ETCカードの割引を利用して賢く節約!50%オフから乗り放題プランまで詳しく解説します! PR

ETCカードの割引を利用して賢く節約!50%オフから乗り放題プランまで詳しく解説します!

ETCカードは、高速道路などの有料道路を利用する際にキャッシュレスで料金所を通過できるので、わざわざ料金所で止まる必要がなく、スムーズに通行できる便利なカードです。

また、時間帯や曜日などによって、50%OFF乗り放題などの割引サービスを受けることができるため、有料道路をよく利用する人にとってはうれしい特典もあります。

しかし、ETCカードをこれから利用してみようと考えている人のなかには、「ETCカード割引サービスってどのように受けるの?」、「割引サービスの種類は?」など、疑問に感じることもありますよね。

ということで、今回は、ETCカードを賢く活用するために知っておきたい、割引サービスの種類や利用方法などについて詳しく説明していきます。

有料道路をよく利用する人は、ぜひ参考にしてみてください。

JCB CARD W

JCB CARD Wの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 1 〜 10.5%
【PR】Sponsored by 株式会社ジェーシービー

エポスカード

エポスカードの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 0.5%~5.0%
【PR】Sponsored by 株式会社エポスカード

ライフカード

ライフカードの詳細
年会費 : 無料
ポイント還元率 : 0.5%~1.5%
【PR】Sponsored by ライフカード株式会社

ETCカードの主な割引サービスは?

ETCカードは、時間帯曜日利用する道路などによってさまざまな割引を受けることができますが、主に一般の人が利用しやすいサービスには、下記のようなものがあります。

ETCカードを利用した主な割引
  • 平日朝夕割引
  • 休日割引
  • 深夜割引
  • アクアライン割引
  • ETC2.0割引

また、ETCカードは、上記以外のほかに、法人や個人事業者向けの割引制度「大口・多頻度割引」や障がいのある人に対して、自立と社会経済活動への参加を支援するための制度「障害者割引」などもあります。

「大口・多頻度割引」や「障害者割引」に関しては、一般の人が利用する機会が少ないと思いますので、ここでは、主に一般の人が利用する機会の多いETCカードの割引サービスについて紹介していきます。

ETCカードの平日朝夕割引サービスは最大50%割引

ETCカードの平日朝夕割引は、平日の早朝と夕方の時間帯に適用される割引サービスです。基本情報は、下記のようになっています。

平日朝夕割引の基本情報
項目 内容
割引率 利用回数によって異なる
対象日時 朝:平日の朝6時から9時
夕方:平日の夕方17時から20時
利用制限 朝と夕方の時間帯のそれぞれ最初の1回のみ
対象車種 すべての車種
対象道路 NEXCO3社(東日本、中日本、西日本)が管理する地方部の高速道路および宮城県道路公社の仙台松島道路(東京・大阪近郊は対象外)
注意点 ETCマイレージサービスの事前登録が必要
ETCレーンの通行が必要

平日朝夕割引は、割引対象となる時間帯にNEXCO3社が管理する地方部の高速道路を利用する、すべての車が対象です。

割引率に関しては後ほど詳しく説明しますが、最大で50%の割引となっているので、お得に高速道路を利用することが可能です。

ただ、平日朝夕割引を利用するためには、「ETCマイレージサービスの事前登録」と「ETCレーンの通行」が必要になるので、この点は注意が必要になります。

また、基本的に平日朝夕割引は、1日の利用回数に制限があり、朝と夕方のそれぞれの時間帯で最初の1回のみに適用されます。同じ時間帯に2回利用することができないので、覚えておきましょう。

ちなみに、平日朝夕割引は、「対象となる時間帯に対象道路の料金所を利用する」ことが条件になります。

たとえば、「入口料金所を5時45分に通行して、10時に出口料金所を通行」は割引対象外ですが、「入口料金所を5時45分に通行して、8時30分に出口料金所を通行」は割引対象になります。

平日朝夕割引サービスの還元率

ETCカードを利用して平日朝夕割引を受けたい人は、還元率が気になりますよね。平日朝夕割引の還元率は、高速道路の月間の利用回数に応じて下記のように異なるので覚えておきましょう。

月間の利用回数と還元率
利用回数 還元率
1回~4回 還元なし
5回~9回 最大100km相当分を約30%分還元
10回以上 最大100km相当分を約50%分還元

平日朝夕割引は、高速道路を月間10回以上利用すると最大で約50%の還元を受けることができます。

還元に関しては、直接割引されるわけではなく、利用月の翌月20日にETCマイレージサービスの還元額(無料通行分)として付与されます。

また、平日朝夕割引とETCマイレージサービスは、併用が可能なので、「平日朝夕割引の還元額」とETCカードの利用で貯まる「ETCマイレージサービスのポイント」の両方を獲得することが可能です。

ただ、平日朝夕割引は、月間の利用回数が5回以上からの適用となるため、5回未満の場合は対象にならないことに注意してください。

平日朝夕割引はETCマイレージサービスの登録が必要

平日朝夕割引を利用するためには、事前にETCマイレージサービスの登録が必須となります。

ETCマイレージサービスとは、ETCカードを登録することで、通行料金の支払金額に応じてポイントがつくサービスです。貯まったポイントは、高速道路などの通行料金の支払いに充てることが可能です。

ETCマイレージサービスの登録は無料ですが、自分で登録手続きをおこなう必要があるので、ETCカードを利用する前に登録を済ませておくようにしましょう。

ちなみに、登録方法は、インターネットまたは郵送になります。インターネットでの登録は、ETCマイレージサービスの公式ページから簡単におこなうことができるので、おすすめの登録方法です。

平日朝夕割引サービスを利用する流れ

平日朝夕割引の利用方法は、下記の手順になります。割引対象の時間帯や道路を利用する人は、手順をしっかりと確認しておくようにしましょう。

平日朝夕割引の利用手順
  1. ETCカードを入手後は、ETCマイレージサービスに登録
  2. 割引対象の時間帯と区間を確認して、ETCレーンを通行
  3. 月の利用回数によって還元率が適用
  4. 翌月20日にETCマイレージサービスの還元額として付与

平日朝夕割引は、基本的にETCマイレージサービスの登録をおこなえば、あとはETCレーンを通行するだけなので、簡単に利用することが可能です。

平日朝夕割引自体には、事前の申込みなどが一切ないので、どんどん活用してみてください。

ETCカードの深夜割引サービスは30%割引

ETCカードは、深夜割引を利用することも可能です。深夜割引の基本情報は、下記のようになっています。

深夜割引の基本情報
項目 内容
割引率 30%
対象日時 毎日0時から4時
利用制限 なし
対象車種 すべての車種
対象道路 NEXCO3社(東日本、中日本、西日本)が管理する全国の高速道路および宮城県道路公社の仙台松島道路(京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は対象外)
その他 ETCレーンの通行が必要

深夜割引は、平日朝夕割引のように利用回数に制限がなく、利用料金から直接30%引かれるので、ETCマイレージサービスへの事前登録も必要ありません。

また、割引を受けるためには、「対象となる時間帯に対象道路の料金所を利用する」ことが必須なので、深夜割引を利用する人は、時間帯に注意しましょう。

ちなみに、深夜割引は、一部の割引を除いて、基本的に併用が不可となっています。同時に条件を満たした場合は、割引率が最も高くなるサービスが適用されるので、覚えておいてください。

深夜割引サービスを利用する流れ

ETCカードを利用して深夜割引を受ける手順は、下記のようになっています。

深夜割引の利用手順
  1. 割引対象の時間帯と区間を確認して、ETCレーンを通行
  2. 当日の利用料金が30%OFF

先に触れたように、深夜割引は、ETCマイレージサービスの登録などが必要ないので、基本的に入口インターチェンジのETCレーンを通行するだけで大丈夫です。

ETCカードの休日割引サービスはお出かけにうれしい30%割引

ETCカードの割引サービスは、土日、祝日の遠出などにうれしい休日割引を利用することも可能です。休日割引の基本情報は、下記のようになっています。

休日割引の基本情報
項目 内容
割引率 30%
対象日時 土曜日、日曜日、祝日、毎年1月2日と3日
利用制限 なし
対象車種 普通自動車、軽自動車(二輪車)
対象道路 NEXCO3社(東日本、中日本、西日本)が管理する地方部の高速道路および宮城県道路公社の仙台松島道路※
その他 ETCレーンの通行が必要
(※)東京・大阪近郊は対象外


休日割引は、土日、祝日、毎年1月2日と3日に適用される割引サービスです。ETCマイレージサービスへの登録などが必要なく、利用料金から直接30%の割引がおこなわれます。

平日朝夕割引や深夜割引と違い、対象車種が普通自動車軽自動車(二輪車)に限定されてしまうものの、一般の人の利用に関しては問題がないかと思います。

また、休日割引は、基本的に、入口または出口の料金所を対象の曜日に通行すれば大丈夫なので、覚えておくとよいでしょう。

ちなみに、休日割引に関しても、深夜割引と同様に一部の割引を除い、重複した利用は不可となっていますので、重複した場合は、最も高い割引率のサービスが適用されます。

休日割引サービスを利用する流れ

ETCカードを利用して休日割引を受ける流れは、下記のようになっています。

休日割引の利用手順
  1. 普通自動車、軽自動車(二輪車)で割引対象の区間を確認
  2. ETCレーンを通行
  3. 当日の利用料金が30%OFF

休日割引は、深夜割引と同様に、入口インターチェンジのETCレーンを通行するだけで適用されるので、休日に車で遠出をする人は、活用してみてください。

東京湾アクアラインもETCカードの利用で割引!

ETCカードを利用する割引サービスには、東京湾アクアライン限定の「東京湾アクアライン割引」というサービスもあります。

対象道路が限定されているので、利用できる人は限られてしまいますが、利用可能な人はぜひ利用してみてください。東京湾アクアライン割引の基本情報は、下記のようになっています。

東京湾アクアライン割引の基本情報
項目 内容
割引率 車両によって異なる
対象日時 毎日
利用制限 なし
対象車種 すべての車種
対象道路 東京アクアライン(浮島ICから木更津金田ICまで)
その他 原則、ETCレーンの通行が必要

東京湾アクアライン割引は、東京湾アクアラインをETCカードによる無線通信で通行するすべての車が対象となる割引サービスです。

利用日時や利用制限などがなく、基本的に毎日利用できる割引サービスになっているので、東京湾アクアラインをよく利用する人にとってはうれしいサービスになっています。

また、基本的には、ETCレーンを通行することが必要ですが、ETCレーンが閉鎖などの理由で利用できない場合は、料金所の係員に申し出ることで適用されるので覚えておきましょう。

東京湾アクアライン割引サービスの料金

東京湾アクアライン割引は、車種によって割引後の料金が下記のように異なります。

東京湾アクアライン割引の割引料金
車種 通常料金 割引料金
軽自動車 2,470円 640円
普通車 3,090円 800円
中型車 3,700円 960円
大型車 5,090円 1,320円
特大車 8,490円 2,200円

上記のように、東京湾アクアライン割引を利用すれば、通行料金を大幅に節約することが可能です。割引率には若干の違いがありますが、約74%割引となっているので、活用してみてください。

ちなみに、東京湾アクアライン割引と一般の人が利用できるほかの割引サービスとの併用は、基本的に不可となっています。

重複する場合は、最も高い割引率の割引となる東京湾アクアライン割引が適用になるので、覚えておきましょう。

新たなサービス「ETC2.0」の利用で割引+便利で快適なドライブが可能!

ETCカードを利用した割引には、ETC2.0を導入している車を対象とした「ETC2.0割引」というものもあります。

ETC2.0は、全国の高速道路に設置されている通信アンテナ「ITSスポット」とETC2.0対応車載器やカーナビ、スマートフォンが双方通信することにより情報を提供して、さまざまなサービスを受けることができる運転支援サービスです。

ETC2.0を利用することによって、渋滞の迂回ルート、災害時の緊急メッセージ、安全運転支援などのサービスを受けることができるので、より安全で快適なドライブが可能になります。

ETC2.0割引の基本情報は、下記のようになっています。

ETC2.0割引の基本情報
項目 内容
割引率 約20%
対象日時 毎日
利用制限 なし
対象車種 ETC2.0対応車載器を搭載したすべての車種
対象道路 圏央道(茅ヶ崎JCT~海老名JCT、海老名~木更津JCT)
新湘南バイパス(藤沢~茅ヶ崎JCT)
その他 ETCレーンの通行が必要

ETC2.0割引は、車種によって若干割引率が異なりますが、約20%の割引となります。

利用制限がなく、毎日利用できる割引サービスですが、対象道路が圏央道と新湘南バイパスに限定されていることや対象車種がETC2.0対応車載器を搭載した車のみということもあり、利用者がかなり限定されてしまいます。

ETC2.0割引サービスの料金

ETC2.0割引の割引料金は、車種によって若干の違いがあるものの、通常料金の約20%割引で高速道路を利用することが可能です。

参考までに、割引が適用される「大井松田から相模原」の料金を下記に紹介しておきます。

大井松田~相模原の利用料金(普通車)
現金 ETC ETC2.0
1,690円 1,480円 1,370円

ETC2.0割引は、割引率がそれほど高くありませんが、ほかの割引サービスが適用になる条件を満たしている場合、最も割引されるサービスが適用されます。

つまり、ETC2.0を導入しておけば、常に最も割引率の高いサービスを受けることが可能ということです。

ETC2.0割引の対象道路はまだ少ないですが、今後も拡大していく予定となっているので、この機会にETC2.0の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

ETC2.0機能を利用する方法

ETC2.0を利用するためには、ETC2.0対応車載器(ETC2.0車載器・GPS付発話型ETC2.0車載器・DSRC車載器)が必要です。

ETC車載器には、カーナビ連動型やスマートフォン連動型などがあるので、用途に合ったETC車載器を選択してみてください。
また、ETC車載器のセットアップに関しては、専門的な知識が必要になるので、ディーラーやカー用品店などの専門店でおこなうようにしてください。

ちなみに、DSRC車載器については、2015年7月1日以降にセットアップしていれば、ETC2.0に対応しているので、セットアップした日を確認しておくとよいでしょう。

そのほかのETCカードで割引を受けられる高速道路

一般の人でも比較的利用しやすいETCカードの割引サービスについて紹介してきましたが、高速道路ごとにおこなっている割引サービスもあります。

ということで、ここでは、道路が限定された割引サービスについて紹介していきます。利用できる人が限られてしまいますが、条件が合う人は、参考にしてください。

首都高速道路の割引サービス

首都高速道路は、交通量を一定の基準にすることを目的として、下記のような割引サービスを実施しています。

首都高速道路の割引サービス
サービス名 対象期間 対象車種
都心流入割引 2026年3月31日まで ETCレーンの通行が可能な全車両
都心流入・湾岸線誘導割引 2026年3月31日まで ETCレーンの通行が可能な全車両

割引サービスを利用するためには、ETCレーンによる通行が必須となるものの、曜日や時間帯を問わず割引を受けることが可能です。

NEXCOの外環道迂回利用割引サービス

外環道迂回利用割引は、首都高速道路の交通量の分散化を目的とした割引サービスです。割引が適用となる条件は、下記のようになっています。

外環道迂回利用割引の適用条件
  • 首都高速道路の都心環状線内の出入口を発着
  • 東京外環道を1ジャンクション間のみ迂回利用して放射高速道路を利用
  • ETCレーンの通行

外環道迂回利用割引は、首都高速道路の都心環状線内の出入口を発着する車が、東京外環道を1ジャンクション間のみ迂回して、放射高速道路を利用すると外環道分が無料になります。

1ジャンクション分の料金が無料になるので、少しでも高速道路の利用料金を節約したい人は、活用してみてください。

ただ、割引が適用されないケースなどもあるので、利用する前にしっかりと条件を確認することをおすすめします。

ETCカードの利用で高速道路の乗り放題プランも多数登場!

ETCカードを利用した割引サービスについて紹介してきましたが、近年は、高速道路の乗り放題プランも多数登場していることをご存じでしょうか。

乗り放題プランは、各道路事業者が企画しているサービスなので、プランの内容が異なることが特徴です。ここでは、おすすめの乗り放題プランをいくつか紹介したいと思います。

お得な定額プランを利用できる「ドラ割」

ドラ割は、期間限定のさまざまなプランが選択可能で、施設の入場割引やプレゼントなどの特典もついてくる、お得に旅行ができるサービスになっています。

利用対象となる車は、ETC車載器を搭載した普通自動車や軽自動車などになりますが、目的地の対象エリア周遊や目的地エリアまでの往復の高速道路料金が一定の金額で利用できるので、おすすめとなっています。

ドラ割は、事前申込みが必要なものの、パソコンやスマートフォンで「E-NEXCO ドラぷら」の公式ページから簡単に申込むことができるので、目的に合ったプランを選択してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、2023年4月時点で選択可能なプランは、下記のようになっているので、参考にしてください。

ドラ割のプランと開催期間
プラン名 開催期間
ツーリングプラン(全国) 2023年4月1日~11月30日(北海道のみ10月31日)
HOKKAIDO LOVE! 道トクふりーぱす 2023年4月1日~10月31日
東北観光フリーパス 2023年4月1日~終了日未定
北関東周遊フリーパス
2023年4月1日~2024年3月31日
新潟観光ドライブパス
2023年4月1日~通年販売
信州めぐりフリーパス
2023年4月1日~2024年3月31日

高速道路料金と宿泊代金がセットになった「速旅 宿泊セットドライブプラン」

宿泊セットドライブプランは、高速道路周遊パスと宿泊施設の商品券がセットになったプランです。

旅行料金には、宿泊施設で利用できる商品券と高速道路利用料金が含まれていて、高速道路利用料金が約50%OFFになるお得なプランになっています。


宿泊セットドライブプランの利用特典は、エリアによって異なるため、公式HPで確認しましょう。

ETCカードの割引サービスを利用するために確認しておきたい情報

ETCカードは、キャッシュレスで高速道路などを利用できるだけでなく、割引サービスが適用されることを紹介してきましたが、割引サービスは、無条件で利用できるというわけではありません。

また、ETCカードを有効活用するために、知っておいたほうがよい情報もあります。

ここでは、ETCカードの割引サービスを利用する際に、最低限知っておきたい情報について紹介していきます。

ETCカードの割引サービスを受けるには基本的にETC車載器が必要!

ETCカードを利用した割引サービスは、原則、ETCレーンを通行した車に適用されるサービスなので、基本的にETC車載器が必要になることを覚えておきましょう。

ただ、ETCカードの利用自体は、料金所の係員に手渡して使うことが可能です。ETCマイレージサービスに登録している場合は、ETCカードで支払った料金に応じてポイントも付与されます。

ETCマイレージサービスとクレジットカードのポイントはまったく別もの

ETCカードに関する質問で多い「ポイント」について説明しておきます。ETCカードは、利用金額に応じて、下記のように2種類のポイントを貯めることが可能です。

ETCカードの利用で貯まるポイント
  • ETCマイレージサービスのポイント
  • クレジットカードのポイント

ETCカードは、ETCマイレージサービスに登録をおこなうことで、利用金額に応じたポイントが付与されます。

また、クレジットカードの追加カードとしてETCカードを発行する場合、クレジットカードのポイントとして付与されるケースも多くあります。

上記の2種類のポイントは、まったく別のポイントプログラムということを覚えておきましょう。

ETCマイレージサービスで貯まるポイントは、利用する道路ごとによって付与されるポイントが異なり、「ポイント数に応じて通行料金に充てられる還元金に交換が可能」です。

一方、クレジットカードのポイントは、クレジットカードごとに内容が異なり、「景品やキャッシュバック、ほかのポイントプログラムへの交換などが可能」です。

つまり、クレジットカードの追加カードとしてETCカードを発行して、ETCマイレージサービスに登録をおこなえば、ポイントの2重取りも可能ということになります。

ただ、クレジットカードのポイントに関しては、ETCカードの利用金額がポイント付与の対象外となっていることもあるので、利用しているカード会社に確認をおこなうとよいでしょう。

ETCマイレージポイントに有効期限はある?

ETCカードは、ETCマイレージサービスに登録をおこなえばポイントを貯めることができますが、ポイントには有効期限があることを覚えおいてください。

ETCマイレージサービスのポイントの有効期限は、「ポイントが付いた年度の翌年度末」となっています。

たとえば、令和4年3月20日についたポイントは令和5年の3月末までが期限になるので、有効期限は、おおよそ1年と考えておくのがよいでしょう。

また、ETCカードを複数枚所有している場合はポイントの複合ができないので、確認忘れがないように注意してください。

ETCカードの割引のまとめ

ETCカードの割引について紹介してきました。ETCカードは、キャッシュレスで高速道路などの有料道路を利用できるだけでなく、割引サービスを利用できるので、高速道路利用料金を節約することが可能です。

また、現在は、ドラ割やドライブパスなどの乗り放題プランが多数登場しています。

乗り放題プランは、季節を満喫できるプランや目的地の周辺をお得にドライブできるプランなどがあるので、目的に合わせて利用してみてください。

ただ、割引サービスや乗り放題プランを利用するためには、ETC車載器の設置が必要なので、その点は忘れないでください。

ETCカードを持っているけど、まだETC車載器を設置していないという人は、この機会にETC車載器の設置を検討してみてはいかがでしょうか。

食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。

…続きを読む

関連記事