アコムACマスターカードの審査に落ちた9つの原因と対処法を解説!
「ACマスターカード」は、他のクレジットカードを発行できなかった方でも審査に通ったという口コミがあります。
しかし、中にはクレヒス状態が悪いなどが原因で審査に落ちてしまうことも。
一度審査に落ちると、再審査でも落ちる可能性が高いため、他のカードに申し込む方が確実です。
本記事ではACマスターカードの審査に落ちた原因について解説します。
アコムACマスターカードで審査落ちする9つの原因
アコムACマスターカードの審査に落ちてしまう主な原因は以下の9つです。
一つづつ詳しく紹介していきます。
審査落ちの原因①過去にアコムで何かしらのトラブルを起こしている
クレジットカードは、申込みをするクレジットカードのランクやカード会社によって審査が異なります。
アコムACマスターカードの場合、カードの発行元が大手消費者金融会社のアコムですので、審査もアコムがおこなうことになります。
ですので、過去にアコムで何かしらのトラブルを起こしてしまっている人は、審査に通過することが難しくなってしまいます。
審査落ちの原因②専業主婦や無職で安定した収入がない
アコムACマスターカードの特徴として、クレジットカードというよりは、カードローンに近いということを覚えておきましょう。
アコムACマスターカードは、基本的にカードローン機能が備わっているクレジットカードです。そのためクレジットカードの審査というよりは、カードローンの審査に通過できるかどうかがポイントになります。
ちなみに、一般的なクレジットカードの多くは、収入に関する条件が明記されていないことも珍しくありませんが、アコムACマスターカードの申込み条件は、「安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方」となっています。
申込み条件が「本人に安定した収入のある方」ですので、パート、アルバイトなどをしていない専業主婦や無職の人はアコムACマスターカードを作ることができません。
審査落ちの原因③借入れ総額が年収の3分の1を超えていた
アコムACマスターカードは、アコムが発行するカードローン機能つきのクレジットカードなので、貸金業法という法律が適用されます。
貸金業法には、総量規制といって、「借入れ総額が年収の3分の1まで」という年収に対する借入れ総額の規制があります。
総量規制が適用となる商品の利用によって、借入れ総額が年収の3分の1程度になってしまっている場合は、アコムACマスターカードの審査で落ちてしまいます。
ちなみに、総量規制の対象となる主な商品は、下記のようになります。
- 消費者金融会社のカードローン(※)
- クレジットカードのキャッシング枠
上記のように、総量規制の対象となるのは、カードローンだけでなく、クレジットカードのキャッシング枠も含まれるので、覚えておくとよいでしょう。
審査落ちの原因④クレヒス状態が悪かった
アコムACマスターカードに限らずですが、クレジットカードの審査では、信用情報機関で顧客の信用履歴、クレヒス(クレジットヒストリー)の照会をおこないます。
クレヒスの状態が悪い人や信用履歴に傷がある人は、審査で不利になる可能性が高くなります。
また、過去に債務整理の経験や支払いに対する長期期間の遅滞がある人は、信用情報機関に名前が載ってしまい、いわゆるブラックと呼ばれる状態になっている可能性があります。
ブラックの状態になってしまうと、下記の期間は信用情報機関に名前が載ってしまい、審査で落ちる可能性も高くなるので要注意。
金融事故の種類と、信用情報機関に名前が載る期間は以下です。
金融事故 |
日本信用情報機構 (JICC) |
シーアイシー (CIC) |
全国銀行個人信用情報センター (JBA) |
---|---|---|---|
3ヶ月以上の遅延 | 5年 | 5年 | 5年 |
強制解約 | 5年 | - | 5年 |
債務整理 | 5年 | 5年 | 5年 |
自己破産 | 5年 | 5年 | 10年 |
自分の信用情報については、各信用情報機関に問い合わせをおこなえば開示してもらうことが可能です。
アコムACマスターカードの審査に落ちてしまい、「もしかしたらブラックかもしれない」と感じた人は、ほかのクレジットカードなどの申込みにも影響するので、確認しておくことをおすすめします。
審査落ちの原因⑤複数社から借入れをしていた
アコムACマスターカードは総量規制があることを紹介しましたが、総量規制の範囲内でも、複数社から借入れをおこなっている場合は、多重債務者となり審査に落ちる可能性があります。
一般的に、複数以上のカードローンやクレジットカードのキャッシングの利用がある場合は多重債務者となるので、目安として覚えておくとよいでしょう。
審査落ちの原因⑥在籍確認ができなかった
アコムACマスターカードの審査は、基本的に在籍確認がおこなわれます。在籍確認がとれない場合は、審査に通るのは難しくなります。
ただ、申込みの際に在籍確認を避けたい旨をアコムに伝えれば、在籍確認が免除されることもあるので、今後、アコムACマスターカードの申込みを考えている人は、参考にしてください。
ちなみに、在籍確認が免除される場合は、代わりに所定の書類の提出が必要になるので、アコムの指示に従うようにしてください。
審査落ちの原因⑦申込内容に虚偽の情報があった
アコムACマスターカードの審査で落ちてしまった人は、申込内容に虚偽の情報があった可能性も考えられます。
仮に、意図しない間違いであっても虚偽の情報と判断される可能性が高いので、申込内容はしっかりと確認するようにしてください。とくに、住所や電話番号は間違えやすい項目なので、注意が必要です。
審査落ちの原因⑧複数のクレジットカードに同時申込みをしていた
アコムACマスターカードの審査に落ちてしまった原因のひとつとして、複数のクレジットカードに同時に申込みをしてしまい、多重申込者となってしまっていた可能性が考えられます。
先に紹介した信用情報機関では、カードの申込情報も6ヶ月間記録されています。
カードの申込情報が消える前に複数のクレジットカードに申込みをしてしまうと、「何かしらの問題がある人なのでは?」と考えられてしまうため、審査に落ちる可能性が高くなります。
一般的に、多重申込者の目安は、「6ヶ月以内に複数の申込み」となるので、これからアコムACマスターカードの申込みを考えている人は注意してください。
審査落ちの原因⑨属性に問題があった
アコムACマスターカードの審査に落ちてしまう主な原因について紹介してきましたが、今まで紹介してきた内容はすべて問題ないという場合、属性に問題がある可能性が考えられます。
アコムではスコアリング審査といって、申込者の職業や勤続年数などの属性を点数化して、一定の点数を超えた場合のみ審査に通過できるという方法を採用しています。
点数に関してはブラックボックスとなっているので、明確に答えることは難しいのですが、勤続年数が短い人、アフィリエイトで生計を立てている人、フリーランスの人などは信用が低くなってしまう傾向があります。
スコアリング審査の対象は、基本的にアコムACマスターカードの申込みの際に記入した情報がすべて対象となるので、覚えておくとよいでしょう。
アコムACマスターカードの再申込みは可能?
アコムACマスターカードの審査に落ちてしまっても、再申込みは可能です。ただ、再申込みをおこなう場合は注意点があります。
先に触れましたが、クレジットカードの申込情報は信用情報機関に6ヶ月間記録されます。
つまり、アコムACマスターカードの審査に落ちてしまった人の場合は「以前、アコムACマスターカードに申込んだ」という情報が6ヶ月間残ることになるため、すぐに再申込みをおこなっても再度審査で落ちてしまう可能性が高くなります。
ですので、アコムACマスターカードの再申込みをおこなう場合は、最低でも6ヶ月以上の期間を空けてから再申込みをするようにしてください。
また、再申込みをおこなうにしても、前回と同じ状態で審査を受けてしまっては、再度審査で落ちてしまう可能性が高いので、審査落ちの原因で改善できることがあれば改善するようにしてください。
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アコムACマスターカードの審査に落ちたけど、すぐにカードが必要なときの対処法は?
審査に落ちてしまったけど、すぐにクレジットカードもしくは、クレジットカードの代わりになるカードが必要な場合、以下の2つの代替案が挙げられます。
ここでは、アコムACマスターカードの審査に落ちてしまった場合の代替案を詳しく紹介しておきます。
家族カードをつくる
ACマスターカードの審査に落ちてしまった人でクレジットカードが必要な人は、家族カードに申込むという方法があります。
家族カードの審査は本会員が対象となるため、アコムACマスターカードの審査に落ちたことで不利になることはありません。
また、本会員と同等のサービスを受けることができるケースも珍しくないのでおすすめです。
ただ、家族カードを作るためには、家族内にクレジットカードを持っている人がいることが条件となることやクレヒスを積むことができないというデメリットもあります。
デビットカードに申込む
アコムACマスターカードの利用目的にもよりますが、単純にキャッシュレスで買い物をしたいということであれば、デビットカードに申込むという手段もおすすめです。
デビットカードは、基本的に口座を持っていれば審査なしで作成することができるので、アコムACマスターカードの審査に落ちたからといって不利になることは一切ありません。
また、カードで使用できる金額は口座に入っている分のみとなるため、クレジットカードのように使い過ぎてしまうということもなく、計画的に買い物ができます。
ちなみに、デビットカードは、家族カード同様にクレヒスを積むことができないので、その点は覚えておいてくださいね。
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ただ、24歳以上の人は、「2年目以降1,100円(税込)の年会費がかかってしまう」ことに注意が必要です。
年会費に関しては、年間10万円以上の利用で翌年も無料となりますが、条件をクリアしないと年会費がかかってしまうので、この点はデメリットになってしまいます。
アコムACマスターカードの審査に関するよくある質問
アコムACマスターカードに関するよくある質問にお答えします。
ACマスターカードで再審査して通過する方法はある?
ただしACマスターカードの申込情報は6ヶ月間記録されるため、最低でも6ヶ月以上の期間を空けてから再審査をするようにしてください。
ACマスターカードの審査落ちの原因についてはこちらで詳しく紹介しています。
ACマスターカードに落ちた人でも作れるカードはある?
またクレジットカードの審査はカード会社によって基準がことなるため、他社のクレジットカードならつくれるかもしれません。
審査に落ちた人におすすめのクレジットカードはこちらで詳しく紹介しています。
アコムACマスターカードに落ちたときの対処法のまとめ
アコムACマスターカードの審査に落ちてしまい、すぐに何かしらのカードが欲しい人は、こちらで紹介している代替案を参考にしてみてください。
とくに、家族カードやデビットカードは、すぐに作成できる可能性が高くおすすめです。
また、アコムACマスターカードは、カードローン機能が付帯されているクレジットカードなので、審査の基準が一般的なクレジットカードと若干異なります。
アコムACマスターカードの審査で落ちてしまい再申込みを考えている人や、これから申込みを検討している人は、審査落ちする原因を確認しておくようにしてください。
2008年青山学院大学国際政治経済学部卒。在学時にファイナンシャル・プランナー(FP)の資格を取得。 2012年に株式会社サイバーエージェントに入社し、Ameba事業部にて編集に従事。 2018年8月にCyberOwlへ異動し、マネ会の編集長就任。FPの知識を活かして、クレジットカード、カードローン、キャッシュレスの記事作成に携わる。難しいことをわかりやすく伝えるがモットー。 ラグジュアリーカード<Titanium Card>とセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードをメインに、アメックスゴールドやJCBゴールド、楽天カードなど10枚以上のクレジットカードを保有。