フリーローンの審査・金利はカードローンとどう違う?特徴も解説 PR

フリーローンの審査・金利はカードローンとどう違う?特徴も解説

テレビで毎日のようにCMが流れ、すっかりポピュラーな存在になったカードローン。

今では日本国民の1,000万人以上は利用した経験があると言われ、利用者以外にも消費者金融の名前などは知られています。

ではなぜカードローンはこれほどまでに世間に広がったのでしょう?

それはカードローンが、数あるローンの中でも使い勝手が良いなど様々な特徴があったからです。

そして実はそんなカードローンと同じように、便利で使いやすいローンがあります。それがフリーローンです。

今回はカードローンと比較しながらフリーローンの特徴について説明していきます。

アコムのバナー 【PR】Sponsored by アコム株式会社
アイフルのバナー 【PR】Sponsored by アイフル株式会社

フリーローンとカードローンの概要

まずはフリーローンとカードローンの概要を解説します。

フリーローンとは

フリーローンはフリー(自由)という名前がついているように、使用目的が問われないという特徴があります。

フリーローンは有担保と無担保のものがあり、主に銀行やろうきんが取り扱っています。

なお、住宅ローンやマイカーローンなどのように使用目的が決まっているローンは目的別ローンと呼ばれます。

カードローンとは

対してカードローンとは無担保でお金を借りることができるローンで、銀行、ろうきんや消費者金融が取り扱っています。

カードローンを利用するには審査を受け、それに通過した方だけにカードが発行されます。

お金を借り入れする時にはそのカードを利用するので、カードローンと呼ばれています。

カードローンの特徴

無担保で借りる事ができる

カードローンは無担保でお金を借りることができるローンです。

住宅ローンやマイカーローンの場合、完済するまでローン提供先の銀行などに住宅や車を担保に取られる場合があります。

そのため、ローンが返済出来なくなると、家や車を取られてしまうことがあります。

しかし、カードローンの場合は個人の信用を元にお金を貸し出すので、担保なしでお金を借りる事ことができます。

使用目的が問われない

カードローンは借りたお金の使い道を制限されません。

住宅ローンやマイカーローンでは、家を買う、車を買うという風にお金の使い道が限定されています。

しかしカードローンでは、事業目的以外であれば原則として何に使っても自由です。

お金を使う目的が複数ある場合に、利用できます。

限度内であれば何度でも借り入れできる

カードローンは審査で決められた限度額内であれば、繰り返し借り入れすることができます。

例えば審査で限度額を10万円と決められると、10万円借りてその後5万円を返せば、また5万円借りることができます。

即日融資にも対応している

消費者金融系のカードローンでは、その多くが即日融資に対応しています。

特に大手は申し込みから借り入れまでの時間が早く、最短1時間程度でお金を借りることができます。

フリーローンの特徴

有担保も無担保もある

カードローンが無担保で個人の信用度を元に貸し出すのに対して、フリーローンでは有担保のものと無担保のものがあります。

一般的に有担保の方が金利が低く、限度額が高く設定されています。

使用目的に制限がない

フリーローンもカードローンと同じように原則的に使用目的に制限がありません。

ただし、事業目的、他のローンの借り換え、目的別ローンと同じ用途(車を買うなど)として使うことは認めていない会社が多いようです。

使ったことを証明する書類が必要な場合がある

原則として使用目的に制限はありませんが、申し込み時に何に使うか申請が必要になり、借り入れ後には申請通りに使ったか証明する書類を提出しなくてはいけない場合があります。

完済するまでは次の借り入れはできない

カードローンとの最大の違いは、現在借りている金額を完済するまで新たに借り入れすることができないという点です。

例えば、限度額が10万円あっても、5万円を借りてしまうと5万円を完済するまでは、新たに借入をすることができません。

フリーローンとカードローンの審査について

カードローンもフリーローンも利用するには審査を受ける必要があります。

この2つの中では、カードローンの方が審査が厳しいといわれています。

なぜかと言うと、カードローンでは利用限度額内で何度も繰り返し借り入れができるのに対し、フリーローンは完済するまで新たな借り入れができないためです。

何度も借り入れができるということはその分完済までに時間がかかり、借り入れ額も大きくなっていく傾向があります。

そうすると貸し倒れのリスクが高くなってしまうので、繰り返し借り入れができるカードローンの方が、審査が厳しくなっていると言われているのです。

審査で見られる項目

カードローンもフリーローンも審査で見られる項目は基本的に変わりないといわれています。

大きな違いは、フリーローンの場合、勤続年数が1年以上などハッキリと条件を記載しているローン会社がある点です。

ローン会社によっては、この基準を満たすまで審査の対象として扱われません。

一般的にローンの審査で見られる項目は以下となります。

個人情報 自宅情報 勤務先情報 借り入れ状況
氏名
生年月日
性別
家族構成
電話番号
自宅の電話番号
郵便番号
自宅住所
住まいの種類(持家or賃貸)
勤務先名
郵便番号
住所
所属部署
電話番号
社員数
雇用形態
入社日
年収
業種
職種
健康保険証の種類
他社からの借入件数
他社からの借入金額
今回の借入希望額

一般的なフリーローンの審査の流れ

フリーローンの申し込み方法は店頭、電話、郵送、ネットなどの方法があります。

今回は、銀行に来店して申し込んだ場合の説明をします。

審査の流れ
  1. 来店申し込み:個人情報、職場情報、借り入れ状況などを記入します。来店の場合だと職員の方に相談をすることもできます。
  2. 仮審査:一般的に仮審査の結果は、翌営業日にでることが多いです。
  3. 仮審査結果の報告:申し込み者に電話などで審査結果を報告します。
  4. 本審査:仮審査に通った場合、銀行から届いた書類に記入し郵送、または銀行に出向き書類に記載します。この時に在籍確認があります。
  5. 借り入れ:手続き完了後に借入が可能になります。場合によっては、借り入れたお金を何に使用したかを証明する書類を提出する必要があります。
カードローンの審査基準や落ちる原因、通過のコツを解説!

審査の際の注意

カードローンもフリーローンも使用目的は原則として自由ですが、ギャンブルや投資と答えてしまうと審査が厳しくなってしまいます。

また、フリーローンは申し込み時に使用目的をハッキリさせる必要があり、

これが曖昧だと審査に落ちてしまったり、借り入れ後に使用したことを証明する書類の提出を求められることがあります。

金利で比べてみると

次は金利で比べてみましょう。
 
カードローンの金利は消費者金融で4.0%〜18.0%、銀行で3.0%〜15.0%というのが一般的です。
 
カードローン同士で比べると消費者金融が金利が高く、逆に銀行系が金利が低いが審査が厳しいという特徴があります。

提供先 金利 限度額
アイフル 年4.50%〜18.0% 500万円
アコム 年3.0%〜18.0% 800万円
プロミス 年4.50%〜17.8% 500万円
SMBCモビット 年3.0%〜18.0% 800万円
ノーローン 年4.9%〜18.0% 300万円
みずほ銀行カードローン(※) 年2.0%〜14.0% 800万円
三井住友銀行 カードローン 年1.5%〜14.5% 800万円
りそな銀行カードローン(りそなカードローン) 年3.5%〜12.475% 800万円
(※)住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%〜13.5%です

ではフリーローンの金利はどうかというと、カードローンと比べるとかなり低いものとなっています。

2桁を下回っている所が多く、特に都市銀行の場合だと大半が5.0〜6.0%になっており、かなり低金利となっています。

ちなみに消費者金融で100万円以下の借り入れをおこなうと、上限金利である18.0%が適用されるケースが多いため、都市銀行系のフリーローンを利用すれば10%以上低い金利で借り入れすることもできます。

金利の低さは目的別ローンには及びませんが、カードローンの半分の金利で借り入れできるというのは、利用者からするとかなり大きなポイントです。

提供先 金利 限度額
みずほ銀行 多目的ローン 変動金利5.875% 
固定金利6.550%
300万円
三井住友銀行 フリーローン 無担保の場合変動金利5.975%
有担保の場合変動金利2.775%~2.975%
無担保の場合10万円~300万円
有担保の場合50万円~1億円
りそな銀行 りそなプレミアムフリーローン 固定金利6.0% 500万円
ソニー銀行 一般ローン 変動金利4.505%
固定金利4.5%
300万円
住信SBIネット銀行 Mr.フリーローン 3.775%~12.0% 10万円から1,000万円
大和ネクスト銀行 フリーローン 4.0%~9.5% 10万円~500万円
イオン銀行 おまとめローン・フリーローン 固定金利3.8%~13.5% 30万円~700万円
PayPay銀行 借り入れが100万円未満の場合は変動金利17.75%
借り入れが100万円以上の場合は変動金利14.75%
10万円~200万円

フリーローンとカードローンどっちがおすすめ?

すぐにお金が必要な方はカードローンがおすすめ

今すぐに、お金が必要な方はカードローンがおすすめです。

カードローンは即日融資に対応している会社が多く、大手消費者金融を選べば申し込みから借り入れまで1時間程度で済んでしまう場合もあります。

それに対しフリーローンでは、申し込みをしてからお金を借りるまでカードローンより時間がかかる事が多いです。

一般的に5営業日ほど時間がかかり、最短のところでも3営業日ほどは時間がかかってしまいます。

そうなると、病気やケガなどの止むを得ない状況で、お金が急に必要になった場合にフリーローンでは対応できないので、お急ぎの方にはカードローンがおすすめです。

【PR】Sponsored by アコム株式会社 【PR】Sponsored by アイフル株式会社 【PR】Sponsored by SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 【PR】Sponsored by 新生フィナンシャル株式会社

低金利で借りたい方はフリーローンがおすすめ

反対に審査が終わるまで数日待てるという方は、比較的に金利の低いフリーローンの利用がおすすめです。

金利が高いと返済する利息も多くなります。

ローンを利用している方は、ただでさえお金が必要なのにこれでは悪循環に陥ってしまいます。

急ぎの用で無い方は、低金利で返済額を抑えるよう心がけた方が賢明です。

1度きりしか借りない方はフリーローンがおすすめ

フリーローンは1度借りると、借りた分を完済するまで新たに借り入れをすることはできません。

不便な様ですが、利用目的が明確に決まっている方にとっては、繰り返しお金を借入する必要は無いので、返済を計画的に出来るフリーローンがおすすめです。

まとめ

本記事ではフリーローンとカードローンの違いについて解説しました。

お金を借りる点ではフリーローンもカードローンも違いはありませんが、フリーローンの方が、カードローンより金利が低くなる場合が多いです。

フリーローンは、一度借りると返済が終わるまで、繰り返し借り入れできない点に注意しましょう。

何度も借り入れをする可能性がある方はカードローンがおすすめです。

気になるけど、なかなか話しづらい。けどとても大事な「お金」のこと。 日々の生活の中の身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知ってて得する、為になるお金の情報を更新していきます。

…続きを読む