クレジットカードの住所変更でおすすめの方法は?変更手続きでよくある質問や注意点も解説します
クレジットカードを保有している人の住所が変わった場合、住所の変更手続きをおこなう必要があります。
しかし、「変更手続きの方法がわからない」、「変更手続きをおこなわない場合はどうなるの?」など、疑問を持つ人もいますよね。
今回は、クレジットカードの住所変更でおすすめの方法や注意点などを紹介していきます。
クレジットカードの住所変更はインターネットがおすすめ
クレジットカードを持っている人が引っ越しなどで住所に変更があった場合は、住所の変更手続きが必要です。
住所変更の方法、手数料、代理人による変更の可否は下記のようになっています。
手続き方法 | インターネット、電話、郵送 |
---|---|
手数料 | 無料 |
代理人による変更 | 不可 |
おすすめは、インターネットを利用した手続き方法です。インターネットを利用した方法は、ネット環境が整っていれば24時間いつでもパソコンやスマホから手続きが可能なので、時間を気にする必要がありません。
また、カード会社によっては、窓口で手続きができる場合もありますが、基本的に対応しているカード会社が少ないので、希望する人は事前に確認しておくとよいでしょう。
なお、引っ越しにともない、今まで利用していた銀行口座を解約する場合は、カード利用料金の引き落とし口座の変更も必要になるので注意してください。
引き落とし口座を変更する場合は、カード会社に連絡をし、必要な書類を提出するようにしましょう。
変更手続きで必要な書類
住所の変更手続きを郵送でおこなう場合は、「変更届(名称はカード会社によって異なる)」が必要になります。
変更届は、カード会社の公式ページや電話で入手することが可能ですが、電話で入手する場合は1週間程度かかることもあるので、時間に余裕を持って手続きをおこなうようにしてください。
また、カード会社によっては、身分証明書のコピーなどの添付を求められるケースもあるので、事前に確認しておくようにしましょう。
ちなみに、カード会社によっても異なりますが、インターネットで手続きをおこなう場合は基本的にネット上で完結するため、書類を提出する手間がないというメリットがあります。
海外に引っ越す人は状況によって手続きが異なる
海外転勤などで転居先が海外になる人は、状況に応じて住所の変更手続きが異なることに注意しましょう。
状況 | 変更手続き |
---|---|
単身赴任などで現在の住所で問題ない場合 | 変更の必要なし |
親、兄弟などが国内にいて郵送物を受け取りできる場合 |
変更先は国内の住所 |
国内で郵送物を受け取れない場合 | カード会社に相談 |
上記のように、基本的に国内で郵送物の受け取りができるときは、国内の住所を登録すれば問題ありません。
ただ、国内で郵送物の受け取りができないときは、「海外に郵送物を発行していない場合」や「有料申込みが必要な場合」など、カード会社によって対応が異なるため、電話で確認しておくことをおすすめします。
また、カード会社によっては、日本国内に居住していないことを理由にカードの解約となる場合もありますので覚えておきましょう。
カードの更新と海外在住時期が重なるときは早期更新を検討
クレジットカードには有効期限が決まっていて、基本的にカードの有効期限が近づくと、カード会社から新しいカードが送られてきます。
しかし、長期間海外に行く予定があり、海外に在住する時期とカードの更新時期が重なる場合は新しいカードを受け取れない可能性があるので、そのような人はカードの早期更新を検討してみてください。
早期更新は、本来のカード更新時期の前に新しいカードを発行してもらうことになるので、新しく発行されたカードを持った状態で海外に行くことができます。
ただ、早期更新は、カード会社によって受付期間などが決められているので、早期更新を検討する人は早めにカード会社に相談をするようしましょう。
住所変更の手続きで注意したいケース
クレジットカードを保有していて住所が変わる人は、基本的に住所変更が必要ですが、変更手続きに関して注意が必要なケースがあります。
ここでは、住所変更で注意したいケースについて紹介していきます。
住所変更とクレジットカードの更新時期が重なるとき
引っ越しなどで転居するタイミングとカードの更新時期が重なるときは、変更手続きのタイミングによっては新しいカードが届かない可能性があることに注意が必要です。
たとえば、カードが発行されてから郵送されるまでには数日間必要ですが、その間に住所変更をおこなっても、変更前の住所にカードが郵送されてしまい、新しいカードを受け取ることができません。
ですので、転居する時期とカードの更新時期が重なるときは、変更手続きをする前に一度、カード会社に相談することをおすすめします。
カード会社に相談をおこなえば、新しいカードの発行を変更手続き後に合わせてもらうことが可能です。
キャッシュカード一体型クレジットカードの住所変更をするとき
キャッシュカードと一体型のクレジットカードの住所変更をする場合は、それぞれのカードで住所変更が必要になる場合があることに注意が必要です。
また、カード会社によっては、同時に変更ができることもありますが、その場合も専用の変更届が必要になるケースが多いので覚えておきましょう。
ですので、キャッシュカードと一体型のクレジットカードの住所変更をおこなったあとは、それぞれの住所が変更されていることを確認するようにしてください。
住所変更の手続きでよくある質問
クレジットカードに登録した住所の変更方法や変更手続きの注意点などについて紹介してきましたが、最後に変更手続きでよくある質問や知っておきたい情報について紹介しておきます。
変更手続きはいつまでにおこなえばよい?タイミングは?
住所の変更手続きをおこなう期間について気になる人も多いと思いますが、基本的に変更手続きの期間は決まっていません。
ただ、住所の変更手続きが完了していない場合は、重要な案内などが届かない可能性があるので、できるだけ早めに手続きをおこなうようにしましょう。
また、住所の変更手続きをおこなうタイミングは、転居後が一般的です。
カード会社によっては、住所が変わる前に変更手続きをおこなえる場合があるので、転居前に変更手続きをおこないたい人は、カード会社に確認するようにしてください。
郵便局への住所変更届だけではいけないのか?
引っ越しなどで住所が変わった場合は、郵便局への住所変更届を提出し、必ずクレジットカードの住所変更もおこないましょう。
郵便局への住所変更届だけ提出した場合、カードの利用明細書は1年間転送してもらうことができますが、新しいカードは転送されません。
また、カード会社から督促状などの重要な知らせが届かない可能性がありますので、しっかりとカード会社で住所変更の手続きをする必要があります。
クレジットカードの住所変更まとめ
クレジットカードを保有している人は、引っ越しなどで住所が変わったら、必ず変更手続きをおこなってください。そうしないとカード会社からの郵送物が届かなくなります。
また、住所変更の期間は決まっていませんが、手続きを忘れてしまう可能性もあるので、基本的に手続きは早めにおこなうようにしましょう。
- 変更手続きはインターネットがおすすめ
- 変更手続きは早めにおこなう
- 変更手続きをおこなわない場合は、更新時期に新しいカードが届かない
食品や雑貨商品などを扱うライター・編集を経て、マネ会を担当。クレジットカードのポイント還元や特典だけでなく、各カード会社の戦略やマーケティングにも興味あり。普段使っているクレジットカードはJALカードで、実家への帰省の際には、貯めたマイルを特典航空券に交換している。ヤフオクやヤフーショッピングで買い物をする際には、ヤフーカードも使用。体を動かすことが好きで、定期的にジムで筋トレ。機会あれば、山へハイキングに出かけ、帰りの温泉を楽しむ。