年会費永年無料!
  • ポイントは自動で現金還元!手続き不要で、用途の制限や無駄がなし!
  • 海外旅行傷害保険サービスが付帯
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 0.5 〜 1%
発行スピード 最短翌営業日
国際ブランド
  • Mastercard®
電子マネー
  • 楽天Edy(エディ)
  • Suica(スイカ)
  • nanaco
  • SMART ICOCA
  • QUICPay(クイックペイ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by 三菱UFJニコス株式会社

VIASOカードは、大手クレジットカード会社三菱UFJニコス株式会社が発行しているカードです。

入会基準は「18歳以上で安定した収入のある方、もしくは学生」となっていて、幅広い層をターゲットとしていることから、一般的に審査が通りづらい学生、主婦、パート、フリーター、就職して間もない社会人、年金受給者も申込みやすいカードといえます。

申込み時に必要なのは本人確認書類のみで収入証明書は不要なため、年収が低くても、安定した収入があれば入会基準を満たせます。

また、VIASOカードを発行している三菱UFJニコスは、信販会社なので審査基準は銀行系のカードと比較すると易しいといえます。

カードの基本情報とETCカードの発行手数料
ETCカード発行手数料(税込) 1,100円
入会基準 ・高校生を除く18歳以上で安定した収入のある方、もしくは学生の方

付帯保険 ・海外旅行保険
・ショッピングパートナー保険
・NICOSネットセーフティサービス
特典 ・ETC料金ポイント2倍
・携帯料金ポイント2倍
・インターネット・プロバイダー料金ポイント2倍

VIASOカードのETCカードは、発行手数料が1,100円(税込)が必要ですが、発行後は年会費無料で維持できます。

また、本カードでVIASOeショップでオンラインショッピングを利用するとポイント還元率が最大10倍となり、お得にお買い物を楽しめます。

楽天ユーザーなら!楽天カード

楽天カード
楽天カードの詳細
おすすめポイント
  • 年会費永年無料
  • 新規入会&利用でポイントがもらえる
  • 安心のセキュリティ
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 1~3%
発行スピード 7営業日程度
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • アメリカン・エキスプレス
  • JCB
電子マネー
  • 楽天Edy(エディ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by 楽天カード株式会社

楽天カードの入会基準は「高校生を除く満18歳以上の方」となっており、公式ページにも「主婦・パート・アルバイトの方でも、カードはお申込みいただけます」と明記されています。

審査は、早ければ申込み後数分とスピーディなことからも、審査の過程がシンプルで審査の最終段階まで進みやすいカードであると推測されます。

楽天カードは楽天株式会社が発行する流通系のカードで、発行枚数を増やすことで利益が大きくなるため、間口の広いカードです。

また、楽天カードは利用限度額を5万円から設定可能となっていることから、カード発行のハードルを低くしていると考えられます。

さらに、カード会社の負担となる入会キャンペーンを常におこなっていることからも、それだけ顧客獲得を重視しているカードといえます。

カードの基本情報とETCカードの発行手数料
ETCカード発行手数料 無料
ETC年会費(税込) 550円
入会基準 高校生を除く満18歳以上の方

付帯保険 ・海外旅行保険
・商品未着あんしん制度
・ネット不正あんしん制度
特典 ・楽天市場でポイント4倍以上
・マクドナルド、ツルハドラッグなどの楽天ポイント加盟店でポイント最大3倍

楽天カードのETCは、「楽天会員のランクによっては年会費が無料」になりますので、楽天でショッピングをする機会が多い人にとくにおすすめのカードです。

ETCカードも即日発行可能!セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナル
セゾンカードインターナショナルの詳細
おすすめポイント
  • 入会金・年会費永久無料
  • ポイントは有効期限なしで、永久不滅!
  • 最短5分で!デジタル発行も
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 0.5%
発行スピード 最短即日発行~3営業日
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • JCB
電子マネー
  • iD(アイディ)
  • QUICPay(クイックペイ)
  • PASMO(パスモ)
  • Suica(スイカ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険
【PR】Sponsored by 株式会社クレディセゾン

セゾンカードインターナショナルは18歳以上であれば専業主婦、学生でも申込み可能で、年会費永年無料のクレジットカードの中でも草分け的な存在のカードです。

発行しているのは大手クレジットカード会社クレディセゾンで、流通系のカードであることから、ターゲット層は広く、審査のハードルも低めのカードといえます。

申込みの際は「印鑑も運転免許証も不要」で、キャッシング利用も推奨していることからも比較的審査に通りやすいカードと推測されます。

セゾンカードインターナショナルはネットで申込み後、審査通過のメールが来たら、最寄りのセゾンカウンターで最短即日でカードを受け取れます。

カードの基本情報とETCカードの発行手数料
ETCカード発行手数料 無料
入会基準 高校生を除く18歳以上で連絡可能な方

付帯保険 セゾン・オンライン・プロテクション
特典 ・永久不滅ポイント
・海外キャッシング可能
・西友、リヴィン、サニーで毎月5%OFF

最短即日発行が可能なカードなので、急いでETCカードが欲しい人にとくにおすすめのカードです。

ETC年会費無料!セディナカードJiyu!da!

セディナカード jiyu!da!
セディナカード jiyu!da!の詳細
おすすめポイント
  • 年会費無料!
  • 毎月の支払額、お支払い方法も自由に決められる
  • 海外でのショッピングご利用でわくわくポイント3倍!
年会費初年度 無料
年会費2年目〜 無料
ポイント還元率 0.5%~10.0%
発行スピード 2~3週間程度
国際ブランド
  • Visa
  • Mastercard®
  • JCB
電子マネー
  • QUICPay(クイックペイ)
  • iD(アイディ)
付帯サービス
ETCカード
家族カード
ショッピング保険
海外旅行保険
国内旅行保険

一般的にクレジットカードの審査基準は、銀行系が厳しく、信販系、交通系は普通、流通系は審査が比較的甘めといわれています。

セディナカードJiyu!da!の発行元であるセディナは信販系のクレジットカード会社です。しかし、スーパーやコンビニとの連携が強く流通系ともいえる面があり、「審査は比較的甘いカード」といえます。

セディナカードJiyu!da!はリボ払い専用のカードということからも、月々の支払金額を抑えたい人を対象として、リボ払いの金利や手数料から利益を得ていることから、利用者を多く取り込みたいと考えられるため、審査は厳しくないといえます。

さらに、入会基準が「高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方」と、収入に関する条件がないのも審査に不安がある人にとって安心できる点です。

カードの基本情報とETCカードの発行手数料
ETCカード発行手数料 無料
入会基準 18歳以上で電話連絡が可能な方
※高校生除く
支払い方法 ・月々払い
・よゆう払い
付帯保険 ・ショッピング保険
・国内旅行保険
・紛失・盗難保険
特典 ・海外キャッシングポイント3倍
・全国のセブンイレブン、ダイエー、イオンでポイント3倍

セディナカードJiyu!da!は、リボ払い専用カードですが、月々の支払金額を大きく設定して利用金額を一括払いすることで、金利や手数料を取られずに、お得に利用できます。

デビットカードでETCカードは発行できるのか?に関するよくある質問

デビットカードでETCカードは使えるのか?

基本的にデビットカードではETCカードを作ることができません。

ただし、石川県に本店を置き、福井・富山・石川の北陸3県で営業している地方銀行の北國銀行が発行してる北國Visaデビットカードであれば、ETCカードの発行が可能となっています。

デビットカードでETCカードが作れない理由はこちらの記事で詳しく説明しています。

三菱UFJデビットカードでETCカードは使えるのか?

デビットカードではETCカードを作ることができないため、三菱UFJデビットカードでもETCカードは使えません。

そのほか、「楽天銀行デビットカード」、「イオン銀行キャッシュ+デビット」、「ソニー銀行のVisaデビット付キャッシュカード」や大手銀行が発行する「SMBCデビット」、「みずほJCBデビット」などのデビットカードもETCカードは作れないので注意しましょう。

北國VISAクラシックデビットのETCカードは誰でも発行できる?

北國Visaデビットカードを申込みするためには、北國銀行の口座開設が必須です。

また、ETCカードの新規お申込受付は、石川県、富山県、福井県住まいの方限定なので誰でも発行できるわけではありません。

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。

デビットカードではETCカードはつくれない!クレジットカードを検討しよう

これまで説明してきたようにデビットカードでは、基本的にETCカードを作ることができせん。

そのためETCカードを作る方法は、審査不要のETCパーソナルカードを作るか、クレジットカード付帯のETCカードを作るかの2つとなります。

ETCパーソナルカードは審査不要で簡単に作ることができますが、使い勝手がよいとはいえません。

そのため、おすすめなのはやはりクレジットカードに付帯するETCカードを作る方法となります。

審査に不安がある人におすすめの比較的審査が甘いクレジットカードがありますので、審査を通りやすくするアドバイスに沿って、ご自分に合うカードを1枚選んで申し込んでみるとよいでしょう。

ライター歴6年。クレジットカードは、楽天プレミアムカード、エポスゴールドカード、リクルートカード、セゾンインターナショナル、MUJIカードを所有。楽天プレミアムカードに無料で付帯する特典「プライオリティ・パス」を愛用して、海外の空港ラウンジ巡りが趣味。クレジットカード付帯の海外旅行保険を駆使して、一年中、安心して海外を飛び回っています。クレジットカードの優待、特典などを比較し、よりお得な活用法を見出し、分かりやすくお伝えしていきたいと思います。

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