豊田信用金庫カードローンのメリット・デメリットは?審査についても解説!

豊田信用金庫カードローンのメリット・デメリットは?審査についても解説!

愛知県豊田市の豊田信用金庫では、使いみち自由のカードローンを3種類提供中です。

3種類の豊田信用金庫カードローンにはどんなメリット・デメリットがあるのか、どんな審査なのかなど徹底解説していきます。

豊田信用金庫を利用している方、これから利用したいと考えている方は参考にしてみてください。

豊田信用金庫カードローンと大手カードローンの違いを解説

豊田信用金庫で提供している使いみち自由のカードローンは次の3種類です。

豊田信用銀行カードローンの種類
  1. 「豊田信用金庫カードローン」
  2. 「とよしんきゃっする」
  3. 「カードローンビッグ」

次に上記の豊田信用金庫カードローン3種類と、大手カードローンと比較していきます。

大手カードローンの内訳は消費者金融カードローン(プロミス、アコム、アイフル)、銀行カードローン(みずほ銀行カードローン、三井住友銀行カードローン、三菱UFJ銀行カードローンバンクイック)です。

会社名・商品名 金利(年) 限度額 最低返済額 提携ATM利用手数料
豊田信用金庫カードローン 12.00% 100万円まで 10,000円 有り
とよしんきゃっする 6.50%~14.00% 500万円まで 10,000円 有り
カードローンビッグ 4.70%~13.00% 500万円まで 10,000円 有り
プロミス 4.50%~17.80% 500万円まで 1,000円 有り(三井住友銀行提携ATM無料)
アコム 3.00%~18.00% 800万円まで 1,000円 有り
アイフル 3.00%~18.00% 800万円まで 4,000円 有り
みずほ銀行 2.00%~14.00% 800万円まで 10,000円 条件付きで月4回までコンビニATM時間外手数料無料
三井住友銀行 1.50%~14.50% 800万円まで 2,000円 提携コンビニATM無料
バンクイック 1.80%~14.60% 500万円まで 1,000円 提携コンビニATM無料

大手銀行カードローンより低金利

「豊田信用金庫カードローン」では金利一律年12.00%となっており、大手銀行カードローン年14.00%~14.60%の上限金利より低いです。

「カードローンビッグ」の上限金利年13.00%も大手銀行カードローンより低くなっていますが、「とよしんきゃっする」の上限金利年14.00%はみずほ銀行と変わりません。

豊田信用金庫カードローン3種類とも固定金利型を採用しており、借入れ全期間で金利固定です。

一方、三井住友銀行やみずほ銀行、バンクイックといった大手銀行カードローンでは変動金利型となっています。

固定金利型より変動金利型のほうが通常時の金利が低くなりやすいものの、豊田信用金庫カードローンでは固定金利型であっても低金利です。

「豊田信用金庫カードローン」は少額融資向け

大手カードローンの限度額は500万円・800万円までですが、「豊田信用金庫カードローン」では100万円までの設定です。

「豊田信用金庫カードローン」は少額融資向けと考えてください。

「とよしんきゃっする」「カードローンビッグ」の限度額は500万円までとなっており、大手カードローンと比べても遜色ありません。

100万円以上の融資を受けたい時は「豊田信用金庫カードローン」ではなく「とよしんきゃっする」「カードローンビッグ」を選びましょう。

最低返済額が高め

最低返済額の低いカードローンは毎月の返済が楽になるというメリットがある反面、返済期間が長くなり利息分が多くなるというデメリットがあります。

プロミスやバンクイックなど最低返済額の低い大手カードローンが見られますが、豊田信用金庫カードローン3種類とも最低返済額10,000円の設定です。

大手カードローンの中では高めの最低返済額を設定しています。

豊田信用金庫カードローンのメリットをご紹介

次からは豊田信用金庫カードローンにあるメリットをご紹介いたします。

来店不要型で申込みできる

「豊田信用金庫カードローン」では来店不要型のWEB完結申込みを用意しています。

本人確認書類として運転免許証またはパスポートを提出できる方は、申込みから契約までWEB上で完結です。

画像化した本人確認書類をアップロードし、WEB上で契約した後はローンカードが自宅に届けられます。

ローンカードを受け取りした後は、最寄りのATMにて融資スタートです。

WEB完結は200円の印紙代が不要

来店型「豊田信用金庫カードローン」では契約時に200円の印紙代を支払わなければなりません。

しかし、WEB完結「豊田信用金庫カードローン」では200円の印紙代が不要です。

大きなメリットではありませんが、200円節約できることには変わりありません。

高めの限度額で低金利

「カードローンビッグ」では、次のような4種類の金利レートを用意しています。

金利レート
  1. プレミアムレート→年4.70%
  2. ファーストレート→年6.00%
  3. セカンドレート→年9.50%
  4. サードレート→年13.00%

10万円~500万円まで12種類の限度額コースに応じた金利レートが設定される仕組みになっています。

サードレートは200万円以下の限度額で設定、セカンドレート以上は250万円以上の限度額で設定される仕組みです。

「カードローンビッグ」は比較的高い限度額コースでも、低金利での借入れが期待できる信金カードローンです。

豊田信用金庫カードローンのデメリットをご紹介

豊田信用金庫カードローンにはメリットがある代わりに、次のデメリットがあります。

正式な申込み時に来店が必要

「とよしんきゃっする」「カードローンビッグ」では、仮審査合格後の正式な申込み時に来店しないといけません。

申込みから融資スタートまで、一度は来店が必要になるため、来店不要で済ませたい方はWEB完結型「豊田信用金庫カードローン」を選びましょう。

健康保険証だとWEB完結で申込みできない

「豊田信用金庫カードローン」では運転免許証やパスポートの他、健康保険証も本人確認書類として提出できます。

しかし、健康保険証しか持っていない方は「豊田信用金庫カードローン」へのWEB完結申込みができません。

運転免許証、パスポート、両方とも持っていない方は来店型で申込みしてください。

豊田信用金庫の口座が必要

「豊田信用金庫カードローン」へWEB完結で申込みするには、豊田信用金庫の口座が必要です。

「とよしんきゃっする」「カードローンビッグ」でも他金融機関の口座しか持っていない方は、契約時までに豊田信用金庫口座を新規開設しないといけません。

新規口座開設する手間を省きたい方は、大手カードローンに申込みしたほうが便利です。

申込みは豊田信用金庫の営業区域内の方だけ

豊田信用金庫カードローン3種類ともに、申込みは豊田信用金庫の営業区域内の方に限られます。

豊田信用金庫の本支店があるのは愛知県豊田市、岡崎市、刈谷市、みよし市、安城市、日進市、大府市、知立市、豊明市、瀬戸市、尾張旭市、春日井市、西尾市、設楽町、額田郡、名古屋市、長久手市、岐阜県上矢作町、串町、長野県、上伊那郡根羽村です。

豊田信用金庫の本支店がない区域に居住している方、住所がある方、勤務している方、事務所がある方は他社のカードローンに申込みしてください。

豊田信用金庫カードローンが向いている人と向いていない人を紹介

次に豊田信用金庫カードローンが向いている人を紹介いたします。

向いている人
  • 豊田信用金庫の会員資格を持っている人
  • 来店する手間を省きたい人(WEB完結型)
  • ローンカードで借入れしたい人

信用金庫は営業区域で集めた資金を、営業区域へ還元する仕組みになっています。

信用金庫から融資が受けられるのは、会員資格を持っている人です。

信用金庫の会員資格を得られるのは、営業区域内の人だけとなります。

豊田信用金庫カードローン3種類全てで、豊田信用金庫の会員資格を持っている人だけが申込み可能です。

豊田信用金庫カードローンが向いていない人は次のとおりです。

向いていない人
  • 豊田信用金庫の会員資格を持っていない人
  • 急ぎで融資を受けたい人
  • 振込融資を受けたい人

豊田信用金庫カードローンでは、振込融資には対応していません。

ローンカードで借入れするのが基本となる信金カードローンです。

WEB完結型の「豊田信用金庫カードローン」では契約手続き後、10日ほどでローンカードが自宅に届きます。

「とよしんきゃっする」「カードローンビッグ」でも正式な申込み時に来店しないといけないため、融資スタートまで日数がかかるのが基本です。

急ぎで融資を受けたい人は、プロミスやアコム、アイフルなど大手消費者金融カードローンのほうが利便性が高くなります。

豊田信用金庫カードローンの審査について

豊田信用金庫カードローンへ申込みすると仮審査がスタートし、次のような流れで進んでいきます。

仮審査の流れ
  1. 申込み内容の確認
  2. 本人確認
  3. 個人信用情報への照会
  4. 勤務先への在籍確認
  5. 仮審査の結果連絡

豊田信用金庫カードローンへ申込みする際には個人情報や勤務先情報の申告が必要です。

個人情報は本人確認や個人信用情報への照会、勤務先情報は在籍確認に必要なため正しい情報を申告してください。

申込み内容の確認は、自宅または勤務先に電話がかかってきます。

自宅または勤務先に電話がかかるのでは都合が悪いという方は、携帯電話を指定すると良いでしょう。

保証会社がカードローンの種類によって異なる

カードローン申込者に保証審査をおこなっているのが、金融機関と契約している保証会社です。

豊田信用金庫ではカードローンの種類によって保証会社が次のように異なります。

保証会社
  • 「豊田信用金庫カードローン」→保証会社しんきん保証基金
  • 「とよしんきゃっする」→保証会社信金ギャランティ
  • 「カードローンビッグ」→保証会社オリエントコーポレーション

しんきん保証基金や信金ギャランティは、信金の個人向けローンで保証審査をおこなう保証会社です。

信金の個人向けローンで遅延や滞納など、返済状況に問題ある方は「豊田信用金庫カードローン」「とよしんきゃっする」の審査が不利になる可能性があります。

一方、銀行や信金など全国様々な金融機関の個人向けローンで保証審査をおこなっているのが、大手信販会社のオリエントコーポレーションです。

オリエントコーポレーションが提携する金融機関の個人向けローンで返済状況に問題がある方は、「カードローンビッグ」の審査に注意してください。

「豊田信用金庫カードローン」の審査基準

WEB完結型と来店型の「豊田信用金庫カードローン」では以下の申込み条件を設定しています。

豊田信用金庫カードローンの申込み条件
  • 年齢20歳以上65歳未満の個人の方
  • 限度額30万円・50万円はパート・アルバイト・主婦可
  • 限度額100万円は安定継続した収入がある方(会社員の方は同一勤務先で勤続年数2年以上/事業主の方は同一事業同一場所で営業年数2年以上)
  • しんきん保証基金の保証が受けられる方
  • 豊田信用金庫の会員資格を持っており、豊田信用金庫の営業区域内の方
  • 反社会的勢力ではない方

上記の申込み条件を見ると、限度額30万円・50万円より限度額100万円のほうが厳しい審査基準であるとわかります。

2年以内に転勤した会社員の方は、安定継続した収入があっても限度額30万円・50万円になると考えておきましょう。

「豊田信用金庫カードローン」の審査を受ける際に注意したいのが、しんきん保証基金保証付きの消費者ローン残高です。

しんきん保証基金保証付きの消費者ローン(他信金も含む)で3,000万円を超える残高がある方は、「豊田信用金庫カードローン」利用不可となる恐れがあります。

消費者ローンで3,000万円を超えるまで残高が膨らむ方は少ないでしょうが、残高が多すぎる方は審査が不利になる可能性大です。

「とよしんきゃっする」の審査基準

「とよしんきゃっする」では次の申込み条件となっています。

とよきんきゃっするの申込み条件
  • 年齢20歳以上65歳以下の個人の方
  • 安定した収入がある方(パート・アルバイト可)
  • 申込人の配偶者に安定した収入のある専業主婦の方
  • 信金ギャランティの保証が受けられる方
  • 豊田信用金庫の会員資格を持っており、豊田信用金庫の営業区域内の方
  • 反社会的勢力ではない方

「とよしんきゃっする」の申込み条件には、勤続年数といった文字が見当たりません。

しかし、限度額の高いコースでは一定以上の勤続年数が求められると考えたほうが良いでしょう。

パート・アルバイトの方も「とよしんきゃっする」の審査基準に入るものの、低めの限度額が設定されるものと考えてください。

「カードローンビッグ」の審査基準

「カードローンビッグ」では次のような申込み条件です。

カードローンビッグの申込み条件
  • 年齢20歳以上60歳以下の個人の方
  • 安定した収入がある方(パート・アルバイト可)
  • 申込人の配偶者に安定した収入のある専業主婦の方
  • オリエントコーポレーションの保証が得られる方
  • 豊田信用金庫の会員資格を持っており、豊田信用金庫の営業区域内の方
  • 反社会的勢力ではない方

審査基準は金利の低いカードローンほど、高くなるのが一般的です。

「とよしんきゃっする(年6.50%~14.00%)」と「カードローンビッグ(年4.70%~13.00%)」を比べると後者のほうが低金利となります。

「とよしんきゃっする」より「カードローンビッグ」のほうが高めの審査基準であると予測可能です。

豊田信用金庫カードローンの借入方法

豊田信用金庫カードローンの借入方法はATMです。

「豊田信用金庫カードローン」では豊田信用金庫ATMは勿論のこと、全国の信用金庫ATMなどから借入れできます。

「しんきんゼロネットサービス」により、平日8時45分~18時00分、土曜9時00分~14時00分の時間帯は入出金ともに信用金庫ATM利用手数料は無料です。

信用金庫ATMを利用する際は、「しんきんゼロネットサービス」のステッカーがあるかどうか確認してみてください。

「とよしんきゃっする」「カードローンビッグ」では全国の信用金庫ATM、提携金融機関ATMの他、コンビニ提携ATMも利用可能です。

豊田信用金庫カードローンの返済方法について

豊田信用金庫カードローンへの毎月の定例返済は口座からの自動引き落としです。

毎月10日に以下の返済額が引き落としされます。

「豊田信用金庫カードローン」
限度額 返済額
30万円 10,000円
50万円 15,000円
100万円 20,000円
「とよしんきゃっする」
限度額 返済額
~50万円 10,000円
50万円超~100万円 20,000円
100万円超~200万円 30,000円
200万円超~300万円 40,000円
300万円超~500万円 50,000円
「カードローンビッグ」
限度額 返済額
~1万円未満 残高全額
1万円以上~50万円 10,000円
50万円超~100万円 20,000円
100万円超~200万円 30,000円
200万円超~300万円 40,000円
300万円超~400万円 50,000円
400万円超~500万円 60,000円

カードローンの返済用口座が残高不足だと引き落としができずに遅延扱いになってしまいます。

毎月10日の返済日が過ぎる前に、口座残高がどの位あるのか確認したいところです。

豊田信用金庫ではとよしんアプリを用意しており、手元にあるスマートフォンで口座残高や入出金明細が確認できます。

豊田信用金庫の口座を開設し、キャッシュカードが手元に入ったら、とよしんアプリをスマートフォンにインストールすると良いでしょう。

随時返済も可能

豊田信用金庫カードローンでは毎月の定例返済の他、随時返済もATM(豊田信用金庫ATMや信用金庫ATMなど)よりおこなえます。

ATMで随時返済する時は、豊田信用金庫のローンカードを忘れずに持参してください。

豊田信用金庫カードローンのまとめ

豊田信用金庫カードローンは営業区域内の方に限定した信金カードローンです。

大手カードローンのように全国対応ではありませんが、地域密着しており親しみやすいのが特徴の一つとなります。

地元の信金から低金利で借入れしたい時にも便利ですが、急ぎで借入れしたい時には不向きという点には注意しましょう。

学生時代には月間1,000万PV規模のWebメディアでインターンを経験。 SI系のベンチャー企業での勤務を経て、2017年に株式会社サイバーエージェント入社ののち株式会社CyberSS(現:CyberOwl)に異動。 クレジットカードはアメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)とJAL Global WALLET、キャッシュレスではLINE Payを愛用中。 釣りが趣味で船、陸問わず釣りに行く。どこかにマイルを使って南の島に釣りに行くのが目標。

…続きを読む

豊田信用金庫カードローンの融資条件

融資額 貸付利率(実質年率) 遅延損害金(利率)
公式サイト参照 公式サイト参照 公式サイト参照
返済方式 返済期間・回数 担保・保証人
定額返済/随時返済 しんきん保証基金が保証いたしますので担保・保証人は原則必要ありません。
返済期日 お申し込み資格 お試し審査
毎月10日 ・満20歳以上満65歳未満の個人の方 ・貸越極度額30万円、50万円の場合は、パート・アルバイト、主婦の方もご利用いただけます。 ・貸越極度額100万円の場合は、安定継続した収入がある方で、下記の勤続(営業)年数の制限があります。 ・(一社)しんきん保証基金の保証が受けられる方 ・当金庫の会員資格のある方 (1)当金庫の営業地区内に住所または居所を有する方 (2)当金庫の営業地区内の事業所に勤務されている方および事業所を有する方 ・反社会的勢力でない方 なし
必要書類
運転免許証(未取得の場合はパスポート等)※外国人の方は在留カード

豊田信用金庫カードローンの会社情報

商号豊田信用金庫
本社所在地愛知県豊田市元城町1丁目48番地
登録番号東海財務局長(登金)第55号
所属協会

関連記事