福島銀行の2つのおすすめローンと“絆”をつなぐ独自の取り組み
福島県福島市に本店を置く福島銀行は、1922年に設立されてから100年近くの歴史を持つ地方銀行です。
長い歴史から培われた信頼感や安心感も魅力ですが、とくに大きな魅力のひとつが、利用者のニーズに合わせた多種多様な商品展開。なかでもカードローンの「フリーライフ」と「ニューイーベ」は、インターネットから気軽に申込めるカードローンとして人気です。
さらに、福島銀行は「ふくぎん“絆”リレープラン」という施策を打ち出し、商品やサービスの提供を通じて「お客様との絆を大切に、お客様同士の絆を創造し、次の世代に繋ぐ」ための取り組みを推進しています。
本記事では、そんな福島銀行が展開しているローン商品の魅力や、福島銀行の“絆”をつなぐ独自の取り組みについてご紹介します。
福島銀行の2つのおすすめローンについて担当者に聞いてみました
福島銀行では、以下のように数多くのローン商品を展開しています。
ローンの種類 | 商品名 |
---|---|
マイカーローン |
・ふくぎんマイカーローン「車助」 |
教育ローン |
・ふくぎん教育ローン「学問の助」 |
カードローン |
・カードローン「グラン・フリー」 ・カードローン「フリーライフ」 ・カードローン「ニューイーベ」 ・カードローン「イーベ」 ・ふくぎん教育カードローン「学問の助」 |
フリーローン |
・フリーローン「かりるゾウ」 ・フリーローン「らくらくラクダ」 ・フリーローン「グラン・フリー」 ・フリーローン「ニューイーベ」 ・フリーローン「イーベ」 ・フリーローン「フリーライフ」 ・ふくぎん給振ローン |
目的別ローン |
・ふくぎん目的別フリーローン |
年金受給者向けローン |
・年金受給者向けローン「シニアサポート」 |
女性向けローン |
・キャリアアップ応援ローン「智のたしなみ」 ・ビューティーローン「美のかがやき」 ・シングルマザー応援ローン「愛のはぐくみ」 |
住宅ローン |
・福銀住宅ローン ・ふくぎん「プレミアム500」 ・無担保住宅ローン「ナイスアシスト」 ・フラット35 ・ふくぎんスマートライフ |
リフォームローン |
・復興応援リフォームローン ・福銀リフォームローン |
教育ローン「学問の助」や、女性のキャリアアップのための資格取得や習い事に関する費用に使える「智のたしなみ」など、多様な商品展開だけでなく、個性的なネーミングも魅力的ですね。
なかでも、今回紹介したいのは福島銀行のカードローン商品です。
カードローンとは、何度も借入れ・返済ができる、原則として使いみち自由なローン商品です。1枚用意しておけば限度額内でいつでもお金を借りることができるので、いざというときのために持っておくと安心です。
ちなみに、福島銀行のカードローンのCMには、「あなたサイズのカードローン」というキャッチフレーズが登場します。
福島銀行 あなたサイズのカードローン
このキャッチフレーズのとおり、福島銀行では金利や限度額などの特徴が異なる複数のカードローン商品が展開されているので、自分のニーズにぴったりの商品を選ぶことができます。
福島銀行の使途自由(※)なカードローンは、下記の4種類です。
商品 | 金利(年) | 限度額 | 来店不要 |
---|---|---|---|
カードローン「グラン・フリー」 | 3.8%~13.8% | 10万円〜1,000万円 |
× |
カードローン「フリーライフ」 | 4.8%〜14.6% | 10万円~500万円 |
○ |
カードローン「ニューイーベ」 | 3.8%~13.8% | 10万円〜1,000万円 |
○ |
カードローン「イーベ」 | 6.5%,9.0%,14.6% | 10〜300万円 | × |
福島銀行のカードローンは、消費者金融などの大手カードローンに比べて低めの金利帯や、最大1,000万円と大型融資も可能な限度額が魅力的です。
なかでも「フリーライフ」と「ニューイーベ」は、インターネットから申込めるうえ、来店不要で手続きが可能なので、使い勝手に優れたおすすめのカードローンといえます。
- カードローン「フリーライフ」
- カードローン「ニューイーベ」
そこで、上記2つの商品について、福島銀行の長南 真海(ちょうなん まみ)さんに詳しいお話を聞いてみました。
①来店不要でPC・スマホから申込可能!「フリーライフ」
福島銀行の代表的なカードローンのひとつが、「フリーライフ」です。
金利 | ・年4.8%〜年14.6% |
---|---|
利用限度額 | ・10万円〜500万円 |
申込条件 |
・お申込時、年齢が満20歳以上68歳未満の方 ・安定した収入のある方 ・保証会社の保証が受けられる方 ・福島銀行の営業エリア内にお勤めまたはお住まいの方 |
利用用途 | ・自由(事業性資金を除く) |
利用限度額は最大500万円までなので、ちょっとした出費などには十分対応可能です。
- PC・スマホから来店不要で申込める
- アルバイト・主婦の方でも利用可能
- 福島銀行との取引がない方でも利用可能
「フリーライフ」の大きなメリットは、PC・スマホから24時間、来店不要で申込むことができる点です。
店頭窓口に来店したり、順番を待ったりする時間と手間を省略できるので、平日の日中に忙しい方にとっても利便性が高い商品となるでしょう。
フリーライフは、来店不要でお電話・インターネットから簡単にお申込みいただけます。
また、審査結果はクイック回答でお伝えしているので、お急ぎの方にもおすすめな商品です。
また、「フリーライフ」はアルバイト・主婦の方や、 今まで福島銀行を利用したことがない方でも申込可能で、利用者の対象の幅が広いのも特長です。
銀行のカードローンは申込条件が厳しいものもありますが、その点「フリーライフ」は申込みやすいカードローンだといえるでしょう。
ちなみに、福島銀行のカードローン「ニューイーベ」もアルバイト・主婦の方からの申込みに対応しています。
ただし、「ニューイーベ」にアルバイト・主婦の方が申込む場合は、 利用限度額30万までという条件付き。そのため、アルバイトや主婦の方で「30万円超を借りたい」という方は、「フリーライフ」を利用するといいでしょう。
来店不要で申込めるとのことですが、契約する際は来店が必要になるのでしょうか?
契約は郵送、もしくは来店で可能です。郵送でお手続きいただく場合は来店不要で契約することができます。
ただし、契約を急いでいる場合は来店がおすすめです。
②全国から申込可能!カードローン「ニューイーベ」
「福島県に住んでいないけれど福島銀行のカードローンを利用したい…」そんな方におすすめなのが、福島銀行のカードローン「ニューイーベ」です。
ニューイーベは全国からの申込みに対応しているので、福島県に住んでいない方でも申込むことができます。具体的なスペックや利用するメリットを見ていきましょう。
金利 | ・年3.8%~年13.8% |
---|---|
利用限度額 |
・10万円〜1,000万円 ・Web完結型で申込む場合は300万円以下 ・主婦・パート・アルバイトの方は30万円以下 |
申込条件 |
・申込時年齢が満20歳以上満70歳未満の方 ・安定継続した収入のある個人の方 ・福島銀行の審査基準に適合される方 ・保証会社の保証が受けられる方 ・Web完結型で申込む場合は申込時点で福島銀行の普通預金口座をお持ちの方 |
利用用途 | ・自由(事業性資金を除く) |
- 全国から申込可能
- 来店不要で契約まで完結できる
- 年3.8%~年13.8%の低金利
ニューイーベは全国から申込可能、WEB完結にも対応しているなど、使い勝手のよさが魅力です。
ニューイーベは、全国から来店不要でお申込みいただける点がおすすめです。契約書の記入や印鑑も不要なので、WEB完結でご利用いただけます。
ただし、「ニューイーベ」をWEB完結で利用するためには、申込時点で福島銀行の普通預金口座を持っている必要があるので注意してください。
なお、福島銀行バンキングアプリなどを利用してインターネットで口座開設ができます。口座を持っていない場合は、WEB完結ではなく郵送での手続きが必要になります。
また、「ニューイーベ」では年3.8%~13.8%と、下限・上限ともに「フリーライフ」よりも低めの金利が設定されています。
下表のように、大手消費者金融や大手銀行カードローンの上限金利の相場と比較しても、金利面での魅力が大きい商品だといえるでしょう。
商品 | 上限金利 |
---|---|
「ニューイーベ」 | 年13.8% |
大手消費者金融 | 年17〜18% |
メガバンクの銀行カードローン | 年14%台 |
なお、「フリーライフ」と「ニューイーベ」のどちらのカードローンを利用しようか迷っている方は、下記の表を参考にしてみてください。
おすすめ商品 | 申込者の特徴 |
---|---|
「フリーライフ」 |
・申込時点で福島銀行の口座を持っていない方 ・アルバイト・主婦で30万円超を借りたい方 |
「ニューイーベ」 |
・福島銀行の営業エリア外から申込みたい方 ・金利にこだわってカードローンを選びたい方 |
現時点で福島銀行の口座を持っていない方には、福島銀行と取引がなくても利用できる「フリーライフ」がおすすめです。
また、アルバイト・主婦の方がまとまった金額を借入れたい場合には、「ニューイーベ」だと借入額が30万円以下に制限されてしまうので、「フリーライフ」のほうが利用しやすいでしょう。
それに対して、福島銀行の営業エリア外にお住まいの方には、全国から申込可能な「ニューイーベ」が適しています。
さらに、「ニューイーベ」のほうが「フリーライフ」よりも低めの金利設定なので、金利にこだわって商品を選びたい方にもおすすめの選択肢といえます。
預金やローンで福島から“絆”をつなぐ!福島銀行の独自の取り組みをご紹介
福島銀行のカードローンと一緒にぜひ知って頂きたいのが、福島銀行そのものの魅力です。
福島銀行では中期経営計画『新生ふくぎん3Cプロジェクト』の主要施策「ふくぎん“絆”リレープラン」における「お客様との絆を大切に、お客様同士の絆を創造し、次の世代に繋いでいきます。」の方針に則り、様々な施策を打ち出しています。
例えば、企業創生のサポートや地域の活性化を目的とした社会貢献活動などです。
そのなかでもとくに力を入れているのが、ボランティアや子育ての支援活動。福島銀行では「次世代を担う子どもたちのために貢献したい」との考えから、国連で採択された持続可能な開発目標『SDGs』の目標に着目し、以下のような独自の取り組みを進めています。
- 預金で障がい者スポーツを支援
- 「子どもたちの居場所」を支援するための寄付型ローンを展開
もちろん、福島銀行がおこなっている取り組みは上記の2つだけではありません。とはいえ、すべてを紹介するのは難しいので、ここでは上記の2点に絞って福島銀行の取り組みを紹介します。
預金で障がい者スポーツを応援!寄付型定期預金「エール」
福島銀行では、 SDGsの取り組みにより障がい者の支援・ボランティア活動に力を入れています。その活動の一環で生まれたのが、障がい者スポーツ応援寄付型定期預金「エール」です。
エールは、残高の一部を福島県障がい者スポーツ協会へ寄付することを目的として作られたローン商品。たくさんの方からの賛同を得ているということもあり、2020年3月31日時点では預入残高100億円を達成しました。
また、今年からは支援活動を拡大し、定期預金の預入対象者を個人のお客様だけでなく法人のお客様も対象にしたことで、より多くの方が利用できるように。
寄付をしてくれた利用者の方には、以下のようにそれぞれ特典も用意されています。
個人の場合 | 抽選で30名に作曲家古関裕而のCD「スポーツ日本の歌~栄冠は君に輝く~」を贈呈 |
---|---|
法人の場合 | 福島銀行のホームページ・新聞広告に「SDGsの取り組みに賛同し、障がい者スポーツを応援する企業・団体等」として企業・団体名を掲載することができる |
東北初!子育て支援「寄付型ローン」
福島銀行では、子育て支援「寄付型ローン」(ふくぎん子ども絆ローン)という事業性融資商品を展開しています。
子育て支援「寄付型ローン」は、一定の融資残高目標額を達成する都度、子育て支援のための寄付をする、という仕組みのローン商品です。
寄付の対象は主に「ふくしまこども食堂ネットワーク」などの子育て支援を行う団体や個人。福島銀行の「次世代を担う子どもたちのために貢献したい」という考えが見事に具現化されていますね。
ふくぎん子ども絆ローンの取り組みが始まった陰には、どのような想いがあったのでしょうか?
福島銀行ではSDGsの考え方をお客さまと共有し、「持続可能な開発目標」の取り組みを一緒に進めてまいりたいと考えています。
当商品を通じてお客さま同士の絆を繋ぐとともに、多くのお客さまが持つ子育て支援に協力したい気持ちを形にし、福島の未来を担う宝(子ども)が健やかに成長する一助としたいという思いを込めて、寄付型ローンである「ふくぎん子ども絆ローン」の取り扱いを開始しました。
まとめ
今回の記事では、福島銀行のカードローンや、福島銀行がおこなっている独自の取り組みについて紹介しました。
長年にわたって福島県民を金融の側面から支えてきた福島銀行では、次の世代に絆をつなぐため、数々の取り組みを進めています。
もちろん、ローン商品展開も利用者のニーズを細かく汲み取った納得のラインナップとなっているので、ローンを利用する際にはぜひ検討したい借入先といえるでしょう。
とくにカードローン商品のひとつ「フリーライフ」は、来店不要で審査スピードも速いため、いざというときの借入先としてはおすすめです。「カードローンの利用を考えている」という方は、この機会に検討してみてください。
<参考>
・福島銀行公式サイト
株式会社福島銀行 ソリューションプラザ福島